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永澤サムエル聖光「ワンデイトーナメント?楽勝じゃん」皇治「限られた命を燃やしたい」=「K-1 WORLD MAX」12.29(火)代々木第二

 10月27日(火)、都内会場にて12月29日(火)に神奈川・横浜BUNTAIで開催される『K-1 WORLD MAX』の第一弾対戦カード発表会見が行われ、かねてより因縁のあった第8代K-1 WORLD GPライト級王者の永澤サムエル聖光(B Make)と皇治(TEAM ONE)のタイトルマッチが決定した。

 会見終了後、2人の囲み取材が行われ、それぞれが思いを語った。以下は、囲みインタビューでの質疑応答全文。
■永澤サムエル聖光

――会見は、少しおとなしめでしたね。

「すごいね。やっぱうまいよ。あれはヤバい。怪獣のね、本物まで来ちゃって。怪獣の赤ちゃんって言われてて、SNSで。お母さん登場って。あれやられちゃったね」

――動揺した?

「動揺はしてないですけど。でも、うまいですよね、やっぱり。喋りもうまいし。まああれは本当にK-1選手みんな見習わなきゃいけないとこだなって思いますね。

 あと、まあ人柄やっぱ出ちゃうけど、確かに。試合はみんな本当に強いし、K-1ファイターは。俺も、今日いた選手尊敬してるんで。でも皇治君の試合、本当に俺K-1で見たことないですよ。RIZINで何戦かしてるのは見てるんですけど。だから人気はあるけど、覚えてる試合ないよって俺は思ってるんで。ハイキックが得意だっていうのも知らなかったし、頭突きのイメージしかなかった。よくわかんない知名度のあるシーサーみたいな人っていうイメージなんで。知名度もあるし美味しいから全然 KO できるんですけど」

――4人のワンデイトーナメントをやりたいという発言について。

「面白くないですか、ぶっちゃけ。俺、ワンデイに憧れてK-1を始めたんで。なんか全然面白いけどね。里見君はなんかしてやったりみたいな顔してましたけど。ぶっちゃけこの間の試合見てもらってわかるように、最初のダウンがなければ俺は何回やっても勝てるよって思ってるんで。別に最初のダウン取られただけでしょ? っていう感じかな。

里見君は全然余裕で倒せるし。朝久君がちょっとやったことないから未知数だけど。皇治は余裕です。ぶち殺す。ほんとそれだけですね。K-1はやってました? 試合してるの? 誰とやってる? 卜部って言ってましたね」

――K-1はずっとやっていました。

「負けてるでしょ。試合するだけなら誰でもできるんですよ。チャンピオンになるまでが大変なんで。それは彼にはわからないことなんで、俺が教えてあげますよ」

――ワンデイトーナメントになると、試合ごとにベルトをかけるかかけないかみたいなことが問題になってくると思いますが、それは?

「なんか、そういうのよく俺分かってないんで。本当にお任せかなって感じですけど。でもなんかワンデイは面白いかなとは思いますけどね、ぶっちゃけ。

一回戦が皇治なんで、絶対に決勝勝ち上がり決定じゃないですか。決勝は朝久君と里見君でだいぶ削られるんじゃない? じゃあ楽勝じゃん。 余裕で優勝できるわ」

――須藤プロデューサーは、永澤選手の意思次第だと発言していました。

「まあまあまあ、そうですよね。俺の意思で決まるのは。一応相談じゃないですか、みんなと。相談してゴーが出たら全然やるし、もうちょいよく考えてこういう感じだぞと言われて、なるほど、そういうことなんだって俺がなればやらないし。王者なんで俺に権限があるんで、待っててください」

――ベルトは2試合ともかけた方がいい?

「何でもいいですよ、本当に。昔みたいにベルトをかざして優勝者だけ取るみたいな。面白いじゃないですか」

――返上するような形になってしまいます。

「いいんじゃないですか、それで。面白いけどな、ワンデートーナメント。よく考えますよ。あんまりこう言っちゃってなくなっちゃったら一番もったいないから。全然面白いと思うけど。面白いことガンガンやっていかないとって怒られちゃったんで。お前らがちゃんとしないからって。確かにそれは痛いほど分かってるけど、そのために今回祭りの試合組んだんで、そこを盛り上げていきたいなと思ってます」
■皇治

――今日は格好はカルロス菊田さんだったんですか?

「いやいや違うんよ。でもなんか自然にカルロスが降りてきたというか。マジでこういうちょっと僕サーフ系にハマってて。髪の毛今伸ばしてて。すごいそんであれなんですよ。サーフ系で行きたくて。ちょっとラフな格好にしたら、もうカルロス菊田やんって今日思って。あれが一番ウケたね」

――カルロスと怪獣がちょっと意外でした。

「面白かったですね。意外なところをいくのは僕じゃないですか。そこ行くみたいな。それが面白いところですよ、僕の」

――以前から用意してたんですか?

「嘘偽りなく今出た発想なんすよ。ふと思い出して、ああそういや今回もサルエルと会見か。何持ってこうかなって思った時に、この子恐竜の赤ちゃんみたいな顔してるなと思ったんですよ。ほんならこの子誰も知られてないし、まだ恐竜の赤ちゃんと降りてくるってことは、親がまだ必要な子なんやなと思って。じゃあと思って、スタッフに急遽恐竜を用意してって。スタッフが優秀なんで、持ってきてくれましたね」

――会見終わって今どんな気持ちですか?

「いや、ほんまにボランティアしてるなと。今までの僕やったら絶対に帰ってましたよ。 全員選手出てきて、僕は彼らと並ぶ必要もないし。でも僕からしたら並ぶメリットはないけど、僕と並ぶことによって、彼らにちょっとでもフォーカスできるんやったらいいかなと思って並びました。今までの僕やったら100\%(会場から)出て行ってましたね。

 なんかK-1は、皇治を何としてもうまいところ全部吸い取ろうとしてますね。意味わからへんもんね。4人並ぶは、さっぱりわからへん。3対1。普通の子やったらもう飛び降りてるよ。誹謗中傷がどうたら言うてるやないですか。あんなんイジメやからね。けど皆さん覚えてくれてはるかわかんないですけど、僕は一番初めK-1に出た時、日本トーナメントで卜部弘嵩君とやった時もね、 7対1やったんですよ。 8人トーナメントで 7対1でやり合って、僕が盛り上げた自負があるんですよね。その頃を思い出しました」

――もうボランティア?

「僕講師みたいになって、なんか講習会みたいになって、会見じゃなくて。だから、もう講師代も払ってほしいくらい」

――一人ずつダメ出しですか?

「ダメですけど、なんで出てきたんと。いや、多分僕にいろいろあったんでしょう。言いたいことあるんでしょう。それを言わないと。嫌われる覚悟がないんですよ。

 なぜここで僕と並ぶ必要なんやったのかっていうのを考えた時に、嫌われることとか、嫌なことを言われることを覚悟してやらないと。だからK-1は注目されないんですよ。僕らしとったじゃないですか。僕にしろ、今はなきアッシーにしろ、みんな張り切ってやっていたじゃないですか。だからよりアンパンマンの武尊君らが目立ったわけです。なぜそういうことをしない。

 俺は実力で実力でって言うじゃないですか。俺この言葉一番嫌いで、一番フェイクって言うてるじゃないですか。僕は実力があってって。その実力誰にも見られてもないし、証明できてないんやからファンがついてきてない。それこそが一番フェイクやないですか。口だけにもなれない、ただのフェイク野郎が何を言ってんだって話なんですよね、僕からしたらね」

――3選手は、爪痕を全然残してなかったと。

「何にも残してないやん、マジで。ほんまにアホ。サルエル君なんか、これビッグボーナスやん。僕が、ちょろっとね、サルエルくん弱いねやってもいいんちゃう? みたいなことを言って、サルエルくんはラッキーで皇治君来たと思ってたんでしょうけども、何にも爪痕残してない。

 もう僕だけの会見やからいらなかった、この子たちは。僕一人で十分。なんなら元気対皇治がやった一番盛り上がる。そういうところも含めて、人のせいにしたらあかんって。俺一番嫌いなのはずっとK-1離れて、僕が嫌やなと思ったのはK-1のせいにしてるんですよね、全部選手たちは。それじゃあ大きくならない。だって僕出て行ったじゃないですか。1回もないよ、K-1を悪く言ったこと。多分ね、多分よ。1回もない。それくらい僕は感謝してるし、K-1 があったから今の僕がある。そういう気持ちを忘れたらあかんし、ファイトマネーもらわれへんのはお前らがその価値しかないからやろと。

 僕はK-1で、多分一番もらってると思うんですよ。それは僕が戻ってくることによって、間接的に今の若い選手たちに夢を与えるなと思ったんですよ。僕も頑張って強さで証明したり、人気者になったらこうやって稼げるんやって思わすことが僕の仕事じゃないですか。

 里見君が、アホなこと言っとったでしょ。僕は最低限の暮らしができて家族とって。僕ら表に出る仕事している人たちが、そういう子どもが目指す仕事じゃないと。ちょっと前までYouTuberになりたいのが、子どもたちの夢のランキング 1位。で、次が野球選手になりたい。なんでって、稼いでるからなんですよ。自分の周りのことを幸せにするには絶対に金が必要で、それを K-1 ファイターができてなかったから、なんでこんな命かけて痛いことしてるのに、K-1 ファイターになろうとちっちゃい子が思うの?

 ガラガラの会場で金もない、子ども抱っこして、幸せやねんって言ってるサラリーマン夫婦を誰が求めるのと。アホちゃうと。もう表に出るんやめんかいって話なんですよ。ほんまに僕がプロデューサーになってたら…、多分元気と代わってもいいと思う」

――K-1がピンチ的な時代は何回かあたったが、なぜサムエル選手がチャンピオンになった段階で挑戦表明したんですか?

「あれは偶然なことがあってね。分かりやすく言うと、もうチャンピオンやからだけですよ。チャンピオンやからだけ。だから僕、(金子)晃大の応援というか、魔裟斗さんと解説できるっていう話を聞いたんで、ギャラは安かったけどチャンスだと思って受けたんです。

 その僕の仕事が終わって帰ろうとした時に、里見君とサルエルがやってて、里見くんが倒しとったんですよ。誰? この金髪の子弱いなと思って。そのまま帰っていったら、なんかサルエルがチャンピオンだったんですよ。こんな弱い子がチャンピオンなれるの?って。 元気さんに帰る時、帰りますと挨拶したら、皇治君、サルエルとやってよみたいな話になって。いや僕高いですよみたいなふざけた話で。

 宮田さんが、サルエルをちょっと盛り上がたいから、皇治がやってもいいよって言ってたこと言ってもいい? っていうから、いいっすよみたいな感じで記者の人がサルエルにぶつけたと。サルエル本気にしてもうて、一人でなんか俺とやれると思ってもうて。で、もう皇治劇場ですよ。こういうタイトルマッチが結ばれて。僕の思惑通り。あのファンもアンチも転がり方全部、打ち合わせも全部僕の思惑通り。はい、ありがとうございます皆さん」

――皇治選手からではなかったと。

「僕からではないけど、僕は嘘とホンマをうまいことやってるから。いわゆるちょっとした詐欺師みたいな感じじゃないですか。でも、ほんまにそれをうまいことやってんですよ。

 ほんまの心に思ってることは、僕はファイターなんで。ファイターっていう思いがあって、絶対この格闘技に成り上がったろうっていう思いがあってここまで来たんで。強さっていうのは最低限絶対必要やと思ってるんですよ。武尊からベルトを獲られへんかったやんって言いますけど、みんな獲れてへんやん。それを口だけって言わんとってよと思うけど。だけど武尊から獲れんかってのは、ほんまにファンとの約束守れてなかったんでね。僕の中では心の底にあったんで、今回このタイミングでタイトルマッチがあって、それやったらやるかってだけの話ですよ。アンチも喜ばしたいけど、ファンを喜ばせたいんで、そういう意味で」

――公式戦を長いことやってなかった理由は?

「だって稼げるもん。公式戦なんかせんでも稼げんねんもん。これみんな僕のことを口だけって言うやないですか。

 これ言ったら荒れるかもしれないけど、K-1卒業してからあとは惰性でやっていこうと思った。ネームバリューもK-1で売れて、RIZINもすごい必死に呼んでくれて。RIZINはMMAの団体やから、なかなか僕らが生き残っていくのは難しいなと思ってたからね。

 僕のやり方で、僕にしかできないやり方でつってエキシとかやってきたけど、でもやっぱ心のどこかにはずっと思ってたんで、公式戦しないとなと。なんやかんやで立ち技は 3年半、 MMA 含めた公式戦は 2年半ぶり。これって絶対に無理やって笑ってると思うんですよね。こういうのをひっくり返すのが僕の仕事。笑ってる奴らを会場に連れて行くのが僕の仕事やと思ってるんで、むちゃくちゃ気合い入ってますよ」

――ベルト獲ったらK-1に継続参戦ですか?

「RIZIN!(榊原)社長に言って、ベルト獲ったらRIZINへ帰ってくる。で、RIZINで防衛戦すると。K-1のチャンピオンベルトをかけてね、RIZINで。なんやかんや言いながらK-1に行ったのに、昨日も笑顔で、よし、じゃあもう頑張ってこいよって送り出してくれて。K-1のベルトを持って帰ってきて防衛戦しようって。今回に向けてすごい応援してくれてるんですよね」

――K-1は、勝ち逃げになる?

「K-1でチャンピオンになってRIZINで防衛戦したら、RIZINファンもK-1に行くじゃないですか。良くないですか? 今回の会見で、皇治を嫌っていた選手を見てくれて、いい試合をしたら、そいつらがK-1へ来てくれるじゃないですか。だから僕は裾野を広げるためにやったらいいと思ってるんで。今はK-1とRIZINやったらRIZINが人気抜群なんで、RIZINのファンもアンチでもいいじゃないですか。 少しでもK-1見てもらえたらいいなと思ってます。で、僕はK-1のベルトを持ってRIZINの誰とやろうかな、ハゲちゃびんとでもやるわ」

――芦澤選手とか?

「アッシーね。アッシーはマジで応援してる。あいつのせいで俺の株がバンバン下落してるから。ほんまあいつが負けるたびに俺の株が下がる。俺はあの2敗はボランティアしただけ。ぶっちゃけ、俺、芦澤タイプが一番嫌いなんよ。スタイル的に手足長くて。なんであれしないのかな? 俺とやった時にすっごい気合い入ってるやん。めっちゃアウトボクシングするやん。あれしたら強いのに、なんで打ち合っちゃうのって。

 アッシーに会ったら言いたいね。自分のスタイルでやったらって。だからあれはもうほんまにあの子もプロやから盛り上げる意識でやっちゃうんやろうけど、打ち合っちゃうんやろうけど、あの子、僕アウトボクシング普通に強いと思うし、負けたから言ってんじゃなくて、ほんまに頑張ってほしいと思ってる」

――同じ階級だどシェイドゥラエフとか?

「誰? その人知らんな…。けど、俺シェイドゥラエフとK-1ルールやったら勝てる自信あるな。MMAは無理や。あんな朝倉未来のハゲちゃびんが、もうリングから飛び出てへんもん。あんな風にされたら恥ずかしいから無理や」

――大晦日、RIZINにも出る? 那須川天心選手は連続で試合をしたことがあります。

「最初ほんまにこの話あったんですね。笹原さんとも話したんですけど、K-1のリングに僕とやると言われた候補が上がってきて、RIZINでやろうと。これは面白いなと思ったんですけど、ちょっと時代が違うと。2日連続で試合させたら、すごくRIZINに非難が来るかもしれないことと、お前は天心とは違うって言われました(笑)。そうか天心は負けることはないけど、俺は負ける可能性もあるからね。やめとくかと(笑)。

 でも、めっちゃめっちゃ親身になって、僕の幼き夢やったことを推してくれたんですよね。 だからRIZINにはすごい感謝してます。一番感謝したのは、ちゃんとお前がいってK-1が潰れないように応援してあげるようにと言ってくれてるんで。

 僕も寂しいんですよ。マジでK-1がこういう状態になってることが。会場行った時ショックやったもん、ほんまに。僕ってもう限られた命ですから、格闘家として。それをね、命をね、ほんまにK-1とか格闘界、RIZINもそうですけど、燃やせたらなと思ってます」
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