大会情報

  • 日程 2022年04月03日(日)
  • 会場 国立代々木競技場 第一体育館
  • 開催日時概要

    12:30開場/13:00試合開始

大会概要

  • 主催・後援

    ◆主催・著作 K-1実行委員会
    ◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
    ◆後援 日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社
    ◆運営 株式会社グッドルーザー

  • アクセス

    〒150-0041東京都渋谷区神南2-1-1

対戦カード

プレリミナリーファイト/K-1無差別級/3分3R


RUI Rui

プレリミナリーファイト/K-1無差別級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分50秒
  • ×
x

星 龍之介 Hoshi Ryunosuke

1R、デビュー戦の星はサウスポーのRUIに対しガードを高くして構える。リーチで上回るRUIは星のボディに前蹴り・ヒザ蹴りを飛ばし、さらに左ストレートでも顔面をうかがう。星はしかしのっしのっしと圧力を掛けていき、右インローから右ストレート。ラウンド終盤、RUIをロープに詰めた星はワンツーでさらに襲い、これにRUIはやや時間を置いてダウン。ダメージが深いかRUIは顔をしかめて立ち上がれず、星の初回KO勝ちとなった。

第1試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


加藤 久輝 Kato Hisaki

第1試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 1分5秒
  • ×
x

愛鷹 亮 Aitaka Ryo

 無差別級トーナメントのリザーブファイトは互いに連敗中であとがない加藤と愛鷹の対戦となる。1R、サウスポーの加藤が愛鷹に左ミドルを入れ先制。愛鷹も右インロー、ボディストレートを返していく。加藤が左ストレートを伸ばせば、愛鷹は右フックを振るう。加藤が左フックでとらえ、愛鷹はやや足をフラつかせる。加藤は続いて左右の連打を愛鷹に打ち込むが、ここは愛鷹がかろうじてこらえる。

 2R、加藤がスーパーマンパンチでスタート。そこから左ハイ、カウンターの右フック、ボディへのヒザと決めていく。愛鷹はしかし前に出て右・左のフックに力を込める。だが加藤は右側へステップして愛鷹の圧力を受けない。ジャブ・ストレートも放って愛鷹を止める。

 3R、愛鷹は意を決したか前に出て右フックを振るう。加藤はその前進にカウンターの左ストレート、左ボディフックと入れ、愛鷹の右フックをかわした後で左フック。これで愛鷹を豪快になぎ倒しKOした。

■試合後の愛鷹亮のコメント
「(試合の感想は?)応援ありがとうございました。連敗の中、必ず勝たなきゃいけない試合を、ああいう形の試合結果だったというのは、もう周りの信用も地に落ちて、今の俺にはもう……何と言うか、自分自身に期待できないっていうのが、今正直な気持ちです。

(相手の印象は?)想像通りの左ストレートの威力と体の強さでしたね。あとハイも効いたので。強かったです。(なかなか入らせてもらえなかった?)そうですね、ヒザもありましたし、サウスポーということもあって、なかなか中に入りづらい状況だったかなとは思いますけど、完全に自分の実力不足以外の何でもないので、すみませんでした。(ファンの方へメッセージを)応援ありがとうございました。また期待を裏切ってしまって、申し訳ありませんでした」

第2試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


ANIMAL☆KOJI Animal Koji

第2試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      29:30/29:30/29:30
  • ×
x

谷川 聖哉 Tanigawa Seiya

 総合格闘技からK-1に殴り込みをかけ、名前の通り野獣性溢れる戦いでKOを狙うANIMAL☆KOJIと、空手出身・バランスの取れたパンチと蹴りで戦う谷川の一戦。

 1R、谷川は顔面前蹴り、ローキック、ミドルと蹴りで先制。ANIMALはこれをかいくぐって右ストレート、左フックと強打を振るっていくが、谷川はクリーンヒットさせず逆にローキック、ミドル、カーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)と足から崩していく。

 2Rも谷川はANIMALのパンチをブロックしながらミドルやローと蹴りを当てていく。脚にダメージを与えANIMALを下がらせていく。脚のダメージを感じさせながら左右フックを振るうANIMALだが、谷川のガードを破れない。

 3R、谷川は距離を作り、ANIMALが接近するとジャブやプッシングで下がらせる。踏み込んでパンチを振るうANIMALだが、谷川は見切ってかわし直撃させない。谷川が距離を支配している。判定は30-29、30-29、30-29で谷川。ANIMALの強打を発揮させず勝ち上がった。

■試合後のANIMAL☆KOJIのコメント
「(試合の感想は?)倒せなかった上に判定で負けてしまって、すさまじく悔しいですね。(相手の印象は?)もうちょっと顔面……今回の試合だと、彼が空手で足で、僕がどっちかというとパンチで、自分が思ったより、彼は空手家だけど、スパーリングをKRESTでやってるだけあって、けっこう重たいの入れたと思ったけど、耐久してたなっていうのがありますね。

(局面を打開できなかった?)重量級あるあるだと思うんですけど、12月に試合した時は本当に自信に溢れてて、アメリカにも練習に行ったのもあるし、自身に溢れてアグレッシブに行き過ぎようとしたところ、カーンともらったということもあって。トーナメントだということもあって、もっと冷静に、最初の30秒ぐらいは見ようかなと思ったのもあったんですけど、ホントに試合があっという間でしたね。あっという間だったのもあるし、結果として判定3-0だったので、うまかったんじゃないかって。

 彼は空手でずっと積み上げてきたものがあったけど、僕は柔道とかやってきたけど、石井選手みたいに何か輝いた戦績を一つでも出せたわけでもないんで、やっぱり大人になって、このK-1の舞台で自分をしっかりアピールしようと思って、一生懸命練習してきたし、増量もしてきたし、やることはやったけど、まだ、まだ、そこに至るのは早かったのかなって思います。

(ファンの方へメッセージを)僕を信じてくれた皆様、すみません、本当に。本当にもっともっと、野獣ファイト、男ファイトを見せたかったですけど。男ファイトっちゅーのは、打ち合って最後倒すのが絶対なんで。倒せなくて、また判定で負けてしまって、本当にすみません。でも、僕は本当にまだまだ自分の力はこんなもんじゃないと思ってるし、伸びしろしかないと思ってる。だからこれからも応援してほしい。素直に。その上で一生懸命自分も頑張って、しっかりね、もう一回野獣ファイトを見せられるように、アグレッシブなANIMAL☆KOJIになって帰ってきます。皆さん、応援よろしくお願いします」

第3試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


石井 慧 Ishii Satoshi

第3試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 1分2秒
  • ×
x

実方 宏介 Jitsukata Kosuke

 柔道北京五輪金メダリストを経て総合格闘技に進んだ石井は昨年9月からK-1に参戦し、2連勝を飾っている。第2代Bigbangヘビー級王者の実方は昨年7月、丸山公豊をハイキックでKOしたムエタイ仕込みの足技の持ち主。

 1R、サウスポーの石井はオーソドックスに構えた実方に対し、圧力を発して前に出る。前蹴りを飛ばし距離を取ろうとする実方だが、石井が左のパンチをストレート、フックと軌道を変えて放ちヒット。だがここを持ちこたえると実方は右ハイ、右ヒザ、右前蹴りと反撃していく。

 2R、実方を再び圧力でロープに詰めた石井は左フックをヒット。実方が中央に出てくると、身を沈めながらの左フックでダウンを奪い、続けて左フックで再度実方を打ち倒してKO勝利を収めた。K-1ルール3戦目にして初のKO勝利を収めた石井だが、左わき腹を押さえ苦悶の表情を見せたままバックステージへ。肋骨骨折の疑いがあるため、ドクターストップで準決勝進出はならなかった。

■試合後の実方 宏介のコメント
「(試合の感想は?)やられました。(相手の印象は?)体が大きいんでプレスを感じるかなと思ったんですけど、やってみたら思ったよりそんななかったんで。多少はあったんですけど、思った以上にはなかったです。(パンチ力が予想以上だった?)1回目のダウンはホントに吹っ飛ばされたという感じで、自分の中でそんなに効いた感じはなくて。2Rに入って、三日月蹴りが腹に相当効いたのは分かったので、いったところにヒザも入って、自分の意識も忘れてて。見えないところにいったので、アゴ先にもらったかなっていう感じだったので。パンチ力があったかなかったかって言ったら、最後のは見えてなかったので。まあでも、重さはありましたね。

(結果的に石井選手はその後に棄権ということになりましたが)さっきしゃべったんですけど、『先に倒れてなかったら俺が倒れてたかもしれない』ということも言ってくださったし、いい負けというか、いい結果は残したのかなと思うんで、リベンジしたいですね。(パンチにヒザを合わせにいくのは作戦?)そうですね。作戦を立ててるうちでお腹が弱いというのは分かっているので、三日月蹴りとヒザはずっと作戦でした。(勝ち上がるよりも石井選手に勝つのが優先だった?)煽りVとかいろんなところでも言ってたんですけど、僕の中で石井選手はスーパースターで、どうしても勝ちたくて、勝ってから先のことを考えようと思ってたんで、ホントに石井選手だけ考えて練習してました。

(ファンの方へメッセージを)いつも応援ありがとうございます。負けてはしまったんですけど、まだまだ頑張って今後も進化し続けるので、今後とも応援よろしくお願いします」

第4試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


京太郎 Kyotaro

第4試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分11秒
  • ×
x

坂本 英則 Sakamoto Hidenori

 京太郎は第2代K-1ヘビー級王者であり、ボクシングでもOPBF東洋太平洋ヘビー級・WBOアジア太平洋ヘビー級王者となった。昨年からK-1に復帰し、無差別級トーナメントに臨む。坂本は柔道と空手をベースにし、国内2団体でタイトルを獲得。スーパー・ヘビー級ながら胴回し回転蹴りなどトリッキーな蹴りも使いこなす。

 1R、坂本はジャブから左右ローを飛ばし距離を取る。カーフキックを放つ坂本だが、京太郎はそこに左右フックをまとめる。坂本の後ろ回し蹴りを、しかし京太郎は見切ってかわす。京太郎はガードの間から、あるいは坂本の打ち終わりに左フック、右ストレートを返していく。

 2R、京太郎は圧力を増し、ローキックを打ち込む。坂本は胴回し回転蹴りを放つも京太郎は当てさせない。京太郎は距離を詰め、右ストレート、右フックと当て、この右フックに坂本は前のめりにダウン。連打で迫る京太郎に坂本は再び胴回し回転蹴りを見せるが、京太郎は左ボディから打ち下ろしの右ストレート、ボディフックと打ち据え、最後は右ストレートで坂本を打ち倒した。

■試合後の坂本英則のコメント
「(試合直後の感想)強かったですね。1ラウンドは見えていて対策通りと思っていたんですけど、2ラウンドは何をもらったかわからない状態でもらって、そこから自分の落ち着きがない試合になってしまって。それでうまいこともらってKO負けしてしまいました。

(試合前と後で相手の印象)印象は変わらないですね。有名なだけあって強いし、強いから有名なんだなと言うイメージです。パンチも蹴りもしっかり全部できる選手なんだなと改めて思いました。(大きい舞台で緊張したか?)入場の時はこんなに気持ちいいところなんだ、と思ったんですけど、リングに上がったらやっぱり。ライトの感じは始まる前に慣れていたんですけど、やっぱり体が浮いちゃっているというか、いつもどおりどっしり構えてというのができなかったですね。

(相手との差なのか、K-1との差なのか)両方ですね。やっぱり大舞台初めて、みんな慣れてるなと見てて思うんですけど、僕はやっぱりこういう舞台初めてで、会場とK-1という名前にも正直びびってる部分もありますし、京太郎選手って日本で一番強いと思っているので、その選手とやれるうれしさと強い選手というびびりが多少入っているんで、全部に飲み込まれて体が浮いたのかなと思います。

(ファンのみなさんへのメッセージ)今日は2ラウンドでKO負けしてしまいましたけど、これからK-1という舞台で、どんどん大きい舞台にも慣れて、僕の強いところを見せられるように修行してもっと努力していくので、まだまだ応援お願いします。

第5試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


K-Jee Keiji

第5試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分28秒
  • ×
x

マハムード・サッタリ Mahmoud Sattari

 K-Jeeは2020年11月のK-1福岡大会でシナ・カリミアンをKOしてK-1王者に。翌2021年3月のカリミアンとの再戦で敗れてタイトルを失ったが、7月のK-1福岡大会では愛鷹亮をKOしている。対するサッタリはK-1 JAPAN GROUPに登場して以来、5戦5勝5KOとパーフェクトレコードを誇る現Krushクルーザ級王者だ。

 1R、サッタリはグッと踏み込むかのフェイントからボディフック、ハイキック、スピンキックと放っていく。K-Jeeもしかし踏み込みに左フックのカウンターを狙う。だがサッタリは攻撃を止めず、左フック・右フック・左フックを打ち込み、K-Jeeを打ち倒しKOで降した。

■試合後のK-Jeeのコメント
「(試合の感想は?)やっぱ強かったなあという感じですね。(相手の印象は?)やりたいことを対策されてたということに、終わって気づいたっていう感じですね。相手の一番の強さはどこだった?)ローを蹴りたかったんですよ。ローで距離を自分が作っていくスタイルなんですけど、それができない距離で。遠くから飛び込んでくるんで、スピードとかパワーはそんなに驚く感じではなかったんですけど。それがやりにくくて、ゴチャゴチャッとなった時にやられたんで。ただ打ち合いはやっぱり速いなと思いました。

(今回、上の階級とは当たりませんでしたが)重量級は日本人だけではトーナメントもできない状況なので、クルーザー級も含めてやるのはしょうがないのかなと。大きい相手とやりたいという願望が別にあったわけじゃなくて、自分はクルーザー級でやっていくので、あまり気にしなかったですね。(ファンの方へメッセージを)そうですね、頑張ります」

第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


不可思 Fukashi

第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • TKO
    • 3R 2分15秒
  • ×
x

小嶋 瑠久 Kojima Ruku

 試合開始前にスペシャルラウンドセレブのデヴィ夫人が登場。花道を進み、マイクで会場に「K-1ってスゴいんですね。ビックリいたしました。この熱気、興奮しております。K-1が大好きになりそうです。このエキサイトメント、スゴいですね。これからいろんな選手の方々が熱い戦いをします。みなさんもきっと興奮して応援すると思いますが、みなさんの熱気と温かい応援でこの会場を燃やしましょう」とメッセージする。

 1R、両者開始から中間距離でローを当て、パンチを交換する。小嶋は前に出てジャブから右アッパー、右フックと不可思に迫る。これを頭を振ってかわし、不可思はローをコツコツ入れていく。前に来た小嶋に不可思は右フックをクリーンヒットし、これを小嶋に効かせて下がらせ、右ストレートを打ち込む。

 2Rも小嶋は前に出て右ストレート、左フックと不可思を押す。ボディフック、アッパーとパンチを立体的に組み立てる小嶋。不可思はこれに押されるが、ローキックを入れ、左右ストレートで反撃。そしてボディストレート、飛びヒザと不可思は前に出る。小嶋はこれに対しボディから顔にパンチを走らせる。不可思は距離ができるとローキックを入れ、小嶋の脚にダメージを与える。

 3Rも不可思はローキックを続行。不可思はボディへの飛びヒザを見せ、そこから左右フックで小嶋の顔をとらえる。小嶋は手数が落ちクリンチで不可思を押さえる。すると、その直後に不可思が右クロスを打ち込み小嶋はダウン。不可思は右ストレート、左フック、飛びヒザと猛攻し、ここで小嶋サイドからタオルが入り、不可思のTKO勝利となった。

不可思のマイク
「今日はドロドロでもなんでもいいので勝ちたいって試合をして、ドロドロな感じですみませんでした。ここから這い上がってK-1のベルトを絶対獲るんで、見ててください」

■試合後の不可思のコメント
「(試合の感想は?)とにかく生き残ったなという感じですね。ドロッドロの試合になっちゃって、お客さんには申し訳ないなと思うんですけど、生き残ったなという感じです。(相手の印象は?)やっぱ、ずっと最後まで倒そうという気持ちは感じられましたし、パンチがうまいなと思ってたんで、印象通りです。

(ああいう試合内容になるとは思ってなかった?)あんまり試合内容とか、今回細かく考えてなくて、もう何も考えずにやろうっていう感じでやったんですけど、1Rは雑にパンチを振り回して、それがちょっとずつ、2R、3Rではローとかが出るようになったかなあという感じで。全然よくはなかったんですけど、うーん……試合内容とかは今回何も考えてはなかったですね。どうなるかっていうのは何も考えずに、思いっきりやろうっていう感じで、やりました。

(下から上がってくる相手にKOで勝ったというのはよかったのでは?)KOで勝ったという結果だけですね。内容は全然ダメだし、全然喜べる内容じゃないし、ただ結果だけ何とか拾えたんで、ここから這い上がるっていう気持ちはあります。(KOのシーンを振り返ると?)倒せて……最後はタオルだったんですかね。まあ、あんまりスカッとした感じじゃなかったんですけど、まあ何とかって感じですね。倒せたんですけど、あれも雑にいかずに組み立てて戦えれば、もっと早い段階で倒せたんじゃないかなとは思うので、そういうのが課題ですね。(ファンの方へメッセージを)ここから這い上がって、絶対K-1のベルトを獲りに行くんで、応援よろしくお願いします」

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


林 健太 Hayashi Kenta

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 0分19秒
  • ×
x

鈴木 勇人 Suzuki Hayato

 元ライト級王者の林は昨年からスーパー・ライト級に転向。昨年12月のK-1大阪大会では不可思から勝利を収めた。対する鈴木はこの一戦で連敗からの脱出を狙う。

 1R、オーソドックスの林に対しサウスポーの鈴木は左ミドル、左ローと放っていく。林も鈴木の蹴りにパンチを合わせ、蹴りを受けすぐローキックをリターンする。林は蹴りを受けても下がらず、ローを返しながら前に出て、右フック・アッパー、ヒザと繰り出す。しかし鈴木も蹴りだけにならず左ストレートを返す。

 2R、鈴木は前に出て左ミドル、ヒザ蹴りと林を追い、カウンターの左ストレートを好打し林をフラつかせる。林はしかし持ち直し、右ストレートを当てた後で鈴木にローキックを効かせる。だが鈴木も左ストレートを当てて林を下がらせる。鼻血の見られる林。ラウンド終盤、打ち合いに臨んだ林だが鈴木が左ストレートで打ち抜きダウンを奪い、立ち上がる林だがダメージを感じさせる中ゴングとなる。3R、鈴木は林をロープに追い詰め左ストレートと右フックで猛ラッシュし、ここでレフェリーがストップした。

鈴木のマイク
「応援ありがとうございました。K-1は4戦目なんですけど、3戦落としていて、本当にこの試合の前怖くて、勝ててホッとしています。チームのみんな、本当にありがとう。負けてばっかりの自分を応援してくれてありがとうございます。これからスーパー・ライト級をかき回していきます。注目していてください」

■試合後の林 健太のコメント
「(試合の感想は?)マトモにもらいすぎて、覚えてないですね。(相手の印象は?)特に対戦前も考えたことはないです。(試合のことはどれぐらい覚えてる?)1回倒されたのは覚えてるんですけど、そこからスパッと終わりました。(相手がパンチが多かったのは想定外?)いや、そんなことはなかったんですけど……反応できなかったですね。自分が練習してきた、サウスポーのパンチに対して、せなアカン動きっていうのができてなかったと思います。

(ファンの方へメッセージを)期待を裏切ってばっかで、ホンマ申し訳ないですね。けっこう頑張ってきたんですけどね、練習。アカンかったですね。ていうことは、足りてないのか、頑張り方を間違えてるのか……。もう一回修正せな、ここから這い上がることはできんのやろうなって。応援してくれてる人の気持ちもあるし、絶対にチャンピオンになりたいし、ならなアカンと思ってるし、いろいろトレーナーたちと話して、見つめ直して修正し直して、もう一回頑張ります。とにかく、今日は休みます。すみません、ありがとうございます」

■試合後の鈴木 勇人のコメント
「(試合の感想は?)とにかく、今は勝ててホッとしていますね。それだけです。(相手の印象は?)林選手は一階級下ではありますけど、元チャンピオンということだったので、もちろん強い選手という認識ではいたんですけど、本来の自分のポテンシャルを出せれば敵わない相手ではないと思ってるんで、それがうまくハマった感じですかね。

(KOは想定していた?)今回は倒すか倒されるかって自分の中で決めてたので。判定決着はないなと思ってたので。自分も倒される覚悟で、倒しにいきました。(パンチが多かったのはそれが理由?)いや、正直蹴りで戦いたかったんですけど、おもったより蹴りがうまくいかなかったので。そしたらパンチが思ったより見えて。相手の攻撃が見えて、自分の攻撃もジャブの刺し合いが意外といけるなと思って、これだったら意外といけるなと思ったんで、それでちょっと切り替えましたね。蹴りというよりは、近い距離で打ち合っても、これだったらいけるなと思ったんで、思いっきりいきました。

(今後につながるものが見えた?)そうですね。今後につながる結果になったと思いますし、ただ、今まで3連敗してたんですけど、この1年間、トレーナーとずっとやってきたことがあって、前回の試合からこの試合の間にやったことが伸びたとかそういうんじゃなくて、この1年間やってきたことが、やっとハマって試合に出たのかなって感じですかね。

(ここからの展望は?)もちろん、ここで1回勝ったからって、一気に上にいくとかそんな甘い世界じゃないと思ってるんで。まあでもこの勝ちは、自分自身、自信になったっていうのもあるので、これから与えられたチャンスを1個1個クリアして、チャンピオンにたどり着けるように、『鈴木なら挑戦しても面白いだろう』と思われるような選手になって、いつかは必ずベルトを巻きます。(ファンの方へメッセージを)応援ありがとうございました。これからスーパー・ライト級、自分もトップ戦線に行けるようにかき回していくんで、応援よろしくお願いします」

第8試合/スーパーファイト/-61kg契約/3分3R・延長1R


“狂拳”竹内 裕二 "Kyoken" Takeuchi Yuji

第8試合/スーパーファイト/-61kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分29秒
  • ×
x

SATORU成合 Satoru Nariai

 約5年ぶりにリングに戻って来た竹内。竹内とも対戦した梶原龍児の教え子・成合が迎え撃つ。1R、リング中央に立つ竹内に対し、成合は踏み込んでストレートと前蹴りを放っていく。この前蹴りを掴んでしまう竹内にレフェリーは注意を出す。成合の踏み込みに竹内は右ストレートをカウンターで狙う。ロープに追い込み左右ボディフックを連打する竹内だが、成合は体を入れ換え右クロスを打ち込む。

 2Rも竹内は中央に進み、先に成合の右クロスを受けるが左フックで打ち抜きダウンを奪取する。立ち上がった成合はダメージを感じさせながらもボディストレートを入れ、これに竹内は右アッパーを連打。竹内はさらに左フック、右ストレートとパンチを繋げ、左ストレート、右ストレートと放って成合を打ち倒しKOした。

竹内のマイク
「久々にマイクで喋れる。やったね。ペガサス狩り、やりました。明日フィットネスジムオープンさせるんで、よかったらそっちも遊びに来てください。6月も出させてください。会長がそう言ってるんですけど、俺はどっちでもいいです」

■試合後の“狂拳”竹内 裕二のコメント
「(試合の感想は?)5年7ヵ月ぶりの試合、勝利で言ったら10年以上ぶりの勝利になるんで、メチャメチャうれしいです。メチャメチャうれしい、それ以外ない。(相手の印象は?)変わらず、やっぱり試合中も熱い男だったし、グイグイ来て、魂の削り合いに勝ったって感じで、削りまくりましたね。(自分の動きはどうでしたか?)2Rに入ってちょっとよくはなったかなと思うけど、俺が思ってた動きは1Rにはできなくて。2R、ちょっと自分の動きになってきたなっていう感じだったんで、次はもうちょい調子いいのかなとは思いますね。

(フィニッシュは会心の出来?)まあまあっすね。もうちょいいけたんすよ。もうちょいキレイに決まったんすけど、相手も気合い入ってて、前に記者会見で言ったみたいに魂の削り合いで俺が削り勝ったって感じの、(ポーズを決めて)イエア!(ここからやっていく手応えは掴めた?)1R抜けて、2Rはメチャメチャ冷静だったし、1Rも冷静だったし。前よりメンタル的な力が上がったのかなっていう。狂拳完成まで、あと2試合です。完成させたいと思います。

(削り勝ちということは、ワンパンで決めるつもりはなかった?)全く。でも、あの右で決まるのかなと思ってたけど。右、何発か当たったでしょ、俺も。右で決まるかなと思ったけど、意外とあれじゃ決まらなかった。(左右のボディは最初からいこうと?)ボディは頭にはなかったんだけど、空いてたから。

(久々の試合での違和感は?)久々にやって、離れてた分、たぶん俺もやりたかったんだろうと思うし、メチャクチャ気持ちよく。今までで一番いいリングの使い方をしたんじゃないかな。メンタル的にいい感じだったっす。もう38歳ですからね(笑)。でもマジ、メンタル的にいい感じに持っていけて、今回、フィジカルもいい感じに持っていけたんで、完成までもうちょいです。(明日ジムがオープンなんですか?)そう。明日、麻布十番でプレオープンしますんで、皆さん入門してください。(明日の一夜明けは大丈夫ですか?)ちょっと、段取りちゃんとします。全く忘れてた。明日もよろしくお願いします。(ファンの方へメッセージを)あと何試合かやるんで楽しみにしといてください。メチャメチャ調子上げてくんで、ぶっ放してくんで、ヨロシク!」

■試合後のSATORU成合のコメント
「(試合の感想は?)負けてしまったんで、もうしゃべりたくないですね(苦笑)。(相手の印象は?)バチバチなタイプだったんで、最初からうまく戦っていった方がよかったかなという印象ですね。バチバチに付き合っちゃったのが、今日は悪かったですね。(打ち合いの達成感のようなものはない?)練習していたコンパクトな打ち合いというのが全然できてなくて、大振りになっちゃっていたので、反省しかないです。(復活した相手の戦いはどうでしたか?)1R、腹を狙っていて『ウッ!』と言っていたので、間違いなく効いてたんですけど、2Rに入った時に『打ち合った方が会場が沸くだろう』と思って打ち合ったらやられちゃいました。

(そこで打ち合うのがSATORU選手のスタイルでは?)そうですね、そこが自分のスタイルなので崩したくはないですけど、勝ちにいくためにはうまく戦うべきだったかなと思います。(ファンの方へメッセージを)今日は応援ありがとうございました。毎試合そうなんですけど、今日は特に勝つ気しかなくて、今はとにかく悔しいんで、またいろいろ考えて精進していくんで、これからも応援よろしくお願いします」

第9試合/スーパーファイト/-75kg契約/3分3R・延長1R


松倉 信太郎 Matsukura Shintaro

第9試合/スーパーファイト/-75kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:27/30:27
  • ×
x

ジュリオ・セザール・モリ Julio Cesar Mori

 K-1復帰を果たした松倉がモリと対戦。両者にとって新階級-75kg新設に向けた一戦だ。1R、松倉はモリを中心にステップを踏みローキックを打ち込む。モリはダッシュして突進するように向かい、右アッパー・右フックと打ち込む。松倉はしかしこれをブロックしてカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を効かせていく。

 2R、モリは松倉のカーフが気になるか、やや圧力が減じる。松倉は変わらずパンチをブロックしてカーフキック・ミドルを放っていく。モリはパワフルさを発揮し、右ストレート、ボディ打ちと松倉を攻める。松倉もミドルから顔への連打。ラウンド最後はモリに再びカーフを効かせる。

 3R、モリは前に出て間合いを潰し、松倉にローを出させずアッパー連打。しかし距離があいたところで松倉は右カーフキックを入れ、これでモリをダウンさせる。立ち上がってパンチを狙うモリだが、松倉は三日月蹴り、ボディへのヒザと倒しに掛かる。モリはサウスポーに変わって松倉に右カーフを蹴りにくくさせる。松倉が右ストレートでモリをフラつかせて終了。判定は30-27、30-27、30-27で松倉。K-1復帰戦を飾った。

松倉のマイク
「倒すってデカいことを言っていたのにしょっぱい試合をしてすみませんでした。人生、自分が主人公なのに気づいたら脇役で引いていて、でも応援してくれるみなさんや先輩の背中を見て、信じたらこうやってK-1に戻ってこれて、しょっぱい試合でしたけどこれで8連勝になりました。昔はこういうこと言うやつをうるせーなとか気持ち悪いなと思ってましたけど、信じればなんとでもなるな、素晴らしい仲間に会えるなと思いました。K-1に僕の階級を作るためにやってきました。スーパー・ミドル級(75kg)のチャンピオンになります。必ず説得力を持った男になるので、一緒に戦えてもらえたら、応援して注目してもらえたら嬉しいです。後半戦、楽しんでお帰りください」

■試合後の松倉信太郎のコメント
「(試合の感想は?)本当に試合前に強気なこと、言うこと言ってきたんですけど、それに見合った試合ができなかったなというのは率直に思ったし、自分の実力不足を痛感したというか、あそこで倒すやつは倒すし、それができなかったのはすごく不甲斐ないというか、口だけになってしまったなというのが強い気持ちですね。今は。反省点しかないなと。

(相手の印象は?)タフなのはどの映像を見てもわかったんですけど、もうちょい自分のリズムで試合が出来るかなとは正直思っていた部分はあるんですけど、思っていたよりめちゃくちゃタフだったし、今まで普段8オンスで試合をしていたんですけど、(今回の試合は)10オンスなんですけど、拳もめっちゃ痛くて。タフな相手とはいっぱいやってきましたけど、すごいタフだなというのは感じました。

(久しぶりのK-1の会場だったりリングだったりは?)5年半ぶりくらいだったんですけど、計量からこうやって試合後の会見、ここまで人がたくさん集まって下さったりとか、全てが新鮮だったというか。グローブとかルールとかリングが小さかったりとか、細かいところはやってみないと分からない部分はたくさんあったので、そういう部分は今後の試合で学ばないといけないなと思うし、久しぶりのK-1の舞台はすごい興奮したんですけど、ちょっと飲まれちゃったかな。飲まれちゃったというか、自分が思い描いていたような試合はできなかったなというふうには思っています。

(リングサイドで神保選手が見ていたが)あんまり僕はそんなに神保君のことをどうこうというのはないんですけど、どうですか、客観的に神保君かな?という感じはしますか?僕以外で。(記者:先に言っていたのが彼だったというのはある)僕はそんなに誰という、彼と特別やりたいというのは無いんですけど、やっぱり盛り上げていきたいし、どうせだったらこう周りにも言われるので、最後の最後で一番盛り上がってやるやつがいないという段階でトーナメントの決勝で全部奪い去ってやりたいなくらいの気持ちでいるので、僕は全然そこに焦りがないというか。そこまでは意識していないですね。

(8オンスと10オンスでは大きく違った?)アップのときに『重っ』と思って。そんなに変わらないだろうと思われるかもしれないですけど、それに慣れちゃっていたので、アップの時に焦って『これ腕がもつかな』と思うくらい違いました。そこは今学べてよかったなというのはめちゃくちゃ思っていますし、練習からグローブを変えないとなと思うくらい結構違いを感じました。リングの狭さとかに関してはあんまりやってる最中は思わなかったんですけど、試合結果見てもわかるんですけどやっぱりKO多いっすね。すごいなというか、K-1はK-1なんだと改めて痛感しましたね。

(威力も多少薄まる?)あれが8オンスだったら倒れてたのかなと思う部分もあるんですけど、とにかく重かったですね。僕は正直8オンスでいいなと思っているので。小さい方がKOにもなるし、見ている方も面白いと思うので、できたら8オンスでお願いしたいですね。もちろん僕も倒れる可能性が増えるんですけど。70kgだと8オンス、75kgだと10オンスになっちゃう。70kgとはもちろん変わりますけど、ヘビーとはまたちょっと違うので、ぜんぜん8オンスでもいいのかなと個人的には思います。まあ10オンスのままでも倒せるようにしないといけないなとは思っています。

(武尊がセコンドに着く中で気持ちの変化は?)やってる最中、終わったところで。相手が効いた場面、いくっていう場面でちょっといけなかったいうのが自分ではあったんですけど、あいつだったらここでいって倒してるな、ここでもう一個無理してるなとか、終わった後も一番近くで見てくれているし、一緒に練習もしてきたので、すごく感じましたね。あいつだったらここいってるなっていうのはすごく思いました。あいつは優しいのでそういうことは言ってませんでしたけど、そこは俺もやっぱりこのままじゃ駄目だなというのは痛感しましたね。

(ファンの方へメッセージを)ファンの皆様、本当に口だけになってしまって申し訳ないなと、約束を守れずにすみませんでした。本当にの一戦を意味があるものにしていかないといけないと思っているし、こっからしっかり学んで反省して、成長していきたいなと思っているので、これから僕がK-1にスーパー・ミドル級を作るので、応援、注目してもらえたらうれしいです。皆様本当にありがとうございました」

■試合後のジュリオ・セザール・モリのコメント
「(試合の感想は?)この大会のためにいろいろと練習してきました。練習と実力を発揮できたと思いますが、全ての実力を出せたわけではありません。なるべくキックを多めに出そうと思っていましたが、やはり松倉選手のキックもガードもすごかったので、思うようにキックを出せなかったと思います。

(相手の印象は?)ずっと彼の試合も見てきたので、とても努力家でもあるし謙虚な方だと思っていました。実際に戦ってみたら本当に謙虚で努力家で、本当に強い選手だなと思いました。(足を冷やしているが、カーフキックのダメージは大きい?)カーフキックだけでなくいろいろな強いキックを打たれました。かかとの上のガードしていないところにヒットしました。(ファンの方へメッセージを)応援してくれるみなさん、どんどん練習してまた実力をつけていきたいと思いますのでどうぞ応援よろしくお願いいたします」

第10試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


ゴンナパー・ウィラサクレック Konnapar Weerasakreck

第10試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分13秒
  • ×
x

鈴木 翔也 Suzuki Shoya

 1R、サウスポーのゴンナパーに対し、鈴木はオーソドックスで前に出る。やや押されるゴンナパーだが、鈴木の足をローで払い、体を入れ換えると左ストレートを突き刺し、鈴木を座り込むようにダウンさせる。立ち上がった鈴木をゴンナパーは左ストレート、ハイキックと襲い、ロープを背にしたところで顔への飛びヒザ蹴り。これに鈴木は崩れ落ち、初回KOとなった。

ゴンナパーのマイク
「こんばんは。今日はこうして勝つことができて嬉しいです。応援してくれたみなさん、ありがとうございます。これでまたチャンピオンへの挑戦権が戻ってきたと思います。ウィラサクレックジムを応援してくれたみなさん、ありがとうございます」

■試合後のゴンナパー・ウィラサクレックのコメント】
「(試合の感想は?)今日は勝てて、とてもうれしく思っています。また今日は自分の作戦通りの勝ち方ができたので、その部分もよかったと思います。(相手の印象は?)特には変わっていません。試合の前から必ず勝てる相手だと思っていましたし、実際に勝てたので、印象として変わった部分はありません。(いい形で勝てた。王座再挑戦への展望は?)今日の勝ち方は自分にとっても自信になりましたし、もう一回チャンピオン戦、タイトルマッチに臨める権利・資格を得られたと思います。ただ、タイトルマッチという意味では、今の62.5kgでももう一回挑戦したいんですけど、65kgに階級を上げてもう一度チャンピオンになりたいという思いもあります。

(65kgは選手がひしめき合っている状況。そこへの意欲は?)いい選手が揃っている階級だとは思いますけれど、自分自身もこれまでに戦ったことがある選手が大勢いますし、そこを恐れているということは全くありません。(ファンの方へメッセージを)今日は自分を応援してくれたタイ、日本、世界中のファンの皆さん、本当にありがとうございました。今日は自分のいい仕事ができて本当によかったと思います。これからもさらに気合いをいれて練習をして全力でベストな試合をしていきたいと思っています。今日はとてもうれしい気持ちでいますので、今後ともがんばっていこうと思っています」

第11試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


谷川 聖哉 Tanigawa Seiya

第11試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分20秒
  • ×
x

加藤 久輝 Kato Hisaki

 トーナメント一回戦を勝利した石井慧だが肋骨骨折の疑いがありドクターストップに。そのためリザーバーの加藤久輝が一回戦を勝ち上がった谷川聖哉と対戦することとなった。

 1R、サウスポーで中央に立った加藤はそこから一気にコーナーまで谷川を詰めると左ストレートと右フックを打ち込み、ガードごと谷川をなぎ倒してダウンを奪う。立ち上がった谷川はロー、掛け蹴りで反撃。そこからスッと前に出ると右ハイキックを放って側頭部をとらえ、加藤がばったりと倒れ、谷川が逆転KOを収めた。

■試合後の加藤久輝のコメント
「(試合の感想は?)準決勝、せっかくチャンスをもらって本戦に入って、先にダウンとって逆転TKO負けして。悔しいです。(谷川聖哉選手の印象は?)印象は変わってないですね。ノーモーションでリラックスしたパンチも蹴りも出す選手です。(愛鷹亮選手の印象は?)リザーブファイトだったので、正直今回は僕は頭の中は1試合しっかり愛鷹対策をしていました。なのでその面ではしっかり慌てずに削って削って向こうが大ぶりになったときにストンとしとめたので、プラン通りでしたね。

(リザーブファイトで勝って準決勝も先にダウンを奪い、いけるという気持ちはあった?)はい。ありましたね。しかし今回のテーマは自分のペースでいくと考えていたので、ダウンを取った後にそんなに目が泳いでいたわけではないので、とりあえずこのラウンドは10-8を取っているという計算で、またチャンスがあればダウンを取ればいいという考え方でした。

(次の選手は対策無しでやらないといけないという状況だった?)正直言えば無いと思っていた。特に石井さんとかサッタリ、京太郎はケガをしても出るだろうと思っていて。本当に愛鷹選手しか考えていなかったですね。(ファンの方へメッセージを)今日は久々に1勝できてうれしかったんですけど、その後のKO負けで完全に吹き飛んで。また負けに戻った感じなので、このまま辞められません。なのでまた今年はチャンスがあれば出て、しっかりKO勝ちしたいと思いますので、引き続き応援お願いします」

第12試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


京太郎 Kyotaro

第12試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-2
      29:29/28:30/28:30
  • ×
x

マハムード・サッタリ Mahmoud Sattari

 準決勝・第2試合は一回戦で坂本英則を2RKOで下した京太郎と、一回戦最短となる1分28秒のKOでK-Jeeを下したマハムード・サッタリが激突。

 1R、サッタリの右ローからスタート。続いてサッタリは後ろ回し蹴りを放つが、京太郎は当てさせない。そしてサッタリにカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を入れていく。サッタリはボディストレートを入れるが、京太郎は次第に前へ出て圧力を掛けていく。サッタリはしかし高速スピンキック、右スイングフックと放つが、京太郎すんでのところでかわす。

 2R、サッタリは中央からステップインして左フックを放つが、京太郎はよく見てクリーンヒットさせない。スイングフック、ハイキックと放つサッタリだが、京太郎はやはりよく見て当てさせない。体格差で圧力をかけてサッタリを消耗させる京太郎。

 3R、サッタリはジャブを放ってヒット。京太郎もジャブを返す。サッタリは右クロス、左フックと放つが、京太郎は前に出て圧力を掛け、左フックのカウンターでサッタリをとらえる。コーナーを背にしたサッタリだが、右ストレートから返しの左フックを京太郎に好打。京太郎が連打で来ても、サッタリは足を使って横に逃れる。判定は29-29、30-28、30-28の2-0でサッタリ。決勝進出を決めた。

■試合後の京太郎のコメント
「(試合の感想は?)負けた選手が喋ることはないですけど、本当は石井選手が棄権した時点でね、僕のための試合のようなものなんでね、勝たなきゃいけなかったですし、優勝しないといけないような試合でしたけど、K-1に戻ってきてK-1ルールにフィットしていないような部分もあった。

 本当は今思えば打ち合いにいかないといけないような試合だったのかもしれないけど、やっぱりまだボクシングのくせというか、10ラウンド、ラウンドごとに計算してしまう癖があって、打ち合いにいけば勝てたかもしれないけど…というところはあります。自分の中で去年から今年に入って試合までの道のりというか過程は、これからの人生の中ですごく成長できる部分があったので、すごく良かったんですけど。結果は決勝の舞台に上がれなかったので、まだまだ人生厳しいなと思いますけど、まあこんなもんかなと。

 ここより上というか、気持ち的には難しい部分もあるし、ある程度自分の中でやりきった部分はあったので、まあこんなもんかなと。そんな感じで考えています。すっきりしています。別にそのこの先どうこうだからというところではなくて、この試合を終えてすっきりしているので、こんなもんかなと。そんな感じです。

(相手の印象は?)駆け引きが上手かったなと。向こうの方が。一発一発やってきて蹴りも蹴ってきたので。でもスタミナ切れてたので延長いけるかなと思ったんですけど、1・2ラウンドの僕の印象が悪かった。結果的に。まあ1・2ラウンドどうこうで延長あるかなと思っている時点でK-1に出るのが難しいかなという感じもしますけど、フィットしきれない部分があって。まあまあ自分の負けは間違いないので。誰のせいでもないし、自分のせいです。はい。

(途中から切り替えて打ち合いにいくことが難しかった?)打ち合うということ自体が、頭の中に常に。ボクシングの時からラウンド数を計算して。ボクシングは打ち合うとかないんで、計算してやっているところがすごくあるんですね。1ラウンド終わったら10-9、2ラウンドはこうで延長いけるだろうみたいな計算をしてしまう癖があるので、本当はそういうことではなく、ポイントとかではなく、勝ち負け、打ち合うというのがK-1にとっていいことだと思う。それは前回も一緒なんですけど、そこはまた、すごくいい練習もできたしスタミナも残っていたし、効いた部分もなかったので、そうなってくると僕の弱い部分が。まあまあ、そうですね、負けた結果がそうなんです。

(K-1に向けての取り組みを考える?)ここで引退とかは無いですけど。無いといったらおかしいですけど、19、20歳から16年やってきたので、自分のなかでよくここまでこんな感じでやってこれたなというのはあるので、初めてすっきりした。終わって。勝っても負けても終わってすっきりしたなというのがあって。昔のK-1出ていたときにはもっとスコーンといけたんだけれども、まだそこらへんは戸惑いがあったんでしょうね。だと思います。

(ファンの方へメッセージを)僕が言えることはないですけど、K-1という素晴らしい舞台でこのメインのトーナメントができてすごく気持ちよかったので、人生諦めずにこれまでやってきてよかったなと思います。ありがとうございました」

第13試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


椿原 龍矢 Tsubakihara Tatsuya

第13試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:28/30:29
  • ×
x

新美 貴士 Niimi Takahito

 昨年12月にK-1フェザー級王座から陥落した椿原が再起戦。対する新美は現Krush王者で、「K-1 AWARDS 2021」のKrush MVPを獲得した。

 1R、開始から新美はダッシュするように椿原に向かっていく。椿原は右ストレート、ボディ打ち、ヒザ蹴りと新美に打ち込む。新美はサウスポーから左インローを打ち込み椿原を追う。椿原は左フック、左ボディ、右ハイキック、飛びヒザと多彩な攻めを見せる。

 2Rも新美は距離を詰めんとするが、椿原は前蹴り&プッシング。左右と動きつつ右ストレート&左フックを新美に当て、椿原は新美を空転させる。新美が来ると椿原は手を伸ばして押し、プレッシャーを受けない。

 3R、新美はやはり椿原を追い詰めんとするが、椿原に押されて下がらされる。それでも愚直に進み、左ストレート・右フックで椿原をとらえる。被弾してきた椿原だが、新美を押して下がらせミドルを打ち込む。パンチからハイキックを繋げ手数多く攻める椿原。この手数で新美を攻勢に移らせない。判定は30-29、30-28、30-29の3-0で椿原。Krush王者・新美を下した。

■試合後の椿原龍矢のコメント
「(試合の感想は?)とりあえず勝ててよかったなっていうのがありますね。二連敗したらやっぱ心もしんどくなるので、まずは勝ちを拾えてよかったなと思います。(相手の印象は?)前に来るのはもちろんわかっていたので、それに合わせた対策はしとったんで。大きく変わったところはないんですけど、ローキックをめっちゃ蹴られたので、ローキックめっちゃ強かったなと思いました。

(新美が前に出てくるのが強いのは想定していたから大丈夫だった?)そうですね。想定して練習をずっとしていましたし、プレッシャーのある選手ともずっと練習をさせていただいていたので、試合中にプレッシャーがどうのっていうのはあまりなかったですね。(自分の攻撃面で課題にしていたところは?)一発カウンター、フックとかストレートを当てる練習をしていたので、結構右のフックはいいのを当てられたなと、やっていて思ったんですけど、それは王者の新美選手が強くてなかなか倒れんかったなという感じですね。

(ここから先はどうする?)もちろんベルトは狙っていきたいです。僕の中ではマジで倒せると思っているんですよ。すでに倒せるパンチは持っていると思っているので。あとはしっかり勝ち方にもこだわって、でも自分のスタイルは見失わないようにやっていきたいなと思います。

(ファンの方へメッセージを)応援ありがとうございました。まずは勝ててよかったです。内容とか反省点はこれからしっかり復習して、次回もっとすごい僕を見せるので、これからも応援よろしくお願いします。押忍!」

■試合後の新美 貴士のコメント
「(試合の感想は?)相手の椿原選手が上手で、僕の力が及ばなかったんで、すごく悔しいなと思いました。(相手の印象は?)イメージ通りでしたね。(椿原選手の攻撃がパワフルに見えたが?)僕自身は効いてはいないんですけど、遠い距離から打つ攻撃というのは、ポイントというか見た目にすごく現れるので、それがポイントになったっていう感じで、威力もあるとは思うんですけど、僕自身はそんなダメージはなかったです。

(K-1の壁を感じる?)ここ2戦K-1に出させていただいて勝ててないので、今回こそはと思って挑んだんですけど、結果が出なかったので、また頑張らないとなと思います。(そこで必要なものは?)たくさんあるんですけど、バリエーションだったりスタミナ、気持ちとか、パワーとかスピードとか、足りないものはたくさんあるなと思います。(ファンの方へメッセージを)応援ありがとうございました。勝てなかったんですけど、次は勝って、応援してくれてる人に喜んでもらえるように、しっかり勝ちたいなと思ってるんで、また頑張ります。応援よろしくお願いします」

第14試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


軍司 泰斗 Gunji Taito

第14試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9
  • ×
x

斗麗 Toma

 軍司はK-1アマチュア、K-1甲子園、Krushと各タイトルを獲得し、昨年12月K-1王者に。2月のK-1では武尊とスペシャルエキシビションマッチで拳を交え、今回はK-1王者として初のスーパーファイトに臨む。斗麗は10戦9勝(4KO)1敗の超新星。王者を相手に番狂わせを狙う。この試合はタレントのビビる大木さんがスペシャルリングアナウンサーを務めた。

 1R、斗麗は構えを左右にスイッチしながら前蹴り、ロー、ボディフック、ヒザと手数多く攻め軍司を翻弄せんとする。しかし斗麗のヒザがローブローとなってしまい一旦インターバルが取られる。再開すると軍司は左右フックの上下打ちで攻勢を取るも、斗麗は顔へのヒザでカウンターを狙う。

 2R、斗麗は前蹴り、左右のミドルを繰り出し軍司の進入を阻む。前蹴りで軍司を転倒させる斗麗。斗麗は次第に距離とリズムを掴んできて、軍司を懐に入れず展開する。距離が詰まっても的確なブロックで弾き軍司にクリーンヒットさせない。

 3R、斗麗は前蹴りとミドルを入れ、接近戦ではヒザ。軍司が得意とするパンチを回転させない。しかしヒザが軍司にローブローとなってしまい、1Rに続きインターバルとなる。再開すると軍司は圧力を強めるが、斗麗がバッティングとなってしまい再びインターバルが取られる。再開し、軍司はヒザ蹴りから攻めんするが、斗麗はクリンチして押さえ、前に来る軍司に右フックをカウンターで当てる。判定は30-29、30-30、29-29で斗麗に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 延長R、斗麗は前蹴り、ミドル、ジャブと攻撃の手数が多い。軍司は強引に詰めんとするが、斗麗は前蹴り、カウンターのストレートと合わせる。しかし軍司は圧力を落とさず前に出る。そして右ストレートを当てて斗麗を下がらせ、ボディへのヒザも追い打ち。コーナーに詰め、右ストレート、左フックを斗麗に見舞って終える。判定は3者10-9で軍司。やや劣勢だった本戦から延長で盛り返して勝利した。

軍司のマイク
「狙い過ぎちゃってダメダメな試合で、斗麗選手強かったです。僕は負けだと思っているので、しっかり修正して強くなっていくので強い相手お願いします。強くなって帰ってきます」

■試合後の軍司 泰斗のコメント
「(試合の感想は?)試合前からずっとKOで勝つって言ってたんですけど、微妙な感じで判定勝ちになったっていう感じですね。(相手の印象は?)シンプルに強かったですし、やっぱり蹴りも威力があって、僕の中で跳びヒザが怖くて、それでちょっと思ったより前に行けなかったっていうのが感想です。(相手が想定以上だった?)シンプルに強くて、すごくやりづらかったっていうのが一番の印象だったと思います。

(本戦の判定の時点では?)引き分けかなと思ってました。(延長で心がけたことは?)倒れてもいいから、どんどん前にいって倒しにいこうかなというのは思ってました。(下から上がってきた選手に勝った点については)チャンピオンになってからのスーパーファイトは『魔のスーパーファイト』と言われてる中で、僕はスッキリ1RKOで倒そうと思ってたんですけど、こういった形で“魔”に飲み込まれたわけじゃないですけど、そういう感じになっちゃって、反省点が残る試合だったかなと思います。(下からの突き上げは感じる?)それも感じますし、勢いのいい選手はいるなとは思います。

(会場にRISE勢が来ていたが)知らなかったです。先のことを考えていたら、その前にやられるというのは知っていたので、何も考えずに、シンプルにこの試合だけを一番に考えて戦ってました。(ケガとかはないですか)ケガというケガはないので、いつでも試合できるかなという感じですね。6月でもいつでもすぐできるという感じです。(ファンの方へメッセージを)今回はこういう形になっちゃったんですけど、次からチャンピオンらしい試合をして、どんどんKOを狙って戦っていって、新世代の頭になれるように練習するんで、よろしくお願いします」

■試合後の斗麗のコメント
「(試合の感想は?)普通にまあ、判定で負けたんで、僕がまだまだ弱かっただけですね。(相手の印象は?)チャンピオンやし普通に強いなあと思ったんで、僕はまだまだチャンピオンには勝てなかったんで、もっと強くなってやり返すだけですね。(延長で差がつけられたのは?)最後の延長は、パンチをもらってまっすぐ下がるとか、僕の悪いところが出たので、そこを直さなアカンなあと思いました。そこを修正して、またやり返します。

(前半の手応えは?)前半はやりやすかったので、僕もいけてると思ってたんですけど、延長になってダメなとこが出たなあという感じですね。(ファンの方へメッセージを)今日は負けてしまったんですけど、絶対チャンピオンになるんで、またここから頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


江川 優生 Egawa Yuuki

第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      29:30/29:30/28:30
  • ×
x

大岩 龍矢 Oiwa Tatsuya

 第3代K-1フェザー級王者の江川が、今回からスーパー・フェザー級に階級を上げ1年ぶりの復帰戦となる。対する大岩は第4代Bigbangライト級(61.25kg)王者であり、スーパー・フェザー級の門番として江川に立ちふさがる。

 1R、江川は左右のローを放って様子見し、続いて左右のフックを上下に放つが、大岩はブロックして弾く。大岩はグローブの後ろから江川のパンチを見て圧力を掛けていく。江川はロープ際まで下がると、右フックを強振し大岩を下がらせる。打ち合いで大岩が右ストレートを当て初回を終える。

 2R、大岩は江川のローをカットし、右ストレート、ワンツーを返す。大岩は前に出て圧力を掛け、ボディストレート。大岩は江川に連打されても下がらず、逆に連打を返し、江川にカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を蹴り込む。

 3R、江川も大岩の圧力に対抗するように前に出る。右ローを効かせる江川。だが大岩もボディへのヒザを返す。大岩は圧力でまさるか江川をロープ際に追い詰める。大岩が押し勝つ形で終了のゴングを聞く。判定は30-29、30-29、30-28の3-0で大岩の勝利。大岩が江川から勝利をもぎとった。

■試合後の大岩龍矢のコメント
「(試合の感想は?)やったぜ、って感じですね。(相手の印象は?)気持ちの強い選手ですし、めちゃめちゃタフなリスペクトしていた選手でした。めちゃくちゃ打ち合いに応じてくれたし、めちゃくちゃ楽しかったです。(江川選手が「フィジカルの面で勝てなかった」とコメントしていたが)自分の中で自分はフィジカルだけだと思ってるんで。だけっておかしいな(笑)。フィジカルはマジで同じ階級でトップだと思ってるので、フィジカル面で真っ向勝負で戦ってくれたので、負けるわけないなという気持ちでした。もちろん弱くはなかったですけど、フィジカル面は負けたくないという気持ちがあるので、そこで勝てたかなと思います。

(パンチ力、キレなどはどう思った?)スピードはありましたけど、パンチ力は弱くはないですよ、もちろん。倒してきているんで。ただ僕は本当にフィジカル面は負けないと思っているので、僕よりは弱かったのかなと。ただそこだけだと思っています。フィジカル面で戦ってくれたからこそこういう試合が出来たし、もし江川選手がテクニックに走ったらまた違う展開になっていたのかもしれないです。江川選手がフィジカルで来てくれたおかげでバチバチな試合ができたし、僕が勝ったのかなと思います。

(ファンの方へメッセージを)こういうかしこまった会見苦手なんです。結構思ったことも、試合直後にカメラが追ってくれたんですけど、そこでめちゃくちゃ喋ったので、そこを見て欲しいですね。これからはK-1の顔になれるように。K-1の顔になるので、大岩龍矢についてきて下さい。ありがとうございました」

試合後の江川優生のコメント
「(試合の感想は?)すごくいい経験になったとしか言えないですね。60kgの体作りはまだまだだと思ったので、そのきっかけを作ってくれた大岩選手には感謝します。(相手の印象は?)思ってたより圧力があったっていうのと、パワーもありましたね。自分も別にパンチは効いてないんですけど、向こうも効いてないと思いますし、ただ単にパンチ力がどうこうっていうよりフィジカルでの押し合いに負けましたね。

(自分の動きがよくなかった?)自分もちょっと相手の土俵に立っちゃったというのもありましたけど、その上で相手のフィジカル的にも上だったなという印象ですね。(自信はあったけど、まだまだだった?)そうですね。自信はありましたけど……勝ってるとは思ってないですけど、通用するとは思ってたんですけど、思ってたより60kgの壁は厚かったですね。大岩選手が一戦目で、いいきっかけを作ってくれたと思います。

(ファンの方へメッセージを)60kgに上げて一戦目、負けちゃったんですけど、これからまた仕切り直して体作りして、60kgでもう一度挑戦したいと思います。これからも応援よろしくお願いします」

第16試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


村越 優汰 Murakoshi Yuta

第16試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分42秒
  • ×
x

朝久 裕貴 Asahisa Hirotaka

 村越は「判定での完封勝利」をゴールに掲げる、K-1では異質のテクニシャン。対する朝久はライト級王者の弟・泰央とともにKO勝ちに強いこだわりを持つ。まさに水と油、正反対の価値観を持つ2人の対戦となった。

 1R、サウスポーの村越に対し朝久も同じくサウスポーで対峙し、様子見の蹴りの後、左ハイキックでいきなりダウンを奪う。続いて朝久は村越を顔面前蹴りで襲い、さらにハイキック、三日月蹴りと猛攻を止めず、最後は飛びヒザを打ち込みKO勝ちを収めた。

朝久のマイク
「応援して頂きありがとうございます。今回は相手が第一線で活躍する村越選手ということで、僕自身も強くなることができました。またこれからも頑張ります。60kg、最強は僕です」

■試合後の朝久裕貴のコメント
「(試合の感想は?)リング上でも言ったとおり、対戦相手が村越選手という強い相手だったからこそ、自分自身強くなることができた。今回の試合はいい結果で終わったんですけど、対戦相手がいたからこその僕の成長だったなと思います。(相手の印象は?)元々上手いのは知ってたんですけど、いざ目の前にすると、反応のスピードが僕がフェイントをかけるタイミングとばっちり合っていて。普通のフェイントだと引っかからないなと思っていたので、そういった面では一流の選手だったなと思います。

(最初のダウンを奪った攻撃の手応え)最初にダウンを奪ったのが左のハイキックだったんですけど、僕はハイキックでもいろんな蹴り方や高さの調整、蹴りに入るモーションで何十パターンとあるので、そのうちの一つが綺麗にいいところに当たったなという感じ。まぐれではなく、きっちり狙った技だったので、次の試合でも当てられる自信があります。

(今後の展望)この階級で実質武尊選手がチャンピオンとして、今回の村越選手は武尊選手を除くと一番上にいる選手なんじゃないかなと思っているので、そういった選手をこうやって倒したので、自分自身もこの階級で一番強い自信がありますし、試合を見てくださった皆さんも挑戦者としてふさわしいのは僕じゃないかと思ってもらえたと思います。

(ファンの方へメッセージを)いつも応援ありがとうございます。またこれからも弟の(朝久)泰央、道場の宗一郎や仲間たちとがんばりますので、これからの僕たちの成長だったり試合を。またアマチュアの選手たちもいっぱい育ってきてますので、アマチュアの大会の方にも目を向けていただけたらと思います。これからもがんばります。押忍」

■試合後の村越優汰のコメント
「(試合の感想は?)正直、あんまり覚えてないんで、言うことがないんで。負けたんで、インタビューも『いいです』って断ってたんですけど、無理矢理来ました(苦笑)。(ファンの方へメッセージを)純粋に、自分が弱かったなという、それだけですね。今は先のことは考えられないんで、時間が経ったらゆっくり考えたいなと思います」

第17試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

第17試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分17秒
  • ×
x

プライチュンポン・ソー.シーソムポン Phlaychumphon Sor. Srisomphong

 安保は昨年9月の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントで野杁正明に敗れて準優勝に終わったものの、12月のK-1大阪大会では海斗にKO勝利。今大会では過去に野杁とも戦ったプライチュンポンと対戦する。野杁相手に判定まで持ち込んだプライチュンポン相手に、安保はどんなパフォーマンスを見せられるか?

 1R、サウスポーで歩を進めプレッシャーを掛けるプライチュンポンだが、安保は前蹴り、左フック、右ストレートと早速パワフルな攻撃を飛ばしていく。安保はバックブローから連打に入り、左ボディ、右ストレートと打ち込み、そして右フックでダウンを奪う。そして立ち上がったプライチュンポンに飛びヒザから入ると最後は左ボディフック。これでプライチュンポンを沈め初回KOした。

安保のマイク
「カリスマ過ぎて1Rで倒しちゃいました。6月も楽しそうなことありますけど、俺はK-1内で野杁チャンピオンにリベンジすることしか考えてないんで、野杁チャンピオンが倒せなかった相手を倒して、挑戦者俺しかいないでしょ。今年チャンピオンの首狩ります」

■試合後の安保瑠輝也のコメント
「(試合の感想は?)最初から言っていた、野杁選手がKOで勝てなかった選手に自分はKOで勝つっていうのを、自分は1ラウンドKOで有言実行できて、すごいよかったと思います。(相手の印象は?)特に試合前と変わらないです。(試合内容については言うこと無し?)そんなことないですね。課題は正直ありますね。無いとは言わないです。練習したことを全部出せたかといったらそうでもなかったなっていう。倒しに行きすぎた部分はありましたね。一回ダウンを取ったらもうちょっと様子を見てもよかったかなとは思います。

(野杁選手のマイクにはどう思う?)むかつきますね、本当に(苦笑)。『僕は日本人に興味ない』とか言ってましたけど、そもそも(野杁が)KOで勝てなかったやつを僕はKOで倒してますし。そこは僕も有言実行しているんで。前回はトーナメントで2試合戦った後の決勝で、トーナメントだから負けたとは言い訳しないですけど、僕に対して『無様な姿を見せた』と。でも3R途中までは俺が勝っていたと思っているので。ワンマッチでやったときに、今すぐやってすぐに勝てるかといったら100\%は自信はないですよ。ただ俺は年内に挑戦させて下さいといっているので、そこで興味ないというのは正直俺に対する逃げかなと俺は聞き取りましたね。だから逃げさせないです。俺は有言実行したので、これはやって当然かなと思っているので、必ず殺し合います。

(その目を向けさせるのに必要なものは?)もう全部揃ってるでしょう。(これから野杁選手に勝てると確信を得るために、これからの試合で何をつくっていきたいという考えは?)たくさんありますけどね。ひとつ言うなら体圧ですかね。体の圧。あの選手の一番の武器は体圧なので。みんな結構技が強いと思いがちなんですけど、対峙した時の圧の強さ。目の前に何階級も上の選手がいるような感覚になるので、そこが彼の一番の武器なので、そこは自分自身もっと伸ばしていけるし、あの選手とやるには伸ばさないといけない部分だと思っています。
 
(ファンの方へメッセージを)K-1、ずっと言っている、野杁選手、チャンピオンを倒すと言っているんですけど、本人は俺のことは眼中にないみたいな感じでしたけど、みんなもまだ早いとか、もう一回やっても倒されると思っていると思うんですけど、俺は必ずやるので、その試合を楽しみにしていただければと思います。ありがとうございました」

■試合後のプライチュンポンのコメント
「(試合の感想は?)負けてしまったので、少し残念な悔しい気持ちはありますが、自分としては全力で戦いました。でも安保選手のスピードには全く敵いませんでした。やはりK-1ルールのスピードはかなり速いですし、本当に安保選手は強い選手だなあと感じました。(相手の印象は?)本当に安保選手の速さには全く敵いませんでした。やはりK-1ルールというのは本当にスピードが勝負なんだなと感じました。

(これからもK-1ルールで戦い続ける?)自分は年齢的にもいってますし、これまでかなり試合数を経験してきたので、体がけっこうボロボロになってしまっていて、もうK-1ルールで戦うのはもう無理なんじゃないかと、今日感じました。(ファンの方へメッセージを)今日は結果的にはKO負けでしたが、自分的には全力を出し切ったつもりです。でも今回の結果を受けて、安保選手の強さというのは認めざるを得ないと思います。応援してくれた皆さん、ありがとうございました。これからは自分としてはムエタイ一本でやっていこうかなと、今は感じています」

第18試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


野杁 正明 Noiri Masaaki

第18試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • TKO
    • 2R 2分17秒
  • ×
x

加藤 虎於奈 Kato Kona

 野杁は昨年9月の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントを3連続のKOで制覇。K-1の2階級制覇を達成し、「K-1 AWARDS 2021」でもMVPを獲得した。加藤はその王座決定トーナメント1回戦で対戦が予定されていた相手であり、今回はスライドしての実現となる。

 1R、野杁は歩くような足取りで前に進み、接近戦でヒザからボディフック・フックと加藤に打ち込む。脚へのヒザ、ローキックも入れる野杁は右ストレート、サウスポーになっての左ローと多彩な攻撃。そしてコーナーに追い詰めると、前蹴りをボディに突き刺し、左・右とショートストレートを入れてダウンを奪う。2R、野杁は間合いを詰め、ローキック、アッパー、脚への前蹴り、左ボディから左アッパーを突き上げ加藤がダウンしたところで陣営からタオルが舞った。

■野杁のマイク
「応援ありがとうございました。いろいろ試したい技もあったので2Rまで掛かっちゃったんですけど、対戦してくれた虎於奈選手、ありがとうございました。この後ヒデさん、聖哉とKRESTが3人続くので、ド派手なKOを見せてくれると思うので、最後まで楽しんでいってください。6月僕は対戦表明を受けていて、誰でもいいので、決まった相手とやります。名前を挙げるなら海人選手、だれでも受けて立つので、決まったら会場まで応援に来てください。

 あと僕の1つ前の試合で(安保瑠輝也が)なんか言ってましたけど、トーナメントであんな無様な負け方をして、日本人最後の砦とか、勘違いしてんじゃねぇぞと思います。僕はここで止まってる必要もないと思いますし、世界でも戦っていきたいので、日本人どうでもいいです。以上です」

■試合後の加藤虎於奈のコメント
「(試合の感想は?)悔しいです。(相手の印象は?)やっぱり強かったなって、すげえ思いますね。(一番強さを感じた部分は?)ボディとか三日月蹴りは耐えられたんですけど、防御力、ディフェンスの高さがすごくて、俺的にはいいの入ったなって思った部分もあったんですけど、全然効いてないなと思いました。(圧力は?)圧力はそんなに感じなかったです。(ちょっと届かないというぐらいの差を感じた?)今回、野杁選手はたぶん相当手を抜いて俺と試合した感があったなと思うんですけど。今すぐっていうのは、リベンジしてもたぶん勝てないんで、実績を残して食らいつきたいなと思います。(ファンの方へメッセージを)今日はたくさんの応援していただき、ありがとうございました。1年ぶりの試合で野杁選手っていう、メチャクチャ強い選手と戦えて、気持ち的にずっと、どうしたら勝てるんだろう、どうやったらいけるんだろうって考えてたんですけど、結果的に負けちゃったんですけど、格闘技に対する熱が、今回の試合でまた出てきたんでまた応援してもらえるとうれしいです」

■試合後の野杁正明のコメント
「(試合の感想は?)練習してきたこともいろいろ試すこともできたのでよかったかなっていう感じです。(相手の印象は?)試合後に喋ったりもしたんですけど、ずっと怖かったって言ってて。リング上で最初に向かい合ったときも僕よりも身長ありますし、大きく見えるかなと思ったらすごく小さく見えたので。それくらいですかね。

(自分の勝ち方、攻撃面では満足できている?)全然満足はしていないですね。本当に一発で仕留めようと思ったんですけど、やっていく中で勝負しに来てくれていなかったですし、いろいろ試してみようかなという技も結構あったので、1ラウンド終わってセコンドもトレーナー皆が『いろいろ試せばいいよ』と言ってくれたので、それを試すことはできたんじゃないかなという感じです。

(6月の件について)僕は誰でもいいですね。出たいか出たくないかといって出たくないという選手はいないと思います。やっぱり世紀の一戦の大舞台に選手として出たいと思いますし、対戦相手に関しては本当に誰でもいいですね。ラブコールしてくれている海人選手とやるのが妥当かなとは思うんですけど、他の選手がいればその選手でもいいと思いますし、誰でもいいっていう感じです。

(安保選手が「野杁選手がKOできなかった選手をKOしたからやる権利はある」「今年中に挑戦したい」と言っているが?)決まればやりますけど、正直言って興味ないですし。トーナメントで誰が見ても僕の圧倒的なKOだったと思いますし、その力の差があるのに、日本人最後の砦としてって言ったことに関してはちょっと違うんじゃないのと僕は思いました。まだ対戦したことがなくて自分が日本人最後の砦として挑戦したいというならわかりますけど、決勝で戦って僕に3回腹で倒されて負けている選手が偉そうなことを言ってんじゃねえよと思います。まあそれは僕が決めることじゃないですし、オファーが来たら断ったことは一回もないので。安保瑠輝也と防衛戦をやってくれとK-1に言われれば僕は受けますし。それはK-1さんに決めてもらおうかなという感じですね。

(試せた部分、収獲だった部分とは?)僕たちの中で、与座キックという蹴りがあるんですけど、一発で(加藤)虎於奈も効いていたと思いますし、練習してきたことはいろいろ。練習してきた技というか、それで倒すこともできましたし。ほんと細かなフェイントとかなんですけど、それを今回は重点的にやってきたので、それは試合の中で出せたのでよかったかなと思いますね。

(求められるストーリーには応えるけど、自分は世界に行きたい?)世界しか無いと思うんで。別に日本人にこだわる必要もないですし。前回のトーナメントが日本人卒業でいいと思うんで。今回は今この状況で外国人選手が来られないので、仕方なかったですけど、日本人と僕との戦いが見たいかと言ったら、外国人選手、本当の強豪選手とやってくれっていう声がとても多いと思うので。それは僕も思いますし。

(今海外のトップ選手とやったら前とは違う?)はい。本当に通用すると思いますし、外国人選手とウェルターでやってなかなか倒せない時期が続いていて。その時にウェルターじゃ通用しないとか、パワー不足とか結構言われていたと思うんですけど、今だったら全然倒す力も持っていると思いますし、倒せる自信しかないので、本当に世界のトップ選手とバンバンやっていきたいと思いますね。(ファンの方へメッセージを)今回も怪物らしさが出たと思うので、次いつかわからないですけど、今日よりさらに怪物化した野杁正明の姿を見せられるよう日々進化していくので次を楽しみにしてください。応援ありがとうございました」

第19試合/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


山崎 秀晃 Yamazaki Hideaki

第19試合/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 0分50秒
  • ×
x

大和 哲也 Yamato Tetsuya

 山崎は2020年9月に安保瑠輝也を1RKOし、K-1スーパー・ライト級王者に。昨年3月にも不可思を1RKOし、強打に磨きが掛かっている。対して大和はキック・ムエタイで数々のベルトを巻き、2010年のK-1 WORLD MAX -63kg日本王者にもなった。今回はKOを多く生んだ豪腕で、K-1のベルトを狙う。

 1R、リングをステップで回る大和に対し、山崎は中央に立ち掛け蹴り、ローキック、バックブローと見舞う。そして踏み込んでの右ストレート、右フックを見舞うが、大和はブロックして左フックを打ち返す。この一撃で山崎はばったりと倒れ、レフェリーが試合をストップし、大和が衝撃のKO勝利でベルトを巻いた。

大和のマイク
「愛を知る県・愛知県、日本を元気にする、世界を元気にする、第6代K-1スーパー・ライト級王者・大和哲也です。12年前、過酷な日本トーナメントを制して日本王者になったんですけど、旧K-1が消滅して世界王者を諦めたんですけど、新生K-1が復活して夢を持ってやってくることができました。今でも信じられないんですけど、コロナだったり戦争が起きたり大変なことがあるんですけど、先輩の須藤元気さんが言われたようにWe are all one、Fight for peaceです。全ては小さな一歩から始まると思うので、中学生の僕が魔裟斗さんに憧れてK-1に出たいと思って決意して始めたことで今に繋がってます。これから世の中はきっとよくなると思います。Fight for peaceを体現していきます。全ては一つです。K-1最高、格闘技ファン、愛してます。ありがとうございました」

■試合後の山崎秀晃のコメント
「(試合の感想は?)結果が全てです。(相手の印象は?)あの負け方で記憶が飛んでるんで、改めて見返したいと思います。(フィニッシュの左フックは警戒していたのでは?)もっと警戒すべき点だったかなとは思います。(ファンの方へメッセージを)今回は不甲斐ない結果になってしまいまして、応援していただいた皆さん、すみませんでした。今後はまたゆっくり代表と話して考えたいと思います。応援ありがとうございました」

■試合後の大和哲也のコメン
「(試合の感想は?)本当にうれしいのと、現実なんですけど夢の様な感覚があります。うれしいんだけど、逆にここからがスタートだなと気持ちが引き締まるほうが強いかなと思います。あとは久々に連絡が鳴り止まなくて、K-1すごいなと思います。(相手の印象は?)試合前は山崎選手が本当に怖くて。そういう相手に対する恐怖心が自分を成長させてくれたなと思うので、そういう恐怖心がプラスのストレスに変わったなと思います。やる前からすごく強いのは分かっていましたし、向きあって強さも感じましたし。僕タイ人とかいろんな選手と試合をやっていますけど、脛が切れたのは初めてなんですよ。いろんな選手とやってますけど脛が裂けるのは初めての経験で。それだけ試合はたまたま一瞬で終わってしまいましたけど、本当に強い選手だったなと思いますし、確実に過去最強の日本人選手だったと思います。

(フィニッシュの左フックは得意だと思うが、あの形で決まったのはなぜ?)フックは元々得意なんですけど、本当に不思議なんですけど、勝手に出て勝手に倒れてくれたというか。狙ってもないし、自然と出て倒れているというか。今回もまさにそうで。全く狙ってもなくて。流れで出たような感じなんですけど、そういう自然に出るというのが練習のたまものというか、普段からやっていることがでたのかなと思います。(体に染みついたものがでた?)そうですね。僕の左フックは皆さん警戒してくると思うんですけど。この代々木で、全部左フックですね。KO勝ち。トーナメントと今回も。不思議だけど当たるんですよね。

(同じ場所での快挙。心境は?)験がいい会場というか。それこそ(K-1 WORLD MAX -63kg Japan Tournamentは)12年前なんで代々木第一はどんなところだったかなと思いながら今日を迎えましたけど、バックステージに入って歩いたりしてて『ここ歩いたな』と思い出したりして。またこのK-1のリングで同じ会場で、そしてK'FESTAという大きなK-1の祭典でベルトに挑戦できるというのは感慨深い気持ちが強かったですし。幸せですね。

(この試合に懸ける思いはどこまでのものがあった?)これでプロ17年目でベルト9本目、世界ベルト3本目で、重みが違うなと思うんですけど。今回数年ぶりに、なんだろうな初めてかもしれない。試合に向けて練習をしているんだけど、自分が日に日にステップアップ、レベルアップしているのをすごく感じたので、強くなるのがすごく楽しいという昔の感覚を思い出すことができて。今回はすごく落ち着いていて。それは何故かというと、やるべきことをやってきて、自分がやるべきことをやれば自ずと結果はついてくると思っていたからです。

 ベルトは欲しいけれどある意味ベルトに惑わされずに山崎選手に勝つことに集中して念頭においてやってきて、それがしっかりはまったのかなと思っています。不安は、正直感情的なものはあったんですけど、でも絶対に勝つための練習をしてきたから、出し切れば絶対に勝てるはずだ、って。そういうふうに言うと、僕の座右の銘の『人生全て必然』じゃないけど、どうなろうがどっちに転ぼうが、もう自分はその必然を受け入れようと思っていたので。逆に落ち着いていましたね。斬り合いに行くお侍さんじゃないですけど、どっちに転ぼうがもういいよという感覚は、自信からそういう気持ちはありましたね。

(チャンピオンになってこれからどうしたい?)K-1王者として、K-1を体現する者として、KOをたくさんしていきたいですし。僕のスタイルってKOを狙っていなくて自然と相手が倒れているKOだと思うので、改めてそういう自分の良さも感じましたし、もっともっと短所をカバーしながら長所を伸ばしながら、自分の色をしっかり出していきたいと思います。本当に。試合前は『12年前にK-1に人生を変えてもらいました。今回は自分がK-1で人生を変えます』と言いましたけど、試合後で見ると結果またK-1に人生を変えてもらったと思うくらい、K-1は僕の夢の舞台だし今も変わらないので、先ほどの試合が終わった瞬間からK-1王者として胸を張って日々精進していきたいと思います。

(入場曲からインパクトがあったが、込めた思いは?)ポスターに「過去と未来の融合」みたいな言葉があったじゃないですか。それを思ったときに、たぶん若いファンは知らないと思うんですよ、『何、この曲?』みたいな。僕が宇宙戦艦ヤマトの曲を使っていたことを知らないと思うんですけど、僕を昔から知ってくれている方だったら知っていると思うので、宇宙戦艦ヤマトで入場して、リミックスとして。過去からつないだ今に至るんだけど、今を生きて未来をつかむという意味で、宇宙戦艦ヤマトと僕の大和唄を掛け合わせて作った入場曲にしました。入場シーンも全て想像していたとおりで。ベルトを持って帰るのも想像していた通りなんです。正直。全部思い描いた通りなんですけど、本当に獲ってみるとこれは現実なのかな、という感覚ですね。本当に思い入れはあったし、入場のタイミングから見ていました。

(大変な時期もあったと思うけど、チャンスを一発でものにした流れは振り返ってみて?)これは本当に格闘技の神様に、もっと言えばK-1の神様かわからないけど満たされているなと思いますし、本当に何もなかったころ、中学三年生の頃にテレビでK-1を見て魔裟斗さんを見て自分もこの舞台に上がりたいと思ってキックボクシングジムを調べて、家から通える大和ジムに週1で通い出して。今までつながってきていて。勝ったり負けたもあったし、今日で64戦。勝ったり負けたりもしてきたし、この新生K-1でも歯がゆい思いもしてきましたけど、全てが繋がって今に来ているので、どこかのピースが一つでもズレていれば今日のこのタイミングはないと思うので、全て必然だなと思うし、そう思うと過去の悔しいこと悔しいこと全部に対しても、今の自分をそういう経験が形成しているので、本当に感謝しかないな。人生全て必然。全てに感謝だなと改めて、今この結果になったことで思いますし、本当にこれからだなと気が引き締まる思いでいます。

(ファンの方へメッセージを)今日は応援ありがとうございました。この新生K-1の祭典K'FESTAでベルトを巻くことができたのを本当にうれしく思いますし、これからK-1チャンピオンとしてチャンピオンらしい試合をしていくことが、自分として気が引き締まる思いでいます。これから最高の試合を量産していくので、今後とも大和哲也の応援をよろしくお願いします。Fight for peace」

第20試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・決勝/3分3R・延長1R


谷川 聖哉 Tanigawa Seiya

第20試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・決勝/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 0分17秒
  • ×
x

マハムード・サッタリ Mahmoud Sattari

 トーナメント決勝はANIMAL☆KOJI・加藤久輝を下してきた谷川聖哉と、K-Jee・京太郎を下してきたマハムード・サッタリの対戦となる。両者は2020年10月、2021年7月の2度対戦し、いずれもサッタリがKOで勝利している。

 1R、谷川は右ロー、左ミドルを入れサッタリをけん制する。サッタリはプレッシャーをかけて谷川をコーナーに追い込む。ここから出ると谷川はローを入れていくが、サッタリは再びコーナーに追い詰め、ガードの上からであったが右フックを打ち込み谷川をダウンさせる。

 2R、谷川は前蹴りからローキック。そしてサッタリに対して外回しでの掛け蹴りを見せる。右フックも打ち込む谷川。谷川は距離を作って右ローを蹴る。サッタリも脚を気にして、谷川のローを足を引いてかわす。しかしサッタリが右ストレートを突き刺してダウンを奪取。胴回し回転蹴りを放つ谷川だがサッタリはかわす。

 3R、サッタリは左フックからの右ストレートで切り込み、谷川はブロックしたもののダウン。ここでレフェリーがストップし、サッタリがトーナメントを制した。トーナメント出場選手のなかで最軽量ながらトーナメントを制したサッタリ。試合後、K-1レジェンドのピーター・アーツがリグに上がり、サッタリにトーナメント優勝者の証・ウイニングローレルが贈られた。

サッタリのマイク
「オス! ミナサン、本当に嬉しい。日本のみなさん、イラン人のみなさん、ありがとうございます。中村プロデューサー、今日めちゃ頑張りました。6月の天心と武尊のイベントに私も出ます(笑)。今月イランの正月、ペルシャ語でちょっと話します。(ペルシャ語で挨拶したあと)すみません、ありがとうございます! 次はK-1のベルトがほしいです。みなさん、ぜひ実現させてください」

■試合後の谷川聖哉のコメント
「(試合の感想は?)悔しいのひと言ですかね。(相手の印象は?)ANIMAL選手はタフでどんどん前に前に出てきてて、研究しているというか、自分の苦手とするものをやってるんだろうなというのは伝わりました。加藤選手は初めてもらうパンチの種類というか、すごく固くて、これが外国人の方のパンチなのかなと思いました。サッタリ選手は、やっぱり速くてキレもあるし、強かったですね。

(決勝ではローが効いて突破口になるかと)京太郎さんとの準決勝も見てて、1、2、3Rと落ちていくのが分かったので、1、2Rはしっかり耐えてローで削ってというところまでは作戦通りというか、ダウンは取られてしまったんですが、イメージ通りにはできてたかなとは思います。でもやっぱり向こうのほうが一枚上手だったと思います。最後までキレがあるパンチが来ました。

(準決勝のハイキックは右手をブラインドにして?)もともと石井選手もサウスポーだったので、サウスポー対策で練習していたというのと、ダウンをもらってしまった時に、一瞬手が落ちるのが分かったので、それで閃いたというか、とっさの判断で出たので、よかったと思います。

(決勝に行けたというのは、今後の自信に?)準優勝という結果なんですけど、サッタリ選手に3回も負けてという結果を考えると、素直には、正直喜べないなというのはあります。(以前サッタリ選手に倒されたことで恐怖感は?)正直に言うと、僕、バカなのか分からないですけど、そういうのはホントになくて。ここまで来て、3度目の正直じゃないですけど、絶対勝つっていう気持ちがあったので、恐怖心とかは全くなかったです。

(サッタリ選手には絶対リベンジする?)そうですね。もしリベンジさせてもらうところまで自分がしっかりいって、対戦させてもらえるなら、リベンジさせてもらいたいと思います。(ファンの方へメッセージを)今日は応援ありがとうございました。まだまだ日本を背負えると言っていいかは分からないんですけど、これをプラスに捉えて。そんなにダメージもないので、練習して、もっともっと強くなるところをみんなにお見せしますので、応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。押忍」

■試合後のマハムード・サッタリのコメント
「(試合の感想は?)今日は3試合というトーナメントでしたけれど、とてもいい試合だったと思います。そして戦った選手はみな強かったんですけど、やはりこれまで厳しいトレーニングを積んできて、その結果が今日報われたと思います。相手の選手は本当に皆さん強かったんですけど、今日試合をしてくれてありがとうと感謝の言葉を述べたいと思います。

(K-Jeeの印象は?)元チャンピオンということもあるので、とても強い選手でしたし、すごくパワーのある選手でした。ただ我々はチームの皆でK-Jee選手をしっかり分析して、それを今日試合で出せたと思います。(京太郎の印象は?)京太郎選手はボクシングのチャンピオンということもありますし、強い選手でした。体も強くスピードもあり、パワーもある。スタミナもある、すごくいい選手だったと思います。ただ我々のチームの戦略が勝っていたんじゃないかなと思います。彼は本当にいい選手、強い選手でした。

(谷川聖哉選手の印象は?)今回彼とは3回目の戦いだったんですけれど、彼はまだ若いですし、これからまだまだ可能性のある選手ですので、チャンピオンになる可能性のあるいい選手だと思います。人間としてもすごくいい人だなという印象を受けています。ただ今回に関してはしっかり我々も彼を分析して今日の試合を迎えたので、そういう意味では厳しいトレーニングも含めて結果に繋がったと思います。

(決勝で谷川のローキックを受けていたが焦りはあった?)谷川選手は空手家なので、確かにローキックをもらいはしましたけれど、今回の自分のテーマとして、自分を抑えてやるべきことをしっかりやるということを徹底しました。それが今回の結果に繋がったと思います。

(試合後のマイクで表明した王座挑戦はすぐにやりたい?また獲る自信はある?)もちろんタイトルマッチはやりたいけれども、まずは6月の大会に出てみたいという気持ちがあります。またファンの皆さんも自分が6月の大会に出るところを見たいんじゃないかと思いますし、自分はそこでいいパフォーマンスを見せる自信もありますし、そこに戦うだけの権利は持っているんじゃないかと思います。また自分はK-1のチャンピオンになるために日本に来ていますので、当然ベルトは狙えるならすぐにでも狙いたいです。チャンピオンが戦う気があるなら、今夜にでも試合できるくらいです。(6月の大会で戦いたい選手は?)戦える相手はたくさんいると思いますが、実際には自分と戦いたいと思う相手が出てくるなら誰でもいいです。それがどこの団体のどこのチャンピオンであろうと、戦いたいと思います。

(ファンの方へメッセージを)本当に心の底から、応援してくれるファンの皆さん、そして支えてくれる家族、チームの皆には感謝をしています。特に今回厳しい練習を共に過ごしてきたチームの皆は本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。そしてファンの皆さんの応援がなければ、自分はこうして試合をすることも戦うこともできませんでした。本当にありがとうございました。日本のファンの皆さん、イランのファンの皆さん、の応援無しでは自分は戦うことができません。逆に皆さんの応援があれば、明日は今日よりも強くなれる自信がありますので、これからも応援よろしくお願いします。押忍」

 

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