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試合結果

第14試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    所属ジム
    SINA ARMY
    Siam gym
    戦歴
    20戦 16勝(8KO) 4敗 0分
    45戦 36勝(20KO) 9敗 0分
    生年月日
    1988.1.23
    1994.4.12
    身長・体重
    200cm ・ 90.0kg
    189cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    イラン・エスファハーン
    モロッコ・アンズーラン
    SNS

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試合レビュー

 一回戦・準決勝を合計5分45秒でクリアしてきたバクーリと、左目が塞がり、右頬を腫らし、激闘の跡が見られるカリミアンによる初代クルーザー級王座決定トーナメントの決勝戦。

 1R、バクーリはジャブ、左インロー、前蹴りと軽めに放ち、そこから右ストレートを顔・ボディに打ち分ける。圧力をかけていくバクーリだが、懐の深いカリミアンは後ろにのけ反り、パンチを届かせない。バクーリはボディ打ちを増やしていく。

 2R、カリミアンは前に出てボディから顔へとフックを放ち、バクーリはプッシングでカリミアンを下がらせる。バクーリの圧力に下がらせられるカリミアンだが、巨体をクルリと回転させ、バックブローでバクーリをダウンさせる。

 ガードを固めたバクーリにパンチをまとめるカリミアン。バクーリも右ストレート、左フックを当てる。徐々に後退していくカリミアンはまたロープを背負う。ラウンド最後はバクーリが左フックと右ストレートでシナを打ち据えて終える。

 3R、バクーリの前進を止めんとカリミアンは右・左とローを打ち込む。バクーリも右ストレート、右クロスを打ち込んでカリミアンを攻める。カリミアンはクリンチでなんとかダウンを拒む。

 ここでバックブローを放つカリミアンだが今度は当たらない。バクーリが左ボディから右ストレートで迫るも、カリミアンはクリーンヒットを与えない。バクーリの右ストレートを浴びマウスピースを吐き出すカリミアンだがやはり倒れない。逆にカリミアンは二段前蹴りから左フックをバクーリに打ち込んで終える。

 判定は29-28、28-28、29-28の2-0でカリミアン。3試合の苦闘を制して優勝を果たした。

シナのマイク
「今回、自分の人生に大きなチャンスを与えてくれたことを一生忘れない。私の国でK-1のベルトは本当に夢のようなもので、どれくらい嬉しいか口にできない。これからももっと頑張るので応援してほしい。もし自分の試合で何か足りないものがあれば申し訳ない。これからもっと頑張ってもっといい試合を見せるので応援してほしい」

■試合後のブバッカ・エル・バクーリのコメント
「(すべての試合を振り返って?)一回戦も準決勝もKOで勝てたが、最後はラッキーパンチもあって負けてしまった。次はラッキーはない。(今後の目標は?)K-1のチャンピオンになるためにはなんでもしようと思っている。次はカリミアンに勝ちたい」

■試合後のシナ・カリミアンのコメント
「(優勝の感想は?)このチャンスを本当にありがたいと思っていた。日本のみなさんの応援を忘れない。(すべての試合を振り返って?)トーナメントはどういうファイターと試合するか分からなかったが、可能な限り頑張ろうと思った。決勝戦は自分の調子が悪くて自信がなかったが、ウィラサクレック会長のおかげで勝つことができた。優勝できて本当にうれしい。

(イランの人になんと伝えたい?)イランの格闘技はアマチュアしかなく、プロの試合に出るチャンスがない。これからイランの若い選手にもチャンスを与えてもらえるようにお願いしたい。(今後の目標は?)これからベルトを持つことに責任を感じている。もっとウィラサウレックのジムで練習して強くなるので、応援してほしい」

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動画

試合情報

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大会名
2018年9月24日(月・休) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~
日程
2018年09月24日(月)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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