12月19日(金)後楽園ホールで開催される「Krush.183」の[-64kg契約/3分3R・延長1R]に出場するバズーカ巧樹選手のインタビューを公開!
──5月にKNOCKOUTで連敗を脱出して、7月にはジムの主催興行に出場。2試合連続KO勝利で、7年ぶりのKrush出場となりました。久々の舞台に、どんな気持ちで臨んでいますか?
バズーカ どこのリングでも試合に対する気持ちは変わらないので、Krushだからどう、というような気持ちの違いはないです。
──ただ、キャリア初期に活躍したリングですよね。そこへの思い入れは、当時はけっこうあったんじゃないですか?
バズーカ 当時はKrushの舞台でトップを目指したい、Krushのベルトが欲しいという気持ちでやってました。でもKNOCK OUTのワンデートーナメントに出てからはKNOCK OUTを主戦場にしていたので。
──くどいようですが、感慨みたいなものはないですか?
バズーカ うーん、そんなに。今はKNOCK OUTとKrushで選手が交流できるので、それはいいと思いますが。
──では今回は、あくまでKNOCK OUTファイターとして出場するだけだと。
バズーカ まあ、そうですね。
──端からは、どうしても「バズーカがKrushに戻ってくるのか!」と思ってしまうんですが……。
バズーカ 今回、けっこう言われるんですよ。「何でKrush?」と。そういう人たちは、今のKNOCK OUTでの自分のイメージが強いんじゃないですか。今回は自分としても、今の自分がどれぐらいの実力なのかを試す気持ちでいます。
──その対戦相手が、当初予定されていた瑠久選手から、天野颯大選手に変更になりました。天野選手についてはどんな印象ですか?
バズーカ 正直、全く知らないです。あんまり他人の試合は見ないので。それに正直、そんな知名度があるような選手でもないようですし。印象はまあ、「若いな」というぐらいですか。
──ちなみに、最初に決まっていた瑠久選手のことは認識していたんですか?
バズーカ 名前は見たことあるかな、ぐらいでした。確かK-1に出ていたので。
──では相手の対策とかもそんなにやってはいない?
バズーカ はい。そもそも自分は試合で対策とかするタイプじゃないので。
──相手どうこうではなく、自分のやりたいことができればという感じ?
バズーカ はい。
──今回の試合でやりたいことというのは、どういうことですか?
バズーカ 今は連続KOで勝ってるので、今回ももちろんKOで。
──以前にKrushに出ていた頃のバズーカ選手とは、何がどう変わっていますか?
バズーカ 7年ぶりということはベルトも巻く前だったので、何もかもが違うと思います。当時はただの若手選手だったので。
──では、もしバズーカ選手のことを初めて見るという人がいたら、どういう選手と説明すればいいですか?
バズーカ 連勝したこともあれば、連敗したこともある。いろんな道をたどってきて今の自分がいて、一応、キャリアで言ったらベテラン。普通の選手よりは多い方だと思うので、そこから出る何かを見てもらえればいいのでは。
──これを機に、またKrushに継続参戦も考えていたりしますか?
バズーカ いや、別に考えているわけでも、考えてないわけでもないというか。結局KNOCK OUTだろうがKrushだろうが、勝ち続ければ自ずとそういう話になるだろうし。負け続ければ居場所もなくなるだろうし。一戦一戦、目の前の試合に向き合うだけなので。
──今、ライト級はK-1でもKrushでも激戦区になっているということは……。
バズーカ 特に興味ないです。そうだったとしても、結果で全て証明するしかないので。結局格闘家は、リングの上でしか伝えるものがないと思ってるので。
──では最後に、今回の試合に向けての“決意”をいただけますか?
バズーカ 今年、2試合して両方1RKOなので、次も1RKOでいきます。押忍。
──分かりました。ありがとうございました!