木村萌那、スイスのマリン・ニコルと前蹴り対決⁉「違うもなを見せたい」=9・12 K-1代々木第二
【麻布十番ふじやま PRESENTS】K-1女子フライ級/3分3R・延長1R]では、“リアル春麗”木村萌那(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)がマリン・ニコル(スイス/No Limit Squad)と対戦することが決まった。
会見には、木村が登壇。木村は今回の試合でヨーロッパ強豪と初対戦になるが、サバット王者のニコルは蹴り技を得意としているため、前蹴り対決になりそうだ。ニコルは過去に木村とSNSでコラボしたことがあるといい、いわゆる“もなワールドの住人”。木村の技を熟知しているため、すでに攻略法があるのかもしれない。
以下は、木村の会見コメント全文。
――試合への意気込みを。
「4月の大会に出させてもらって海外の選手と戦ったんですけど、KOできなくてちょっと悔しい思いをしたので、そろそろちょっと違うもなを見せたいなって思ってます。前蹴りだけじゃないんだぞっていうところを見せたいなって思ってます」
須藤P「言える範囲で何か必殺技は?」
「私はボクサーなので、本物の武器は左ストレートだし、ずっとパンチで倒したいって1戦目から言ってるんで、そこはぶらさずパンチで倒したいなって思っています。今は空手とボクシングのミックスみたいな感じなので、ちょっとキックボクシングの練習も環境を今変えてて。そこで特訓しているんで、それを見せたいなと思ってます」
――相手の印象は。
「一回だけ、私のファンだって言って練習に来てくれたことがあって。スパーリングもちょっとだけ、前回の試合前にちょっとやったんですけど、私のパクリだなみたいな感じなので。そんなパクリに負けてられないので、普通に勝ちたいと思います」
――ニコル選手とSNSでコラボした時、彼女の蹴りの印象はどうでしたか?
「蹴りの印象は、なんか私もどきっていうか。私の真似をしてる選手。私と同じような戦い方してる選手って、空手にも女子選手にも結構いると思うんですけど、そのうちの一人に過ぎないですね。別に特別うまいなって思ったこともないし、真似してるうちの一人っていう感じです」
――もどきというのは、全然近くないってことですか?
「そうですね。なんかサバットの選手だと思うんですけど、私空手上がりで、まあそもそもなんか戦い方的にも違うのかなっていうのと、私は20、21年前からこの戦い方をしているので、そこまでやり込んできてはないだろうなと。動きを見てそう思うので、まあ簡単に崩せるだろうなという感じで、見かけだけの蹴りかなって思います」
――試合になったら、向こうももな前蹴りやってくるかも?
「もな前蹴りなんで。もながこっちなんで。なんか他の人の前蹴りは別に怖くないかなって。前蹴りレベルで言ったらこっちの方が高いんで。そんな、なんか特別怖いとかいう警戒しなきゃとかいうあれはないですね。本人なんで」
――向こうが、その前蹴りをやってきたら自分もやる?
「向こうがやってきたらというか私のものなんで、私もやるっていうか、向こうがむしろ真似してきてる感じなんで。別にそのやりたいようにやります」
――SNS で一緒に練習をやった時は、彼女の人柄はどんな感じだったんですか?
「マジでめっちゃいい子で。いい子っていうか、年上だと思うんですけど、なんか礼儀正しくて。毎回なんかこの前戦ったチェ・ウンジ選手もそうだったんですけど、すっごくいい人で、ちょっと顔面蹴りづらいんです。礼儀正しくて、なんかすごい本当にファンでいてくれて、すごい熱烈な DM を結構送り続けてきてくれてからの一緒に練習だったので。ファンの視点で、なんかやってみたいなというスタンスで多分来てると思うんで、ちょっとわからせたいなと思います」
――この試合のオファーが来た時は、アイツかみたいな感じだったんですか?
「そうですね。会長からあの子だよみたいに言われて。なんかやりそうな気はしてたんで、まあそうかみたいな。結構、実力もある選手で、そんな舐めてはないんですけど。スパーリングした時もいずれやるんだろうなっていうので、ちょっと見てた部分はあったので、そんなびっくりはしなかったです」
――今回の試合とは関係ないんですけど、チャンピオンのSAHO選手が自分と対戦したいなら段階踏めという発言をしていますが、これについてはどう思いますか?
「これ、なんかまず言いたいんですけど、なんかSAHO選手も試合前のインタビューで私のことを聞かれて、私も今、試合前にSAHO選手のことを聞かれて、なんか失礼じゃない? と思って。お互いに違う選手とやるのに、なんか違う人のこと聞かれて。なんかこうやってなんか尖ったこと言わなきゃいけない雰囲気を出されて。見出しにしたいんだろうなっていう感じ。
だからお互い格闘家で選手で、その目先の試合に集中してるのに、なんか全然決まってもない試合のなんか因縁作りたいのかわかんないんですけど、なんか失礼じゃないかなって普通に思ってて。だから別にSAHO選手にも選手として頑張ってほしいし、私も頑張るんで、いずれやると思うんで、別に今そこで聞く必要ないんじゃないかなって思います」
――おっしゃる通りです。失礼しました。相手がサバットチャンピオンということを聞いた時に、木村選手と蹴りの攻防というか、蹴り合いが見られるんじゃないかと想像する人も多いと思います。そこは空気を読まずにパンチで倒す?
「まあ、でも私の蹴りを見に来てくれてる人もいると思うんで、まあちょっとサービスタイムじゃないけど、そのくらいの余裕はあるかなって思ってるんで。見たい人のために蹴りはしますけど、他はやりたいことをやって。でも、パンチベースで行きたいというよりかは、蹴りとパンチをミックスさせて、わけわかんなくさせてやろうかなっていう感じなんで。全然、相手がこうだからというよりは、私が蹴りたいから蹴るし、パンチを打ちたいから打つっていう感じで、好きなように全然空気読まずにやりたいことやりたいなと思ってます」
――今回はKO宣言は?
「そろそろ倒してるところを見たいと思うので、血だらけにしてKOしたいですね」
<2人の近況>
木村は空手や女子ボクシングで実績を残し、24年11月にKrushデビュー。26年4月はチェ・ウンジを下して4連勝無敗に。もな前蹴りと呼ばれる連続蹴りをボディと顔面に突き刺し、破壊力のあるパンチで仕留めるのが彼女のスタイルだ。“リアル春麗”として試合動画の再生回数がバズリ、海外でも注目を集めている。
ニコルは、フランス出身のスイス人でWAKO-PROスイス女子バンタム級(-52kg)王者と2021年サバット世界選手権-52kg級王者。戦績は31戦25勝(1KO)6敗で、得意技はフランスの格闘技サバットの技を生かした横蹴り。木村との蹴り合いは、盛り上がりそうだ。