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試合結果

第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ザウルスプロモーション
    WORLD TREE GYM
    戦歴
    56戦 31勝(3KO) 21敗 3分 1無効試合
    19戦 10勝(7KO) 8敗 1分
    生年月日
    1991.9.11
    1996.12.14
    身長・体重
    173cm ・ 64.0kg
    173cm ・ 62.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    サウスポー
    出身地
    東京都足立区
    兵庫県神戸市
    SNS

review

試合レビュー

大沢は30歳のベテラン。7月のK-1福岡大会で長く対戦を熱望していた卜部功也と4度目の対戦。8年振りとなる対戦に全身全霊で挑んだが勝利に届かず。今回は「門番的な位置で防ぐ」と若手の壁となる決意を語る。対する弘輝は、7月から始まったKrushライト級王座決定トーナメントに出場。1回戦で東本央貴に足を使ったニュースタイルを駆使し勝利するも、準決勝では里見柚己に判定2-0で敗れ王座に届かず。今回は「地元の大阪で勝ちたいのでオイシイ相手」と知名度の高い大沢を倒して浮上を狙う。
 
スペシャルラウンドガールはゆうちゃみさん。
 
1R、サウスポーの弘輝に、大沢はいきなりサウスポーに構えてステップバック。大沢は右に戻してパンチ、ミドル。弘輝は前に出て圧力を掛けるがあまり手数が出ない。弘輝は左ミドル、左ストレート。大沢は左ボディ。弘輝が大きな左フック。
 
2R、弘輝が前に出てヒザ、パンチ。大沢はステップで回りながらパンチ、ロー、ミドル。弘輝がコーナーに詰めるとパンチ連打。さらに飛び膝蹴り。大沢はガード。「打ってこい」と挑発してから反撃。大沢がボディ、弘輝は左ストレート。
 
3R、弘輝はコーナーに詰めてパンチ。大沢はガードするとロー、パンチ。弘輝はコーナーに詰めていく。さらに飛び膝。大沢はかわしてロー、ミドル。大沢は左ボディ。弘輝は左ボディストレート。大沢に組み付きで口頭注意。弘輝の前蹴り。大沢はヒザ。弘輝が左ストレートで、大沢が尻もちをつくがノーダウン。
 
判定は、30-29(弘輝)、30-30、30-28(大沢)の三者三様。延長へ。
 
スペシャルラウンドガールのゆうちゃみさんがまたまた登場して場内歓声。
 
延長
弘輝が前に出る。大沢はステップバックしてカウンター。弘輝がパンチで前に出るが、大沢はロー、パンチ。大沢は右ストレートをヒット。ボディや奥足のローで削っていく。弘輝は前に出るが、手数が減る。弘輝が前に出てパンチを連打。大沢は左フックをヒットし、弘輝の動きが一瞬止まる。
 
判定は、10-9、10-9、10-9で三者とも大沢を支持した。大沢はゆうちゃみさんをお姫様抱っこして、喜びを表した。


試合後の弘輝のコメント
「(試合の感想は?)最後、印象悪かったなあってとこじゃないですかね。
 
(相手の印象は?)まあ、対策してた通りの戦い方で、でも思いのほか距離が遠いのはあったっすけど、別に怖いものはなかったし、圧もなかったし、ずっと下がらせとったなあって感じです。
 
(やりづらさはなかった?)やりづらさっていうか、僕の戦い方はK-1なんで、向こうがK-1の戦い方してくれ変勝ったなって言うわけですね。
 
(フラストレーションが溜まった?)いや、俺はいつもムカついて、振り回して負ける感じがあって、格闘技はケンカやないし、自分でそれをイチから作り直したつもりやったんですけど、最後一発もらったんが印象悪いっていうだけです。別に負けたと思ってないです。
 
(ファンにメッセージを)また負けちゃいました。自分が悪いんですけど、自分はキックボクサーでもないし、ボクサーでもないんですけど、K-1ファイターなんで、K-1の戦い方してるつもりなんで。このスタイルを変えずに、ファンとK-1をもっと確立させていきます」


試合後の大沢文也のコメント
「(試合の感想は?)本当はもっと圧勝したかったんですけど、想像してたよりパワーがあった感じですね。
 
(相手の印象は?)正直、ああいうキャラの選手なんであれですけど、僕はけっこう好きな選手なので、すごく気持ちが強かったです。技術はなかったですけど、気持ちが強かったですね。技術がないって言うと、僕はまた怒られるのかもしれないですけど、選手はそれより気持ちを誉められる方がうれしいと思うんで。
 
(ファンにメッセージを)勝ったは勝ったんですけど、またバカなアンチたちは、YouTubeのコメントが荒れたりね、ツイッターのDMがすごく来たり、またSNSで叩かれると思うんですけど、倒すだけが格闘技じゃないんで。つまんない試合するのも格闘技だし、ジャンケンはグーとチョキとパーがあるように、スタイルがあると思うんで。全員が全員、楽しい試合ができるわけじゃないと思うんで。僕は勝ちに貪欲というか、自分で言っちゃうんですけど、面白い試合は僕にはできません。面白い試合をしたいという気持ちはあるんですけど、そういうセンスは僕にはありません。なので一つ一つ、つまんなくても泥臭くても何でもいいんで、とにかく勝利がほしかったです。なので勝ててよかったです。
先々週、Krushで、ウチのジムの寺島輝が元チャンピオンの鈴木勇人選手に勝って、そのおかげで今回はあんまり対戦相手にモチベーションは全くなかったんですけど、そのおかげで頑張ろうと思えたんで、寺島輝には心からありがとうと言いたいです。もちろんもう一人、後輩の龍華にもありがとうっていう気持ちはあります」


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動画

試合情報

BRAND
大会名
2021年12月4日(土)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~
日程
2021年12月04日(土)
会場
エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
選手
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