大会情報

  • 日程 2020年02月24日(月)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1800人(超満員札止め)

  • 開催日時概要

    17:00開場/18:00本戦開始/本戦開始前にプレリミナリーファイト予定

大会概要

  • 概要

    ◆主催・著作       K-1実行委員会
    ◆企画・制作       株式会社M-1スポーツメディア
    ◆運 営     株式会社グッドルーザー

対戦カード

プレリミナリーファイト第1試合◎Kushバンタム級/3分3R


倉田 永輝 Kurata Eiki

プレリミナリーファイト第1試合◎Kushバンタム級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分13秒
  • ×
x

大空 Tsubasa

 1R、両者オーソドックスでローを蹴り合うが、倉田が威力で勝り大空がやや嫌がる。思い切りよく踏み込んだ倉田は右スイングフックで打ち抜き大空をダウンさせる。立ち上がった大空だがダメージがうかがわれ、倉田がそこを右ストレートで打ち抜きKO勝利となった。

プレリミナリーファイト第2試合◎Kushフェザー級/3分3R


八木 正樹 Yagi Masaki

プレリミナリーファイト第2試合◎Kushフェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      28:30/28:30/26:30
  • ×
x

石田 龍大 Ishida Ryota

 昨年のK-1甲子園王者にして、「格闘代理戦争K-1 FINAL WAR」で活躍した古宮晴や井上大斗にも勝利している石田がプロデビュー。1R、オーソドックスの八木に対して石田はサウスポー。石田は巧みに距離を作り、左ストレート、左ミドルりと繰り出し、八木が蹴り返してきてもかわして当てさせない。石田は左ボディフック、左ストレートとパンチを上下に散らす。八木も距離を掴めて右ミドルを当て始める。

 2R、八木はプレッシャーを発して石田に迫る。しかし石田はコーナーを背負っておらず前に出て、八木の前蹴りの直後に左ストレートで打ち抜きダウンを奪う。立ち上がってきた八木に石田は左ストレートと右フックで再度のダウンを迫る。しかしここは石田がブロックして前に出ていく。そして石田に右ストレートをヒット。石田も混戦に持ち込ませず左ストレートを返す。

 3R、石田は大きくリングを右回り。ダウンのビハインドがある八木は前に出て石田に圧力を掛ける。右ストレートを強振する八木だが、石田はヘッドスリップでかわし当てさせない。八木はジャブとボディへのヒザを当てる。石田はボディストレートと右ボディフック、そしてプッシングで八木のプレスに対抗する。判定は30−28、29−28、30−26の3−0で石田。プロデビュー戦を勝利で飾った。

プレリミナリーファイト第3試合◎Kushバンタム級/3分3R


橋本 裕也 Hashimoto Yuya

プレリミナリーファイト第3試合◎Kushバンタム級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 0-0
      30:30/29:29/29:29
  • ×
x

高橋 享祐 Takahashi Kyosuke

 1R、サウスポーの橋本に対し高橋はオーソドックス。橋本が左ミドルで先制する。高橋もこれに右の前蹴り、ミドルを返す。両者蹴りを中心に試合を進める。橋本が左ミドルを放てば高橋も右ミドルを返す。高橋は右前蹴り、右インローを放ち、懐を深くするサウスポーの橋本の間合いを崩さんとする。

 2R、高橋が少しずつ歩を進めても橋本はバックステップして距離を詰めさせない。そして左ミドル・左ハイと放ち、前蹴りの後で顔面前蹴り。これに高橋の顔が一瞬跳ねあがる。ペースを変えない高橋だが、橋本は左ストレートもヒット。橋本は左ミドルをいっそう当て、ジワリジワリとペースを握りにいく。

 3R、高橋はボディへの跳びヒザ蹴り。そして橋本が左ミドルを当ててもすぐに右ローをリターンする。橋本は先手で左ミドルを放って当てる。高橋は前に出てプレッシャーを掛け、重い音を立てて右ボディストレートをめり込ませる。だが、橋本もこれで波に乗らせず、左ミドルと左前蹴りで高橋を遠ざける。橋本は後ろ回し蹴り、ハイキックと大技を見舞って試合を終える。判定は30−30、29−29、29−29でドロー、ハイレベルの攻防を見せた。

第1試合◎Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R


FUMIYA Fumiya

第1試合◎Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分4秒
  • ×
x

清水 卓馬 Shimizu Takuma

 1R、両者オーソドックスでFUMIYAが積極的にロー、ミドル、バックブローと繰り出していく。冷静に対処していた清水だが、FUMIYAが左フックで清水のアゴ先をとらえてダウンを奪う。再開後、FUMIYAは左ストレートで再び清水の顔面を打ち抜き、1RKO勝利を飾った。

FUMIYAのマイク
「2年間、勝ちがなかったんですけど勝てました。なかなか勝てなくて、すげぇ悔しかった。何か言おうと思っていたんですけど忘れちゃいました(笑)。結婚して子どもが生まれてから勝てていなくて、ダサいパパだったんですけど、今年からカッコいいパパを見せられるように頑張っていきます。次は5月に試合をしたいと思います」

■試合後のFUMIYA選手のコメント
「(試合を振り返って?)ちょっと固くて、なかなかいい動きができなかったんですけど、KOで勝ててよかったです。(対戦相手の印象は?)身長が高くてリーチがあったんで、ちょっとやりづらいかなと思っていて。実際に試合中も中に入りづらかったですね。
(今後の目標は?)この二年間、ずっと勝てなくて、周りの人にもいろいろ言われて、正直メンタルもけっこうつぶれてたんですけど、今年は4連勝4KOで勝ってタイトルマッチにいけるように、がんばりたいと思います」

第2試合◎Krushフェザー級/3分3R・延長1R


倉崎 昌史 Kurasaki Masafumi

第2試合◎Krushフェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      27:30/27:30/27:30
  • ×
x

岡嶋 形徒 Okajima Keito

 1R、岡嶋が右ローで先制。すぐに倉崎も右ローを返す。岡嶋は続けて右ローを入れていく。倉崎が再びローを返しても岡嶋は蹴り負けずに右ローを放ち、さらに右ストレート、左フックと襲い掛かる。スピード・手数で上回っている岡嶋。岡嶋は強気に前へ出ると右ストレート、ヒザと倉崎を押していき、さらに追加のヒットを狙う。倉崎も右スイングフック、左フックと振るっていくが岡嶋は当てさせず、逆に右ストレートで倉崎をとらえる。

 2R、岡嶋はパンチに力を込め、右ストレートで倉崎を後退させる。岡嶋はヒザ蹴りも鋭く、倉崎も前に出ようとするのだが度々後退させられる。そしてコーナーを背にしたところで岡嶋が右ストレートを突き刺しダウンを奪う。岡嶋はなおも右ストレートで攻め立てるが、倉崎もカウンターの左フックで迎え撃つ。岡嶋は口が開き、攻め疲れかやや失速がうかがえる。

 3R、倉崎が前に出る。岡嶋はこれにサイド&バックステップしながらジャブを当てていく。前に出る倉崎に対し、岡嶋はボディへのヒザと前蹴りでストップせんとする。それでも倉崎は止まらず圧力を掛けていく。より口が開き苦しげな岡嶋だが、ボディへのヒザを効かせる。倉崎も左フックと右ストレートでダウンを迫って終える。判定は30−27、30−27、30−27で岡嶋となり、デビュー3連勝を飾った。

■試合後の岡嶋形徒のコメント
「(試合を振り返って?)勝ったんですけど、実力不足です。(対戦相手の印象は?)気持ちが強かったです。(今後の目標は?)一番になります」

第3試合◎Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


林 京平 Hayashi Kyohei

第3試合◎Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分50秒
  • ×
x

スーパーアンジ Super Anji

 1R、アンジはサウスポーで林の周囲を軽快なステップで回る。そして左ストレートで林をうかうがう。だが林はプレッシャーでアンジをコーナーに追い詰めると、左フックを打ち抜いてダウンを奪う。再開後、林はすぐに連打を打ち込み、左ボディフックで2度目のダウンを与える。何とか立ち上がったアンジはガードを固めてロープを背に逃れんとしたが、林が再び連打から左フックでボディをとらえ、アンジをマットに沈めてKOした。

林のマイク
「こんばんは。今日は応援ありがとうございます。KOで勝ててよかったです。今年はKrushのベルトを絶対獲るので応援お願いします。僕のこと初めて知った方、気になってくれたら応援してください」

■試合後の林京平のコメント
「(試合を振り返って?)ちょっと狙いすぎちゃって、最初固くなっちゃったんですけど。まあ、一回目のダウンも狙いどおりのカウンターのフックで取れたんで、よかったです。(対戦相手の印象は?)もっとガンガン来ると思ったんですけど、あんまり来なかったんで、やりやすかった感じはあります。(今後の目標は?)60kgだと減量ないくらいなので、Krushの57.5kgのベルトがいま空位なんで、そこをしっかり獲りたいと思います」

第4試合◎Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


友尊 Yutaka

第4試合◎Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 0分36秒
  • ×
x

久保 一馬 Kubo Kazuma

 1R、友尊がサウスポーから左インロー、右ローと放って先制。ボクシング経験を持つ友尊だが蹴りを交ぜて攻める。やや後手となってしまう久保。友尊は左ミドルでわき腹をとらえ、続いて左フックもヒット。友尊が前に来たところでカウンターの左フックを当てる久保だが、友尊は勢いを落とさない。アグレッシブに前に出る友尊は右フック・左フックを当てる。さらに友尊は左ストレート、右フックと畳み掛け久保をダウンさせるが、これは1R終了の後でレフェリーはダウンを取らない。

 2R、ダメージのうかがえる久保に友尊は前蹴りから右フック、左ストレートと打ち込みダウンを奪取。そして久保が立ち上がるも友尊は逃がさず、左ストレートを突き刺してKO勝利を収めた。
■試合後の友尊のコメント
「(試合を振り返って?)1Rは動きが固くて、相手との距離感がいまいち取れてなかったんですけど。最後のほうにちょっと効かせられて、距離を詰められたのでよかったと思います。(対戦相手の印象は?)正直申しわけないんですけど、試合が決まるまで知らなくて。でも、試合してみて気持ちが伝わってくる選手だなと思いました。(今後の目標は?)SNSでも書いたんですけど、今年は俺の年にしようと、ていうか、するんで。いいスタートが切れたんでよかったです。今後も応援よろしくお願いします」

第5試合◎Krush女子アトム級/3分3R・延長1R


パヤーフォン・アユタヤファイトジム Phayahong Ayothaya Fight Gym

第5試合◎Krush女子アトム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:26/30:26/30:27
  • ×
x

MOE Moe

 昨年、Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂と対戦し、延長までもつれる接戦を演じたパヤーフォンが再登場。関西から参戦中のMOEが迎え撃った。日泰現役女子高生対決を制するのはどちらだ?

 1R、パヤーフォンは右ローから入り、パンチ、蹴りと速いリズムで攻撃を繰り出していく。パヤーフォンは一気に左ミドル4連打。かと思えば前蹴りから右ストレート、右フックと見舞っていく。MOEも右クロス、左フックと放つのだが、ここもパヤーフォンの右ストレートがとらえる。先手で攻めるパヤーフォンに後手となってしまうMOE。左ミドルの直後にパヤーフォンは右ストレートを繋ぎ、これにMOEは腰が落ちてダウンを喫する。

 2R、パヤーフォンは左ミドルから右ストレートを繋いでヒット。MOEも右ストレートを当て返すが、左右のフックは振りが大きくなってしまいパヤーフォンのガードに阻まれる。パヤーフォンは左ミドルの2連打から右ストレート。鼻血を見せながら応戦するMOEは左ボディフックを入れて効かせるが、パヤーフォンは構えをしっかり作って、その後の攻めを許さない。

 3R、パヤーフォンは前蹴りを飛ばし、MOEがパンチの連打で間合いを詰めんとしても左ミドルを連打して距離を作る。パヤーフォンが作る間合いに進入を阻まれるMOE。パヤーフォンはサウスポーに変わっており左ミドル、オーソドックスからは右ローを入れる。右ストレート、横蹴りでMOEを近づかせないパヤーフォンは余裕を持って試合を終える。判定は30−26、30−26、30−27の3−0でパヤーフォン。MOEとの現役高校生対決を制した。

■試合後のパヤーフォン・アユタヤファイトジムのコメント
「(試合を振り返って?)とってもうれしいです。(対戦相手の印象は?)パンチがよくて、強かったです。(今後の目標は?)やはりベルトがほしいなと思います。日本のファンのみなさん、今後とも応援よろしくお願いいたします」

第6試合◎Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


横山 朋哉 Yokoyama Tomoya

第6試合◎Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:28/30:28
  • ×
x

中島 千博 Nakajima Chihiro

 中島は極真空手で実績を残してプロデビュー、ここまで2戦2勝(2KO)の成績を残す。対する横山は持ち前のスピードと勢いでスーパー・フェザー級のトップ戦線進出を狙う。

 1R、横山はサウスポーから左ストレートを伸ばして中島をけん制。スピードのある動きで左ストレート、左ローと見舞っていく。中島はガードを高くしてパンチを弾きながらロー、ミドルと返す。横山は中島のパンチの内側を抜いて左ストレート、左フックと振るっていく。クリーンヒットこそさせない中島だが、横山のスピードにやや対応できていないか。

 2R、中島はミドル、ローから向かっていくが、横山は速いバックステップで距離を開け、カウンターの左ストレートで迎え撃つ。横山はパンチだけでなくローキックも決める。中島はこのローにひるまず、横山のスピードを潰さんと圧力を掛ける。横山はロープを背にしても堅固なガードでクリーンヒットを与えない。中島は蹴った勢いを利してバックブローを放つが横山は当てさせない。

 3R、中島はフックから顔面前蹴り、足払いのようなローと攻める。しかしこれに横山はフックを左・右と打ち返す。ここで中島のローが横山の下腹部に入りいったんインターバルが与えられる。再開後、中島は左フックとローで横山を下がらせる。さらに中島は左ボディフックを2連発と、徐々に圧力を利かせていく。横山は前蹴りで遠ざけんとするが中島の圧力は落ちない。

 距離を取る横山も必死にパンチを返し、終了間際に左フックのカウンターで中島の顔面を打ち抜いて中島が大勢を崩す。レフェリーはこれをダウンと見なさなかったものの、横山にとって大きなアドバンテージとなり、そのまま試合終了。判定は30−29、30−28、30−28の3−0で横山となり、中島の連勝を止めると共に再浮上のきっかけになる勝利を収めた。

■試合後の横山朋哉のコメント
「(試合を振り返って?)今回、前回負けてから半年ぶりの試合で、すげえ楽しみだったんで、相手が中島選手と聞いてワクワクしてました。試合しててすげえ楽しかったです。
(対戦相手の印象は?)やりづらさはそんなになかったです。もともと、自分も空手出身だったんで。やっぱり、距離が遠かったなっていうのはあります。(タイトルマッチへの興味は?)もう、タイトルも近いなとは思ってたんですけど、組まれればいつでも準備はできてるので。あとは関係者の方次第ですね。(今後の目標は?)強い選手とやって、K-1の本戦に呼ばれるくらい有名になって、スーパー・フェザー級を盛り上げたいなと思います」

セミファイナル(第7試合)◎Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


軍司 泰斗 Gunji Taito

セミファイナル(第7試合)◎Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:27/30:28
  • ×
x

スリヤンレック・オーボートー.ガムピー Suriyanlek OBT.Kamphee

 スリヤンレックは昨年12月のK-1で初来日し、武居由樹に合計3度のダウンを奪われるも驚異的なタフネスで武居を追い込み強さを見せた。軍司は昨年10月、顎の骨折から8ヵ月ぶりの復帰を果たし玖村修平に勝利。タフなムエタイファイターを相手にさらなるジャンプアップはなるか。

 1R、軍司はローを当ててスリヤンレックの出方を見る。スリヤンレックは左インローから間合いを詰めんとするが、軍司は察知が早くそれを許さずボディ打ちとローで攻める。後ろ回し蹴りを見せた軍司は左ボディフックをめり込ませる。

 2R、軍司はステップを駆使してスリヤンレックのローを空振りさせ、ボディストレート、右ミドルと攻める。しかしスリヤンレックは間合いを詰めてショートパンチの距離にし試合を乱戦に持ち込む。軍司も距離を戻して前蹴り、ミドルを打ち込むなど自身のペースに戻す。右ストレートを顔・ボディと的確に打ち込む軍司。だが、ここでスリヤンレックの跳びヒザがローブローに。軍司が立ち上がってラウンド終了となる。

 3R、スリヤンレックは俄然圧力を増し、右クロス、左フックと強振する。だが軍司も気持ちを引かず、右ストレート、左フックのカウンターで迎え撃つ。スリヤンレックは流れの中で投げる形になってしまい口頭注意を与えられる。スリヤンレックの振り回すパンチに巻き込まれるように打ち合いを展開する軍司。しかしその中で左ボディフックを打ち込み、たまらず背を見せたスリヤンレックに軍司が跳びヒザを見舞い、ここでレフェリーがスタンディングダウンを宣言する。
 
 再開後、スリヤンレックに軍司は左フック、跳びヒザ、右ストレートとさらに攻めて試合を終える。判定は30−27、30−27、30−28の3−0で軍司。難敵のスリヤンレックを降した。

■試合後の軍司泰斗のコメント
「(試合を振り返って?)1Rは恐怖心のほうが強くて、あんまり前に出れませんでした。でも相手の強さがわかってから徐々にいけて、ダウンっていうかたちで、判定で勝ってよかったです。自分の中ではKOで勝ちたかったっていうのはありますけど。(対戦相手の印象は?)いろんな人からタイ人のローキックは強いって聞いてたんですけど、自分はそこまで効いたっていう印象はなかったんで。そこでの部分ではやりやすかったです。

(3Rにスリヤンレックが前に出て来たときは?)3Rに来るのは想定内です。2Rで様子見して、3Rで来た感じで合わせてやろうと考えていて、そのとおりできたかなと。(パンチは見えていた?)見えてたんですけど、3Rはけっこうもらってたかなって。自分の中で打ち合いにいきたかったっていうのもあったんで。(インパクトを残せたと思う?)KOで勝ってたらインパクト残してたと思うんですけど、反応はうすいかなっていうのはあります。

(今後の目標は?)タイ人からダウンを取って勝ったんで。次は負けた相手とやりたいので、しっかりそこまでいけるように努力するんで応援よろしくお願いいたします」

メインイベント(第8試合)◎Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


鈴木 勇人 Suzuki Hayato

メインイベント(第8試合)◎Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      26:30/26:30/26:30
  • ×
x

佐々木 大蔵 Sasaki Daizo

 昨年11月、K-1横浜大会で対戦した両者。この時は佐々木が鈴木の左ミドルを封じ込んで判定勝ちしている。鈴木は舞台をKrushに移し、王者でありながらリベンジと防衛をかけて、この一戦に臨む。
 1R、鈴木は得意の左ミドルを放っていくが、佐々木は右ローで足を払ってスリップさせる。無理に前へ出ない佐々木。プレッシャーを掛けた鈴木は佐々木にコーナーを背負わせ左ストレートを当てる。佐々木は鈴木が攻撃の要とする左ミドルは直撃させない。

 2R、左ミドル主体の鈴木は左ストレート・右フックとパンチも織り交ぜる。佐々木はこれにパンチのコンビネーションから右ロー、右ミドル。佐々木は左ミドルを受けた後で右ローをすぐに返す。佐々木の左アッパーに鈴木は左ストレートをカウンター。鈴木がそこから左ミドルで追っても佐々木はバックステップでかわし、鈴木が前に来たところで右ストレートのカウンターを突き刺しダウンを奪う。さらに佐々木は前に出ながらの右ストレートを鈴木に再度当て、2度目のダウンを奪う。

 3R、後のない鈴木は前に出て左ミドルと左ストレートで佐々木を襲う。しかし佐々木はガードを固める。左ストレートで前に出る鈴木だが、佐々木も右ストレートで迎え撃つ。鈴木が左ストレートを当てても、佐々木は連続では当てさせない。左ストレート、右フックで攻める鈴木。しかし佐々木は連続ではヒットさせない。逆に佐々木は顔面前蹴り、側転蹴りと鈴木に大技を見舞って勢いをストップする。判定は3者30-26で佐々木。ライト級に次ぐ2階級制覇を成し遂げた。

佐々木のマイク
「みなさん、こんばんは。祝日にも関わらず、コロナウイルスで躊躇された方もいると思うんですけど、そういった中でお越し頂きありがとうございます。スーパー・ライト級は第8代目のチャンピオンで、この階級はチャンピオンも変わる難しい階級だと思いますが、僕がしっかりこのベルトを守っていきます。K-1でも3月にタイトルマッチが行われますが、チャンピオンから『佐々木大蔵だったらタイトルマッチをやってもいい』と言われる選手になっていこうと思います。みなさんの声がパワーになってます。こんな僕でもこういうところで活躍できるんだっていうのを糧にするというか、利用して明日から過ごしていってください。ありがとうございました!」

■試合後の佐々木大蔵のコメント
「(試合を振り返って?)なんだろう……、終わりました(笑)。後楽園ホールでの歓声は、後楽園でしか味わえないっていう思いで。3分3R、昔は早く終われって思いながらやってたんですけど、いまはもう、すごく濃く感じてますね。濃く感じながら試合ができて、楽しかったなっていう印象です。(再戦だったが、前回と比べて?)やっぱり鈴木選手は意気込みというか。たぶん二人でしか感じられないものがあったと思うんですけど。それを感じましたね。僕のすべてを奪いにかかってるなっていう思いが伝わりました。

(前半で差がつけられたと思うが?)前半に差がついてたっていうのは、見てる人も感じたとは思うんですけど。僕自身は差というよりも、夢中だったっていう感じですかね。『これ、もらっちゃいけないな、危ないな』っていうのを、1R終わってインターバル中に代表と話しながら。その意見が一致するかっていうのをいつもやってるんですけど、そのズレが全然なかったんで、思うようにできてたんじゃないかと思いますね。

(前回との鈴木選手の違いは?)う~ん。パンチを少し重点的に練習してきたのかなという感じですね。ミドルに関してもおもいっきり振ってきましたね。自信があるのはわかるんですけど、それをつぶすことを僕も練習でやってきたので。それが出ましたね。
(前回の対戦は意識した?)いやもう、僕はリセットしちゃってますね。いい意味でバカというか(笑)。最近は勝っても負けても、僕はステップアップするつもりで日々すごしてるので。勝っても満足はしてないですね。やっぱり、どんどん自分の求めるものをお客さんに見せて。お客さんに力を与えたいですよね。

(手をマットについて出す蹴り=センチャイの側転蹴りも見られたが?)出ちゃった(笑)。練習でもいろんな映像を観ている中で。僕がすごくいま尊敬というか、本当に目指してるものというか、ハッキリ言うとセンチャイが大好きで。去年もセンチャイと練習できるかなと思ってタイに行ったんですけど、ルンピニースタジアムで会うくらいしかできなくて(苦笑)。でも、会っただけでもオーラっていうのがすごく。僕、あんまり人に興味ないんですけど、センチャイ……さんって言ったほうがいいですかね?(笑)。センチャイさんはすごくジーンと来たというか。いつか試合じゃなくていいんで、練習で相対したいと思いますね。

(センチャイのようなキックの達人系を目指したい?)僕、本当にK-1、格闘技が大好きでしょうがないんですよね。本当にそれ以外、興味がないというか、本当に極めたい。いつ終わりが来るんだろうという感じですね。(今後の目標は?)このチャンピオンという肩書にはなって、周りからもそういう目線で観られるとは思うんですけど、僕は僕で佐々木大蔵っていうものを、チャンピオンだからすごいとかじゃなくて、佐々木大蔵をドンドン押していきたいなと思っています。そのためには自分とは何かというのを、お客さまに熱で感じさせられるような選手になりたいと思っています。僕を見て『アイツにできるんだったら俺にもできるんじゃねえか』って、なんでもいいんで力を与えていきたいなと思いますね。今後の目標はK-1のチャンピオンも、僕は取る前提でずっといるんで、そこを時が来ればやることになるんじゃないですかね」

■試合後の鈴木勇人のコメント
「(試合を振り返って?)完敗です、それだけですね。(作戦はうまくいかなかった?)うまいこといかなかったです。佐々木選手、巧かったです。強かったですね。(前回と違いは?)特別そういう大きな違いはなかったんですけど、細かいところとか、常に狙われてる感じがしてやりづらかったです。こうすればいけるかなというのがあったんですけど、それがうまくはまらなかったという感じですね。ちょっとの差かもしれないですけど、その差が大きかったですね。自分のやりたいことをうまくやらせてもらえなかったです。(今後の目標は?)今回負けちゃったんですけど、少し休んで切り替えて、またゼロからやっていきます」