大会情報

  • 日程 2021年05月30日(日)
  • 会場 横浜武道館
  • 開催日時概要

    10:00開場/10:20プレリミナリーファイト開始/11:00本戦開始
    ※大田区総合体育館が緊急事態宣言中は全館休業となるため、5月30日(日)横浜武道館に変更になりました

大会概要

  • 主催・後援

    ◆主催・著作 K-1実行委員会
    ◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
    ◆後援 日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社
    ◆運営 株式会社グッドルーザー

  • アクセス

    神奈川県横浜市中区翁町2丁目9番地10 tel. 045-226-2100

対戦カード

プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R


北村 夏輝 Kitamura Natsuki

プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      29:30/29:30/29:30
  • ×
x

古宮 晴 Furumiya Haru

 1R、開始から好戦的な両者だが、古宮の右ストレートが北村を度々とらえる。古宮はさらにハイキック、顔面前蹴りと伸び伸び攻める。右ローを入れる北村だが、古宮は止まらず前に来る。北村が前に出ても古宮は横へのステップでかわす。右カーフキックも織り交ぜる古宮。

 2R、古宮は自在なフットワークで左右に動き北村の攻撃を空転させる。接近戦を仕掛ける北村だが古宮は動いてさばき、アッパー、ストレート。カーフキックも被弾する北村だが、圧力を発し前に出ていく。ロープに詰めて連打の北村。古宮はこれをブロックで弾く。そして北村にバックブロー。古宮は北村が来るところを右ストレート、左フックでとらえる。

 3R、北村の前進を古宮はローと前蹴り、カーフキックで止めんとする。左フック、ヒザも食らう北村だが、インファイトを仕掛け左フックと右ストレートを浴びせる。攻撃の精度では古宮が上回るが、北村はタフさを見せ前進してパンチを振るう。古宮はジャブとカーフキックでストップに掛かる。古宮はヘッドスリップで北村のパンチをかわし、逆にヒットを上げて試合を終える。

 判定は30-29、30-29、30-29の3-0で古宮。前回の黒星から復活白星を得た。

プレリミナリーファイト第2試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


大石 和希 Oishi Kazuki

プレリミナリーファイト第2試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      28:30/28:29/28:30
  • ×
x

豊田 優輝 Toyoda Yuki

 1R、本来オーソドックスの大石だがサウスポーを織り交ぜて立つ。すぐオーソドックスに戻るが、豊田が左ハイ、左ストレート、左ハイとリードする。大石は被弾でやや顔が紅潮する。しかし終了間際、大石も右フックを当て、そこから左右フックの強振で豊田を下がらせて終わる。

 2R、豊田は前蹴りで距離を作り、そこからの左ハイで大石を襲う。大石は右・左とフックに力を込めるが空振りする。豊田は右フック、ヒザ、左ストレートと攻撃を散らしてヒットを重ねていく。飛びヒザ、離れ際の右フックも当てる豊田。依然右・左のフックを強振する大石だが、スイングが大きくヒットできない。

 3R、大石は圧力を強め右ストレートと左フック。豊田はこれに対し前蹴り、ボディ&顔を狙ったヒザで応戦する。鼻血の見られる大石。豊田はバックステップして距離を作り、大石が前に来るところにフック、左ミドル、ワンツーを合わせる。大石のフックを見切って空振りさせ、カウンターでのヒットを重ねる豊田。

 判定は30-28、29-28、30-28の3-0で豊田。トーナメントリザーバーの権利を手にした。

第1試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


萩原 秀斗 Hagiwara Shuto

第1試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 1-2
      10:9/9:10/9:10
  • ×
x

大村 修輝 Omura Naoki

 大村はK-1甲子園2020 -55kg準優勝の実績を持つも今回がプロデビュー戦。
 萩原は30戦 10勝(3KO) 17敗 3分の戦績で、橋本実生の欠場を受け、大会6日前に急きょ出場が決まった。

 1R、大村はサウスポーでデビュー戦の硬さを見せずローを飛ばしていく。萩原もローを返し、大村のローにカウンターのストレートを狙う。両者まだ様子見か、しかし大村は小さなモーションでロー、ミドルを入れる。

 2R、大村が圧力を増して前に出ていかんとするが、萩原も前に出て対抗する。ロー、カーフキックを飛ばす大村。萩原はジャブの連打からローを繋げる。しかし大村も前蹴りでけん制する。萩原が右ストレートを当てれば、大村も左ボディを返す。

 3R、両者ガードを高くし打ち合いの間合いに距離を進める。大村はヘッドワークで萩原のパンチをかわす。そして左ストレートから右ボディフック。萩原も右ストレートから左ボディフックを返す。打ち合いでも引かず、萩原と渡り合う大村。前に来る萩原に大村は左ミドルを入れ、左スイングフックを決めて終える。

 判定は30-29、29-29、30-30で大村に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、両者リング中央で展開。萩原がワンツーを伸ばすが、大村はサイドにかわして空振りさせる。ロープ際に下がっても、大村はガードとヘッドスリップを駆使して萩原にクリーンヒットさせず、カウンターの右ストレート、ロー、ボディフックと当てる。萩原はしかしワンツー、ミドルとフィジカルを活かして大村を削る。押していく萩原に大村は攻撃の精度で対抗する。

 判定は萩原、大村と割れたあとで大村。準決勝進出を果たした。


萩原秀斗の試合後のコメント
「(試合の感想は?)大村選手が強くて、自分が弱くて負けちゃったって感じですね。まあ、生物的な部分がちょっと弱かったなっていう感覚です。もちろん、トーナメントを獲るにいくつもりだったんですけど、このようになってしまったんで、今後また一個ずつ、自分の結果を出していってチャンスをもらって、しっかりつかんでいきたいと思います。

(対戦相手の印象は?)K-1甲子園の試合とか観てたんですけど、ちょっとスタイルを変えてきて、ああいう戦いかたもできるんだなっていうような感覚でした。ちょっと、POWER OF DREAMっぽい意味でのやりづらさもありました。
 
(代打出場で準備期間は短かったと思うが、リングに上がった感触は?)意外といつもどおりの試合の感覚だったなという感じですね。
 
(POWER OF DREAMっぽいやりづらさというのは?)スイッチしたりとか、状態を揺らしたりとか。頭をけっこう動かして、そこから細かいフェイントとか、そういうところがちょっとあったなと。
 
(ファンにメッセージ)今回、このようなかたちで参戦させていただいたんですけど、今度はしっかり自分の結果でチャンスをつかみにいきますので。一個一個、取りにいきます。最終的にはK-1の世界のベルトを巻きにいきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」

第2試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


壬生狼 一輝 Miburo Kazuki

第2試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 2-1
      28:29/30:29/30:29
  • ×
x

野田 蒼 Noda Aoi

 壬生狼は昨年8月のK-1 JAPAN GROUPデビューから無敗でKrushバンタム級王者にとなり、ここまでの戦績は10戦10勝(2KO)。
 対する野田はK-1甲子園2020の‐55kg王者で、K-1甲子園2018では壬生狼に勝利した過去がある。

 1R、壬生狼は開始から圧力を発して前に出て、野田をロープ・コーナーに追い込む。野田はしかし飛びヒザで応戦。左右ストレートのカウンターでも壬生狼をとらえる。しかし壬生狼はプレッシャーを落とさない。

 2Rも壬生狼はプレッシャーを掛けていく。やはりロープ・コーナーを背にする野田だが、右クロスをヒット。だが壬生狼は止まらず、野田を追い詰めていく。壬生狼のバックブローに、しかし野田はすぐさま右ストレート。足止めずリングを回っていく。ボディから顔面へ、野田はパンチを回転させる。壬生狼の圧力とクリーンヒットさせず的確な野田の攻撃が目につく。

 3Rも壬生狼は前に出る展開を変えない。野田はロープ際に立つが、1・2よりもフットワークを駆使して圧力を受けない。同門の椿原を思わせる戦いでヘッドスリップからフックを壬生狼に当てる。ここで壬生狼のローが下腹部に入ってしまい野田にインターバルが与えられる。
 再開。壬生狼は圧力とパンチのスイングを強める。だが、野田は前蹴りとカウンターを合わせ、壬生狼は鼻血が見られる。両者最後は打ち合いもクリーンヒットがない。

 判定は29-28(野田)、30-29(壬生狼)、30-29(壬生狼)の2-1で壬生狼。苦しみながら1回戦を突破した。


野田蒼の試合後のコメント
「(試合の感想は?)全部今まで練習してきたことを、出すのは出せたかなと思います。
 
(相手の印象は?)考えてた通りに来て、思うまんま戦えたかなと、自分は思ってます。
 
(判定について?)正直僕は、取られてるラウンドはないかなって自分では思ってたんですけど、審判から見たら取られてたんかなと思います。
 
(自分の動きには手応えがあった?)そうですね、1年半ぶりの53kgで、久々に落としてみて、極限まで落とせて、いい感じでリカバリーもできて。反応とかも55kgの時よりだいぶよくて、動きは完璧やったかなと思うんですけど、プレッシャーは強かったなと思います。
 
(ファンにメッセージを)いつも応援ありがとうございます。今回優勝できなかったんですけど、腐らず頑張っていくので、絶対チャンピオンになるので、これからも応援よろしくお願いします」

第3試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


松本 日向 Matsumoto Hinata

第3試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:28/30:28
  • ×
x

鵜澤 悠也 Uzawa Yuya

 松本は、ABEMA「格闘代理戦争 4th season」(19年)に出演して注目を集め、プロデビューから3連勝。しかし今年の1月に壬生狼一輝に破れ、今回のトーナメントが復帰戦となる。
 鵜澤はアマチュアボクシングで高校時代にインターハイ出場、関東大会優勝と活躍し、村田諒太を輩出した東洋大学ボクシング部に入部に進んだ。その後キックボクシングへ転向した。

 1R、サウスポーの鵜澤が左ハイで先制し、好戦的に前へ出るが、松本も引かずにこれを迎え撃つ。中央に立ち、攻め入る鵜澤に左フックと右ストレートを当て、鵜澤に鼻血を呼ぶ。松本は踏み込みワンツーの右ストレートをヒット。松本はボディへの飛びヒザから右ストレート、右ミドルと攻撃を当てていく。

 2R、松本はリング中央から前に出て右ストレート、左フックで鵜澤をとらえる。鵜澤も左ストレートを返すが、松本はブロックとヘッドスリップで当てさせない。しかし鵜澤が左ストレート、軌道を変えた左フックとヒット。松本が右ストレートを当てれば鵜澤も左ストレートを当て返し、一進一退の攻防となる。

 3R、鵜澤が前に出ようとすると松本は左フックをカウンターし、前蹴りも合わせてストップする。そしてもつれたところから離れ際に右ハイキックを鵜澤に決める。被弾で右目周辺に腫れが目立つ鵜澤に松本は前蹴り、ハイキックと攻め立て、攻勢で試合を終える。

 判定は30-28、30-28、30-28の3-0で松本。1回戦を突破した。


鵜澤 悠也の試合後のコメント
「(試合の感想は?)不甲斐なかった。それだけですね。
 
(相手の印象は?)気持ちも強いし、俺自身、呑み込まれてしまった感じはありました。
 
(相手の動きが想定外だった?)もっと蹴りで来ると思ったらパンチで来て想定外だったというのもあるし、俺自身、地に足着いてなかったというか、舞い上がっちゃってた部分がありました。
 
(大舞台かつトーナメントということで?)そうですね。気負いというか、完全に松本選手のペースに呑まれてたなっていうのはありますね。
 
(ファンにメッセージを)もっともっと強くなって出直すんで、いつも応援してくれてる人たち、ありがとうございます。また出直します」

第4試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


黒田 斗真 Kuroda Toma

第4試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分10秒
  • ×
x

池田 幸司 Ikeda Koji

 黒田は強打を武器に、昨年のKrushバンタム級王座決定トーナメントでは優勝し王者となった吉岡ビギンと判定負けするも激闘を繰り広げた。
 池田はK-1カレッジの優勝者で、強い自信を見せる実力とセンスの証明を今トーナメントで狙う。

 1R、170㎝と長身の池田に対し、黒田はサウスポー。池田は深い懐を活かし、黒田の攻撃を殺していく。前蹴り、ストレートの上下打ちとリーチを活かした駆使する池田。黒田はこれにスピードを活かしたストレートを上下に飛ばし、顔に送ったストレートで池田に尻もちをつかせてダウンを奪う。

 2R、長身のプレッシャーを発して池田は前に出る。黒田もしかし、前に来る池田にストレートのカウンターを狙う。前に来る池田を黒田はサイドにかわしつつ右フック、あるいは左ストレート。そして池田が出んとしたところに左飛びヒザ。これで池田を倒し、トーナメント初のKOを見せた。


池田幸司の試合後のコメント
「(試合の感想は?)自分が一回戦で負けると思ってなかったので、こういう結果になってしまってすごく残念です。来ていただいた友人やスポンサーのかたがた、応援してくれてるジムの人たちに、申しわけない気持ちです。
 
(対戦相手の印象は?)試合をしてて、強さはまったく感じなかったんですけど、結果的に倒されて負けたので。ケンカでも勝負でも負けてしまったという事実にすごいショックですけど、まったく強さは感じなかったので、次やったら絶対に勝つと思います。
 
(ダウン取られたシーン以外はいい攻めができていたと思うが、手応えは?)そうですね。一回目のダウンはまったくダメージなくて、タイミングで倒されただけだったんで。どんどんプレッシャーかけて、ダウン取り返してやろうという感じだったんですけど、二回目のダウンは、気持ちはもちろん全然いけると思ったんですけど、身体がちょっと動かなかったので止められちゃいました。
 
(ヒザは警戒していた?)ヒザはあんまり覚えてないですね、気づいたら倒れていた感じで。打ってくるだろうなと思ってたんで、警戒はしてたんですけど見えなかったですね。
 
(ファンにメッセージ)これからもっと練習して、必ず這い上がって、K-1バンタム級のベルトを僕が巻きますんで、今後も応援よろしくお願いします!」

第5試合/スーパーファイト/-75kg契約/3分3R・延長1R


神保 克哉 Jinbo Katsuya

第5試合/スーパーファイト/-75kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分9秒
  • ×
x

ブハリ亜輝留 Bukhari Aqil

 1R、パワーを感じさせる体つきのブハリはガードを固め神保に向かう。神保は左ボディフックを打ち込むが、これは位置が低くなってしまい、ブハリに回復のインターバルが与えられる。
 再開するとブハリは再び前に出て神保に左フックを当てるが、神保は返した左フックを効かせ、そこから右ストレートと左フックを連打。これでブハリを打ち倒し、ブハリは立ち上がるもレフェリーは試合をストップした。

神保のマイク
「最近全然倒せなくて、K-1らしさを伝えられていなかったんですけど、いい勝ち方できて、75㎏、新階級創設お願いしたいので、中村プロデューサー、よろしくお願いします」



神保克哉の試合後のコメント
「(試合の感想は?)やっと最高な勝ち方ができたんで、気分いいです。
 

(相手の印象は?)予想通り、左が重かったんで、ジャブ一発もらっただけでちょっと顔が腫れちゃったんですけど。ちょっと危ないパンチを持ってるなという印象がありましたね。
 

(相手の前進を受けて反撃したが、作戦を変えた?)たぶん、もらって熱くなっちゃったんですけど、それがいい方に向いてくれたのかなと思ってます。
 

(作戦はああいうかたちではなかった?)作戦としては、ゴリゴリに削ってやろうと思ってたんですけど、一回もらったら打ち合いたくなったんで、打ったらいい感じに入ったなという感じですね。
 

(勝ち方で、新階級創設にアピールできたのでは?)前回がちょっと判定で塩みたいになっちゃったんですけど、今回は周りにさんざん言われて、ムカつくぐらいに練習できたんで、それがいい結果に出たと思ってるんで、これはもう創設するしかないかなと思ってます。
 

(ファンにメッセージを)まだまだ俺の気合いはこんなもんじゃないんで、75kg新階級創設して、まだ気合い見せるんで、応援よろしくお願いします」

第6試合/スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R


MOE Moe

第6試合/スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 0-3
      9:10/9:10/9:10
  • ×
x

優 Yu

 1R、積極的に前に出んとする優だが、MOEは的確にストレートのカウンターでとらえる。優のロー、フックを見切って空振りさせながらMOEは前に出る。前に出たい優だが、MOEにかわされることもあり上手くペースを取れない。だが、MOEもまだ強引には攻め入らない。

 2R、優が左フック、右ストレートと前に行くが、MOEが左フックのカウンターでとらえる。MOEはこのラウンドも巧みな見切りで優の蹴りを的確に当てさせず、その後の攻撃を続けさせない。だが優は突進力と圧力を活かしMOEを押していく。

 3R、1・2Rより圧力を増したMOEは優をコーナーに詰めて左フックと右ストレート。優も反撃に出て行くが、MOEは横にステップして正面衝突しない。見切りのよさを見せるMOEはかわした後でストレートを飛ばす。反撃に出る優だが、MOEの組みに阻まれる。

 判定は30-29(優)、29-29、30-30でドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、強気な優は前蹴り&右ストレート。MOEはこの圧力に押されホールディングで注意を受ける。余力にまさるか、優は前進を止めずにミドルを打ち込んでMOEの失速を呼び、さらに前蹴り後ろ回し蹴り、フック・ストレートと攻めて終える。

 判定は3者10-9で優。K-1初勝利を上げた。

優の試合後のコメント
「(試合の感想は?)久々にちゃんと勝てて、ホントにホッとしてます。今まで自分を信じてない部分がすごくあったので、いつもは試合前に神社に行くんですけど、今日は行かないで、神様を信じるより自分を信じようと思って、あえて自分だけを信じて、あと仲間ですね、信じて勝ててホントにホッとしてます。うれしいです。
 
(相手の印象は?)予想してたような感じの展開というか、思ってたよりは近い部分があったんですけど、クリンチ……来るだろうなとは思ってたけど、思ってたよりは若干多かったけど、想定内だったかなと思います。
 
(ジムを移籍しての手応えはどこに感じましたか?)まず練習時間が3倍ぐらいになりました。今までジムが遠かったので、自主練とフィジカルばっかりやるしかなかったけど、今は真逆ですね。フィジカルはゼロで、一回もやってなくて。練習だけに力を注ごうと思って、自分の弱い部分、逃げてた部分に向き合って、グレイシャアさん、紅絹さん、チャンピオンの壽美ちゃんもすごく一緒に練習してくれたので、そういう仲間との絆みたいなもの、自分の求めてた環境になったなとすごく思いました。ホントにここからスタートだなと思いました。
 
(セコンドの声も大きかったのでは?)正直、初めてセコンドの声が聞こえたんですよ(笑)。女性の声って聞きやすいのもあるけど、初めてちゃんと指示が聞けて自分でも頷ける余裕もあったし、的確にできたなっていうのは思いますね。
 
(これからは?)私は本当にK-1が大好きで、K-1しか見てないんですよ。他の団体はあんまり見てないし、他のキックボクシングとかボクシング、総合とかもホントに興味なくて。K-1が大好きなので、K-1の舞台でまたやれたらなと思います。
 
(ファンにメッセージを)今日はいろいろ延期になって、世間もいろいろ大変な時期だと思うんですけど、見ていただいたり応援してくださって本当にありがとうございます。これからも、K-1をもっと盛り上げられるように、スタッフと一緒にというか、一体となって盛り上げて、もっともっと新しいK-1を見ていただければと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」


MOEの試合後のコメント
「(試合の感想は?)したいことがあんまりできなくて、全然いい試合じゃなかったかなと思います。

(相手の印象は?)優選手はメッチャ気持ちも強くて、自分よりメッチャ強かったなと思いました。
 
(優選手はジムを移籍していましたが、変化は感じた?)いや、そんなに感じなかったかなと思います。
 
(延長戦でしたが、本戦の時点での手応えは?)手応えはそんなになくて、延長行くかなと思いました。
 
(延長ではどう戦おうと?)そんなん考えてる余裕もなかったです。
 
(ファンにメッセージを)延期になったにもかかわらず、会場まで応援に来てくださった皆さん、ありがとうございました。ABEMAで応援してくれてた人もみんな、ありがとうございました」

第7試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


斗麗 Toma

第7試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:29/30:28
  • ×
x

亀本 勇翔 Kamemoto Yusho

 1R、ともにサウスポーで、斗麗は早いテンポで右ジャブ、右ミドル、左ローを繰り出す。ローにカーフキックを織り交ぜる斗麗。亀本もワンツー、ローを返すが、斗麗はこれをクリーンヒットさせない。斗麗が踏み込んで攻め入るも亀本が左ショートストレートをカウンターで決める。

 2R、斗麗は右ジャブと右ミドルを放って前に行く。亀本は左ミドル、左ストレートでストップに掛かるが、斗麗はギアを上げて迫る。亀本はバックブローを放つが、斗麗はこれを当てさせず直後に左フックをヒット。斗麗はさらに左ストレートから右フックと攻勢を重ねて2Rを終える。

 3R、前に出てきた亀本に斗麗は至近距離から顔へのヒザ。ストレートからバックブローと自在に攻める斗麗だが、亀本も大きな失速は見せず斗麗に対し前に出る。だが斗麗は右ジャブと右手のプッシングで亀本を制し、ボディストレート、アッパー、フックとパンチを打ち分ける。

 判定は30-28、30-29、30-28の3-0で斗麗。前回の敗戦から復活勝利した。

斗麗の試合後のコメント
「(試合の感想は?)1R目くらいはちゃんと動けてて、2~3R目くらいからまた倒しにいこうと思って、全然練習の動きが出せなかったんで。まあ、今回は勝ててよかったなと思うだけです。

(対戦相手の印象は?)亀本選手は会見でも言ったとおりに、めっちゃ気持ちが強くて、やってておもしろいなと思いました。

(どんな作戦を考えていた?)サウスポーとオーソを両方スイッチしながらやろうと思ってたんですけど、思ったより距離が遠くて、感覚がなかなかつかめなくて。パンチにいこうと思ったら、亀本選手が入ってきて、なかなか自分の距離で戦えへんなと思ってました。
 
(K-1での勝利については?)内容は全然ダメやったんですけど、前回が負けてるんで、今回は勝ててよかったと思ってます。
 
(今後に関しては?)もっと強い選手とやったら、まだ全然勝てないと思うんで。もっと練習して、その動きを出せるようにがんばりたいなと思います。

(ファンにメッセージを)今回勝ててよかったんで。次はしっかり勝って、チャンピオン目指してがんばります。ありがとうございました」

亀本勇翔の試合後のコメント
「(試合の感想は?)シンプルに悔しいですね。勝負として、負けたのが。
 
(相手の印象は?)すごく前評判も高かったし、試合中もけっこうアグレッシブに来てくれたんで、僕も負けじといこうと思ったんですけど、もっと“今!”っていうとこにいけなくて、そういう意味ではすごく課題が残ったというか、せっかく来てくれる相手にもう少し応えたかったなっていうのがあります。
 
(相手と言うよりは自分の問題?)そうですね。下馬評でも正直すごく分が悪いというのも目にしてたし、そういうところで一発食らわしてやろうという気持ちがあったんで、そういう意味では結果もそうですし、内容としてもK-1としてのKO決着にならなかったというのはすごく悔いが残ってます。
 
(相手の強さを感じた部分は?)僕がいい攻撃を当てたシーンもあったんですけど、そこでも心が折れずに逆に前に来てたので、そういうところが素晴らしいなと思いました。
 
(ファンにメッセージを)本日は応援ありがとうございました。試合は負けてしまいましたけど、僕のこれからの目標は、もちろん勝つこともそうなんですけど、一戦一戦しっかりと、お客さんの心に残るような試合をしていきたいというのが一番にあるんで、次はもっとアグレッシブな試合をして、お客さんの心に残る試合をしていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

第8試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R


佐々木 洵樹 Sasaki Junki

第8試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:26/30:27
  • ×
x

ラット・エイワスポーツジム Rat Eiwasportsgym

※6月4日に発表された試合結果についてのプレスリリース※
https://www.k-1.co.jp/news/34495/

 1R、オーソドックスのラットに対し佐々木はサウスポーでフットワークを見せ、やや離れた位置からロー、ストレートで切り込む。佐々木の踏み込みに合わせ、ラットはミドル、ヒザ蹴りのカウンターを見せる。ラットのミドルの後で佐々木はフック、ストレートを返す。

 2R、佐々木はバックブロー、ロー、ボディブローと切り込み、そこから顔へのパンチを狙う。だが、ラットは顔を小さく動かしてこれをかわし、組みついて佐々木にパンチを出させない。ラットの組みつきに警告が与えられる。佐々木はボディ打ちから連打に入るが、やはりラットに組まれてしまう。

 3R、ラットは右ミドルを連打をするもまた組んでしまい、レフェリーが注意、警告を発する。佐々木はアッパー、ボディ打ち、バックブローと放つがラットを切り崩せない。組みつきが重なり、ラットにはイエローカード(減点1)が出される。ボディ打ちから切り込む佐々木だが、その後の攻撃を組まれて封じられる。キレある右フック、左ストレートを振るう佐々木だが、とらえ切れずに終わる。

 判定は29-29、30-26、30-27の2-0で佐々木。勝利した佐々木だが納得のいかない表情で引き揚げた。

※6月4日に発表された試合結果についてのプレスリリース※
https://www.k-1.co.jp/news/34495/

ラット・エイワスポーツジムの試合後のコメント
「(試合の感想は?)日本とタイのファンのみなさん、こんにちは。いま試合を終えて、負けてしまったことはとても悔しく思っています。ただ、今回K-1に初めて参戦できたことは、たいへんうれしいです。(対戦相手の印象は?)非常にスピードのある選手でしたし、パンチも重かったです。ただ、実際はあまりもらうことはなかったので、倒しきれなかったのは悔しいです。

(K-1ルールで戦ってみた感想は?)自分にとっては大きなチャレンジだったんですが、実際に戦ってみて、やはりムエタイと比べてもいろんな技がありますし、思ったより対応するのが難しかったです。ただ、もう一回チャンスがあれば、今日よりはもっといい試合ができる自信はあります。

(ファンにメッセージを)日本とタイのみなさま、ラットです。今日は負けてしまいましたが、日本のみなさんもタイのみなさんも、もっともっとK-1が好きになって、もっともっと楽しんでもらえたらなと思ってます。自分としてもチャンスがあれば、ぜひ参戦したいと思ってます。ありがとうございました」

佐々木洵樹の試合後のコメント
「(試合の感想は?)まずラット選手、どうもありがとうございました。あと応援しくれた皆様、本当にどうもありがとうございました。(相手の印象は?)ホントにムエタイっぽい、ムエタイらしい……ホントにムエタイ戦士でしたね。(試合内容については?)本当に今回は自信あったし、インパクトを残して勝とうと思ってて、結果は勝ったのかな? 勝ったって言える試合じゃないような内容で勝って、自分としては、分かんないですけどこれで終わりかなと思ってます。

(終わりというのは?)会長と話してですけど、今後はちょっと、選手としてどうするかという感じですね。こういう試合をしてお金を取れるもんじゃないし、K-1という舞台がどういう舞台か自分は分かってるんで、結果それでこういう感じで終わっちゃったんで。という感じです。(試合前から考えてた?)もちろん、勝った負けたは大事ですけど、沸かせるような試合を目標にしてて、自分は地味なんで試合の時に魅せようと思ってて、結果がこれなんで……もう終わりかなと思ってます、正直。会長に言ってないですけど、(言ったら)怒られるかもしれないですけど、選手としてこれから自信を持ってやれるような試合を目指してたんですけど、次にリングに上がった時に、自信を持ってやれるのかなって、正直すごく思ってます。次にこういう気持ちでやると、格闘技なんで危ないというのもあるので、今のとこではそういう感じですね。

(では会長との話し合い次第?)そうですね。本当に会長にはお世話になっているし、会長にこのK-1の舞台に連れてきてもらったので、本当に感謝してます。ボクシングの時から拾ってくれたので。会長と相談して。(ファンにメッセージを)ホントにK-1という舞台に立つことができて、自分は本当に楽しかったし、うれしかったし。今後もK-1という舞台はホントに輝いてる舞台だと思うんで、皆様、自分が言うことじゃないですけど、楽しみにK-1を見てください。今日は本当にどうもありがとうございました」

※以下は6月4日に発表された試合結果についてのプレスリリース詳細※

 さる5月30日、横浜武道館大会で行われた「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」の本戦第8試合[第8試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R]佐々木洵樹vsラット・エイワスポーツジムの公式記録について新たにお知らせします。
 この試合後、佐々木選手が所属するPOWER OF DREAMより、ジャッジ結果に関する提訴があり、K-1 JAPAN GROUPにおいて再審議、協議を行いました結果、以下のとおり一部ジャッジ結果を変更します。
・当該試合、第2ラウンドを9‐10(ラット優勢)、第3ラウンドを10‐9(イーブン/ラット減点1)としたジャッジ山根氏の採点が不当であると判断し、その結果を以下のとおり変更する。
・ジャッジ山根氏の採点を第2ラウンド=10‐10(イーブン)、第3ラウンド=10‐8(佐々木優勢/ラット減点1)とし、同ジャッジの本戦、全3ラウンド合計の採点を29-29ドローから30-28(佐々木勝利)と変更する。これに伴い、この試合の公式記録は本戦3ラウンド、判定3-0佐々木選手の勝利とする。

第9試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


島野 浩太朗 Shimano Kotaro

第9試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      27:29/26:30/27:30
  • ×
x

佐野 天馬 Sano Tenma

 1R、両者オーソドックスでローの蹴り合い。そこからパンチを打ち合うが、佐野はこのパンチをブロックしてヒザを返す。打ち合いに応じて来る島野のパンチをガードで弾き、佐野はジリジリと前に出る。しかし島野は被弾があっても下がらず・止まらず、佐野のボディと顔にフックを走らせる。

 2Rもローの蹴り合いからスタート。打ち合いでも佐野の左フックが先に島野をとらえる。右ストレート、左ミドルも当て、やはり佐野がペースを握る。島野が強打を振るっても、佐野はすぐに攻め返してペースを与えない。右ストレートと左フックの上下打ちで迫る島野だが、佐野が左フック、ヒザと返す。だが島野のパンチがとらえ始める。

 3R、打ち合いで被弾しながらも前に出て佐野を押した島野だが、佐野が左フックでアゴをとらえて島野がダウン。
 立ち上がった島野は打ち合う姿勢を変えずに右ストレートと左フックを強振して前に出るが、佐野も引く姿勢を見せない。だが、島野が次第に打ち勝っていき、右クロス、左フックで佐野を下がらせる。だが、佐野はそこから笑みを見せて打ち返し、島野はマウスピースを吐きだしてしまいレフェリーが再装着に一時インターバルを取る。
 再開すると佐野は右ストレートと左フックで島野を下がらせ、左右ハイキックの後、右ストレートでダウンを奪って終了のゴングとなる。

 判定29-27、30-26、30-27の3-0で佐野。激しい打ち合いを制して勝利した。


島野浩太朗の試合後のコメント
「(試合の感想は?)完敗でした。佐野選手、すごく強かったです。
 
(相手の印象は?)本当に細かいテクニック、よけ方だったりとかタイミングだったりとか、そういううまさというか技術をすごく感じましたね。
 
(試合展開は想定内?)はい。『200%以上の気持ちの勝負』という言葉もありましたし、ぶつかり合いになるというか、そういう場面もイメージしてました。
 
(ダウン取られた後の反撃については?)打たれ強かったですね。絶対に倒れないぞという気持ちを感じました。
 
(ファンにメッセージを)応援してくださった皆さん、ありがとうございました。今日の結果を受け止めて、前向きに精進していきたいと思います。押忍」

佐野天馬の試合後のコメント
「(試合の感想は?)試合自体が1年2カ月ぶりで、ひさしぶりに勝ってうれしかったですね。

(対戦相手の印象は?)Krushの元チャンピオンということで、自分もメチャクチャ気合いが入ってたんで。強かったですね、単純に。
 
(試合前は島野選手の気持ちの部分を警戒すると発言し、実際にダウンを取ったあとの動きに表れていたと思うが、そのあたりについては?)けっこう自分からいけないことも多かったんですけど、気持ちが強いってわかってたんで、ダウン取ってからもしっかり構えて迎えることができました。
 
(初のK-1本戦出場で勝利してみた気持ちは?)K-1っていうよりかは、島野選手に勝てたことのほうが自分はうれしいです。
 
(今後もK-1の舞台で?)そうですね。でかい舞台でできたほうが応援してくれるみんなもうれしいと思うので、やりたいと思うんですけど。強い相手と、ベルト目指してやりたいですね。
 
(後半激しい展開になったのは、島野選手だからという要素は強い?)それは間違いないと思います。ああいう試合になることはわかってたんで。自分でテーマ決めてやってたんで、勝ってうれしかったですね。
 
(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。またいい試合見せられるようにがんばっていくので、応援よろしくお願いします」

第10試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


大村 修輝 Omura Naoki

第10試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 0-3
      9:10/9:10/9:10
  • ×
x

壬生狼 一輝 Miburo Kazuki

 準決勝第1試合はキャリアで大きくまさる萩原秀斗をデビュー戦にして降した大村と、苦戦しながらもアマチュア時代に敗れた野田蒼を破った壬生狼の対戦。

 1R、大村は構えを左右にスイッチし、壬生狼を幻惑するかの動き。壬生狼は右ストレート、左フックとKO狙いかパンチに力を込める。だがパンチだけにならず、大村に右ローを打ち込んでいく。大村はロープを背にしてもそこで止まらずサイドに逃げる。

 2R、壬生狼が先手で攻めパンチで切り込むが、大村もそこへフック・ストレートとカウンターを狙う。大村は1Rに見せた左右のスイッチで、壬生狼の正面に立たない。だが壬生狼はこれに惑わされず、右ストレート、右ローと攻撃を印象的に当てる。この試合でも鼻血の見られる壬生狼だが動きは落とさない。

 3R、大村は前蹴り、顔面への蹴り上げでけん制するが、壬生狼はその合間に右ストレートを伸ばしてヒットする。プレッシャーを弱めない壬生狼。先に仕掛け、大村に対しわずかであってもペースを握り、ガードの上からでも右ストレート、左フックを浴びせていく。大村もバックスピンキックから打ち合って左右のフックを当てて終える。

 判定は30-30、30-30、30-30でドロー。大村は再び延長戦となる。

 EXR、前に出てきた大村に対し、壬生狼はステップで横にかわし、フックとロー。壬生狼は攻撃の回転を落とさず、パンチからローを連係していく。しかし大村が左フックを綺麗に当て、壬生狼の足を一瞬止める。大村は終盤も左右のフックで前に出る。壬生狼もしかし右フックを当て返して終える。

 判定は3-0で壬生狼。延長にもつれる苦しい戦いだったが決勝に進んだ。


大村修輝の試合後のコメント
「(試合の感想は?)まずは試合終わって、準決勝で負けちゃったんですけど、けっこう納得のいく試合ができて、今はホッとしてます。
 
(相手の印象は?)萩原選手も壬生狼選手もキャリアがあって、自分よりも全然格上だと思って対戦して、やっぱり2人とも強かったです。
 
(自分の動きはどれぐらいできた?)練習でやってきた動きは、100%ではないですけど、半分以上は出したかなと思います。
 
(会長からはどんな言葉を?)一回戦終わった時は『あれ? 何だ、勝っちゃったよ!』って笑いながら言われました。けっこう怒られるっていう感じではなかったですね、今日は。
 
(ここからどうしていきたいですか?)いろんな選手とやって、KrushのベルトでもK-1のベルトでも、強い選手とどんどんやっていきたいですね。
 
(ベルトへの手応えは掴めた?)いや、まだ全然。自分はまだデビューしたばっかなんで、コツコツといい結果を出して、一歩ずつ近づいていけたらいいなと思います。
 
(今日の2試合で、出そうと思っていたが出せなかったこと、出せたことは?)パンチと蹴りのコンビネーションをやろうとして、そういうのはできて。1回戦は蹴りにこだわって、2回戦はパンチにこだわっちゃったのかなあというのはあります。そこをうまくやっていけたら、もっと上に行けるのかなと思います。
 
(デビュー戦からトーナメントで、格上に勝ったという結果については?)うれしいですけど、反省する部分もあると思うので、その反省する部分をしっかり直して、次につなげていきたいです。
 
(ファンにメッセージを)今日はデビュー戦でトーナメントということで、いろんな経験ができたので、これを次につなげられるように、これからも練習してどんどん強くなるので、応援よろしくお願いします」

第11試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


松本 日向 Matsumoto Hinata

第11試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      25:30/26:30/26:30
  • ×
x

黒田 斗真 Kuroda Toma

 準決勝第2試合は順調に一回戦を突破した松本と、一回戦で唯一のKO勝利を上げた黒田の対戦。

 1R、松本が奇襲した飛び蹴りをかわし、黒田はサウスポーからの左ストレートで襲う。これはヒットならなかったが、その後の左ストレートで黒田は松本を2度とらえる。黒田は距離を取って松本の踏み込みを誘い、右ハイキックの直後に伸ばした左ストレートでダウンを奪う。

 2R、黒田は松本に対しやはり距離を取って立つ。そしてパンチだけでなく左ハイでも松本を襲う。体を振って接近を試みる松本だが、黒田もそれを察すると下がって距離を保つ。松本がローを入れた直後黒田は左ストレートを突き刺し2度目のダウンを奪う。
 立ち上がった松本はバックブローを見せるもダウンを獲り返すには至らない。

 3R、黒田はやはり距離を取り、松本の踏み込みへのけん制か飛びヒザ蹴りを見せる。サウスポーの黒田は右ローを入れて右回り。松本の前進を闘牛士のようにいなす。そして松本の前進に左アッパー、左ストレートをカウンターする。ダウンの挽回に来る松本を黒田はいなして終了のゴングとなる。

 判定は30-25、30-26、30-26の3-0で黒田。2度のダウンを奪って勝利した。


松本日向の試合後のコメント
「(試合の感想は?)悔しいしかないですね、ホント(苦笑)。悔しいの一言です。
 
(対戦相手の印象は?)一回戦の鵜澤選手も、やっぱり言うだけあって強かったし。ただ、準決勝の黒田選手は巧く自分のやりたいことをやらせてくれなかったっていうか。トーナメントってノるものだし、向こうはノッてて。それを俺は止められなかったなって思います。
 
(黒田選手の一回戦の勝ちかたを観て、作戦は変えた?)一回戦を観る前から決めてはいたんですけど、やっぱり自由な向こうの距離で戦うと巧い選手だなと思ってたので、距離を潰して嫌がることをしようと思ってたんですけど、ちょっと巧かったですね。やっぱり左ストレートが早くて、それで一発合わせられて、警戒した部分で持っていかれたところが巧くやられたな、してやられたなって感じがします。
 
(サウスポー対策については?)いままで自分なりにしてきて。対戦相手がサウスポーが多かったから、そんなに苦手意識もなかったんですけど。けっこう、見えにくい左ストレートでしたね。たぶん懐が深いから、真っ直ぐというよりちょっと開いてくるというか。鵜澤選手の左ストレートとかはきれいなボクサーのストレートって感じで、それをずっと対策してたから、そっちはけっこう見えたんですけど、黒田選手のはちょっと面食らいましたね。
 
(今後については?)自分はこの大会に全部懸けてきてたし、胸張って言えるくらい。代表の大宮司さんにお世話になって、シルバーウルフにも本当に感謝して。俺、全部懸けてきたから、ちょっと先のことは考えられないですね。
 
(ファンにメッセージ)応援してくれたみなさま、ありがとうございました。結果でみんなに喜んでほしかったですけど、悔しいですけど、胸を張ってみんなにちゃんとありがとうって伝えたいです。ありがとうございました」

第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


MOMOTARO Momotaro

第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分6秒
  • ×
x

西元 也史 Nishimoto Narufumi

 MOMOTAROはこれまでNJKFフェザー級王座、WBCムエタイ日本フェザー級王座、WBCムエタイインターナショナルフェザー級王座を獲得し、19年からはONE Championshipで世界の強豪と激闘を繰り広げてきた。

 西元は伝統派空手をベースに、同門の先輩にして憧れの存在である山崎秀晃を負う選手。これまで勝利した10勝はいずれもKOで上げている。

 1R、MOMOTAROは左右に構えを変えながらサイドキック掛け蹴りを見せる。西元はしかしこれにプレッシャーを発して右の強打を狙う。MOMOTAROはパンチの交換にも応じ、頭を振りながら左フック、左ストレートを振るって当てる。西元は被弾しても効かないぞと首を振り、プレッシャーを弱めずロープ・コーナーに詰める。

 2R、西元の右フックを見切ってかわし、MOMOTAROは左ストレート。だが、やはり西元は効かないぞといったジェスチャーを見せ、依然MOMOTAROに圧力を掛けていく。ワンツー、カカト落としと見せていたMOMOTAROだが、西元はコーナーに詰め右ストレートから左フック。MOMOTAROは前に崩れ落ちてダウンし、立ち上がるもレフェリーはストップした。

西元のマイク
「どうすか、俺の試合? この後KRESTのマドンナMIOちゃんと、いつも一緒に練習してる(林)健太さんがしっかり締めてくれて最高の大会になるので、最後までみなさん見ていってください。K-1舐めんな!」


MOMOTAROの試合後のコメント
「(試合の感想は?)体調も万全だったので、何の言い訳もないです。彼が強かったと思います。
 
(相手の印象は?)(しばらく言葉にならず)……強かったです。
 
(初のK-1ルールで戸惑いは?)いえ、そこは練習でもしっかりやってきて、ルールの違いにおいて不安はなかったので、本当に彼の見事なパンチでした。効きました。
 
(ある意味、K-1らしさを一番味わったのでは?)そうですね。K-1の厳しさというのを、身に染みて感じております。
 
(ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。K-1初参戦で、勝利で飾りたかったんですけども、K-1の厳しさを感じております。ただ、まだ諦めずに頑張っていきますので、これからも応援お願いします。ありがとうございました」

西元也史の試合後のコメント
「(試合の感想は?)正直、いろいろあるんですけど、いまはとにかくメチャクチャうれしいですね。やっぱり大きい口叩いてたんで、こういう勝ちかたできたのは。試合までの日々っていうのはいろいろ不安定で、ネガティヴな想像とかしちゃう部分もあったんですけど、練習とかトレーナーさんたちの言葉でメンタルもいい状態で保てて。自分がこうしたいと思ってた一番近いかたちで勝てたんで、本当にうれしいです。

(対戦相手の印象は?)けっこう試合前にいろいろあったりして、偉そうなこと言ってたんですけど、僕がアマチュアの頃から(相手は)格闘技をやられてたと思うので。こうして格闘技をやってれば絶対に知ってる人なんで。そういった尊敬してる部分があったからこそ、ここまで盛り上がったと思うので。やっぱり、巧さは感じました。一つでもミスしたらやられる怖さというのは、向かい合ってみてあったし。強かったです。
 
(実績のある相手に勝ったのは、今後の自信につながったのでは?)そうですね。自分のパワーはこういったトップレベルにも通じるんやっていう自信が、確信に変わったので。でも、試合中にいろいろ考える部分もあって。ダメな部分もいま振り返って、思い出すだけでけっこう見当たるんで。そういうところをもっともっと突き詰めて、研ぎ澄まして。同じジムの先輩たちと肩を並べても恥ずかしくないようになっていきたいですね。
 
(当面の目標は?)べつに誰とやりたいっていうか、スーパーフェザーは強い選手が多すぎて、どんな感じでもいいんですけど。スーパーフェザーこそ、トーナメントやったほうが僕はおもしろいと思うんですけどね。こんな勝ちかたしただけで、偉そうにいうのはアレなんですけど。まあ、上しか見てないんで、強い相手とやりたいです。それだけです。
 
(ファンにメッセージ)応援ありがとうございます。たくさん、いろんな意見があって、いろんなかたがいろんなふうに僕を見てくれて。いままでの自分やったら、絶対に勝ててない相手だと思うんで。そういった部分の中で、変わらず僕のことを信じて応援してくれたみんなのおかげで、勝つことができました。弱いところもまだまだあるので、僕に力をください。これからも応援よろしくお願いします」

第13試合/スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R


MIO Mio

第13試合/スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 2-0
      29:29/30:29/30:29
  • ×
x

菅原 美優 Sugawara Miyuu

 MIOはボクシング元世界王者の山田真子から前戦でパンチで2度のダウンを奪いK-1初勝利。対する第3代Krush女子アトム級王者の菅原も新鋭NOZOMIからパンチでダウンを奪って勝利しており、好調同士で今回の試合を迎える。

 1R、菅原は前に出した左足をインロー・前蹴り・顔面蹴り上げと、ジャブのように使ってけん制する。なかなか入れずにいたMIOだが、残り1分を切ってから右ストレート、左フックと回転させてヒットを上げる。

 2R、菅原は左前蹴りを連続で飛ばしMIOをけん制。MIOはロー、前蹴りから間合いを詰めんとする。右クロス、右ストレートとMIOがパンチを当て始める。MIOのプレッシャー、あるいは右ローが効いてきたか、菅原は距離を保てず、前進したMIOの右フック、前蹴りを放った直後の右ストレートと菅原は被弾してしまう。

 3R、前蹴りとそのモーションを見せ菅原は前に出る。だがMIOはこれに下がらず、菅原の入り際や離れ際に左フック、右ストレートと打ち込む。菅原も前に出る動きを変えず右ストレートを当てる。

 判定は29-29、30-29、30-29の2-0でMIO。連勝を飾った。

MIOのマイク
「こんな大変な状況ですけど足を運んでくださりありがとうございました。しょっぱい試合になっちゃったんですけど、K-1の女子を盛り上げていきたいと思うので、これから見ていてください。ありがとうございました」


菅原美優の試合後のコメント
「(試合の感想は?)(終始泣きながら)たくさんの応援ありがとうございました。すごい強い選手とできて、すごい経験になりました。3Rみたいな打撃をもっと早くできてたら結果も変わったかなと。もっと頑張れるところもあったかなと反省しているので、この負けを生かせるようにしっかり頑張ります。押忍。
 
(相手の印象は?)もっと来ると思ってたんですけど、あんま来なくて、うまい距離でやられちゃったなと思うのと、足を出せば届く距離だったのに、カウンターが怖くてパンチが出せなくて、その距離を見切るのにすごく時間がかかっちゃって。もっと勝負できたなって思います。
 
(試合前に感じていた怖さを払拭できなかった?)いや、そんなことないです。試合前は吹っ切れたつもりでいたので、もっといける時にいけなかった自分が悪いです。
 
(今の涙は負けたことが悔しいのか、思うようにできなかったのが悔しいのか?)負けたのもすっごい悔しいですし、勝てなくなかったなと思って、そう考えると悔しくて(涙)。リベンジします。
 
(ファンにメッセージを)押忍。応援ありがとうございました。もっともっと強くなって、もっと強い姿を見せられるように一生懸命頑張るので、これからも応援よろしくお願いします。押忍」

MIOの試合後のコメント
「(試合の感想は?)菅原選手、正直ナメてました。やはりKrushチャンピオンということで、実力のある選手だなということを実感しました。
 
(対戦相手の印象は?)手足の長い、私の嫌いなスタイルで戦ったなっていう感じですね。
 
(やりたかったことはできた?)いや、全然できなかったです。前に前にジワジワと圧はかけてたと思うんですけど、それは少なからずできたかなと。でも、もっともっと技を出したかったなっていうのが本音です。
 
(攻略できた要因は?)本当に菅原選手の試合をYou Tubeで観ながら研究してて。みんな、あの前蹴りに下がっちゃうのがダメかなと思ったので、あれを怖がらずに、受けてでも前にいくと思っていたので。でも、下がっちゃうくらい、けっこうパワーのある前蹴りだったので、みんなが負けてた理由がちょっとわかった気がします。
 
(自分の理想としてた試合展開は?)やっぱりパンチでコテンパンにやりたかったんですけど、やらせてもらえなかったのは悔しいですね。でも、まだ全然、戦う可能性のある選手だと思ってるので。もっと距離を広げられるように気を引き締めてやっていこうと思いました。
 
(試合が終わって、仲良くできそう?)いや(笑)。挨拶にも来ていただいて、ホントにかわいくて。ちょっとムカついてるんですよね。なんか悔しいっていうか(笑)。ホント、かわいいコです。性格悪いんで、私(笑)。
 
(今後の目標は?)45kg級がけっこう、自分に合ってるなっていう実感があって。減量も48のときより楽なくらい、最近よくて。なので45をメインでやっていきつつ、高梨選手には勝ちたいです、本当に。リベンジは絶対にやるつもりです。
 
(ファンにメッセージ)今日は応援ありがとうございました。K-1らしい戦いかたはできなかったかもしれないですけど、もっともっと練習して、アトム級のベルトが作られるのを待ちたいと思います。もっとがんばります、ありがとうございました」

第14試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


林 健太 Hayashi Kenta

第14試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分35秒
  • ×
x

ヴィトー・トファネリ Vitor Toffanelli

 林は2018年の世界最強決定トーナメントで優勝後、2019年3月に王者・卜部功也を降し第3代K-1ライト級王者に。そこから2連勝も昨年3月の朝久泰央戦で判定負を喫し、続く12月の初防衛戦でゴンナパー・ウィラサクレックに判定負けし、ライト級王座を手放した。今回は階級を上げての再出発となる。

 トファネリは空手がベースで、昨年11月にK-1初参戦し野杁正明には判定で敗れたが、3月の第2戦では鈴木勇人にTKO勝利を収めている。

 1R、トファネリが後ろ回し蹴りを放った後、両者はローの蹴り合いを展開。階級を上げた林は体の大きさを感じさせ、トファネリにロープを背負わせる。林はヒザから繋いだ右のショート打ち下ろしを効かせてラッシュするが、トファネリが右ストレートをショートでカウンターして形勢逆転、先制ダウンを奪取する。
 トファネリは左右パンチの連係からハイキックでも林を脅かす。

 2R、林は前に出る姿勢を変えず、再びヒザから打ち下ろしの右ショートストレート。しかしトファネリはカーフキックからバックブローを見舞い、これで林に2度目のダウンを与える。
 トファネリは後ろ回し蹴りを大回転させ、林がパンチに来てもカーフキックを当てる。しかしし林が接近戦から右ストレートを3連続で打ち込みダウンを奪い返す。
 ダメージのあるトファネリに林は連打をまとめ2度目のダウンはスタンディングダウンで与える。そして最後も右ストレートで打ち倒し、逆転のKO勝利を上げた。

林のマイク
「1年半も勝てていなくて、去年は骨折れまくって、ボロボロで練習も試合もできなくて、情けなくてしょうがなかったんですけど、たくさんの人が応援して支えてくれて、トレーナーも全力で向き合ってくれて、倒されちゃったんですけど必死にやってきた結果が出たかなと思います。本当にたさくさんの応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」


ヴィトー・トファネリの試合後のコメント
「(試合の感想は?)素晴らしい戦術で戦えていたと思っています。2つのダウンも奪えました。しかし残りの10秒で全てのプランは崩れてしまいました。
 
(相手の印象は?)林選手が強い選手というのはもともと知っていて、だからこそ戦術を使って戦っていました。勝てた試合だと思いますが、自分がミスをして負けたということは事実です。KOを焦ってしまって、それが敗因じゃないかと思っています。
 
(林選手のパワーはどうでしたか?)素晴らしく強いと感じました。ワンパンチもらっただけでそれは分かりました。この階級でも十分やっていけると思います。
 
(ファンにメッセージを)(日本語で)皆さん、応援ありがとうございました。まだ頑張りましょう。押忍!」

第15試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


椿原 龍矢 Tsubakihara Tatsuya

第15試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:28/30:29
  • ×
x

玖村 修平 Kumura Shuhei

 椿原はフェザー級に上げた2戦目で第3代K-1フェザー級王者の江川優生を撃破。この試合はノンタイトルマッチであったが、今年3月タイトルを懸けた再戦で勝利し第4代王者となった。

 対する玖村は弟の将史とともに玖村兄弟でK-1 JAPAN GROUPを主戦場にし、網膜剥離を克服してスタイリッシュな戦いで頂点を狙う。

 1R、両者互いにリングの中央を取り合う。しかし玖村が中央に立つと椿原はその周囲を回り、ローに合わせての右ストレート、踏み込んでカーフキック気味の足払いで玖村を転倒させる。さらに自ら踏み込んで右ストレート、左フックと玖村を攻める。

 2Rも中央に立つ玖村に対し、椿原は様子を探りながらステップインして右ストレート、右クロスと放って当てる。しかし玖村も椿原の入り際に右フックを振るって当てる。椿原はパンチから左ハイを連係するが、玖村はクリーンヒットさせず、逆に終了間際左フックを打ち込んで終える。

 3R、椿原は距離を作って玖村が出て来るのを待つが、玖村もこれを察知して無理には出ない。踏み込んでの右ストレート、ボディストレートからの左ハイと攻める椿原だが、直撃できない。再度の左ハイは当て、右ストレートも打ち込む椿原だが玖村は倒れない。

 判定は30-29、30-28、30-29の3-0で椿原。王者第1戦を勝利した。

椿原のマイク
「チャンピオンになって最初の試合で勝ててよかったです。でももっと練習したことも、もっとできることがあるので、次回の試合に期待していてください。今日はK-1で一番早い53㎏のチャンピオンが決まるので、みなさん夜のKrushも楽しんでWでK-1の日にしてください」


玖村修平の試合後のコメント
「(試合の感想は?)負けてしまったんですけど、チャンピオンと戦って、すごくいい経験を積むことができました。
 
(相手の印象は?)やっぱりうまかったんですけど、思ったより蹴りも当たるし、自分のペースにはもう一歩入ることができなかったんですけど、そこのうまさはありました。
 
(判定に疑問の表情だったが?)ペースは握れてたかなというのはあったんですけど、セコンドが『ペース握ってるから延長あるよ』って言ってたんで延長を戦うつもりでいたんですけど。やった手応えはあったんですけど、うまくポイントを取られてたのかなと思いました。
 
(チャンピオンのうまさを感じた部分は?)見せ方がうまいのか、最後に向こうの攻撃で終わったりとか、僕が前に出切れずに相手の距離で戦う場面が多かったんで、中には入れないっていううまさはすごくあるのかなって思いました。
 
(チャンピオンとの差はそんなに感じなかった?)そうですね。やってて特に怖い攻撃はなくて、だったらもっと出ろよって話なんですけど。出させないうまさはあったんですけど、やってみて『もっといけるな』っていうのはあったんで、すごく自信がつきました。
 
(ファンにメッセージを)今回負けてしまったんですけど、チャンピオンとの試合を経験して、さらに強くなった自分を見せるためにしっかり練習して帰ってくるので、これからも応援よろしくお願いします」

椿原龍矢の試合後のコメント
「(試合の感想は?)とりあえず、まずは勝ててよかったかなと思います。反省する点はもちろん、あるんですけど、勝ってできる反省でよかったかなと思います。ありがとうございます。
 
(対戦相手の印象は?)距離が僕と似てるところがあって、蹴りとかもらってしまうところがあったんですけど。やっぱり強くて、巧い選手やなってふうに思いました。
 
(チャンピオンとしての初戦で戦いかたに注目が集まっていたが?)やりたかったことがいろいろあったんですけど、ちょっと最後にマイクでもしゃべらせていただいたんですけど、やりたいことがいっぱいはできんかったかなというふうに思いましたね。やりたいことがまだちょっと、中途半端なふうになってしまったんで。少しだけ休みいただいて、次の試合までに僕も自分のスタイルを完成させられるようにがんばっていこうと思ってます。
 
(タイトルマッチはいつ、どこでやりたい?)僕は組んでいただいた試合は誰であっても、どこであっても受けさせていただくつもりですし、タイトルでもノンタイトルでもなんでもさせていただきます。もちろん、地元大阪ではしたいなとは思ってます。
 
(誰とやりたい?)正直、誰でもいいんですけど、組んでいただいた人を片っ端から倒していったら、必然的に相手はいなくなってくるのかなって思ってるんで。また次、誰と組まれるか、いつやるか全然わからないんですけど、そのときまで楽しみにしていただいとったら、うれしいなっていうふうに思ってます。
 
(ファンにメッセージ)今日は応援ありがとうございました。まだまだ、僕のスタイルは途中で、いまから完成させていこうと思ってます。チャンピオンの中ではヒヨっ子かもしれないですけど、僕が徐々に徐々に強くなっていくのをみなさんで見守っていただけたらなと思うんで。これからも応援よろしくお願いします! 押忍!」

第16試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


壬生狼 一輝 Miburo Kazuki

第16試合/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 0分31秒
  • ×
x

黒田 斗真 Kuroda Toma

 壬生狼は1回戦で野田蒼に2-1の判定勝ち、準決勝は大村修輝に延長判定勝利と苦しんでの勝ち上がりとなる。

 対する黒田は1回戦で池田幸司を相手に、左のKO勝利を見せ、準決勝でも松本日向に2度のダウンを与えて判定勝利。こちらはスムーズに勝ち上がった。

 1R、黒田はこれまでの試合同様、離れた位置に立ち、踏み込んで左ストレートを突き刺すと壬生狼はダウン。レフェリーがストップし、黒田が優勝を決めた。

黒田のマイク
「K-1ファンのみなさん、はじめまして。どん底に落ちたときから支えてくれた代表、そしてお母さん、ありがとうございます。魔裟斗さんや武尊選手のようにスター性のある選手になれるかは分かりませんが、僕なりのやり方でK-1を盛り上げていこうと思うので、これからも黒田斗真をよろしくお願いします。この後違う場所でKrushがあって、僕のお兄ちゃんがセミファイナルに出場するんで、絶対倒して勝ってくれると思うので、みなさん応援よろしくお願いします」


壬生狼一輝の試合後のコメント
「(試合の感想は?)オイ!オイ! まず一回戦目、野田選手、メチャクチャいい選手じゃった! 二回戦目、大村選手も、とてもいい選手だった! 三回戦目、黒田選手、何も覚えとらん! それだけじゃ! 以上です。
 
(相手の印象は?)そうじゃのう、戦ってきた選手みんな、これからバンタム級を引っ張っていってくれる選手じゃと思う。ワシも、このバンタム級を盛り上げていく! どの団体よりも盛り上げて、K-1がもっともっと上に行けたらいいとワシも思うとる! 以上です。
 
(一回戦は動きが固くて、後になるほどよくなっていったようでしたが)そうじゃのう、一回戦目、少し固かったが、相手が後ろに下がるもんで、ワシも捕らえ切れんかった。二回戦目、上々よかった。三回戦目、記憶にない! 以上です。
 
(後で映像で見て、黒田選手の強さを感じた部分は?)そうじゃのう、映像で見て思ったのは、ストレートがうまいなと思うた。よう伸びるなと思うた。熊久保さん、昨日、記者会見で絡んで、すまんかったのう。これからも絡むんで、よろしゅうお願いします! 以上です。
 
(準決勝を終えての体のダメージは?)そうじゃのう、耳が大きくなって(腫れ上がった耳を見せる)、破裂するんじゃないかと、そこだけが心配じゃった。あとは、ダメージは何もない! 以上です。
 
(大仁田さんにひと言)大仁田さん、優勝できんくて、ホントにすみませんでした! またゼロからやり直して、邪狼を貫きます! あと、お寿司お願いします。以上です。
 
(ファンにメッセージを)オイ!オイ!オイ!ファンのみんな! 今回のバンタム級トーナメント、どうじゃった? ワシは優勝できんかったが、いい大会になったと思うとる。これから邪狼魂、しっかり見せていくから、そこをよう見とけ! 以上です。」

黒田斗真の試合後のコメント
「(試合の感想は?)1日3試合やらせてもらったんですけど、今終わって率直にホッとしてます。
 
(相手の印象は?)1回戦の池田選手はすごくパワーがあってやりにくい感じでした。その中でも隙を見つけて倒すことができて、よかったと思います。2回戦の松本選手はすごくガンガン前に来る選手で、僕のスタイル的にはやりやすかったかなと思うんですけど、2回ダウン取ったけど倒しきれなかったところは反省点かなと思います。決勝戦の壬生狼選手はテクニックはあって、今回のトーナメントで一番やりたかった相手なので、しっかりいい形で倒すことができてよかったかなと思います。
 
(左ストレートが冴えまくった理由は?)まず小学校の時にグローブ空手のポイント制の試合にずっと出てて、そこで左ストレートだけで勝ってて。プロになって警戒されてるなと思って左ストレートはあまり出さなかったんですけど、今回思い切って出して、自分のよさが存分に出たかなと思います。
 
(1回戦のKOで波に乗れた?)自分ではあまり自覚してないんですけど、1回戦でKOできたことでいい波に乗れたんじゃないかなと、今思い返したら思います。
 
(決勝での狙いは?)あまり考えてなくて、とりあえず勝とうと思ってリングに上がりました。倒れた瞬間はビックリしました。
 
(ジムにとって初タイトルですが)僕が格闘技をやめてる時からお世話になってる宍戸代表に、こうやって優勝という形で少しは恩返しできたかなと思うので、それはよかったかなと思います。
 
(次の希望は壬生狼選手とKrushタイトルマッチ? それとも新設されるK-1王座?)両方、狙っていきたいんですけど、壬生狼選手はボロボロの状態で上がってきてたと思うんで、お互いが万全の状態で、Krushのベルトでもいいんでベルトをかけて、もう一度やりたいなと思います。
 
(これから後楽園ホールに?)そうですね。今から後楽園行かないとダメなんで、急いでます。
 
(ファンにメッセージを)今日はまず応援ありがとうございました。試合の前からずっと足を骨折してて、全然練習も万全の状態でできてなかったんですけど、みんなの支えと応援があったから、今日こうやって優勝することができたんで、まだまだ現状に満足せず上を目指して頑張っていきたいと思うので、皆さん、応援の方よろしくお願いします。今日はありがとうございました。
 
(骨折について詳しく教えてもらえますか?)試合の2~3週間前に、練習中に蹴って左足の薬指がパキッと折れてしまって、病院に行ったんですけど全治1ヵ月半って言われてしまって、万全な状態でリングに上がれるかなという不安もあって。まあでも、骨折して優勝したらメチャクチャかっこええなと思ったので、それで出ようかなと決めました」

 

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