7月25日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.190」の[メインイベント(第9試合)/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]に出場する橋本楓汰選手のインタビューを公開!
──橋本選手はここのところ7連勝中と絶好調ですね。自分では好調の理由は何だと思っていますか?
橋本 POWER OF DREAM(POD)に移籍して、今までの練習量に比べて倍になったし、古川会長からのご指導もあって、それがうまく自分とマッチしているんじゃないかなと思ってます。
──はいはいはい。弟さんの橋本雷汰選手とともに上京はしたものの、所属ジムはそれぞれで決めて、楓汰選手はPOD、雷汰選手はALONZA ABLAZEに入ったそうですね。同じジムに入ろうというつもりは、そもそもなかったんですか?
橋本 なかったですね。別に、お互いが行きたいところが同じなら、そうなってたかもしれないですけど。それぞれの行きたいところが全然違ったので、別に無理に合わせる必要もないかなって。
──その中で楓汰選手がPODに入ろうと決めたのはどういう理由だったんですか?
橋本 キックボクシングを習い始めた頃から、PODの選手が好きだったので。ちょうど、江川優生君がものすごい活躍ぶりで、メッチャ好きだったので、そういう憧れもあってPODに入りたいと思いました。
──PODのスタイルも好きだったんですか?
橋本 はい、メッチャ好きでした。PODの選手って、どの距離でも強いじゃないですか。近い距離でも強いし、間合いがある中でも強いし。ああいう完璧なスタイルがカッコいいなと思って、憧れてました。
──でも実際に入ったら、練習が大変だったのでは?
橋本 最初はヤバかったですね、ホントに。すぐ慣れるかなって思ってたんですけど、今でも全然キツいですね。毎日やってるから慣れはあるんですけど、それでもキツいです。
──でもその分、憧れのスタイルは身についてきていますか?
橋本 着々とついてきてはいるんですけど、でも、全然まだまだですね。もともとの自分の動きとうまく混ぜ合わせようとしている感じなんですけど、まだそんなにPODっぽくないというか。それがよさでもあるんですけど、まだまだ身につけないといけないことはいっぱいあります。
──今の練習で一番、よくなったなと思うところというと?
橋本 ディフェンス面ですかね。もともとはただ前に出るだけで、本当に雑だったんですけど、PODの選手は細かいところで独特な動きが多いので、そういうところを会長に教えてもらっていて、試合でも、少しですけど、ちゃんと出るようになったところかなと思います。
──逆に、もっと伸ばしたいところは?
橋本 前半はいいんですけど、後半になるともともとのクセが出て雑になって、ただ前に出るっていう流れが多いので、最後までしっかり落ち着いてゲームができるようになればいいなと思ってます。
──「ゲーム」という言葉は、PODの選手からよく聞きますね。
橋本 そうですね。会長がいつも「ゲームしろ」「ゲームしろ」って言うので、自分でも心がけています。で、
──7連勝の一番直近の試合は2月のK-1での池田幸司戦でした。スーパー・バンタム級のトップ戦線の一角を食って評価を上げたあの試合を今、振り返ると?
橋本 代打出場で急きょ決まった試合ではあったんですけど、池田選手っていう、スーパー・バンタム級の中でもタイトルマッチも経験している相手に、接戦だったんですけど勝てたのはホントにデカいと思いましたね。9月に金子晃大選手と璃明武選手でタイトルマッチが決まっちゃいましたけど、自分ももうタイトルマッチに近い存在になったんじゃないかなと思ってます。
──今回は黒川瑛斗選手との対戦です。黒川選手のどういうところを一番警戒していますか?
橋本 K-1のバンタム級でタイトルマッチも経験している選手だし、元Krushチャンピオンでメインも何回か経験してるし、そういった場慣れという面では黒川選手の方が一枚上手だと思うんですけど……でも、まだ4月にバンタム級で試合してて、そんなすぐにスーパー・バンタム級にアジャストはできないと思うので。返り討ちにできたらいいなと思ってます。
──どう勝ちたいと思っていますか?
橋本 もちろんKOで勝ちたいというのはあるんですけど、さっきも言った通り、3Rしっかりゲームして、何もさせずに勝ちたいというのが一番ですかね。盛り上げるのは前提として、最低でも面白い試合をしっかりしたいなと思ってます。
──この一戦は今大会のメインでもあります。先輩の岩尾力選手をセミに差し置いてのメインですが、決まった時にはどう思いましたか?
橋本 正直、メインだろうなとは思ってました。相手も黒川選手ですし、僕も一応、これだけ連勝も重ねてますし。もう全然K-1でも組んでもいいカードだなと自分でも思ってたので。
──自分がそのメインを務めるということに関しては、どういう思いがありますか?
橋本 もちろん、後楽園で初メインなのでうれしいですけど、別にいつもと気持ちは変わらず、普通に試合して盛り上げられればいいなと思ってます。
──そして先日の記者会見では、メイン・セミの4人の中から次のタイトルマッチに絡む選手が選ばれるという話がありましたが、そこについては?
橋本 4人の中でと言わず、僕と黒川選手の勝った方が次の挑戦者でいいんじゃないかなと思ってます。それがK-1でもKrushでも。まあ正直に言えば、仮に璃明武選手が勝ってKrush王座が空位になったとしても、K-1王座の方に挑戦したいですけどね。
──ただ、同門の岩尾選手と2人で勝った場合、対戦ということはないにせよ、勝ち方を比べられることになる可能性はあると思います。岩尾選手がまたすごいKOを見せる可能性もけっこうあるわけですが、そこに関してはどうですか?
橋本 でも、力君に負けないぐらい、僕もいい勝ちっぷりを見せればいいだけなんで。もちろん倒し方とかは意識はしてますけど、順当にやっていけば、ファンのみんなからも「橋本楓汰でいいんじゃないか」っていう声が自然に上がると思うので。
──改めて、K-1 GROUPでも盛り上がっている階級の1つであるスーパー・バンタム級のトップ戦線に入っていく意気込みはどうですか?
橋本 僕はもう全然、いつだって金子選手に勝てる気でいます。でも璃明武選手が次に挑戦するのはもう決まってるので、僕が黒川選手に勝ったら、タイミングを見て金子選手とやりたいですね。もちろんベルトも欲しいですけど、金子選手が次に勝っても負けても、金子選手とやりたいという気持ちはありますね。昔、自分がアマチュアの頃からずっと見ている選手なので、リスペクトも込めてやってみたいし、勝つ自信もあるので。メチャクチャ盛り上がる試合ができる気もするんで。
──そういうところにつなげていくためにも、今回の試合はかなり大事ですね。
橋本 そうですね。本当に落とせない試合ですね、今回は。
──それから雷汰選手にも、活躍という点で負けたくないという気持ちは強いんじゃないですか?
橋本 もちろんそうですね。最初のほうは雷汰の方がずっと目立ってたので、ホントに悔しいなと思いながら見てたんですけど、最近は僕も勝つことができてきましたからね。アイツはアホなことばっかしてるんで、けっこう注目されてますけど、実力だけ見たら僕も雷汰も並んでるぐらいだと思うんで。雷汰は8月に王座決定トーナメントがありますけど、2人で勝って、2人でK-1を盛り上げたいですね。ずっと雷汰ばっかに任せっきりになってたんで、 2人で盛り上げたらなと思ってます。
──盛り上げるという点でも、負けずに頑張りたいと。
橋本 はい。しかも雷汰は、8月はトーナメントじゃないですか。雷汰もしっかりそこで勝って、2人でベルト巻いた姿をみんなに見せたいですね。
──それこそ8月は上野兄弟がねセミ・メインで出場しますし。
橋本 そうなんですよね。やっぱり同じ兄弟として、雷汰とジムは違いますけど、他の兄弟に負けないぐらい目立ちたいんで。しかも僕ら、双子ですからね。まあ、最近はカマラ・ツインズもいますけど。
──「兄弟」だけじゃなくて、「双子」のライバルも出てきちゃったわけですね。
橋本 ホントですよ! しかも正直、僕らよりそっくりじゃないですか。
──双子としても負けてられないと(笑)。では最後に、改めて今回の試合への“決意”をいただけますか?
橋本 今回は9月にK-1のタイトルマッチも決まってる中で、本当に次のチャンスのためにも絶対落とせない試合なので、油断せずに臨みます。体もしっかり仕上がってきてるので、みんなが盛り上がるような試合をしっかりしたいと思ってます。
──分かりました。ありがとうございました!