大会情報

  • 日程 2018年03月21日(水)
  • 会場 さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
  • 観衆

    15,000人(超満員札止め)

    大会概要

    • 主催・後援

      ◆主催・著作    K-1実行委員会
      ◆企画・制作    ㈱M-1スポーツメディア
      ◆運 営      ㈱グッドルーザー
      ◆協 力      さいたまスーパーアリーナ

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R


    佐野 純平 Sano Junpei

    プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 3R 2分9秒
    • ×

    松村 英明 Matsumura Hideaki

     AbemaTV「格闘技代理戦争」トーナメント優勝者・松村のプロデビュー戦。対戦相手は昨年のK-1カレッジ王者の佐野だ。

     1R、両者ともオーソドックスから松村はステップを駆使してよく動き、距離を詰めて左右のフックを回転させる。被弾して顔が紅潮する佐野だが、ヒザと前蹴りで反撃し、左ジャブでタイミングよくとらえて松村を後退させる。鼻血の見られる佐野だがさらに右ローキックをヒット。松村はしかし勢いを落とさず、左フックを上下打ちし、右ローキック。佐野も右ローを返して松村の体を「く」の字にさせる。足が効いている松村はサウスポーに構えを変え、左足を後ろにする。右目をしかめる松村。何かダメージがあったか。

     2R、松村は左右フックと右ローで行く。佐野はこれを左ジャブでストップし、右ローを蹴り溜める。変わらずパンチを振るう松村だが、右ローを効かせている佐野が徐々に前へ出ていく。松村は足のダメージでサウスポーに変わっており、その影響でパンチの手数が落ちる。佐野の右ローにダメージを隠せなくなってくる松村。佐野は右ストレートも加え、松村をロープまで追い2Rを終了する。

     3R、松村は再び左右フックを振るっていくが、佐野はこれをブロックして右ローを入れ、これに松村はダウン。立ち上がった松村だが足に力が入っていない様子で、佐野の右ロー、ヒザ、ストレートにさらされる。コーナーに詰められ集中打を浴びる松村にレフェリーはスタンディングダウンを宣告。立ち上がりなおパンチを振るう松村だが、佐野はヒットを許さず、最後は右ローでこのラウンド3度目のダウンを与えてKOした。

    ■佐野純平選手のコメント
    「(試合を振り返って?)あんまり覚えてないですけど、ローキックが効いたのは覚えてます。最初はしっかりパンチをブロックして足から崩していく試合運びが出来てよかったです。(対戦相手の印象は?)やっぱりパンチが強くて、一発でももらったら危ないなと思いました。(今後の目標)どんどん試合の度に成長して勝ち上がっていきたいです」

    ■松村英明選手のコメント
    「(試合を振り返って?)自分の力を出せなかったです。気持ち的な力が全然足りてなくて、自分の持ってる肉体のポテンシャンルを出せないまま終わりました。(対戦相手の印象は?)彼は自分の仕事をしたなと思います。自分の力をしっかり発揮した佐野選手はプロとしての仕事をしたなと思います。(今後の目標は?)次こそは倒れるんではなく倒したいです。(怪我の状態は?)右目が眼下底骨折で、左足が肉離れじゃないですけど、蹴られすぎて筋肉が切れている状態です。また地元に帰って病院に行くことになってます」

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1ウェルター級/3分3R


    加藤 虎於奈 Kato Kona

    プレリミナリーファイト第2試合/K-1ウェルター級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        29:30/29:29/29:30
    • ×

    瑠久 Ruku

     1R、加藤は構えを左右にスイッチして瑠久を幻惑する。そして右ローを瑠久に先制ヒット。瑠久も右ローを返すが、加藤はサウスポーとなり右ジャブ、左ミドルを放つ。ローとミドルを入れ、逆に瑠久が返してくる蹴りはクリーンヒットさせない加藤。リーチと身長で上回り距離を掌握する。

     2R、距離を取る加藤に瑠久は間合いを詰めていく。しかし加藤はジャブ&ローで瑠久に距離を詰めさせない。だがそれでも詰めてロープ・コーナー際に追い込んだ瑠久は右クロス・左フックとパンチに力を込める。しかし加藤はダッキングとクリンチを駆使してクリーンヒットさせない。左ボディを打ち込む瑠久だが加藤は距離を保つのが巧みで、跳びヒザを放ってみせる。

     3R、前に出た瑠久はローから後ろ回し蹴り、バックブローと繰り出す。ロープを背負うとこれまでのように加藤はジャブと前蹴りで瑠久を下がらせに掛かる。しかし瑠久はこのラウンド意識して圧力を掛けており、加藤がコーナーを背にすると左右フックの連打を矢継ぎ早に加藤へ送る。加藤は首を片手で引っ掛けてのヒザで反撃。瑠久は左右強打で詰めるが、加藤も左フックを返して試合終了となる。判定は30-29、29-29、30-29の2-0で瑠久。前に出る積極性が評価を受け勝利した。

    ■瑠久選手のコメント
    「(試合を振り返って?)久々にちょっと緊張しましたけど、練習してたこと、変わった自分を出せたと思います。とりあえず勝てて良かったです(対戦相手の印象は?)身長差が大きくて、自分はこの階級でも小さいので中々パンチが届かないなと思いました。強い選手だなと普通に思いました。(今後の目標は?)とりあえずメインアリーナで試合出来て、それで勝てて満足してます。試合内容は満足してないけど、バイブスもめっちゃ上がってます」

    ■加藤虎於奈選手のコメント
    「(試合を振り返って?)自分のスタイルを意識しすぎちゃって。反省点がいっぱいある試合でした。(対戦相手の印象は?)パンチが重くて、頑丈だったなってのが印象にあります。(今後の目標は?)前回はKOで勝って、今回は負けたんで。ここで勝って天狗になるよりも、ここで瑠久選手に負けて自信も壊されたんで、良い経験になりました」

    プレリミナリーファイト第3試合/K-1ライト級/3分3R


    原 翔大 Hara Shota

    プレリミナリーファイト第3試合/K-1ライト級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分23秒
    • ×

    近藤 魁成 Kondo Kaisei

     昨年のK-1甲子園王者の近藤がプロデビュー戦。1R、原は開始から右ストレートと左フックを振るって向かうが、近藤は右ショートフックでとらえてフラッシュ気味ではあったがダウンを奪う。再開すると近藤は右フック、左ハイ、左フックと向かい、原をロープ際でフックでとらえてKO。プロデビュー戦を初回KOで飾った。

    ■近藤魅成選手のコメント
    「(試合を振り返って?)緊張せずにいつも通りのパフォーマンスが出来ました。(対戦相手の印象は?)計量の時よりちょっと身体がでかかったなと思いました。(今後の目標は?)次の試合から65kgに上げるつもりなんで、Krushで65kgのトーナメントやっていますけど絡んでいきたいなと思います」

    ■原翔大選手のコメント
    「(試合を振り返って)あんまり覚えてないですけど、身体がめっちゃ強くて、どうしたらいいかと思っていたらやられました。(対戦相手の印象は?)これからすごく上がっていく選手だと思います。(今後の目標は)総合もキックも、昼に仕事もしてて何を目指してるというのはないですけど、応援してくれる人がいる限り続けていきたいです」

    プレリミナリーファイト第4試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R


    闘士 Toshi

    プレリミナリーファイト第4試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分27秒
    • ×

    覇家斗 Hayato

     1R、両者ローキックの打ち合いから試合を開始。覇家斗はそこに飛び込んでの右ストレートを見せるが、闘士は意に介さず前に出ていく。しかし覇家斗はそこを右ショートフックのカウンターでとらえ先制ダウンを奪取する。すぐ立った闘士は左フックを当て返すが、覇家斗は右ストレートと左フックで前に出て、この右ストレートでとらえて2度目のダウンを与える。圧力を緩めない覇家斗は跳びヒザ、右ストレートとなおも出て、闘士に3度目のダウンを与えて勝利した。

    ■覇家斗選手のコメント
    「(試合を振り返って?)最低限の目標だったKO勝ちが出来てうれしいです。(対戦相手の印象は?)向き合った時に今日は熱い試合をしようという決意を感じました。(今後の目標は?)一戦一戦全力で戦って目指すところまで突っ走るだけです」

    ■闘士選手のコメント
    「(試合を振り返って?)2R目に自分のセコンドに帰る気なかったんで。最初の人間はバチバチに打ち合って倒し合う試合をしなきゃいけないと思ってたんで、とりあえず殴りに突っ込んでいきました(対戦相手の印象は?)良い選手だと思うし、ただ今回は相手どうこうじゃなく自分が満足する試合がしたかったで相手の印象は特にないです。

    (今後の目標は)あれだけインパクトある試合をしてるんだから、俺が本戦の方が盛り上がったんじゃないかなと思います。ずっと負けてて、格闘技は負けたら先なんて考えれる世界じゃないと思うし、とにかく全力でやって死にました」

    【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


    横山 巧 Yokoyama Takumi

    【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        29:29/29:30/28:29
    • ×

    大岩 龍矢 Oiwa Tatsuya

     1R、圧力を発し距離を詰めんとする大岩に対し、横山は鋭いジャブと前蹴り、右ローを入れてストップする。だが、大岩も前進一辺倒ではなく、横山の右ローを足を引いてかわす。横山は左ジャブを多用し、そこからの攻め手を探る。大岩は横山のジャブに阻まれ距離を詰められない。

     2R、やはり間合いを詰めんとする大岩に対し横山はジャブを突いて距離を保つ。しかし右クロス、左フックとクリーンヒットした大岩はヒザも繰り出す。変わらずジャブを放つ横山だが、大岩はヒットを機に接近を強めヒザを見舞っていく。横山も左フック、右ストレートを見舞うのだが、タフな大岩は下がらない。

     3R、横山はジャブとストレートからボディへのヒザで前に出んとするが、大岩は一旦これをやり過ごすと左右のフックからボディへヒザを見舞い、このラウンドも前に出る。横山はパンチに力を込めて左右のフックに右ストレートと放つのだが、大岩はこれに対し重心をグッと落としてボディ打ちを交えながら横山をロープまで押していく。左右フックを顔に振り、そしてボディへヒザを打ち込む大岩。判定は29-29、30-29、29-28の2-0で大岩。リザーバーの権利を獲得した。

    ■大岩龍矢選手のコメント
    「(試合を振り返って?)結果的には勝ったけど、自分的には全然納得いってないですね。(対戦相手の印象は?)アグレッシブだし上手さもあって、まだ自分の実力では捕まえられなかったです。(今後の目標は)次も早く試合したいですし、K-1に呼んでもらえるなら出たいです。Krushで郷州選手、弘嵩さんが負けちゃったんで皇治選手ともやりたいです」

    ■横山巧選手のコメント
    「(試合を振り返って?)今までにないぐらいしょっぱい試合しちゃって…でも相手が自分より強かったです。(対戦相手の印象は?)もっとガツガツ来ると思ったけど、警戒してたのか思ったより来なかったですね。でも最後は打ち合えたんで良かったです。(今後の目標は)次は必ずKOするんで、またチャンピオン目指して頑張りたいと思います」

    第1試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


    卜部 弘嵩 Urabe Hirotaka

    第1試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 0-3
        9:10/9:10/9:10
    • ×

    皇治 Koji

     大会前から舌戦を繰り広げた両者。レフェリーからのチェックの際、弘嵩は下を向いて目を合わせないが、グローブはタッチして試合開始に臨む。

     1R、ローを飛ばしていく弘嵩だが、皇治は右スイングフックを放ってヒット。パンチを警戒して距離をあける弘嵩に対しボディへのヒザも放っていく。弘嵩のローに皇治は右ストレート、右フックとカウンターを狙う。そして自身も弘嵩に右ローを放つ。弘嵩がワンツーからミドルを放ってきても皇治はブロッキングで弾き、ミドルは空振りさせる。しかし弘嵩はストレートの連打を繋ぎ、最後の右ストレートで皇治をグラ突かせて初回を終える。

     2R、両者互いに警戒している様子があるが、弘嵩はワンツーで切り込み、弘嵩は左ミドルを放つ。皇治は右クロスから左ボディで襲うが、弘嵩もパンチをよく見てブロックする。パンチ主体で攻める皇治に対し、弘嵩は中間距離を保ってロー、ミドルを飛ばす。両者の均衡はなかなか崩れない。

     3R、弘嵩は最終ラウンドをものにする意気込みか右ローからスタートし、その後もこの蹴りでダメージを加えていく。皇治はこれをさせまいと距離を詰めてアッパー、ストレート、左ボディとパンチを回転させる。弘嵩はこれにヒザ、左ハイキックと蹴りを使って応戦。だが、どちらも大崩れは見せない。弘嵩は打って出てくる皇治に右ローを入れるが、皇治は止まらずパンチを浴びせる。

     判定は30-29(皇治)、29-29、29-29でドロー。延長戦に突入となる。

     延長R、両者近い距離で、弘嵩は左・右のショートストレート。皇治は弘嵩のこのパンチにややパンチを打ちづらそうにする。変わらずパンチを回転させる皇治に、弘嵩は横へのステップで皇治をさばきながら左フック、右ストレートと応戦する。だが、皇治は左フック、ストレート、ヒザと手数で上回って前に出ていく。左目から出血の見られる皇治だが、ワンツーから左ハイで攻める。弘嵩もしかし右ストレートを返す。

     判定は10-9、10-9、10-9の3-0で皇治。元王者を降した皇治は弘嵩に敬意を表してリングを降りた。

    ■卜部弘嵩選手のコメント
    「(試合を振り返って?)結果的に負けてしまったんで、それに関しては特に何もないです(対戦相手の印象は?)やってて良い選手でしたし…次の試合も勝ってもらいたいですね(今後の目標は)今後は僕も考えなきゃいけないですね。こういうとこで負けてしまうってことは、ツキもちょっとなくなってきたのかなと。良い時も悪い時も見てきたんでちょっと考えます。また頑張るというのは僕の中ではなくて、今の心境だと次はないです」

    第2試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


    小宮山 工介 Komiyama Kosuke

    第2試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分56秒
    • ×

    スアレック・ルークカムイ Suarek Rukkukamui

     昨年、交通事故現場からの人命救助で時の人となった小宮山。一回戦の相手は“超攻撃型ムエタイ”と呼ばれるスアレックだ。

     1R、小宮山はサウスポーに構え、スアレックのミドルを空振りさせていく。距離を遠く保つ小宮山。間合いが遠いと見たスアレックはパンチをブンブンと振り回して前に出る。しかし小宮山も距離を取っているためパンチはよく見えており当てさせない。そしてスアレックの入ってくるタイミングを見て取ったか、ストレートを放って出てきたスアレックにカウンターの左ハイ一閃。これでスアレックをバタリと倒してKOした。

    ■スアレック・ルークカムイ選手のコメント
    「(試合を振り返って?)あまりにも早く終わってしまったので残念な気持ちでいっぱいだ。(対戦相手の印象は?)自分としては自信満々だったけれど、実際に戦ってみると非常にスピードのある選手だった。(今後の目標は)もし今後もチャンスがあればぜひまたK-1のリングに立ちたい」

    第3試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


    武尊 Takeru

    第3試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/30:28/29:28
    • ×

    スタウロス・エグザコスティディス Stauros Exakoustidis

     3階級制覇を目指す武尊の一回戦の相手は前王者・大雅をKOしたこともあるスタウロス。

     1R、武尊は前蹴りを飛ばし、そこから右クロスを放つ。スタウロスも離れた間合いで左ハイを飛ばす。武尊は後ろ回し蹴りを入れ、そして左右のボディフックでスタウロスをエグる。プレッシャーを掛けて出た武尊はボディへのヒザ。さらに前へ出た武尊はスタウロスをロープ・コーナーに追い込んでいく。スタウロスはそこから威力ある左右のフックを振るっていくが、武尊はよく見えておりかわしていく。ならばとスタウロスはボディにパンチを打ち込む。

     2R、武尊はやはり前蹴りを放って距離を保つ。そしてヒザで出るが、スタウロスもそこへ左フックのカウンターを狙う。武尊は前蹴りを忘れず、さらにボディへのヒザ。スタウロスも後ろ回し蹴りを繰り出してくる。そしてカウンターの左ストレートで武尊の顔をとらえ、これでやや武尊を後退させる。そこからスタウロスはジャブ、左ボディと見分けのつきにくいフォームからパンチを放ち、徐々に前へ出ていく。跳びヒザも武尊の顔面にヒット。武尊も出ていくが、スタウロスの左フックを浴びる。

     3R、前に出て一旦スタウロスをロープに詰める武尊だが、ここはスタウロスが前に出てくる。スタウロスは左フックをボディと顔面に打ち分ける。一気にラッシュを掛けたい武尊だが、スタウロスに左を当てられそれを阻まれる。武尊はしかし前蹴りから左右のボディフック。ややガードが縮こまりボディが効いている風のスタウロス。武尊も見て取り、ボディへのヒザから右ストレート、ハイキックと攻める。そして右クロスをヒット。さらに左フック、右ストレート、右スイングフック、左フックと最後は攻勢を印象付けて終える。

     判定は30-28、30-28、29-28の3-0で武尊。階級転向の初戦をクリアして準決勝に進んだ。

    ■スタウロス・エグザコスティディス選手のコメント
    「(試合を振り返って?)武尊選手は非常に好敵手だ。1、2Rまではイーブンに持っていけたと思うけど、最終的に3Rが残念な結果になってしまった。2Rまでは良い線までいっていたのではないかと思う。(対戦相手の印象は?)自分と似たようなスタイルの試合をする選手だと思う。パンチはぼちぼち上手くいっていたと思うが、彼も上手く避けていたと思う。(今後の目標は?)現在、次の試合は決まっていない。この試合に出る価値があると思っていたので、アテネであった試合もキャンセルして臨んだ。それだけK-1は自分にとって価値のある大会だと思っている。このまま-60kgに留まって近い将来試合をしたい」

    第4試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


    郷州 征宜 Goshu Masanobu

    第4試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        29:29/30:28/30:29
    • ×

    デニス・ウォーシック Dennis Wosik

     Krush-60kg王者の郷州がトーナメントに登場。急遽参戦となったウォーシックと対戦した。

     1R、グローブを立てフットワークを使ってリングを回るウォーシックに対し、郷州はグイグイと前へ出て近い距離でヒザを突き立てる。ウォーシックは前進をかわして体を入れ替えるが、郷州は前進を止めず、パンチからのヒザを浴びせていく。しかしウォーシックも左アッパーと右ストレートを連打で繋ぎ、郷州を一瞬ストップする。再び前に出たところへウォーシックが左アッパーと右ストレートを連打してきても、郷州は右フックを放って返す。

     2R、このラウンドも郷州の前進スタイルは変わらない。そして左右のショートストレートからボディへのヒザ。しかしここで郷州にホールディングがありレフェリーから注意が与えられる。ウォーシックも郷州のパンチの切れ間に左フック、右ストレートを返すのだが、郷州は一瞬止まることこそあれ、すぐパンチ&ヒザの攻撃に戻る。ウォーシックもしかしボディへのヒザを返し、左アッパー、左ボディ、右ストレートと郷州を攻める。

     3R、郷州は前蹴りあるいはジャブ・ストレートからヒザ蹴りに繋げる。ウォーシックはしかしガードを固くし、ローを返す。手数で上回る郷州は、ウォーシックが打ち返したショートアッパーを食らうことがあってもすぐ前に出て、ショートストレートとヒザの連打を浴びせていく。やや根負けしたかの様子が見られるウォーシック。一方郷州のペースと手数は変わらず落ちない。郷州は打ち合いの中で右フックでウォーシックをとらえ終了のゴングが鳴らされる。判定は29-29、30-28、30-29の2-0で郷州。3Rを通して変わらぬ攻勢で勝利した。

    ■デニス・ウォーシック選手のコメント
    「(試合を振り返って?)今日お見せしたパフォーマンスについては満足していない。1週間前のオファーでここに登場させてもらって、準備期間が短かったので自分が出来ることを皆さんにお見せ出来なかったこともあって、非常に残念だ。(対戦相手の印象は?)相手の郷州選手は非常に良い格闘家だと思う。勝ちたいという気持ちが伝わってきた。(今後の目標は?)まずはこの場所にもう一度戻ってきたいと思う。今回は時間がなかったりしたので、理想的な準備をしてここに戻ってきたい」

    第5試合/K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    久保 優太 Kubo Yuta

    第5試合/K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:29/30:29/30:28
    • ×

    メルシック・バダザリアン Melsik Baghdasaryan

     久保が最強の挑戦者バダザリアンを迎えての初防衛戦。バダザリアンは初代王座決定トーナメントで一回戦を突破するも、怪我で準決勝を棄権していた。

     1R、ともにサウスポーで両者まずはローを蹴り合う。バダザリアンが鋭く速い左フックを振るうが、これは久保がよく見てかわしローを続行。久保はバダザリアンの進入を阻みながらローを打ち込んで行く。右足へのローを続けて浴び、やや効き始めた風のバダザリアン。久保はさらにローを蹴り溜めて初回を終える。

     2R、久保はやはり左ロー、右ミドルでバダザリアンを遠い間合いに居させて近づかせない。久保はバダザリアンが踏み込んできても、クリンチの場面で細かなヒザを足に送り、さらにダメージを与える。久保は依然左ローで距離をコントロールしてバダザリアンを近づかせない。

     3R、バダザリアンはカカト落としのような蹴りを見せるが局面を打開できない。久保はペースを乱されずにローを続行。バダザリアンはローを浴びる右足が効き、パンチの踏み込みが甘くなっている。久保は終了間際に右フックで切り込み、最後は左ストレートを当てて終える。判定は30-29、30-29、30-28の3-0でで久保。バダザリアンのよさを封じ込んで勝利した。

    久保のマイク
    「いつもは調子に乗って打ち合いに行ってしまうんですけど、今日はローに徹して、勝負に徹してしまいました。ベルトを守るためにしょっぱい試合をしてしまったんですけど、いろんなプレッシャーがあって、初防衛、バダザリアンも強い相手だし、せっかく去年このベルトを獲ることができたので、あと何年できるか分からないですけど、トレーナーに恩返しをしたいし、自分が現役でいる限りこのベルトを守り続けたいと思います。今日はまだまだビッグイベントで試合があるので楽しんでいってください」

    ■久保優太選手のコメント
    「(試合を振り返って?)負けるのが嫌だったというか、勝負に徹してしまいました。自分なりにはもっと鮮やかにKOする予定だったんですけど、人間やっぱり良いことばっかり考えちゃうんで、その妄想通りにはいかなかったですね。(対戦相手の印象は?)やっぱりパンチが強いのとスピードが速いのは研究してきたんで、左ストレート、フックはもらわない練習はしてたんで大丈夫だったんですけど。もっと早くローが効いて倒せるかなと思っていたのが、効き始めたのが遅くて。予定では3発ぐらいローでガクッと効かせるはずだったんですけど。

    (今後の目標は?)今回の3.21のビッグイベントに照準を合わせて全力疾走で頑張ってきたんで、次の予定は未定なんですけど。僕は17歳でデビューして今年で31歳。14年やってるんで、あと5戦できるかも分からないんで、出来る限り防衛してチャンピオンのまま引退する。そんな感じを予定しております」

    ■メルシック・バダザリアン選手のコメント
    「(試合を振り返って?)正直なところ負けてはいないと思っている。久保選手は試合中に何もしていない。彼はローキックしかしていなかったが、私はパンチも含めて色々な攻撃を出していた。私が勝ったか、久保のホームということも考えて延長ラウンドだと思っていたが、こういう結果になったのは非常に残念だ。K-1も日本のファンも大好きだがこの結果だけは本当に納得できない。

    (対戦相手の印象は?)どう上手く言えば分からないが、彼は世界チャンピオンだし非常に良い選手だ。(今後の目標は?)結果には本当に納得していないが日本やK-1が好きだ。自分だけではなくアルメニアやチームのメンバーも同じ気持ちだ。そういう意味でもチャンスがもらえるのならぜひ久保選手とリマッチしたい」

    第6試合/K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    アントニオ・プラチバット Antonio Plazibat

    第6試合/K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28:30/28:30/28:30
    • ×

    ロエル・マナート Roel Mannaart

     ヘビー級王者プラチバットの初防衛戦の相手はオランダのロエル。ブランコ・シカティックの愛弟子vsアンドレ・マナートの息子という顔合わせとなった。

     1R、ロエルは圧力を発して前に出てプラチバットにロープを背負わせる。しかしプラチバットはそこから前に出てくる。だがロエルは左ミドル、右ローと攻撃を見舞う。しかしここでプラチバットが跳びヒザを放ってヒット。だが、その後のワンツー、ローはロエルに対処される。徐々に出ていくプラチバットだが、ロエルはボディへのヒザでストップする。

     2R、プラチバットはワンツーで出てパンチで攻め切らんとするが、ロエルは左ミドル、右ミドルと蹴りを返してプラチバットの攻めを分断する。プラチバットもオランダのお株を奪うような対角線のコンビネーションで攻めるが、ロエルは連係の中にミドル、ローを入れてきてプラチバットにリズムを掴ませない。前蹴り、ミドルと浴び、プラチバットは口が開いてくる。

     3R、間合いを詰めてパンチで行きたいプラチバットだが、ロエルはジャブを突いて距離を保ち、そしてミドルを浴びせていく。力を込めた右フックを打ち付けるプラチバットだが、これはロエルのブロックに阻まれる。スタミナ切れのうかがわれるプラチバットは前蹴り、ミドル、ローとロエルの蹴りにさらされる。逆転を狙って振るうパンチも距離が遠く空を切る。最後もロエルがハイを打ち付けて終了となる。

     判定は30-28、30-28、30-28の3-0でマナート。初代王者を破り新王者に輝いた。

    ロエルのマイク
    「コンバンハ。今回K-1チャンピオンになることが出来て信じられない。K-1のチャンピオンになることは小さい頃からの夢で、それを父親と叶えることができて嬉しい。前回負けたのにこのようなチャンスをくれてありがとうございます。自分の本当の力、全てを見せられたと思う」

    ■ロエル・マナート選手のコメント
    「(試合を振り返って?)こういう結果になって非常に嬉しい。プラチバットは前にガンガン来ると思っていたので、考えていた通りのプランで上手くサイドにかわして勝つことが出来た(対戦相手の印象は?)とても強くて素晴らしい選手だと思う。パワーもあるし気持ちも強い選手で、どんな状況でも下がらない。選手としても人間としても素晴らしい人物で、今日は自分の方が良い試合を出来たが、防衛戦はチャンピオンの方がチャレンジャーより気持ちの面で大変だと思う。プラチバットは常に前に出てきて決して最後まで諦めない選手だった。

    (チャンピオンになって今後の目標は?)今後も出来る限りこのベルトを保持していきたい。チャンピオンとして良い試合をすることはもちろん、全ての人に尊敬されるようなチャンピオンになりたい。若い人や子供たちにこのスポーツの素晴らしさ、キックボクシングは精神面も含めて、成長する上でも素晴らしいスポーツだと伝えていきたい。いずれにしてもこのベルトをいつまでも保持していきたい」

    ■アントニオ・プラチバット選手のコメント
    「(試合を振り返って?)良い試合を見せることが出来なかったし、今日はあまり調子が良くなかった。どうしてもKOしたくて、そればかり狙いにいって色々なミスを犯してしまった。(対戦相手の印象は?)今日は身体が重く、彼が私を上回った。おめでとうございますと言うしかない。でも全体的に彼が私より良いファイターだとは思わない。いつでもベルトを獲り返しにいく。(今後の目標は?)今日は時差ボケもあったし、自分の日ではなかった。心身ともに良い準備をしてきたが何故こういう結果になってしまったか実感出来ていない。全てのエレメンツを高くするしかない」

    第7試合/スーパーファイト/K-1女子-50kg契約/3分3R・延長1R


    KANA Kana

    第7試合/スーパーファイト/K-1女子-50kg契約/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:26/30:26/30:26
    • ×

    ポリナ・ペトゥホーヴァ Polina Petukhova

     記念すべき新生K-1初の女子ファイト。1R、リーチの長い手足から攻撃を繰り出すポリナだが、KANAはブロックから頭を振ってかわし距離を詰めると左フックを上下に打ち分け、右フックも顔面に送る。しかし打ち合いの中でポリナもKANAにフックを当て、一瞬足を止める。だがKANAは再び前に出て距離を詰めていき、ポリナのミドル、フックをかわしながら接近戦を仕掛けていく。

     2R、ポリナは左フックと右ストレートを素早く繋いでいくが、KANAも警戒してブロックし当てさせない。リーチのあるポリナの攻撃を、少しやり辛そうにするKANAだが右ローを蹴り溜めていく。しかし次第にポリナも伸びのある左右ストレート、ミドルをKANAに見舞っていく。だがKANAは終了間際、左ハイキックを見舞って当て、これでダウンを奪ってラウンドを終える。

     3R、KANAは頭を振りながら前に出て、ワンツーから右のローと攻める。ポリナもバックステップして距離を作り前蹴り、左右のフックを振るうがKANAはどんどん前に出て右ストレート、左フック、左右のローを打ち付ける。二段蹴り式のハイキック、ボディ打ちとKOを迫るKANA。再び左ハイも見せるが、ポリナは倒れない。判定は30-26、30-26、30-26の3-0でKANA。KOこそ奪えなかったが圧勝を収めた。

    ■KANA選手のコメント
    「(試合を振り返って?)最低限勝つことはできたんですけど、倒しに行こうとしすぎて空回りしちゃった部分もありました。相手もすごいタフだったんで、良い対戦相手と試合が出来たなと思います。(対戦相手の印象は?)アマチュアの経験が長い分次から次へと攻撃が出てくるので。最初は反応出来ても後半反応出来ないことがあったりして、今までやったことがないタイプの選手でした。(今後の目標は?)K-1のスタートをKOで勝利することが出来なかったですけど、これからも連続して参戦したいです。ゆくゆくは女子の世界トーナメントが出来るまでいきたいです」

    ■ポリナ・ぺトゥホーヴァ選手のコメント
    「(試合を振り返って?)今日の試合は予想通りには行きませんでした。それは相手が経験豊富で年上で、強い選手だと強く感じました。私はプロとしての試合が初めてだったので、今回の試合は大きな収穫になりました。(対戦相手の印象は?)ご覧のようにアッパーを食らって注意が散漫になってしまいました。けれど大きなダメージは受けませんでした。彼女は右フックとローキックが非常に強いと感じました。(今後の目標は?)次のチャンスがあるとしたら、必ずリベンジしてK-1女子の新しい女王になりたいと思います」

    第8試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


    軍司 泰斗 Gunji Taito

    第8試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/30:28/30:29
    • ×

    登坂 匠 Tosaka Takumi

     K-1ジム総本部の梶原龍児代表が育てた軍司とかつて梶原代表を兄のように慕っていた登坂による一戦。

     1R、登坂は軽快なフットワークからジャブ、ボディ、右フックと振るっていく。軍司はしかし慌てることなく登坂の攻撃をさばき、徐々に右ストレート、左ボディと前に出ていく。ジャブから左フックを上下に返す登坂だが、軍司は止まらない。軍司もジャブから左フックを上下に打ち分け、引き続き登坂を下がらせる。

     2R、軍司は前進一辺倒でなくフットワークを使って登坂の周囲を回る。登坂がジャブ、ワンツーを放ってきても軍司はよく見えている印象で、目先でこのパンチをかわす。そして登坂に左ローをインロー・アウトローと打ち込んでいく。

     3R、軍司はやはり目先で登坂のフックとストレートをかわしつつ、逆に左フックの上下打ち、右ストレートと登坂を攻め立てる。登坂は顔に腫れが見られ、軍司はしかしパンチだけにならず攻撃に左ローなど蹴りを忘れず攻めていく。

     登坂も左フックと右ストレート、跳びヒザと攻撃を返すのだが、軍司を止められない。レフェリーが一旦試合をストップして登坂の状態をドクターがチェックするが再開。両者試合最後は打ち合いとなり、軍司が左ハイで登坂をグラつかせて終了。判定は30-28、30-28、30-29の3-0で軍司。同じ師を持つ同士の対戦を制した。

    ■軍司泰斗選手のコメント
    「(試合を振り返って?)試合前にちょっと怪我しちゃって全然練習できなくて、最後の1週間で追い込んで試合に挑みました。自分の中では今出せる全ての力を出して、勝てて本当に良かったです。(対戦相手の印象は?)パンチが得意でスピードがめちゃめちゃ速いとはずっと言われて意識してました。僕もパンチで勝負したいというのがあったんで、凄いボクシングテクニックを学んで挑みました。(今後の目標は?)Krushの-53kgのチャンピオンをしっかり防衛して、次はK-1の-55kgに上げてやりたいと思ってるんで、しっかりそこまでいけるように頑張ります」

    ■登坂匠選手のコメント
    「(試合を振り返って?)戦ってて楽しかったです。K-1のさいたまスーパーアリーナメインアリーナで戦えて、対戦相手の軍司選手が非常に良い選手だったので、今までで一番楽しい試合でした。(対戦相手の印象は?)前日計量でけっこうきつそうだったんですけど、そのコンディションの中であのパフォーマンスが出来るというのは、きっと本来の彼はもっと強いんだろうなと思いましたね。(今後の目標は?)最近は勝ったり負けたりで悩んだりもしたんですけど、今日の試合が今までで一番楽しく格闘技が出来たなと思ったんで。先のことはちょっとしっかり考えて、前を向いて行きたいと思います」

    第9試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


    中澤 純 Nakazawa Jun

    第9試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        29:28/28:28/29:28
    • ×

    左右田 泰臣 Soda Yasuomi

     昨年8月にKrush-65kgタイトルマッチで対戦している両者。この時は中澤が延長判定で勝利している。

     1R、リング中央に立つ中澤に対し左右田は距離を取ってリングを回る。左右田はそこからジャブを放って中澤をとらえる。これに右目を腫らされる中澤。左右田はフットワークを続行しながら左ジャブを続行する。中澤は左右田を追い切れていない。 

     2R、左右田は懐を深くしてジャブ&ローキック。中澤は圧力と前進を増して距離を詰め、右クロスでダウンを奪取。しかし立ち上がった左右田はジャブを続行。だが、中澤がダウン前より距離を詰めてきて、左ボディ、ジャブとヒットを増やしていく。しかし打ち合いの中で左右田も右アッパー、左フックとヒットを上げる。
     
     3R、左右田はジャブと前蹴りを入れるも、中澤は右ローを当て、そこからパンチに繋げる。左右田は右ボディフックから右ストレート。しかし中澤も右ロー、右クロスで左右田の前進を阻む。左右田は左ジャブのヒットから右ストレート、右フックと攻勢に繋げんとする。しかし中澤も手数で負けずにジャブから右ストレート、左ミドルと繋げる。

     判定は29-28、28-28、29-28の2-0で中澤。7カ月ぶのリマッチでも中澤が勝利した。

    ■中澤純選手のコメント
    「(試合を振り返って?)左右田選手やはり普通に1R目に強いなと感じました。(7か月ぶりの再戦でしたが左右田選手の印象は?)この間の試合より僕のことを対策立ててたんで、ジャブ打たれた時に反応出来なかったし、僕が打ち返しても当たらなかったんで。やっぱりリベンジマッチだけあって本気で来てるなと感じました。(今後の目標は?)さっきの自分じゃまだまだだと思いますけど、僕自身まだまだ強くなる伸びしろがいっぱいあるんで、K-1のチャンピオン目指して頑張っていきたいと思います」

    ■左右田泰臣選手のコメント
    「(試合を振り返って?)本当に合わされたなって感じですね。(7か月ぶり再戦でしたが中澤選手の印象は?)自分らしく戦おうと思って、自分らしく戦えたんですが、結果的に一発もらってしまって負けたんで。そういうのも含めて今日は中澤選手が勝つ日だったのかなと思います。(今後の意気込みは?)意気込みは特にありません」

    第10試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


    皇治 Koji

    第10試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        27:30/27:30/27:29
    • ×

    小宮山 工介 Komiyama Kosuke

     一回戦で弘嵩との延長までもつれる接戦を制した皇治。一方の小宮山はスアレックを左ハイキック一発でKOして準決勝に駒を進めた。

     1Rが始まってすぐ、小宮山が放ったローからの後ろ回し蹴りが皇治の顔にヒット。皇治は距離を詰めんとするが、小宮山は察知が早やくサッとバックステップする。小宮山は顔面前蹴り。皇治も体を振ってフェイントを見せながら間合いを詰めていくが、小宮山にクリンチで受け止められる。皇治は右フックを振りながら遮二無二出ていくが、やはり小宮山に受け止められてしまう。

     2R、小宮山は顔面前蹴りのフェイントをチラつかせながら皇治と向き合う。皇治はしかし前に出てプレッシャーを掛け、荒々しくパンチを振るう。だが踏み込んだところを小宮山に受け止められ、クリンチとなってしまう。皇治の左目上の傷にドクターチェックが行われるが再開。小宮山はここも後ろ回し蹴りを放って皇治の顔にヒットする。小宮山はラウンド最後も掛け蹴りのように皇治の傷口周辺を襲う。

     3R、距離を詰めてパンチを振るわんとする皇治だが、小宮山は依然フットワークを止めずに皇治を翻弄する。小宮山はロープを背にすると前に出て組みつき、皇治の攻撃を封じる。皇治の左目上の傷に再度ドクターチェックが実施される。再開すると、皇治はやはり追い掛けるが小宮山をとらえられず、逆に放った後ろ回し蹴りで皇治は手をついてしまいレフェリーはダウンを宣告。ダメージのない皇治はガムシャラに追ってパンチを振るうが、小宮山は有効打を許さず試合を終える。

     判定30-27、30-27、29-27の3-0で小宮山。決勝進出を決めた。

    ■皇治選手のコメント
    「(トーナメントを振り返って?)もう疲れたわって感じです。(それぞれの対戦相手の印象は?)ヒロやんはプライドもあったやろうし、俺もプライドあった。それなりに殴り合えたし、もっと噛み合うかなとは思ったけど、そこそこ強かったっすよ。(小宮山は)負けて判定にぐちぐち言う気とかはないけど、あんだけちょこちょこ逃げられたら、鬼ごっこちゃうんやからって感じですね(苦笑)。

    (今後の目標は?)それはもう決まっとる。大阪大会、メインでたけぽんと。ごちゃごちゃ言うとってお前の兄貴分負けたんやから出てこいと。悔しかったり腹立つんやったら出てこいって感じで、大阪のメインはたけぽんとバチバチでやります。決定です。

    (解説の魔裟斗さんがシルバーウルフで練習して覚醒したと絶賛していたが?)魔裟斗さんにそう言っていただけて光栄ですね。事実、シルバーウルフの大宮司さん、土居さんに見てもらったからこの結果が出た。けどまだ満足してない、もっともっと変わってる。それも関西でSFKの寒川代表に基礎を作ったもらって、周りの支えがあったから東京で進化することが出来た。俺は大阪にもシルバーウルフにも土居トレーナーにもすげえ感謝してます。最後に、もっとK-1に俺をメディアに出せと言っといてください」

    第11試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


    武尊 Takeru

    第11試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分24秒
    • ×

    郷州 征宜 Goshu Masanobu

     一回戦で海外勢から勝利した武尊と郷州が準決勝で拳を交えた。

     1R、武尊は前蹴りを入れつつ右クロス、左フックを振るって打ち合いを仕掛ける。スピードで上回る武尊は右クロスで度々郷州をとらえていくが、郷州もグラつきながらも体勢を戻してまた前進する。武尊は前蹴りを送り、郷州の前進を止めながら左フック、右クロスとさらにパンチを送る。

     だが、郷州はやはりダメージでグラつきながらもここでも前進。しかし武尊はボディ打ち、ジャブ、右クロス、前蹴り、右クロスとパンチをまとめ上げ、初回KOで郷州を降した。

    ■郷州征宜選手のコメント
    「(トーナメントを振り返って?)2試合目でKO負けしてしまって、武尊選手凄い強かったです。まだまだ自分が弱いんだなということを実感させられた試合でした。でもここで諦めるんじゃなくて、もっともっと練習してまたいつか挑戦出来たら良いなと思っています。

    (それぞれの対戦相手の印象は?)デニス選手は身体もちょっと小さかったですけど、上の階級で試合をしているから当たった時のパワーはありました。武尊選手は強かったですね。あんなにパンチが効いたのは初めてでした。でももっともっと対策して、次やったら勝てるようにしっかりやりたいと思います。

    (今後の目標は?)今回、スーパー・フェザー級のトーナメントに参戦させてもらいましたが、KO負けという情けない結果に終わってしまったので、次に挑戦できる時はもっと良い結果を出せるように。スーパー・フェザー級王座を獲りたいと思っています。(初の外国人選手で違いは感じた?)デニス選手は真正面からぶつかってくる選手で自分にとってはやりやすかったです。日本人相手だったら研究されて厳しい試合になっていたと思います」

    第12試合/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    野杁 正明 Noiri Masaaki

    第12試合/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 2分57秒
    • ×

    大和 哲也 Yamato Tetsuya

     スーパー・ライト級タイトルマッチは同じ愛知出身の王者・野杁vs挑戦者・大和という一戦になった。

     1R、大和は軽やかにステップを踏み、ローからジャブ・フックとパンチを飛ばしていく。野杁もこれに前蹴り、三日月蹴りと飛ばしながらこれに相対していく。野杁はサウスポーに変わって左ロー、顔面への左ヒザ。ラウンド終了10秒前の拍子木が鳴るが、ここで野杁はフワリと跳んで跳びヒザを観まい、大和はダウン。大和は虚を突かれた形となる。大和が立って1R終了。

     2R、ダウンを奪われた大和は右クロス、左フックとプレスを掛けていく。野杁はしかし前蹴りを入れて距離を作る。野杁の左フックに大和も左フックを合わせる。パンチ主体で攻める大和だが、野杁もサウスポーからの右フックを返して反撃。大和は野杁をロープに詰めて左ボディフック。野杁はハイキックで反撃するがこれは当たりが浅い。そしてボディ、顔と野杁はヒザで反撃していく。さらに右フック、左フックとパンチをまとめて大和に迫る。だが、大和はここを脱し、左クロス、左フックと反撃する。しかし、さらに行かんとすると野杁は前蹴り、横蹴りと放って大和を遠ざける。

     3R、左フック、右フック、右アッパーと振るう大和に野杁はヒザを合わせていく。野杁が顔面ヒザを入れて押せば、大和はここでバックブロー。これに野杁は再び跳びヒザを見せるが、これはヒットしない。逆に大和が二段蹴り式の跳びヒザを放って当てる。そしてラッシュに出るが、野杁が右・左とフックを当てる。

     野杁はボディへのヒザ2連打から後ろ回し蹴り。ややこれが効いたかの大和だが、バックブローを返す。しかし野杁はボディのダメージを見逃さず、ボディフックを打ち込み「く」の字になった大和に左フック、右ストレートで攻め立て、レフェリーはスタンディングダウンを宣告。大和はファイティングポーズを取るもダメージは隠せず、野杁はさらにパンチで攻め立て、残り3秒の段階でKO勝利を収めた。

    ■野杁のマイク
    「プライベートでも仲良くして頂いている哲也くんが相手だから、こういう試合内容になったと思います。哲也くん、本当にありがとうございます。感謝しています。僕たちは新チームになって、本当にいろいろあったんですけど、これから団結して世界一のチームになっていくんで、応援よろしくお願いします。これからも面白いカードがあるんで、最後まで楽しんでいってください」

    ■野杁正明選手のコメント
    「(試合を振り返って?)防衛戦ということもあって、ベルトのことは全然考えてなかったです。強いファイターであり、先輩である哲也君にリベンジするということで、守る立場より挑戦する気持ちで挑んだんで。リベンジ出来て、その上でベルトを守ることが出来てほっとしてます。

    (対戦相手の印象は?)本当に強かったの一言です。1Rにダウンを取っても、2Rも3Rも常にカウンターを狙ってきたんで。ちょっとでも隙を見せたら絶対に狙ってくると思ったんで。(今後の目標は?)-65kgはほとんどの選手とやらせてもらって、勝ったり負けたりもあったんですけど。-65kgで戦いたいって思う選手はあと二人だけしかいなくて。一人はゲーオ、あの試合は納得している人もいれば、納得してない人もいると思うので。決着をつけたいなという気持ちもあります。後は負けたままでは終われないんで、山崎選手にはしっかりリベンジしたいなという気持ちがあります。-65kgではその二人しか興味はないですね。

    (今回は1Rからアグレッシブな攻めが見られましたが、大和対策だったのですか?)大和対策というよりも、僕がスタイルを変えて、これが本当の野杁正明だと見せたかったので。哲也くん対策で1Rからいったのではなく、これが本来の僕であるべきだと思うので。今までの僕はどうしても見がちでスロースターターだった。それはK-1では通用しないと思うので、K-1らしく1Rから攻めていこうという気持ちで今回は臨みました。

    (チームの体制が変わって野杁選手自身はどう感じている?)本当に色々大変だったんですけど、チーム皆が前よりも団結力が強まって、前よりも皆で勝ちにいこうと気持ちが凄く強くなりました。そういった中でも(小澤)海斗もしっかり復帰戦でKOしましたし、僕もKOして防衛することが出来たんで、これで波に乗れると思うんで、EBISUにはまだまだ良い選手がいるんで皆で強くなっていきたいです」

    ※大和哲也はダメージのためノーコメント

    第13試合/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    チンギス・アラゾフ Chingiz Allazov

    第13試合/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 0分23秒
    • ×

    日菜太 Hinata

     第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントを圧倒的な強さで制したアラゾフに日本の日菜太が挑戦した。

     1R、アラゾフはオーソドックスでスタートして高い前蹴りを放っていく。そしてハイキックを飛ばし、サウスポーにスイッチとさっそく変幻自在のファイトを見せる。日菜太はしかし左ミドル、左ローと当てる。前に出て圧力を掛けたい日菜太だが、アラゾフはフットワークが巧みでプレッシャーを掛けさせない。

     アラゾフはボディ、ローと日菜太に攻撃を加え、そして左ハイで側頭部をとらえてダウンを奪う。日菜太が立ち上がるとアラゾフは顔面前蹴りを打ち込み、再度の左ボディ。日菜太の高速バックブローは空を切らしてかわす。

     2R、再び得意の左の蹴りを放っていかんとした日菜太だが、アラゾフはこのタイミングを見て取り左フックでカウンター。これを食らった日菜太はバタリと倒れて立ち上がることができず、アラゾフが初防衛を成し遂げた。

    ■アラゾフのマイク
    「アリガトウゴザイマシタ。日本も大好きですし、日本のファンのみなさんも大好きです。日本に来るのが夢だったのですが、再来日できました。応援をありがたく思っています。ベルトを取り戻すことができて、私を支えてくれた人たちに感謝します。また強くなってより面白い試合を見せたいと思います。アリガトウゴザイマシタ」

    ■チンギス・アラゾフ選手のコメント
    「(試合を振り返って?)ありがとうございます。調整が十分に出来て勝つことが出来た。日菜太は非常に良い選手で、作戦を立てるもの非常に上手く、独特のスタイルを持っている。だから私たちはチームで勝利の鍵を探し、どうにかその鍵を探すことが出来だ。今日は私たちのチームの日、家族の日、Gridin Gymの日となって勝つことが出来た。

    (対戦相手の印象は?)日菜太は非常に良い選手だと思う。昨年のトーナメント8人の中で一番面白い選手だと思っていた。準決勝で当たるかもしれないと思っていたが、ピケオーが勝って日菜太と戦うことは出来なかった。繰り返しになるが、彼は非常に独特のスタイルを持っていて、それが強さになっている。また試合に対するビジョンも持っていて、今回は日菜太選手に勝つにはどうするかという鍵を色々と考えた。

    (今後の目標は?)次の試合は4月8日にフランスのパリ、その後に中国でジョルジオ・ペトロシアンと戦う予定がある。日本では来年あたりに再来日を果たして、また自分の力を発揮できればと思います。(左ミドルが得意な日菜太に勝利の鍵は何だと考えていた?)日菜太は非常に左のキックが強く、全体的に左の攻撃が強い選手だと思う。そして距離を取るのも非常に上手い。彼のことは色々な映像を見てチーム全体で研究した。それを前日に復習して、その時点では50\%ぐらい上手くいくかなと思っていたが、当日は90から100\%やりたいことが出来たと思う」

    ■日菜太選手のコメント
    「(試合を振り返って?)本当に力及ばずで、最初の前蹴りみたいなので目をやられて自分のゲームが出来なかったんで。今日は本当に完敗だなと思います。この試合に賭けてきた想いやものが凄いあったので、こういう形で終わってしまって、今は何を考えれば良いか分からないです。まあちょっと鼻を折られちゃったんでしっかり治したいなと思います」

    第14試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


    木村“フィリップ”ミノル Kimura "Philip" Minoru

    第14試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分50秒
    • ×

    平山 迅 Hirayama Jin

     戦前から打ち合いを予告していた木村と平山。1R、木村はローを織り交ぜながらまずジャブで様子見する。平山も重心を落とし、打ち気十分で木村を追っていく。木村は左アッパーから右スイングフック。さらに木村は左フック、後ろ回し蹴りと放つが、平山も集中してよく見えており当てさせない。

     木村にロープを背負わせる平山だが、そこから攻め入ることができない。左フックの相打ちは木村が制して平山がヨロめく。木村はさらに左フックを打ち込み、やはり平山はダメージを受けヨロめく。そして打ち合いで木村が右スイングフックを打ち下ろし、平山をダウンさせる。立ち上がった平山に木村は再び右の打ち下ろしを決めて打ち倒し、これで初回KOを決めた。

    ■木村のマイク
    「俺は俺のスタイルでKOで倒しましたけど、67.5のチャンピオンの久保選手は世界のトップを完封する姿にそれはそれで刺激を受けました。次、名前のある奴と戦って勝ったら挑戦させてください。誰でもいいんで、ヤバい奴、どれだけヤバい奴を連れてきても大丈夫なんで。やっぱり俺がいないと始まらないよ! 俺以外みんなカスだ!」

    ■木村“フィリップ”ミノル選手のコメント
    「(試合を振り返って?)お祭り的な雰囲気に相応しく、相手も勇気を持って打ち合いに来てくれて。僕は今まで打ち合いを避けられて来たので、相手のおかげもあって自分の好きな試合が出来たというか、凄い良い殴り合いができたっすね。

    (対戦相手の印象は?)ハードパンチャーだし、僕も打ち合いしてる中で一瞬たりとも気を抜いたら僕の方が危ないような展開になっちゃう相手なので。そこを集中して、でも打ち合いからは逃げずに戦いました。勇気もフィジカルもあるし凄い強いと思います。でも僕と同じだから、同じタイプがぶつかったらどっちか壊れやすいのはしょうがないんで。全然日本のトップでもやっていける実力だとは思います。

    (今後の目標は?)自分は言っちゃえばベルトを持ってなくてここまで来た選手なので。それはそれでありだと思うし、これからも自分にはベルトなんてものはいらないんじゃないかと思って。それ以上に俺は価値のある選手だと思うので、自分自身の価値を上げていく人生にしようかなと思います。だからもう物には縛られないです。僕の存在が誰かのベルトみたいな意識になってくれれば嬉しいです。それが目標です」

    ■平山迅選手のコメント
    「(試合を振り返って?)まあやっぱり木村君は強かったと。でもすっきりしました(対戦相手の印象は?)しっかり自分の世界を持っていて、でもほんまに強かった、それだけです(今後の目標は?)また這い上がれるように頑張っていくんで、また応援よろしくお願いします」

    第15試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


    城戸 康裕 Kido Yasuhiro

    第15試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/30:28/30:28
    • ×

    イッサム・チャディッド Issam Chadid

     ウェルター級転向2戦目の城戸が28戦27勝(25KO)の戦績を誇るチャディッドを迎え撃った。

     1R、城戸はオーソドックスからサウスポーに変わって左ストレートをヒット。距離を作って懐を深くし、チャディッドを接近させない。城戸をロープに詰めていくチャディッドだが、城戸は手を前に伸ばす構えで接近を阻み左ローを入れる。パンチでヒットを上げるチャディッドだが、城戸の左ローを嫌がる。

     2R、城戸はこのラウンドもサウスポー。そして脚へのヒザ蹴り、左ローと見舞っていく。チャディッドは左フックから右ストレートを伸ばしてくるが、城戸は前に来られると小さくバックステップしてストレートの当たりを浅くする。城戸の左ローが効き、チャディッドは後退。右ストレートに気をつけつつ試合を進める城戸だが、チャディッドが不意に放った右ハイキックをもらってしまう。しかし城戸はこれは手を広げ、大丈夫だとアピールする。

     3R、城戸はサウスポーで手を前に伸ばしてチャディッドの前進を阻み左ローを飛ばしていく。チャディッドは圧力を強め、右ストレートを強振。城戸も左ストレートで応戦するがここは劣勢となる。やや疲れの見られる城戸はなおも左ローを浴びせるが、これまでのような効力がない。しかしここで左ハイキックを見せ、ジャストミートさせてダウンを奪う。チャディッドが立ち上がると再度の左ハイ、左ストレートと見舞って試合を終える。

     判定は30-27、30-28、30-28の3-0で城戸。最後に技ありのダウンを奪い勝利を収めた。

    ■城戸のマイク
    「はい、どうもきいちゃんがやってきました。ウェルター級に慣れたわ。なんで変えたかっていうとチンギス(・アラゾフ)とやりたくないから。日菜太くん強いのに。裏で見ていてよかったと思いました。(階級を)変えたのはベルトを獲るためなので。(※ここで野杁正明のマネを披露)そんなチンギス・アラゾフから僕はダウンを獲ったんですよ。久保くん、1時間後試合できますかね? 無理? じゃあ6月待ってます!」

    ■城戸康裕選手のコメント
    「まず何より煽り映像がウケてよかったな、と(笑)。もちろん結果も出せてよかったです。(チャディッドの印象は?)パンチが重かったっすね!やっぱりあれでみんな倒してるんで、足から攻めていこうと思っていました。上手く作戦通りにいけてよかったです。(今後の目標は?)今日みたいにデカい会場で笑いをとるのは難しかったんですけど、そこは成功したと思います。(さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される)6月大会にも出て、今回とは違う笑いをとりたいです(笑)」

    ■イッサム・チャディッド選手のコメント
    「まずK-1で試合を組んでもらえたことに感謝している。これほどオーガナイズされた大会は他にないと思う。K-1ファンに感謝の気持ちを伝えたい。対戦相手の城戸は思っていたよりも普通のファイターだったが、なかなか倒れなかった。自分自身も100%ではなかったし、もう一度彼と戦うチャンスをもらえるならうれしい」

    第16試合/【株式会社EMURGO(エマーゴ) Presents】 スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


    ゲーオ・ウィラサクレック Kaew Weerasakreck

    第16試合/【株式会社EMURGO(エマーゴ) Presents】 スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 2分18秒
    • ×

    平本 蓮 Hiramoto Ren

     前スーパー・ライト級王者ゲーオに平本が挑んだ一戦。1R、ゲーオは左ハイキックからスタート。その後も左ストレート、右フックと放つ。平本も右ハイキックを入れ、ゲーオの蹴りに右ストレートを合わせていく。三日月蹴り、右ストレートと放って前に出ていく平本。攻めて出ることでゲーオの攻勢を許さない。ゲーオが跳びヒザ、ハイキックを見せても平本は動じない。最後も打ち合いとなりゲーオの左ストレート、右フックをもらうが引かずにやり合う。
     
     2R、ゲーオの左ストレートに平本は右三日月蹴りで反撃。その後も前蹴り、三日月蹴りを繰り出しゲーオの前進をストップする。平本はジャブ、右インローでやはりゲーオを前に来させない。そして打ち合いに呼び込むと、右ストレート、左フックを当ててゲーオをダウンさせる。ダメージの残るゲーオに向かった平本はさらに右ストレートと左フックを打ち込みゲーオをKOした。

    ■平本のマイク
    「いつも試合が終わった後、言うことを考えているんですけど、今回はとりあえず勝ちたかったので考えていませんでした。お父さん、お母さん、龍児さん、彼女や応援してくれるみなさんにありがとうを伝えたいです。これから僕がスターとしてK-1の本物のスターになって世界最大のイベントにしたいと思うので、みなさんもよろしくお願いします」

    ■平本蓮選手のコメント
    「(試合を振り返って?)ずっと目標にしてきたラスボスに勝ったなって思いですね。僕はずっとこの試合で完全燃焼すると思ってたんで、勝っても負けてももしかしたら辞めちゃうのかなと思ってて。これが終わったら引退してもかまわないと思っていたんで。本当にこの試合に全てを賭けてたので、とりあえずこの試合に勝てて良かったです。

    (打ち合いの中で倒したが狙っていた?)ゲーオの蹴りって凄い遠いんですよ。とにかく左の攻撃だけを注意して、ミドルを蹴られてもインローを思いっきり蹴って、そしたらゲーオも嫌そうな顔をしていたんで。ゲーオのリズムが崩れてきたらそこがチャンスだなと思って攻めました。ゲーオのパンチは早く見えずらいんですけど、予想していたパンチだったんでこれはチャンスだなと。本当に作戦通りにできたなって感じですね」

    ■ゲーオ・ウィラサクレック選手のコメント
    「(試合を振り返って?)こういう形で負けてしまってとても悔しいです。(対戦相手の印象は?)戦ってみて、少し平本選手の若さを感じざるをえない試合でした。自分の身体の仕上がりもしっかり仕上げないといけないなと思いました。タイの行事で忙しかったので、少し時間がなかったのかなと今考えると思います。もう一回この舞台に帰ってきて戦いたいです。(今後の目標は?)次の試合に向けて、全力で試合が出来るように身体を鍛えていくだけだと思っています。(最後にKO負けを喫したのはいつぐらい?)最後にKO負けをしたのはずっと前で、バンコクのルンピニーで試合をしてた頃だと思います。日本人にKO負けをしたのは初めてです」

    第17試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    ウェイ・ルイ Wei Rui

    第17試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分15秒
    • ×

    卜部 功也 Urabe Koya

     ライト級王者ウェイと功也によるテクニシャン対決は公式計量でウェイがリミットを700gオーバー。これを受けて、K-1実行委員会でウェイ側・功也側と協議した結果、双方とも試合出場を希望したため、ウェイには減点1&グローブハンデ(ウェイ=10オンス、功也=8オンス)などのペナルティが与えられての試合となった。

     1R、両者ともサウスポーで向き合い、まずはローとミドルで様子を探り合う。功也は右ミドルでウェイの脇腹をとらえる。功也はウェイの蹴りとパンチをフットワークでさばいて当てさせず、左のヒザ、左ストレート、右フックとウェイを襲う。功也はあまり接近戦をせず、ジャブとプッシングで距離を保つ。

     2R、功也は1R同様に離れた位置から自然に歩み寄って左ストレートをヒット。さらにボディストレートも打ち込む。ウェイがワンツースリーとパンチを飛ばしてきても功也はブロックして弾き、逆に伸ばした左ストレートをジャストミート。これで綺麗にウェイを大の字にし、ベルトを腰にした。

    ■功也のマイク
    「初代ライト級王座決定トーナメント初戦でゴンナパー選手にアゴを折られて、そこから這い上がってきました。これも応援して下さるファンの皆様、支えてくれるスポンサーの方々のおかげだと思います。2階級制覇できましたが、ここからがスタートだと思います。まだまだ挑戦します。もっともっと強い選手と戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」

    ■卜部功也選手のコメント
    「(ウェイ・ルイが体重オーバーする)ハプニングがありましたけど、こうやってベルトを巻けて、ああいう勝ち方が出来てよかったと思います。(対戦相手の印象は?)減量がきつかったと思うんですけど、体重オーバーは………。色々と意見が出てきちゃうかなと思います。今後みなさんに認められるように頑張っていきたいと思います。(パンチのKOはイメージしていた?)振り回そうと思わず、特にパンチで倒そうとは思っていなかったです。蹴ってバランスよく戦おうと思っていました。そこで(ウェイの)身体に開きがあったのでストレートを狙ったら入ったという感じで、感覚的な部分ですね。

    (今後の目標は?)昔から気持ちは変わらず、どんどん強い相手と戦いたいですし、この階級で負けている相手もいるのでリベンジしたいし、お客さんが見たい選手とやっていって自分の評価をあげていきたいです。(弘嵩が試合後に進退に関するコメントを残していたが?)兄もキャリアが長いので複雑に考えると思うんですけど、今は何とも言えないですね。兄の気持ちも尊重しながら…僕は何も言えないです」

    ■ウェイ・ルイ選手のコメント
    「まず計量オーバーについてですが、来日前に風邪をひいてしまい、かなり症状が重かったです。それで体重調整やコンディションを整えることが出来なかったです。対戦相手の功也選手はいい選手でしたが、私のコンディションがベストではなかったので、ベストだったら違う結果だったと思います。(今後の目標は?)私に明確な目標設定はありますが、K-1についてこれから考えたいと思います」

    第18試合/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


    武居 由樹 Takei Yoshiki

    第18試合/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分27秒
    • ×

    久保 賢司 Kubo Kenji 

     スーパー・バンタム級王者・武居の初防衛戦の相手は王座決定トーナメント決勝でベルトを争った久保。約1年ぶりに一発勝負のタイトルマッチでの再戦となった。

     1R、武居はサウスポーから左の蹴りをミドル、ローと放っていく。久保も右ミドルで応戦する。しかし武居は左三日月蹴りを効かせるとハイキックを打ち込み、さらにボディフック、顔へのフックと畳み掛け、初回から早々にダウンを奪う。立ち上がった久保を武居は右フックからさらに襲って左ハイキック。久保は来いと呼び込むが、武居は右フックで久保に再びダウンを与え、これで久保をKO。見事なKO勝利で初防衛に成功した。

    ■武居のマイク
    「こんばんは、足立区から来たパワーオブドリームの武居です。久保選手、ありがとうございました。こんな大きな会場で試合ができて、たくさんの人に応援してもらって、ほんとに僕は幸せです。もっともっと大きい会場でやりたいので、みなさん、K-1の試合毎回見にきてくだい。これからも応援よろしくお願いします」

    ■武居由樹選手のコメント
    「こうやって大きい会場で初防衛できてよかったです。(対戦相手の印象は?)1回やっているので倒すことを意識していたので、KOできてよかったです。(1RKOは狙っていた?)パンチで倒したかったというのもあるんですけど、早く決着をつけようと思いました。(久保とは)試合後にリングと控室で『ありがとうございます』と挨拶できて、いい人でした。(今後の目標は?)ずっとベルトを守ってK-1で勝っていきたいです。たくさん応援してくれるファンの方がいて試合していて気持ちよかったです。今年は全試合KO勝ちでK-1の主役になれるように頑張りたいと思います」

    ※久保はダメージのためノーコメント

    第19試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


    小宮山 工介 Komiyama Kosuke

    第19試合/【ランドハウジングPresents】 K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 2分2秒
    • ×

    武尊 Takeru

     第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント決勝に勝ち進んだのは小宮山と武尊。

     1R、小宮山は離れた位置から前蹴り、ローを飛ばす。そして後ろ回し蹴りをボディに入れるが、空手出身の武尊も後ろ回し蹴りを返す。小宮山はフットワークを止めずにリングを右回り。武尊はジリジリと前に出て小宮山をロープに詰める。武尊は小宮山の前蹴りをヒザでカットし前蹴りを出しにくくさせる。そして前蹴りからバックブローを繰り出すもこれは小宮山が当てさせない。武尊はボディフックを打ち込み、さらに小宮山を追って初回を終了。

     2R、武尊は前蹴り、左インローと入れて小宮山を追う。小宮山は跳びヒザ、急に飛び出してのストレートと放つが武尊はクリーンヒットを与えない。小宮山はさらに下段後ろ回し蹴りも放つが武尊を止められず、逆にボディへのヒザ、ボディフックをもらう。バックブローの小宮山だが、これは当たりが浅い。1回戦でKOを見せたハイキックも繰り出す小宮山だが、武尊のプレッシャーが利いておりヒットとならない。武尊は前蹴りから右フックを振るう。

     3R、小宮山は前蹴りで武尊を下がらせてから顔面への後ろ回し蹴り。しかし武尊は笑みを浮かべて前に来る。小宮山がボディストレートに来ると武尊はそこへヒザを合わせる。さらに距離を詰めてきた武尊はボディへのヒザ、ボディフックと見舞い、小宮山はこれに観念したように倒れる。立ち上がった小宮山に武尊は左右のフックから左ミドルで2度目のダウンを与え、最後もフックで打ち倒して3階級制覇を成し遂げた。

    ■武尊のマイク
    「今日は応援ありがとうございます。初めてさいたまスーパーアリーナのメインアリーナに来たんですけど超満員になって、最初新生K-1が始まった時は世代的にK-1を知らない人たちもいて、僕は子どもの頃からK-1ファイターになりたいと思って、アンディ・フグに憧れてやってきました。K-1にはそういう力やパワーがあって、そのK-1がなくなっちゃって…それからK-1を知らない世代も出てきて『今もK-1やってるの?』とか何も知られてないことが悔しかったです。でもこうやったさいたまスーパーアリーナのメインアリーナに戻ってこれて、超満員になって嬉しく思います。
     今日からは“新生”はいらないと思うんで、K-1でお願いします。K-1は希望とか夢とか与えられるパワーがあるし、それだけの力があると思います。地上波のゴールデンタイム放送は僕が現役中にやりたいと思っていることなので、そのためにはたくさんお応援しくれる人たちがいないとできません。応援してもらえると嬉しいです。ゴールデンタイムの実現に協力よろしくお願いします。
     僕は勝ち続けているんですけど、僕と対戦したいっていう人はいっぱいいるし、やりたいっていう選手もいます。立ち技最高のリングはK-1なので、僕とやりたいならK-1に上がってきてください。逃げも隠れもしないので、K-1が立ち技最高のリングです。K-1最高!」

    ■武尊選手のコメント
    「(試合を振り返って?)僕の中では本当に-60kgというのは挑戦で。本当は最初に決まっていたタイトルマッチ1試合だけやるつもりで-60kgに上げて、-60kgで3試合やると思ってなかったんですけど、誰も成し遂げてない3階級制覇を全部トーナメントで獲れば文句ないだろうと思いました。一回戦でスタウロス選手と出来たのも嬉しかった。去年からずっと今日のこの日のために、今日のことばっか考えて生活してきて、それを全部今日出せて良かったなと思います。

    (それぞれ対戦相手の印象は?)やっぱスタウロス選手は一発があって。体つきを見ててもパンチは凄い恐いなと試合前から思っていて。左フックの対策はすごくやってました。何発かもらいましたけど、上手く外せたんで。でもガードの上からでも効くパンチなんで重いなって感じました。(郷州は)本当に気持ちが強くて。タフだし気持ち強いし、ずっと手を出す選手なんでトーナメントではやりたくないと思っていました。それと準決勝でちょっと右膝痛めちゃって、踏ん張りが効かなかったんで蹴りで距離を取れないなと思って。右のパンチで倒そうと決めてて、郷州選手のパンチの軌道とか映像で見ていて、本当に作戦通り上手くはまって勝てたなって感じですね。

     決勝の小宮山選手は、蹴り技とか本当にテクニシャンだし、距離の間合いとか、バックスピンキックとかトリッキーな技も凄い多いんで、警戒するところが凄い一杯ありました。入りにくかったんですけど、決勝戦は中に入らないと最後まで距離が空いたまま終わっちゃうなと思ったんで、ちょっと強引で僕の技術不足ですけど強引にでも距離を詰めていけたんで。KOで最後締めれて良かったなと。僕、今までトーナメント決勝でKOしたことなかったんですよ。決勝までいくと身体の疲労とかダメージもあって最後まで倒しきるというのが出来てなかったんで、今回はそれも課題だったし、最後は本当に気持ちだけでしたね。

    (今後の目標は?)今日のためにずっと去年からやってきて、獲ったら燃え尽きるんだろうなって思ってたんですけど、勝ってベルトを巻いてリングに立ってた時に、皆の盛り上がり、熱が凄い伝わってきました。逆にもっと燃えて、こんなんじゃまだまだだと思って。もっともっとでかいK-1にしたいし、昔格闘技ブームって言われてた時代を超えるK-1にしたいと思って。それが一番の目標です。本当は今回の大会で実現させたかったんですけど、地上波ゴールデンタイムで生中継、それは近いうちに絶対成し遂げたいんで。沢山の人に協力してもらって、お願いしたいです。

    (弘嵩選手が一回戦で敗れたが影響はあった?)それは本当に悔しかったですね。トーナメントなんで当たる可能性もあったんですけど、ヒロ君は一回戦も入場口まで一緒にいて、本当に勝ってほしかったんで。東京に出てきて9年ぐらい毎日一緒に練習して、本当に兄貴なんで。負けた時は凄い悔しかったです。でもその後は準決勝も決勝もセコンドについてくれて、決勝は功也君も試合が終わってすぐついてくれて心強かった。皆で勝ったトーナメントだなと思いました。感謝ですね。

    (決勝でサイズやパワーの違いは感じた?)手足の長さや上手さとかは感じましたけど。武尊はああいうスタイル苦手だろって言われてたし、だから余計に倒したかったし捕まえたいと思ってました。ああいうスタイルを批判する人もいるけど、あれも強さだし。小宮山選手は決勝戦も絶対ああいうスタイルで来ると思ったし、その戦い方相手にも倒せると絶対証明したかったので。ちょっと強引だけど行きました。

    (現時点のベストは?)フェザー級ですね。-57.5kgがベストだなと。本当に無理矢理増やしました。追い込みやってると体重増えなくて。食べるトレーニングじゃないですけど、吐き気するぐらい食べ続けて頑張って作りました。アメリカに行った時も、一日一食はステーキ1kgとか食って(苦笑)。けっこう頑張って作った身体だったんで。食べないとすぐ落ちちゃうし。でも-60kgのチャンピオンになったんで、この後のことは考えてないんですけど、獲ったからにはトーナメントで勝った選手の分も背負わなきゃいけないし、-60kgで戦える身体をもう一回作り直したいなと思います。

    (これで新生という言葉はなくすと発言していたが、満員のメインアリーナはいかがでしたか?)本当に最高でしたね。超満員ってのは選手からしたら本当に嬉しいし。やっぱ格闘技はテレビでも見ても面白いしパワーあるんですけど、実際に生で見るのは別物ぐらい違うんで。実際に会場に来て生で見てくれるというのは本当に嬉しかった。今日とかは特に本当に長い大会で、長時間の大会だったんですけど、最後まであれだけの人が残ってくれて。選手からしたらそこでもパワーもらえますね。めっちゃ嬉しかったです。

     最初の頃、K-1って今もやってるの?って言われたのが本当に悔しくて。僕は小さい頃から格闘技をやってて、K-1っていうのは凄いものだし。何でK-1見てくれないんだよっていう気持ちで悔しくて。芸能活動やってるから弱くなるとか言われるんですけど、僕はその分練習もするし、芸能活動してるから余計に負けられない。だけど見るきっかけを作らないんと、やっぱり会場で見たいと思わないんで。それをKrushの時からずっと続けてきて、やっと一つ形になった、さいたまスーパーアリーナのメインアリーナを超満員に出来るK-1になった、と。でもまだまだこれからだし、僕がずっと言っているK-1ファイター全員が外を歩いたら人だかりができるスーパースターと言われる人たちが何人もいるK-1にしていきたい。その中でも一番のスーパースターに僕はなりたいと思うので、それを実現させます」

    ※小宮山はダメージのためノーコメント