大会情報

  • 日程 2018年12月16日(日)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1,850人(超満員札止め)

  • 開催日時概要

    17:00開場/17:10プレリミナリーファイト開始/18:00本戦開始

  • ONEDAY 公開中!
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    大会概要

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合/Krushフェザー級/3分3R


    安達 元貴 Adachi Genki

    プレリミナリーファイト第1試合/Krushフェザー級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        28:28/29:28/29:28
    • ×
    x

    勝輝 Masaki

     1R、勝輝がジャブから右ローで先制。安達は左フックをフルスイングしていくが、勝輝は見切って当てさせない。勝輝は左フックの上下打ちからヒザに繋げるが、安達はその後で左フックをカウンター。勝輝は崩れ落ちてダウンを喫する。立ち上がった勝輝はさほどダメージを感じさせず跳びヒザ、コンビネーションからのハイキック、ミドルと安達を攻める。安達は右ストレートを決め、勝輝はこれに一瞬膝を着くが、すぐに立ってこれはダウンとならず。勝輝はひるまずジャブから左フック、右ストレートで反撃して初回を終える。

     2R、右ストレートを当てる勝輝だが、安達もすぐ右ストレートを当て返す。ボディを交えた速いコンビネーションで攻める勝輝だが、安達がプレッシャーを発して前に出る。しかし勝輝はボディアッパー、ヒザと攻撃を散らし、右ストレート、顔面前蹴りとヒットを増やす。パンチに加え右ローも入れ、勝輝はヒットを重ねていく。安達はダメージの蓄積から後退していくが、勝輝に対し左ボディを返す。

     3R、勝輝は変わらず手数が多く速いコンビネーションで攻めるが、安達はボディへのヒザ、右クロスと威力で上回って勝輝を下がらせる。しかし勝輝も顔を紅潮させながら応戦。ジャブ、左フックを振るうが、安達はジャブ、右クロスで襲い、勝輝を次第に追い詰める。ジャブで下がらせんとする勝輝だが、安達もすぐまた前に出返してくる。勝輝が右ストレートを入れれば安達もすぐさま右ストレートを返す。両者打ち合いのヒットする数は互角だが、安達がやはり威力で上回るか。判定は28-28、29-28、29-28の2-0で安達。打ち合いの一戦を制した。

    プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R


    久保 一馬 Kubo Kazuma

    プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 2-1
        30:29/29:30/30:29
    • ×
    x

    勇治 Yuji

     1R、他団体で2階級の王者になっている勇治は右クロス、右ローかで先制するが、久保もすぐ前に出て右ロー、右ストレート、前蹴りと返す。前に出てくる久保を押し返して下がらない勇治だが、久保はそこへ右ローを放って入れる。馬力で勝る久保だが、終了間際、勇治は右ストレート、アッパーを当てて久保に効かす。

     2R、久保は手を前に伸ばして前進し右ローを浴びせる。勇治はそこへ右アッパーを突き上げ、続いて左フックをフォローする。久保は右ローに加えて左右ボディフック。勇治もこれを押し返してボディヒザ、右ストレートで反撃するする。久保は右ストレートを当て返し再び前進。やはり勇治に対し押し勝っている印象だ。

     3R、左ミドルを放ちジャブを突く勇治だが、久保は前進の圧力を落とさず、ジャブからの右ローを当てていく。パンチはやや押し気味になっている久保だが右ローは勇治にダメージを与えている。鼻血の見られる久保だが、勇治の左右フックを被弾しても止まらない、下がらない。勇治を最後まで押し切り戦いを終える。判定は30-29(久保)、30-29(勇治)、30-29(久保)2-1で久保。接戦をものにして勝利した。

    プレリミナリーファイト第3試合/Krushフェザー級/3分3R


    山浦 力也 Yamaura Rikiya

    プレリミナリーファイト第3試合/Krushフェザー級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        25:28/25:28/25:28
    • ×
    x

    斗麗 Toma

     今年のK-1甲子園王者の山浦とオランダ・Mike's Gymで武者修行経験のある斗麗が対戦した。1R、前に出る山浦に対し、斗麗は構えを左右にスイッチしながら左ハイキック、ヒザ蹴りと山浦に見舞う。山浦は左フックを当てて向かうが斗麗は右ストレートを当て返し、左ハイ、右ストレート、左フックと山浦をロープに詰めて猛攻。場内の斗麗コールが後押しする。フックで切り込んできた山浦をかわし、斗麗は右ストレートを打ち込みダウンを奪う。立ち上がった山浦に対し、斗麗は構えの左右スイッチを見せ、左ストレート、右フックと当て攻勢で終える。

     2R、ダウンを奪われている山浦は攻めて出んとするが、斗麗はここも左右にスイッチして迎え撃つ。山浦はボディ打ちで斗麗を削って挽回を図る。斗麗は右フックから顔面へのヒザ。しかし斗麗はハイペースがたたったか、やや動きに失速を喫してくる。だが、前に来た山浦に斗麗はカウンターの右ストレート。これに山浦はぐらついてしまい斗麗に組み付いてしまう。

     3R、前に出る山浦だが、斗麗は跳びヒザから入り、左右フックを連係。左フックを強振する山浦だが斗麗に見切られ当たらない。サウスポーに変わった斗麗は左のヒザを顔とボディと打ち分け、横向きになってしまった山浦に左フックを打ち込み、この試合2度目のダウンを奪う。ヒザの冴える斗麗はさらにヒザで攻めるが、ここで山浦は右ストレートをヒット。斗麗は口が開いて後退し、コーナー際で連打を浴びるとレフェリーはスタンディングダウンを宣告。さらに追撃に出んとした山浦だが、ここで終了のゴングが打ち鳴らされる。

     判定は28-25、28-25、28-25の3-0で斗麗。期待の新鋭同士の対戦を制し勝利した。

    第1試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R


    高梨knuckle美穂 Takanashi knuckle Miho

    第1試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/29:28/30:27
    • ×
    x

    MOE Moe

     9月のKHAOSで豪快なKO勝利を収めた高梨とアマチュアでの経験豊富なMOEが対戦。1R、高梨はゴングからすぐ前に出て右ストレートを狙っていくが、MOEは接近を見て取り、逆に右ストレートをカウンターで当てる。さらにMOEが左フックを当てて優勢。高梨は入り際にジャブ、左フックと当てられMOEにパンチをクリーンヒットできない。

     2R、右ミドルから間合いを詰めんとする高梨だが、MOEは前蹴りで押さえ、速いジャブ・左フックを連係する。高梨は左ミドルから右ストレートに繋いで出るが、MOEはフットワークを使ってその場におらず高梨の射程距離から逃れる。しかし高梨は左ミドルから打ち合いの間合いに持ち込み、MOEの左ミドルの蹴り終わりにパンチを合わせてダウンを奪う。

     3R、ダウンを奪って余裕が感じられるようになった高梨は左ミドル、左ローと蹴りを入れてからMOEを追い掛ける。MOEは頭を振りながら左右フックを振るって高梨に向かるが、ダウンを奪い返すヒットを上げるには至らない。判定は30-27、29-28、30-27の3-0で高梨。Knucleの名にふさわしい強打を見せ勝利した。

    ■試合後の高梨knuckle美穂選手のコメント
    「(試合を振り返って?)反省点だらけです。ダウンが取れてなかったら、負けてたかもって思ったので。(対戦相手の印象は?)相手がどんな選手か、動画もなかったのでわからなかったので。でも、ジュニアからやってるって聞いてたので、うまいなと思いました。パンチのタイミングとか。いいパンチも何発か入ったので。(今後の目標は?)次の試合は絶対にKOで勝ちます。それで女子アトム級(45kg)のベルトを絶対に取るのでよろしくお願いします」

    第2試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R


    C-ZUKA Shizuka

    第2試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/30:27/30:28
    • ×
    x

    福原 優 Fukuhara Yu

     1R、上背で勝るC-ZUKAは蹴りを中心に攻めるが、福原はこれに左フック、右ストレートとパンチで攻める。距離を取ろうとするC-ZUKAだが、福原は右フックをヒット。だが、C-ZUKAはすぐ蹴りの連打に戻り、右ミドルを入れて福原を懐に入れさせない。

     2R、C-ZUKAは右ロー、右ミドルからリーチあるワンツーを飛ばし、福原に次々ヒットを上げる。これに阻まれ福原は中に入れない。C-ZUKAはミドルからの連打が止まらず、福原がパンチを返してきてもブロックで弾き、逆に右ミドルを福原のわき腹に打ち込んで終える。

     3R、C-ZUKAは完全にリズムに乗り、左右のミドルからワンツーを伸ばして福原を追う。福原も合間に左右フックを返して反撃を図り、単発のヒットこそ見られるがC-ZUKAを止められない。C-ZUKAは逆にミドルで福原の腕、脇を蹴りつけて終了のゴングを聞く。判定は30-28、30-27、30-28の3-0でC-ZUKA。ノンストップの蹴り攻撃で勝利をものにした。

    ■試合後のC-ZUKA選手のコメント
    「(試合を振り返って?)率直によかったです、ありがとうございました。(試合前、試合後で相手選手の印象は変わった?)申し訳ないですが、とくに何も変わってないです。(今後の目標は?)保育士という仕事をする中で、朝早くから夜遅くまで忙しい中で悩みながらやってたり、若い選手が出てきたり。試合のたびにたくさんのかたに支えられてるなと感じてます」

    第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


    桝本“ゴリ”翔也 Masumoto“Gori”Shoya

    第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/29:30/29:30
    • ×
    x

    森坂 陸 Morisaka Riku

     スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで一回戦敗退に終わった2人が生き残りをかけて激突した。1R、桝本はのっしのっしと前に出て森坂に迫る。森坂はこの圧力に詰められてしまわないよう足を使ってリングを回る。桝本は森坂の蹴りを浴びながらもプレッシャーを緩めず、左ボディ、左ストレートとパンチで攻める。右ストレートのカウンターを入れる森坂だが、桝本は一向に前進を緩めない。さらに右ミドルから右ストレート、バックブローと入れる森坂だが、桝本はやはり前進を止めない。終了間際に左フックを森坂に打ち込んで初回を終える。

     2Rも前に出る桝本、足を使って回りながら蹴り・パンチを入れる森坂の構図は変わらない。森坂は右ミドルの直後に繋げる右ストレートがよく当たる。桝本もパンチが目立つが右ローでもよく森坂をとらえている。森坂は右ストレート、左フックと桝本にヒットを蓄積させていく。

     3R、桝本は接近戦で左ボディフックからパンチを連係させていかんとするが、森坂はその場に止まることなくフットワークで距離をあける。左フック、右ストレートとヒットを上げる森坂だが、桝本は被弾があっても大きく体を震わすことなく、そのまま前に来てヒットを無効化してしまう。さらに連続で左フックを当てる森坂だが、桝本はそれでも前進を変えず、逆に左フックで森坂を一瞬フラつかせる。さらに桝本はタフネスを活かして左右パンチで森坂を下がらせて試合終了となる。

     判定は30-29、30-29、30-29の3-0で森坂。的確なヒットで上回って勝利し、これで連敗脱出となった。

    ■試合後の森坂陸選手のコメント
    「(試合を振り返って?)今回負けたら当分試合しないってツイッター発表してて、覚悟を持って挑んだ試合で3連敗から脱出できて。格上の選手にギリギリですけど勝てたのでうれしいです。(対戦相手の印象は?)思ってたとおりの印象でパワーが凄いなと。スピードはないなと思っていたので。パンチがあって強い選手でした。(今後の目標は?)このまま勝ち続けて、いつかK-1には出たいっていうのはあります。KOできる選手になるのが一番の目標だと思います」

    第4試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    西京 佑馬 Saikyo Yuma

    第4試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 0分38秒
    • ×
    x

    アリ・ザリンファー Ali Zarinfar

     西京は6月のKrush後楽園大会以来、約半年ぶり再起戦。対するザリンファーは初代K-1クルーザー級王者シナ・カリミアンと同じWSRフェアテックス・イランからの刺客だ。1R、ザリンファーは左フックから右ストレートと強打を繋いでコーナーに詰め西京にダウンを迫るが、ここで西京は左フック一閃。ザリンファーのアゴを打ち抜いてダウンを奪う。立ち上がったザリンファーだがダメージを見てレフェリーが試合をストップした。

    ■試合後の西京佑馬選手のコメント
    「(試合を振り返って?)初めての外国人でパワーがあるか怖かったですけど、やってみて攻撃も見えたので。ドンピシャで入ったのでよかったです。(対戦相手の印象は?)映像が2年前のしか見てなくて。でも、そんなに変わってないだろうと。試合が始まっても同じような感じでした。(今後の目標は?)これからもっともっと上の選手とやって、タイトルマッチに近づきたいと思います」

    第5試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R


    神保 克哉 Jinbo Katsuya

    第5試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 2分53秒
    • ×
    x

    平塚 洋二郎 Hiratsuka Yojiro

     空道の大道塾仙南支部にも所属する平塚は道衣で入場。対する神保は今やトレードマークとなった特攻服でリングに上がる。1R、神保は開始から強気で前に出て右ストレートの上下打ち、右クロスと振るっていく。平塚はサウスポーに構え左ミドル、左インローと放ち神保をけん制する。かと思えばオーソドックスへ戻って神保にロングフックを振るっていく。

     2R、平塚は1R同様左右に構えをスイッチしながら戦いを進める。神保は左インローからパンチを連係し、左ハイ、左インローとまず蹴りが当たり始める。そして続いてジャブ、左フック、右ストレートとパンチが平塚をとらえていく。この右ストレートで平塚の鼻柱から出血が見られ、ドクターチェックが行われる。

     再開すると、神保は右ハイを打ち込んでダウンを奪取。残り時間は少なかったが、神保はパンチの連打で攻め込み、最後は押し倒されたかの平塚だったが、ダメージの蓄積もありレフェリーがストップした。試合後、神保はマイクで「そろそろベルト絡みたいんでよろしく!」と王座挑戦をアピールした。

    ■試合後の神保克哉選手のコメント
    「(試合を振り返って?)納得はしてないです、1Rは固くなっちゃったんで。まあ倒せたのでいいかなと思ってます。(対戦相手の印象は?)倒せないとヤバい相手だなと思っていたので。1R、ナメちゃった部分があって固くなっちゃったんですけど。(今後の目標は?)世界制覇を目指します」

    第6試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    郷州 征宜 Goshu Masanobu

    第6試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 3-0
        10:9/10:9/10:9
    • ×
    x

    山本 直樹 Yamamoto Naoki

     今年6月に島野浩太朗に敗れてタイトルを失い、9月のK-1でもスアレックに敗れている郷州。一方の山本は3月の次期挑戦者決定戦でこそ島野にKO負けを喫したものの、その後はKrushで2連勝と調子をあげてきている。

     1R、郷州は前蹴りから跳びヒザで向かう。山本はこれを正面で受けず、ステップで横にかわして応戦する。郷州は右ストレートを当て、前蹴りで山本を追う。山本も前蹴りを飛ばして郷州をストップする。一旦止まったかに見えた郷州だが再び前進して左右のクロスで山本を襲う。山本をコーナーに詰め郷州は左右のストレートからボディへのヒザ。前進してくる郷州を山本はやはりサイドへかわし、左ハイを叩き込んでダウンを奪取。すでに3分は回っており、郷州が立ち上がったところで終了のゴングとなる。

     2R、一層前進と圧力を増す郷州。山本はやはりサイドに身体を交わし、サウスポーに変わって、左ストレート、右フックを当てて郷州に迫る。しかし郷州も右ストレートをかえし山本を脅かす。膝も鋭く突きさす郷州は右ストレート、左フックと連続でヒットさせる。再び左ハイを当てる山本だが、郷州は止まらない。なおも郷州は右ストレートと左フックで山本にダウンを迫る。

     3R、前に来る郷州に山本も右ストレートと左フックで応戦。郷州はヒザ蹴りを織り交ぜたコンビネーションで上回り、山本を下がらせる。バックブローを織り交ぜる山本だが、目測が正しくなく郷州をとらえられない。山本は口が開きながらも右ハイキックを飛ばすが、これは郷州のグローブに阻まれる。それでも山本は左右の拳を振るって郷州に向かう。しかし郷州もパンチの精度で上回って山本を少しずつではあるが下がらせる。判定は29-28、28-28、28-28で山本に1票入るもドロー。延長戦で勝負を決することとなる。

     延長R、前に出た郷州は間合いを詰めて打ち合いを仕掛ける。対する山本は前蹴り、左ミドルでこれに付き合わない。しかし郷州は馬力とスタミナで上回り、山本を自身のリズムと間合いに引き込んでしまう。郷州はボディへのヒザも忘れず、そこから左右のストレートに連係。山本はバックブローで回転するが動きに力がなく郷州に押される。右フックを受け、崩れ落ちそうになる山本だが持ち直して応戦を続ける。さらに郷州がラッシュを続けて試合を終える。判定は3者10-9で郷州。山本との総力戦を制して勝利した。

    ■試合後の郷州征宜選手のコメント
    「(試合を振り返って?)1Rでダウン取られたんですけど、なんとか盛り返せてよかったかなと。本当に盛り返せたかはわからないですけど。ああいうミスがこれから先、どんどん命取りになってくるので。ああいうミスをなくして、もっともっとがんばっていきたいなと思いました。(今後の目標は?)今日、Krushのスーパーフェザーのタイトルマッチがあるので。どちらが勝とうが、そのベルトを取りに行こうと思っているので、また応援していただけるととうれしいです」

    第7試合/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R


    軍司 泰斗 Gunji Taito

    第7試合/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 2-1
        10:9/9:10/10:9
    • ×
    x

    椿原 龍矢 Tsubakihara Tatsuya

     トーナメント一回戦で亀本勇翔にKO勝利した椿原と森坂陸に判定勝利した軍司。両者はプロアマ通じてこれまで3回戦っており、椿原が2勝1敗で勝ち越している。自信を見せる椿原に対し、苦手意識を感じさせる軍司。4度めの対戦の行方やいかに。

     1R、軽快なフットワークを見せる軍司に対し、椿原は前蹴り、右ローを飛ばし、接近戦ではパンチを走らせる。軍司も左右ボディから顔へとパンチを回転させるが、椿原はカウンターの右ストレート。軍司がさらに向かうとしかし椿原はフットワークでその場におらず追撃を許さない。

     2R、椿原は左足を前蹴りに続いてハイキックで飛ばし、これが軍司の顔をとらえる。ジャブから間合いを詰めんとする軍司だが、椿原はそこに右ストレートのカウンター。さらに自ら右ストレートで出て左ハイキックを繋ぎ軍司を襲う。軍司も椿原をロープに詰めてボディフックから顔へのフックを見舞うが、椿原は顔へのパンチは当てさせない。そうする中にもハイキックを飛ばし、軍司を脅かす。

     3R、椿原は変わらずハイキックを飛ばすも、危険なパンチの間合いにも入り、左フックで軍司をとらえる。ハイキック、後ろ回し蹴りと大技を見せる椿原だが、軍司は見切って当てさせない。重いボディフックをめり込ませ、椿原を襲う軍司だが、椿原も右ストレート、左フックとカウンターで迎え撃つ。椿原の跳びヒザに軍司も引かずに左フックと右ストレートを返して終了。判定は29-29、29-29、30-30とドロー。もう1Rの戦いで勝負を決することとなる。
     延長R、前に出た椿原はハイキックを飛ばしそこから右ストレートに繋げるが軍司はこのパンチを当てさせない。逆に軍司は左右ボディを打ち込み椿原の失速を狙う。跳びヒザを放つ椿原だがクリーンヒットできず。軍司はボディフックから顔に繋ぐフックを当てる。しかし椿原もこれを受けた後でパンチを返す。だが軍司は終了間際に左フック、右ストレートとパンチをまとめて延長を終える。

     判定は10-9(軍司)、10-9(椿原)、10-9(軍司)と2-1で軍司。実力伯仲の一戦を僅差ながら制し決勝に上がった。

    ■試合後の軍司泰斗選手のコメント
    「(試合を振り返って?)やりづらさはあったんですけど、その中で冷静に戦えて。ちょっとつまんない試合になっちゃったんですけど、次にいけるのでよかったと思います。(試合前、試合後で相手選手の印象は変わった?)そうですね、やったのは一年前なので。パンチも強くなってて、練習してるんだなっていうのが伝わりました。(今後の目標は?)次、決勝戦なんでしっかり勝って。そこは目標じゃないんで、その先を狙っているんで。これからも応援よろしくお願いします」

    セミファイナル(第8試合)/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R


    玖村 将史 Kumura Masashi

    セミファイナル(第8試合)/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 3-0
        10:9/10:9/10:9
    • ×
    x

    ビクトー・サラビア Victor Saravia

     トーナメント一回戦で大岩翔大にKO勝利した玖村と桝本"ゴリ"翔也との延長戦を制して勝ち上がったサラビアが激突。タイトルの懸かる決勝へ上がるのはどちらとなるか?

     1R、上背で勝る玖村はサラビアの左ボディフックをもらうものの、左フックは見切り空を切らせていく。そして左右のミドル、跳びヒザ、ジャブと攻撃を散らす。サラビアは玖村のジャブに右スイングフックを強振してカウンターを狙う。玖村はミドルを入れ、ジャブで間合いを保ってサラビアのパンチをかわし、跳びヒザから攻めて出る。

     2R、玖村はジャブと左前蹴り、左ミドルを出してサラビアの進入を阻む。そしてヒザを放っていくが、サラビアもそこを逃さずスイングフックのカウンターを狙う。玖村もこれを当てさせず、このラウンドも跳びヒザを繰り出す。さらにジャブ・前蹴りを忘れずサラビアを止める玖村。サラビアが左フックを当てても玖村は再び前蹴りでその後の追撃は許さない。だが、終了間際にサラビアが左フックと右クロスを当て玖村をフラつかせる。

     3R、ジャブでサラビアを遠ざけ、顔へのヒザを突き上げる玖村だが、サラビアの右ストレートを受けロープにフラついてしまう。何とか体勢を立て直す玖村。サラビアは追撃せんと圧力を強めるが、玖村はダッキングとプッシングでサラビアの攻撃に対処する。しかしこれまでのラウンドよりサラビアの圧力を避けられなくなっている。動きの落ちてきた玖村にサラビアは左右ボディフックで追い打ち。だが、玖村もワンツーをヒットする。ここからワンツー、前蹴りと前に出ていく玖村。そして左フックの相打ちから右ストレートを当ててラウンド後半を盛り返して終える。判定は29-28(玖村)、29-28(サラビア)、29-29でドロー。軍司vs椿原に次ぎ延長となる。

     延長R、玖村は前蹴りを放ってサラビアをけん制。サラビアを前に来させない。左前蹴り、そしてジャブと玖村はヒットを上げる。距離を作ることでサラビアが左フックをフルスイングしても空振りさせ当てさせない。玖村がさらにジャブとミドルを当て、延長までの戦いを終える。判定は10-9、10-9、10-9の3-0で玖村。軍司の待つ決勝に勝ち進んだ。試合後、軍司がリングに上がり、決勝で対戦する2人が決勝への意気込みを語った。

    軍司のマイク
    「次の2月16日はパンチの選手なのでしっかり練習して最高の試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」

    玖村のマイク
    「今日は大きい声援ありがとうございました。しょっぱい試合ですいません。試合終わって謝るのもおかしいんですけど、大きいことを言ったから次はしっかり練習してきてKOで倒してチャンピオンになりたいと思います」

    ■試合後の玖村将史選手のコメント
    「(試合を振り返って?)もっと圧倒的に勝とうと思ったんですけど、さすが世界のトップファイターですね、強かったです。(対戦相手の印象は?)自分の攻撃が当たれば倒れるなと思ってたんですけど。何発も効いたなって思ったんですけど、気持ちが強かったですね。(今後の目標は?)今年はKrush参戦して、5戦全部勝てたんで。来年はしっかり2月にベルトを取って、K-1に出て活躍していきたいと思います」

    メインイベント(第9試合)/Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    島野 浩太朗 Shimano Kotaro

    メインイベント(第9試合)/Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 3-0
        10:9/10:9/10:9
    • ×
    x

    大岩 龍矢 Oiwa Tatsuya

     腕相撲でヘビー級にも勝つパワーを持ち、武尊の盟友でもある挑戦者・大岩。その武尊との「一緒のベルトを巻こう」という約束を果たすべくリングに立つ。一方の王者・島野はKrushデビューから苦闘の果てに手にしたベルトを死守して年を越すべく初防衛戦に臨む。

     1R、島野は左ボディを打ちに行くが、大岩はそこへ左フックを合わせて腕力で押し倒す(ノーダウン)。大岩は右クロスをヒット。島野はジャブを伸ばすが、大岩はそこへ右フックを合わせようとする。島野の左フックをブロックし、右ローで足を跳ね上げる大岩。島野も右ローを当てていく。大岩は右クロス、右フックとパンチの軌道を変えて迫る。島野は左ボディフックを打ち込み、大岩はこれに対し一気に攻めず右スイングフック。島野の左フックに右スイングフックを狙う大岩だが空を切る。島野はさらに右ボディフックも大岩に打ち込んでいく。

     2R、島野はジャブで距離を作り、大岩のスイングフックをかわして左ボディフック。島野はさらに右アッパーから左ボディフック。大岩もジャブを返すが、島野のジャブがヒット数で上回る。ダメージこそ見せない大岩だが、島野のボディフックを被弾する場面が目立つ。ボディへのヒザを入れる島野に大岩は右スイングフックを入れるが、これは当たりが浅い。しかし打ち合いの中でバッティングがあり、島野の左目じりが切れて出血する。ドクターチェックの後で再開するも、島野はジャブで距離を保ち大岩にクリーンヒットを与えず終了する。

     3R、島野は左右ボディフックから顔面にパンチを走らせる。大岩はこれにパンチ一辺倒とならず、ボディへのヒザ・ミドルと放ってから顔へのスイングフックを振るう。島野はジャブから右スイングフック。ヒットの数で上回る島野だが、大岩もスイングフックを1発当てると形勢を自分へと引き寄せる形勢。だが、島野はそこからストレート、アッパー、ボディへのヒザ。ダメージこそ見せない大岩だが、島野のボディフック、ヒザが効いているか手数が落ちる。一方島野は手数を落とさず、左ボディを交えたと連打で攻め落とさんとする。判定は29-29、29-29、29-29でドロー。タイトルマッチは延長戦にもつれ込む。

     延長R、島野はヒザ、ロー、左ボディフックと攻撃を散らす。これに対し大岩は左右のフックを振るって向かうが、やや動きが緩慢になる。島野はワンツーからボディへのヒザ、左ボディと見舞い、大岩の左右フックを被弾する場面があっても前に出ていく。ボディへのヒザも忘れない島野。大岩は消耗が目立ち、体をつけて押すようになってしまう。島野はボディフックから顔への右フック、ボディへのヒザと大岩を攻めて試合を終える。判定はジャッジ3者とも10-9で島野。パワフルな難敵・大岩をくだし、ベルトを守った。

    島野のマイク
    「こんばんは。最後まで残ってくださったファンのみなさん、ありがとうございます。今日までサポートしてくださった菅原会長、菅原道場チームのみなさん、応援に来てくださったみなさん、ありがとうございます。今日大声援が青コーナーから聞こえてきて、全力で戦っていい時間を過ごすことができました。大岩選手の応援団のみなさん、ありがとうございました。

     先週12月8日にK-1のタイトルマッチが行われ、武尊選手と皇治選手、格闘技、K-1を背負うようなスター選手が最高に盛り上げた大会だったと思います。自分は選手としては不器用なタイプで、このリングに必死にしがみついて一日でも生き残るんだということでチームのみなさんと挑戦しています。サポートしてくだったみなさん改めてありがとうございます。

     私事なんですけど、菅原会長誕生日おめでとうございます。今日は自分にとって大きな前進になりました。選手である以上、自分の夢は世界のトップと拳を交えることです。全力で成長できるよう頑張りますので、よろしくお願いします」

    ■試合後の島野浩太朗選手のコメント
    「(試合を振り返って?)大岩選手からKrushのベルトを絶対に獲るっていう気持ちが伝わってきて。でも、自分は僅差でも勝ってベルトを持ち帰るために準備してきたので。会長と二人三脚、準備してきた時間を信じて試合を戦い抜きました。(対戦相手の印象は?)何より気持ちが強いのを感じました。4R戦って、その中で自分がひとつも引く気持ちもないし。真っ向から12分戦ってくれて、気持ちよく戦う抜くことができました。

    (序盤から相手の右は想定内?)防衛戦が決まってから2カ月、朝から夜遅くまで、会長が大振りの右フックの対策に時間を費やしてくださったので。頭で考えるよりも先に身体が動いた感じです。(自分の攻撃が効いた確信は?)大岩選手はタフで、パンチが効いたことないって情報もあったんですけど、倒すよりも当てるんだっていうイメージで。この2か月の会長との練習の動きがそのまま試合に出た感じです。(試合後に武尊選手と会話していたが?)あの選手がどういう選手がわかってます。いまの自分が言うのもあれですけど、僕もトップを目指してがんばりますという気持ちだけは伝えさせていただきました。

    (今後の目標は?)このベルトは菅原道場の思いがすべてつまったベルトだと思ってます。自分は不器用な選手ですが、今日より明日、絶対によくなるんだっていう気持ちで精進して、次のリングに向けて最高の自分を用意して。今日はKrushファンのみなさんをはじめ、熱い声援を送ってくださったみなさん、サポートしてくださった菅原道場のみなさん。応援ありがとうございました、押忍」

    ■試合後の大岩龍矢選手のコメント
    「(試合を振り返って?)いまちょっと……。島野選手が自分より強かったってことですね。(対戦相手の印象は?)想定内だったんですけど。自分の反省点しかないです。何もやりたいことができなかったです。(やりたかったことは?)反省点なんですけど、KO勝ちが続いていて、右を信じすぎていつもの動きができなくて。この差は本当に大きいと思うので。反省してやるしかないです。(今後の目標は?)たくさんの応援に応えるしかないし。すぐにでも試合をして取り返したいです」