大会情報

  • 日程 2018年09月24日(月)
  • 会場 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
  • 観衆

    8,000人(超満員札止め)

  • 開催日時概要

    開場 13:00/プレリミナリーファイト開始 13:30/本戦開始 15:00
    ※K-1甲子園はプレリミナリーファイト第2試合後に行われます

    大会概要

    • 主催・後援

      ◆主催・著作    K-1実行委員会
      ◆企画・制作    株式会社M-1スポーツメディア
      ◆運 営      株式会社グッドルーザー
      ◆協 力      さいたまスーパーアリーナ
      ◆後 援      日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社/FM NACK5

    • アクセス

      埼玉県さいたま市中央区新都心8 tel. 048-600-3001
      ※JR京浜東北線・宇都宮線・高崎線「さいたま新都心」駅より徒歩3分
      ※JR埼京線「北与野」駅より徒歩7分

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R


    小倉 尚也 Ogura Takaya

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 0分38秒
    • ×
    x

    リョウタ Ryota

     1R、オーソドックスの小倉に対し、サウスポーのリョウタ。小倉はそこから前に出て、右の三日月蹴りと左右ボディフック。これでリョウタのガードを落として右ストレート。リョウタはこれに顔をしかめてダウンを喫し、小倉の初回KO勝ちとなった。

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1ライト級/3分3R


    東本 央貴 Higashimoto Hisaki

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1ライト級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        28:28/29:28/30:27
    • ×
    x

    瓦田 脩二 Kawarada Shuji

     1R、サウスポーの東本に対し、オーソドックスの瓦田は右のヒザ蹴りをボディに放って攻めていく。瓦田はボディへのヒザ蹴り、顔へのストレートと上下の打ち分け。東本はやや手数で劣るも、瓦田が入ってきたところにカウンターのパンチを振るう。しかしラウンド終盤は瓦田がボディへのヒザ蹴りをまとめて東本をロープ際に追い詰める。

     2R、フットワークが軽快な瓦田。東本は左ロー、左ヒザで応戦する。1Rのようにヒザ蹴りとストレートで攻めたい瓦田だが、このラウンドはやや東本に攻め手を阻まれる。瓦田は左回りしてサウスポーである東本の攻撃の威力を下げようとし、東本に右ミドルを蹴る。

     3R、東本は圧力をかけて、瓦田をロープ・コーナーに追い詰める。瓦田は飛び込みながらの右ストレート、ボディへのヒザ蹴りで前に出ようとするが、東本も容易には下がらず、左のクロスと右フックで応戦する。そこからさらに前へ出ていく東本。そして左クロスを効かせ、右フックを当てダウンを奪う。立ち上がった瓦田はダメージと苦しさから東本を掴んでしまいレフェリーから注意を受ける。

     判定は28-28、29-28、30-27の2-0で東本。3Rに得意のパンチでダウンを奪い勝利を決めた。

    ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -55kg決勝戦/2分3R・延長1R


    笠見瑠伊(茨城/鹿島学園高校2年)

    ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -55kg決勝戦/2分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 0分33秒
    • ×
    x

    多久田和馬(神奈川/岸根高校1年)

     1R、オーソドックスの笠見に対し、多久田はサウスポー。両者ともスピードあるミドルを飛ばす。多久田は左の蹴りをミドル・ハイ・ヒザと飛ばしてペースを握る。

     2R、笠見は右ストレート、左フックとパンチを振るうが、多久田は距離を開けて左右のミドル。間合いを詰めてパンチで攻めようとする笠見に対し、多久田は左ハイ。多久田はステップで巧みに蹴りの距離を作り、顔面へのヒザ蹴りで笠見からダウンを奪う。

     3R、笠見はパンチを当てるべく間合いを詰めんとするが、多久田はこれをひらりひらりとかわし、飛びヒザをグサリ。これで笠見をKOし、優勝を決めた

    ■試合後の多久田和馬のコメント
    「(試合を振り返って?)優勝できてホッとしています。(対戦相手の印象は?)思ったよりパワーがあったんですけど、こっちの対策がハマッたのでよかったです。(今後の目標は?)Krushのバンタム(-53kg)で活躍してチャンピオンになります」

    ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -60kg決勝戦/2分3R・延長1R


    山浦力也(長野/佐久平総合技術高校3年)

    ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -60kg決勝戦/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/30:28/30:27
    • ×
    x

    清水隆誠(大阪/美原高校3年)

     1R、ともにオーソドックスで両者近い距離からパンチを交錯させる。ボディフック、ストレートで迫る山浦に清水はハイキック、ミドルを返し、山浦をロープに詰めてパンチをまとめる。しかし山浦はそれをしっかりとディフェンスし、ボディフックを交えたパンチのコンビネーションで押していく。

     2R、山浦は右ストレートと左フックにローを織り交ぜて前に出る。清水をロープに詰めると左ボディフックを効かせて、そこからパンチの回転力をあげる。山浦はプレッシャーをかけ、ボディから顔面に左フックを走らせ、右ストレートで追撃して清水を横向きにしてダウン寸前に追い込む。

     3R、清水が放つ前蹴りをかわし、山浦は逆に前蹴りを打ち込む。清水も右ストレート、左フックと攻めるが、山浦は接近戦になると左ボディフックをめり込ませる。清水も左右フックを振り回すが、山浦はパンチがよく見えており当たらない。判定は30-28、30-28、30-27の3-0で山浦。パンチのキレが光った。

    ■試合後の山浦力也のコメント
    「(試合を振り返って?)いま素直にうれしいです。(対戦相手の印象は?)相手はプロでやっていたので強いのはわかってたんですけど、自分を信じて戦い抜くことができました(今後の目標は?)今回でアマチュアは最後だと思っていたので、今後はプロに転向してK-1のチャンピオンを目指したいと思います」

    ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -65kg決勝戦/2分3R・延長1R


    近藤魁成(大阪/西成高校2年)

    ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -65kg決勝戦/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:27/30:27/30:27
    • ×
    x

    大庭龍華(東京/練馬工業高校1年)

     前年優勝者の近藤が史上初の連覇を目指して決勝戦のリングに立った。1R、大庭はサウスポーから左ミドルを飛ばす。近藤もこれをスウェーでかわしつつ、大庭をロープに詰めていく。大庭は左ミドルを連発するが、近藤はプレッシャーを緩めない。ここで近藤が大庭を掴んでしまいホールディングの注意を受ける。再開後、大庭は左ストレートをヒットさせる。

     2R、近藤は前蹴り、大庭の蹴りをカットしながら前に出る。大庭も左ミドルを数多く放ち、近藤の前進をストップする。近藤はそれでも圧力を掛け、コーナー際で右クロス、ヒザ蹴りと攻め立て、大庭からダウンを奪う。

     3R、やはり近藤が大庭にプレッシャーを掛けていく。大庭も前蹴り、ミドルを放つが、近藤の圧力を押さえ切れない。近藤は右ボディフック、右ストレートと攻撃を上下に打ち分ける。大庭はその勢いを抑えるために組み付いてしまいレフェリーからホールディングの注意を受ける。判定は3-0で近藤。史上初のK-1甲子園連覇を成し遂げた。

    ■試合後の近藤魁成のコメント
    「(試合を振り返って?)KOして、ほかの階級とのレベルの差を見せたかったんですけど。優勝してうれしいですが、試合内容では満足してないです。(対戦相手の印象は?)もっと圧倒できると思ったんですけど、相手の選手は距離感が上手かったです。
    (今後の目標は?)来年も甲子園のベルトを獲って、初の三連覇を果たしたいと思います」

    第1試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


    RUI Rui

    第1試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 2分49秒
    • ×
    x

    古田 太一 Furuta Taichi

     初代クルーザー級王座決定トーナメントのリザーブファイトでRUIと古田が激突。1R、193㎝のRUIはサウスポーに構えて前に出る。古田は飛び込んでの攻撃を狙うが、RUIはその瞬間に距離をあける。ならばとミドルを蹴る古田。RUIも離れた距離から左ミドル、左ストレートと攻める。古田はRUIの蹴り終わりにパンチを狙う。

     2R、古田は右ミドルを入れながら、右のパンチを狙う。これに対しRUIは左ヒザをボディに打ち込み応戦。RUIは左ミドルで古田の進入を阻み、左ストレート。さらに前に出てこられなくなった古田に左ミドル、跳びヒザと攻め込む。

     3R、古田はダメージと消耗からか足もとがおぼつかない。RUIは左ミドルと左ヒザで古田のボディを狙い、思わず組み付いてしまう古田にレフェリーからホールディングの注意が与えられる。古田は左右のフックを振るっていくが、RUIは左ミドル・ヒザで古田のわき腹をとらえ、ダウンを奪う。再開後、RUIが余力のない古田のボディにヒザ蹴りを打ち込むと、レフェリーが試合を止めるとほぼ同時に古田陣営もタオルを投入。KO勝利でRUIがリザーバーの権利を得た。

    ■試合後のRUIのコメント
    「(試合を振り返って?)勝ってひとまずホッとしてます。ただトーナメントは怪我人もなく、リザーバーの自分の出番はなくなったかな、と。(対戦相手の印象は?)年齢も年齢で、キャリアも多いというか。会見で叩きつぶすとか言ってましたけど、リスペクトという思いもあって。終わってみて、あの年齢でスゲーなと素直に思います。(今後の目標は?)日本人が出ているトーナメント、みんな(レベルが)低いですよね。僕みたいなタイプが一人いると違うな、と。華があるのはオレでしょうと。日本人が勝つか外国人が優勝するか分かりませんが、クルーザーのベルトを狙いにいきたいと思います」

    ■試合後の古田太一のコメント
    「(試合を振り返って?)負けてしまったので、言うことはあまりないです。(対戦相手の印象は?)負けてしまったので、自分よりは強かったと思います(今後の目標は?)いまはなんとも言えないですけど、この最高の舞台で戦えたことがよかったかなと思います」

    第2試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


    OD・KEN オーディーケン

    第2試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 4R 0分39秒
      •  (延長)
    • ×
    x

    シナ・カリミアン Sina Karimian

     トーナメント一の身長2mを誇るカリミアンと、OD=「お客様(O)第一(D)」をリングネームとするOD・KENによるトーナメント1回戦。

     1R、18㎝の身長差があるOD・KENだが、臆さずパンチを振るっていく。しかしカリミアンは打ち下ろしの右ストレートをヒット。OD・KENは右のパンチをクロス、フックと使い分けて当てるが、カリミアンはこれに動じた様子を見せず前に来る。さらにカリミアンは跳びヒザからボディへのヒザを突き刺す。OD・KENもそこにクロスを合わせ、左ボディを効かせてカリミアンのガードを落とす。

     2R、2mの巨体にも関わらずカリミアンは跳び後ろ回し蹴りといった大技を見せる。打ち下ろしの右ストレートを当てたカリミアンだが、その後のヒザが下腹部に当たってしまい、OD・KENのダメージ回復に時間が取られる。 再開するとカリミアンは再び跳び後ろ回し蹴り。しかしOD・KENはこれに構わず右ストレートを当てる。カリミアンは時折組みついてしまうが、右ストレートを強振してOD・KENの足を止める。OD・KENもこれに応じて右ストレートを打ち返す。

     3R、カリミアンは下がって前蹴り、横蹴りで距離を取らんとするが、OD・KENは距離を詰めて右の強パンチを振るっていく。カリミアンは右ストレートを打ち返す。右ストレートを効かせるOD・KENだが、カリミアンは組みついてこのダメージを誤魔化す。またカリミアンのマウスピースが外れ、装着のために時間が止まる場面も。

     OD・KENはコーナー・ロープを背にした状態でパンチの打ち合いとなるが、右・左とフックを当ててカリミアンと渡り合う。カリミアンもパンチ一辺倒にならずボディへのパンチ・前蹴りも入れる。判定は29-29、30-29(カリミアン)、29-29でドロー。延長ラウンドで勝敗を決することになる。

     延長R、OD・KENは開始から左右のフックに力を込めて振るう。しかしこれをしのいだカリミアンが跳びヒザから右フック・ヒザ・右ストレートと攻撃をまとめ、OD・KENを攻め落としKOした。

    ※OD・KENはダメージのためノーコメント

    第3試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


    K-Jee Keiji

    第3試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分37秒
    • ×
    x

    ブライアン・ミクグラス Brian Mcgrath

     デビュー時は70㎏で減量に苦しみ、ヘビー級では体格差に泣いたK-Jee。クルーザー級を自身の階級と見据えてトーナメントに参戦する。一方のブライアンは日本在住のアメリカ人ファイターで、日本では“武来安”のリングネームで活躍し、ヒジ・首相撲ありのキックボクシングルールで2つの国内タイトルを獲得している。

     1R、ブライアンは前蹴り、右ストレートを飛ばしながら前に出てくる。これに下がるK-Jeeだが、右ストレート・左フックから右ローに繋いで前に出ていく。基本に忠実な攻めパターンを見せるブライアンは、左ミドル、左右のローをK-Jeeに当てていく。K-Jeeはパンチ中心で、左フックの上下打ちから右ストレートを効かせてブライアンを後退させる。そしてコーナー際で右ストレートを打ち込み、スタンディングダウンを奪う。ここからラッシュに入ったK-Jeeは跳びヒザ、右ストレートと打ち込み、スタンディングダウンで2度目のダウンを追加してKO勝利。準決勝進出を決めた。

    ■試合後のブライアン・ミクグラスのコメント
    「(試合を振り返って?)凄く残念です。最初はよかったのですが、どんどん激しい戦いになっていって。(対戦相手の印象は?)凄く尊敬しています。今回はもうちょっといい試合がしたかったです。(今後の目標は?)12月に子どもが生まれます。これからは同じくらいの体重の選手と戦っていきたいです(※ブライアンは普段クルーザー=90kgよりも軽い階級で試合をしている)」

    第4試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


    杉本 仁 Sugimoto Hitoshi

    第4試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:29/29:28/30:28
    • ×
    x

    アンドレ・グロース Aundre Groce

    TVゲームがきっかけで格闘技を始め、今は驚異の肉体を持つグロースと、どんな相手でも表情を変えずに戦いを続ける“ストロングマシーン”こと杉本による1回戦。

     1R、長いリーチを持つグロースは杉本のローを空振りさせつつ、自身のジャブ・ローキックを当てる。グロースとの距離を詰められない杉本。しかしグロースが踏み込んできたところにタイミング合わせて右ショートフックを振り、これでダウンを奪う。 距離を詰められるようになった杉本は右クロス、左フックとその後もパンチを当てて初回を終える。

     2R、グロースはジャブからローの基本に忠実な攻め。これに対し杉本はポーカーフェイスと冷静さを崩さない。前に出ていき、グロースのジャブ・前蹴り・左ボディを喰らいながらも前進する。距離を詰めたい杉本だったが、グロースのジャブに行く手を阻まれる。

     3R、前に出てくる杉本に対し、グロースは左右のフットワーク、前蹴りを蹴って正面で杉本と向き合わない。間合いが詰まってもグロースはショートのパンチを放って杉本から離れる。グロースの右ストレートに右クロスを合わせた杉本はそこから右ハイキックを2連発、と最終回も攻め手を緩めず、グローブを押していく。
     
     判定は30-29、29-28、30-28の3-0で杉本。優勝候補の呼び声もあったアンドレを下し準決勝に上がった。

    ■試合後のアンドレ・グロースのコメント
    「(試合を振り返って?)凄く残念です。調子もよかったんですけど、ダウンを取られてしまいました。結局ペースを戻せないまま、こういう結果になってしまいました。この舞台で戦えてことを感謝していますし、杉本選手はいい選手だと思います。

    (対戦相手の印象は?)もともと、いいイメージを持っていました。試合中、自分のフットワークが足りなかったぶん、杉本選手に捕まったのが結果につながったと思います。(今後の目標は?)今回、この試合のためにトレーニングを積んできたのに、結果を残せなかったのが残念です。また、こういうチャンスをもらえることを願っています」

    第5試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


    上原 誠 Uehara Makoto

    第5試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分5秒
    • ×
    x

    ブバッカ・エル・バクーリ Boubaker El Bakouri

     日本ヘビー級を牽引しながら“負けたら引退”の覚悟でクルーザー級制覇に挑む上原と、モロッコの暴れん坊バクーリの一戦がトーナメント1回戦最終試合に組まれた。

     1R、上原は左インロー・右ローでバクーリをけん制し、バクーリが出てきたところにカウンターの右フック、右ストレートを振るう。しかしそこにバクーリが突き刺すような左ジャブを当ててダウンを奪う。再開後、ダメージの色濃く見える上原にバクーリはさらに左ストレート気味のジャブを突き刺してダウンを追加し、上原を沈めた。

    ■試合後の上原誠のコメント
    「(試合を振り返って?)まあ、ショックでしたね。残念です。(対戦相手の印象は?)映像を観るかぎりは遅く見えたんですけど、実際は早く感じて。もらったパンチも見えなかったですね。ああいう形で仕留められるのが初めてだったので、強かったです。(今後の目標は?)今それ、KYだよ(苦笑)。負けたから今回で引退。終わり。悔しいけど、半分スッキリしました。

    (やりきった感がないのでは?)引退と思い始めたのは、練習や試合で少しずつ鈍ってきたのがあるんですよ。これだけ鈍ってきちゃうと、本番の試合でもらってしまうっていうのがあって。実際、こいう結果になって『やっぱりな』というのはあります。
    (引退には納得している?)納得してますね。格闘技をやって、K-1を目指しても、みんな1~2年もたないんですよ。ほとんどの人が辞めていく。実際の練習はきついですし。そういう部分で、ヘビー級やクルーザーの中では僕は小さい身体でも12年間がんばれたのは、つらかったですけど、凄く充実した12年間だったと思います」

    第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    郷州 征宜 Goshu Masanobu

    第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28:30/28:30/28:30
    • ×
    x

    スアレック・ルークカムイ Suarek Rukkukamui

     3月「K'FESTA.1」の第4代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで準決勝敗退に終わった郷州と一回戦敗退に終わったスタウロスが拳を交えた。

     1R、郷州の蹴りを受け流し、スアレックは左右のパンチからローを返す。プレッシャーをかけていくスアレックは、郷州をコーナー・ロープに追い込み、パンチからローを繋いで攻める。踏み込んでの左フックを当てる郷州だが、その後はミドルキックに進入を阻まれ、ラウンド最後はスアレックの左右のフックをもらってしまう。

     2R、スアレックは蹴りでけん制し、郷州が入ってこようとするところにストレート・左フックをカウンターで合わせる。これで郷州が中に入れずにいると、自らワンツーで切り込んで郷州を攻める。なかなか距離を詰められず、リングを回る展開が目に付く郷州。スアレックは強烈なローで郷州の足を止める。

     3R、距離を詰めようとする郷州だが、そこへスアレックが左ミドルや踏み込んでのワンツーを当てる。郷州はジャンプしてのパンチを見せるが、スアレックはペースを崩さず、ミドル、ロー、ワンツーの強打と振るう。郷州もワンツーで応戦するが、ラウンド終了となる。判定は30-28、30-28、30-28の3-0でスアレック。前回の無念を晴らし、K-1初勝利を上げた。

    ■試合後のスアレック・ルークカムイのコメント
    「(試合を振り返って?)今回は本当に勝ててうれしい。K-1、そして応援いただいたファンのみなさん、ありがとうございました。(対戦相手の印象は?)最初は前に出てくると思っていたけど、実際は後ろに下がっていって、そこが予想とは違っていた。(今後の目標は?)名前のある有名な選手と戦いたい」

    ■試合後の郷州征宜のコメント
    「(試合を振り返って?)今回で3連敗なので、応援してくれる人たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。(対戦相手の印象は?)相変わらずといったらおかしいですけど、パワーが凄かったです。本当に情けないです。(今後の目標は?)3連敗なので、とりあえず結果を出さないと何も言えません。今はしっかりと結果を出したいです」

    第7試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


    安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

    第7試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 0分44秒
    • ×
    x

    林 健太 Hayashi Kenta

     ライト級でも屈指の攻撃力を誇る安保と林の日本人対決。KO必至の一戦として注目が集まる。

     1R、パンチを得意とする林はグッと重心を落とした構えで前に出て、安保をロープに詰める。そこから左ボディフック2連発、さらに回転の早いパンチで安保を攻める。安保も得意の二段蹴りを放つが、これは林が見切ってかわす。林は再び右フック、左ボディフック。左右のボディフックとローで安保を攻め込み、安保をコーナー・ロープ際から出させない。しかしここで安保がサウスポーになり、左ストレートを当て林を下がらせる。ここを持ち応えた林は再び左ボディを安保に打ち込み、安保はこれにハイキックを狙う。

     2R、やはり林は安保をコーナーに詰める。ボディフックから切り崩しにかかる林に対し、安保も左フックを振るう。安保が跳躍力を活かした跳びヒザを見せると、林はこれをディフェンスし、再び安保を押していく。ここで安保はサウスポーに構え、左ストレート、左前蹴り。この左ストレートを当てて林を後退させ、顔面への横蹴り。こらえた林は再び安保を押し返して右ストレート・左ボディを見舞う。

     3R、ロープに詰められる安保だが、そこから左ミドル、サウスポーに変わっての左ストレートを当て、さらに左ストレートで追撃。この一発が林を直撃し、林を前のめりに倒してKOした。

    安保のマイク
    「あんまりちょっと僕らしい試合は見せられなかったんですけど、前回の試合から勝つ姿を見せることができてよかったと思います。これからもっともっと倒していけるように応援よろしくお願いします」

    ■試合後の安保瑠輝也のコメント
    「(試合を振り返って?)サポートしてくださるかたや、応援してくれるファンのみなさんに勝つ姿を見せられてよかったです。(対戦相手の印象は?)とくに(想定と)変わってなかったです。パンチは重かったですけど想定内でした。(今後の目標は?)ズバッとチャンピオンと言いたいですが、今のままだとチャンピオンになれると思わないので。レベルを上げて、自信をもって(チャンピオンと)言えるようにするのが目標です。(林選手は三日月蹴りで流れが変わったと言っていたが?)三日月蹴りは得意で、試合で効かせることも多いので。今回も三日月蹴りが効いたのは分かりましたけど、それがなくても自分の流れだったと思います」

    ■試合後の林健太のコメント
    「(試合を振り返って?)悔しいですね。(対戦相手の印象は?)昔やったときと変わらないですよ、ちょこっと身長が大きくなったくらいです。(今後の目標は?)カッコよく勝ってゴンナパーって言いたかったんですけど、打倒・安保瑠輝也ですね。(どの当たりから押された?)1R、いい感じで三日月蹴りが入って効きましたね。あれで止められちゃって。パンチがガンガン届くから(調子が)狂ったかもしれないです」

    第8試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


    小澤 海斗 Ozawa Kaito

    第8試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        27:30/27:30/27:30
    • ×
    x

    芦澤 竜誠 Ashizawa Ryusei

     対戦カード発表記者会見での乱闘騒ぎに始まり、インタビューや公開練習でも激しい舌戦を繰り返してきた小澤と芦澤。前日計量でも乱闘騒ぎが起こり、異様な空気の中、試合開始のゴングが鳴った。

     1R、芦澤は開始からハイキック、後ろ回し蹴りを連係して放つも、小澤はこれを見切ってかわす。小澤は打ち気にはならず、冷静に距離を作って芦澤の動きを見て、芦澤の動きにフックを合わせる。しかし芦澤は小澤のパンチをかわして左ストレート、ヒザ、右ストレート、左フックと打ち込み、先制のダウンを奪う。

     再開後、芦澤はさらに変則的なリズムからストレート、前蹴り、ジャンプしての回転蹴りと放つ。両者クリンチとなりブレイクが掛かるが、その直後に芦澤は右ハイキックを打ち込み、これで小澤が後方へバタリと倒れ、2度目のダウンを奪う。 芦澤は試合を決めんと左右のパンチで襲うが、ここは小澤が距離を取ってかわして1Rを終える。

     2R、小澤はサウスポーでにじり寄り、バックブローを放つが、これは芦澤にガードされる。芦澤がバックスピンキックを放てば、小澤もバックスピンキックを返す。芦澤の飛び込んでくる動き・タイミングが読めてない様子の小澤。左ミドルを打ち込むが、芦澤は両手を広げ、大丈夫だとアピールする。徐々に距離を詰めてきた小澤だが、独特のリズムの芦澤をとらえられない。

     3R、小澤はミドル、後ろ回し蹴りを繋いで前に出る。しかし芦澤はリングを自在に回り、距離ができると顔面への前蹴りを飛ばす。セコンドの「遊べ」という声の通りに自由な動きを見せ、小澤に付け込ませない芦澤。小澤はボディストレートから活路を切り開かんとするが、ステップを止めない芦澤を捕まえらない。小澤は距離を詰めてヒザを突き上げるが、芦澤は左右のストレートで応戦する。判定は30-27、30-27、30-27の3-0で芦澤。因縁の対決で2度のダウンを奪い勝利した。

    芦澤のマイク
    「1RKOを狙ってたんだけど間に合わなくて、最後は逃げるみたいになっちゃいましたけど、芦澤竜誠はこんなもんじゃないんで。もっと上に行くんで、どの団体もヒールはダメだけど、俺みたいなヒールがトップを取ってもいいと思ってるんで、俺が芦澤竜誠だ!」

    ■試合後の芦澤竜誠のコメント
    「(試合を振り返って?)普通に。今回、ケンカだったんで1Rからいったんですけど、倒せなかったことが心残りですね。でも、圧倒的なレベルの差は見せたからいいんじゃないですかね。(対戦相手の印象は?)気持ちは絶対に折れないなと思ったので。気持ちは折れなかったので倒せない結果になりましたけど。それは今後、練習で倒せるようにするのが課題だと思います。(今後の目標は?)上にいる連中にかみついて。下馬評ではオレが負けになる試合をひっくり返して、芦澤竜誠ワールドを作っていきたいですね」

    ■試合後の小澤海斗のコメント
    「(試合を振り返って?)率直な感想……、負けた。っていう感じです。(対戦相手の印象は?)印象は何も変わらないです。(今後の目標は?)考えます」

    第9試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


    シナ・カリミアン Sina Karimian

    第9試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:27/30:28/30:27
    • ×
    x

    K-Jee Keiji

     準決勝第1試合は1回戦を1RKOで好スタートを切ったK-Jeeと、延長戦の末にKOで突破した2mの長身カリミアンによる一戦となった。

     1R、カリミアンは右ストレート・左フックと打ち込んで、激しくK-Jeeに襲い掛かる。ロープに詰められるK-Jeeも右スイングフックを当てるが、カリミアンも圧力を弱めない。コーナーから逃れるK-Jeeだが、カリミアンの前蹴りをボディに受けてしまう。

     それでもK-Jeeは左フックを打ち込んで、カリミアンのボディに左ストレートを突き刺し、カリミアンにマウスピースを吐き出させる。カリミアンは左右ストレートで前進し、K-Jeeのボディにヒザを突き上げる。鼻血の見られるK-Jee。ダメージの蓄積で攻撃の威力が弱まり、カリミアンの右ストレートをもらってしまう。

     2R、消耗のあるK-Jeeは蹴りを繰り出しても足元が定まらずフラつく。カリミアンはリーチを活かして跳びヒザからストレート、前蹴りとK-Jeeを懐に入らせない。さらにカリミアンはアッパー、ストレート、前蹴りとK-Jeeを攻める。K-Jeeをコーナーに詰め、カリミアンはアッパー、ストレートと手数を増やす。

     3R、距離を詰めようとするK-Jeeだが、カリミアンは手を前に伸ばして止め、アッパーを打ち込む。右ストレートで攻めるK-Jeeだが、カリミアンはヒザをボディに打ち込んで効かせる。さらにカリミアンはバックブローを放ち、これをかわsちあK-Jeeだが、ダメージで前に出られない。逆に左右ストレートからヒザを放つカリミアン。顔を鼻血で染めるK-Jeeに対し、カリミアンは後ろ回し蹴りを出すなど最後まで余力を見せる。判定は30-27、30-28、30-27の3-0でカリミアン。決勝進出を決めた。

    ■試合後のK-Jeeのコメント
    「(試合を振り返って?)初めて一日2試合やって、思ったよりも動けなくて。(カリミアンが)勢いよく来て、その勢いに押されました。(対戦相手の印象は?)1回戦は間合いがとりやすくて、タイミングを見て上手くいけました。準決勝は映像で相手を見てイメージしてたんですけど、上からパンチが来たら重たいですね(苦笑)。(今後の目標は?)これまで70kgと無差別しかやってなくて、今回のクルーザー級(90kg)が一番シックリきました。でもまずは身体をしっかり作らないとダメ。日本人は小さくて弱いんで。戦術的なことはまだ何も、です。これから少しずつ進歩していって。もっと海外遠征も増やしたいと思いますね。やっぱり向こうに行ってがんばらないと」

    第10試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


    杉本 仁 Sugimoto Hitoshi

    第10試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分40秒
    • ×
    x

    ブバッカ・エル・バクーリ Boubaker El Bakouri

     準決勝第2試合は1回戦でイギリスのアンドレ・グロースを下した杉本と、引退を懸けトーナメントに臨んだ上原誠に圧勝したバクーリによる一戦。

     1R開始から前に出て、コーナーに杉本を詰めたバクーリは、右ストレート、右アッパー、右ストレート、ボディストレートを打ち込み、最後はストレートを打ち抜いて杉本からダウンを奪う。再開後、バクーリは再び前に出て、変則的な軌道のフックからボディストレートを放ち、右アッパー。杉本も左フックを当てて前に出る。

     バクーリは右フック、右アッパー、左フックを放ち、原を沈めた左ジャブを効かせて杉本をフラつかせる。さらに右ローを打ち込み、右ボディストレート、左のストレートと攻撃をまとめる。これで杉本をフラつかせるが、杉本も何とかしのいで初回を終える。

     2R、杉本はハイキック、ミドルを放ち距離を保とうとする。しかしバクーリも強烈なローを返し、杉本の顔面を右アッパーで打ち抜いてダウンを奪う。何とか立ち上がる杉本だったが、バクーリは左アッパー、右ストレートを打ち込み、ここでレフェリーが試合をストップ。バクーリが2試合連続KO勝利で決勝進出を決めた。

    ■試合後の杉本仁のコメント
    「(試合を振り返って?)もうちょいがんばりたかったです。(対戦相手の印象は?)一回戦を見た印象とそこまで変わってはないです。強いのは一回戦を見て分かっていたので。(今後の目標は?)二回戦ったんですけど、倒せる試合ができるように。チャンピオンにもなりたいですけど、まずは盛り上がる試合ができればと思います」

    第11試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    皇治 Kouzi

    第11試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 2-1
        10:9/9:10/10:9
    • ×
    x

    スタウロス・エグザコスティディス Stauros Exakoustidis

     12月の大阪大会で武尊との対戦を目指す皇治と3月「K'FESTA.1」の第4代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで武尊を苦しめたスタウロスによるスーパーファイト。

     1R、ガードを固め前に出るスタウロスに対し、皇治は右ローを当てていく。しかしスタウロスも右ローを返し、アッパーを交えて自慢の強打を振るう。ローからパンチで皇治をロープ際に詰めるスタウロスだが、皇治もカウンターの右ストレート。皇治はブロックを固め、ローを蹴りながら打ち合いに応じる。

     2R、スタウロスはパンチ一辺倒にならず、ロー、ミドルから左ストレート。皇治はこれに右ローを返す。皇治は右ローをしつこく当て、右フックを当てる。皇治はパンチだけで応戦せず、蹴りの距離を保って左ミドル。しかしスタウロスも跳び上がっての二段蹴りから左フックを打ち込む。

     3R、皇治はローから前に出て右フックでスタウロスをとらえるが、スタウロスは引かない。接近戦になるとスタウロスがショートのパンチの回転で皇治を上回る。前に出てスタウロスをロープに詰める皇治だが、大きなダメージを与えられない。逆にスタウロスが出てきて左フック、右ストレートで皇治を下がらせる。皇治も前に出て打ち合うが、どちらもビッグヒットはない。判定は30-29(皇治)、30-30、30-30でドロー。延長戦に突入となる。

     延長R、皇治は右ローを多用し、スタウロスの体を横向きにさせる。スタウロスもこれにミドル、ローと返して両者蹴りで攻防し合う。逆にスタウロスもローを効かせるが、皇治は跳びヒザで向かい、手応えがあったかさらに右ロー。やや前に出てくるのが減ったかに見えたスタウロスはバックブロー繰り出すが、皇治はこれをかわす。スタウロスは苦しいかマウスピースが口から出る。最後は打ち合いで左フックを当てて終えた皇治は手を挙げて場内にアピールする。

     判定は10-9(皇治)、10-9(スタウロス)、10-9(皇治)の2-1で皇治。僅差ではあったがスタウロスを振り切り勝利した。

    ■試合後の皇治のコメント
    「(試合を振り返って?)ちょっと疲れたっすね。K-1が延長なんかさせるから(笑)。寿命が縮みますね。(対戦相手の印象は?)なかなかチンチクリンのわりにはパンチがあって、珍しく効いたっすね。もうちょっと楽なパンチかと思ったら。

    (武尊の試合は見た?)シャワーしてて見られへんかったけど、そりゃ勝つやろって。試合のあと、しょうもない試合してみたいに言ってたみたいですけど、オマエもキューピーと判定やろって。まあでも、12月、見てもらったらわかるように、オレには最高のファンがたくさんおるから。タケポンのすべてを奪いにいってやろうと思ってます。

    (今後の目標は?)まあ、オレは天才じゃないし、地べたから這い上がってきて、今やK-1、しょってると思ってるから。12月もオレがおらな、開催できないと思ってるし。12月、ずっとタケポンとやるって決めてるから。まあ、12月は本気出しますよ。みなさん、期待しててください。今日はありがとうございました、押忍」

    ■試合後のスタウロス・エグザコスティディスのコメント
    「(試合を振り返って?)非常に大変な試合だった。皇治がこれほど強い選手とは思っていなかった。(対戦相手の印象は?)凄く手強かったが、戦前と特に印象に変わりはない。(今後の目標は?)試合前は武尊と戦いたいと思っていたが、いまのところこれといってはない。いつかは武尊選手にリベンジがしたい」

    第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


    武居 由樹 Takei Yoshiki

    第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分42秒
    • ×
    x

    アクラム・ハミディ Akram Hamidi

     K-1スーパー・バンタム級王者の武居が約半年ぶりのリングへ。19歳の若さにして27戦のキャリアを誇る“フランスの激闘系ムエタイ戦士”の異名を持つハミディと対戦した。

     1R、サウスポーでフットワークを使う武居に、ハミディは後ろ回し蹴り、前蹴りと放ってリズムを崩しに掛かる。しかし武居は足を止めず、左ミドル、左ロー。だが、このローがハミディの下腹部に入ってしまい、試合が一時中断される。

     再開後、武居は左ハイを打ち込み、これに呼応してハミディが前に出ようとしたところへ右アッパーからの左ストレートをズバリ。煽りVTRでも語っていた1R中盤でのKOを有言実行した。

    武居のマイク
    「こんにちは、足立区から来たPOWER OF DREAMの武居です。対戦相手のハミディ選手、ありがとうございます。今回もたくさんの応援ありがとうございます。僕はK-1がやっぱり一番だと思ってます。どんどん盛り上げられるよう頑張っていきます」

    ■試合後の武居由樹のコメント
    「(試合を振り返って?)とりあえず1R、KOで勝ててよかったです。(対戦相手の印象は?)最初、やりづらくて押されちゃいましたね。(KOを狙っていた?)そうですね。1RでのKOを狙ってました。自分のリズムで、蹴りからパンチにつなげていけたと思います。(目標は武尊のような存在になること?)そうですね、少しでも近づけたらと思います。来年3月の『K'FESTA.2』のメインは狙っていこうかなって思います。次の試合も1RでKOできるようにがんばりたいと思います。(大阪大会については?)呼んでいただけるのであれば出たいです。(対戦したい相手は?)タイの現役チャンピオンとK-1ルールでやってみたいです。日本人は若い子が強いので……徐々に(笑)。挑戦を待ってます。(今後の目標は?)全試合、1RでのKOで勝っていきたいと思います。ありがとうございました」

    ■試合後のアクラム・ハミディのコメント
    「(試合を振り返って?)非常にガッカリしている。試合が始まって相手の動きに驚かされた。武居にはおめでとうと言いたいです。(対戦相手の印象は?)K-1チャンピオンだけあって、ずっと驚かされっぱなしだった。自分も30戦くらい戦ってきて、これほど強い相手とやったのは初めてだよ。(今後の目標は?)自分はまだ19歳と若いので、また願わくば戻ってきて、武居に挑戦できればいいなと思います」

    第13試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    武尊 Takeru

    第13試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分9秒
    • ×
    x

    ダニエル・ピュータス Daniel Puertas

     K-1史上初の3階級制覇を成し遂げた武尊が戴冠初戦で迎え撃つは“スペインの地獄の風車”の異名を持つダニエル・ピュータス。「ここからがスタート」と武尊自身が語った通り、これまでと変わらぬ、そして今まで以上の強さを見せれるか?

     1R、武尊は前蹴りを飛ばすが、ピュータスの体に塗布物が疑われ、審判団がタオルで拭き取る。武尊は続いて鋭い前蹴りを飛ばす。さら左インローも入れる。武尊は前蹴りを止めず、ピュータスのボディを赤くさせる。左インローを連続で入れた武尊はそこから右クロスを側頭部に決め、これでピュータスをダウンさせる。
     
     立ち上がったピュータスをコーナーに詰めた武尊は左フックをもらいながらも、逆に左フックを当て、そこから左フックと右ストレートの連打でなぎ倒し、ピュータスを豪快にKOした。

    武尊のマイク
    「今日は応援ありがとうございます。たくさんのご来場ありがとうございます。3月トーナメントで3階級制覇をして、半年間待たしちゃったんですけど、今日の試合を見てもらえれば分かる通りめっちゃ強くなって帰ってきたので、これからどんどん日本も世界も僕が全部盛り上げるんで、よろしくお願いします。

     格闘技盛り上がってきてるし、今日のK-1も大阪のうるさい奴がゴチャゴチャ言ってるけど、ほんと盛り上がってるのはいいことだと思うし、皇治、ファンの人たちが結構期待してくれてるかもしれないけど…中途半端な勝ち方で俺の名前はともかく、他の名前出してんじゃねぇよ。

     決まるか分からないですけど、決まったら12月、皇治の地元でぶっ潰してやります。いま格闘技全部盛り上がってるけど、世界最高の舞台で最高のリングはK-1ということをこれから証明していこうと思うので、これからも見に来てください、K-1最高!」

    ■試合後の武尊のコメント
    「(試合を振り返って?)今回は半年空いて、ファンの人を待たせて。その分、いい練習ができて。前回は急遽トーナメントになって万全じゃなかったですけど、今回はじっくり身体作りもできて、アメリカにもいけたし、いい期間になったなって。それが試合にもちょっとは出たんで。ただ60kgの身体として完成してないし、減量もほぼないんで、まだまだ伸びしろがあるなって、自分が自分に楽しみな感じです。

    (対戦相手の印象は?)やっぱり身体がデカくて、向かい合ったときにプレッシャーを感じて。倒すことより、3R使って勝てればいいかなって考えていたので。ちょっと、うまく攻撃が入ったなって。あと、3R入ると体格差が出てきちゃうので、最初の方に倒せてよかったなというか。

    (パンチの手応えは?)最初、何発か打ってみてガードが固くて、その上からは効かないな、と。蹴りも感触があんまりなくて、効かないのかなって感じだったので、蹴りでフェイント入れてからパンチを入れようって。それが上手くいった感じですね。最後に効かせたのは、右フックを打たれたあとに左のカウンターを入れたんですけど、それはずっと練習でやっていました。

    (皇治の対戦要求については?)今日の試合内容で、あれだけ大口叩かれても困るんですけど。でも、スタウロス選手に勝ったら、考えてもいいかなって思っていたので。それなりの結果を出してくれないとやっても盛り上がらないし、やる意味もないので。皇治選手も盛り上げようと、いろいろ言ってくれるし。まあ、熱狂的なファンの人も多いので、あとは決まればという感じで。まあ、一番はうるさいんで、黙らせたいというのがありますね。(皇治が最近はリスペクトしてると言っているが)あれがズルいんですよ。最初アレだけ言っといて、ちょっといい人感出そうとして。そこがむかつきますね(苦笑)。だから、わからせようかなって。

    (今後の目標は?)今年3階級制覇して、今回KOできて。いい年で終わらせたいので、年末は試合をやりたいなと思っていて。新しいK-1が始まってから初めての大阪大会。皇治選手だけじゃ盛り上がらないと思うので、そこに出たいです。それが一番近い目標ですかね」

    ■試合後のダニエル・ピュータスのコメント
    「(試合を振り返って?)負けてしまったよ。(対戦相手の印象は?)確かに武尊は素晴らしい選手だった。自分のスイッチが入る前に負けてしまった。(今後の目標は?)とにかく身体を休めたい」

    第14試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


    シナ・カリミアン Sina Karimian

    第14試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        29:28/28:28/29:28
    • ×
    x

    ブバッカ・エル・バクーリ Boubaker El Bakouri

     一回戦・準決勝を合計5分45秒でクリアしてきたバクーリと、左目が塞がり、右頬を腫らし、激闘の跡が見られるカリミアンによる初代クルーザー級王座決定トーナメントの決勝戦。

     1R、バクーリはジャブ、左インロー、前蹴りと軽めに放ち、そこから右ストレートを顔・ボディに打ち分ける。圧力をかけていくバクーリだが、懐の深いカリミアンは後ろにのけ反り、パンチを届かせない。バクーリはボディ打ちを増やしていく。

     2R、カリミアンは前に出てボディから顔へとフックを放ち、バクーリはプッシングでカリミアンを下がらせる。バクーリの圧力に下がらせられるカリミアンだが、巨体をクルリと回転させ、バックブローでバクーリをダウンさせる。

     ガードを固めたバクーリにパンチをまとめるカリミアン。バクーリも右ストレート、左フックを当てる。徐々に後退していくカリミアンはまたロープを背負う。ラウンド最後はバクーリが左フックと右ストレートでシナを打ち据えて終える。

     3R、バクーリの前進を止めんとカリミアンは右・左とローを打ち込む。バクーリも右ストレート、右クロスを打ち込んでカリミアンを攻める。カリミアンはクリンチでなんとかダウンを拒む。

     ここでバックブローを放つカリミアンだが今度は当たらない。バクーリが左ボディから右ストレートで迫るも、カリミアンはクリーンヒットを与えない。バクーリの右ストレートを浴びマウスピースを吐き出すカリミアンだがやはり倒れない。逆にカリミアンは二段前蹴りから左フックをバクーリに打ち込んで終える。

     判定は29-28、28-28、29-28の2-0でカリミアン。3試合の苦闘を制して優勝を果たした。

    シナのマイク
    「今回、自分の人生に大きなチャンスを与えてくれたことを一生忘れない。私の国でK-1のベルトは本当に夢のようなもので、どれくらい嬉しいか口にできない。これからももっと頑張るので応援してほしい。もし自分の試合で何か足りないものがあれば申し訳ない。これからもっと頑張ってもっといい試合を見せるので応援してほしい」

    ■試合後のブバッカ・エル・バクーリのコメント
    「(すべての試合を振り返って?)一回戦も準決勝もKOで勝てたが、最後はラッキーパンチもあって負けてしまった。次はラッキーはない。(今後の目標は?)K-1のチャンピオンになるためにはなんでもしようと思っている。次はカリミアンに勝ちたい」

    ■試合後のシナ・カリミアンのコメント
    「(優勝の感想は?)このチャンスを本当にありがたいと思っていた。日本のみなさんの応援を忘れない。(すべての試合を振り返って?)トーナメントはどういうファイターと試合するか分からなかったが、可能な限り頑張ろうと思った。決勝戦は自分の調子が悪くて自信がなかったが、ウィラサクレック会長のおかげで勝つことができた。優勝できて本当にうれしい。

    (イランの人になんと伝えたい?)イランの格闘技はアマチュアしかなく、プロの試合に出るチャンスがない。これからイランの若い選手にもチャンスを与えてもらえるようにお願いしたい。(今後の目標は?)これからベルトを持つことに責任を感じている。もっとウィラサウレックのジムで練習して強くなるので、応援してほしい」