K-1WGP
2019.12.01
#MOVIE

~よこはまつり~」
◆主催・著作 K-1実行委員会
◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
◆運 営 株式会社グッドルーザー
◆後 援 日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社
横浜市営地下鉄ブルーライン『新横浜駅』7番出入口より、徒歩4分
JR新幹線『新横浜駅』東口より、徒歩5分
JR横浜線『新横浜駅』北口より、徒歩5分
ダメージが残って見える山浦に岡嶋は右スト、ヒザと攻める。山浦は足がフラついているが、ここは乗り切り初回を終える。
佐野は立ち上がった久保へさらに右ローを加えて2Rを終える。
斗麗は連打でフィニッシュに入り、パンチ一辺倒にならず、ヒザ、ミドルと織り交ぜる。しかしTETSUもフックを打ち込み逆に斗麗をフラつかせる。息を吹き返したTETSUは斗麗に襲い掛かり、鼻血の見られる斗麗は組みつきでレフェリーから注意される。TETSUの右ストレートを浴びると斗麗はここでも組みついてしまいレフェリーからイエローカードを受ける。時間終了までTETSUはダウンを奪わんと迫るが、斗麗は跳びヒザ、左右フックで反撃。
立ち上がったブランドンに卜部は三日月蹴りを打ち込み、さらにブランドンを失速させる。卜部はさらに三日月蹴り、跳びヒザを放ち、これによるものかブランドンは鼻から出血が見られる。
「コンニチハ。1年リングから離れていましたが、また戻ってこれて嬉しく思います。クリス、試合をしてくれてありがとう。ベルトも無事守ることができ嬉しく思います。日本で試合ができて嬉しいです。またこうやって試合をして、こういう勝ち方を見せて行きたいと思います」
2R、佐々木は右ミドルを続行。鈴木の左ミドルの直後に右インローを返し、やはり鈴木に左ミドルを出しづらくさせる。佐々木は右ストレートを顔とボディに打ち分ける。鈴木が反撃に前へ出て左ミドルを放たんとしても、佐々木はスッと下がって距離を開ける。佐々木は左ショートフックをヒット。鈴木の左ミドルは手でさばき、逆に右ミドルを返し、右ストレート・左フックも佐々木は入れていく。佐々木は鈴木の動きを見切っているかのように前蹴り、ミドル、インローと自在に攻撃を繰り出す。
3R、鈴木は左ミドルを連打して前に出る。佐々木は右ストレート、右ローと放ち、正面ではなく左側へややズレて立ち、鈴木の左ミドルの照準に入らない。そして距離を開け、鈴木が前に来ると左ショートフックを当て、さらに右インローも継続して鈴木に当てる。鈴木の意識を上下に散らす佐々木は右ストレート、上段前蹴りとヒット。鈴木は接近戦で左右フックを当てるが、佐々木に打ち返され後が続かない。逆に佐々木は右ストレートで鈴木に腰を落とさせ、しかしこれはロープに救われる。判定は29-28、30-28、30-28の3-0で佐々木。本戦初出場の鈴木にK-1の門番として立ちふさがった。
■試合後の佐々木大蔵選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)今日は横浜アリーナというすごく大きな会場で、ことし3月のさいたまスーパーアリーナに続く大きな会場でやらさせてもらって、花道からすごく気持ちよくリングにインできたかなと思うとともに、試合では一つ見せ場を作りたかったなという部分で、今後に向けて課題の残る試合だったなと個人的には思います。鈴木選手もすごく強い選手なので、その選手に勝利できたことは、一つ僕の中で自信につながったかなと思うんですが、その後に先輩であるヒデさんがホームランを打ってしまって、僕の試合がなくなってしまったかのような感じです。ちょっと悔しさが残るんですが、まあでも、ここで一つ、自分の自信につながる試合になったかなと思います。
(試合前、戦い方への意識が変わってきたと話していたが?)自分のやりたいことは試合を重ねていく上で出てきてるという実感がありながら、インターバルを挟んでいく感じで、インターバル中もトレーナーの方とやりとりするのも、練習通りというか、だんだんと試合とマッチしてきてる部分があるんで、あとはそこでもう一つ攻めきるというか、もう一歩踏み出す部分が必要だなというのは、そこは変わらず課題として残ってしまったなというところですね。
(ファンにメッセージを)本日もたくさんのご来場、そしてAbemaTVでもたくさんの方がご覧になられていると思います。本当に皆さんの応援、声援、力が僕たちの力になっているので、その人たちの期待をさらに、いい意味で裏切れるような試合をしていくことが、一つ大きな課題だと思うので、それを克服する姿を皆さんに届けていけるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いします」
■試合後の鈴木勇人選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)情けないのひと言ですね。(佐々木選手と当たって足りなかったと感じた部分は?)ペースを掴ませてくれなかったというのはありますね。自分の武器であるミドルがいい具合に外されて、ずっとペース掴めなくて、そのままズルズル行っちゃった気がします。(経験の差を感じた?)正直、感じましたね。『こういうことか』というのは、向き合ってみて感じた部分はありますね。(ファンにメッセージを)必ずリベンジします」
山崎のマイク
「今日は本当にたくさんの応援ありがとうございました。久しぶりにKO遠のいていたんですけど、またゴールデンフィスト復活ということでお願いします。12月に安保選手とゲーオ選手が試合をしますが、またそれに向けて準備していきますので、よろしくお願いします」
■試合後の山崎秀晃選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)今日は横浜アリーナ、K-1一発目ということで、たくさんの仲間に応援に来てもらえて、こういう結果で終えれて、よかったなと思います。まあでも必ずKOで、いい勝ち方で締めようと思ってたんで、まあ思ってたよりは早く終えれたなとは思いますけど、形としては思い描いた勝ち方で、よかったです。
(久々に「山崎秀晃を怒らすと怖い」という試合でしたが)そうですね。ちょっと入場前の煽り映像でああいうことを言われてたんで、ちょっと戦い方のプログラムを変更しました。(直前に?)直前にです。前室で、直前に変えました。
(そのへんも含めての復活?)そうですね。まあでも大きい意味では、やっぱりアグレッシブファイトというか、効かせるパンチ、効かせる攻撃というのを体現できたんじゃないかと思います。(これで一気にタイトルマッチが見えてきたと思うんですが)ありがとうございます。まあでも、運営側がしっかり決めていただいて。僕はとりあえずは最高の形でアピールできたんじゃないかと思いますけど。まあいつでもできるように、仕上げて待つだけです。
■試合後の瑠久選手のコメント
2R、神保も城戸に合わせサウスポーとなる。しかしすぐオーソドックスに戻る。城戸は蹴りの間合いを保ち、神保の足にローを蹴る。そして神保が前に来たところへ右フックをカウンターで合わせてヨロめかせる。城戸は足へのロー、横蹴りを続行しながら顔へのフックでも脅かす。神保は左右のストレートを伸ばし、城戸の顔面をとらえる。城戸は飛び込んでの右ストレートをかわされるが、その直後にバックブローを決めダウンを奪う。ダメージのある神保に城戸は左ストレートと右フックで襲い掛かり、再びダウンを与えてKOした。
城戸のマイク
「はい、どうもきーちゃんです! 横浜アリーナ、10年ぶりに帰ってきました。煽り映像どうでした? (場内の歓声に)嬉しい! 神保選手、俺の書いたセリフを言ってもらってありがとうございます。来年東京オリンピックが開かれます。僕はK-1は五輪競技に選ばれるべき競技だと思います。だからK-1でもドーピングチェックをやってほしい。武尊とよく話をするんですけど、ドーピングチェックはお金が掛かります。僕はスポンサーを見つけてきて、正々堂々と戦いたいのでよろしくお願いします。健全なK-1を! よろしくお願いします」
■試合後の城戸康裕選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)ウケましたね、煽り映像! いやーよかった。そこのリベンジはできましたね。今日は2勝ということで。2戦2勝ということで。ありがとうございいます。(試合については?)あー、ハイ(笑)。どっちの試合ですか? 後の試合ですか? 前の試合ですか?(後の試合で)自分が予想してたところかなっていう感じの試合ですかね。距離とかそこらへんの取り方。テクニック勝負というところで神保君も言ってたんですけど、テクニックは絶対に負けない自信があったんで、そこらへんですかね。あと、体力とかスタミナとかも、ぶっちゃけ僕全然あるんで、怖さとか全然なかったですね。自分がやりたいことを全部出したって感じですね。全部は出してないですよ、むしろ。何を出そうかなって。僕、引き出しがメチャクチャあるんですよ。すげえ多すぎちゃって、引き出しが。『ああ、これ後ろ回し蹴りか』みたいな。いろいろありすぎて、どうしようかな、何で倒そうかなって感じでした。
(フィニッシュは引き出しの中の一つと)そうですね。左ストレートで倒そうかなって思ったんですけど、左ストレートに行ったら『あ、入んなかったな』ってパッと開けた引き出しにバックブローがあったんで、パッと出したと。(試合後にドーピングの話がありましたが、単純な尿検査じゃなく、オリンピックレベルでやりたいと?)そうですね、尿検査でいいと思うんですよ。要は僕はステロイド系、パワーがハンパじゃない。やっぱりステロイドって寿命を絶対に短くしますし。やっぱりそういう風な競技であっちゃいけないし、実際にK-1でガッと有名になって業績を残した後に早く死ぬっていうのは、僕は絶対によくないと。そこは絶対にいいものにしなきゃいけない。それをやって、ガッとスター選手になった、じゃあ本当は、この人がやらなかったら、今まで戦ってきた相手の人とかは、実は本当はスターになってたかもしれない。それが、ぶっちゃけ僕らかもしれないんですよね。それで日の目を浴びて。こっちからしたら、ただの被害者でしかないんですよ。ズルいじゃないですか。だいたいステロイドをやると、普通のパンチ力、キック力が3倍になるって言われてるんですね。だから要は、こうやって戦ってて、顔に触れる練習をしさえすれば、絶対に倒せるんですよ。『えっ、これで倒れんの?』って試合を、今までいくつか見てきたと思うんですけど。フワッと顔に触れただけで、グランと相手がKO負けするみたいな試合。だいたいそういうのって、やってる可能性が高いんで。そういうのは僕は許さないんで。そういうことは絶対によくないし、今後のK-1に向けても僕は絶対によくないと思うんですよ。日本の立ち技格闘技では絶対によくないし、オリンピック競技のレベルを目指すんだったら、しっかり正々堂々とやらないと、ダメだと思います。
(そういうことを考えるきっかけがあった?)僕は前から思ってます。リングでも言いましたが、武尊とそういう話をよくするんですよ。もちろん武尊も絶対やってないですし、僕もやってないんですけど、『ズルいよね』と。そんなんでやられて、こっちがつらい思いをする。たぶん、僕らもやってる選手と試合してるかもしれないです。だけど、それで向こうが優位に立つのはズルいじゃないですか。ちゃんと練習しろよというか。でも、けっこうお金がかかると。僕と武尊の共通のスポンサーさんが『じゃあ検査しましょうよ。僕の会社がお金を出すんで』って言ってくれたりもしてるんですね。それで、やっぱ全選手それでやろうと。それが公平じゃないですか。だから、(カメラに向かって)スポンサーさん、よろしくお願いします、ホントに! K-1をよりクリーンにしてやりたいなと思ってるんで。
(それを大々的に言ったのは今回が初めてですか?)僕は初めてです。実は、3月の試合に勝った後に言おうと思ってたんですよ。久保君とやった時に。でも言えなかったんで。8月は8月で煽り映像が滑っちゃったんで、そんなことを言えるテンションじゃなくて(笑)。(K-1の内部では話はしてる?)一応、言ってはみました。で、『これから、そうだね』って感じで言ってたんですけど。これから僕は、『アンチ・ドーピング委員長』を勝手にやろうかなと思ってます。具体的にはまだ動いてないですけど、僕はこれから来年3月の『K'FESTA』に向けて、それについて動きたいなってことの現れとして言ってみたというのもあるんですよね。
(ファンにメッセージを)全然衰えないんですよね。まだまだやるんで、皆さん40歳まで見てくださいね。40過ぎてもやるんで、頑張りまーす!」
■試合後の神保克哉選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)ちょっとキャリアの差が出ちゃったかなって、思ってます。(具体的に差を感じたのは?)同じ距離で見合っちゃったのが、向こうの戦略にハマっちゃったのかなっていうのがあって、もっとガツガツ行けてればまた違う展開になったのかなって思ってます。(ファンにメッセージを)必ずまた戻ってくるので、よろしくお願いします」
1R、卜部は左ミドルから出て先手で攻める。ジャオスアヤイは落ち着いて右ローを返していく。ジャブとミドルでプレッシャーを掛ける卜部に、ジャオスアヤイは気の強さを見せ跳びヒザを返す。ジャオスアヤイの右ローにやや嫌そうな様子を見せる卜部。しかし右フックをジャオスアヤイにヒット。
ジャオスアヤイはフックとローで卜部をフラつかせ、右ストレートで卜部を後方に倒してダウンさせる。立ち上がった卜部は跳びヒザに襲われるが、しかし右スイングフックを決め、ジャオスアヤイからダウンを奪い返す。フィニッシュに向かう卜部だが、ここはジャオスアヤイが右クロスを当てて止める。
2R、卜部は開始から前に出てプレッシャーを掛ける。しかしジャオスアヤイは右ローで崩し、ワイルドな左フック、ヒザ蹴りで卜部を攻める。やや手数が減る卜部。ジャオスアヤイは左ボディフック、右ローだが、卜部の右ストレートがカウンターでヒットし、ジャオスアヤイは後退。だが、ジャオスアヤイは左ミドルで応戦する。卜部は接近戦では左右ボディフックを打ち込むが、ジャオスアヤイは左ミドルを蹴りつけてくる。両者消耗戦・削り合いとなり苦しい展開に。卜部が左右ストレートでジャオスアヤイをロープに詰めて終了。
3R、両者ミドルを蹴り合う。卜部がワンツーで入れば、ジャオスアヤイは右ストレートを返す。そこから両者再び蹴り合いとなるが、卜部も間合いが狭まるとショートパンチを上下に走らせる。ミドルで試合を組み立てんとするジャオスアヤイに卜部は接近してのパンチを狙う。右フックを当てる卜部だが、そこからジャオスアヤイは続けて間合いを詰めさせてくれない。跳びヒザ、左ミドルのジャオスアヤイ。だが卜部は下がらずプレッシャーを継続していく。判定は27-27、28-27、27-27で卜部に1票入るもドロー。さらに延長戦となる。
延長R、卜部の左ミドルにジャオスアヤイは右ミドル。ジャオスアヤイは1回戦でKOした跳びヒザを見せるが、卜部は巧みにグローブでブロックする。ジャオスアヤイは右ストレートで卜部を一瞬横向きにするが、卜部はすぐ前進に戻る。卜部は本戦と同様、前に出てジャオスアヤイにプレッシャーを与えていく。ジャオスアヤイは左右のミドルを当てリングを回る。ジャオスアヤイは無理に打ち合わずミドルとローキック。卜部が間合いを詰めんとしてもジャオスアヤイはプッシングで押し返す。ワンツーで攻める卜部にジャオスアヤイはヒットは奪えないながらも跳びヒザの大技を見せ終了する。判定は10-9、10-9、10-9の3-0でジャオスアヤイ。卜部2階級制覇の夢を阻み、決勝進出を決めた。
■試合後の卜部弘嵩選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)まあここに賭けてる気持ちが強かったので、燃え尽きたというか……ちょっと、疲れました。(準決勝の延長Rは手数勝負の部分もありながら出せなかったのかなという印象もありましたが、消耗は?)いえ、厳しい練習をしてきたんで、延長でも全然大丈夫でした。それよりも、手数勝負の出し合いというよりは、ダメージを与えたかったという気持ちの方が強かったです。(若い選手でしたが、どう思いましたか?)いい選手だと思いました。(ファンにメッセージを)期待してくれた人たちもたくさんいたんで、感謝してます。ありがとうございます。今はその言葉だけです」
ジャンプしての二段蹴り、ワンツーと見せるメイヤー。江川は右インローに足応えがあったかさらに放っていく。そしてロープを背にしたところでクルリと回ってバックスピンキック。これがわき腹をとらえ、メイヤーは倒れて悶絶。マウスピースを吐き出して立てず、またも江川が初回KOで決勝に上がった。
■試合後のアーサー・メイヤー選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)まず日本で試合をすることが自分にとって素晴らしい体験で、試合内容もよく、いい経験になったと思う。1試合目の西京春馬選手はすごくよく動く選手で、戦いづらいという印象はあったが、自分のローもうまく決まり、2Rにローのカットで結果的にTKOという形で勝つことができたので、勝てたのは本当にうれしかった。2試合目の江川選手はすごくパンチが強くて、ガンガン出てくる選手だが、試合の中で彼の弱点を見つけて、そこを攻めていこうというところでうまい具合に江川選手のキックがボディに決まり、その痛みから回復できずにそのまま負けてしまったのが、本当に残念だ。
(K-1ルールはどうでしたか?)やはりムエタイルールとは違うところがあって、ムエタイでは使えるヒジとかクリンチなどの技が使えないというのはあったが、その中で自分なりにK-1ルールに順応することができて、試合内容もすごく満足できるものだった。やりにくいルールではなかったので、ぜひ今後もK-1ルールで試合したい。(ファンにメッセージを)今回、会場に来てくれて、ありがとうございます。試合に向けてファンの方からメッセージもいただいたりして、自分の中で力になったので、そういう方々が応援してくれたことは本当にうれしかったです。今後も日本で、この素晴らしいK-1で試合したいと思いますので、その時が来たらぜひまた応援してください。アリガトウ」
愛鷹のマイク
「まず試合直前にも関わらず、日本に来てくれたヤン選手ありがとうございます。タイトルマッチが無くなってしまって本当にショックだったんですけど、試合を見せることができました。本当にありがとうございます。自分の夢だった20代でのK-1チャンピオンは叶いそうにありませんが、夢は見続けていけば新しい夢も見つかると思うので、30歳でK-1チャンピオンになります。ベルトを獲って言いたかったことがあるのですが、30歳の節目なので時間をお借りして、お母さん、お婆ちゃん、お爺ちゃん、30歳、こんなに丈夫な体に生んでくれて、俺まだまだ戦うんので見守ってください。必ずK-1チャンピオンになるので見守ってください。よろしくお願いします」
■試合後の愛鷹亮選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)今回タイトルマッチだったんですけど、直前に消滅してしまって、急きょヤン選手が参戦してくださって、何とか横浜の皆さんに試合を見せられたことが本当にうれしかったです。
(急な変更で、メンタル面への影響は?)正直な話、昨日はメンタルが落ち過ぎちゃって。この日のために、本当に3ヵ月間やってきたので、それを前日計量の時に『ない』って言われた時の気持ちって、今まで味わったことがないぐらいショックで。正直、昨日の記者会見でも涙が出そうだったんですけど、そこはこらえて。K-1側も急きょ相手を用意してくれるってことだったので、そこで気持ちを切り替えて。そこの内部事情はお客さんには関係ないんで、自分らしい試合ができたらなと思って、やりました。
(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。来年の3月『K'FESTA』でタイトルマッチができたらなと思ってます。その時にK-1のベルトを獲ります。よろしくお願いします」
※ジェグンは負傷のためノーコメント
1R、川原が左インローからジリジリと間合いを詰める。そして左フック、右ストレートと放ち、左フックで皇治をヨロめかせる。そこから川原は右・左とフックを猛連打し、皇治をスタンディングダウンに追い込む。再開すると皇治は右ローからボディへのヒザ。川原は止まらず、右ストレート、左フックと皇治に連打。左フックを受け皇治は腰が落ちそうになる。
右ストレート、左フックと打ち返す皇治だが、川原は右フック、右アッパーと皇治をコーナーから逃がさない。皇治はヒザを返すが、川原もボディへのヒザ。皇治はジャブ・ワンツーから左インロー。川原はプレッシャーを落とさず、ボディへのフックから顔へのフックを走らせる。川原は首相撲で注意を受けるも、サウスポーからの左ストレート、右フックとさらに襲う。しかしここで皇治が右ハイから右ストレートでダウンを奪い返す。ここで終了のゴングとなる。
2R、両者まだ1Rのダメージがあるか。皇治は右ローを蹴っていくが、川原が右クロスで襲い、続けて右ハイキック。しかし皇治も右アッパーを当て返す。皇治はボディへのヒザを入れ、左ミドルも川原のわき腹に打ち込む。川原はこのボディが効いたか、やや圧力・威力が落ちる。皇治は左フックをボディから顔面へとダブルで送る。川原はやはり接近してパンチをまとめてくる。だが皇治は左ボディフックを効かせ、皇治は左ボディから右クロスでダウンを迫る。だが、川原は倒れない。皇治は左フック、右ストレートと攻める。そして右ミドルが当たると遂に川原はダウン。立ち上がる川原だが足元のおぼつかないところへ皇治が連打に入り、レフェリーが試合をストップした。
皇治のマイク
「いやぁ、強かった。舐めてました。北岡さん、マントヒヒと言ってすみません。俺は俺を貫きます。皇治軍団最高! K-1最高! みんなの格闘技を守るから応援して。次たけポンとユウタ、頑張ってほしいですね。どうでもいいけど」
■試合後の皇治選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)いやあ、演技するの疲れましたね。やっぱK-1を盛り上げなアカンから倒れる演技までして、疲れました。(実際、序盤の猛攻を体験して?)あの演技ですか? あの倒れたのは演技ですよ? ……やっぱり効いたっすね。ここだけの話なんで、書かんといてくださいね(笑)。マジ効いた! 1R終わって、インターバルで記憶が戻った感じです。だから2分ぐらい飛んどったっすね。さっき聞いたんですけど、2分ぐらいあったんですよね、ダウン取られてから。けっこう飛びましたね。でも、ホンマに強いでしょ。記憶飛んでても立ってるんですよ? そういうことです。
(相手のリズムや攻め方に違いは感じましたか?)想定内っちゃ想定内っすけど、パンチが思ったよりあったっすね。思ったより(パンチ力が)あったし、しっかりナックルで当たってて、効きましたね。(では、1R最後のハイキックも覚えてない?)あー、あんまり覚えてないっすね、ぶっちゃけ。コーナーに戻った時に記憶が戻ったっすね。で、『何でダウンもらったんすか』みたいな話をして、『何でダウン取ったのか』っていう話をして、もう2R始まる時には回復してましたけど。
(2R以降はセコンドの指示通りに戦えた?)まあ、そうっすね。2R以降は俺の実力出したかなって感じで。かわいそうでしょ、そんな初K-1でいきなりボコボコにしたら。ええとこも見せたいやろうし、向こうにも応援団がいるやろうし、横浜が地元ということで。メッチャええヤツやったし。
(大変な試合だったと思いますが、逆に底力が出たのかなと)まあ、そうですね。正直な話、知名度とかも全部合わせてね、俺がコテンとやられてもうたら、もうタケポンしかいなくなるんでね。まあまあそういう意味でK-1を背負ってるっていうのもあるし。まあでも、今回の俺の役目っていうのは、緊急参戦してとりあえずK-1を盛り上げることやったんでね、横浜大会を盛り上げれたかなと。一番盛り上がっとったでしょ、俺の試合が。そういう意味では結果オーライかなと。
(今後の展望は?)リングの上でも、記憶飛びながらしゃべったと思うんですけど、K-1を愛してるんですけど、ファンを一番に愛してて、ファンが一番喜ぶことっていうのは、俺の中ではけっこう分かってるつもりですし。(ファンにメッセージを)これは大々的に書いといてほしいんですけど、俺、YouTubeを始めたんですよ。なんで、『チャンネル登録よろしく!』って見出しにしといてほしいです。ファンを一番に思ってるんで、盛り上がるように、俺なりに頑張っていこうと思ってるんで。ほんで、これ、大きく書いといてください。もっと俺をテレビに出せと。そのために戦ってるんで、記者の皆さん、どうか書いといてください。皇治をテレビに出せと。
(出たい番組は?)こないだ『有吉反省会』に出してもらって、一番視聴率取ったのに、次、なかなか声かけてけぇへんのですよ。『何考えとんねん、有吉!』って書いといてもらっていいですか。なんでも出たいです」
林は右インローを当て、金子の左ストレートをヘッドスリップ・ブロックでかわす。出入りのよい金子は左ストレート、右フックを放っていくが林は当てさせず、右ストレートをカウンターしてダウンを奪う。金子は攻勢に変わり、右ストレートと右ローキック。だが金子も左フックをヒットする。林は右ストレートを当てて金子をフラつかせ、ゴングが鳴った後で金子が倒れる(これはゴングの後でありノーダウン)。
2R、金子はステップから左ストレート、右フックと襲うが、前に出たところを林はカウンターの右ストレート。金子は後方に倒れてダウンを喫する。立ち上がって再び向かう金子だが、足がフラついており、左フック・右ストレートを浴びた後で力なく崩れ、ここでKOとなった。
林のマイク
「前回8月倒されてしまって長男を泣かせてしまったので圧倒的な勝利をと思ったのですが、危なかしくてすいません。パパ強かったやろ? KOボーナスで家族で少しゆっくりしたいと思います」
■試合後の林健太選手のコメント
「(試合の感想は?)前回倒されてヒヤヒヤさせた次の試合なので、しっかり圧勝してK-1チャンピオンらしい試合をしようと思ったんですけど、少し危なかったのかなと思うので、もっともっとトレーニングが必要だなと思いました。(金子選手の戦いかたはやりやすかった?)いや、自分のジムがムエタイジムなので、もう少しゆっくりのムエタイのスタイルの感じの、独特なリズムじゃない感じでいつもやっているので、あのリズムはちょっと戦いづらかったですね。
なんかずっとトントントントン飛んでるのに、急にノーモーションのストレートとか、ちょっとやりづらかったのかなと思うんですけど、それでもしっかりと対応できなかったっていう自分が、まだまだやなあと思うのでトレーニングし直します。(ファンへのメッセージは?)しっかり圧勝するところをみなさんにお見せしたかったんですけど、ちょっと危なかったので次回もう一回、チャンスをください。トレーニングし直します。ありがとうございました」
■試合後の金子大輝選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)まずは応援していただいたK-1ファンの皆様、本当にありがとうございました。初めての階級で、初めてのK-1で、K-1チャンピオンの林選手を相手に、一生懸命戦いました。結果が出なくて、応援していただいた方には申し訳ない気持ちではあるんですけど、もし次の試合を組んでいただけるなら、すぐにでも準備して戦うつもりでいるので、また応援のほど、よろしくお願いします。
(戦ってみて、K-1ルールはどうでしたか?)組まれた相手が林健太選手、チャンピオンだったので、本当に初戦からミャンマーラウェイ・チャンピオンに対してそんなに期待していただいたことに対して感謝してます。ラウェイと違うのは、グローブを着けていて脳も揺れやすいですし、リズムとかも違いましたけど、本当に戦っててすごく楽しかったです。その一言に尽きます。K-1に来て、日本のお客様にたくさん応援していただいて、感謝してます。
(ラウェイの戦いをK-1で生かせると感じた?)そうですね。僕にはやっぱりK-1の選手にはないようなラウェイの技術があると思うので、それをこれから、K-1ルールとの違いとか修正点はあると思うので、練習を重ねて、またK-1のリングに帰ってきてラウェイの魅力をK-1のリングで伝えられるように、これからも精進してまいります。
(ファンにメッセージを)このたびは本当に、ラウェイチャンピオンの金子大輝に多大なる応援と期待をしていただいて、ありがとうございました。これからもK-1のリングを盛り上げられるように、一生懸命練習を重ねてまいります。すぐにでも試合を組んでいただけるように、また明日から頑張っていくので、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」
1R、近藤はインロー、ジャブと先手で攻める。近藤は前蹴りを三日月蹴り気味に放ってピケオーの進入をけん制する。左ショートフックから入ったピケオーはそこから右ストレートを繋げ近藤を脅かす。近藤は右ローを入れ、跳びヒザでもうかがう。近藤はジャブ・前蹴り・ローキックで上手く距離を取らんとする。笑みを見せるピケオーに近藤はジャブをタイミングよく当てて一瞬グラつかせるが、ピケオーはその後を組みつき攻めさせない。近藤は沈み込みながらの右フック、左ボディフックとピケオーに打ち込む。
2R、ピケオーは前に出てプレッシャーを発する。だが近藤はバックステップして距離を作り前蹴りを飛ばす。ピケオーは前に出て近藤に圧力を掛けていく。ロープ・コーナー際から前に出んとする近藤だが、そこを読まれピケオーの右ストレートを浴びて体勢を崩し、ここをダウンに取られる。
立ち上がった近藤は右ストレートを相打ちのタイミングで狙うが当たらない。近藤は再び踏み込むが、ピケオーは右ボディアッパーを突き刺し、近藤をダウンさせる。立ち上がった近藤にピケオーはアッパーからボディフックとさらに打ち込み、コーナーで連打を集めて攻め落とし近藤をKOした。
ピケオーのマイク
「カイセイ選手はとてもいい選手だった。自分のやりたいことが全然できなかったという点でも分かると思う。今日は残念な結果だったが、彼は将来必ずいい選手になると思う。早くK-1のベルトを懸けて試合をしたい。言いたいことは、とにかくベルトを懸けた試合の機会を頂きたい」
■試合後のジョーダン・ピケオー選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)自分にとっては100%の試合というわけではないですが、それは近藤選手がすごくいい選手だったということになる。本来、自分がやろうと思っていたゲームプランがあったのだが、近藤選手の作戦だったと思うが、前蹴りで距離を取るような試合運びで、自分のやりたいことを全くさせてもらえなかった。最終的にKOという形ではあったが、やりたいことができなかったので、いい試合という感想ではない。
■試合後の近藤魁成選手のコメント
1R、バルディノッチは左インロー、右前蹴りで先制。木村は右フック・左フックと強振していくが、ここは両者クリンチとなる。バルディノッチはガードを固めて前に来るが、木村は右ボディフックをめり込ませ、さらに左右ボディフックを連打。木村はそこから顔へのフックを走らせる。木村は跳びヒザを見せバルディノッチは押し倒されるが、これはノーダウン。バルディノッチは左インローを続行し、木村の進入をけん制する。やや木村は入り辛そうにする。
2R、木村の左脚内側はバルディノッチの左インローで真っ赤になる。木村の左右フックに対し、ガードを固くして弾くバルディノッチ。前蹴り、ミドルとバルディノッチは蹴りの距離を保ち、ブロックしてクリーンヒットさせない。木村は強引に距離を詰めると、右ボディフックをめり込ませ、さらにもう1発フォローしてダウンを奪う。木村は右フックを顔・ボディと乱れ打ちし、そして左ボディで再びバルディノッチを打ち倒す。最後はすぐに距離を詰め、木村が左右ボディフックをまとめ打ちし、バルディノッチを三度(みたび)倒してKOした。
木村のマイク
「横浜アリーナ調子どうですか? K-1楽しんでもらえてますでしょうか? KOが多くて、これぞK-1だなと思います。僕はK-1に夢を持って希望を持った少年だったんですけど、自分のようにK-1を見ている子に火を灯せたら幸せです。僕も憧れられる存在になりたいです。これからも頑張ってK-1ファイターとして精進していくので応援してください。
そして12月28日、みんな忙しいと思うんですけど、楽しみたくないですか? K-1名古屋、僕もそこに出ます。僕はK-1ファイターとして誇りを持って名古屋にダイナマイトを落としたいと思います」
■試合後の木村“フィリップ”ミノル選手のコメント
「(試合の感想は?)楽しかったですね、横浜アリーナ。気持ちよかったです。相手も強かったけど、試合しながらいっぱい成長できる場面が何個かあったから、ちょっと燃えてますね、今後に。今日はちょっと燃える試合でした。次、課題も見つかったし、気合入りました。(けっこうインローを蹴られていたが?)効いてはまったくないですね。肌が白いので赤く出ちゃうんですけど。まあでも、あれを蹴られてたらいずれハイキックをやられたり、フェイントから左ストレートをもらったり、そのあとが危ないからなるべくもらわないようにしたけど。インローに徹してましたね、ガードしてローを蹴ってっていう。パンチ屋に対するセオリーをやってきたなとは思いました。
でも、ボディーブローが入って本当によかったです。自分を救ってくれました、ボディーが。(感じた課題というのは?)試合をもうちょっとうまく作るべきだなと思ったり、パンチの精度とかをもうちょっと僕ならできることが多いかなって思ったり、細かい部分ですね。でも、燃えました、すごく。次、もっと強くなれるなって。(ファンへのメッセージは?)ありがとうございました。またKOするんで、楽しみに観にきてください」
■試合後のジョーダン・バルディノッチ選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)尊敬するファイターである木村選手と試合できて、とても光栄だ。ただ残念なのは3Rまで行けず、2R後半に試合が終わってしまったこと。もし3Rまで行けたらインローと前蹴りで勝機を見出せて、勝てたかもしれないと思う。彼のパンチはとても重く、ブロックはしていたのだが、ガードの上からだんだん効いてきて、受けた時に自分のヒジが入ってしまうということが2度ほどあった。蹴りも2発ほどあって、そこで一瞬止まってしまってやられてしまった。また鍛え直して、自分ではほんのちょっとの差だと思うので、練習してまた戻ってきたいと思う。(ファンにメッセージを)この場で戦えたことを幸せに思います。日本のファンが温かくて、私が入場するときに拍手して手拍子してくれたのがとてもうれしかったです。また戻ってきたいです」
1R、村越は右ジャブを伸ばし、武尊が左ローを放つと足を引いてかわし当てさせない。そして村越は右前蹴り。武尊はグッと距離を詰めるタイミングを狙っているか。村越は足を上げるフェイントから右ジャブをヒット。さらに前蹴りでも武尊を遠ざける。武尊は右ストレート、左フックと放つが、クリーンヒットできない。村越が右ジャブ、左ストレートとパンチを当てる。さらに左ストレートでも武尊をとらえる。武尊がヒザで入っても村越は左ストレートを当てる。武尊がプレッシャーを掛けんとしても村越はヒラリヒラリとかわし、組みつきも交えて武尊を押さえる。
2R、武尊は前蹴りを飛ばして村越に迫る。村越は前に出ていかず、リングを右・左と回り、右ジャブ、左ボディフック、左フックと武尊に当てる。武尊が前に来ると、村越はパンチを左ストレート、ジャブ、フックと散らす。武尊は右フックを強振し、右ショートストレートと当てる。武尊が近くなると村越はプッシングに組みつきを交えて押さえる。しかし、武尊が右フック、右ショートストレートとヒット。武尊は笑みを見せて村越に向かう。だが村越はプッシングと前蹴り、右回りと作戦を変えない。武尊はボディフックで村越の機動力を落としにいく。武尊がワンツー、右フックと攻撃をまとめに出ても村越はプッシングして押し戻す。
3R、武尊は前蹴りを受けても下がらず逆に押し込み右ボディフック。村越の前蹴りを流して武尊は右ボディフックをめり込ませるが、村越はやはり動きを変えず左ストレートをヒットする。武尊は村越のストレートをブロックし、右ストレート、右フックと打ち込む。村越はさらにボディへのヒザと左フック。武尊と正面衝突せず、右アッパーも見せる。武尊は右ボディフックを当てるが、村越のジャブと左ミドルに押し戻される。村越は右アッパーと左ストレート。そして顔面前蹴りも武尊に当てる。武尊はのっしのっしと村越を追っていく。そして村越のボディにヒザから右ストレート。だが、村越はダッキングでこのパンチを当てさせない。武尊は左右フックで猛ラッシュし、、村越は終了直前にややフラつくも倒れることなく試合を終える。判定は30-29、29-29、30-29の2-0で武尊。苦戦したが8ヵ月ぶりの復帰戦で勝利した。
武尊のマイク
「横浜アリーナでK-1を開催できたことを嬉しく思います。僕がプロを始めた時はK-1もテレビでやってる格闘技もなくて、何もないところから始まって、小っちゃい会場でやりながらここまで来て、横浜アリーナに戻ってくることができてみなさんのおかげです、ありがとうございます。次はもっと仕上げて、絶対KOを見せるのでまた見に来てください。よろしくお願いします。
来年、東京でオリンピックが開催されるんですけどオリンピックに負けないぐらいの格闘技の大会やりましょうよ。みんなが望んでる試合、来年オリンピックイヤー、実現させたいと思います。会場で応援に来てください。絶対勝って、僕についてきてくれた人を裏切らないので、僕がK-1最高を証明するので。K-1最高!」
■試合後の武尊選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)自分の中ではすごく反省点の残る試合だったし、対戦相手どうこうと言うより自分の調整具合で課題が残る試合だったかなという感じだったので、来年はしっかり仕上げて最高の試合をしたいなと思うんで、また頑張ります。
(村越選手の印象は?)やりにくかったです。うまさをすごく感じました。(課題というのはコンディションですか?)そうですね。そこが自分の中でやりきれなかったところもあるし、来年に向けて体のコンディションをしっかり整えたいなと思いました。(それは拳のことではなくて、8ヵ月ぶりの試合だったから?)それもあるし、いろいろケガもあるんで、しっかり治して来年につなげたいと思います。
(バックブローを使っていましたが、1Rは焦りはありましたか?)バックブローは今回、作戦でした。サウスポーの時はバックブローを狙うんですけど、噛み合わなかったですね。自分のやりたいタイミングと。(徐々にエンジンがかかったのが2R後半だったかと思いますが、スタートが固い部分は感じましたか?)そうっすね。たぶんメンタルだと思うんですけど、そこもコンディション作りですね。心も体も、そこがしっかり噛み合わなかったので。
(久々で緊張感も?)それもあったし、試合までの期間のコンディション作りで、自分の中で課題が残ってたので、そこが出ちゃったのかなと思います。(横浜アリーナで試合して?)すごくよかったですね。この会場は。景色が最高でした。(裏テーマだった、「旧K-1を超えるということについては、自分の試合を含めて全体的にどうでしたか?)盛り上がりでは僕だけじゃなくて、他の選手も『新しいK-1を俺が引っ張るんだ』という気持ちで盛り上げてたし、今回KOも多くて面白い試合が多くて、盛り上がりで全然超えたんじゃないかと思います。そこに僕ももっと力になれるように頑張りたいと思います。
(ファンにメッセージを)来年は2020年。リングでも言ったんですけど、オリンピックイヤーなので、オリンピックより盛り上がる格闘技の大会をK-1で実現して、みんなが最高の試合って思うような試合をして、K-1最強を証明するんで、それに向けて来年に向けてまた一から頑張るので、よろしくお願いします」
■試合後の村越優汰選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)今日は……まあでも、スタートからいいペースで戦えてたのかなとは思います。最後のラウンドの後半、武尊選手の爆発力が後半になっても落ちないというか、止まらない、そこの強みを感じましたね。
(前半に勝機を感じた?)そうですね。前半からあっちは狙ってくるなって思ってたんで、けっこう1R目から、思うような動きはさせられないで戦えたかなって思ったんで、1R終わってみて、全然行けるなっていう感触はありました。(判定の結果については?)まあ……結果として負けてしまったので、ここでああだこうだ言ってもカッコ悪いんで、負けはもちろん認めるんですけど。フルマークで負けてはないんで、少しは武尊選手に対していい試合ができたのかなとは思います。
(ファンにメッセージを)やっぱり、ずっと最初から言ってたように、結果として勝ちがどうしてもほしかったので、ここでしっかりと勝ちというものを得られなかったのは悔しいです。『いい試合した』とは周りには言ってもらえるんですけど、結果的に勝てなかったので、それは自分の実力不足だなと思います。でも手応えは感じたし、もっとやればいけるというのは感じました。ありがとうございました」
1R、江川は左インロー、前蹴りと前に出ていく。ジャオスアヤイは跳び顔面前蹴り。江川はしかしこれをブロックし、左右のボディフックで動きを止め、右ローから右フックにつなげるとジャオスアヤイは顔をしかめてダウン。立ち上がったジャオスアヤイだが、すでにダメージが深く、江川は右ローから右・左フック・左ボディフックと放ってジャオスアヤイを沈め、優勝を決めた。
江川のマイク
「こんばんは。僕も足立区から来たパワーオブドリームの江川優生です。まず最初に、今日戦ってくれた3選手、ありがとうございます。トーナメント出場してくれた全選手ありがとうございます。本当にこのベルトを獲るのが夢で、古川会長に感謝しています。また古川会長に叱られると思いますけど、これからも古川会長よろしくお願いします。ここまでこれたのは家族のみんな、ジムのみんな、応援してくれたみなさんのおかげです。これからも江川優生とパワーオブドリームの活躍を期待していてくだい。K-1最高!」
■試合後の江川優生選手のコメント
「(試合の感想は?)POWER OF DREAMの江川優生です。外国人選手は初めてだったんですけど、みんな気持ちの強い選手で倒すのがたいへんでした(苦笑)。(外国人選手との試合が続いたのは予想外だったのでは?)本当に予想外のトーナメントで、まず自分が1RでKOで三つ倒したのもビックリしてますし。西京選手がアクシデントで骨折したんですかね? あれで(二回戦に)アーサー選手が上がってくるのもビックリしましたし。反対ブロックも卜部選手か安保選手だと思ってたんですけど、タイの選手が上がってきて。本当に予想外のトーナメントでしたね。(その中でも倒せたのは何がよかった?)とくに意識はしてなくて、本当に練習してきたことを出しただけなので。
(西京選手が消えたときに、心の中で緩んだものはあった?)緩みはしなかったですけど、西京選手の相手が思ったよりも強い選手だったのでビックリして。ちょっと映像で観たときよりも強い選手だったので、どうなんだろうっていう。やってみてパンチも蹴りもけっこう重くて、初めて体験したパワーでしたね。(逆に気が引き締まった?)そうですね、未知の相手だったのでなおさら身が締まって対戦できましたね。
(これからどんなチャンピオンを目指したい?)本当にK-1の顔になれるような、ウチのジムの先輩の武居由樹くんだったり武尊選手、K-1の偉大なスターになりたいですね。(武居選手から言葉は?)『おめでとう』って(笑)。お互い毎日一緒にいて、ちょっと恥ずかしいのであんまり言いにくいですけど(笑)。でも、写真を撮ってもらって、『おめでとう』って言ってました(笑)。
(武居選手が二階級制覇を見据えたと口にしていたが、もしかしたら対戦することになるかもと考えることは?)いや、そこは考えてないんですけど。今回、僕が取れなかったら、由樹くんは(階級を)上げるって話もあったので。まあ、自分としては最初で最後のチャンスだったので、取れてうれしかったです。
(55kgと57.5kgを武居選手と一緒に引っ張っていきたいという気持ちは?)お互いに時期に一個ずつずれて、僕が60kg、由樹くんが57.5kgになるとは思うんですけど、もうしばらくはこれでやっていきたいですね。(Krushと二冠王でいくのか、それともK-1に専念する?)ここで言っていいのかわからないですけど、一応K-1取ったので、Krushは返上しようかなって考えてます。
(ファンにメッセージを)今日は一日、ありがとうございました。次、またK-1のリングに帰ってくるときは、もっと進化した江川になってるので、ぜひ今後もよろしくお願いします。ありがとうございました」
■試合後のジャオスアヤイ選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)チャンピオンになれなくて、とても悔しいです。(3試合やって一番大変だったのは?)2回戦ですね。延長もありましたし、体の至る所が痛かったです。(ファンにメッセージを)(涙を浮かべながら)タイにベルトを持って帰ることができなくて申し訳ありません。ただ、ここまで来れたことをうれしく思います」
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