大会情報

  • 日程 2021年12月04日(土)
  • 会場 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
  • 開催日時概要

    13:00開場/13:30プレリミナリーファイト開始/15:00開始

大会概要

  • 主催・後援

    ◆主催・著作 K-1実行委員会
    ◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
    ◆運営 株式会社グッドルーザー
    ◆後援 公益財団法人大阪観光局/日刊スポーツ新聞社

  • アクセス

    大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36 tel. 06-6631-0121
    ※地下鉄各線「なんば」駅より徒歩5分
    ※JR「なんば」駅より徒歩10分

対戦カード

プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R


梨緒弥 Rioya

プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 2R 0分36秒
  • ×
x

三宅 祐弥 Miyake Yuya

1R、三宅がハイキック、前蹴り。サウスポーの梨緒弥の前蹴りが金的に当たり一時中断。三日月蹴りの打ち合いから三宅がコーナーに詰めて連打。その際、バッティングで三宅が出血してドクターチェック入る。再開後、三宅がミドルで攻め、梨緒弥が打ち返たところに三宅のローが金的に。再開後、三宅が変則的なハイを見せ、ロープに詰め飛びヒザ蹴りを梨緒弥のボディに突き刺してダウンを奪う。足を使い、右フックを狙梨緒弥に、三宅はヒザで応戦。
 
2R、三宅が梨緒弥のフックに蹴りを合わせ、飛び膝蹴りからボディにパンチ連打してダウンを奪う。梨緒弥は立てず、三宅の2R36秒KO勝ち。

プレリミナリーファイト第2試合/K-1フェザー級/3分3R


石田 龍大 Ishida Ryota

プレリミナリーファイト第2試合/K-1フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      29:28/29:28/29:28
  • ×
x

小松 貴哉 Komatsu Takaya

1R、サウスポーの石田はステップを使い、小松はロー、ミドルで距離を探る。石田のドルに小松はロー。石田は左ストレートやヒザを狙う。小松はプレッシャーを掛けながら左フック、最後はバックスピンキックを放つ。
 
2R、石田はステップで回りながら左ストレート。小松はプレッシャーを掛け、パンチを狙う。小松はパンチをかわして石田の背後に回ったところに石田がバックブローでダウンを奪う。小松が追ってパンチを放ち、石田がステップで回りながらカウンターを狙う展開が続く。終了間際、石田がパンチを合わせるもノーダウン。
 
3R、小松は逆転を狙ってパンチを強振。石田はガードを固めながらステップを使い、小松のパンチを外してカウンター狙い。小松は右ストレート、左フック。小松の飛び膝蹴りに石田はプッシングで突き放す。小松はパンチ連打するも、石田はガードを固め、ステップで回り、ヘッドスリップを駆使。
 
判定は29-28(三者)で石田が勝利。

プレリミナリーファイト第3試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R


古宮 晴 Furumiya Haru

プレリミナリーファイト第3試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:26/30:26/30:26
  • ×
x

セルヒオ・ハノ Sergio Hano

1R、開始ゴングと同時に前進した古宮がハノの顔へ前蹴り。ハノは思い切り踏み込んで右フック。古宮は顔面への前蹴りからパンチでダウンを奪う。古宮は二段蹴り。ハノは前進してパンチを狙う。古宮はスイッチして左ハイ。さらにカーフキックと多彩な攻撃を見せる。
 
2R、古宮はカーフキック、前蹴り、ヒザ。距離が詰まると両手でプッシングしてハノを倒す。ハノは思い切りパンチを狙う。古宮の前蹴りにハノがローを合わせるとこれが金的直撃で中断。再開後、古宮は前蹴りからの右ストレートがヒット。ハノのミドルに古宮が右ストレートを合わせる。ハノは右フックをヒット。
 
3R、ハノの踏み込みに古宮は左ミドル。古宮はハノのパンチをくぐってフック、ヒザ。古宮が長いリーチを生かして距離を支配。ハノが強引に前に出ると、古宮は右ストレート、さらに鋭いジャブを合わせる。古宮が左ミドルから右ストレート。ハノの左ミドルに古宮が右ストレートを合わせ、強烈な右ヒザを突き上げる。
 
判定は30-26、30-26、30-26と三者が4ポイントを付けて、古宮が完勝。

プレリミナリーファイト第4試合/-51kg契約/3分3R


山脇 飛翼 Yamawaki Tsubasa

プレリミナリーファイト第4試合/-51kg契約/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      28:30/28:30/29:30
  • ×
x

大夢 Daina

1R、20歳の山脇、19歳の大夢(だいな)の若手が51kg契約で対決。スピーディーな蹴り合い。山脇が蹴り、パンチで攻めると、大夢はステップを使い、反応のいい防御からの蹴り、パンチを返す。
 
2R、山脇はロー、ミドル、ヒザ。大夢はパンチで攻めていく。山脇はしつこくカーフを蹴る。山脇の手数が増えてくる。大夢は頻繁にスイッチ。山脇がバックブロー、かわした大夢がパンチ、ヒザ。一進一退の攻防が続く。
 
3R、山脇が前に出て、かわした大夢がパンチ。山脇がヒザを付くがノーダウン。山脇のヒザに大夢が左フック。山脇はロー、前蹴り。大夢はパンチで攻めていく。山脇のバックスピンに大夢はパンチ。大夢のヒザが山脇の下腹部へ。残り21秒で再開。大夢がパンチで追ってゴング。
 
判定は、30-28、30-28、30-29で3-0で大夢が勝利。

第1試合スーパーファイト/-73kg契約/3分3R・延長1R


神保 克哉 Jinbo Katsuya

第1試合スーパーファイト/-73kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分37秒
  • ×
x

EITO Eito

-73kg契約のスーパーファイトに登場した神保は新階級(-75kg)設立を目論む。「メインと同じぐらい大事。絶対に盛り上げる」と第1試合を希望し、希望通りの第1試合出場が決まって燃えている。対する地元大阪出身で突貫ファイトが持ち味のEITOはK-1大阪初出場。「キッチリ仕事する」とこちらも闘志をあらわにする。
 
1R、EITOはヒザ、パンチ。神保も足を止めてパンチ。神保は左フックから右フックでダウンを奪う。神保は左ボディから右ストレート。さらに左フックで追撃。EITOはヒザで反撃も、神保が詰めてパンチ連打で2度目のダウンを奪う。神保は右ミドルから右ストレートをヒットし、EITOがグラついたところでレフェリーがストップ。1分37秒、神保がパンチを上下に打ち分け、的確にダメージを与えてKO勝ち。
 
 
神保のマイク
「EITO選手、1ラウンドからゴリゴリの打ち合いに来てくれて男やな。技術もクソもない試合になりましたけど。75kgの階級を作ってほしいんで、誰かやりましょう! 中村プロデューサー、新階級、ちょっと巻きでお願いします」
 

試合後の神保克哉のコメント
「(試合の感想は?)結果的にはよかったんですけど、ちょっと反省だらけの試合になっちゃいました。ただの殴り合いの試合で終わった印象です。

(対戦相手の印象は?)1R目から打ち合いに来ると思わなかったので、本当に来たんで。試合が終わって言うのもアレですけど、やっぱ漢だなっていうのは感じました。
 
(打ち合いするつもりではなかった?)いや、バリバリする予定だったんですけど、もっとなんかカッコよく倒すつもりだったんですよ。失神KOみたいな。テクニックできれいに倒すのが理想だったんですけど、ただ単にケンカで打ち合って、勝っちゃったみたいな試合になっちゃったんで。ちょっと反省だらけですね。結果的にはよかったんですけど、もっとカッコよく倒したかったですね。
 
(新階級に向け前進したのでは?)本当に新階級は譲れないんで。75kgで作ってほしいなって。今回、73kgでしたけど、ちょっと減量きつかったんで。75kgで創設してほしいなっていうのは変わらないんで。これは本当、創設されるのを期待してますね、自分も。
 
(ファンにメッセージ)まだまだこんなもんじゃないんで。自分、2月の大会も出たいと思ってるんで、よろしくお願いします」


試合後のEITOのコメント
「(試合の感想は?)完敗ですね。この姿じゃ、地元大阪でもなかなか歩かれへんぐらいの無様やったという反省しかございません。
 
(相手の印象は?)神保選手も本当に75kgという新階級設立に向けて頑張っている選手の一人で、同世代でもあり、僕もそこにと思ってたんですけど、実際向き合えて戦えたことは……悔しいっすね。
 
(打ち合いの中で感じたことは?)自分もこれをもらったっていう記憶があんまりなくて、リングに上がってゴングが鳴って、気付いたらもう3Rぐらい戦っている感じで、気付いたらもう終わってたっていう、そういう感じでした。
 
(ファンにメッセージを)応援ありがとうございました。この大阪大会が決まってからは、大阪に戻ったり、東京でもいろんな人にお願いしてスパーリングなどをして積み重ねてきたんですけど、本番で何一つとして出せなかったっていうのが、今の自分の現状だと思うので。前も武道館に出してもらった時、「次こそは」って言ってたんですけど、今は正直、何も言えなくて、ちょっと本当に自分自身格闘技気に対して向き合った時間が本当にあったんですけど、改めてこういう舞台に上がれている身として、見つめ直して、戻ってこれるなら戻ってきたいし、本当にちょっと考えたいですね、自分自身のあり方を」


第2試合スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


篠原 悠人 Shinohara Yuto

第2試合スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:28/30:27
  • ×
x

石田 勝希 Ishida Katsuki

篠原は23歳にして、K-1大阪大会にはこれで4年連続出場。9月のK-1横浜大会で谷山俊樹に判定勝利を収めて連敗から脱出。今回は連勝を目論む。対する石田は29歳。実に3年10カ月ぶりのK-1 JAPAN GROUP参戦。「ひさびさに帰ってきて勝てるほどK-1は甘くない」という篠原に対して、石田は「石田を呼んでよかったなと思われる試合をする」と気合い十分。
 
1R、石田はカーフ。篠原は速いジャブを石田のガードの隙間に突き刺す。石田は回って、蹴り、パンチ。篠原は中央に立ち、ジャブで少しずつプレッシャーを掛けてコーナーに追い詰めていく。篠原の右クロスに石田もパンチを返す。
 
2R、ステップから飛び込む石田。篠原はジャブで追い、右ストレート。石田は左ボディをヒット。石田はヒザ、さらに左ボディ。篠原はワンツー。石田の大きな左フックに、篠原はかわしてパンチを当て、さらにコーナーに詰めてボディ。篠原の右ストレート、左フックは石田がダッキングでかわす。まだ決定打はないが、ヒット数では篠原が上回る。
 
3R、石田が飛び込み、篠原は冷静にかわしてカウンター。さらに鋭いジャブ。石田は思い切りのいい左フック、左ミドル。だが篠原は冷静に見切る。篠原はジャブ、左フック。篠原の右ストレート、左フックは石田がかわす。石田は右フック。篠原はジャブを当て、ステップバックして石田の返しをかわす。篠原がジャブを当ててゴング。
 
判定は、30-29、30-28、30-27、3-0で篠原。内容は完勝だが、篠原は首を振って不満げな表情を見せた。
 
 
試合後の石田勝希のコメント
「(試合の感想は?)K-1という大きい舞台、地元大阪ということもあって、非常に立てたことは光栄に思ってます。本当にいい舞台でした、最高の舞台でした。
 
(対戦相手の印象は?)やっぱり技術のある選手で、ひとつひとつのパンチの動きだったり、そこに本当に無駄がない。必要最低限のモーションで来る攻撃だったので、非常に上手でしたね。
 
(敗因は?)ちょっと大きい舞台でもあったので、1~2R目が自分の動きがなかなかできなくて。3R目からはできたんですけど、1~2R目で相手にポイントを取られたのが敗因かなと思ってます。
 
(次の目標は?)K-1というのは一線級の選手しかいないので、やっぱり3分3R中でも、どれだけ自分の技術や攻撃を出すのか、またイチから考えないといけないのかなって思ってます。
 
(ファンにメッセージ)本当にみなさん、応援していただきありがとうございます。負けてしまったんですけど、またチャンスがあるかわからないんですけど、またイチからしっかり練習して。RKS顕修塾にもまだまだいろんな選手も後輩たちもいるので、切磋琢磨してどんどんレベルを上げていって、またK-1の舞台に帰ってこれるようがんばっていきたいと思います。応援ありがとうございました」
 
 
試合後の篠原悠人のコメント
「(試合の感想は?)判定で勝てたんですけど、自分自身にショックというか、全然動けなかったんで。試合的には0点かなと思います。
 
(対戦相手の印象は?)石田選手、スピードがあるなと思ってたんですけど。ひさびさの試合でもスピードはやっぱりあったし、ハイキックのタイミングもよかったです。
 
(動けなかった理由は?)調整はうまくいってたんですけど、試合中に力んじゃって大振りになる部分もあって。いつも以上にスピードが出なかったというか。練習してきたことっていうのが出せなくて、自分自身にショックですね。
 
(大阪大会で気負いがあった?)いつもより応援に来てくれる人は多かったんですけど、そういうの関係なく、自分自身動けなかったっていうのが。勝ちはしたんですけど、負けよりしんどいというか。そういう試合でしたね。
 
(ファンにメッセージ)応援していただいたかた、ありがとうございました。そして、こんな試合してしまってすみません。いまは何も言えないので、次の試合までにまたイチからやり直したいと思います」


第3試合/スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R


高梨knuckle美穂 Takanashi knuckle Miho

第3試合/スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9
  • ×
x

美伶 Mirei

28歳の高梨はK-1・Krushで無傷の8連勝中(2KO)。だが最近はKO出来ていないことが不満で「ミニマム級で倒せる女子と思われたいので倒します」とKO宣言。対する美怜は21歳。今回がデビュー3戦目ながら、負けなしの実力が評価されての大舞台抜擢。「打ち合ってたら自然に倒れるんちゃうかなと思ってます」とこちらも受けて立つ構えだ。
 
1R、高梨が蹴りからパンチ。美怜はステップから空手流の変則的な軌道の蹴り。美怜は右ミドル、そしてサウスポーにスイッチ。美怜は頻繁にスイッチ。美怜のカーフで高梨の左足が赤くなり、足が流れる場面も。
 
2R、高梨はミドルからパンチ。美怜がステップ、スイッチを駆使して、高梨に的を絞らせない。美怜は左フック。美怜は飛び込んで右ストレートを当て、左手で押すと高梨は尻もちをついたがこれはノーダウン。美怜が飛び込んで左フック。高梨のジャブに、美怜が左フックを合わせる。高梨は右ミドルで入って左フック。美怜がサウスポーから左ストレート。
 
3R、高梨は前に出て、パンチから右ミドル。美怜が飛び込んでくると、高梨は右フック。美怜も打ち返して、高梨は鼻血を出す。高梨はコーナーに詰めてパンチを打ちと、美怜も打ち返す。高梨が前に出ると、美怜は回って距離を外してから右フック。高梨が前に出るところに、美怜が右フックをヒット。美怜の右フックに高梨は右ミドル。高梨の蹴りに美怜はパンチで打ち返す。
 
判定は、30-29(高梨)、30-30、30-30。規定の2本に達しておらず延長へ。
 
延長
高梨がミドルで追い、コーナーに詰めてパンチ。高梨は右ミドル、右ロー。美怜が左ストレートで入ってくると、高梨はパンチ連打。美怜の前蹴りに高梨はパンチ。さらに右ミドル、左ミドル。高梨は右ミドル、左フック。美怜は左ストレート。高梨は右フック。左で相打ちの後、高梨は右フック。美怜がパンチ連打で前に出ると、高梨も打ち返してゴング。
 
判定は、三者とも10-9で高梨。苦しみながらも、延長で前に出て攻撃を当てた高梨が連勝を守った。
 
 
試合後の高梨knuckle美穂のコメント
「(試合の感想は?)今回ちょっと倒せず、自分の思うような試合ができなくて、反省ですね。

(対戦相手の印象は?)パンチを警戒してたんですけど、自分が思ってたよりパワーは感じなかったんですけど、ちょっと距離を取られたり、オーソドックスとサウスポーを変えてたり。あと、蹴り技のカーフキックとかがあって、やりにくかったですね。

(攻め込まれる場面もあったのが、相手というよりも自分の問題?)そうですね。ちょっといく場面でいけなかったっていうのが、自分の弱さで、延長までいっちゃったなって感じです。
 
(判定については?)う~ん……。攻めるところで攻めてなかったんで。映像見返してないんでわからないんですけど。延長では勝ってたなって思いましたね。

(本戦はどう思っていた?)やっぱり、パンチの手応えとか。蹴りは入ってたんですけど、パンチで前にいけなかったんで、ドローかなっていう気はしてましたね。
 
(自分にポイント一つ入ったことよりも、二人がドロー裁定したほうに納得?)そうですね。勝ってるなって感じはしなかったんで。五分五分だなっていうふうに思ってました。
 
(ファンにメッセージ)いつも会見で倒す倒す言っていて、ここのところそれができてないので。次こそは倒すような技を身につけて、ミニマム級を盛り上げていきたいので、応援よろしくお願いします」


試合後の美伶のコメント
「(試合の感想は?)高梨選手、強かったの一言です。
 
(対戦相手の印象は?)最初と変わらず、パンチの強い選手やなって感じです。
 
(攻め込んで手応えがあったように見えたが?)たしかに相手の選手も鼻血出とって、自分のパンチもしっかり当たってんねんなって感じはしましたね。
 
(本戦と延長の判定については?)う~ん……。まあ、負けたんで、とりあえず何も言うことはないです。
 
(ファンにメッセージ)まず、応援に来てくれたかた、ありがとうございました。結果で返すことはできなかったんですけど、またイチからしっかりがんばるんで、これからも応援よろしくお願いします」


第4試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R


工藤 勇樹 Kudo Yuki

第4試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分11秒
  • ×
x

谷川 聖哉 Tanigawa Seiya

工藤は第2代KROSS×OVERヘビー級王者。「一発で終わると思う」とKO決着を予告している。対する谷川は7月の「Krush.127」で第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントに参戦して準優勝。ただ、決勝ではサッタリ・ウィラサクレックにKO負けを喫しており、今回は「攻撃を一切貰わず、攻撃を当てていくことを意識する」という。
 
1R、ローの蹴り合いから、谷川が右ハイキック。工藤はバックスピン。谷川は顔面への前蹴り。谷川は押し込むような左ジャブから強烈な右フックでダウンを奪う。谷川は左フック。パンチの打ち合いから谷川が右ミドル。工藤のローに谷川もローを返す。工藤のバックスピンに谷川がパンチ、蹴り。
 
2R、谷川が左ジャブから右フックをねじ込む。工藤のパンチに、谷川は強いローを返す。工藤は頭を沈めながら右フック。工藤はロー、ハイ。谷川は重いロー。谷川が左フックを当て、工藤の体勢が崩れたところに右ハイキック。倒れた工藤を見て、レフェリーはカウントせずにストップ。2R2分11秒、谷川がKO勝ち。
 
マイク
「押忍、今日は応援ありがとうございました。自分は昔のK-1のようにデカい外国人選手を倒していきたい。日本を代表するクルーザー級の選手になるので、K-Jee選手、早く怪我を治して試合をしてください」
 
 
試合後の工藤勇樹のコメント
「(試合の感想は?)ハイキック、モロにもらったって感じですね。
 
(対戦相手の印象は?)やっぱり、思った以上に上手でした。
 
(想定外の攻めが来た?)想定外というより、自分の持ち味を全部潰されるような感じで、ちゃんと対策されてるなって感じでしたね。
 
(ファンにメッセージ)今回負けちゃったんですけど、また機会がありましたらがんばって練習してきますので、応援よろしくお願いします」
 
 
試合後の谷川聖哉のコメント
「(試合の感想は?)勝てたのは最低条件でよかったんですけど、(渡辺)雅和さんとかと試合後すぐ話して、11点とかって言われてしまって、それは僕もその通りだなと思ってて。全然自分の実力が出せなくて、悔しい気持ちでいっぱいです。
 
(相手の印象は?)思ったより距離が遠くて、ちょっと戸惑った部分があったって感じです。あとは想像通りです。
 
(いい勝ち方だったので、今後につながるのでは)ハイキックはずっと練習していて得意なので、出せたのは本当に最低限よかったかなって感じなんですけど、いろいろ試したりもしたかったですし、正直あの内容だとサッタリ選手みたいな外国人選手が来た時に僕に任せられるかって言ったらそんな内容ではなかったので、課題の方が多い試合だったのかなと思ってます。
 
(当面の目標は)さっきは興奮しててK-Jee選手って言ってしまったんですけど、あの内容だと誰々と指名できるような内容ではないので、組まれた選手としっかりやっていって、地に足着けて、ホントにノーダメージなのですぐまた練習して、実践を積みたいなと思ったので、誰とでも組まれたらやります。
 
(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。まあ最低限、重量級らしいKOができたかなと思ってるんですけど、まだまだこんなものではないので、しっかり今後も、来年に向けてまた明日から練習頑張るので、今後も応援よろしくお願いします」


第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


大沢 文也 Osawa Fumiya

第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9
  • ×
x

弘輝 Hiroki

大沢は30歳のベテラン。7月のK-1福岡大会で長く対戦を熱望していた卜部功也と4度目の対戦。8年振りとなる対戦に全身全霊で挑んだが勝利に届かず。今回は「門番的な位置で防ぐ」と若手の壁となる決意を語る。対する弘輝は、7月から始まったKrushライト級王座決定トーナメントに出場。1回戦で東本央貴に足を使ったニュースタイルを駆使し勝利するも、準決勝では里見柚己に判定2-0で敗れ王座に届かず。今回は「地元の大阪で勝ちたいのでオイシイ相手」と知名度の高い大沢を倒して浮上を狙う。
 
スペシャルラウンドガールはゆうちゃみさん。
 
1R、サウスポーの弘輝に、大沢はいきなりサウスポーに構えてステップバック。大沢は右に戻してパンチ、ミドル。弘輝は前に出て圧力を掛けるがあまり手数が出ない。弘輝は左ミドル、左ストレート。大沢は左ボディ。弘輝が大きな左フック。
 
2R、弘輝が前に出てヒザ、パンチ。大沢はステップで回りながらパンチ、ロー、ミドル。弘輝がコーナーに詰めるとパンチ連打。さらに飛び膝蹴り。大沢はガード。「打ってこい」と挑発してから反撃。大沢がボディ、弘輝は左ストレート。
 
3R、弘輝はコーナーに詰めてパンチ。大沢はガードするとロー、パンチ。弘輝はコーナーに詰めていく。さらに飛び膝。大沢はかわしてロー、ミドル。大沢は左ボディ。弘輝は左ボディストレート。大沢に組み付きで口頭注意。弘輝の前蹴り。大沢はヒザ。弘輝が左ストレートで、大沢が尻もちをつくがノーダウン。
 
判定は、30-29(弘輝)、30-30、30-28(大沢)の三者三様。延長へ。
 
スペシャルラウンドガールのゆうちゃみさんがまたまた登場して場内歓声。
 
延長
弘輝が前に出る。大沢はステップバックしてカウンター。弘輝がパンチで前に出るが、大沢はロー、パンチ。大沢は右ストレートをヒット。ボディや奥足のローで削っていく。弘輝は前に出るが、手数が減る。弘輝が前に出てパンチを連打。大沢は左フックをヒットし、弘輝の動きが一瞬止まる。
 
判定は、10-9、10-9、10-9で三者とも大沢を支持した。大沢はゆうちゃみさんをお姫様抱っこして、喜びを表した。


試合後の弘輝のコメント
「(試合の感想は?)最後、印象悪かったなあってとこじゃないですかね。
 
(相手の印象は?)まあ、対策してた通りの戦い方で、でも思いのほか距離が遠いのはあったっすけど、別に怖いものはなかったし、圧もなかったし、ずっと下がらせとったなあって感じです。
 
(やりづらさはなかった?)やりづらさっていうか、僕の戦い方はK-1なんで、向こうがK-1の戦い方してくれ変勝ったなって言うわけですね。
 
(フラストレーションが溜まった?)いや、俺はいつもムカついて、振り回して負ける感じがあって、格闘技はケンカやないし、自分でそれをイチから作り直したつもりやったんですけど、最後一発もらったんが印象悪いっていうだけです。別に負けたと思ってないです。
 
(ファンにメッセージを)また負けちゃいました。自分が悪いんですけど、自分はキックボクサーでもないし、ボクサーでもないんですけど、K-1ファイターなんで、K-1の戦い方してるつもりなんで。このスタイルを変えずに、ファンとK-1をもっと確立させていきます」


試合後の大沢文也のコメント
「(試合の感想は?)本当はもっと圧勝したかったんですけど、想像してたよりパワーがあった感じですね。
 
(相手の印象は?)正直、ああいうキャラの選手なんであれですけど、僕はけっこう好きな選手なので、すごく気持ちが強かったです。技術はなかったですけど、気持ちが強かったですね。技術がないって言うと、僕はまた怒られるのかもしれないですけど、選手はそれより気持ちを誉められる方がうれしいと思うんで。
 
(ファンにメッセージを)勝ったは勝ったんですけど、またバカなアンチたちは、YouTubeのコメントが荒れたりね、ツイッターのDMがすごく来たり、またSNSで叩かれると思うんですけど、倒すだけが格闘技じゃないんで。つまんない試合するのも格闘技だし、ジャンケンはグーとチョキとパーがあるように、スタイルがあると思うんで。全員が全員、楽しい試合ができるわけじゃないと思うんで。僕は勝ちに貪欲というか、自分で言っちゃうんですけど、面白い試合は僕にはできません。面白い試合をしたいという気持ちはあるんですけど、そういうセンスは僕にはありません。なので一つ一つ、つまんなくても泥臭くても何でもいいんで、とにかく勝利がほしかったです。なので勝ててよかったです。
先々週、Krushで、ウチのジムの寺島輝が元チャンピオンの鈴木勇人選手に勝って、そのおかげで今回はあんまり対戦相手にモチベーションは全くなかったんですけど、そのおかげで頑張ろうと思えたんで、寺島輝には心からありがとうと言いたいです。もちろんもう一人、後輩の龍華にもありがとうっていう気持ちはあります」


第6試合/スーパーファイト/K-1バンタム級/3分3R・延長1R


黒田 斗真 Kuroda Toma

第6試合/スーパーファイト/K-1バンタム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9
  • ×
x

壬生狼 一輝 Miburo Kazuki

5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントの決勝戦からのダイレクトリマッチ。黒田は壬生狼をわずか31秒でKOしたのを含め、3試合のうち2KOで優勝して、堂々「倒せるバンタム級」をアピールした。今回も「ボコボコにしてやりたい」と気合いを見せる。対する壬生狼は、黒田戦でプロ初黒星。前日会見では「ピンクレディー」風の衣装を着て「サウスポー対策はバッチリじゃ!」とダジャレコスプレで目立つことには大成功。果たしてサウスポーの黒田をどう攻略するのか。
 
1R、20歳同士の対決。サウスポーの黒田は左ストレートを伸ばす。壬生狼はステップを使い、ジャブ、ロー。壬生狼が入ってくるところを黒田は左フック。壬生狼の右ストレートには黒田がバックステップでかわす。黒田は左ストレート、さらに飛び膝。壬生狼はインロー。
 
2R、壬生狼はインロー。黒田の返しに壬生狼はパンチを合わせる。壬生狼のローに黒田は左ストレート。黒田は右フックをのぞかせる。黒田がバックステップでチャンスをうかがい、壬生狼が追っていく展開。壬生狼はロー、黒田は左ストレート。黒田がアウトボクシングに切り替え、両者の距離が遠くなった。
 
3R、壬生狼はロー。黒田はパンチ。壬生狼が右ミドル、黒田は左ストレート。壬生狼が前に出て右ミドル、右ストレート。黒田はステップで回りながらミドル、ロー。残り1分。壬生狼が攻めていくが、黒田はバックステップから回って蹴り、パンチ。
 
判定は、30-30、30-30、30-30。どちらにも1ポイントも入らず、延長へ。
 
延長
壬生狼がロー、黒田もパンチ、飛び膝。黒田が左ミドル、左ストレート。壬生狼は前に出てロー、右ミドル。黒田の左ストレートは壬生狼が外す。壬生狼は左フック、黒田はヒザ。壬生狼は右ミドル。黒田はワンツー。壬生狼が前に出てパンチ。黒田は一度下がり、ヒザ。壬生狼が右ローを放ったところでゴング。
 
判定は、三者とも10-9で黒田。勝利した黒田だが首をかしげた。


試合後の黒田斗真のコメント
「(試合の感想は?)5月30日、壬生狼選手と決勝でやったんですけど、なかなかその時みたいな、思うような試合ができなかったです。まあ、これが僕の実力なんで、まだまだこれから、イチからやり直そうかなと思ってます。
 
(相手の印象は?)やっぱり万全の状態ということもあって、そんなに簡単に勝てる相手じゃないなとは思ってたんですけど、その通りで、簡単には勝たせてもらえず、延長まで行って何とか勝ったって感じです。
 
(今回はワンマッチで、壬生狼選手の本当の実力が分かった?)もちろん、Krushのチャンピオンなので、強いのは分かってるんですけど、まあしっかり対策されてたなという感じです。
 
(2回勝ってますが、Krush王座には興味がない?)そうです。興味がないというか、僕が目指してるのはK-1のベルトで世界一なんで、そこを見てずっと練習もしてきてますし、これから日本人じゃなく海外選手と戦っていきたいなと思います。
 
(ファンにメッセージを)まず今回、応援してくださったファンの方、ありがとうございます。面白い試合っていうか、今回KOするって言ったんですけど、なかなか難しく、KOすることはできなかったんですけども、これからは僕がバンタム級を背負っていけるような存在になりたいなと思ってるんで、必ず黒田斗真がバンタム級の、世界のベルトを獲ります」


試合後の壬生狼一輝のコメント
「(試合の感想は?)オイ! 昨日の記者会見であんだけ盛り上げたんだから、ワシの勝ちでいいじゃろう! ワシは、悔しくて悔しくて、仕方ない! 大阪の皆さん、ワシの勝ちにしてくれ! ……以上です。
 
(相手の印象は?)印象? 普通じゃ! ……それはアレか? 試合中の印象ってことか? そうじゃのう。作戦、いろいろ立てとったんじゃが、作戦通りいったがのう、ワシが、ポイントを取れんかった。それが、ワシの今後の課題じゃのう。……以上です。
 
(ポイントが取れんかったのはなぜ?)そうじゃのう、黒田選手がうまかったから、ワシもポイントがあんまり取れんかったのう。
 
(やりづらかった?)やりづらかったからこそ、ワシがポイント取れんかったのう。以上じゃ。
 
(それでは最後に……)終わりか!? 終わりか!? もうちょっと質問をくれ! 明日、一夜明け会見ないんじゃから、もうちょっとくれ!
 
(明日は一夜明け会見がなくなって、どんなことをして過ごしたいですか?)道頓堀に飛び込もうと思う。……以上です。
 
(今後の目標は?)そうじゃのう。これからは、お笑い芸人にでもなろうかのう。……以上です。
 
(ファンにメッセージを)オイ! ファンのみんな! 負けてスマン! ワシも2連敗じゃから、また頑張るよ。ファンのみんなのために、また頑張るよ。……以上です。


第7試合/スーパーファイト/女子-52.5kg契約/3分3R・延長1R


☆SAHO☆ Saho

第7試合/スーパーファイト/女子-52.5kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:27/30:27
  • ×
x

真優 Mahiro

K-1初参戦の☆SAHO☆。ムエタイルールを中心に3本のベルトを保持する女子キックの大物で、KANAの持つK-1女子フライ級ベルト奪取に狙いを定める。「自分のスタイルを見せる」と持ち味のアグレッシブな戦いを貫く構え。
対する真優は、第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメントの準決勝でNA☆NAをKO。決勝で壽美のパワフルな攻撃に押されて敗れた。7月のKrush後楽園大会でRANに延長判定で勝ち、再起戦を勝利で飾った。「何も持ってない人間が3本ベルトを持ってる人間が倒すところを見てほしい」とKrush・K-1を盛り上げてきた意地を見せる。
 
1R、ローの探り合いから、すぐに真優、SAHOともパンチで打ち合う。SAHOは左ボディ。お互いに足を止めての打ち合い。意地がぶつかる。真優が左フック、SAHOはパンチで返し、思わず組み付いてのヒザを出してレフェリーに注意を受ける。SAHOはミドル、真優はローを返す。またも足を止めてパンチの打ち合い。お互いの意地とパンチでバチバチ。
 
2R、SAHOは左ボディストレート。前蹴りを蹴り合い、SAHOの蹴りが真優のローブローに。再開。真優がロー、SAHOは右ストレートをヒット。パンチで打ち合い。真優は右ストレート。お互いに退かない。SAHOは力強い左ボディ。真優もパンチを返す。SAHOが左ボディから、ロープに詰めてヒザ、ヒザ、ヒザでダウンを奪う。SAHOは左ボディ。真優は苦しい。SAHOに警告。真優は前蹴り、バックブロー。だがSAHOはボディ、ヒザでボディ攻め。SAHOが詰め、真優は逆転を狙ってバックブロー。
 
3R、真優は前蹴り。SAHOは詰めてヒザ。SAHOのヒザに真優はバックブロー。両者、足を止めてパンチを打ちあう。SAHOは左ボディを痛打。右ストレートが相打ち、真優はバックブロー。SAHOはジャブ、左ボディ。真優は左フック。真優に組み付きで警告。SAHOは足を止めてパンチ連打。真優は前蹴り。SAHOが右フック、真優もパンチを返してゴング。
 
判定は、30-27、30-27、30-27でSAHO。足を止めての打ち合い、意地の張り合いをSAHOが体力でねじ伏せた。
 
 
試合後の☆SAHO☆のコメント
「(試合の感想は?)一番自分の中で悔い残ってるのが、2Rにボディで相手を効かすことができたんですけど、その後の時間もけっこうあったんで、倒せたのに、そこで自分が倒せなかったのが、自分の詰めが甘いなっていうところで、やっぱりあんだけ効いてたら倒して終わりたかったので、悔いが残ってますね。
 
(相手の印象は?)今まで戦ってきて、まさかあんだけ打ち合ってくると思ってなかったので、やっぱ気持ち入れて練習してきたんやなっていうのが、試合して感じましたね。
 
(初めてのK-1はどうだった?)やっぱり大会自体の、会場のデカさとか、雰囲気とかが、今まで出てた大会と全然違うくて、そういった中で過去イチ自分がテンション上がったんで、K-1の大会はすごいなって思いました。
 
(全体の動きはどうだった?)1Rはインパクト残さなアカン、勝たなアカンっていうので固くなりすぎて、1Rは動きが固くて、2Rは切り替えて戦おうと思ってたんですけど、2R後半とか3Rになったら倒さな倒さなってムキになりすぎて、空回りした部分があったんで、そこで落ち着いて冷静に戦ってたら絶対倒せてたと思うので、次は焦らず落ち着いて戦うっていうのが一番の課題なんで、いい試合できるようにもっと練習頑張ろうと思いました。
 
(ファンにメッセージを)まず今日は私の応援をしてくださって、本当にありがとうございました。やっぱり自分の中で応援が一番力になるので、今後も変わらず応援よろしくお願いします」


試合後の真優のコメント
「(試合の感想は?)今日はたくさんの応援ありがとうございました。この日のためにいろんなもん犠牲にして(涙)勝つために頑張ってきたんですけど、結果が出なくて、悔しいのひと言です。
 
(相手の印象は?)もう昔から強いのを知ってて、プロになって初めて対戦したんですけど、強いですね。
 
(☆SAHO☆選手は外から参戦してきて、勝って上がっていくことになりましたが)「K-1は甘くないぞ」っていうのを結果で示したかったんですけど、やっぱり3本ベルトを持ってるだけあって強かったし、上に上がられちゃったんですけど、自分も腐らんと、追っかけていきたいですね。
 
(打ち合いにいったのは?)前回のKrushでグチャグチャな試合しちゃって、K-1が決まってから毎日のようにアンチから「お前はK-1に出る資格ない」とかいっぱい来てて、毎日ホンマにつらくて、夜も泣いてた日もあったし、そういう気持ちを追い込みでしっかりパワーに変えとったんで、気持ちはしっかり試合で打ち合えたかなと思いますね。
 
(ファンにメッセージを)今日はたくさんの応援ありがとうございました。結果が出なくって、またどん底に落ちちゃったんですけど、しっかり、チャンピオンのお兄ちゃんと、自分が一番頼りにしてる代表や、佑典君たちが見てる限りは頑張れると思うんで、これからも注目よろしく大願します」


第8試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


斗麗 Toma

第8試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:27/30:27
  • ×
x

森坂 陸 Morisaka Riku

 斗麗は、2月に新美貴士が持つKrushフェザー級王座に挑戦するも王座獲得ならず。しかし、その後はK-1のリングで2連勝と勢いに乗っている。対する森坂は、昨年の第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントで準優勝。3月の「K’FESTA.4 Day.1」では今大会でタイトルに挑戦する軍司泰斗と対戦して判定負け。今回、約9カ月ぶりにK-1のリングに戻ってきた。
 
 1R、サウスポーの斗麗。前蹴りやミドルを浴びせ、飛びヒザ蹴りをヒット。森坂の右目が腫れる。森坂はステップを使い、ロー、パンチ。斗麗は左ストレート、ミドル、ボディ。斗麗は時折スイッチ。斗麗が追ってゴングとなった。
 
 2R、森坂が前に出てミドル。斗麗は前蹴り、左ミドル。斗麗はスイッチして、カーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)。森坂は右ミドル。森坂の前蹴りが斗麗の金的に当たって中断。再開後、斗麗は右ミドル、押しながらヒザ。斗麗はミドル、ロー。森坂のハイをスウェーでかわす。森坂はミドル。斗麗はパンチを狙う。
 
 3R、森坂の左右ミドル。斗麗はジャブ、前蹴り。斗麗は左ミドル、左ストレート。ジャブを突いてから左フック。前蹴りで距離をはかって、ミドル、左ストレート。森坂は目の腫れがひどくなってくるが、ミドルやロー、右ストレートで反撃。だが、斗麗が蹴り、パンチで攻撃を散らして的確にヒット。森坂のパンチ、バックブローは斗麗がかわしてゴング。判定は30-27、30-27、30-27と三者ともフルマークで斗麗が判定勝利。


試合後の森坂陸のコメント
「(試合の感想は?)メチャクチャ強くて、この通り、目をやられてしまって完敗でしたね。1Rからちょっと、こっちの目(右目)見えなくて、何もやらせてもらえなかったって感じでした。完敗でした。(相手の印象は?)思ったよりも体が強かったし、パンチも蹴りも重くて、ホントにオールマイティな選手でした。(目は1Rに?)1Rですね。たぶん左膝だと思います。目そのものは問題ないんですけど、隠れて視界が狭くて、見えにくい状態です。試合中に「痛てぇ」と思ったんで、相当だと思います。
 
(終盤の反撃は?)いや、何もできてなかったですよ。とりあえず前に出ないと負けると思ったんで、倒されてもいいからとりあえず盛り上げようと思って、打ち合う気で前に行ったつもりだったんですけど、思った以上に圧が強くて、行かせてもらえなかったですね。何も当たらなかったし。
 
(ファンにメッセージを)応援してくれた皆様、事前に調子いいとか言ってメチャクチャSNSで発言してたにもかかわらず、完敗でこんな感じになってしまって、本当に申し訳ないっす。でも本当に調子よくて挑んだ結果でこれなんで、現実を受け止めて。来年、僕は止まってるヒマはないんで、突っ走っていきたいと思います。ちょっと休憩してこの目を治して、すぐに練習を開始して、また来年は突っ走って結果を残していきたいと思うんで、また応援よろしくお願いします」

試合後の斗麗のコメント
「(試合の感想は?)今回の試合、倒そうと思ったんですけど、森坂選手はKO負けがないってことで、打たれ強くて気持ちも強かったんで、試合してて楽しかったです。(相手の印象は?)いや、もっとやりにくいと思ったら、全然やりにくくなかったので、そこがよかったと思います。
 
(もっとやりにくい想定をしていた?)そうです。もっと詰めてくると思ってたんで。でも、たぶん僕の方が体が強かったんで、来れへんかったんやろうなあと。終わった後に話したんですけど、「もっと詰めようと思ってた。でも詰めれなかったから」って感じで言うてはったんで、僕の方がからだが強かったんかなあって感じです。(パワーがさらに増した?)確かに。体がデカくなってきたんで。まだ19歳なんで、もっとデカくなるんかなあって思います。
 
(となると階級は?)今はフェザー級が適正なんで、早くベルトを獲ってスーパー・フェザー級に上げてもいいかなあって思います。(ファンにメッセージを)いつも応援してくれてありがとうございます。次、僕しかタイトルマッチいないと思うんで、楽しみにしててください。応援よろしくお願いします」


第9試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


才賀 紀左衛門 Saiga Kizaemon

第9試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分7秒
  • ×
x

玖村 修平 Kumura Shuhei

 才賀は、昨年K-1に電撃復帰。試合はこれが1年ぶりとなる。前日会見では「久しぶりに昔の若かった時みたいにぶっ飛ばしたいなって気持ちがだんだん出てきた」という。対する玖村は、5月のK-1横浜武道館大会で現フェザー級王者の椿原にノンタイトル戦で敗れた。トップ戦線浮上に向けて負けられない1戦。地元の先輩で、ビッグネームの才賀の「ぶっ飛ばしたい」発言を聞いて「ヘラヘラぬるい感じで来られても盛り上がらない。面白くなる」。この試合ではM-1グランプリ2019王者のミルクボーイさんがスペシャルリングアナウンサーを務める。
 
 1R、玖村はミドル、ロー。才賀はパンチを狙う。才賀のジャブに玖村はロー。才賀がジャブを出したところに玖村が右ストレートをかぶせると、才賀はその場で倒れてKO負け。スピードの違いを見せつけて、1分7秒、玖村がKO勝ちを収めた。
 
玖村のマイク
「たくさんの応援ありがとうございました。僕は3年ぶりの大阪で、いい結果残せなかったんで、リベンジできてよかったです。才賀選手、昔活躍してた選手ですけど、戻ってきてにすぐに活躍できないよ、というところを見せれたんじゃないかな。また下から這い上がってきてほしいです。僕ら、このメンバーで駆け上がって行くんで、チームキングスと玖村兄弟の応援をお願いします」

試合後の玖村修平のコメント
「(試合の感想は?)狙ってた技なんで、1Rにしっかり当たって倒せてよかったなあと思います。(相手の印象は?)すぐ終わっちゃったんで、特には分かんないです。印象はなかったんですけど、まあでも、ああいう知名度のある選手で、地元の先輩なんで、すごく盛り上げられてよかったなと思ってます。
 
(狙ってたのはフィニッシュのパンチ?)右のパンチは得意なので、狙ってたっていうか自然に出たんですけど、1回当たった時に効いてたんで、「あ、タイミング合うな」と思って、2回目当てて「もうちょっとやな」と思って、3回目はもうすごく捕らえたって感じで、拳にすごく感触がありました。(試合全体がうまくいった?)そうですね。トレーナーと、弟の将史と、ずっと対策してもらってた通りかなって感じですね。練習通りに動けたなって感じです。
 
(この先は?)僕が負けた選手が何人かいてるんで、その人たちにリベンジしていって。まずはKrushのタイトルマッチをしたいなと思っていて、チャンピオンの新美選手にリベンジして、Krushのタイトル獲って、またK-1も。今日タイトルマッチあるんで、1戦1戦、勝ち上がっていきたいなと思ってます。
 
(拍子抜けした部分はある?)正直、試合前とかは煽りで「印象ない」とか言ってたんですけど、昔の映像見たら強い選手で、ぼくのにがてなわざとかもけっこうしてくるなと思ってたんで、ちょっと試合前は怖かった部分もあったんですけど、正直何もなかったなって感じです。
 
(ファンにメッセージを)たくさんの応援ありがとうございました。地元大阪のリングを盛り上げれたので、これからまた1戦1戦勝ち上がって、K-1のチャンピオン目指して頑張るんで、これからも応援よろしくお願いします」

第10試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


大和 哲也 Yamato Tetsuya

第10試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 0分28秒
  • ×
x

大野 祐志郎 Ono Yujiro

 大和はK-1では不可思と佐々木大蔵に敗れて2連敗中。ここで復活勝利を目指す。対する大野は35歳。Krushで2連勝して、ついにK-1デビュー戦にして「あこがれの人」との待望の対戦。「大和選手を追いかけてK-1の舞台にのぼってきた。ぶっ倒しに来てほしいですし、ぶっ倒しに行きます」と倒し合いに気持ちを高ぶらせる。

 1R、蹴り合いからスタート。大野はひんぱんにスイッチ。大野がロー、ミドル。大和もミドルを返す。終了間際、大和が中に入ってくる大野に左フックを浴びせてダウンを奪う。再開後、大和は追い打ちを掛けるが、大野もパンチ、ハイで反撃する。
 
 2R、大和が力強いロー。大野は右フックからヒザ。大和は左ボディをヒット。大野はヒザ、パンチ。大和は右ストレート。大野は右ロー。大和はコーナーに詰めて三日月。大和が前に出て、ボディ、右フック。大野が飛び膝を仕掛けたところに大和が左フックを浴びせてダウンを奪う。さらにコーナーで左右フックでこの回2度目のダウン。だが大野は立って「来い、来い」と気持ちの強さを見せた。
 
 3R、大和はローからパンチ。さらに右ストレートでダウンを奪う。最後は大和が左フックで倒して3R28秒KO。大和はコーナーにのぼり、久々の勝利に喜びを爆発させた。

大和のマイク
「愛を知る県、愛知県から日本を元気にする男、大和哲也が帰ってきました。3連敗して、どん底で。世界のベルトを獲ってきて、このK-1で足踏みして、離婚も経験して……。でもひとこと言いたい。パパ、勝ったよ!人生何があるか分からないんですよ。34歳、これから見せていきますよ」

試合後の大和哲也のコメント
「(試合の感想は?)KOで勝つのは本当に気持ちいいなっていうのを、何年ぶりだろうな、KO勝ちなんて、数年ぶりに感じます。今年、本当にいろんなことがあったんですけど、試合に向けていいトレーニングができていたんですけど、練習してきたことの本当に半分も出なかったので。まあ、試合はあらためて難しいなっていうのと、反省点はあるんですけど、まずはKOで勝てたこと。K-1でちょっといい勝ちかたをできたんで、ファンのかたにも覚えてもらえる試合になったかなと思います。
 
(対戦相手の印象は?)二戦、KrushでやってKO率100\%で、今回K-1に上がってこられて。攻撃力のあるタイプだけど、技巧派のタイプの印象もあったので、ちょっと慎重になりすぎたかなっていうのもあるんですけど。すごく圧力も感じて、祐志郎選手の気迫を感じる試合でした。
 
(この勝ちで取り戻せた感触は?)そうですね。今回の試合でいいリスタートを切れたというか。僕は本当にK-1のベルトを狙ってるんで、来年はコンスタントにK-1で試合をして、ベルトに絡んでいきたいと思うので。スーパー・ライト級は本当に、層の厚い階級なので。いまのままの完成度というか、試合ではまだまだだなってことを感じるので、もっともっと精度を上げて成長していきたいなって思います。来年にはベルトに絡みたいなと思ってます。
 
(今日の試合と、これまでの勝てなかった試合の違いは?)さっき、前・大和ジム会長と話したんですけど。正直、前会長は『哲也、もう無理かな』って思ってたらしいんですけど、『なんか、今日強かったな』って言われて(笑)。『ムチャクチャ冷静で安定感あったぞ。なんかあったんか?』って言われてですね(苦笑)。何かあったわけじゃないですけど、状況もいろいろ変わって、そういう諸々落ち着いて、ちょっと腹も据わってきたのかなってところですかね。まあ、精神的な面と、練習面の充実がまだ完全に歯車が合ったわけじゃないんですけど、その先駆けの一戦の勝利だったかなと思います。
 
(ファンにメッセージ)今日は応援ありがとうございました。大和哲也、いま若い選手が活躍するK-1ではありますが、33歳、もうすぐ34歳、まだまだここから夢を見て、夢を追いかけて、夢を見せていきますんで、ファンのみなさん、応援よろしくお願いします。今後も期待してください」

試合後の大野祐志郞のコメント
「(試合の感想は?)大和選手を目標にしてやってきて、実際戦ってみて、「戦いたい」って言う目標は達成できたんですけど、乗り越えることができなくて、悔しいなっていうのが、今の気持ちです。(相手の印象は?)僕がイメージしてた大和選手より、圧、プレスがなく、僕が思ってた以上ではなかった。僕が想像してた大和選手ではなく、同じ人間だったなって感じです。
 
(その中で倒されてしまったのは?)大和選手といえば左のフックや左のボディだと思うんですけど、それに対して僕も対策を練ってて、ガードして気をつけてたんですけど、1R、何発かガードの上を叩かれて、あと左フックが得意というだけあって打つ位置を変えてきて、しっかり効かされてしまったって感じでしたね。1枚だけ上手でしたね、そのへんは。
 
(強さよりもうまさを感じた?)ああ、そうですね。そのへんは経験っていうか、さすが世界のベルトを獲ってる人間やなって感じですね。(ファンにメッセージを)さんざん、大和哲也選手が目標で、踏み越えていきますって試合前に言ってたんですけど、踏み越えれず、目標には到達できたっていうところは自分の中ではよかったっていうのはあるんですけど、越えれなかったっていう点ではすごく悔しく思います。ただ、大和哲也という壁を僕は絶っっ対に壊しに行くので、引き続き応援よろしくお願いします。今日は皆さん応援ありがとうございました。そして次はカッコいい姿を見せるんで、まだまだ僕のことを注目しといてください」


第11試合/【サイクリー Presents】スーパーファイト/-61.5kg契約/3分3R・延長1R


レオナ・ペタス Leona Pettas

第11試合/【サイクリー Presents】スーパーファイト/-61.5kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:26/30:26/30:26
  • ×
x

マキ・チャーチャイ Maki Chachai

 レオナは、3月の「K’FESTA Day.2」日本武道館大会での武尊との激闘以来、9か月ぶりの再起戦。武尊戦を経験して「自分に何が欠けているかが分かった。もっと強くなれる」とレオナ。ライト級への階級アップを見据えて「ここはサクッと勝たせて貰って、やりたい相手がいるのでそれを言いたい」と今回の試合を「通過点」とした。対するチャーチャイは、K-1初参戦。ムエタイでは数々のタイトルを獲得。2019年に来日して選手兼トレーナーとして活躍。200戦近いキャリアを誇る歴戦のツワモノが実力を見せつけるか。
 
 1R、サウスポーのチャーチャイ。ガードを高めにして、ローとミドル。レオナは、手を下げたスタイルからステップを使い、ジャブ、右フック、左フックで攻めていく。レオナはジャブ、ヒザ。左ボディから飛びヒザ蹴り。チャーチャイは「効いてないよ」アピール。レオナが速いワンツーでチャーチャイからダウンを奪う。さらに左ボディ、ヒザでマキのボディを攻める。
 
 2R、レオナはジャブ、ジャブ。チャーチャイは左ミドル、左フック。気迫で反撃していく。レオナはステップを使い、ボディ、アッパー。レオナはボディから左右ストレート。連打で追い詰めるも、チャーチャイはフラつきながらも耐える。レオナはボディ、さらにアッパー。チャーチャイは前に出てミドル。レオナはステップを使って、チャーチャイの前進をさばきながら飛び膝。チャーチャイへホールディングの警告。マキは前に出て距離を潰していくが、レオナは飛び膝を合わせる。
 
 3R、前に出るチャーチャイに、レオナはパンチ連打とヒザで下がらせる。レオナはアッパーをヒット。チャーチャイは前に出るが、レオナはバックステップを使いながら、パンチを浴びせていく。チャーチャイはしつこく前に出てミドル。レオナはボディ、飛び膝。さらにジャブから右ハイ、飛び膝。レオナは右ストレート、アッパー。だがタフなチャーチャイは前に出て反撃してゴング。判定は30-26、30-26、30-26で三者4ポイント差を付けて、レオナが完勝した。

試合後のマキ・チャーチャイのコメント
「(試合の感想は?)負けて大変悲しい。(相手の印象は?)彼のパンチのコンビネーションがすごく速かった。ビデオで見たのと同じ印象で、試合前の想定とも違ったところはなかった。(ファンにメッセージを)ファンの皆さん、今日はいい試合ができなくて、大変申し訳ありませんでした」

試合後のレオナ・ペタスのコメント
「(試合の感想は?)打たれ強かったですね、相手の選手。体重を上に上げて初めての試合でしたけど、ちょっと洗礼を受けたなって感じでした。(対戦相手の印象は?)気持ちも打たれ強さも強くて、強い選手だなと思いましたね。(ひさびさの試合で動いてみた感想は?)1R目、余裕だなと思って。ひさびさだったですけど、全然余裕だなって思いました。そうしたら2~3で、相手の身体のデカさに圧倒されて、ちょっと倒しきれなかったという感じですね。
 
(倒そうとしすぎた部分は?)あ~、そうですね。2R目に効いたところがあったんで、倒しにいこうとしたら、そこでスタミナがバテちゃって(苦笑)。で、3R目は右手を痛めたんで、おもいきり強く打てなかったというのはありましたね。(新しい階級でやっていく手応えは?)初めての上の階級でしたけど、通じるっていうのはわかったし、自分の課題とかも見えたんで、最高だなって思いますね。自分のやるべきことは、さらに浮き彫りになったし、うん、最高ですね。
 
(ここからは以前のようなサイクルで試合を?)そうですね。全然できると思うので、さらにもっともっと強い自分になっていきたいなと思って。本当に課題が見つかったんで、最高です。(今後については?)カッコよくKO勝ちして言いたかったんですけど、ちょっとまだ内緒で。もうちょっと自分が満足できるようになったら言いたいなと思います。(次にKO勝ちしたときに?)そうですね。まあ、楽しみにしていてください。
 
(ファンにメッセージ)60kgから応援してくれていたファンのみなさん。いまちょっと階級上げて初めての試合でしたけど、ちょっとしょっぱい試合してしまったんで、ここからさらにKO勝ち、いっぱいできるように、もっともっとがんばりますんで、これからも応援よろしくお願いします」


第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R


石井 慧 Ishii Satoshi

第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:29/30:29
  • ×
x

RUI Rui

 9月に続き、2大会連続参戦となる石井。前回は判定勝ちだったが「KO勝ちを目指して頑張ります」。計量では110・65kgでRUIと20kg差。「トップの京太郎選手と対戦する」と公言しており、連勝でアピールなるか。

 対するRUIは前日計量で89・9kg。無理に増やすのではなく「ベストパフォーマンスが出来る」とクルーザー級の体重で仕上げた。「昔のK-1は体重差があってもバチバチの倒し合いをしてた。そんな重量級らしい試合をしたい」と意気込む。194㎝の長身を生かしたヒザを狙う。
 
 1R、サウスポーの両者。石井は圧力を掛けてロー。RUIもローを返すが、重さは石井が上か。RUIが左ストレート。石井は前に出てロープに詰めてパンチをまとめる。RUIは前蹴り・ジャブ。石井はコーナーに詰めて右フック、石井は左ロー。RUIはロープを背負いながらヒザ蹴り。石井の圧力が強烈だ。
 
 2R、石井がプレッシャーを掛け、RUIは下がる展開。RUIの前蹴りで石井が下がる場面も。RUIは前に出て、前蹴り、ヒザ。石井が上体を折る。RUIが前蹴り、三日月で石井のボディを攻める。石井はローを返す。RUIはヒザ。石井が左フックを浴びせる。RUIが前蹴り、ヒザ。石井は足払いのようにRUIを倒す。石井がロープに詰めて左フックを打つ。
 
 3R、石井がロープに詰めてパンチを浴びせる。バッティングで一時中断。石井は左フック、左ロー。RUIは前蹴り。石井がロープに詰めてパンチを打つ。RUIはヒザを返す。我慢比べが続く。石井は左フック、RUIはヒザ。石井のローに下がるRUI。RUIは前蹴り、石井は軸足へのロー。RUIの動きが止まる。石井は前に出てパンチ。ゴングが鳴ると、石井は両手を広げて勝利をアピール。RUIは、顔を伏せた。判定は30-29、30-29、30-28で3-0で石井勝利。ボディを効かされながらも執念で勝利を掴んだ。

石井のマイク
「また判定でした。すみません。次、誰ですか? 中村プロデューサー。僕には時間がありません。ロードトゥ京太郎選手。次、お願いします。ありがとうございました」

試合後のRUIのコメント
「(試合の感想は?)まず対戦してくださった石井慧選手、セコンドについてくださった皆さん、そして応援をしてくださった皆さん、ありがとうございました。このK-1っていう舞台だからこそ、石井選手と拳を交えることができたと思っています。
 
(相手の印象は?)もうね、岩を殴ってるような、壁を蹴ってるような、そんぐらいドッシリとした人で、見た目以上に圧力があるというか。あと、ちゃんと決められた作戦を、どういう状況にあっても、自分がどういう状態であっても遂行できる、貪欲な人なんだろうなという印象ですね。
 
(ヒザは入ってたと思いますが)感触ありました。でも悪いクセが出ちゃいましたね。入ったからといってヒザ一辺倒になってしまったような。そこで、ウチの代表のセコンドに言われてたような、上下に散らす、それができてればもっと違う展開になったと思いますし。まあでも、K-1が売っていきたいような、『進撃のヒザ蹴り』感は出せたかなと。もう皆さん知ってるように、『ムサマサチャンネル」でしたっけ。魔裟斗さんが、勝つためには毎日ヒザ1000本やれと。毎日やりました。昨日、計量が終わってホテルに帰って、1000本やりました。だから何だっていう話ですけど(笑)。だからこそ、ヒザでいってしまったんですかね。
 
(石井選手の左は効いた?)実際に、思ってた以上に、『効いた』というよりは『重いな』という感じでしたけど、効いた感じは、なかったといえばなかったですね。もらい方、打ち方、自分の体勢が悪くて聞いたように見えたかもしれません。一番効いたのは、ごめんなさい、バッティングですね。
 
(ファンにメッセージを)たくさんの方の応援と、支えがあって今日という日を迎えられました。(言葉に詰まる)負けてしまって言うことではないんですけど、感謝してます。今日この試合で、自分の悪い部分が出たから負けた、でもいい部分も出たとは自分でも実感してますし、また次戦に向けて走っていきます。ありがとうございました」


第13試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

第13試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分52秒
  • ×
x

海斗 Kaito

 安保は、前回大会(9月のK-1横浜アリーナ大会)の第2代ウェルター級王座決定トーナメント準優勝から早くも再起戦。両者は1月のK-1代々木大会で試合が組まれていたが、大会自体が延期となり、安保の怪我もあって仕切り直し。今回いよいよ実現した。ただ「ウェルター級王者の野杁選手にリベンジする」と公言する安保は「このレベルの選手に手こずってる場合じゃない。圧倒的な力の差を見せて倒す」とKO宣言。

 対する海斗は、強靭なフィジカルと強打で「倒すか倒されるか」のスタイルを貫く。目下3連敗な がらも現王者の木村らトップ選手に喫したもので「今回は勝たなヤバいんで絶対に勝つ」と浮上を狙う。前日計量では1・5kgと大幅にオーバーしたものの、再計量でクリアしている。
 
 1R、安保は右ミドル、ロー、さらにハイキック。サウスポーの海斗もハイキックを見せる。安保は右ストレートから一気に詰めてダウンを奪う。安保はバックスピンキック。海斗のパンチをかわして安保は右ストレート。海斗の蹴りに合わせて安保は左フック。さらにコーナーに詰めて、パンチで2度目のダウンを奪う。バックブローで3度目のダウンを奪って1分52秒、KO勝ち。キレキレの安保が実力の違いを見せた。

安保のマイク
「安保瑠輝也です。トーナメントから約2か月、復活して1RKOしてホッとしてます。日本人でウェルター級で、自分とやる相手もいないと思うんですけど。自分の上には野杁チャンピオンがいるんで。人に上に立たれることが嫌なんで、俺がベルトを奪い取らないといけないと思ってるんで。1年以内に必ずリベンジします」

試合後の海斗のコメント
「(試合の感想は?)やりたいことが全くできなかったので、いろいろ今後のことも考えようと思っています。(相手の印象は?)思ってた通りですね。(攻撃は想定以上だった?)手足が長かったですね。強かったです。伸びてくるのは想像してたんですけど、速さも速かったです。(ファンにメッセージを)もう4連敗してるんで、ちょっと今後のことも何か大きく変えなアカンなと思ってるんで、今は『次を楽しみにしてください』とか言えないですけど、いろいろ考えます」


試合後の安保瑠輝也のコメント
「(試合の感想は?)有言実行できてよかったです。(対戦相手の印象は?)印象ですか……。まあ、フィジカル的な強さはありましたね。もともと、70kgとかでやってた選手なんで、そこはありましたけど、打撃の精度とかスピードとかやっぱり、レベルが違うっていうのは自分でもわかってたんで、その結果になってよかったと思います。
 
(今日こうしようという作戦は?)vsサウスポーなんで、最初に前足を。ちょこちょこ蹴るんじゃなく痛いインローをけるっていうのが一つあって、それは実践したんですけど、途中から打ち合いの展開になって、そこは熱くなったというか。自分も本気で拳を振り抜いたというか。だから、細かくなんの攻撃をしたっていうのは、ちょっといまあんまり覚えてないですね。まだ試合映像も観てないんで。
 
(全体的にはうまくできた?)いや、僕的にはあんまよくなかったんじゃないかって思うんですけど、まあ、自分のボクシングの先生は『基礎レベルが上がってるから、あの時間になった』っていうことで。べつにその、ただただ力勝ちしたわけじゃないっぽいんで、まあ、よかったんじゃないですか、ハイ。
 
(今回の勝ちで、この先見えてきたものは?)今回の勝ちは勝ってあたりまえって言ってましたし、勝ってみてそのとおりなんで。まあ、日本人選手で近藤魁成選手。やりたいわけじゃないですけど、ファンの声的に近藤魁成とかウェルターでどうなんだとか言われてて。ただ、階級下げたじゃないですか。だから、誰とこれからやっていくんっていうのはありますね。野杁正明以外で俺と対等に戦える日本人選手はいないと思うんで。
 
(ファンにメッセージ)リング上で言わせてもらったように、一年未満で決まるかわからないですけど、自分の中でK-1の目標としては野杁正明選手にリベンジして、ベルトを奪うことしか考えてないので。その展開を期待してください、応援ありがとうございました」


第14試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


ゴンナパー・ウィラサクレック Konnapar Weerasakreck

第14試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 2-0
      30:29/30:30/30:29
  • ×
x

西京 佑馬 Saikyo Yuma

 元K-1ライト級王者のゴンナパーが約半年ぶりの再起戦。7月のK-1福岡大会で朝久泰央と激闘の末、延長判定で敗れて王座陥落。「自分のスタイルでしっかり戦ってKOで勝つ」と復権に向けて自信を見せる。対する西京は21歳。今年3月「K’FESTA.4 Day.2」からライト級に転向して2連勝をマーク。「ちゃんと当たれば自然にKOにつながる」と大物食いに自信を見せる。
 
 1R、サウスポーのゴンナパーは左ローで探る。西京はロー、前蹴りで返す。ゴンナパーの左ミドルに西京はローを返す。西京の右ストレートに、ゴンナパーはミドルでプレッシャーを掛けていく。ゴンナパーは左ミドルでじりじりと前に出る。西京は右ストレートをヒット。西京は前蹴り。ゴンナパーの圧力に、西京はヒザ。ゴンナパーはロープに詰めて左右フック。西京はパンチを返す。
 
 2R、ゴンナパーの左ミドルでスタート。圧力を掛けてミドルを蹴る。西京はヒザを返すが、どうしてもロープを背負う展開に。西京は左フック、ゴンナパーはミドルでどんどん圧力を掛けていく。ゴンナパーは右フック、ヒザ。ゴンナパーは左ミドルを返す。西京は腕で受けてパンチを返す。ゴンナパーはコーナーに詰めて左ミドル。ゴンナパーは左ストレートに、西京はボディを返す。西京はゴンナパーのミドルをかわして右ストレートを返す。
 
 3R、開始からテンポの速い攻防を繰り広げる両者。ゴンナパーは力強い左ミドル、左ハイ。西京はローを返すが、ゴンナパーはプレッシャーを強めてパンチ。西京もパンチを返す。西京は前蹴りで突き放すも、追撃がない。ゴンナパーはミドル、ハイで攻めていく。西京はローを返し、左フック。西京は飛び込んで左フックを返す。ゴンナパーは左ミドル、西京は右ストレートで応戦。だが、どんどん攻めて手数を増やすのはゴンナパー。西京は単発に終わってしまう。判定は、30-29(ゴンナパー)、30-30、30-29(ゴンナパー)。判定2-0でゴンナパーが勝利した。


試合後のゴンナパー・ウィラサクレックのコメント
「(試合の感想は?)勝てて大変うれしいです。(相手の印象は?)今大変伸びている選手だと思いますが、経験が私に足りてないと思います。(今の目標は?)前回、朝久選手に残念な負け方をしたので、もう一回チャンピオンになりたいです。(ファンにメッセージを)応援ありがとうございます。今日勝ててうれしいです。今後は全力で試合をしていきたいです。ありがとうございました」

試合後の西京佑馬のコメント
「(試合の感想は?)結果、判定で負けてしまったんですけど、手応えもあったし、明確な課題も見つかったので、また頑張っていこうかなって感じです。(相手の印象は?)やる前もやってる時も同じで、ミドルの固い選手だなという印象です。(作戦は?)左のミドルはなるべく捌いて蹴り返すっていうのを、西京春馬がサウスポーなのでやっていて、で、捌いたあとにもう一歩出るとか、パンチ一発当たった後にもう2~3歩出るとかっていうのができなかったなあって感じです。(ガードが固かった?)ミドルも固かったし、前に出づらいって言うのもありました。(ファンにメッセージを)まだまだこれから頑張って、またリベンジと王座挑戦できるようにまた頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします」


第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


林 健太 Hayashi Kenta

第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      29:28/29:28/30:28
  • ×
x

不可思 Fukashi

 林は、9月のK-1横浜大会で現Krush王者スーパー・ライト級王者佐々木大蔵に判定負け。地元関西での再起戦を迎えるに当たってスタイルの変更を決断。「このままのファイトスタイルじゃアカンと思って、落ち着いて戦えるように練習してきた。しっかりチャンスが見えてきてKOする確率は高くなった」とニュースタイルでの勝利を目指す。

 対するは、2019年のK-1参戦以降、倒すか倒されるかの試合を連発してきた「激闘派」不可思。3月の「K’FESTA.4 Day.1」で山崎秀晃にKO負けしたものの、7月のK-1福岡大会で田村陽典にKO勝ちして再起。「いまの自分が一番強い。もちろん倒しに行く」とこちらは持ち味の激闘スタイルを貫く構えだ。

 1R、不可思はミドルからパンチ。林はジャブ、前蹴りから。右フックが交錯。林の左フックに、不可思は右ストレートを合わせる。林の蹴り、パンチも構わず、不可思は前に出て右ストレート。パンチのキレ味を増した不可思。林も前に出て、パンチ、蹴り。右フック交錯。林が左フック。不可思が飛び膝蹴り。開始からバチバチファイトを展開する二人。

 2R、林がカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)。不可思がバランスを崩すと、林がなおもカーフを浴びせる。不可思はローとヒザ蹴り。林はカーフを集中する。不可思はローを返し、右オーバーハンド、さらに右フック。林はロー、アッパー。不可思は右フック。不可思は飛び膝。林はアッパー。不可思はしつこくローを蹴り、林はローからパンチ。林はロープまで詰めてパンチ、ヒザをヒットさせる。
 
 3Rも林はカーフキック。不可思は右フック。林のカーフで、不可思はバランスが悪くなる。林はジャブ、カーフ。林はアッパー。不可思はバランスを崩しながらロー、パンチで反撃。林が右ストレートを効かせて、パンチ連打でダウンを奪う。不可思は鼻血を出しながらも前に出る。林がパンチ、ヒザで追撃。林はボディ、アッパー。不可思は右フック、ローを返す。終了ゴングと同時に場内は大きな拍手に包まれた。判定は、29-28、29-28、30-28で三者とも林を支持。林が激しい競り合いを制した。

試合後の不可思のコメント
「(試合の感想は?)楽しかったっすね。メッチャ簡単に言ったら。健太選手はガンガン来てくれて、打ち合いとかそういうのも、試合としては楽しかったし、まあ結果としては残念なんですけど、自分的にも練習の手応えがあったんで、負けたすけど、そんな悲観的にはなってないです。
 
(相手の印象は?)印象は試合前のガツガツ来るなっていうのとそんなに変わりないですけど、カーフキックがやっぱりポイントになりましたね、この試合は。もっとカーフ対策すればいいなと思いました。(やりたいことはある程度できた?)やりたいこととか練習である程度掴んでた感覚っていうのは、ある程度はできたなって感じで、その中でもやっぱりカーフで崩れちゃったなっていう感じで。それ以外は、やりたかった感覚っていうのができたかなっていうのがあります。
 
(カーフは想定してはいた?)まあ、蹴ってくるなみたいな想定はしてたんですけど、最初にもらいすぎましたね。大丈夫だろみたいな感じで、そんなに気にしてなかったんですけど、カーフはちゃんと気にしてなきゃダメだなっていう学びになりました。
 
(ファンにメッセージを)今回はいい結果を出せなくて、タイトルはちょっと遠のいちゃったかもしれないですけど、必ずもっと強くなって復活するんで、これからも応援よろしくお願いします」

試合後の林健太のコメント
「(試合の感想は?)もっと落ち着いて戦おうと思ったんですけど、KO狙ってしまって力んだ部分はあってダメやなあと思ったんですけど、ポジティブに考えると、パンチだけじゃなくて、蹴りも少しは蹴れるようになったところを、自分の中でちょっとは成長したかなと思って。もっともっと、いろいろがんばっていかなあかんなって、あらためて思いました。
 
(対戦相手の印象は?)いままで戦った中で、一番気合いがすごかった感じがしました。試合を観てると、けっこう効いたりするのが早い選手なのかなと思ったけど、打ち合ってる最中も『ウラッ! ウラッ!』みたいな感じで、声が聞こえるくらい前に出てくるから、いいの入っても来るから『この人、気合いすごいな』って思いましたね。
 
(笑みが漏れる瞬間があったが、打ち合いが楽しくなった?)えっ、笑ってました、俺? けっこう夢中になっちゃったっていうか、あんまり覚えてないですね(苦笑)。ダメなところはパンチ打ったあとに、もうこうなってる自分は記憶があるんで。ふつう、パンチを打ったら戻ってこなあかんのに、力んでるなっていうイメージしかないです、自分の中で。(力んでもいたし、夢中にもなってた?)そうですね。きれいにじゃないけど、落ち着いて戦おうと思っても、不可思選手がガンガン来るから、そうい流れにはなってしまった感じです。
 
(この階級で今後については?)世界チャンピオン目指しますけど、勝ったからいいとかじゃなくて、こんな感じじゃまだまだ世界チャンピオンになれへんなっていうふうに痛感してますね。もっともっと練習して。勝ったけど『オッシャー!』っていう感じじゃなくて、勝ったけど『……』っていう感じですね。
 
(ファンにメッセージ)世界チャンピオン目指してがんばるんで。内容は課題もあったけど、一生懸命練習してがんばります、応援よろしくお願いします」


第16試合/K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


椿原 龍矢 Tsubakihara Tatsuya

第16試合/K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 1-2
      10:9/9:10/9:10
  • ×
x

軍司 泰斗 Gunji Taito

 第16試合は、K-1フェザー級タイトルマッチ。王者・椿原龍矢と挑戦者・軍司泰斗が対戦する。
 
 椿原は3月の「K'FESTA.4 Day.1」で江川優生に勝利してK-1フェザー級王座を獲得。5月のK-1横浜武道館大会で玖村修平にスーパーファイトで勝利し、地元・大阪で初防衛戦に臨む。挑戦者の軍司は、昨年12月からフェザー級に階級を上げて3連勝。9月のK-1横浜アリーナ大会では現Krushフェザー級王者の新美貴士に勝利して、今回のタイトル挑戦につなげた。
 
 二人はアマチュアで1勝1敗、プロでも1勝1敗と全くの五分。5度目の決着戦がK-1タイトルマッチという大舞台となり、両者とも「完全決着」を口にする。椿原は「しっかり倒して“もう6回目は椿原とは戦えないな”と思ってもらえるような試合をする」と意気込めば、軍司は「微妙な感じで勝つと6回目があるかもしれないので、しっかり差をつけて倒して勝てば文句なしだと思う」とこちらもKO決着を宣言。共に22歳。長年のライバル関係、長きにわたる因縁に決着を付けて、椿原がベルトを守るか、軍司の王座奪取なるか。
 
 1R、ロー、ミドルの蹴り合いから、椿原は動いて蹴り、パンチ。軍司はプレッシャーを掛けて蹴り、パンチ。椿原はカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)から右フック。軍司はロープに詰めてパンチ。前に出る軍司に椿原はヒザ。軍司はボディを打ち込む。椿原はステップを使って回り込み、パンチで打って出る。椿原は左ミドル、バックブローを繰り出す。
 
 2R、軍司の左足が紫色に。椿原はカーフを意識させて、右フック。軍司は詰めてボディ。軍司は前蹴りで椿原のボディを攻める。軍司は距離を詰めて、右ハイキック。椿原は左ハイ、軍司は蹴り足を肩に乗せたまま倒す。軍司は右ロー。椿原は右ストレート。逆に、椿原が前に出てパンチ。軍司が回り込んでパンチを返す。
 
 3R、椿原は前蹴り。軍司が追って、右ストレート。椿原の右フックは空振り。残り2分、椿原はボディブロー。軍司も前蹴りと右ボディストレート。椿原は左右のパンチを空振りする。残り1分、椿原はパンチ。軍司は右ローと右ボディストレート。椿原はパンチで出れば、軍司が前に出てパンチ。椿原はバランスを崩す場面が多い。判定は、30-29(椿原)、30-29(軍司)、30-30。1-1で延長へ。
 
 延長R、椿原がワンツー。軍司は前蹴り。椿原はステップを使いながらパンチ。軍司は右フックを打つ。椿原が左フックを当てると軍司もパンチを返して、前蹴り。軍司が前蹴り、左ジャブを刺す。椿原のパンチは、軍司がバックステップ。椿原がハイキック、残り1分、軍司がパンチで前に出ると、椿原は蹴り。軍司が前蹴り。軍司が左ボディ。椿原はバックブロー。軍司が左フック。軍司がパンチ、顔面への前蹴りを放ってゴングが鳴る。判定は、10-9(椿原)、10-9(軍司)、10-9(軍司)で、2-1で軍司が勝利し、悲願のK-1王座を奪取した。

軍司のマイク
「今日、本当はKOで勝って、言いたいこともあったんですけど。延長になって、もしかして(椿原と)6回目があるかもしれないんで。フェザー級戦線、いろんな選手がいて、どんどん強い選手が他団体からも来て、熱い階級になっていくのも分かってるんで。しっかりと強い選手とやって、このベルトの価値をもっと上げて、K-1を引っ張っていきたいと思ってるんで。これからも応援、よろしくお願いします」

試合後の軍司泰斗のコメント 「(試合の感想は?)思ってた戦い方よりは椿原選手も変えてきて、チャンピオンらしい試合をしてきたなっていうのはすごく感じました。(相手の印象は?)5回やって5回とも全部違ったんですけど、今回も強いなっていうか、すごくやりづらかったなっていうのは、すごく印象的でしたね。(判定の決め手は?)椿原選手との試合が決まった時から、三日月蹴りの練習はすごくしてきたんで、そこはキーポイントだったのかなとは思いました。1Rに蹴って、これはいけるなと思って、ずっと出してました。
 
(どんな王者になりたい?)このフェザー級は選手層の厚い階級だと思ってるんで、そこでKO勝ちにこだわって、チャンピオンとしてやっていきたいと思っています。(椿原選手がまた挑戦したいと)6回目なんでいいかなあっていうのはあるんですけど(笑)、今回も延長判定になっちゃったんで、(6回目も)あるかなとは思いながら練習していきたいなと思ってます。
 
(ファンにメッセージを)K-1フェザー級のチャンピオンになったんで、しっかりとチャンピオンらしく、KO勝ちにこだわって試合をしていきたいなと思っているので、応援よろしくお願いします」

試合後の椿原龍矢のコメント 「(試合の感想は?)とにかく勝ちたかったなっていうのが、強くあります。(相手の印象は?)今回が5回目になるんですけど、1回目2回目3回目4回目って、回を追うごとに軍司選手も強く強くなってきて、僕も強くなってるつもりやったんですけど、あと一歩及ばんかったのが悔しいですね。強かったです。
 
(判定の決め手は自分では何だと思う?)1Rはうまく運べたなと思うんですけど、2R以降が、こっちも必死であんまり覚えてないんで、審判さんが言ってることが全てやと思うんで、異論は特にないですね。負けたなあって感じです。(終わった瞬間、自分ではどう思った?)『負けてもうたんやなあ』みたいな感じがすごくあったんですけど、今、ちょうど先輩の和島さんの試合が終わって、一緒にベルトを巻きたかったなっていうのはすごく思います。
 
(もう1回やりたい?)機会があればベルトもほしいんで。自分の元に戻って来さすためにも、やれるのであればやりたいと思うんで、ぜひそれまでは軍司選手が絶対王者として君臨しといてくれたらなと思います。(ファンにメッセージを)応援ありがとうございました。今回はちょっと悔しい結果に終わってしまったんですけど、また一からベルト目指して頑張りますんで、また応援よろしくお願いします。押忍!」


第17試合/【Martial Arts body Design Presents】木村”フィリップ”ミノルK-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


木村“フィリップ”ミノル Kimura "Philip" Minoru

第17試合/【Martial Arts body Design Presents】木村”フィリップ”ミノルK-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 2分50秒
  • ×
x

和島 大海 Wajima Hiromi

K-1の2021年の最終試合、そして大会のメインイベントを飾るのは、K-1スーパー・ウェルター級タイトルマッチ。王者・木村“フィリップ”ミノルと挑戦者・和島大海の対戦。
 
目下10連続KO勝利中の木村。この試合はタイトルマッチのみならず、K-1最後の試合=K-1 FINAL。それだけに「自分らしいエンターテインメントに仕上げたい」という思いが強く、前日の計量時には和島の胸を突いて「和島選手の気持ちを高ぶらせるための作戦。最後くらいちょっと熱くやりましょう、ということで付き合って貰えたら嬉しいです」といい「最後は何より和島選手を感動させたい。いい感じでサクッと倒れてくれたら嬉しいですね」と「倒れ方」までリクエストする「木村節」で和島を圧倒した。
 
対する和島は、今回は地元大阪でのタイトルマッチであり、過去に2回、2019年と2020年にKO負けした木村にリベンジするラストチャンス。試合まで、会見や計量で木村にたびたび挑発されたものの「(自分は)凄い気合いが入っている。試合でぶっ飛ばしたらいいと思う」と言葉少なに「試合で見せる」という姿勢を貫いた。
 
木村の入場は、JESSEさん、ANARCHYさんがスペシャルパフォーマンス。
 
1R、サウスポーの和島。左ミドル、左ロー。木村は踏み込んで右フック、左ボディ。木村は思い切って右フック。和島はインローを返す。木村は左右フック。右ストレート。和島はミドル。踏み込んで右ストレート。ロープに詰めてヒザ。木村は右フック。和島は前に出てパンチ。木村は右ストレート。和島、前に出てパンチ。和島がじりじりと前に出て飛び膝。木村の全身から大量の汗が吹き出している。
 
2R、和島が前蹴り、ロー。木村はパンチ。和島はインロー。さらに左ハイを狙う。木村はボディから右ストレート。和島は前蹴り、さらに左フック。木村は突き飛ばす。和島は奥足へのロー。木村は右ストレート。和島はインロー。木村は右ストレート。和島が前に出て、インロー。木村は右フック、左アッパー。和島がヒザ。一瞬、木村の動きが止まる。和島が右フック。さらに左フック。和島は前蹴り、飛び膝。木村の左フックを和島がガードしてゴング。
木村、和島、共に消耗が見える。
 
3R、和島がロー。木村が押して和島は尻もち。和島が前に出て、ヒザ、パンチ。和島、パンチから飛び膝。木村は左フック。残り2分。和島、右フック。さらにヒザ蹴り。木村がホールディングで注意。木村、右ストレート。和島は前蹴り。さらにヒザ。木村、右フック。和島がボディへヒザ蹴り。和島、飛び膝。木村のホールディングにイエローカード。和島、ヒザ、パンチ。木村は右フック。和島が左ミドルをボディに浴びせると、木村は蹴り足を抱えながら前のめりにヒザをついてダウン。なんとか立ち上がるも、ファイティングポーズは取れずにKO。2分50秒、和島が劇的なKO勝利で悲願のK-1王座を奪取した。
 
コーナーに座り込む木村に、和島が歩み寄り、何事か会話をかわすと二人はがっちりと握手。


和島のマイク
「押忍、月心会チーム侍の和島大海です。木村選手、偉大なチャンピオンと試合が出来て、ベルトも巻けて本当に良かったです。70kgの歴代のチャンピオン、すごく強豪なんですけど、その3人に負けないように、僕も歴史を作って行くんで。中村さん、本当に強豪選手を呼んでください。僕も必ず偉大なチャンピオンになってみせます。応援ありがとうございました。最後に、今日、月心会の選手が出て、成績はアレなんですけど、月心会という最高のチームで取れたベルトだと思ってます。最後にひとこと言わせてください。月心会、最高! ありがとうございます」


試合後の和島大海のコメント
「(試合の感想は?)本当にベルトが獲れてよかったなと思います。
 
(対戦相手の印象は?)2回戦って、すごいパンチが強い選手っていうのはあったんで。その印象どおり、すごいパンチも強かったんですけど、それを想定して練習もしましたし、気持ちも作ってたので。パンチが強くても前に出ていけてよかったなと思います。
 
(作戦の肝の部分は?)パンチが怖いので、蹴って蹴って、自分の距離で戦うのをテーマにしてたんですけど。まあまあ、できたんじゃないかと思います。
 
(かなりヒザが有効的だったが、その手応えは?)前蹴りとか、ローキックだとかのほうが手応え的にはあったかなって思います。
 
(相手のパンチは今回はどうだった?)メチャクチャ痛かったです。
 
(耐えられたのは距離を守ったから?)距離も一つあると思いますし、今回は気持ちの部分も。気合もメチャクチャ入ってたと思うので、根性で耐えたという感じです。
 
(直前に椿原選手がベルトを奪われたが、気持ちに影響は?)すごいショックはショックでしたね。試合もチラチラっと観てたんですけど。そのぶん、自分が勝たないとって思いました。
 
(これからどんな選手になっていきたい?)まあ、グレゴリアン選手だとか、アラゾフ選手、木村選手と偉大なチャンピオンが70kgは続いてるので、負けないような偉大やったなと言われるようなチャンピオンになりたいです。
 
(2回やって2回倒されてる相手との3度目の対決に恐怖心はなかった?)もちろん、恐怖心もありましたし、プレッシャーもありましたし。それを乗り越えられたっていうのは、今後の自信になっていくと思うので。
 
(木村選手がK-1を辞めるということで、今回負けたらリベンジのチャンスがなくなってしまうというのはプレッシャーに感じた?)そうですね、はい。絶対に負けられないっていうのはありましたし、地元の大阪でもありますし。いい意味でのプレッシャーに変えられたんじゃないかと思ってます。
 
(会見は木村選手のペースで進んでたかなと思うが、そこは気にしなかった?)そうですね。逆に僕は僕で自分のペースを守ったというか。自分のやることに集中するという意味で、自分のペースを守っていけました。
 
(昨日の会見で木村選手が和島選手を感動させたいと言っていたが、試合が終わってどういう気持ち?)そうですね……。なんか言い表せないですけど、いままでがんばってきてよかったなというのが率直な感想というか、そんな感じです。
 
(試合後、木村選手と会話は?)会話はさせてもらったんですけど、ちょとアドレナリンで何しゃべったか忘れちゃいました(苦笑)。
 
(もし、また木村選手が帰ってきたら4度目やりたいと思う?)それはもう、いつでもリベンジは待ってるんで。いつでもやります。
 
(恐怖心があったそうだが、試合の中で『いける』という分岐点になったのは?)いままでずっと1RでKOで負けてたんですけど、1R終わってセコンドに帰ってきたときですかね。みんなからも『いける』って勇気もらいましたし。
 
(2022年はどんな一年にしていきたい?)今年、2試合しかできなかったんですけど、いっぱい試合をしていきたいなと思ってます。コロナが落ち着いたら、70kgは海外の選手が強いんですけど、どんどんやっていきたいなと思います。
 
(ファンにメッセージ)今日は応援ありがとうございました。今後、70kgは僕が背負っていって、しっかり勝っていくので、また応援よろしくお願いします」

 

選手登録