大会情報

  • 日程 2018年04月22日(日)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1,850人(超満員札止め)

  • 開催日時概要

    17:00開場/17:10プレリミナリーファイト開始/18:00本戦開始

    大会概要

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合◎Krush -53kg Fight/3分3R


    璃明武 Riamu

    プレリミナリーファイト第1試合◎Krush -53kg Fight/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分5秒
    • ×
    x

    篠原 広耀 Shinohara Hiroaki

     1R、右ローから前に出た17歳の璃明武(りあむ)は右ストレートから左フックを決めダウンを奪う。立ち上がった篠原に璃明武は右ローと右ミドル、そして右ストレートと左フックで襲い掛かり2度目のダウンを与える。璃明武さらには右・左のフックを強振。最後は打ち下ろしの右クロスで篠原から3度目のダウンを奪って勝利した。

    プレリミナリーファイト第2試合◎Krush 女子-45kg Fight/2分3R


    テキサス・アユミ Texas Ayumi

    プレリミナリーファイト第2試合◎Krush 女子-45kg Fight/2分3R

    • ●
    • 判定
      • 1-0
        29:28/29:29/29:29
    • ×
    x

    福原 優 Fukuhara Yu

     2度目の対戦となる両者は初回の対戦同様開始からローと右ストレートをぶつけ合う。福原は攻撃にバックブローを織り交ぜてヒットを得る。やや手数では劣るテキサスだが、福原の攻撃をよく見てガードし右ストレートを返す。
     2R、福原は右ローを主体に攻めるが、テキサスは左右ワンツーで前進。そして福原に右ローを効かせ、右ストレートでも福原のアゴを跳ね上げる。変わらず右ローで攻める福原だが、テキサスはカットしながら前に出て圧力を掛けていく。
     3R、前に出て圧力を掛けんとするテキサスに福原は右ロー、右ストレートを浴びせてストップに掛かる。だが、テキサスは圧力と手数を落とさず福原をロープに詰めて連打を浴びせる。福原はロープを背負うと首相撲のようにグローブを立ててテキサスを受け止める。
     判定は29-28(テキサス)、29-29、29-29で規定に至らず両者ドローに終わった。

    プレリミナリーファイト第3試合◎Krush -67kg Fight/3分3R


    海斗 Kaito

    プレリミナリーファイト第3試合◎Krush -67kg Fight/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 0分41秒
    • ×
    x

    斉藤 雄太 Saito Yuta

     1R、サウスポーの海斗はそこから左ミドル、その後で左ストレートを打ち込み、跳びヒザをボディに打ち込んで効かし斉藤のガードを落とす。そしてすぐさま右フック、左ストレートとフォローして斉藤をダウンさせ、立ち上がった斉藤だがダメージがうかがえ、レフェリーが試合をストップした。

    第1試合◎Krush -63kg Fight/3分3R・延長1R


    瓦田 脩二 Kawarada Shuji

    第1試合◎Krush -63kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分21秒
    • ×
    x

    竹内 悠希 Takeuchi Yuki

     1R、竹内は左フック・左アッパーから右ストレートを繋いで前に出る。しかし瓦田もヒザ・左ミドルで応戦。だが竹内はこれに打ってこいと強気に手招きする。瓦田のジャブ・ストレートが当たっても竹内は変わらず挑発。しかし瓦田はヒザから右ストレートを突き刺し、竹内はたまらずダウン。瓦田は左フックと右ストレート、顔へのヒザで猛ラッシュを仕掛け、レフェリーは竹内にスタンディングダウンを宣告。立ち上がった竹内は左右フックで猛反撃する。だが瓦田はこれをブロックで弾き、左右のヒザをボディに集めて竹内をKO。これでデビューから4連勝とした。

    ■試合後の瓦田脩二選手のコメント
    「(試合を振り返って?)はじめから相手がラッシュかけてきてるのはわかってたので、対策して臨みました。思った以上にパンチが見えたので、カウンターを合わせようと思ったんですが、ガードの上からなんですが後頭部にグラッてきたので、自分の距離に直してパンチを打ち合わずにヒザを合わせて。セコンドの指示が聞えたのがよかったです。(勝利について思うことは?)だんだん試合重ねるごとに応援してくれるファンのみなさんも増えてきたので、その期待に応えられてよかったです。(今後の目標は?)どんな相手でも倒す試合を見せるので、これからも期待してください。」

    第2試合◎Krush -55kg Fight/3分3R・延長1R


    大川 一貴 Okawa Kazuki

    第2試合◎Krush -55kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 0分50秒
    • ×
    x

    小倉 尚也 Ogura Takaya

     1R、サウスポーの大川に対しオーソドックスの小倉。大川は左右のローを放ちながら距離を取るが、小倉はそこへ左右のストレートを飛ばして切り込む。大川は依然として距離を保ち、ローから右フックと左ストレートを繋げる。小倉は右ストレートを大川のボディと顔面に打ち分ける。そして徐々にこれを当て大川にプレッシャーを与えていく。大川は左ボディアッパー、左ローで小倉に対抗する。

     2R、小倉は1Rより圧力を増して前に出て左フックと右ストレートの上下打ち。これで大川をロープに詰め、右フック、右跳びヒザを顔面に決めると大川はダウン。立ち上がるもダメージが大きく、レフェリーはここで試合を止めた。

    ■試合後の小倉尚也選手のコメント
    「(試合を振り返って?)1Rからあまりいきすぎないように意識して。要所要所でパンチが入って、作戦どおりにいけたと思います。(KO勝利については?)序盤からパンチが入っていたので、インターバルを終えて安心して2Rを迎えることができました。(今後の目標は?)少し時間はかかりましたけど、やっとKrushで一勝でいたので、この勢いに乗って突っ走りたいと思います」

    第3試合◎Krush -53kg Fight/3分3R・延長1R


    隼也ウィラサクレック Junya Weerasakreck

    第3試合◎Krush -53kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:29/30:29/30:29
    • ×
    x

    晃貴 Koki

     1R、隼也はオーソドックスからスピードのある左ミドル、左ローを飛ばし、小さくバックステップしていき距離を取る。晃貴はしかしこの蹴りにストップされずガードを保ったまま前に出る。ジリジリと前に来る晃貴に隼也は跳びヒザを見舞うがやはり晃貴は止まらない。隼也の左ミドルに晃貴は右ローを返して当てる。後手となる晃貴だが、右ロー、右ミドルの蹴り返しがよく、隼也にペースを握らせない。

     2R、隼也は距離を取って左ミドルを当てていくが、晃貴は左ミドルを受けっぱなしにならず右ローを蹴り返していく。前に出る圧力を落とさない晃貴。隼也はワンツー、跳びヒザと見舞うが、晃貴はガードを緩めず、前進も変えず前に来る。隼也は左右のボディフックを強打し、そこから跳びヒザ。晃貴はややボディが効いたか圧力が落ちる。隼也もこれを見逃さず、左右のフックを集める。

     3Rも前に出る晃貴、少しずつバックステップしてジャブと左ミドルの隼也という展開は変わらない。距離を詰めて右ローを当てたい晃貴だが、隼也はジャブで間合いを保つ。隼也はボディにもパンチを走らせ、これまでも放っている跳びヒザ。晃貴は一瞬膝をつくが、これはダウンと見なされない。晃貴は距離を詰めんとパンチを振るっていくが、隼也がそれを許さずパンチを返して終了。

     判定は30-29、30-29、30-29の3-0で隼也。晃貴の狙いを完遂させず、距離を保った戦いで勝利した。

    ■試合後の隼也ウィラサクレック選手のコメント
    「(試合を振り返って?)ちょっとひさしぶりのKrushの試合で力んじゃって、思うように動けなかったので、今回はダメな試合でした。(相手の印象は?)イケイケな選手で、凄くタフで強い選手だなと思いました。(今後の目標は?)目標は-53kgのKrushのベルトなので。今日みたいな内容ではチャンピオンになる資格はないので、一戦一戦成長してチャンピオンに近づきたいと思います」

    第4試合◎Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R


    川﨑 真一朗 Kawasaki Shinichiro

    第4試合◎Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分9秒
    • ×
    x

    鈴木 勇人 Suzuki Hayato

     1R、オーソドックスの川崎に対しサウスポーの鈴木。互いに距離を取って川崎は前手(左手)を触るようにしてそこから右ストレート、左フック。これに対し鈴木は左ミドル、左インローで対抗する。だが、鈴木の左インローが川崎の下腹部に誤爆してしまい、川崎にダメージ回復のインターバルが与えられる。

     再開後、すぐ前に出た川崎は先にフックを当てるが、鈴木はその直後に左ストレートをカウンターでクリーンヒット。これで川崎を打倒してKOした。

    鈴木のマイク
    「まずローブローすみませんでした。今回はこういう勝ち方(KO)をしたかったです。いまKrushは-65kgの次期挑戦者決定トーナメントが盛り上がってると思うんですけど、-65kgには自分もいるんだぞというのをアピールできたと思います。自分は一戦一戦強くなっているので、-65kgの選手なら誰とやっても負ける気しません。宮田さん、ぜひお願いします」

    ■試合後の鈴木勇人選手のコメント
    「(試合を振り返って?)今回のテーマは圧倒だったので、最低限でも倒して勝とうと思っていたので。練習してきたことを出して、ああいう結果になったのでいまはホッとしてます。(相手の印象は?)思ったよりもパンチが見えづらいなと思いました。(今後の目標は?)いま、-65kgの次期挑戦者決定トーナメントをやっていると思いますが、自分も日々強くなっているのを実感していますし、トップの誰とやっても負ける気はしないので、強い相手とやらせてほしいです。誰とやっても負ける気がしません」

    第5試合◎Krush -70kg Fight/3分3R・延長1R


    藤村 大輔 Fujimura Daisuke

    第5試合◎Krush -70kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 0分57秒
    • ×
    x

    林 完 Hayashi Tamotsu

     1R、ラグビーと総合格闘技を経験してきている林はサウスポーに構え、パワー溢れる見た目からその通りの左フックと左ストレート、右フック・右アッパーと見舞っていく。藤村はこれに打点の高いヒザで応戦するが、林はこの直後タックルのようにして藤村を押し倒す。レフェリーは一旦試合を止めて林に注意を与える。林は距離を取り、そこから飛び込んでのフック、アッパーを見舞っていく。これに藤村は基本に忠実なストレートで応戦する。

     2R、軌道の読みづらいパンチを放つ林に対し、藤村はガードを高く・固くして前に出る。林はフックとアッパーを顔とボディに飛び込みながら打ち分ける。さらにバックブローも繰り出し、トリッキーな林。

     しかし林が回転技を放った直後に藤村は右ストレートをヒット。林は一瞬膝をつくが、これはダウンと見なされず。だが攻勢となった藤村はさらにパンチで攻め、前に来た林の顔にヒザを打ち込む。しかし林はそのままタックルのように藤村を押し倒し、ここで林の頭部が当たってしまい、藤村は左目じりから出血する。再開すると林は左右の強打で攻めるが、藤村は右ストレートをカウンターで打ち込み、ダウンを奪って終える。

     3R、林はやはり猛然と打って出るが、藤村が左フックを当てダウンを奪う。立ち上がった林だが足がフラついて効いており、藤村は再びフックを決めて林を打ち倒しKOした。

    ■試合後の藤村大輔選手のコメント
    「(試合を振り返って?)ちょっとうまくいかないですね。練習でやってきたことを出すのは難しいなと痛感しました。かといって、そんなことを言うヒマもないので。もっともっとKOを出す試合を不器用なりにがんばります。(相手の印象は?)攻撃が読めないというかブンブン丸というか、タックルをやられてビックリしちゃって(苦笑)。でも、ある程度は読めました。(今後の目標は?)練習どおりに器用に戦えるように、必ずKOできるような試合を目指していきます」

    第6試合◎Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R


    伊藤 健人 Ito Kento

    第6試合◎Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:27/30:27/30:26
    • ×
    x

    和夢 Kazumu

     1R、両者オーソドックスでまずは左インロー、右ローを放って様子見する。上背で優る伊藤は左ミドル、右ローと当てて和夢を懐に入らせず、和夢が入ってくるところにタイミングを合わせた左ストレートを突き刺し、これで和夢を腰砕けにしてダウンさせる。だが和夢はさほどダメージはない様子で再び戦いに臨む。

     2R、伊藤はやはり左ミドルと右ローで和夢に対し一定の距離を保って試合を進める。和夢が左フック・右ストレートを振るってきても、伊藤は素早く察知しバックステップで距離を開け当てさせない。和夢はうまく距離を詰められないため、伊藤の蹴りをキャッチしてしまいレフェリーから注意を受ける。

     3R、伊藤は蹴りを主体にしながらも前に出て、左ジャブ、左フックで和夢をとらえる。ガードから前蹴りを放っていく伊藤。和夢が放ってくる左フックと右ストレートはガードで弾いて当てさせず、和夢をロープ・コーナーに追い詰める。跳びヒザ、ハイキックと伊藤は攻め、和夢をシャットアウトして終える。判定は30-27、30-27、30-26の3-0で伊藤。堅実な試合運びで勝利した。

    ■試合後の伊藤健人選手のコメント
    「(試合を振り返って?)反省点しかないです。(相手の印象は?)イメージとかけ離れた部分もありました。(今後の目標は?)去年はケガで休んでいたのもあって、一試合一試合気を引き締めてやってるんですけど、この内容だったので。もっと気を引き締めて試合で内容を残せるように、明日から練習します」

    第7試合◎Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R


    神戸 翔太 Kanbe Shota

    第7試合◎Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/28:30/27:30
    • ×
    x

    伊澤 波人 Izawa Namito

     1年5ヵ月ぶりにリングへ立つ神戸に対し、伊澤もこれが昨年K-1で武居由樹に敗北して以来の再起戦。両者とも現在はジムを構えており、同じ立場同士の対戦となる。

     1R、伊澤は上段への後ろ回し蹴りをいきなり見せる。しかし神戸はこれをブロックして当てさせず、前蹴りと左右のフックを走らせる。だが、伊澤もガードをしっかり固めてこれを弾き、前に出てローを当てていく。神戸はロープを背負いながらフック、ハイキックで応戦するが、伊澤はボディフックを効かせ、そこから神戸をさらに攻める。神戸はしかしヒザ、前蹴り、フックと打ち返す。

     2R、伊澤はやはりガードを高くして前に出て正調ローキックにカカトでのローと神戸に浴びせていく。神戸はボディから顔面にパンチを走らせ前蹴りも打ち込むが、伊澤を止められない。伊澤はさらにスネ・カカトと神戸の脚にダメージを加えていく。ラウンド終盤には伊澤が胴回し回転蹴りの大技も見せる。

     3R、圧力を増したかの伊澤はフックから上段への後ろ回し蹴り、ハイキックと神戸を襲う。神戸も押し返そうとするのだが、伊澤が押し勝つ形で、右ストレート、右ボディフック、左ローと神戸を攻める。コーナー・ロープ際から出んとする神戸だが、伊澤はボディに左右ヒザを集めて押し戻す。神戸が後ろ回し蹴りを決めれば、伊澤もすぐ跳びヒザを返して試合を終える。判定は30-29、30-28、30-27の3-0で伊澤。再起戦で勝利し26勝目を飾った。

    ■試合後の伊澤波人選手のコメント
    「(試合を振り返って?)半年ぶりの試合だったんですけど、とくに緊張せず普通どおりに試合ができたと思います。(対戦相手の印象は?)ローが効いていたと思いますが、血を流しながらも最後まで向かってきたので気が抜けない試合でした。(今後の目標は?)復帰しての目標は、もう一個のベルトを取ることです。いまはどんどん試合がしたいです。いつも応援してくれているみなさん、ありがとうございます。本当にありがとうしか言えないです、押忍」

    第8試合◎Krush -67kg Fight/3分3R・延長1R


    山際 和希 Yamagiwa Kazuki

    第8試合◎Krush -67kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/28:30/28:29
    • ×
    x

    松岡 力 Matsuoka Riki

     1月のKrushデビュー戦で2R KO勝ちを果たし鮮烈な印象を残した松岡。後のK-1王者である久保優太と昨年引き分け、Krushの歴代王者2人を降している山際といかなる勝負を見せるか。

     1R、松岡は得意とするローを左・右とさっそく飛ばしていく。山際はこれに右・左とミドルキックで応戦。山際はミドルと見せかけて右ストレートを放ち、そこから左フックを繋げてヒット。さらに山際は蹴りを警戒する松岡に左フックを当てる。

     2R、松岡は山際のミドルをカットしながら前に出てローを当てる。この攻防の中で松岡の頭部がバッティングとなり、山際はこれをアピールする。松岡はプレッシャーを発して山際にロープを背負わせる。松岡は蹴りの脅威を感じさせつつ右クロスで攻め、さらに左フック、右ハイキックと山際を襲う。このラウンドは松岡のプレスが目につき、ラウンド最後も山際のボディにヒザを決めて終える。

     3R、松岡はこのラウンドも前に出て右ローを当て、山際をロープ・コーナー際から出させず左フックと右ストレートを浴びせる。山際もミドルとローでここから出ようとするのだが、松岡は蹴りをカットして攻撃の起点を潰しそこから左フックと右ストレートで山際を攻める。松岡の右ストレートに山際はコーナーまで吹き飛ぶ。ダウンは拒む山際だが、松岡はさらにバックブロー、ジャンプしてからのパンチと攻め試合を終える。判定は30-29、30-28、29-28の3-0で松岡。格上の山際を降し実力をアピールした。

    ■試合後の松岡力選手のコメント
    「(試合を振り返って?)もういいでしょ、俺で! 次の挑戦者は俺でいいと思います。(相手の印象は?)最初にミドルが効いちゃって、1Rでたぶん骨折れたかわからないですけど、左腕が動かなくなって。そこからずっとどう戦うか考えたんですけど、相手を見据えて戦えてよかったです。(今後の目標は?)K-1チャンピオンであるウチの(久保)優太さんと引き分けている山際さんに勝ったので、もう次のKrush-67kgの挑戦者は俺でいいと思います。応援よろしくお願いします!」

    セミファイナル(第9試合)◎Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R


    レオナ・ペタス Leona Pettas

    セミファイナル(第9試合)◎Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        29:28/30:29/30:29
    • ×
    x

    西京 佑馬 Saikyo Yuma

     K-1甲子園王者を経て昨年4月にデビューすると3戦3勝、兄・春馬との同時Krush王座戴冠を目指す17歳の西京が“石の拳”レオナに挑む。

     1R、両者右ローを入れ合い試合をスタート。キャリアで劣る西京だが、レオナより多く右ローを当てる。しかしレオナも西京の右ストレートを受けるとすぐさま右ストレートを返す。西京は右ローのヒットが目立つ。西京はレオナの正面に立たず、あるいはジャブをブロックで弾くなどしてレオナにペースを取らせず、右クロス・右ストレートとパンチのヒットを重ねていく。

     2R、西京はジャブを入れ、逆にレオナがストレートを伸ばしてくるとバックステップしてこれをかわし右ローを打ち込む。西京はレオナの攻撃がよく見えている印象で、レオナの攻撃を巧みにかわす。レオナは圧力を掛けて右ストレートを強振するが、西京はここも何とかさばいてボディへのヒザを返す。さらに踏み込んでの右ストレートを放って当てるレオナだが、西京もすぐ体勢を直して右ストレート、左フックを打ち返す。

     3R、レオナは圧力を増して西京に迫る。西京は右ローを入れてレオナをストップせんとするが、レオナはこの蹴りに左フック、右ストレートを合わせて攻める。ジャブを当てられると西京はクリンチしてレオナの攻勢をしのぐ。レオナは終盤になるほどプレッシャーを増し、西京のジャブ・フックを浴びても止まらず・下がらず、右ストレートと左フック、ボディへのヒザを浴びせる。

     判定は(29-28、30-29、30-29の)3-0でレオナ。勝利すると先日亡くなったKOICHIのTシャツに袖を通した。

    レオナのマイク
    「みなさん、こんばんは。レオナ・ぺタスです。先々週の土曜日に兄の(ように慕っていた)KOICHIさんを亡くしてしまって、兄貴の分まで勝ってやろうと思って勝つことができてよかったと思います。これからもよろしくお願いします」

    ■試合後のレオナ・ペタス選手のコメント
    「(試合を振り返って?)思ったよりも相手が強くて。KO勝ちしようと思ったんですけど、全然できずに。気持ちも強かったので、倒れないで最後まで粘られちゃったんですけど、勝ててよかったです。(対戦相手の印象は?)凄くうまくてやりづらいなと思いました。でも、勝てたからよかったですね。(今後の目標は?)今回は兄のKOICHIさんを亡くしちゃったんで、そのKOICHIさんのためにも絶対勝たないといけないなと思っていて。試合前だったのでKOICHIさんにちゃんと感謝の気持ちとかも言えずにいたんですけど、勝てて本当によかったです。これからももっとがんばるので応援よろしくお願いします」

    メインイベント(第10試合)◎Krush -63kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R


    佐々木 大蔵 Sasaki Daizo

    メインイベント(第10試合)◎Krush -63kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        26:30/26:30/26:30
    • ×
    x

    ゴンナパー・ウィラサクレック Gonnapar Weerasakreck

     3度目の防衛戦で最恐の敵、“ムエタイ大魔神”ゴンナパーを迎える王者・佐々木。“叩き上げのテクニシャン”として意地を見せ、王座の死守はなるか。

     1R、ゴンナパーは開始からやる気を見せて佐々木に向かい、さっそく得意の左ミドルを浴びせていく。佐々木はゴンナパーの左ミドルをスウェーでかわしつつ右インローを返す。ゴンナパーは左ミドルのフェイントから左ストレートも佐々木に打ち込む。ゴンナパーは右サイドキック、右フック、左ストレートも放って意識を散らし、左ミドルで佐々木の腕をとらえる。そしてガードの間を抜くように左ストレートを当てて佐々木をのけぞらせる。

     2R、ゴンナパーは左ミドルだけでなく右フック、左ストレートも強振して佐々木に迫る。左ミドルを当てながら佐々木をロープに追い詰め、右ボディフック、さらに左ミドル。佐々木もジャブ・ストレート、ローと返すがゴンナパーは止まらない。佐々木はロープを背にガードでゴンナパーのパンチを弾く。よく見て何かを狙っているか。しかしゴンナパーの左ストレートに佐々木はヨロめく。右ストレートを伸ばす佐々木だが、ゴンナパーは当てさせずに左ミドルを打ち込む。

     3R、ゴンナパーは左ミドルを当てていき、佐々木の左フックに対し上からかぶせる形で右フックを当てヨロめかせる。さらに佐々木の右フックに同じタイミングで右フックを当て、これで佐々木をダウンさせる。

     立ち上がった佐々木は左ミドルを腕で受けた直後にフックを振り返すが、ゴンナパーは当てさせない。佐々木はダメージで動きが緩慢になってきて左ミドルを腕で受けてしまう。しかしゴンナパーはやや攻め疲れが見られ、佐々木は底力を見せ右ストレート、左フックで追う。だがゴンナパーは打ち合いを避け、佐々木のスイングフックも見切って当てさせず、左ミドルを返して試合を終える。

     判定は30-26、30-26、30-26の3-0でゴンナパー。タイ人ファイター初のKrush王者に輝いた。

    ゴンナパーのマイク
    「ゴンナパー・ウィラサクレックです。今とても気分がいい。次はK-1のチャンピオンである卜部功也と対戦したい。また一度負けているウェイ・ルイとも戦いたい。応援に来てくれたみなさん、ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」

    ■試合後のゴンナパー・ウィラサクレック選手のコメント
    「(試合を振り返って?)勝ててとてもうれしいよ。ずっとKrushのチャンピオンになりたくて、それが叶ったからね。(対戦相手の印象は?)いい選手なのは分かった。パンチもあってタフで。もしかしたらタイ人と戦ったのは初めてだったのかもしれないけどね。(今後の目標は?)この階級だったら誰が来ても大丈夫。強いて言うならK-1のチャンピオンである卜部功也と戦いたい。(左のローを使わなかった理由は?)これはプランのうちで、ローを打てばパンチをもらうんじゃないかと思ったからだね。(佐々木の攻撃でイヤだったのは?)強いていうならパンチだね。そこは警戒していたよ」

    ■試合後の佐々木大蔵選手のコメント
    「(試合を振り返って?)ゴンナパー選手は強かったです、それだけです。リズムというかペースにちょっと引き込まれたかなと思います。(対戦相手の印象は?)相当、自分の中で最強だと思い描いていましたが、ミドルとかをもらってみて……。負けて言うことじゃないですけど、同じ人間だなと思いました。(今後の目標は?)こうリングで戦っていて、結果は負けましたけど、会場の雰囲気は凄く盛り上がってたなと思うし。あらためてKrush、このリングに立てる幸せを感じつつ、またそれを体感したいなと思いました。観客の人に支えてもらうって、力をいただいたので、みなさんにお返しできればなと。(相手の攻撃については?)カウンターもそうなんですけど、もらわないようにと思ってたんですけど、伸びてくるというか。でも、戦って自分の中で得たものがあったので、今後の糧にして『佐々木大蔵変わったな、おもしろい試合するようになったな』と思われるように、成長を見せていきたいです」