大会情報

  • 日程 2016年11月03日(木)
  • 会場 国立代々木競技場第二体育館
  • 観衆

    4,800名(超満員札止め)

    大会概要

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R


    江川 優生 Egawa Yuki

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分15秒
    • ×
    x

    リョウタ Ryota

     1R、オーソドックスの江川は右ストレート、右ボディフックと前に出てサウスポーのリョウタをロープに追い詰める。そして今度は右ストレートから左ボディフックでエグるとリョウタはたまらずマットに沈み、江川が初回KOで勝利した。

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R


    篠原 悠人 Shinohara Yuto

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-27,30-27,30-27
    • ×
    x

    峯山 竜哉 Mineyama Tatsuya

     1R、篠原は腕を低くしリラックスした構えから、峯山がサウスポーの構えで放つ左ミドルを見切ってかわし、ジャブ・ワンツー・右ストレートと切り込む。逆に峯山が前に出て来ると、やはり距離感のよさを見せてスッと下がり峯山のミドルを直撃させない。この左ミドルに対しジャブ、左フックでカウンターを取っていく篠原。

     2R、峯山は変わらず左ミドル主体の組み立て。右ジャブ、左ストレートとパンチも繰り出す峯山だが、逆に篠原に右ストレート、左フックで迎撃される。コーナーを背にする篠原だが峯山の攻撃はよく見えていてかわし、追い詰められている印象はない。蹴りをかわして左フック、右ストレートを峯山に返す。

     3R、篠原は変わらず峯山の蹴りを見切って、そこから左フックと右ストレートをリターン。峯山は攻撃の起点となる左ミドルをかわされるためリズムに乗れない。篠原は右ボディフックもめり込ませる。さらに篠原は跳びヒザを峯山のボディに打ち込む。

     判定は3-0で篠原。距離感のよさと巧みな試合運びで勝利した。

    プレリミナリーファイト第3試合/K-1ライト級/3分3R


    東本 央貴 Higashimoto Hisaki

    プレリミナリーファイト第3試合/K-1ライト級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        26-30,25-30,25-30
    • ×
    x

    安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

     1R、180㎝と長身の瑠輝也はサウスポーの東本に右ストレート、右ミドルを飛ばす。東本は左インロー、左ストレートを返して瑠輝也の懐に入ろうとする。なかなか間合いを詰められずにいる東本に瑠輝也はひゅみこんでの右ストレートをズバリ。これで東本はダウンを喫する。東本は立ち上がり、その後の追撃はしのいで1Rを終える。

     2R、瑠輝也はこのラウンドもリーチを活かして伸び伸びと戦う。しかし東本も次第に目が慣れてきたか、左ストレートを瑠輝也の顔とボディに送り、徐々にプレッシャーを増していく。だが瑠輝也は東本の入り際にヒザを突き上げ、さらに顔面前蹴りを送って東本の前進をけん制。それでも前に行く東本だが、瑠輝也はそこに左フックを合わせて効かせ、さらに右ストレートを打ち込みこのラウンドもダウンを奪う。

     3R、2度のダウンを奪われ後のない東本はバックブローや攻め入る隙を伺うが、瑠輝也の深い懐にうまく進入できない。瑠輝也はワンツースリーとパンチをまとめ、そこから右ミドル、サイドキック。フットワークも死んでおらず、東本がステップインするとすぐに下がって間合いをあける。

     判定は30-26、30-25、30-25の3-0で瑠輝也。長身から打ち込むパンチで2度のダウンを奪い勝利した。

    第1試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


    大滝 裕太 Otaki Yuta

    第1試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        27-30,27-30,27-30
    • ×
    x

    朝久 裕貴 Asahisa Hirotaka

     1R、開始すぐにローキックを浴びせ前に出た朝久は大滝が出返そうとしてもボディへのヒザ、顔面前蹴りと猛攻。さらに後ろ回し蹴り、左の蹴りもハイ・ミドル・ローと繰り出し、大滝を前に来させない。蹴り技が多彩で冴える朝久。

     2R、依然勢いのおさまらない朝久は、ヒザ・前蹴り・ミドルと前に出る。しかしパンチの交換では大滝に分があり、朝久はクリンチ、あるいは蹴りの間合いに戻して対応する。だが朝久は蹴りを散らして大滝の意識を分散することで左フックをクリーンヒット。大滝も左フックを強振して反撃するが朝久にかわされ当たらない。

     3R、大滝がステップインするところに朝久は左インローをタイミングよく当てストップする。パンチを手数多く繰り出す大滝だが、朝久にかわされ、あるいはブロックに阻まれ有効打とならない。朝久はややペースダウンが見られるが、左ミドル、左右の顔面前蹴りと決め、頭もよく動かして大滝のパンチに空を切らせる。左フック、左ストレートでも大滝をとらえて試合を終える。

     判定は3-0で朝久。パンチの朝久によさを発揮させず勝利した。


    ■試合後の大滝裕太選手のコメント
    「(試合の感想は?)完敗ですね、それだけです。
    (対戦相手の印象は?)強さも巧さもありました。
    (初参戦のK-1の印象は?)大舞台だったと思います。これから這い上がります、ありがとうございました」

    ■試合後の朝久裕貴選手のコメント
    「(試合の感想は?)想像以上に強くて、何発か入ったんですけど倒れなかったです。厳しい戦いでした。
    (対戦相手の印象は?)想像以上にパンチ力がありました。
    (ファンへメッセージを)これからもドンドン強くなっていきたいと思います」

    第2試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


    小澤 海斗 Ozawa Kaito

    第2試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 0分57秒
    • ×
    x

    ジョシュ・トナー Josh Tonna

     1R、オーソドックスのジョシュが放ってくる蹴りを、まず小澤はよく見てかわし、左ストレート、右フックで切り込む。そしてボディに跳びヒザを突き刺すとジョシュはマットに膝をついて倒れ、小澤が1分と掛からない秒殺勝利で初戦を突破した。


    ■試合後のジョシュ・トナー選手のコメント
    「(試合の感想は?)自分を応援してくれた人々に申しわけない気持ちです。
    (対戦相手の印象は?)非常に印象に残る選手でした。小澤選手は強いし、早いし、おそらく武尊選手に勝つんじゃないかと思います。
    (K-1の舞台については?)K-1を愛しています。今回、負けてちょっと失望しています。ぜひ強くなって帰ってきたいです。
    (ファンにメッセージを)また会えることを楽しみにしています」

    第3試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


    戸邊 隆馬 Tobe Ryuma

    第3試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        27-29,27-29,27-29
    • ×
    x

    エリアス・マムーディ Elias Mahmoudi

     1R、長身のマムーディは開始からパワフルな右ミドル、右ストレートで戸邊に猛攻。しかし戸邊は冷静でガードを固めて直撃を防ぐ。ブロックとサークリングでマムーディの猛攻が収まるのを待つ戸邊。1分が経つとマムーディはパワーダウンが見られる。そこから戸邊は反撃に転じ、マムーディの蹴りをかいくぐって間合いを詰め、ボディフック、ストレートを打ち込む。後ろ回し蹴りなど放つマムーディだが、戸邊は左フック、ローキックとヒットを上げていく。

     2R、顔面前蹴りを連発するマムーディだが、戸邊はその合間に左フックと右ストレートで反撃。しかし、マムーディも戸邊のコンビネーションの合間に右ストレートを合わせダウンを奪う。ダウンの挽回に向かう戸邊はパンチとローのコンビネーション。マムーディは蹴りのパワーが落ち、戸邊を止められなくなってくる。距離を詰めてボディと顔に打ち分けるフック、ローで迫る戸邊。コーナーでマムーディを打ち据え2Rを終える。

     3R、勢いの落ちたかのマムーディだが、真上に大きく跳び上がるヒザ蹴りを当て戸邊をヒヤリとさせる。しかし、戸邊はすぐに間合いを詰めて再びパンチとローのコンビネーションでマムーディを襲う。体がフラフラするマムーディだが、粘りを見せダウンには至らない。ヒザで反撃し、バックブローも放って戸邊に効かせる。戸邊もパンチを回転させ両者一進一退の攻防で終了のゴング。

     判定は3者29-27でマムーディ。ダウンを奪われ追い上げた戸邊だが、及ばず敗れた。


    ■試合後の戸邊隆馬選手のコメント
    「(試合の感想は?)強かったなあっていう。結果的に負けたなっていう感じです。
    (イケメン対決と言われたことについては?)エリアス選手はイケメンですよね。僕のこともそう言っていただいて盛り上がったのはうれしいです。でも、結果を出せなかったのが残念です。
    (K-1の舞台については?)たくさんのファンの声が聞こえて、感謝感謝です。でも、この結果と内容がいまの僕なんだなという感じです。
    (ファンへメッセージを)今日はたくさんのお客さんに観ていただいて感謝しています。この現状を受け止めて、進んでいこうと思います。ありがとうございました」

    第4試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


    神戸 翔太 Kanbe Shota

    第4試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

    • ●
    • TKO
      • 3R 1分32秒
    • ×
    x

    ユン・チー Yun Qi

     1R、機敏な動きのユンだが、神戸はこれにリズムを合わせず、プレッシャーを発して前に出る。そしてロープを背負わせ右ボディフックへ行くのだが、ここでユンが右ショートストをカウンター。神戸はダウンを喫してしまう。跳び蹴り、右ストレート、左フックと一気に試合を決めてしまわんとするユンだが、ここ神戸は当てさせずにしのいで1Rを終える。

     2R、ユンはパンチに加え、顔とボディにフワリと跳んで放ってくるヒザ蹴りで神戸を苦しませる。神戸が右フックを当てユンが倒れるが、これはスリップの裁定。神戸が1R序盤のように徐々にプレッシャーをきかせて前に出てくる。ユンは攻められて苦しいか、神戸の蹴りを掴んでしまいレフェリーから注意を受ける。だが、ラウンド終了間際に右クロスを決めユン2度目のダウンを奪取する。

     3R、軽快なステップのユンに対し、神戸は足取りにダメージの影響が感じられる。神戸が前に来たところをユンは右ストレートからの左フックを当て、神戸はこれに足がもつれてしまいダウン。立ち上がって戦いに臨む神戸だが、ユンは跳びヒザを放ち、神戸はこれをガードするも足の踏ん張りが利かず崩れてしまい、レフェリーは試合をストップした。


    ■試合後の神戸翔太選手のコメント
    「(試合の感想は?)あれが実力ですね。すべて出し切ったので。
    (対戦相手の印象は?)思っていたよりすべての面で、自分より上でした。
    (今後の目標は?)これに向けてがんばってきたので。応援してくれたファン、スタッフに感謝してます。
    (ファンへメッセージを)今後とも応援よろしくお願いします」

    第5試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


    武尊 Takeru

    第5試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-26,30-26,30-26
    • ×
    x

    ジェイミー・ウィーラン Jamie Whelan

    1R、武尊はスピードあるローと前蹴りを飛ばしながら前に出ていく。そこから顔面に返すパンチのワンツースリーもスピードがある。武尊はパンチの回転を落とさず連打を浴びせ左ハイ。しかしウィーランはこれをブロック。ならばと武尊は左ボディフックでウィーランを削る。ボディが効き、ロープ・コーナー際から出られなくなったウィーランに武尊はさらに右ボディフックを打ち込む。

     2R、ボディが効いているかのウィーランだが、前に出て右ショートストレート、左右のローと武尊にコツコツとヒットを上げる。これに対し武尊は右スイングフックの強打と足を跳ね上げるような左インロー。しかしそこから攻め込もうとしてもウィーランは細かなパンチの連打を放ち、武尊を攻め込ませな。だが武尊はロープ際からウィーランを出させず左・右とボディフック。だが、ウィーランはフットワークでここから逃れる。ラウンド終了かと思われたが、武尊が右フックからの左フックを決め、ダウン経験のないウィーランにダウンを与えて2Rを終える。

     3R、武尊はウィーランを仕留めんと前に出る。そしてボディへのヒザ、ボディフック、前蹴りとまずはボディに攻撃を集めて追い込む。だがウィーランも左ボディフック、右ストレートと反撃。しかし武尊のボディ攻めが厳しく体が「く」の字になる。ボディへのヒザ、左フックと武尊は攻撃に力を込める。しかしウィーランも頭を振りながらパンチを返して反撃し、勝負は判定決着となる。

     判定は3-0で武尊。ユンとの準決勝へ足早にリングを後にした。


    ■試合後のジェイミー・ウィーラン選手のコメント
    「(試合の感想は?)彼の力が強かったです、ハードパンチもあったし。いまは自分自身に失望してます。
    (K-1の舞台の印象は?)非常にブリリアントだし、凄いと思っています。いい経験になりました、また必ずこの舞台に帰ってきたいと思います。
    (ファンへメッセージを)応援してくれたファンに感謝します。負けたことを謝りたいと思います。また、この舞台にもっと強くなって、すばやくなって帰ってきます」

    第6試合/K-1甲子園2016 ~高校生日本一決定トーナメント~ -55kg決勝戦/2分3R・延長1R


    椿原龍矢

    第6試合/K-1甲子園2016 ~高校生日本一決定トーナメント~ -55kg決勝戦/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28-29,28-29,28-30
    • ×
    x

    軍司泰斗

     1R、ともにオーソドックスでスピーディーな動きから間合いを詰めてパンチの攻防へ。椿原がパンチからヒザへ繋ぐが、そこを軍司が左フックでとらえてダウンを奪取。倒れた椿原だがダメージは薄いか、左ミドル・左ハイで反撃する。

     2R、ダウンを奪われた椿原だが距離を取って展開し、軍司が来るところにジャブ、ミドルキックヲ巧打していく。しかし軍司は間合いを詰めてパンチの打ち合いに持ち込む。

     3R、両者動きがこれまでのラウンドよりせわしくなる。軍司は距離を取ってリングを回り、顔面前蹴りを椿原にヒット。ダウンを挽回せんと前に来る椿原をさばき、再び顔面前蹴りを打ち込む。

     判定は3-0で軍司。初回に奪ったダウンがものをいい-55kg優勝を決めた。


    ■試合後の軍司泰斗選手のコメント
    「(試合の感想は?)1Rは全然動けなくて、2R目から当たりだして。やっぱりKOで倒したかったです。
    (1年ぶりの対決でリベンジを果たしたが、対戦相手の印象は?)ちょっとは強くなったなと思うんですけど、自分も強くなっているので。
    (一発目のダウンは左ストレート?)まぐれっちゃまぐれなんですけど、練習はしていたので。
    (今後の目標は?)Krush-53kg級でやっていて、チャンピオンに一度負けているのでリベンジしたいですね。
    (ファンにメッセージを)これからも強くなっていくので、応援お願いいたします」

    第7試合/K-1甲子園2016 ~高校生日本一決定トーナメント~ -60kg決勝戦/2分3R・延長1R


    横山巧

    第7試合/K-1甲子園2016 ~高校生日本一決定トーナメント~ -60kg決勝戦/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28-30,28-30,28-29
    • ×
    x

    西京佑馬

     1R、互いにスピードあるローを飛ばして様子見する。どちらも蹴りを見切ってかわしていたが、西京が左フック、右ストレートとパンチを当てて初回を終える。

     2R、横山は圧力を増して前に出ていく。西京はしかし横に回ってこのプレッシャーを受けない。1年生ファイターの西京だが、正面衝突せず巧みな試合運びを見せる。横山がみせるステップインしての攻撃をかわし、左フック・右ストレートで迎撃する西京。

     3R、プロ5戦5勝の戦績を持つ横山を西京はしかし頭を振ってパンチをかわし、逆に左フック、右ストレートと当てていく。左ハイでも横山をとらえて西京は試合を終了。

     判定は3-0で西京。1年生優勝を成し遂げた。


    ■試合後の西京佑馬選手のコメント
    「(試合の感想は?)試合前に右足をケガしちゃって万全な状態じゃなくて。相手もプロだったんですけど、いつもの力を出さればと思いました。勝てて素直にうれしいです。
    (対戦相手の印象は?)やっぱり、ほかの選手との違いを感じました。
    (勝てた理由は?)緊張せず、いつもどおりの力を出せたことだと思います。
    (足のケガの状態は?)最初は4月頃にケガをして、そのまま長引いた感じです。
    (ファンへメッセージを)応援ありがとうございました。一戦一戦がんばりますので、応援よろしくお願いいたします」

    第8試合/K-1甲子園2016 ~高校生日本一決定トーナメント~ -65kg決勝戦/2分3R・延長1R


    近藤拳成

    第8試合/K-1甲子園2016 ~高校生日本一決定トーナメント~ -65kg決勝戦/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-26,30-26,30-26
    • ×
    x

    本間海

     1R、昨年準優勝の近藤はジリジリと出てプレッシャーを発していく。本間がロープ際から前に出ても近藤は押し返して下がらず、本間をロープ・コーナー際から出させない。そして右ストレート・左フックとパンチ主体の攻撃で攻める。

     2R、このラウンドも近藤は前に出てパンチを伸ばす。これに対し本間は左ミドルを連発して遠ざけんとするのだが、やはり近藤は下がらず、徐々にジャブ・右ストレートと本間をとらえてくる。被弾すると本間はクリンチして近藤の追撃をしのぐ。

     3R、変わらずプレッシャーを落とさない近藤に、本間も意を決したようにパンチで反撃していくが、やはり右ボディフック、右ストレートと次第に近藤が優勢となってくる。そして連打をまとめたところでレフェリーはスタンディングダウンを宣告。

     判定は3-0で近藤が勝利し、昨年ならなかった優勝に歓喜の涙をこぼした。


    ■試合後の近藤拳成選手のコメント
    「(試合の感想は?)相手の選手は強かったと思います。蹴りが強くて、ローキックが痛かったです。
    (2年連続で決勝進出を果たしたが、悲願の優勝については?)今年勝てて本当によかったです。
    (相手はやりにくくなかったか?)最初は自分も緊張していて、1Rはあまり動けなくて。このラウンドは取られたなと思いました。
    (ファンへメッセージを)これからもがんばって活躍していくので、応援よろしくお願いいたします」

    第9試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


    小澤 海斗 Ozawa Kaito

    第9試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-27,29-28,30-28
    • ×
    x

    エリアス・マムーディ Elias Mahmoudi

     1R、打点の高い前蹴り、ヒザ、ハイキックと飛ばすマムーディだが、小澤もガードを上げて警戒しながら横蹴りを返す。そしてそこから接近戦に持ち込み、右フックでとらえる。しかしマムーディも右ストレートを返してヒット。だが、ここでマムーディが首相撲からの攻撃を見せてしまいレフェリーから注意を受ける。サウスポーに構えるマムーディだが、小澤の蹴りが連続してローブローとなってしまい苦悶の表情を浮かべる。回復に時間が掛かるマムーディ。ドクターがリングに上がり様子を見る。しかし何とか試合に戻る。だが、再び掴んでの攻撃を見せてしまいマムーディはレフェリーから警告を受ける。

     2R、このラウンドもマムーディはサウスポーに構える。そして小澤に対しミドルキック主体の組み立て。懐に入れない小澤はバックブローからパンチをまとめるが、マムーディはこれをブロック。ここで小澤は後ろ回し蹴りを放ち、これがマムーディ脇腹をとらえ、「く」の字になったところをボディブローを連打して小澤がダウンを奪取。小澤は一気に試合を決めんとボディに連打を集めるが、ここはとらえ切れず終了のゴングとなる。

     3R、小澤はマムーディをロープに詰め、右ミドルから連係した右フックをヒット。効いてないぞとアピールするマムーディだが、疲労とダメージがあるか前に出られない。ミドルと前蹴りを放っても、余裕をもって小澤に見切られてしまう。

     判定は29-28、30-29、30-28の3-0で小澤。決勝進出を決め、まず第1のファイナリストとなった。


    ■試合後のエリアス・マムーディ選手のコメント
    「(1回戦の感想は?)凄く粘い相手ということでしたが、スタイルの相性としてはよかったと思います。ちょっと腹が痛く、体調が悪かったのですが勝つことができました。
    (2回戦の感想は?)1回戦と同じく粘り強かったです。1回戦で消耗し、腹の痛みもありましたが、ファンがサポートしてくれたのでがんばって戦いました。急所攻撃はきつかったです。
    (ファンへメッセージを)ファンのみなさんのサポートを感謝しています。またK-1のリングに立てればと思います。一つ言いたいのが、自分は男性のファンも女性のファンも大事にしています(笑)」

    第10試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


    ユン・チー Yun Qi

    第10試合/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • TKO
      • 2R 2分31秒
    • ×
    x

    武尊 Takeru

     1R、武尊はまず前蹴りを飛ばしていく。そして前に出ると右ボディフック、左フック。さらに右フックも放っていく。プレッシャーを発しユンをロープに追い詰めた武尊は左フックをヒット。さらに前に出ていく武尊だが、打ち合いの中でユンが左フックを武尊に打ち込む。さらに左ボディフックを武尊に打ち込むユン。武尊は後退していく。再び左ボディフックを打ち込むユン。ラウンド終了のゴングが鳴り、ユンが武尊の背中を叩くと、武尊はこれに対しにらみつけて闘志を露わにする。

     2R、武尊はユンのボディフックをかわし、左ハイをヒット。そこからダウンを奪取せんと向かうが、ユンが思いきり左フックを振るってくるため、武尊はこれを警戒しながらの応戦となる。そして右ストレートを当て、ボディにヒザ蹴り。ユンはややスピードが落ちる。しかしここでユンが跳びヒザ蹴りを放つと足が武尊の下腹部に当たってしまい一時中断。

     再会すると、武尊は前蹴りからの右フックでユンを後退させる。そして連打。そこから左フック、右ストレートを打ち込み、ユンをなぎ倒してダウンさせる。立ち上がるユンだが、苦しそうな表情。武尊は再び連打で襲い、右ストレート、左フックで再びユンをなぎ倒してKO勝利。快勝に、決勝を前にコーナーからのバク転を見せた。


    ■試合後のユン・チー選手のコメント
    「(1回戦の印象は?)神戸選手は非常に強かったですが、KOで勝ててうれしいです。
    (2回戦の印象は?)武尊選手はレベルが高くて凄かったです。国に帰って、やり直して、またチャンスを掴みたいと思います。
    (K-1の舞台については?)とてもすばらしくて大好きです。私のファンが少しいるのかなと感じたので、その期待を裏切ってしまいました。次回、また参戦していい試合ができればと思います。
    (ファンへメッセージを)覚えていただけたでしょうか? 2回戦で負けましたが、次回また出場して、武尊選手と再戦して勝ちたいと思います」

    第11試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


    左右田 泰臣 Soda Yasuomi

    第11試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        29-29,30-29,30-28
    • ×
    x

    ファワド・セディッキ Fawad Seddiqi

     1R、上背は劣るセディッキだが、開始からパンチを振るって積極的に前へ出る。やや勢いに押される左右田だが、ガードしてセディッキの蹴りをブロックして弾き、反撃の機をうかがう。セディッキは後ろ回しなど変則的な蹴りに加え、ブンブンとフックを振り回してくる。

     2R、蹴りのうるさいセディッキに対し、左右田は前に出てプレッシャーを掛け蹴りを封じに行く。セディッキをロープに追い詰め、ストレートからの右ミドルを浴びせる左右田。だが、セディッキもフットワークを使ってロープ際から脱する。だが、このラウンドは左右田もプレッシャーを落とさず、セディッキを追っていく。しかしセディッキは連打を放ち、距離ができると顔を狙った後ろ回し蹴り。左右田はこれにボディへのヒザ蹴りを返す。

     3R、セディッキはスピードを落とさず後ろ回し蹴り、ミドルと放ち、さらにフック。左右田はヒザ蹴りを狙って前に出るが、セディッキを掴んでしまいレフェリーから注意を受ける。前に出る左右田だが、セディッキも体をクルリと入れ替え、左右田のヒザを決めさせない。だが終盤、左右田はボディへのヒザから顔にフックとストレートを返してヒットを上げる。

     判定は2-0で左右田。接戦ながら復活勝利を上げた左右田は「格闘技は色々あるけれど、一番すげぇのはK-1なんだよ」と叫んだ。

    ■試合後のファワド・セディッキ選手のコメント
    「(試合の感想は?)タフなファイトでした。相手は強いところを見せられたと思います。
    (対戦相手の印象は?)非常にリスペクトしています、いい選手です。
    (K-1の舞台については?)このようなチャンスをいただき感謝しています。ずっとK-1で試合をしたいと思っていました。
    (ファンへメッセージを)必ず戻ってきます、センキュー、アリガトウ」

    ■試合後の左右田泰臣選手のコメント
    「(試合の感想は?)新しいことをやろうとしたのですが、最初からはうまくいかないなというのが率直な感想です。試合は別モノでした。
    (対戦相手の印象は?)映像で観て、こういう選手だろうと想定して作戦を立てましたが、思っていたのと動きが違う部分があったので、最初は戸惑いました。
    (ひさびさのK-1の舞台については?)やっぱり、いいですね。今日は本当に自分に甘くするとしたら、勝っただけで合格点というか。あとは今年からのK-1のファンにしっかりと覚えていただかないとなって思いました。
    (入場時のマスクについては?)完全になりたい自分になるという、煽り映像のまんまです。
    (名前は?)とくにありません。
    (ファンへメッセージを)旗揚げから応援いただいているかたに感謝ですね。まだまだ、K-1に帰ってこないといけない人がいると思うので、K-1に注目してください」

    第12試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


    久保 優太 Kubo Yuta

    第12試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        29-28,30-29,29-27
    • ×
    x

    牧平 圭太 Makihira Keita

     1R、両者サウスポーで牧平はローを、久保は前蹴りとローで距離を探り合う。牧平が前に出ようとすると久保は左ローを打ち込んで右フック。久保は構えに安定感があり、前蹴り・左ローと牧平に当てる。しかし牧平も左ローを当てて反撃する。

     2R、プレッシャーを掛けんとする久保だが、牧平は前蹴りで押さえてローキック。だが、そこから牧平が出てこようとすると、久保はいち早く察知してバックステップでスッと間合いをあける。次第に久保が左ローを連続で当てるようになり、牧平がダメージを見せ始めたところへさらに左ローを当てダウンを奪う。

     3R、後のない牧平は猛攻を仕掛け、逆に左ローを久保に効かせる。牧平は掴みも辞さずに攻撃を続けるが、久保はこれをやり過ごし、牧平の勢いがやや落ちたラウンド中盤から反撃に転じる。左右のボディフックで牧平の足を止める久保。しかし同時に牧平もローで久保の足をとらえてダメージを与える。牧平がローからハイを見せると久保は左右ボディで反撃。牧平は最後まで攻めて試合を終える。

     判定は3-0で久保。ウェルター級第1戦を勝利で飾った。


    ■試合後の久保優太選手のコメント
    「(試合の感想は?)ひさしぶりに一日勝って終われたなと思って。
    (対戦相手の印象は?)日本人のトップファイターなので強かったです。でも、3Rに足を痛めて失速して。トーナメントだったらまずかったな、と。格闘技は奥が深くておもしろいなと思いましたし、まだまだ強くなれると実感しました。とりあえず勝てて、この階級のエースということをちょっと証明できたかな、と。来年は新生・久保優太を見せたいと思います。
    (相手のローキックについては?)そんなには。試合中、ローは効いたことないです。スクワット、150kg以上あげるので(笑)。もっともっと練習して、精度を高めて世界トーナメント優勝したいと思います。この67.5kgに賭けているので。ぜひ応援いただけたらうれしいです。
    (ファンにメッセージを)本当はKOしたかったんですが、最後倒しきれなくて自分にも課題が残る試合でした。とりあえず、結果的に次につなげることができたので。来年はたくさん試合をして、世界一になるところを見せたいと思うので、応援よろしくお願いいたします」

    第13試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R


    サニー・ダルベック Sanny Dahlbeck

    第13試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分9秒
    • ×
    x

    城戸 康裕 Kido Yasuhiro

     1R、サウスポーのダルベックに対し、城戸は構えを左右にスイッチしながら応戦する。ダルベックがプレッシャーを掛けてきても、城戸はロープ際を回って追い込まれないようにする。左の強打をストレート、フックと振るうダルベックだが、城戸は腕を前に伸ばしてこれを弾き、クリンチも交えて防ぐ。ジャブからローを当て、手応えがあったか城戸は前に出るが、ここでダルベックは左ストレートをジャストミート。さらに崩れ落ちるところにヒザ蹴りも見舞い、城戸を大の字にしてノックアウトした。


    ■試合後の城戸康裕選手のコメント
    「(試合の感想は?)作戦もふつうにうまくいってたんですけど、ジャンケンポンで負けたような感じですかね。もう一回、やりたいですね。
    (対戦相手の印象は?)あの若さでスゲーなと思いますね。攻撃が重いですね。ひさびさに外国人の重さを感じましたね。
    (どういう試合プランだった?)フェイントかけてローとか。相手の一発をもらって効きましたね。ちょっと、時間戻したいです。もう一回やりたいです。
    (今後については?)全然、やってきたことは間違ってないし、通用すると思うんですよ。ただ、1Rで負けたので、通用しないと思われたらイヤだな、と。来年、全然バリバリやります!
    (ファンへメッセージを)すみません! やっちゃいましたけど、まだまだやれるので。来年、さらにパワーアップして戻ってきます」

    ■試合後のサニー・ダルベック選手のコメント
    「(試合の感想は?)厳しい試合でした。城戸選手のファイトスタイルは戦いづらかったです。様子を見ながら試合をして、結果的に勝つことができました。
    (対戦相手の印象は?)ガードも距離があって、戦いづらい相手でした。ペースに巻き込まれないように、待って待って試合をしました。運の流れがこっちに向いたと思います。
    (去年11月にインフルエンザで流れた王座戦については?)まず、みなさんにお詫びしたいです。またチャレンジできる機会があれば、ぜひ戦いたいと思っています。
    (ひさびさのK-1の舞台については?)日本に戻ってこれたので楽しかったです。ファンのみなさんの声援はうれしかったです。日本はとてもいいところだと思います。
    (ファンへメッセージを)自分を応援してくれて、どうもありがとうございました」

    第14試合/K-1 WORLD GP 2016 初代フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


    小澤 海斗 Ozawa Kaito

    第14試合/K-1 WORLD GP 2016 初代フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        25-30,25-30,25-30
    • ×
    x

    武尊 Takeru

     1R、歩を進めてプレッシャーを掛けんとする武尊に、小澤は横蹴り・ローキックを飛ばしてけん制する。武尊はしかし意に介さず前に出てボディから顔へフックを走らせる。小澤は右回りして武尊のプレッシャーを避ける。武尊は右ボディフックでも小澤をとらえ、そして顔面へフックを走らせる。小澤をどんどん追っていく武尊はこの勢いに巻き込むようにして小澤をダウンさせる。ややスリップ気味にも見えた小澤だがダメージがあり、続けて武尊は左フックを打ち込み2度目のダウンを奪う。ダメージがうかがわれた小澤だが、カウントギリギリで立ち上がってラウンドを終える。

     2R、場内の「武尊」コールを受け、武尊はKOに向かう。そして小澤に顔面前蹴り。小澤はバックブローからフックを打ち込んで攻めるが、武尊はその倍返しとばかり、フックの強打とボディへのヒザ蹴りで襲う。後退ベースとなる小澤は胴回し回転蹴りを放つなどするのだが、武尊は押しつぶすようにして当てさせず、小澤は局面を打開できない。

     3R、武尊は前に出てヒザを突き刺し、小澤の後ろ回し蹴りをかわすとえ笑顔を見せる。武尊は余裕の表れか逆に胴回し回転蹴り。まだ余力のある武尊はボディへのヒザからボディフックと走らせる。そして小澤をどんどん追っていく。両者笑みを見せながら打ち合いを展開。しかし武尊がボディにヒザを入れ、さらに顔・ボディとフックを見舞って優勢で終える。

     判定は30-25、30-25、30-25の3-0で武尊。優勝を決めると小澤と何事か言葉を交わし、互いを認め合ったようにした後で別れた。そして試合後、武尊はリング上からファンに向けて以下のメッセージを送った。

    「たくさんの応援、本当にありがとうございました。ちょっと…きつかった(苦笑)。-55kg(スーパー・バンタム級)のトーナメントの時はKOでポンポンと勝ったんで、ここまでトーナメントが過酷なものだとは思っていませんでした。

     今回は一回戦が終わったくらいから足や拳がボロボロで正直しんどかったんですけど、俺がチャンピオンじゃないとこのK-1はもっとデカくならないと思うし、俺がそれをするし。俺が先頭で引っ張って、今回は2階級制覇しましたけど、俺はこんなところで満足してないし、もっと強くなってもっとK-1をデカくしていくんで、K-1 WORLD GPを一緒に盛り上げてください。よろしくお願いします。

     言いたいことをたくさん考えて、感謝したいこともたくさんあるんですけど…ちょっと飛んじゃったんで、試合の話をします。大晦日、俺がいないと盛り上がらないでしょ? 日本の大晦日にK-1のチャンピオンが出ないと絶対に盛り上がらないと思うんで、年末もう一回やりたいと思います。大晦日のリングでK-1をもっと広めて、K-1代表として、K-1を日本全国、世界に広げていくんで、今日は応援ありがとうございました! K-1最高!!!!!」

    ■試合後の小澤海斗選手のコメント
    「(決勝の印象は?)いまは頭真っ白なんで、とりあえずノーコメントです。ゼロから這い上がります。
    (武尊選手からの言葉は?)覚えてないです、ノーコメントで。
    (ダウンを喫したときによぎったのは?)ダウン自体、初めてだったんですけど、『何してんだろ?』って速攻立ちました。
    (武尊選手への気持ちは?)それもノーコメントで。頭真っ白なんで。
    (ファンへメッセージを)また、ゼロからやり直します」

    ■試合後の武尊選手のコメント
    「(優勝の感想は?)有言実行しないとスターじゃないし、言ったことはちゃんとやります。
    (1回戦を振り返って?)一番強いかなと思ったので警戒してたし、蹴りでヒザを痛めちゃって、そこから曲がらなくなって。なるべく、前蹴りで封じ込めようとしたんですけど。トーナメントは足やられちゃうときついので。倒れたことない選手だったので、絶対倒したかったです。
    (2回戦は?)正直、ユー・チン、ヤベーなと思いましたね(苦笑)。階級上げて、僕もパワーあると思ったんですけど、フィジカルの強さを感じました。効いたのが何回かありましたね、それが何かは言わないですけど(笑)。
    (決勝は?)会見の言葉に応えて上がってきてくれて。準決勝の試合はふざけんなよと思ったけど、上がってきて。あんなヤツに優勝は渡さないという気持ちでしたけど、上がってきたのはうれしかったですね。
    (足のケガは?)自分が蹴ったのも、蹴られたのもあるし、いろいろですね。階級上げて、攻撃力が上がったので、当たりどころが悪いとケガしちゃいますね。
    (三日月蹴りを混ぜてた?)そうですね、けっこう昔から練習していて。毎回出してるんですけど、今回も。自分がケガする可能性もあるんですけど、意外とはまったかな、と。
    (1、2回戦で相手の攻撃をもらわなかったのは?)階級上げたことで、いままでみたいにもらいながらだと効いちゃったりするので、ディフェンス面を気にしました。でも、いつものスパーのほうがきついです。
    (試合後の涙の想いは?)このトーナメント決まってから、暴れるだけと言い聞かせてたんですけど、正直プレッシャーしかなくて。勝つしか考えてないですけど、正直僕のブロックはけっこうきつくて。トーナメント中、控え室で『次、いけるのかな?』と思うくらいだったので。そのしんどさ、心が何回も折れかけたけど、代表に気持ちで負けるなとずっと言ってもらえて。絶対に代表を勝たせたいと思って、目があったら泣いちゃいました。
    (小澤選手にはなんと声をかけた?)正直、大嫌いだし、向こうもそうだと思うんですけど、決勝まで上がってきてくれたので。K-1の舞台でバチバチやれるっていうのは、男同士、拳の会話じゃないですけど。嫌いなのは変わらないですけど『ありがとう』と伝えました。
    (大晦日の話をしていたが?)K-1のチャンピオンになるのは有言実行ですけど、それよりもK-1を大きくしたいし。僕はK-1に救ってもらった人生なので、昔のブーム以上にしたいし、そのためにはK-1をもっとたくさんの人に見てもらいたいので。とりあえず大晦日は『K-1最高!』ってみんなに言わせますよ」