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「Krush.175 ~in OSAKA~」5.18(日)大阪 <インタビュー>近藤魁成「ここはしっかり勝って、自分はKrushが本当に大好きなので、まずはKrushのベルトを一番に目指していきたい」

 5月18日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第2競技場)で開催される「Krush.175 ~in OSAKA~」の[Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R]に出場する近藤魁成選手のインタビューを公開!






──昨年9月の不可思戦以来、約半年ぶりの試合ですね。


近藤 はい。ケガが少しあったので、半年空いてしまいました。


──その不可思戦はどうでしたか?


近藤 相手が不可思選手ということもあって、初めて試合中楽しかったです。あとは、学ぶものがたくさんありましたね。


──初めてだったんですか?


近藤 そうですね、あそこまで楽しいと思えたのは初めてでした。格闘技で一番大事な楽しさに改めて気づかされたこともあって、自分の中ではすごく大きな試合でしたね。


──ではその試合の後に、ケガで空いたのは残念でしたね。


近藤 すぐにでも試合したかったし、年に3試合とか4試合とかやりたいという気持ちになりました。このところケガとかもあって、1年に2試合ずつぐらいしかできてないんですけど、もっと試合を重ねて勢いも増していきたいなと思っています。


──久々の一戦が、大阪での試合となりました。大阪では久しぶりですよね?


近藤 そうですね。松岡力戦(2019年8月)以来なので、もう6年近くですね。


──改めて、地元・大阪での試合はいかがですか?


近藤 僕は大阪が大好きなんで、「東京の、後楽園でのKrushより、大阪でやるKrushはめっちゃオモロいな」って思えるような、盛り上がる大会にしたいなと思っています。ただ、エディオンアリーナ大阪の第2競技場は試合したことがなくて、応援とかでも1回しか行ったことがなくて。だから大阪での試合ですけど、会場は新鮮なんです。


──ああ、そうなんですね。そして今回、対戦相手が大利賢佑選手です。このところ3連勝で、直近の試合ではKO勝利もしています。印象は?


近藤 パンチャーで、僕より一つ年下で勢いのある選手だなと思いました。攻撃力があるとは思いますけど、自分は倒れないかなと思っています。


──自分としてはどう戦ってどう勝ちたいですか?


近藤 前回より自分がレベルアップしたところを見せたいというのが一番で、あとはいい相手と組んでくださったので、大阪で盛り上がる試合をしてバチッと勝ちたいなと思ってます。


──これが今年最初の試合になりますが、ここで勝って、そこからどうしていきたいと思いますか?


近藤 ここはしっかり勝って、自分はKrushが本当に大好きなので、まずはKrushのベルトを一番に目指していきたいです。


──今の練習環境はどんな感じなんですか?


近藤 格闘技の練習は3Kだけで、対人練習は同じジムの小田尋久とか兄の近藤拳成、それからジムに出稽古に来てくださる選手とかとスパーをやってます。それ以外では、3~4年ぐらい前から体の使い方のトレーニングを教わっていて、それが2週間に1回行く感じですね。そこで教わったことを自分でやったりもしています。


──そのトレーニングの手応えというと?


近藤 ジャブひとつにしても、一つひとつの攻撃が強く打てるようになりましたし、距離感とか、目に見えないものを大事にできるようになりました。


──今名前が出た小田選手は昨年、Krushチャンピオンになりましたよね。それも大きな刺激になったのでは?


近藤 すごく刺激になりましたね。始めたのが僕より遅いのに先にチャンピオンになったので、そういう意味でも「負けてられない」と思ってやる気が出ました。


──K-1全体でいうと、最近は選手たちの動きが大きかったりしますが、近藤選手の目からはどう見えていますか?


近藤 いい意味で新しくなれるきっかけかなと思いますね。入れ替わりの時期というか、新しい時代になれると思うし、自分はその先頭に立てる年齢やと思うので、そういう意味ではこれから大きく、いい団体になれると思うので、ワクワクしています。


──いろんな動きの一つとして、レオナ・ペタス選手らのRibelLionが活発に動き出していますよね。そこはどう見ていますか?


近藤 僕は「面白くないな」と思ってます(笑)。


──そうなんですか!


近藤 盛り上がるんやったらいいと思うんですけど、何か、平本蓮の「BLAC KROSE」のモロパクリみたいなところがキツくて、そこだけが気になってますね。もうちょっとやり方もあるだろうと。まあやる分にはいいですけど、僕はあんまり絡みたくないですね(笑)。


──そうですか(笑)。まあそれはともかく、今年初の試合という意味でも、大阪での試合で、ここからまた勢いをつけるという意味でも、今回は大事な試合ですね。


近藤 そうですね。僕もそうですし、今回の大阪大会に出るみんなにとって大事な試合やと思うので、みんなで盛り上げられたらいいなと思っています。


──それと、お兄さんでありジムの代表である近藤大成選手の引退試合も決まったようですね。


近藤 はい。「引退試合、するんや」と思ってちょっとビックリしました(笑)。


──そこに勝利でつなげたいという気持ちは?


近藤 いや……それは正直、考えてなかったですね(笑)。全然別で考えてました(笑)。


──了解です(笑)。では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?


近藤 Krush大阪大会という舞台に出させてもらえるので、僕の見せられるものを全部見せて、その上でしっかり勝ちます。Krushのベルトを巻くところまで見えるように、しっかり頑張っていきたいと思います。


──分かりました。ありがとうございました!
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