match result

試合結果

第17試合◎【黒豚しゃぶしゃぶ あじとPresents】スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    team VASILEUS
    湘南格闘クラブ
    戦歴
    44戦 41勝(25KO) 3敗 0分
    41戦 31勝(11KO) 10敗 0分
    生年月日
    1991.7.29
    1994.9.10
    身長・体重
    168cm ・ 60.0kg
    170cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    サウスポー
    出身地
    鳥取県米子市
    神奈川県平塚市
    SNS

review

試合レビュー

 8カ月ぶりの再起戦となる武尊が村越と激突。武尊との対戦を熱望してきた村越は武尊超えを果たせるか?

 1R、村越は右ジャブを伸ばし、武尊が左ローを放つと足を引いてかわし当てさせない。そして村越は右前蹴り。武尊はグッと距離を詰めるタイミングを狙っているか。村越は足を上げるフェイントから右ジャブをヒット。さらに前蹴りでも武尊を遠ざける。武尊は右ストレート、左フックと放つが、クリーンヒットできない。村越が右ジャブ、左ストレートとパンチを当てる。さらに左ストレートでも武尊をとらえる。武尊がヒザで入っても村越は左ストレートを当てる。武尊がプレッシャーを掛けんとしても村越はヒラリヒラリとかわし、組みつきも交えて武尊を押さえる。

 2R、武尊は前蹴りを飛ばして村越に迫る。村越は前に出ていかず、リングを右・左と回り、右ジャブ、左ボディフック、左フックと武尊に当てる。武尊が前に来ると、村越はパンチを左ストレート、ジャブ、フックと散らす。武尊は右フックを強振し、右ショートストレートと当てる。武尊が近くなると村越はプッシングに組みつきを交えて押さえる。しかし、武尊が右フック、右ショートストレートとヒット。武尊は笑みを見せて村越に向かう。だが村越はプッシングと前蹴り、右回りと作戦を変えない。武尊はボディフックで村越の機動力を落としにいく。武尊がワンツー、右フックと攻撃をまとめに出ても村越はプッシングして押し戻す。

 3R、武尊は前蹴りを受けても下がらず逆に押し込み右ボディフック。村越の前蹴りを流して武尊は右ボディフックをめり込ませるが、村越はやはり動きを変えず左ストレートをヒットする。武尊は村越のストレートをブロックし、右ストレート、右フックと打ち込む。村越はさらにボディへのヒザと左フック。武尊と正面衝突せず、右アッパーも見せる。武尊は右ボディフックを当てるが、村越のジャブと左ミドルに押し戻される。村越は右アッパーと左ストレート。そして顔面前蹴りも武尊に当てる。武尊はのっしのっしと村越を追っていく。そして村越のボディにヒザから右ストレート。だが、村越はダッキングでこのパンチを当てさせない。武尊は左右フックで猛ラッシュし、、村越は終了直前にややフラつくも倒れることなく試合を終える。判定は30-29、29-29、30-29の2-0で武尊。苦戦したが8ヵ月ぶりの復帰戦で勝利した。

武尊のマイク
「横浜アリーナでK-1を開催できたことを嬉しく思います。僕がプロを始めた時はK-1もテレビでやってる格闘技もなくて、何もないところから始まって、小っちゃい会場でやりながらここまで来て、横浜アリーナに戻ってくることができてみなさんのおかげです、ありがとうございます。次はもっと仕上げて、絶対KOを見せるのでまた見に来てください。よろしくお願いします。

 来年、東京でオリンピックが開催されるんですけどオリンピックに負けないぐらいの格闘技の大会やりましょうよ。みんなが望んでる試合、来年オリンピックイヤー、実現させたいと思います。会場で応援に来てください。絶対勝って、僕についてきてくれた人を裏切らないので、僕がK-1最高を証明するので。K-1最高!」

■試合後の武尊選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)自分の中ではすごく反省点の残る試合だったし、対戦相手どうこうと言うより自分の調整具合で課題が残る試合だったかなという感じだったので、来年はしっかり仕上げて最高の試合をしたいなと思うんで、また頑張ります。

(村越選手の印象は?)やりにくかったです。うまさをすごく感じました。(課題というのはコンディションですか?)そうですね。そこが自分の中でやりきれなかったところもあるし、来年に向けて体のコンディションをしっかり整えたいなと思いました。(それは拳のことではなくて、8ヵ月ぶりの試合だったから?)それもあるし、いろいろケガもあるんで、しっかり治して来年につなげたいと思います。

(バックブローを使っていましたが、1Rは焦りはありましたか?)バックブローは今回、作戦でした。サウスポーの時はバックブローを狙うんですけど、噛み合わなかったですね。自分のやりたいタイミングと。(徐々にエンジンがかかったのが2R後半だったかと思いますが、スタートが固い部分は感じましたか?)そうっすね。たぶんメンタルだと思うんですけど、そこもコンディション作りですね。心も体も、そこがしっかり噛み合わなかったので。

(久々で緊張感も?)それもあったし、試合までの期間のコンディション作りで、自分の中で課題が残ってたので、そこが出ちゃったのかなと思います。(横浜アリーナで試合して?)すごくよかったですね。この会場は。景色が最高でした。(裏テーマだった、「旧K-1を超えるということについては、自分の試合を含めて全体的にどうでしたか?)盛り上がりでは僕だけじゃなくて、他の選手も『新しいK-1を俺が引っ張るんだ』という気持ちで盛り上げてたし、今回KOも多くて面白い試合が多くて、盛り上がりで全然超えたんじゃないかと思います。そこに僕ももっと力になれるように頑張りたいと思います。

(ファンにメッセージを)来年は2020年。リングでも言ったんですけど、オリンピックイヤーなので、オリンピックより盛り上がる格闘技の大会をK-1で実現して、みんなが最高の試合って思うような試合をして、K-1最強を証明するんで、それに向けて来年に向けてまた一から頑張るので、よろしくお願いします」

■試合後の村越優汰選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)今日は……まあでも、スタートからいいペースで戦えてたのかなとは思います。最後のラウンドの後半、武尊選手の爆発力が後半になっても落ちないというか、止まらない、そこの強みを感じましたね。

(前半に勝機を感じた?)そうですね。前半からあっちは狙ってくるなって思ってたんで、けっこう1R目から、思うような動きはさせられないで戦えたかなって思ったんで、1R終わってみて、全然行けるなっていう感触はありました。(判定の結果については?)まあ……結果として負けてしまったので、ここでああだこうだ言ってもカッコ悪いんで、負けはもちろん認めるんですけど。フルマークで負けてはないんで、少しは武尊選手に対していい試合ができたのかなとは思います。

(ファンにメッセージを)やっぱり、ずっと最初から言ってたように、結果として勝ちがどうしてもほしかったので、ここでしっかりと勝ちというものを得られなかったのは悔しいです。『いい試合した』とは周りには言ってもらえるんですけど、結果的に勝てなかったので、それは自分の実力不足だなと思います。でも手応えは感じたし、もっとやればいけるというのは感じました。ありがとうございました」

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試合情報

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大会名
2019年11月24日(日)“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」
日程
2019年11月24日(日)
会場
横浜アリーナ
選手
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