ダリル・フェルドンク、逆襲開始!「トーナメント制覇に向けた準備はできている」=「K-1 WORLD MAX 2026」9.12(土)代々木第二
「2つの側面がある試合でした。1つは、負けたことへの悔しさです。自分が勝者になる別の結果もあり得たと思っています。でも一方で、決して僕を見限ってはいけないということを、みなさんに示せたことは誇りに思っています。何度もダウンを奪われましたが、そのたびに立ち上がり、試合終了まで諦めずに戦い抜きました」
――たしかに、あと30秒あれば逆転するのでないかという、とんでもない試合でした。自身の中で課題や修正点があれば教えてください。
「キックボクシングはフィジカル面が重要ですが、メンタル面も非常に大きく勝敗に左右します。今回は、集中して試合へ入るまでに少し時間がかかりましたが、逆にジョナスはすでに自分のやるべきことを実行していました。次は一切時間を無駄にせず、最初の1秒から試合に入ります」
――今年もK-1世界トーナメントが開幕します。前回のファイナリストとしての心境、意気込みを教えてください。
「最近はハードなトレーニングを積んでおり、次のトーナメント制覇に向けた準備はできています。目標は変わりません。トーナメントで優勝し、K-1世界王者になることです」
――今回の世界トーナメントは各国で予選を行い、さらに優勝戦線が激しくなってきています。こうしてレベルが上がっていくことをどう思っていますか?
「K-1は成長しています。さまざまな才能ある選手を発掘しており、K-1はさらに大きく、より良いものになっていると思っています」
――今回の開幕戦の相手、ロレンツォ・ディ・ヴァラ選手の印象を教えてください。
「彼の試合を見ています。リングの中で何をすべきかを理解している、経験豊富な選手だと感じています。対戦相手としてふさわしい選手だと思います」
――ヴァラ戦は、どんな試合になると思いますか?
「これまでの自分の試合と同じです。ファンのみなさんが楽しめる、素晴らしいショーをお見せします」
――ヴァラ選手は、サークリングやポジショニングがうまい選手ですが、注意すべき点があれば話せる範囲で教えてください。
「彼は経験豊富で、リングの中で何をすべきかを理解している選手です。集中力を切らさず、常に鋭く戦わなければなりません」
――開幕戦では、サルシチャ選手とゾーラ・アカピャン選手が対戦します。どちらかが脱落しますが、直感でどちらがあがって来ると思いますか?
「それは、難しい質問ですね。2人とも素晴らしいアスリートで、とても強い選手です。この試合を楽しみにしています。強い方が勝つことを願っています」
――あなたはダウンをしても絶対に諦めない闘志を持っています。ピンチになった時は、どんなメンタルになるのでしょうか?
「いつも『俺はこんなものでは終わらない』という言葉を心に留めています」
――今回の世界トーナメントで優勝するためには、何が必要だと思いますか?
「自分がやるべきことを、しっかりとやること。それだけです」
――分かりました。では、最後に日本のファンに対してメッセージをお願いします。
「みなさんから本当にたくさんの応援をいただいています。その声援が、自分に大きなエネルギーと力を与えてくれます。これからも応援を続け、勝利へ向けて声援を送っていただけたら嬉しいです。みなさん、本当にありがとうございます!心から感謝しています」
<2人の近況>
フェルドンクは昨年のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント準決勝でストーヤン・コプリヴレンスキーからKO勝ちし、決勝でジョナス・サルシチャと優勝を争った。今年4月はサルシチャとタイトルマッチで再戦し、ダウンの応酬であと一歩まで追い込んだばかりだ。
ヴァラはイタリア予選を勝ち抜いたISKAムエタイ世界スーパーウェルター級(-70kg)王者。福岡で行われた世界最終予選では、スペイン予選覇者のセルヒオ・サンチェスを判定で下した。