大会情報

  • 日程 2017年02月25日(土)
  • 会場 国立代々木競技場第二体育館
  • 観衆

    4,800名(超満員札止め)

    大会概要

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R


    石塚 宏人 Ishitsuka Hiroto

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-25,30-25,30-25
    • ×
    x

    桑田 裕太 Kuwata Yuta

     1R、石塚はミドル、前蹴り、ロー。桑田もロー、ミドルからパンチを出し、ミドルの打ち合いも。互いに蹴りを出し合う場面が続くが、石塚は顔面への前蹴りからハイも見せる。桑田も前蹴り、ハイを繰り出す。終了間際、石塚はロープに詰めるとパンチラッシュから飛びヒザ。

     2Rも石塚がパンチ、飛びヒザで攻勢。桑田も飛びヒザから顔面への前蹴りを出して反撃するが、石塚の左ハイがヒットし桑田はダウン。立ち上がった桑田はスピンキックも見せるが、石塚は終了直前にやはりラッシュ。

     3R、開始早々に石塚の右で桑田がまたもダウン。石塚はパンチから右ロー、右ストレートから左アッパーと攻め続け、桑田もバックブローなどで反撃を試みるが終盤にも石塚の飛びヒザや左ハイが決まり、試合終了。二度のダウンを奪った石塚が判定勝利を収めた。

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R


    松本 篤人 Matsumoto Atsuto

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 判定1-1
        29-28,28-29,29-29
    • ×
    x

    近藤 拳成 Kondo Kensei

     1R、まず近藤が前進しパンチラッシュをかける。フック、ストレートを出してくる近藤に松本もパンチを返して打ち合いに持ち込むと、近藤は左右のフックをヒット。松本はパンチから距離を詰めるとヒザを返す。松本はさらに左ストレートからラッシュをかけると、近藤は顔面から出血。

     2Rも開始とともに近藤が左右パンチで突進。松本はパンチとヒザを返し、距離を詰めての打ち合いに。その後近藤の前蹴りがローブローとなり、近藤も出血でドクターチェックに。再開後、また距離を詰めての打ち合いになると近藤はボディをヒット、松本もパンチ返し、両者ヒザも出し合う。

     3R、またも近藤は開始からラッシュし右ストレートをヒット。松本もパンチからヒザを返す。このラウンドも近距離での打ち合いとなり、パンチとヒザの応酬に。互いに得意な攻撃を出し合った一戦は三者三様の判定でドローに終わった。

    プレリミナリーファイト第3試合/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R


    神保 克哉 Jinbo Katsuya

    プレリミナリーファイト第3試合/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 3分6秒
    • ×
    x

    雄人 Taketo

     1R、両者ともローとパンチで様子見の時間が続いたが、その中で徐々に詰めた神保が右ストレートをヒット、さらに左ボディと攻める。終盤、右ボディストレートがヒットしたのを機に一気に出た神保はコーナーに詰まった雄人に激しい左右パンチのラッシュ。ついに左ボディで雄人はダウンし、試合はストップ。神保が勝機を逃さぬ一気の攻めで1RKO勝利を飾った。

    第1試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


    安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

    第1試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 0分6秒
    • ×
    x

    水町 浩 Mizumachi Hiroshi

     1R、両者オーソドックスで、上背とリーチに勝る瑠輝也は距離をあけて立ち、水町にジャブ、サイドキックと放つ。水町は瑠輝也にかわされることもあるが、右ロー・左インローとローを入れていく。長身で覆いかぶさるように前へ出て圧力を掛ける瑠輝也は、水町をロープに詰めてヒザと左ボディフックを連打で浴びせ、この左ボディを効かせてダウンを奪い初回を終える。

     2R、初回の劣勢を挽回せんと前に出た水町だが、瑠輝也は右足でローをカットするなり同時に跳んで左足での(二段蹴り式)ジャンピングハイキック。これを水町にズバリと決めて打ち倒し、豪快なKO勝利を決めた。



    瑠輝也選手コメント
    「(試合の感想は?)KO勝ち狙ってたし、二段蹴りはずっと練習してた技でした。当たってよかったです。
    (相手の印象は?)もともとなかったけど、特になくて。全然大丈夫だと思って2Rに入ったら仕掛けようと思って出したのが当たった感じです。
    (K-1本戦は初だったが?)歓声とかもめっちゃ大きくて、超テンション上がりましたね。
    (今後の目標は?)トーナメントで日本人がたくさん負けて、僕が行くしかないという感じだと思うんで、課題もたくさんあるけどどんどん克服していって、もっと強い選手になります」


    水町選手コメント
    「(試合の感想は?)体が温まらないうちに負けてしまった感じです。
    (相手の印象は?)試合前から若くて勢いがある選手だと思ってましたが、その通り勢いのある選手でした。
    (K-1は初でしたが?)昔から憧れてたリングで、コンディションはすごくよかったんですけど、結果がついてこなかったので、残念です。
    (今後の目標は?)一から練習しなおして、またチャンスがあったらK-1に出たいと思います」

    第2試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


    平本 蓮 Hiramoto Ren

    第2試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        30-28,29-29,29-28
    • ×
    x

    ブリース・デルバール Brice Delval

     1R、長いリーチを活かしジャブと前蹴りを放ってくるデルバールだが、平本はローを主体とした攻め。デルバールにカットさせずにこのローを決め、デルバールの足を跳ね上げる。デルバールは前蹴りを繰り出しながら前進。平本はロープを背負うが、右ストレートと右クロスで迎え撃ち、横へのフットワークを見せ追い詰められない。

     2R、デルバールは足のリーチを活かして前蹴りで跳び込み、そこからヒザを繰り出すが、平本はフットワークを止めずデルバールの攻撃を正面で受けない。その合間にもストレートとローを繰り出しデルバールを攻める。デルバールは前蹴り、後ろ回し蹴りと放ち、そこからボディへのヒザに繋げる。後退させられる平本だが、デルバールが来たところへ左ボディを連打して効かせ、そこからワンツーに繋げ、攻勢の場面を作って2Rを終える。

     3R、これまでのフットワークから一転、平本は前に出てデルバールにプレッシャーを掛けていく。そして間合いを詰めると手応えを上げている左ボディと右ローで攻撃。デルバールは後ろ回し蹴り、ミドルと放つが失速してスピードが落ちており平本に見切られかわされる。

     判定は30-28、29-29、29-28の2-0の平本。10代対決を制し準決勝に上がった。


    デルバール選手コメント
    「(試合の感想は?)全力で闘いましたが、相手が上でした。結果はすごく残念です。
    (相手の印象は?)すごく動きが速くて、すぐ位置を変えるので闘いにくかったです。K-1は初めてだったので不慣れなところがあったので、もっと練習してまた参戦したいです」

    第3試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


    卜部 功也 Urabe Koya

    第3試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28-29,28-29,28-29
    • ×
    x

    ゴンナパー・ウィラサクレック Gonnapar Weerasakreck

     1R、サウスポーの功也に対し、ゴンナパーはオーソドックスに構え、右ロー、右ミドルと右の蹴りで猛攻。功也はこの合間に左ストレート、ワンツーフックとパンチの連打を回転させる。ゴンナパーは本来のサウスポーに戻って左ミドル、左ハイ。ここで功也はパンチで猛然と攻め、左ストレート、左クロス、左フックと当てて攻勢になる。

     2R、ゴンナパーはサウスポーでこのラウンドに入り、前蹴り、横蹴り、左ミドルと放ち功也にパンチの間合いへ入らせない。しかしこれをかいくぐってパンチの距離となると左ストレート、左クロス、右ボディと功也が回転で上回る。だが、この合間に跳んでくるゴンナパーの左ローが強烈で功也はやや足を嫌そうな素振りを見せる。左ストレート、右フックとゴンナパーをロープに追い詰める功也だが、ここでゴンナパーが放った左ハイが当たってダウン。立ち上がるもダメージは色濃く、ゴンナパーが再びハイを交えたラッシュを仕掛け終了する。

     3R、功也はまだダメージが抜けていないかゴンナパーのローと前蹴りに止められ詰め切ることができない。それでも距離を詰め左ストレートに力を込める功也だが、ゴンナパーはプッシングで功也を遠ざけ致命傷を追わない。ゴンナパーにロープを背負わせ、左ストレート、左クロスと攻迫る功也だが、ゴンナパーがしのいで終了。

     判定29-28、29-28、29-28の3-0でゴンナパー。事実上の決勝とも言われる一戦を制した。


    卜部功也選手コメント
    「(試合の感想は?)いけるという場面もあったんですけど、その場その場の選択の仕方を間違えました。
    (相手の印象は?)けっこう大雑把な選手かなと思ってたんですけど、ストレートに合わせたりとか、まだまだ隠し持ってたなという感じです。
    (ハイでダウンを食らいましたが)やられたという感じでしたね。でもすぐ記憶もあったんで。逆に僕があれをやりたかったんですよ。逆にやられたなという感じでした。熱くなっちゃってました。パンチでいけると思った時にやられたんで。でもやられた原因も分かってるんで、改善できると思います。
    (短期決戦を考えての作戦?)はい、パンチでいこうと。あとパンチからの誘いでハイキックのカウンターとか狙ってたんですけど。でもローを警戒しすぎましたね。もうちょい自然体でできたかなと。ムエタイの流し方とかイヤだなと思ったんですけど、ロー自体の威力はそこまででもなかったんで。流し方とかうまいなと思いました。
    (ローのカットでテンポが狂った?)はい、あれでうまく流されて、パンチにうまく合わせてきたかなと。でも相手はしっかり準備してきたなという感じですね。僕の準備不足でした。
    (選択を間違えたというのは?)ローを警戒しないでもうちょい自然体でいけたかなというのと、自分がもっと強いローを打てたかなと。ローが強いヤツは意外にローに弱かったりするんで。そこを忘れてて蹴りにいかなくて。
    (最初オーソドックスに構えてきましたが)ちょっとイヤだなとは思いましたけど、そういう選手とも何度もやってるんで。相手を大きく見すぎたのが反省点ですね。
    (やられた原因は具体的に?)パンチでいきすぎちゃったし、ポジションを取られちゃって。熱くなりすぎてダメでしたね。いろいろありますよ。たくさんありすぎて。
    (二回級制覇を狙ってたが精神的なダメージは)二回級制覇よりもゴンナパー選手に勝つためにずっとやってきたんで、それについてくるのがベルトだと思ってたし。でも試合が終わってすぐセコンドと反省会をやって分析しました。なので気持ちは全然折れてないです。早くやってやりたいですね」

    第4試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


    佐々木 大蔵 Sasaki Daizo

    第4試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分4秒
    • ×
    x

    ウェイ・ルイ Wei Rui

     1R、体の大きさを感じさせるウェイは蹴り技も多彩で、サウスポーから左ミドル、右前蹴り、横蹴りと放ち佐々木を懐に入れさせない。そしてこの蹴りから前に出ると佐々木をロープに追い詰め、左フックで打ち抜き佐々木をダウンさせる。ウェイは再度のダウンを狙って前に出るが、ここは佐々木がジャブを突いてウェイを来させず終了する。

     2R、スピードもあるウェイは右ロー、左ミドルと繰り出して距離を詰め、伸びのある左ストレートを放ってくる。佐々木はプレッシャーを感じているか、ロープを背負っての展開となる。ここからフックを振るって出んとするが、ウェイが逆に右フックでとらえてダウンを奪取。そして立ち上がった佐々木に左ストレートを突き刺し、これで2度目のダウンを与えて勝利した。


    佐々木大蔵選手コメント
    「(試合の感想は?)爪痕も残せずに終わってしまったなという感じですね。
    (相手の印象は?)パンチをもらって飛んだところもあったんですが、負けたので何も言えません。今後の目標は?)また一からですね。一からやって、またK-1の舞台に戻ってきます」

    第5試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


    谷山 俊樹 Taniyama Toshiki

    第5試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29-30,28-30,28-30
    • ×
    x

    クリスチャン・スペトゥク Cristian Spetcu

     1R、クリスチャンは肩回りに力強さを感じさせる構えで前後にステップを踏み、体圧を発して谷山にロープを背負わせパンチからのローで襲う。谷山も左ミドル、右ストレートでクリスチャンを下がらせんとするのだが、クリスチャンは下がらない。

     2R、谷山の蹴りを浴びても下がらない頑丈な体のクリスチャンだが目のよさも見せ、足を引いてローをスカしてかわす。ジャブにロー、跳びヒザと繰り出す谷山だが、クリスチャンにこの見切りのよさもあるため、クリスチャンを下がらせられずロープ際に追い込まれ続ける。

     3R、谷山はこれまでのラウンドから一転、リング中央でクリスチャンと向き合うが、逆にクリスチャンが左ボディを効かせて谷山を後退させる。クリスチャンは距離を作り、谷山の右クロスをかわすと右アッパーを突き上げ、これを効かせてフックをフォロー。谷山もバックブローを繰り出すものの見切られてかわされ、反撃の糸口を掴めない。ラウンド終盤にハイキックを当てた谷山だが、クリンチでクリスチャンにしのがれる。

     判定は30-29、30-28、30-28の3-0でクリスチャン。ウェイとの外国人準決勝を決めた。


    谷山選手コメント
    「(試合の感想は?)自分がやってきたことは間違いないと思ったんですが、世界のレベルは違うなと思いました。実力で負けたんだろうなと思います。
    (相手の印象は?)映像で見て、もっとパンチがないだろうなと思ってたんですが、想定をちょっと超えてましたね。実際やってみるとパンチ力もスピードもスタミナも自分が思ってるより上で、ホントの世界レベルがこれなんだなと思いました。
    (初参戦のK-1は)最高でしたね。今までやってきた中で最高だったと思います。気持ちの勝負になった時にお客さんの声援で倒しにいけたと思います。ただ自分が実力の差で世界の選手に負けたので、それを越えるための練習を周りの人と話してて見つかりつつあるんで、それを徹底して直して、さらに進化した谷山俊樹を見せたいです。
    (今後のK-1での目標は?)一つしかないですね。ライト級の世界チャンピオンがが狙える位置に行きたいですね。全てこれに懸けてきたんで、少し休んでまた復活します」

    第6試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R


    上原 誠 Uehara Makoto

    第6試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分33秒
    • ×
    x

    イブラヒム・エル・ボウニ Ibrahim El Bouni

     1R、182㎝の上原に対し、192㎝と長身のイブラヒム。プレッシャーを発して上原をロープに詰める。上原は左フック、右スイングフックでイブラヒムを下がらせんとするが、イブラヒムはこのフックをかわしながらプレッシャーを与え続ける。ワンツー、ロングフックからヒザを繋げてくるイブラヒムだが、上原も右から繋いだ左のスイングフックをヒット。だが、イブラヒムも長いリーチを活かして左ボディをめり込ませてくる。

     2R、上原はロープを背負わずリング中央に立ち、ピンチングを思わせる右スイングフック、左ロングフックを振るう。しかしイブラヒムをとらえられず、逆に右フックを振るったところを左ストレートで打ち抜かれてダウン。立ち上がろうとするもダメージからままならず敗れた。


    イブラヒム選手コメント
    「(試合の感想は?)上原はとてもいい選手でタフだった。彼の攻撃を待ちながらだったが、最終的に自分の攻撃を当てて倒すことができた。会見では早く闘いたいとは思っていたが、闘う場所ではない。だからあんなことになっても冷静でいられた。上原はいい選手だと思うので、また健闘を祈る。
    (ヘビー級の王座を狙いたい?)もちろんです。K-1に出る以上チャンピオンになりたいし、闘う相手はみんな倒します。
    (倒したパンチは?)左フックでしたが、いいフックでした。彼が出てくるところを狙っていいタイミングで当てることができたと思います」


    上原選手コメント
    「(試合の感想は?)相手が長かったですね。間合いで1R目に苦戦しちゃって、どうしたら中に入れるかなあと思いながら闘ってました。
    (相手の特にどこが強かった?)右ストレートは気をつけてました。軽いパンチでも効くっていうのは分かってたんで、それを意識して自分の間合いを作ろうとしてたんですけど、作れなかったですね。
    (ダウンを食らった時は?)グラーンって感じで。何かもらったなとは思ったんですけど、何をもらったか分からなくて。自分と同じ身長だったら何をもらったか分かるんですけど、長いとどこからパンチが来てるか見えないんですよ。
    (新生K-1で初の負けとなりましたが、今後の目標は?)全てを見直すってわけじゃないんですけど、自分がやってることをやってれば強くなるってことは分かったので、それをまた続けていきたいと思います」

    第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


    野杁 正明 Noiri Masaaki

    第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        29-27,29-27,30-27
    • ×
    x

    ユネス・スマイリ Younes Smaili

     1R、オーソドックスのユネスに対し、野杁はサウスポーに構え、ガードを堅固にして左ミドル、右ローと返していく。左右のストレートを矢継ぎ早に飛ばすユネスだが、野杁はガードを破らせず、前蹴り、左ミドル、右ローとジリジリ前に出ていく。鉄壁のディフェンスワークでユネスの攻撃を当てさせない野杁。

     2R、やはりガードを立ててユネスに向かう野杁はパンチを弾きながらロープ際に追い詰める。何とか野杁を遠ざけん、下がらせようとするユネスだが、野杁は左三日月蹴りを入れつつ前進を止めない。そして左ボディを決めるとユネはダメージを隠せず、横を向いてしまいダウン。吐いてしまったマウスピースをレフェリーに戻されたユネスはそこから回転二段蹴りを見せるなどして反撃するが、野杁はやはりガードを破らせず、ダメージを負わない。

     3R、依然ガードの固い野杁は左前蹴り、左ミドル、左三日月蹴りと打ち込み、これを嫌がりユネスは下がっていく。野杁もこれを見逃がさず左ボディを追加し追い詰める。ユネスはボディ攻撃を避けるためクリンチが多くなりレフェリーから注意を受ける。終了間際、野杁は跳びヒザからアッパーを交えたパンチ連打、ハイキック、顔面前蹴りと大きくユネスを攻め立てて試合を終える。

     判定は3-0で野杁。勝利したがKOならなかったためか、顔をしかめる場面も見られた。


    スマイリ選手コメント
    「(試合の感想は?)自分としてはいい感じでいけたと思った。パンチも当たってたし。でもジャッジは野杁に入れた。ジャッジは正しくなかったと思います。
    (相手の印象は?)自分よりも少し強いしタフだと思った。2R目はヒザをもらって倒れてしまった。でも3Rは自分が押していたと思います。
    (K-1に参戦して)K-1で闘うのは夢だったし、チャンスがもらえるならまた闘いたい。世界最高のイベントだと思いました。でも引っかかったのは判定についてです」


    野杁正明選手コメント
    「(試合の感想は?)圧勝しないといけない相手だったのにちょっと手こずってしまって、反省点ばかりですね。
    (相手の印象は?)映像も何試合か見たんですけど、それよりはパワーもあって強い選手だなあと闘いながら思ってました。
    (右のまぶたが腫れてますが)悪い癖が出て、ガードの上からもらってしまって。今は全然痛くないんですけど、見た目が痛そうに見えるだけです。
    (今後の目標は?)今日の内容じゃゲーオ選手と組まれることもないと思うんですけど、反省を生かして、次こそはゲーオ選手とタイトルマッチを組んでもらえるようになりたいですね」

    第8試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


    平本 蓮 Hiramoto Ren

    第8試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分14秒
    • ×
    x

    ゴンナパー・ウィラサクレック Gonnapar Weerasakreck

     1R、サウスポーのゴンナパーに平本はオーソドックスで前後にステップを踏む。そして右ストレートを中心にパンチで切り込み、後退したゴンナパーがロープを背負ったところで右ストレートを突き刺しダウンを奪取。そして立ち上がったゴンナパーにすぐさま追撃に向かい、再び右ストレートを中心にしたパンチラッシュから最後は左フックを叩き込んでダウンを奪い、平本が決勝進出を果たした。


    ゴンナパー選手コメント
    「(試合の感想は?)ちょっと今疲れていますが、ファンの皆さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。一回戦は単純に勝ててうれしかったです。パンチがすごく速いなと思いました。
    (平本選手のパンチは?)重いわけではなかったですが、一発一発が効くなと思いました。
    (一回戦のハイキックは?)練習の時から狙ってました。相手はローを蹴る時に右手が落ちる癖があるので、ずっと狙ってました。
    (準決勝の敗因は?)気が抜けていたわけではないですが、警戒が足りなかったと思いました。相手が前進してくるのが予想できてなくて、それに対する警戒が足りませんでした。
    (一回戦の影響は?)なかったと思います。
    (一回戦でケガは?)終わって少し右足が痛かったぐらいです。
    (今後の目標は?)もし機会があるなら、またこのK-1で闘わせていただきたいと思います。ファンの皆様の期待に沿えず、本当に申し訳ないことをしてしまったなと思います。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

    第9試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


    ウェイ・ルイ Wei Rui

    第9試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-28,30-28,30-27
    • ×
    x

    クリスチャン・スペトゥク Cristian Spetcu

     1R、クリスチャンに対しても上背で勝るウェイは、サウスポーの利点を巧みに使い、懐に入らせない。だが、ウェイが自ら踏み込もうとしても、クリスチャンがパンチを回転させ逆にウェイを懐に入れない。ウェイはならばと左ミドル、右ローと当てていく。

     2R、ウェイは距離を作ってクリスチャンを前に来させ、そこへ左ストレートを合わせていく。さらに左ミドル、左ローとクリスチャンを攻める。前に出るクリスチャンだが、ウェイがそれに合わせてバックステップするため間合いを詰めることができない。ウェイは左ストレートを顔・ボディと連続でヒット。クリスチャンは左右ストレートを繋いで出るのだが、ディフェンスの巧みなウェイをとらえられない。

     3R、クリスチャンは前進を強め、左右の拳を遮二無二振り回す。しかしウェイはやはり巧みなボディワークとフットワークでクリスチャンの正面を外し、クリスチャンのパンチを直撃させない。クリスチャンの大振りフックが空を切る場面が目立つ。ラウンド終盤、ウェイは左ミドルを連続で当て、これでクリスチャンの動きを奪う。さらに左ボディストレートも入れ、テクニシャンぶりを見せ最終ラウンドを終える。

     判定は3-0でウェイ。決勝は平本との対戦となった。


    スペトゥク選手コメント
    「(一回戦からの感想は?)自分にとってとてもいい展開になりました。ルーマニアの2選手に勝っている谷山選手は倒さなければならなかった。2回戦はとてもタフでした。ウェイ・ルイ選手はとてもいい選手でした。でも次に闘うことがあれば倒せると思います。日本でK-1で闘えてよかったと思います。K-1で闘うことによって本当のプロになれたと思います。また機会があれば、全部出たいです。トーナメントの8人に選ばれたのはとても光栄でした。トーナメントというのは一番強い選手を決める場だからです。だから自分はこれからもトーナメントで闘っていきたいと思いました」

    第10試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R


    松倉 信太郎 Matsukura Shintaro

    第10試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        27-30,27-30,26-30
    • ×
    x

    日菜太 Hinata

     1R、サウスポーの日菜太に対し、松倉もサウスポーに構えて向き合う。両者ローを蹴り合う。互いに相手が前へ来たところに合わせて左ローを放ってこれを当てる。だが、本来サウスポーである日菜太がこのローの蹴り合いはやや分があるか。松倉は日菜太の左ローをもらうと足が持っていかれる場面を見られる。

     2R、松倉はこのラウンドもサウスポー。日菜太はしかし徐々に前進を増してくる。ジャブ、左ローと松倉にブロック・カットされてもジワリジワリと下がらせていく。日菜太の左ローのヒットが増えてくる。ジャブ、左ストレートから左ミドル、左ローと日菜太は蹴りが止まらなくなり、松倉は防戦に追われ、ロープに詰められる。だが、日菜太が攻め落しに掛かると、松倉も意地を見せ、右ストレートを返す。だが、日菜太もさらに右ジャブ、左ストレートから左ミドルと左ローと攻めて終える。

     3R、松倉はオーソドックスで間合いを詰めて右スイングフック、あるいは連打と日菜太に迫る。だが、日菜太は左ストレート、右ジャブで松倉を押し戻し、左の蹴りをロー・ミドルと蹴り分け松倉を攻め落しに掛かる。だが、松倉はこの蹴りを耐え抜き倒れない。しかし日菜太はなお蹴りのペースを落とさない。左ミドル、左三日月蹴りで松倉の体を「く」の字にさせ、右ボディフックを連打してスタンディングダウンを決める。再開すると日菜太は左ストレート、左ミドルと攻勢を強めるが、2度目のダウンを奪うには至らず終了となる。

     判定は3-0で日菜太。勝利後、マイクを持つと「K-1チャンピオンになるためK-1に来ました。これからもよろしくお願いします」と語り、松倉をタフだったと称えてリングを後にした。

    日菜太選手コメント
    「(試合の感想は?)とにかく今日は負けないこと、日菜太の良さを見せることがテーマだったんですけど、松倉選手ホントすげえ頑張ったなと思って。すげえ強くて、何回も倒せるかなと思ったんですけど倒れなかったし、それが彼の強さだと思うし、これから強くなる存在だと思うんで、今日僕と対戦したことを糧に伸びていってほしいと思います。

     6月に70kgのトーナメントがあると聞いているので、今日もウェイ・ルイが優勝して、やっぱ日本の大会なんで日本人が優勝しないとダメだと思うし、やっぱ僕が優勝したいなと思います。なので一回戦は僕と相性のいい相手を当ててほしいなあと思います。(K-1のリングに上がっの感想は?)何年ぶりだろう? 23、24の時に上がったのが最後だったんですけど、この6年間、K-1のリングに上がっていなかったけど、やってきたことが正しかったと証明できたと思います。

    (松倉選手がサウスポーで構えてきましたが)想定してました。でも1Rで崩れなかったんで、あれ、この勝負ちょっと長引くかなあと思って。ホント想像以上に強かったです。もっと簡単にゲームできるかなと思ってたけど、なかなか難しいゲームになって。効いてからオーソドックスに戻したりっていうのが、自分の勝負の分かれ目だったかなと。快く送り出してくれたREBELSさんを背負って闘ったんで、まだK-1のリングに上がってないけどいい選手、K-1ルールに向いてる選手ははいっぱいいるんで、もっともっと上がってもらって有名になってもらう舞台を俺が作らなきゃいけないなと。だから僕が責任を持って、チャンピオンになってどんどんREBELSからいい選手に上がってきてほしいと思います。

    (以前のK-1との違いは?)スタッフにはお久しぶりですっていう顔もあり、闘ってる選手は違うんですけど、30歳になった日菜太でも、何かできるんじゃないかと思ってます」

    松倉信太郎選手コメント
    「(試合の感想は?)完敗しました。それだけです。(相手の印象は?)ただ自分より強かったです。(今後の目標は?)今すぐには分かんないですけど、またやっていきます」

    第11試合/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    卜部 弘嵩 Urabe Hirotaka

    第11試合/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        27-29,26-29,26-30
    • ×
    x

    大雅 Taiga

     レフェリーから試合前の注意の際、両者は額をつけてはげしくにらみ合う。

     1R、大雅はサウスポーから左ミドル、左ローと放ち、跳びヒザを見せるが弘嵩はこれを当てさせない。そして大雅をロープに詰めると右ストレートを顔とボディに打ち分ける。だが、ここは大雅が横へステップで回って逃れる。そしてそこから右フックに左ハイ、左ストレート、左ハイ、左跳びヒザと大雅が追う。大雅が放った右フックにやや足がフラつく弘嵩。しかし終了間際に右フックを当てると、大雅はこれに足をフラつかせてコーナーへ帰る。

     2R、右ストレートを強振して出る弘嵩に、大雅は跳びヒザを返し、距離ができると左のミドルを飛ばす。重心を低くして向かう弘嵩は左手を前に伸ばし、そこから右ストレートを繰り出す。大雅はこれに左ストレートを放って対抗。ラウンド後半、大雅は右フック、左ストレートとラッシュし、さらに跳びヒザを放つ。防戦に回る弘嵩。さらにロープへ詰めると左ハイ、右フック、左前蹴りと大雅は攻める。だが、弘嵩も右ストレート、跳びヒザと返す。最後は大雅が再びロープに詰めて攻め終了。

     3R、両者打ち合いもここは均衡が崩れない。だが、徐々に大雅が前に出るのが目立ってくる。弘嵩はこれをボディへの前蹴りを放って押さえる。だが大雅は横へ回り、そこから右フック、左ストレートと攻勢に入る。弘嵩の前蹴りを左右のステップでかわし、軽やかな動きが戻ってくる大雅。弘嵩のジャブに左ストレート、右フックと大雅はカウンターを合わせる。右ミドルを放つ弘嵩だが、大雅は左ストレート、右フック、左ハイと加え、遂に弘嵩が体勢を崩したところでレフェリーがダウンを宣告。
     戦闘再開に臨んだ弘嵩だが、右ストレートを当てに行ったところで大雅が左ストレートから右フックで点灯させ、2度目のダウンを奪って試合を終える。

     判定は29-27、29-26、30-26の3-0で大雅。世界トーナメント決勝で2度の敗戦もあり辞めようと思ったこともあったというが、諦めなければ思いを叶えられることを父と母に教えられ、携わったくれた人たちに戴冠を感謝した。

    大雅選手コメント
    「(試合の感想は?)相手が対策してくると思ったんで何しよう何しようと考えちゃって、固くなっちゃいました。(相手の印象は?)あんまり試合は覚えてないですけど、強かったです。(ベルトの感触は?)やっとこのベルトが獲れたなと。(勝てた要因は?)K-1のチャンピオンになりたいとずっと思ってたんで、それが試合に出たんだと思います。

    (絶好調?)まだまだいい動きができると思います。これからです。練習では自分が強くなってるのが分かるので、試合でどれだけ出せるかですね。(家族で記念撮影していたが)みんなで獲ったと思ってるので、うれしかったですね。(チャンピオンとして?)K-1を引っ張っていかないといけないし、デカくしたいですね。どこがゴールとかないと思うんで。(来年のさいたま大会は)さいたまに出るだけじゃなくて、メインに出たいですね。

    (二階級制覇は?)自分が階級上げるタイミングになったらあり得るかもしれないですね。いつになるか分からないですけど。今はチャンピオンとしての仕事がしたいんで。(試合後の会話は?)ありがとうございましたというのと、強かったですと。お互いに」

    卜部弘嵩選手コメント
    「(試合の感想は?)負けてしまったので、これが運命かなと思ってます。(相手の印象は?)いい選手だなと思いました。勢いがあるし。とりあえず残念で悔しいです。(足のサポーターは?)痛みはなかったんですが、試合中何があるか分からないので、とりあえずしておきました。相手もまさかパンチでくると思ってなかったと思うので、それも作戦でした。

    (試合後の会話は)強かったよと言ったら、ありがとうございますと言われました。(今後は)若い選手が出てきてますけど、やっぱりチャンピオンでありたいという気持ちがあるので、またモチベーションを上げてまたやりたいと思います」

    第12試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


    平本 蓮 Hiramoto Ren

    第12試合/K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 1-2
        28-30,30-29,28-29
    • ×
    x

    ウェイ・ルイ Wei Rui

     1R、オーソドックスの平本にサウスポーのウェイ。平本は右ロー、右ミドルを入れながらにじり寄る。逆にウェイが前に来ると、平本は素早く察知してバックステップで距離をあける。ウェイはしかし平本の胸周辺にサイドキックを送り、少しずつ前に出てくる。だが、平本も前蹴りを送ってウェイを下がらせる。

     2R、平本はウェイが来てもバックステップして間合いを詰めさせず、左ローをヒット。下から崩しに掛かる。だがウェイもこれで止まらず前に来て左右のフックで平本を襲う。サイドキックをかわしながらもロープに詰められた平本は前に出るが、そこをウェイの右フックでとらえられる。平本は離れた位置からパンチで切り込み、そこから繋げる左ローでウェイを嫌がらせる。そしてラウンドを終えると手を挙げて自軍コーナーに帰る。

     3R、平本は前に出て左ローでさらに攻める。ウェイはパンチの回転を上げるが、平本もパンチで来るのを分かっておりブロックして当てさせない。そしてさらに左ローを加える。やや焦りの感じられるウェイ。左右フック、左右ボディフックとウェイは攻勢を増すが、平本はブロックしてローキック。さらにストレートもウェイに打ち込む。苦しいウェイは掴んでのヒザを放ってしまい、レフェリーから注意を受ける。しかし底力を見せるウェイはボディへの前蹴りからフック、ストレートを繋いで猛攻。平本は疲れもあるか手が出なくなる。ウェイの右フック・左ストレートに平本が後退させられ終了。

     判定は30-28(ウェイ)、30-29(平本)、29-28(ウェイ)の2-1でウェイ。ゴンナパー撃破で会場を沸かせた平本を破って優勝を果たした。

     試合後、ウェイは「K-1チャンピオンになることが夢だったので、今日優勝できたことはとてもうれしいです。ジム、先生、そしてファンのみなさんありがとうございました。中国人、そしてカンフーの誇りを持ってベルトを中国に持って帰りたいと思います」と喜びを語った。

    ウェイ・ルイ選手コメント
    「(3試合の感想を)まず一回戦、佐々木選手はKrush -63kgのチャンピオンということで強いと聞いていましたが、自分のコンディションがすごくよかったので勝つことができました。決勝戦は少し疲れていましたが、K-1というスポーツはスタミナをロスするものなので、ダメだったとは思っていません。非常にいい試合ができたと思います。

    (どう切り替えを?)自分のチームが各選手を研究して、ここは行くところ、ここは守るところと戦略を決めてくれるので、それがよかったと思います。(今日はどこがよかった?)自分は試合の流れをコントロールできるのが強み。試合が始まると相手のここが弱点だと見抜くことができる。それがうまく働いたと思う。

    (平本選手には才能を感じた?)18歳という若さだが、やってみてレベルの高さを感じた。パーフェクトなコンプリートファイターだと思った。自分と似てると思ったのは、闘って自分の弱点を見つけていたところ。(中国人として初めての王者になって)K-1は中国でも有名なので、とてもうれしい。世界でも強い選手と証明できたのがうれしい。世界でランキングの高い選手と闘っていきたいし、日本でも一番強い選手と闘いたい。

    (コール時のポーズは?)中国人を代表して、カンフーの所作。ジャッキー・チェンがやっているポーズがクールだと思っているので真似してみました。(中国拳法がベース?)自分ではキックボクシングと散打のいいところを融合したハイブリッドファイターだと思っています」

    平本蓮選手コメント
    「(3試合の感想を)一回戦はやりづらかった。久しぶりの試合でリングを大きく使いながら、ケガしないようにと思ってました。準決勝は右足のケガを気にしないようにして、想定内の試合だったんですけど、決勝は右足にローを打ったら効いていたので有効打を取ってると思って、勝ったと思ったんですけど、ジャッジを聞いて『あ、負けたんだな』と。

    (準優勝の達成感と負けた悔しさ、どちら?)以前のK-1は63kgまでしかなかったので、ここで僕が勝つことが過去のK-1を超えて憧れだった魔裟斗さんを超えられるかなと思ってたんで、3回試合して一回負けたという感じです。(久しぶりの試合)家族にも減量がキツイだろうとこのトーナメントに出るのを反対されてたんですが、自分がどうしても出たかったので。やり遂げて、しっかり成長はできたと思います。

    (ウェイ・ルイの印象は?)準決勝も流して、決勝に備えてるなと思ったので、パンチも固かったけど、これなら倒れないなと思ったので。でももらいすぎちゃいましたね。(8ヶ月間一番気をつけたのは)3ヶ月かけて減量してきたんですけど、体が大きくなろうとしてたんで、キツかったですね。次は一気に上げちゃおうかなと思ってます。65もキツいんで、67.5でもいいのかなと」