大会情報

  • 日程 2021年07月17日(土)
  • 会場 福岡国際センター
  • 開催日時概要

    13:00開場/13:20プレリミナリーファイト開始/14:30本戦開始
    ※開場・開始時間が変更となっております

大会概要

  • 主催・後援

    ◆主催・著作 K-1実行委員会
    ◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
    ◆後援 西日本スポーツ
    ◆運営 株式会社グッドルーザー

  • アクセス

    福岡県福岡市博多区築港本町2−2 tel. 092-272-1111
    ※地下鉄「呉服町」駅より徒歩17分/中洲川端駅より徒歩18分/天神駅より徒歩25分
    ※JR「博多」駅より徒歩30分/西鉄天神駅より徒歩25分

対戦カード

プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R


河北 光生 Kawakita Kosei

プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 2R 1分15秒
  • ×
x

雄大 Yudai

 1R、オーソドックスの河北がサウスポーの雄大に対し圧力をかけて前に出る。しかし下がり気味の雄大も右フックを当て河北を下がらせる。だが河北はすぐ前に出返して左フック・右アッパーと振るう。前への圧力で河北は雄大を削る。2Rも河北は雄大をロープに詰めて攻勢。ボディにも攻撃を散らし、雄大がコーナーを背にしたところで右フック。これに雄大が崩れ落ちてダウンを喫し、河北が前戦に続くKO勝利を得た。

プレリミナリーファイト第2試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R


吏羅 Lyra

プレリミナリーファイト第2試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分40秒
  • ×
x

紫苑 Shion

 1R、吏羅は開始からカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を蹴って前に出る。そして左フック、前蹴りと飛ばす。紫苑はこれに左フック、左ミドル、右ローと放ちカーフックも返す。そして右パンチを吏羅に効かせて前に出るが、吏羅もボディフックから右フックを連発で決めてスタンディングダウンを奪う。吏羅は左アッパーからの連打で2度目のダウンを与え、ダメージの残る紫苑のボディにフックを打ち込みフィニッシュした。

プレリミナリーファイト第3試合/-51kg契約/3分3R


山脇 飛翼 Yamawaki Tsubasa

プレリミナリーファイト第3試合/-51kg契約/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 2-0
      30:30/30:29/30:29
  • ×
x

西林 翔平 Nishibayashi Shohei

 1R、上背で勝る山脇は前蹴り、ヒザを放つが、西林は小刻みなステップからのパンチで応戦。試合は蹴りの山脇vsパンチの西林の様相となる。ローも繰り出す西林。山脇はヒザの数を増やして西林に迫る。

 2R、西林はいきなりパンチに行かずローを入れてからフックとアッパーを繋いで迫る。山脇は一瞬面食らった様子を見せるが、カーフキック(膝から下・ふくらはぎへのローキック)とヒザで反撃。西林も右スイングフックでヒットを狙う。山脇は前蹴りと左ミドルで進入を許さない。

 3R、距離を詰めてパンチを振るう西林をやり辛そうにする山脇。しかし中盤に顔面前蹴りを西林に決めるとそこから前に出ていく。だが西林も右フックを当て反撃。終盤は距離が近くなり、両者ややもつれて終了。判定は30-30、30-29、30-29の2-0で山脇。蹴りで試合を作り勝利した。

第1試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


不可思 Fukashi

第1試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分53秒
  • ×
x

田村 陽典 Tamura Yosuke

 3月のK-1有明大会で山崎秀晃に敗れた不可思が志願の第1試合。かつて東京で久保優太らと汗を流し、現在は福岡にジムを構える田村と対戦した。

 1R、アグレッシブに前に出る田村だが不可思は右ストレート、左フックを振るい、右ハイキックを放つと田村はダウン。 立ち上がった田村はなお前に出るが不可思は右ストレートからヒザを顔に突き上げ、左右のストレート連打で田村からスタンディングダウンを奪う。

 再開後、不可思は飛びヒザから入り、右ストレートと左フックで下がらせ、再びハイキック、田村も右ストレートを返す。不可思は頭を振りながら前進し、ボディストレートから右ストレート。田村は手が返せずレフェリーが試合をストップした。

不可思のマイク
「バチっと倒したかったんですけど、すみません。みんながどう思ってるか知らないけど、俺はK-1のベルトを獲る気でいるんで、よろしくお願いします。福岡、ありがとうございました」

■田村陽典の試合後のコメント
「(試合の感想は?)正直、何もできなかったんで、やっぱり不可思選手、一流……トップでやってきた人は違うんだなと思ってます。(相手の印象は?)対峙してみて体とかもそんなに大きくなかったんで、いけるかなと思って冷静だったんですけど、最初にダウンもらったのが全然見えてなくて、続けざまにダウンもらってすごく効いちゃってて、最後2回目ダウンしてから、自分のパンチとかもけっこう当たってたと思うんですけど、やられちゃいました(笑)。(ブランクは感じましたか?)ブランクは……感じる前にやられたというか(笑)。ホントに冷静だったんですけど、パンチが見えてなくてもらっちゃったというのが、やっぱり9年ぶりということの差が出たのかなと思います。(この先は?)もう考えられないですね。今までで一番練習してきてこれなんで、自分としては最後まで諦めずに戦ったんで、試合に対しては後悔はないんで、不可思選手、トップの人は相当強いんだろうなというのを、身に染みて感じてます。(ファンの方へメッセージを)地元ということで多くの人が応援にも駆けつけてくれてたんですけれども、こんな不甲斐ない試合になってしまって、本当に申し訳ないです」

■不可思の試合後のコメント
「(試合の感想は?)とりあえず勝ったのはよかったんですけど、もっといろいろやりたいことがあって。今回の試合に向けて練習してきたことが。それで1Rダウン取って、で、何か中途半端に力が入って、倒しにいきたいという気持ちもありつつ、でももっといろいろ試したいっていう感じがあって。いつもだったらあそこでグワーッと思いっきり倒しにいって、バターン!と終わってると思うんですけど、もっといろいろ、今回やってきたことをやりたいなっていう思いがあって、それで中途半端になっちゃったなっていう感じでしたね。

(相手の印象は?)思った以上に最初から前にガンガンきたんで、この試合にかける気持ちみたいなのを感じました。(1RKOで第1試合の仕事はできたのでは?)自分的にはあんまり喜べないんですけど、できたって思いますか?(1RKOなので)見てた人がそう思ってくれてたらいいなって感じですね。(試合後のマイクでベルトに言及したのは?)前回、チャンピオンの山崎選手とやらせてもらって負けたんですけど、選手をやるならもちろんテッペンを取る気でやりますし、それを改めて言いたいなと思って、言いました。

(公開練習で「冷静に」と言っていたのは何%達成?)冷静な部分もありつつ、倒したいという倒したいということで力が入った部分もあって。頭を使ってるって部分では、冷静さ、見ながら、考えながらというのは少しは試合でも意識が出たかなとは思います。ただ、その結果中途半端な感じになっちゃったんで。今回の試合だったら冷静さを失ってた方がお客さん的にはウワーッていう感じのKOにはなってたかなと思うんで、そこはまた課題が見えて。少しは今までよりは冷静さも出たかなと思いますね。

(2回目と3回目がスタンディングダウンだったのは)相手の執念もあったかもしれないですけど、自分が中途半端だからガッツリ倒しにいくわけでもないし、みたいな。倒そうみたいな気持ちもありつつ、何かいろいろまだやりたいと思いつつって感じだったんで、何か中途半端な感じになっちゃいましたよね。(ファンの方へメッセージを)まだまだK-1のベルトを獲るという気持ちは何も変わってないんで、これからも応援よろしくお願いします」

第2試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


髙橋 直輝 Takahashi Naoki

第2試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      29:30/29:30/29:30
  • ×
x

寺田 匠 Terada Takumi

 1R、ともにオーソドックスで距離を取って探り合う。ジリジリと前に出る寺田に対し、髙橋はパンチを強振。顔には当てさせない寺田だが、髙橋は右ボディフックは当てる。パワフルな右フックを続行する髙橋だが、寺田はやはり当てさせない。

 2Rも右フック狙いの髙橋はこれに加えて右ローキック。寺田は前に出てながら左右フック。右・左ストレートを当てる寺田だが連続ではヒットできず単発にとどまる。髙橋はサークリングを止めず寺田に追い詰めさせない。寺田はジャブを当て、髙橋の右フックに逆にカウンターを狙っていく。寺田はグッと踏み込んで右ストレートをヒット。だが髙橋も右フックを当て返す。

 3R、髙橋は離れた位置から踏み込んで右フックを当てる。そして右ローキック。だが寺田は効かないぞといった様子で前に出て、ボディフックを打ち込む。髙橋は右回りを止めず、ローから右フック。寺田も接近して左フックに力を込めるが大振りとなってしまい当たらない。寺田は髙橋をコーナーに詰め左右フックに力を込めるが、やはり当たらない。逆に浅くはあるが髙橋のストレートがとらえる。寺田はボディから顔へ左フックのダブルで試合を終える。判定は30-29、30-29、30-29の3-0で寺田。勝利したが明るい表情はなかった。

■寺田匠の試合後のコメント
「(試合の感想は?)試合前から散々煽って、倒す倒す言っておいて自分で詰められなかったので、大きな課題が見つかりました。(相手の印象は?)自分の一発にはすごく警戒されていたので、上手く逃げられたなって感じですね。(相手にスタイルのため自分も出られなかった?)それも少しありますが、詰めようと思えば詰められたので、そこは自分の弱さですね。(お互いに警戒してしまった感がある?)そうですね、あまり来なかったので、カウンターを狙っているのかなとずっと思ってました。セコンドからは詰めていいよ、ビビっているだけだからという声を聞いて、後半ちょっと詰めましたが、倒しきれなかった感じです。(今回は本戦での勝利で3戦3勝となったが)今回でKOして少しでもトップ戦線にアピールしようと思っていましたが、今回のような勝ち方では、またフェザー級の誰かとやってもっとインパクトのあるKOをしなければいけないと思います。(ファンの方へメッセージを)自分は試合のスパンが毎回半年とか空くんですが、それにも関わらずみんな応援してくれて。その応援してくれるみんなを裏切らないように、また次にインパクトのある試合をできるように日々練習します」

■髙橋直輝の試合後のコメント
「(試合の感想は?)応援しに来てくれた方々、すみません負けてしまいました。ぜんぜん自分の実力を出せずに負けてしまったので、もっと精進してがんばります。(相手の印象は?)勢いがあって、一発一発思い切り打ってくる印象でした。(実力を出せなかった要因は?)プレッシャーなり、リカバリー……いやなんでもないです。自分の中で至らなかったところで失敗してしまいました。(そこに悔いがある?)もちろんあります。(ファンの方へメッセージを)髙橋直輝、こんなもんじゃないぞというのは次の試合ではしっかり見せられるようにがんばります。応援よろしくお願いします。すみません。ありがとうございました」

第3試合/スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R


山田 真子 Yamada Mako

第3試合/スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:28/30:29
  • ×
x

NOZOMI Nozomi

 3月の「K'FESTA.4」でプロ初黒星を喫した両者による対戦。1R、重心を低くしボクシング的に構える山田に対し、NOZOMIはステップを踏み、そこからインロー、ジャブを放っていく。深い懐のNOZOMIに山田はなかなか間合いを詰めれない。NOZOMIもワンツーを振るうが届かない。

 2Rも両者まだ距離が遠い。NOZOMIはそこからジャブ、左インロー、左フックと山田を探る。そしてこの左インローから徐々に山田に距離を詰めていく。しかし山田は接近戦で左フックを振るい、単発ではあるがヒットを奪っていく。接近戦から押し合いになると山田が馬力で上回る。NOZOMIには掴み行為に注意が与えられる。

 3R、遠い距離のNOZOMIと近距離の山田、両者互いになかなか距離が噛み合わない。NOZOMIの踏み込みに山田はワンツーを合わせる。接近戦で組み合いになるとNOZOMIはボディにヒザ。しかしこのホールディング行為にNOZOMIは再度レフェリーから注意を受ける。山田はNOZOMIが伸ばしたジャブに右クロスを合わせて終える。判定は30-28、30-28、30-29の3-0で山田。再起を飾った。

■山田真子の試合後のコメント
「(試合の感想は?)まず、2連敗にならんかったのがよかったかなと。単純に勝ててホッとしてます。(相手の印象は?)対戦が決まる前から、普通に試合見ててチェックしてたんですよね。うまい選手やなって。若いけん、今から上がってくるやろうなと。自分が思っとったより早い段階で対戦になってから、負けられんっていう意地と、連敗がかかっとったけん、そこのプレシャーはすごくでかくて。

(中盤まではお互い消極的な感じでしたが)気持ち的には、もっとアグレッシブに生きたかったんですけど、カウンターというかパンチがうまいという印象もすごくあったので、ちょっと警戒しちゃったかなっていう反省点は……他にもいっぱいあるんですけど。(リーチ差で入りづらさは?)リーチ差は、自分が思ってたよりけっこうなかったかなっていう印象があるんですけど。そこで入りづらかったというのはないです。(勝てた要因は?)試合までに頑張るのって当たり前のことなんですけど、自分にはいろんな面でサポートしてくれる人がたくさんいて、初めての負けからいろいろプレッシャーがすごかったんで(言葉を詰まらせながら)、それでも支えてくれる人がたくさんいたので、そこですかね。皆さんの支えのおかげですね。

(地元での試合で心強かった?)すごく心強くて、リラックスして試合に臨めたんですけど、内容が、もうちょっと印象づけられるような、『K-1は女子の試合も面白いね』って思ってもらえるような試合にしたかったんですけど、そこが反省点ですね。(今後は?)リベンジしたいっていうのもあるし、ベルトができたら獲りたいっていうのもあるんですけど、今の自分はとりあえず決まった試合を1試合1試合勝って、結果を残していくことですかね。(ファンの方へメッセージを)たくさんの応援ありがとうございました。内容は反省する点がたくさんあるんですけど、自分にしかできない格闘家ストーリーじゃないけど、築き上げていけるようにこれからも頑張るので、応援よろしくお願いします」

■NOZOMIの試合後のコメント
「(試合の感想は?)動きはメッチャよかって、自分の思うとおりにペース掴めてて、でもやっぱり手数が少なくて、パンチで打ち合いたかったですけど、なかなか近距離の打ち合いができなかったです。(相手の印象は?)山田選手は試合前とか、試合後、控室とかでもメチャメチャちゃんと挨拶してくれて、優しく声をかけてくれて、ホンマに山田選手と対戦できてよかったなと思います。(試合での印象は?)予想通りパンチの連打で追いかけてくるのが印象的です。(お互いに警戒し合ってしまった?)そうです。それでなかなか手が出せなかったです。たぶん山田選手もカウンター狙ってたと思うんですよ。私もカウンターを狙ってて、それでなかなか手が出なかったです。(実績のある相手との試合が続いてますが)菅原選手に続いて山田選手って、名前のある選手と試合ができて、メッチャうれしいんですけど、その中でまだ結果を残せてないので、ホンマに悔しいです。(ファンの方へメッセージを)福岡の皆さん、いつも応援してくれてる皆さん、応援ありがとうございました。(涙で言葉に詰まる)2回連続で負けちゃって、カッコ悪いとこ見せちゃってすみません(泣きながら)。これからもよろしくお願いします」

第4試合/スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R


高梨knuckle美穂 Takanashi knuckle Miho

第4試合/スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      29:28/30:29/30:28
  • ×
x

MARI Mari

 3月の「K'FESTA.4」武道館大会で対戦した両者。その時は高梨が延長判定2-1で勝利したが、福岡の地で完全決着戦となった。1R、開始から高梨は前に出てワンツーを飛ばす。MARIはそこに右ストレート、左フックをカウンターで振るう。圧をかけていく高梨はそこからのワンツーをヒット。そこからスッと下がり、MARIが打ち返してくると逆にそこをカウンターでとらえる。MARIも右ストレートを当てるが、左フックからの右ストレートで高梨がとらえる。MARIも左フックと右ストレートを当てるが、高梨は下がらない。しかし終了間際、MARIの右ストレートと左フックに高梨はやや足が揺らぐ。

 2R、MARIは前進を強めて高梨に迫る。高梨の左フックを受けても下がらない。高梨はならばとジャブを当て、左ボディフックもMARIに打ち込む。高梨は右ストレート、左フックの上下打ちでMARIを下がらせる。だがMARIも右ストレートのカウンターをクリーンヒット。さらに右フックも受け高梨は後ずさりする。両者打ち合いを続行。高梨が打てばMARIが打ち返す。しかしMARIはやや後退する。

 3R、MARIは2Rとは作戦を変えて前に出ず、距離を作って高梨を誘う。そしてステップインしての右ストレートを高梨にヒット。高梨はプレスを続行。だがMARIはロープ際を回っていく。巧みに距離を取るMARIに攻め込めない高梨。MARIは逆に踏み込んでのワンツー、左フックを振るって終える。判定は29-28、30-29、30-28の3-0で高梨。ダイレクトリマッチを制した。

■高梨knuckle美穂の試合後のコメント
「(試合の感想は?)倒せた試合だったと思うんで、そこで3R行けなかったのが、またやっちゃったなという感じです。(相手の印象は?)前回もやって思ったんですけど、自分のパンチが当たってるのに前に来て、タフな選手でした。(2Rまでは差をつけていましたが、気をつけていたことは?)一番気をつけていたことは、相手の距離にならないように、自分が前に出るっていうことですね。(3Rに行けなかったのは、相手が出てきたから?)1R、2R、パンチをもらって、少しガクッときちゃったところがあったので、そういうところがあったから3Rは安全な方に安全な方にって守りに入って、前に出ず、見るっていうことをしてしまいました。

(勝てたけど納得はできない?)そうですね、勝てたけど自分には勝てなかったなという感じです。(それを踏まえてこの先は?)試合で見せていくしかないので、今日を終えてこの先は、また明日からジムで会長と、どういう練習をしていけばいいかっていうのを話し合っていきたいと思います。(3Rの安全策は自分の判断?)そうです。セコンドからは前に出ろ出ろっていうのが聞こえてたんですが、自分の気持ちっていうか、出れない自分がいました。

(相手がガードを下げて誘っているのが怖かった?)正直、ガードを下げて狙われてるっていうのは、そこをまたカウンターで返せばとか、もらって強引に返せばいいって、怖くなかったんで思ってたんですけど、そこはやっぱり今までの自分のダメなところなので、しっかりその原因を探って、次戦、倒せるようにしたいと思います。

(ファンの方へメッセージを)応援ありがとうございました。今回は倒すって自分の中で決めてて、しっかり白黒つけるって言ってたんですけど、倒せず、申し訳ございません。つぎはもっといいところ見せられると思うので、今後とも応援よろしくお願いします」

MARIの試合後のコメント
「(試合の感想は?)リベンジできなくて悔しかったです。(相手の印象は?)やっぱり再戦ということで、前回より攻撃を打ってきて、2Rでいいパンチをもらってちょっと視界が悪くなって見えにくかったんですけど、3Rは自分の動きができて、手応えを感じました。(再戦ということで心がけたことは?)パワーでもスピードでも、前回より上回ろうと思ってました。(高梨選手の前進が予想以上だった?)前回より高梨選手が出てきたというのもあるんですけど、リベンジということで自分がちょっと緊張して、固くなった部分もありました。(ファンの方へメッセージを)負けてばかりですみません。必ず勝てるようにこれからも頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」

第5試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


山本 直樹 Yamamoto Naoki

第5試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:26/30:26/30:26
  • ×
x

SATORU成合 Satoru Nariai

 1R、両者オーソドックスでジャブ、左ミドルで探り合い。そこから激しい展開となり、山本は左フック、右ストレートと強打を打ちつける。だが成合も被弾して引くのでなく、逆に火がついて向かっていくジャブで山本をグラつかせる。だが山本も左フックを当て返す。山本の右ストレートに成合は足が泳ぐ。さらに右ストレート、左フックで山本は追い、成合は一瞬腰砕けとなる。

 2Rも山本は攻勢を緩めず、成合に迫る。逆に成合が出てくると山本はスッと下がって空振りさせる。成合の右ストレートを警戒しながら山本はジャブを突くが、ラウンド後半成合が詰めてくる。山本は左アッパーを決めペースを自分に引き戻す。だがタフな成合は再び前進し、左ボディフック、右ストレート、右フックと山本を攻めて終える。

 3R、覚悟を決めたように成合は山本をロープに詰めてワンツーからボディフック、ヒザ、右ストレート、左フックと猛攻。山本も反撃に転じ打ち返すが、成合のこの攻めに削られて力がない。山本は成合の空振りを誘ってカウンターの右ストレート。両者バックブローが同期し、成合がバランスを崩して倒れ、これまでのダメージの蓄積でダウンとなる。 両者最後の場面も左右のパンチを振るって打ち合いを見せ試合を終える。判定は30-26、30-26、30-26の3-0で山本。激戦を制した

■SATORU成合の試合後のコメント
「(試合の感想は?)今回福岡で、いつも東京に来られない方も応援に来てくれて、一番会場を盛り上げるくらいの試合をして勝ちたかったんですけど、自分らしさもないし、しょぼい試合をしたなと、申し訳なさでいっぱいです。(相手の印象は?)上手かったなという印象はそのままで、もっと自分の攻撃が当たれば倒れるかなと思ったんですけど、山本選手も連敗中でしっかり気持ちを作ってきてたのか倒れなくて。強かったですね。

(中盤攻め込んでいた場面もあったが)最初から倒すイメージでやっていたのですが、1R始まったときから、最近の試合は精神的にふわふわしていて、試合中もしっくり来てなくて。2R攻めていたのもなんとなくしか分かっていないです。 (ファンの方へメッセージを)去年から約1年振りに福岡に帰ってきて試合をして、この福岡をしっかり盛り上げてみんなに感謝を伝える試合をしたかったんですけど、こんな結果になってしまって本当にすみません。この先どうするかははっきりわかりませんが、みんなには本当に感謝しています。ありがとうございました」
 
■山本直樹の試合後のコメント
「(試合の感想は?)SATORU成合選手と戦わせてもらって、気持ちが強いなというのはあったんですけど、何回か効かせて倒せるなと思って自分がムキになったところは反省点。そこで無駄なパンチをもらって。まだまだ課題はたくさんだなと思いました。(相手の印象は?)効いた部分は何回かあったんですけど、そこでも心折れずに立ち向かってきて、自分も結構パンチをもらって。気持ちの強い選手だなと思いました。

(自分の攻撃に手応えはあった?)カウンターで向こうがフラッとしたのがあったので、そこで冷静にいけずにムキになったところがあって倒しきれませんでした。(その課題を克服してその先は?)次からは冷静にコツコツ当てて最後は倒しきれるようにしたいと思います。(ファンの方へメッセージを)遠いところから福岡まで足を運んでもらった皆さんありがとうございました。会場に来れなくてもABEMA・GAORAで応援いただいて力になりました。次からはしっかり課題を克服して倒しきれるように練習していくので、これからも温かい目でみてくれたらうれしいです。ありがとうございました」

第6試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


西京 佑馬 Saikyo Yuma

第6試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:26/30:27
  • ×
x

竜樹 Tatsuki

 1R、竜樹は左右のローる。西京もすぐにローを返して蹴られっぱなしにならない。西京はボディフック、ボディストレート、左インロー、前蹴りと放った後で、右フックをヒット。竜樹のガードが固いため攻撃を散らしていく。

 2Rも竜樹はガードを緩めない。ならばと西京はボディストレート、前蹴りと放ち、その後で右のパンチで顔面を狙う。竜樹は構えを変えず、鋭い右の蹴りを返す。西京は圧力をかけて竜樹をロープに詰める。そこからボディ打ち、ローと竜樹に当てていく。

 3R、西京はミドル、ロー。竜樹も同じ技を返す。竜樹はガードを上げてにじりよって攻めんとするが、西京はボディ打ち、右クロスと決めていく。竜樹が圧を掛けてくると、西京は周囲を回ってジャブと飛びヒザ、連打といなし、終了間際に前へ来た竜樹に右ショートフックを当ててダウンを奪い終了した。判定は30-27、30-26、30-27の3-0で西京。ライト級転向後、2連勝となった。

■西京佑馬の試合後のコメント
「(試合の感想は?)試合内容的には全然納得できてなくて、最後ダウンは取ったんですけど、課題の残る試合でした。(相手の印象は?)何発か顔も腹もいいの入ったと思うんですけど、全然効いた素振りがなくてタフだなっていうのと、一発一発の攻撃が思った以上に固かったですね。(ダウンを取るまでは攻めどころを探っていた?)上と下と脚に散らすというのを課題にしてて、(ダウンを取った)あのパンチも狙ったパンチじゃないんで、マグレなのかなって感じですね。(この先の目標は?)この試合内容じゃタイトル戦線にはほど遠いんで、1戦1戦、納得いくような試合をしていくのがこれからの目標ですね。(ファンの方へメッセージを)今後も1戦1戦、自分もお客さんも納得できるような試合をしていきたいと思ってますので、まだまだご注目よろしくお願いします」

■竜樹の試合後のコメント
「(試合の感想は?)自分の攻撃というか、自分をしっかり対策されていて、うまいようにされていたなという感じです。(相手の印象は?)うまい選手というのは分かってたんですけど、想像通りで、うまかったです。(自分のテクニックは出させてもらえなかった?)そうですね、相手の方がうまかったっていう感じですね。(最後のダウンについては)気付いたらヒザが(リングに)ついてて、あれは効きましたね。それ以外は大丈夫だったんですけど、あれは効きました。(ファンの方へメッセージを)また次っていうのはちょっと、あんまり言いたくないんですけど、またチャンスがあるんだったらそれに向かって一からしっかり頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R


実方 宏介 Jitsukata Kosuke

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 3分0秒
  • ×
x

丸山 公豊 Maruyama Naoto

 3月の「K'FESTA.4」武道館大会で京太郎に敗れた実方。プロ無敗を誇る九州の丸山と対戦する。1R、実方は前に行き、左ミドル、右ロー。丸山も左ミドルを返す。ここで実方の前蹴りがローブローに。再開すると丸山は前に出てジャブを突き左インロー。しかし実方は動じずにジャブと右ロー。ここで丸山は左ローを放つが、これが丸山にローブローとなってしまいインターバルが取られる。丸山はローから右フック。そして左右のフックを振るうが、実方もこれに応じ左右のフックを打ち返す。そして実方はカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を蹴る。

 2R、ムエタイ式にリズムを取る実方に対し、丸山は周囲を回る。丸山が左右フックを振るっても実方はブロックしてカーフキック。実方はジャブでのリードから右ローを打ち込みこれを効かせるが、続いての一打がローブローとなってしまいインターバルとなる。再開。実方はリズムを変えずにミドルで攻めていく。そして終了ゴングの直前に左ハイ。これに丸山はバッタリ倒れ、3分ちょうどでのKOとなった。

実方のマイク
「九州のみなさん、初めまして。今日はたくさんの応援ありがとうございました。前回京太郎選手とやって2R KOで負けて本当に悔しくて、継続参戦できると決まってたくさん練習しました。一昨日僕の大事な友達が亡くなって、絶対勝たないといけないと思って、いい勝ち方ができたと思います。次いつあるか分からないんですけど、僕がスーパーヘビー級を引っ張っていくのでよろしくお願いします」

■実方宏介の試合後のコメント
「(試合の感想は?)ずっと練習してた左ハイは狙ってたんで、それでKOできてよかったです。(相手の印象は?)映像をちょっとしか見てないんですけど、映像通りの戦い方をしてきて、パンチを警戒してたんですけど、ちょっとそれを警戒しすぎたっていうか、僕もパンチを狙い過ぎちゃったんで。

(今回からスーパー・ヘビー級で、減量やコンディション作りはうまくできた?)今回ナチュラルで出たんですけど、ぼくはずっと京太郎選手とやる前までも、契約体重と関係なく、減量して試合に出ていて、ちょっと落として試合に出た方がいいのかなと思いました。今日はちょっと体が重く感じたので、もうちょっと落とそうかなと思いますね。

(新しい階級でベルトも期待されますが)やっぱりベルトはほしいんですけど、今日も勝てたんですけど、まだまだこのままじゃダメだと思うんで、絶対に外国人ではなく日本人の自分がベルトを獲れるように頑張りたいと思います。(ファンの方へメッセージを)今日は応援ありがとうございました。まだまだこんなもんじゃないんで、もっと練習して強くなって、また違うパターンのKOで倒す試合ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

■丸山公豊の試合後のコメント
「(試合の感想は?)失神KOということで、あまり記憶がないんですけど、それまでの記憶として、パンチも全然耐えられてたし、ローも全然耐えられたので、本当に自分が実方選手と距離が空いたので、ガードを下げたところにハイをもらったと後からセコンドに聞かされて。自分がとても情けないというか。あそこでガードを下げてなかったら絶対倒れてもなかったでしょうし、最後までやれてたのかなと思います。

(相手の印象は?)計量の時14kg差ということだったんですけど、体格差はスーパー・ヘビー級なのであると思いますけど、蹴りが強くて動きも速かったんで、自分が思ってたとおりなのかなと思いますね。(K-1の大会場で試合できたことは?)かなりたくさんの声援をもらって、なかなか味わえないことなので、ここでしっかり結果を出せるように頑張っていきたいと思います。(ファンの方へメッセージを)今回不甲斐ない負け方をしたんで、もう一回イチからやり直して、KOで勝てるように頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします」

第8試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R


和島 大海 Wajima Hiromi

第8試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 2分23秒
  • ×
x

アビラル・ヒマラヤン・チーター Abiral Himalayan Cheetah

 スーパー・ウェルター級王座を目指す和島とアビラルが福岡の地で対戦。1R、サウスポーの和島はハイキックを放つが、アビラルはこれをブロックして前に出て右ストレートを連打で突き刺しダウンを奪う。立ち上がった和島は襲い来るアビラルに左インローを放つが、これがローブローに。インターバルが取られた後で再開となる。

 アビラルは再び勢いよく前に来るが和島も負けじと右フックに左ストレート、左ハイと攻める。和島は左ローを打ち込み、襲いくるアビラルを押し戻して左ローを当てていく。これを効かせていく和島。さらに和島は左ストレート、左ロー。アビラルは前に出られなくなってくる。和島は前蹴り、左ロー、左ストレートと攻撃を散らす。だが、左フック、右ストレートとアビラルも攻める。和島も左ロー、左ハイと応戦する。

 2R、和島は左の奥足ローを入れてスタート。これに体がくの字になるアビラル。和島はその様子を見て左ハイ、右フックを空振りさせての左ローと当てる。和島の左ローが下腹部に当たってしまうが、アビラルはインターバルを経て再び試合に臨む。和島は左ロー、左ハイと攻撃を放ち、アビラルのパンチは空振りさせていく。その直後に左ロー、ヒザ、パンチとラッシュしてアビラルを攻める。

 3R、左ローを放つ和島だが、これがアビラルの下腹部にも入ってしまいインターバルに。再開するもアビラルはローが効いて出て来られない。右ストレートを当てるアビラルだが続かない。しかし左ローに遂に倒れ、アビラルはローブローをアピールするが、これは受け入れられずダウンカウントが進む。 立ち上がったアビラルはロープ・コーナーを背にそれでも右ストレートを振るう。しかし左ローを浴びるとアビラルは大の字に倒れ、和島のKO勝利となった。

和島のマイク
「今日は応援ありがとうございました。作戦通り、最初にダウンを取られて盛り返すっていう試合ができてよかったです(笑)。12月4日、K-1大阪大会が発表されたんですけど、アビラル選手にきっちりKOで勝てたので木村選手のベルトに挑戦したいです。よろしくお願いします。最後に一言だけ言わせてください。月心会、最高!

■和島大海の試合後のコメント
「(試合の感想は?)アビラル選手はメチャクチャ強い選手というのは分かってたんで、とりあえず勝ててホッとしてます。(相手の印象は?)やっぱ打たれ強いですね。メチャクチャ強かったです。パンチも強かったですし、いい選手だなって感じでした。(最初のダウンで影響は?)試合後のマイクでも言ったんですけど、あれはパフォーマンスなので(笑)。いやまあ、焦りましたけど、大丈夫でした。

(ローは狙い?)いや、とりあえず蹴りでいこうと思ってたんですけど、当たるところからという感じですかね。相手の選手はメチャクチャローキックをカットしてくるかなと思って、僕も警戒してたんですけど、蹴れるところからという感じです。(パンチでは倒れないというのは実感した?)けっこう後半はパンチも当たってたと思うんですけど、やっぱり倒れなかったですね。

(大きな目標に近づいた手応えは?)そうですね。今回は仕上がりからすごく調子がよくて、過去一番仕上がってて、アビラル選手を倒したら国内では誰にも負けないなというのはありましたし、あとは木村選手だけなので、メッチャ自信になりました。(マイクで言っていたように、大阪で?)ぜひ地元で挑戦したいなと思ってます。(「国内」の中には木村選手も入ってる?)そうですね。とにかく今はメチャクチャ調子がいいので、今の勢いに乗ってるうちにもう一回できたらいいなと。

(この流れで大阪大会決定も、自分に流れが来てる?)そうですね。地元でも試合をずっとしたかったので、いいタイミングかなと自分の中では思ってます。(ファンの方へメッセージを)今日は応援ありがとうございました。まだ試合が決まるか分からないんですけど、木村選手との試合が決まったら絶対リベンジして、勝ってベルトを巻きますので、応援よろしくお願いします」

■アビラル・ヒマラヤン・チーターの試合後のコメント
「(試合の感想は?)自分が弱かったです。(相手の印象は?)昨日会見で言った通り、パンチvs蹴りになって、蹴りに負けちゃいましたね。(これまで味わったことのないようなローだった?)初めてでしたね、こんなローもらって。最初にダウンを取って、ローブローをもらって、そこからちょっと試合が変わっちゃって、ローをもらいすぎましたね。(これからは?)ここからまた、ゼロからやり始めて、新しい自分を作って、また戻ってきたいですね。(ファンの方へメッセージを)今回、初めてKO負けしちゃったんですけど、またゼロからやり直して、また新しい自分を作ってK-1のリングに戻ってくるので、応援よろしくお願いします」

エキシビションマッチ/2分2R


大岩 龍矢 Oiwa Tatsuya

エキシビションマッチ/2分2R

  • ●
  • エキシビション
  • ×
x

マキ・ドゥワンソンポン Maki Dwansonpong

 共に対戦相手が欠場となった大岩とドゥワンソンポンがエキシビションで対戦した。1R、両者オーソドックスで圧力をかけてパンチ主体で攻める大岩に対し、ドゥワンソンポンはジャブを突き、軽くいなすかの様子。大岩は脚へのパンチを繰り出す。大岩はそこからボディから顔へフックの連打。しかしドゥワンソンポンは笑顔を崩さない。大岩がハイキックを放てば、ドゥワンソンポンもハイキックを返して終了する。

 2R、大岩が1Rよりローに力を込めるとドゥワンソンポンも鋭いミドルを返す。大岩はさらに左右フックの連打。ドゥワンソンポンも表情を変え、左・右のミドルの力を増す。笑顔が消えているドゥワンソンポン。大岩の左腕を蹴っていくマキ。大岩もボディフックを連打で回転させて、エキシビションは終了となった。

ドゥワンソンポンのマイク
「今日こうしてK-1のリングに立てたのは嬉しいが、長く練習を続けてきたので実際の試合ができなくて残念だ。また試合の際には大きな声援をお願いします」

大岩のマイク
「今日こういう形で試合ができなかったんですけど、リングに上がれたことはみなさんのおかげで、こうしてて喋ることができました。たくさん応援してくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。試合が流れたのも理由があって、もしやってたら倒れていたのかなって思います。今は練習量も増えてプラスの気持ちで練習しています。次はもっと強い大岩で戻ってくるのでこれからも応援よろしくお願いします」

大岩のセコンドについた武尊のマイク
「去年も福岡で挨拶して、まだ1回も試合できてないので、いつか試合できるように頑張ります。今年はK-1最強を証明する試合を絶対実現させて絶対勝つのでよろしくお願いします」

第9試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

第9試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 0分53秒
  • ×
x

幸輝 Koki

 昨年9月のK-1大阪大会以来、約10カ月ぶりにリングに立つ安保。今回はウェルター級に階級を上げて最初の試合となる。対する幸輝は今回がK-1初参戦。Krushデビュー戦ではFUMIYAを一撃KOで沈めており、強打を持っている。

 1R、幸輝は右ストレートで安保に尻餅をつかせるが、立ち上がった安保は向ってきた幸輝に逆にワンツーを突き刺しダウンを奪う。立ち上がった幸輝に安保は右ストレートで向かい、左フックで2度目の続けて与える。安保は2段蹴り式のジャンピングハイキックから入り、続いてミドルキックを打ち込み秒殺勝利を決めた。

安保のマイク
「山崎選手の敗戦から10ヵ月ぶりの復帰戦で、相手の幸輝選手は勝って当たり前と思われていて正直プレッシャーもあったのでほっとしてます。今K-1ウェルター級は王者が空位で、華のない奴ばっかりなので、俺がウェルター級の王者になります」

■安保瑠輝也の試合後のコメント
「(試合の感想は?)純粋にほっとしています。大口叩きましたし、ヒール役にも徹しましたし。それはやっぱり実力が伴わないと、大口叩いて負けるのは一番格好悪い立ち位置だと思うので、自分自身プレッシャーをかけていた部分もあるんですけど、1RKOという一番いい形をとりあえずクリアできたのはほっとしています。

(相手の印象は?)ミドルキックは重たかったですね。2回もらったんですけど、蹴りは重いな。ウェルター級のパワーは感じました。でも試合が早く終わりすぎたのでそこまで印象はないです。(ウェルター級での試合に向けたコンディション作りやリング上での動きは?)僕トレーナーが変わって、和歌山でボクシングとキックボクシング、キックはスパーリングを主にやっているんですけど、その先生からも100点の動きだと褒めていただいて、結果にもでたんじゃないか。自分自身この練習環境に変えてから自信もありましたし、それで大きいことも言えたので、今ウェルター級のベルトを獲るのは俺しかいないと言っていますけど、嘘偽り無く俺が獲ろうと思っているので、その自信があった上での発言ですね。

(減量が楽になったのと新しい環境の両方が影響した?)減量も楽ではなかったですけど、ゲーオに勝つためにやっていたフィジカルトレーニングをまた再開していて、重量も上げているので体も大きくなりました。普段の体重も2kgくらい増えたので、65kgでやっていたときに比べると500gしか変わっていないんですけど、水抜きの量自体は減ったので、リカバリー的にはすごく良かった。(王座が空位。すぐにでも挑戦したい?)そんなことはないです。まだまだ全然だと思っています自分でも。強敵の野杁選手、ジョーダン・ピケオーもいますし。でもその選手たちに勝てる気が無かったらウェルター級に上げていないので。勝てるための準備をしているので、楽しみにしてもらえればと思います。

(今の年齢と体が大きくなっていることを考えると、三階級制覇も視野に入れている?)ぜんぜん可能ですね。ここから上の階級は全部俺が制覇してやろうと思っています。さすがにクルーザーは考えていませんけど、ウェルター、スーパー・ウェルターは俺の骨格で取れる階級だと思います。野杁選手に勝てれば木村ミノル選手には勝てると思っています。正直山崎選手のリベンジは、体が大きくなっている分……。煽りVTRのときにはこんなに減量がきつくなる実感がなかったので、逃げてるとは思われたくはないですが、やれるのかな。体重との相談になると思います。

(リベンジはしたい?)それはしたいと思っていますけど、今1勝1敗の形で、前回自分が負けているわけじゃないですか。負けている側の人間が67.5kgでやってくださいというのはダサいと思う。でも65kgに落とすのは難しいんじゃないかなと。(三階級制覇をやることになったら山崎選手へのリベンジは諦めきれる?)どうなんですかね。うーん、みんなの記憶に残っているのは山崎選手との試合というのはあると思うので、やりたいという気持ちはありますけど、ちょっとそれは先生なりトレーナー陣と話し合って考えたいと思います。

(ファンの方へメッセージを)10か月振りの再起戦をやりまして、こうして勝つ姿を見せられてほっとしています。応援していただいた方も、俺に負けて欲しいと思った方も、試合を見ていただいてありがとうございました。しっかりウェルター級のベルトを獲って、K-1の次の顔は必ず俺だと思っているので、それを有言実行していきます」

第10試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


卜部 功也 Urabe Koya

第10試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:28/30:29
  • ×
x

大沢 文也 Osawa Fumiya

 これまで両者は3度対戦しており、功也が2勝1敗で勝ち越している。大沢にとっては「ずっと目標にしていた」という功也との対戦でもある。

 1R、大沢は速いステップから左ローを放つも、功也が前に出たところでバッティングとなってしまい一旦試合が中断となる。前に出て圧をかけていく功也だが、大沢は踏み込みながらパンチを放ち、そこから両者はクリンチとなる。大沢は間合いを取り、踏み込んでパンチを放つもやはり組み合いとなり、両者なかなか噛み合わない。

 2R、功也はガード上げながら前に出て左ミドル。組みつく大沢にレフェリーから注意が出される。功也は左ミドルから左ストレートを繋げる。しかし大沢はペースを崩されず、荒っぽくパンチとミドルを振るっていく。功也はしかしプレッシャーを落とさず、ロープ・コーナーに詰めてボディストレート、ミドル。決定打を与えられない。大沢は変わらずボディ打ちを放つが、功也は左ミドル、左ストレートと攻勢を緩めない。

 3R、功也は左ストレート、飛びヒザ、ボディストレート、左ミドルと攻勢。大沢は決定打こそ与えていないが、自身の攻勢に移れない。ブロックこそしている大沢だが、活路を見出すことができない。大きくスイングしてのボディフックを放っていく大沢だが、功也は崩れない。判定は30-29、30-28、30-29の3-0で功也。4度目の対戦でも大沢を退けた。

■大沢文也の試合後のコメント
「(試合の感想は?)悔しいですね。差は縮まらなかったという感じですね。(相手の印象は?)上手かったですね。やりたいことはもっとあったんですけど、やりたいことをさせない上手さ。対峙しないとわからない感じですね。(功也が最低限勝つためにグチャグチャに勝ったとコメントしたが、そのようには見えたか?)ジャブが当たると思って、最初は当たったんですけど、急に当てづらくなって、距離が変わったというか。いきなりやりづらくなりました。グチャグチャ……。パンチのモーションがなくて。本当は動いて動いてという作戦だったんですけど、これは避けられないと思って固めちゃった感じですね。そこを功也選手がグチャグチャと表現したんじゃないですかね。

(大沢選手がやろうとしたことにすぐ反応して変えてくる感じ?)それは感じました。(そこを越えられなかった?)そうですね。本当に上手かったですね。越えられると思ったんですけど。1R始まったときにもあれっと思って。昨日計量終わってから調子良くて、今日のアップでも調子良くて。相手の方が一枚も二枚も上手だったかなという感じですね。(ファンの方へメッセージを)今日は応援ありがとうございました。ずっと目標にしていて憧れていた選手を越えたかったんですけど、また僕の中で大きな壁で越えられなかったです。いつも応援ありがとうございます。僕は負けてしまったんですけど、来週の土曜日にはKrushがあるんで、そこには自分のジムから寺島輝が出るので、応援お願いします」

■卜部功也の試合後のコメント
「(試合の感想は?)あんまり思った通りに動けなかったかな。やりづらかったですね。(相手の印象は?)やりづらいように対策されて、どうやってポイント獲ろうかなとかいろいろ考えたんですけど、難しかったですね。ベテランというか、試合を中断するテクニックとか、すごく上手いな。繋げさせてくれなかったところはありましたね。

(4回目の対戦でやりづらい相手とは分かっていたと思うが、その上でやりづらかった?)やりづらかったです。蹴り足もキャッチされて、その後にストレートを入れたんですけど、次の3つ4つ5つくらいまで入れたかったんですけど、そこまでさせてくれなかった技術。ギリギリのラインですけど、そういう駆け引きは上手かったですね。(勝てた要因は?)気合いです。気合いで根性だして負けられねえと思いながら前に出ました。グチャグチャにしました。本当に久しぶりにああいう試合したんですけど、戦略を立てた試合をぶっ壊す試合をしました。久しぶりでしたね。ちょっと汚い試合だったんですけど、勝つ戦略を優先して、相手の戦略を潰してグチャグチャにするっていう感じでした。

(やっていて気持ちのいい戦略ではない?)まったく気持ちよくないです。ストレスです。やりたくない試合ですけど、勝つことを優先に選んだ最終手段の戦略でした。気持ち悪いです(笑)。(ファンの方へメッセージを)今回で復帰3戦目ですけど、思った通りにはいかなかったですけど、またがんばるっていうのもまたアレなんですけど、がんばります」

第11試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R


K-Jee Keiji

第11試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 1分4秒
  • ×
x

愛鷹 亮 Aitaka Ryo

 過去の対戦成績が1勝1敗のK-Jeeと愛鷹が福岡で決着戦を迎えた。1R、開始すぐにK-Jeeの右ローが愛鷹の下腹部に入ってしまい、インターバルが設けられる。再開すると愛鷹の右フックがK-Jeeの側頭部をかすめる。K-Jeeはローを入れるが、愛鷹は構わず距離を詰め左フックから右フックでK-Jeeを打ち抜きダウンを奪う。仕留めに向かった愛鷹は右フックでK-Jeeを吹き飛ばし2度目のダウンを奪う。

 再開後、愛鷹は右ストレート、右フックを連打するが、K-Jeeはガードを固める。やや攻め疲れしてきたかの愛鷹にバックブロー。これは当たりが浅かったがK-Jee再度のバックブロー。今度は効かせ、そこから反撃して右ストレートから左フックで打ち抜き、ダウンを奪い返して初回を終える。

 2R、K-Jeeはロー、前蹴り、左ミドル、ヒザと蹴りを中心にした組み立て。そして右ローを当て、右ストレートで愛鷹を打ち倒す。K-Jeeは右ローを効かせて愛鷹に足を上げさせ、左ローも打ち込んで愛鷹にこのラウンド2度目のダウンを与え、ここでレフェリーが試合を止めた。

■K-Jeeのマイク
「こんばんは。これ、今年一番の試合獲れたでしょ(笑)。ちょっとヒヤヒヤさせましたけど。今年も福岡大会を開催できて、盛り上がってK-1九州を引っ張ってると思ってるのでよかったです。来年・再来年とやっていって、若い選手たちがK-1を目指せるルートを作ってくれれば、もっと福岡から九州から強い選手が生まれてくると思います。なのでKrushとかK-1アマチュアを九州でやってください。やらなかったら俺が勝手に興行開いちゃいます(笑)。福岡大会はやっぱり福岡出身の選手が締めた方が盛り上がると思うので、朝久選手、最後期待してますのでぶちかましてください!」

■K-Jeeの試合後のコメント
「(試合の感想は?)すごい反省点があって、反省点が盛りだくさんだけど、結果を残せたという意味ではいい形で終われたと思います。(相手の印象は?)思ったよりパワーが強くて、それで1Rやられちゃったんですね。想定外だったんで、あのパワーは。(過去の対戦から考えても想定外のパワーだった?)はい。受けてみたいなと思ったんですよ。打ちっぱなしなので、受けて速いリターンを返そうと。それでコツコツ作っていこうと思ったんですけど、受けられなくて。以前戦った時よりもかなりパワーが増してたので、ビックリしました。

(その中で逆転できたのは?)魂(笑)。セコンドの指示がしっかり聞こえて、相手のセコンドの指示もすごくしっかり聞こえたんですよ。それで相手がやりたいことと、自分たちがやろうとしてることが、試合中にすごく噛み砕けたので、それがうまく逆転につながったと思います。(地元での試合だから勝てた?)そうですね、みんなが応援してるということがすごく、最後『逆転してやる』という気持ちがすごく高まったところですね、たくさんの応援団の存在が。

(改めて先の目標も見えたのでは?)そうですね。でも、またチャンピオンになっても別に、って感じなので。なので、いろんな選手と試合したいです。実際、俺は前チャンピオンなので、俺を倒したらタイトルに近いじゃないですか。チャンピオンになりたいっていう本気のヤツが俺を倒したらすぐタイトルマッチに行けると思うし、そういう選手といっぱい試合したいですね。すぐにチャンピオンと、とかは全然思ってないです。

(ファンの方へメッセージを)今回もクルーザー級という迫力のある試合を見せられたと思うので、もうちょっとクルーザー級に興味を持ってください。お願いしまーす」

■愛鷹亮の試合後のコメント
「(試合の感想は?)ダウンを奪い合いの、結果はこういう形になってしまったので、自分の完敗です。ありがとうございました。(相手の印象は?)ダウンを取ってからの盛り返しがやっぱり、地元・福岡ってことですごく気合いが入ってて、自分も気合いをバッチリ入れてきたんですけど、その気持ちの差だったのかなと。気持ちの強い、K-Jee選手らしい戦いだったと思います。

(1R終了した時点では、いけると感じたか、仕留めきれなかったという気持ちだったか)1Rラッシュをかけたんですけど、2Rに持ち越しちゃって……。2Rに悪いクセが出ちゃったってところがあって、やっぱり自分の弱さですね。毎回毎回、こういうことをやっちゃうんで。(涙ぐみながら)試合終わった後に、『もうここまでかな』と思ったんですよ。この一戦で終わりかなと思ったんですけど、同門のヒデさん(山崎秀晃)が、『まだお前ならやれるよ』(涙で言葉を詰まらせながら)ってことで檄入れてくれたんで、もうちょっとだけ、頑張らせてください。まだ諦めません。

(ファンの方へメッセージを)いつもこんな情けない姿を見せてしまって申し訳ないです。必ず復活しますので、これからも変わらず応援よろしくお願いします」

第12試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


ゴンナパー・ウィラサクレック Konnapar Weerasakreck

第12試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 1-2
      10:9/9:10/9:10
  • ×
x

朝久 泰央 Asahisa Taio

 ライト級で3連勝・2連続KO勝利中の朝久がゴンナパーの持つベルトに挑んだ。ゴンナパーにとっては今回が初防衛戦となる。

 1R、朝久はローから入って先制攻撃。さらに前蹴りを顔面、ボディと飛ばしていく。そして朝久は右ストレートを胸のあたりに放ち、右ミドルも放つ。足払いでゴンナパーのバランスを崩す朝久。朝久は右ストレート、右前蹴りと攻撃を散らす。だがゴンナパーも接近戦で右フックに力を込める。朝久はジリジリとにじり寄り、ゴンナパーに蹴りを出させない。ゴンナパーはフックを大振りするが朝久は当てさせず、逆に朝久が右フックを当てて終える。

 2R、朝久は前蹴りでゴンナパーを後退させて開始し、足払いを狙う。そして2段蹴り式のジャンピングキック。ゴンナパーは左ローをを効かせて前に出る。朝久はフックを打ち込むが、ゴンナパーは止まらない。朝久はしかし左ローに右ストレートを合わせる。顔面前蹴りを受けてもゴンナパーはもっと蹴ってこいと呼び込む。打ち合いに呼び込み右ストレート、右フックを当てる朝久だが、左ローのダメージがあるかパンチに力がない。だが、ゴンナパーに右フックを当てて終える。

 3R、朝久は手数・足数を増やして前に出る。だがゴンナパーも左ロー、顔面前蹴りで反撃。朝久もしかし前蹴りらのヒザを打ち込み、これを効かせて後退させる。しかしゴンナパーもここを持ち応え、左ミドルで反撃。朝久はさらにヒザ。そしてもう1発ボディへのヒザを見舞う。ゴンナパーも前に出てヒザで応戦。ラスト10秒で朝久は左右のフックでラッシュ。終了のゴングが鳴ると、両者は手を上げ勝利をアピールする。判定は29-29、29-28、29-29で朝久に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 延長R、左ミドルのゴンナパーに朝久はボディストレート。朝久はボディにヒザを打ち込むがゴンナパーも左ローで朝久の機動力を奪う。右・左とフックを強振する朝久だが当たらない。バッティングの見られた朝久だが、ローを入れて顔面前蹴り。この前蹴りを連続で放ちながら朝久は前に出て出ていく。 そして左ストレート、ボディへのヒザと多彩な攻撃。朝久は前蹴りから左右の連打をまとめ、バックブローを打ち込んで延長戦を終える。判定は10-9(ゴンナパー)、10-9(朝久)、10-9(朝久)の2-1で朝久。4Rの熱戦を制して遂にベルトをものにした。

朝久のマイク
「応援して頂いてありがとうございました。K-1ライト級のベルトを獲って、いろんな団体の同じ階級のチャンピオンがいるんですけどハッキリ言って相手にならないので、K-1の上の階級のチャンピオンを全部ぶっ倒します! というつもりだったんですけど、ちょっと激闘だったので、みんなにお礼だけ言わせてください。遠回りしてきたおかげで出会うことのなかった戦友やファンと出会えて、泰央という名前をくれたお父ちゃん、お母ちゃんにやっと恩返しができたと思います。応援してくださるファンのために全団体、全階級統一します。九州大会だから、みんな、えらいすいとーばい。ありがとう」

■朝久泰央の試合後のコメント
「(試合の感想は?)燃えましたね!燃えたばい!って感じです。(相手の印象は?)最初からずっとゴンナパー選手強いなとは思ってましたが、戦ってみて最終的にも強いなと思いました。(ベルトを巻いてどんな気持ち?)僕が人生で巻いたベルトは、ジュニアのアマチュアの頃も含めてチャンピオンベルトを巻いたことがなかったので、初めて巻いたベルトがK-1のチャンピオンベルトなので、とても誇り高い気分というか、うれしくてしみじみしています。

(序盤から顔面への前蹴りを出されていた。どういう狙い?)結構自分元々得意で出そうかなとは思っていたんですけど、途中ちょっと足がピリピリした部分があって、あれで蹴り分けとか変えた部分はありました。特に作戦ではなくて、朝久空手の技を使った感じです。(一番手応えがあった攻撃は?)僕は膝蹴りが蹴り応えがありましたね。(3Rの?)そうですね、2Rも出したかな?普段あまり練習で膝蹴りを出していなかったんですけど、右の膝蹴りを出した瞬間に、相手に突き刺さった感じがあって「今の効いたんじゃないか」と思って、蹴り応えがありました。

(練習で出していなかったとのこと、ひらめきで出た?)闘争心から出たものでしたね。試合のみんなの応援もあったし、熱い魂を会場からも感じて。ケンカのつもりで思い切りやっつけようと思って出たのが膝蹴りだったという感じです。(延長も判定が割れる裁定。ご自分では本戦終わった時点と延長終わった時点の手応えは?)本戦は……勝ったかなとは思っていたんですけど、会場が盛り上がっていたのもあったし、延長を見たいっていう気持ちもあって延長にいくんじゃないかと思って。1-0でしたっけ。それで1が自分について延長だったと思うんですけど、延長も勝ったと思ったんですけど、一人目ゴンナパーと言われた瞬間に「まじかよ……」と、本音はそれです。(勝ってお父さんやお兄さんからは?)自分もうれしくてあんまりはっきり覚えていないんですけど、お前ようやったな!という感じだったと思います。

(念願のチャンピオンになったが、これからどんなチャンピオンになりたい?)ベルトを獲ってからスタートとかいうぬるい気持ちでいたわけではないので、ひとつの人生の恩返しじゃないですけど、周りのみんなへのお礼ということもあってこのベルトはとてもうれしく思います。チャンピオンとしてやるべきことっていうのは日本にもいろんな団体もあるし、本音で言うといろんな声が上がるんですけど、はっきり言って同じ階級だと戦ったら相手にならないので、同じ階級でやりたいやつがいるなら全員ぶちのめしたいと思います。

 あんまり激闘だったんで大口というのも言えないですけど、朝久空手の強さを証明する=全階級含めてやっつけるというのは、何回も言い過ぎてくどいぞと思われるかもしれませんけど、ヘビー級までやっつけたいとは本気で思っています。はっきり言ってK-1のライト級、同じ階級だったら相手になるやつはいないので、次はスーパーファイトでもいいので、65kgの選手ともやってみたいなと思います。ずっと勝ち続けます。

(足首の動きが悪くなったようだが、何が起きた?)試合前に痛めてるのはみんな痛めていると思うし、そのまま戦った自分がすごいとかじゃないけど、ちょっと右の脛を痛めていた時期がありました。ゴンナパー選手(の脛)は硬いんだろうなっていうのがあったので、勢いを殺す感じでやっていたときに不安定になったのもあったし、そのタイミングで腿にローキックが刺さってしまって。それから足の動きが悪くなったんですけど、僕はどんな状況になっても勝つというのを家族や道場のみんな、ファンのみんなと約束していたので、その状況でも最終的には俺が勝つんだという気持ちだけでしたね。

(脛が痛くなって、さらにローキックをもらった?)脛とかは結果的にはディフェンスができたので大丈夫だったんですけど、その時に食らったローキックがゴンナパー選手の強さだと思うし、自分の未熟さでもあると思うし。そこで効かされたとは本音では言いたくないですけど、見て分かるとおり、あの一発はちょっと効きました。(試合の中盤だったと思いますが、3Rに向かうときはどんな気持ちでしたか?)1Rは確実に取っていたと思って、2Rも取られていたというのはなかった。ドローくらい、20-19で折り返したかなと思ったので、距離取ったらもっと楽な戦いができたかもしれませんが、会場のみんなの応援もあったし、長引いたらゴンナパーが勝つという意見をDMだったり周りからも聞いていたので、長期戦になってもここは俺がやるしかないだろう、それくらいの気持ちでなんとしてでも勝とうと思ってやっていましたね。

(最後にパンチをまとめた場面には何を考えていた?)あまりこういうことを言うといろいろ言われますけど、今までの戦いって優しさがあったと思うんですよね。この攻撃で倒れたらいいな、倒したいなと。そんなんじゃなくて殺すくらいの気持ちで、本音で言うとそれくらいの気持ちで殴りました。もう死んでしまえと。本音を言うとそれがすべてです。

(卜部選手がライト級で戦っていたり、他にも選手はいますが、相手にはならない?)はっきり言って相手にならないと思ってます。ゴンナパー選手が強かったから激闘になったんですけど、卜部選手は確か昨日計量をオーバーしてましたよね? 体重計がおかしかったという意見もネットで目にしました。K-1さんの名誉のためというか、自分チャンピオンになったら言おうと思ってたんですが、僕はずっと東京で試合をしてきて、体つきや日頃の生活を見てもらってわかると思うんですけど、体重をしっかり管理しているんですね。その体重と計量の体重が一緒だったので、オーバーした選手っていうのはだらしないなと思います。卜部選手はオーバーしていましたね。

 はっきり言って戦う資格がないと思ったし、ゴンナパーに負けてると思うので、僕とやりたいというなら、僕がゴンナパーに勝ったから、ゴンナパー選手がチャンピオンから(ランキング)1位、ひとつ下に下がったというだけで、ゴンナパー選手がビリになって飛び越せる甘い世界ではないです。ゴンナパー選手に勝ったのなら足にダメージがあっても明日にでもやりますので、まずゴンナパー選手に勝ってこいと。僕は3年間勝ち続けてここまでたどり着いたので、はっきり言って計量オーバーして判定でやっと勝って、それでチャンピオンに挑戦するというのは資格がないと思うので、厳しい言葉になりますけど、ゴンナパーに勝ってこいと言いたいです。すみません口が悪かったです。

(試合中に前蹴りがゴンナパー選手の顔面に当たったときに抗議があったが)腹とかも蹴ったんですけど、タイオイル塗ってると思うんですよね。ワセリンだと滑るくらいだと思うんですけど、蹴った足がピリピリした。自分も練習中に痛めたときにタイオイル塗っていたんですけど、ずっとピリピリするタイオイルの感じがあったし、試合前もグローブチェックのときに向こうの選手に爪を見せろなど細かくチェックされたのもあって、いろいろやられたのもあって、オイル塗っていたと思っていますね。それ無しにしても本当に強いチャンピオンでした。それは間違いありません。

(今後の相手について、ものの例えとしてゴンナパーに勝ってこいというのはあると思うが、自身は勝ち続けてきたのにチャンスに恵まれてこなかった。逆にチャンピオンになったからには、勝ち上がってきた実力を示した選手の挑戦はどんどん受けていく?)これからの人生でも戦うことが生きがいというか、それしかないと思っているので、ずっと戦ってはいきたいです。今少し汚い言葉になりましたが、ゴンナパー選手に負けている選手が、僕とやっていないから僕がチャンピオンになっていきなりタイトルに挑むような虫のいい話はないと思うんですよね。

 自分は3年間ずっと勝ち続けてここまできたし、ゴンナパー選手もチャンス逃したりタイミングがあわなかったりで、遠回りしてきた選手だと思うんですよ。その選手がずっとやってきたからこそのタイトルマッチだったと思います。そこで2~3回勝ったからといって来られても、困るというか、何回も汚い言葉になって言いたくないですけど、やっぱりゴンナパー選手に勝ってから来いよと。連勝は期間もかかるし、人の人生もあるのであまり言うことじゃないと思うんですけど、僕に挑むならゴンナパー選手に勝つのが条件です。ずっと負け続けてもゴンナパー選手に一回でも勝てれば誰(の挑戦)でも受けるし、逆にゴンナパー選手に勝ててないヤツは挑む資格がないと思いますので、元チャンピオンという言い方になりますけど、ゴンナパー選手に勝ってくるのが条件だと思います。

(王者の発言力で上の階級の選手とやっていきたい、その間にライト級の選手は実績を作って挑んできてくれという感じ?)そうです。僕はライト級で戦うからにはスーパーファイトはいらないと思ってて、この階級でやるからには全試合タイトルを懸けてやりたいと思うし。スーパーファイトはみんなにドリームマッチじゃないですが、その名の通りスーパーファイトだと思うので、65kgの選手と62.5kgのチャンピオンである自分が、間を取った契約体重でもいいし、自分は65kgでも問題なく勝てると思っているので、ファンがこいつすげえな、もっとみたいなと思うような試合をしたいですね。

(控えているときにK-Jee選手の試合でかなり会場が盛り上がったと思うが、自分の試合にも影響した?)モニターで見てはいたんですけど、福岡でK-1を盛り上げてきたのはK-Jee選手だと思うし、そのK-Jee選手がああいう激闘で、それもKOで勝って、あんなにかっこいい勝ち方をしてその上マイクで『朝久が盛り上げてくれる、締めてくれる』という激励の言葉を受けたので、これがメインじゃないかと思うくらい自分の心に響きました。K-Jee選手の魂を受け継いでじゃないですけど、繋げてもらって戦った、自分とK-Jee選手、九州のみんなの思いとゴンナパーがぶつかったという感じです。

(15名の九州出身の選手が出場したが、福岡でK-1をやるのはどういう意味を持つ?)ずっと東京で戦ってきたので、九州の選手を誰も知らないんです。東京のKrushやK-1で戦っている選手しか知らなかったんですけど、九州の選手でも熱い魂を持って戦った選手はたくさんいたと思うし、これから僕は九州大会はもちろんですけど、チャンピオンとしてK-1をもっと大きい団体にしていくためにも、恩返しするためにも、地理は詳しくないんですけど、もっと別の北海道とかいろんな地方、地区で大会をやっていきたいというのはありますね。福岡大会は熱くていい大会でした。

(ファンの方へメッセージを)ここまでずっと遠回りばっかりでしたが、この遠回りがあったからこそみんなと出会えたと思いますし、この遠回りこそが自分がチャンピオンになるための近道だったんじゃないかと思えるほど、いろいろな素敵な方々と会えてうれしく思っています。こうやってチャンピオンになることで少しは恩返しできたかなと思うんですけど、まだもっともっと、こういうご時世で来にくいところ、遠いところから来てくださったファンだったり、これなくてネットで見てくれたファンもたくさんいると思うので、もっともっとみんなの応援とともに勝ち続けていきたいと思っています。応援ありがとうございました。とても幸せです」

 

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