Krush
2022.05.19

2R、フックとアッパーで前に出る秋元に長谷川はワンツー。互いに右ストレートと左フックを打ち合う。前に出続ける秋元に対して、長谷川も左ボディと右ストレートで応戦。それでも前に出る秋元だったが、長谷川がボディブローとヒザ蹴りを入れる。
3R、秋元は右のパンチを振って突進。長谷川をロープまで詰めてゴツゴツとパンチを打ち込む。長谷川もヒザ蹴りを返すが、秋元は下がらない。終了間際、長谷川のヒザ蹴りが秋元を捉えるが、秋元は長谷川にしがみつくようにして押し倒す。判定は三者三様のドローに終わった。
2R、隆聖が奥足ローと右ストレート。益田が右ストレートを当てて前進すると、隆聖もカウンターの右を当てて、益田が腰から崩れる。すぐに態勢を立て直す益田。隆聖は一気にパンチで前に出る。終盤、隆聖がロープに益田を詰めて右ストレートから連打。益田も左フックを返すが、隆聖が手数で押し込む。
3R、右ローを蹴る益田。隆聖が奥足ローを蹴ると、そこにパンチを狙う。隆聖のパンチに対して、益田は右ロー。これがローブローとなり、試合が一時中断となる。再開後、益田が左フックから飛び込んで右ストレート。ここから火の出るような打ち合いになり、益田が右アッパーを突き上げる。最後まで打ち合い続けた激しい一戦は隆聖に軍配が上がった。
1R、サウスポーの大川が左ストレートとインローで前に出る。伊澤も前に出て奥足ロー、顔面前蹴りを狙う。右フックから横に回り込んでパンチを打つ大川。伊澤はしっかりとガードを固めてロー、右ストレートを狙う。大川は左ボディから顔面への右フック、伊澤も右ローを効かせて右フックを当てる。
2R、大川が右ボディからパンチをまとめて左ミドルを蹴る。伊澤もしつこくローを蹴り返して、大川の足を止める。しかし大川が右のショートフックを打ち込み、ダウンを奪う。このまま大川のペースになるかと思われが、伊澤も右フックを当ててダウンを奪い返す。終盤、伊澤が大川をロープに詰めて連打を打ち続け、大川も必死に耐え凌ぐ。
3R、パンチとヒザ蹴りで前に出る伊澤。大川も右アッパーに右フックを合わせるが、伊澤がボディと顔面に左ヒザをヒットさせ、続く右フックでダウンを奪う。再開後、伊澤は大川のボディに左ヒザを突き差してダウンを追加。最後は右ボディの連打で、大川をマットに沈めた。
2R、パンチと前蹴りで前に出るレオナ。青津はレオナのジャブに右フックをかぶせ、レオナも右を打ち返す。パンチとヒザ蹴りでプレッシャーをかけるレオナが右の強打で青津の動きを止めるが、青津もカウンターの右、バックブローを狙う。レオナが前蹴りと右ストレート、青津は右ローを蹴り返す。このラウンド両者は組みつきが増え、終盤、レフェリーから2人同時に減点1が与えられた。
3R、青津が細かいパンチのコンビネーションから左右のロー。これをこつこつと当て、顔面前蹴りにつなげる。レオナはパンチからヒザ蹴りで応戦、距離が詰まると青津は左ボディから左アッパーを突き上げる。逆転を狙う青津はパンチで打ち合い右ストレート当てるが、レオナも右ストレートで青津をコーナーまで下がらせる。1Rにダウンを奪ったレオナがキャリアで勝る青津を撃破した。
1R、嶋田がローと前蹴り。結城が右のパンチで飛び込むと、嶋田も右を返してパンチから右ハイキックにつなげる。じりじりとプレッシャーをかける結城が右ミドルでダウンを奪う。しかし嶋田も右ストレートと左フックを当てて、結城をロープまで詰めて一気に連打。結城も同じように右ストレートと左フックを打ち返す。
2R、パンチと鋭いミドルで前に出る嶋田。ワンツーから左フックを当てて、結城を下がらせる。しかし結城も振り回すような左右のフックで前進、嶋田にコーナーを背負わせると強烈な右フック。これで嶋田をなぎ倒してKO勝利を収めた。これで結城=勝ち点6、嶋田=勝ち点0となった。
1R、いつものノーガードとは違い、しっかりとガードを上げて前に出るKazyosi。匠は鋭いジャブを顔面とボディに当てる。右のパンチで飛び込むKazyosi。匠はワンツーから左フックにつなげる。Kazyosiのパンチを細かいステップでかわして、左フックから右ストレートを打つ匠。Kazyosiもワンツーを返すが、匠が鋭い右ストレートから左フック。パンチの打ち合いになると、匠が的確にパンチをヒットさせる。
2R、Kazyosiが右ストレートから突進。匠はガードを固めて左フックのカウンター、左右のヒザ蹴りを狙う。しっかり距離を取りながらジャブを当てる匠。Kazyosiが体を振って前に出ていくと、鋭い出入りからパンチを当てる。終盤、Kazyosiが匠をロープまで詰めるが、匠はパンチを空振りさせて密着する。
3R、ローとミドルで前に出るKazyosi。コーナーを背負う匠にパンチを打ち込むが、匠が左フックを当てる。Kazyosiはローから前に出て、右ストレートから左フックを打ち込む。一気に手数を増やして前に出ていくKazyosi。匠は右目を腫らしながらもパンチで打ち合い、試合終了のゴングを聞く。最終ラウンドに猛反撃したKazyosiだったが一歩及ばず、匠の判定勝利となった。
これで匠が勝ち点を9に伸ばし、Kazyosiは勝ち点4。第4試合でKO勝利した結城が勝ち点6としたため、優勝は最終戦に持ちこされた。
1R、中島がインローと奥足ロー。山崎も右ローと左ミドルで前に出る。中島はしっかりとガードを上げて奥足ロー、山崎はジャブを突き刺して右ローを蹴る。山崎が左ボディを狙うと、中島はヒザ蹴り。山崎がじりじりと前に出て右ボディ、右ミドル。中島もジャブを返して右ミドルを蹴り返す。山崎は中島にロープを背負わせて左ボディ。中島はガードを固めてローを蹴り返す。
2R、ここも山崎がジャブから前に出る。中島は固いガードからローを返して、右ストレートのカウンターを狙う。下がりながらインローと奥足ローを蹴る中島。山崎はそこに右ストレートを狙い、距離が詰まると左ボディ。中島も右フックを狙う。前に出る山崎が前蹴りと左ボディで腹を攻め、距離を潰すと左アッパーの連打から右ストレート。中島がヒザ蹴りを突き上げると、山崎はアッパーとフックを返す。
3R、山崎がヒザ蹴りに右フックを合わせて前に出る。中島も山崎をロープに押し返してヒザ蹴り、距離が開くと右フックを狙う。奥足ローとヒザ蹴りの中島に対して山崎は距離を潰してボディ打ち。中島が飛びヒザ蹴りを放てば、山崎はそれをガードして右アッパーを返す。ここで山崎の蹴りがローブローになり、試合が一時中断。再開後、中島は奥足ローを蹴って飛びヒザ蹴り。ヒザで前に出る中島。山崎もパンチを返す。ここで本戦終了となり、ジャッジは3名とも29-29で差はつかない。
延長R、奥足ローとヒザ蹴りで攻める中島。これで一瞬、山崎の動きが止まる。しかし山崎も左右のボディブローで前に出る。中島とロー&ヒザ蹴り、山崎のパンチが激しく交錯する展開が続き、お互いに譲らない。残り30秒、山崎の右アッパーがヒットするが、中島も奥足ローとヒザ蹴りを返す。延長ラウンドも一進一退の攻防が続いたが、前に出続けた山崎が判定2-1で勝利。中島とのタフな接戦を制した。
1R、じりじりと前に出る武尊。ソルビンはそこに左フック、右ストレートを狙う。武尊は前蹴りでソルビンを吹っ飛ばして左ボディを打つ。ソルビンは下がりながら左右のストレートと左ミドル。ソルビンのヒザ蹴り、ローに右ストレートを合わせる武尊。ソルビンのミドルをすくって右ストレートを当てると、ソルビンをロープに詰めて強烈な右ボディ。ソルビンの頭が下がるとヒザ蹴りを突き上げ、ボディブローからパンチをまとめる。さらに武尊はヒザ蹴りと前蹴りでボディを攻め、ロープを背負うソルビンにパンチを打ち込み続ける。
2R、ソルビンがジャブとヒザ蹴り。武尊は左ハイキックを蹴り、右ストレートを当てるとボディにヒザ蹴り。下がるソルビンのボディをパンチとヒザ蹴りで攻め続け、再び離れ際の左ハイキックを蹴る。完全に試合のペースを掴んだ武尊はヒザ蹴りから強烈な左ボディを打ち込み、左フックからパンチをまとめる。これでソルビンが崩れ落ちてダウン。ソルビンは立ち上がることが出来ず、武尊が宣言通りのKO勝利を収めた。
試合後、久々にKO勝利のバク宙を決めた武尊は「今のがT-Bombです。僕の右のパンチは爆弾みたいなパンチなんで覚えておいてください。Krushで初めて外国人選手と戦ったんですけど、Krushのチャンピオンは日本最強、世界最強です。KO出来て良かったです」とマイクアピール。
9・21後楽園からスタートする挑戦者決定トーナメントに触れると「次の後楽園から4選手がトーナメントをやって、挑戦者が決まるけど、俺は負ける気がしないんで、全員でもいいからかかってこいよ」と豪語。「今日は韓国の選手に勝ちました。防衛戦もあるけど、そのあとは他の国の選手とやって世界最強への道を作りたい」と王者としての決意を語った。
今回の防衛戦に向けて“死守”というテーマを掲げた城戸。「あれから7カ月、戦い方がちょっと変わって強くなっている自信がある」と語ると共に「上手くハマれば絶対に一発で倒sる」と新必殺技の投入も予告。前日会見でも「山内さんがどんな戦い方をしても対策は万全。完璧。負けない」と余裕たっぷりに話している。
一方「Krushのベルトには特別な想い入れがある」と話す挑戦者・山内。「Krushはどっちが勝つか試合が終わるまで分からない。下馬評で圧倒的に有利だった選手が勝つ場合もあるし、不利だった選手がKOで勝つこともある」と番狂わせを誓い、「つまらなくても面白くても、最後に自分が勝っていればいい」と王座奪取への決意を語った。
1R、細かく構えをスイッチする城戸はオーソドックスから右ロー、バックブローを放つ。サウスポーにスイッチした城戸はじりじりと前進。強烈なミドルを蹴ると、左右のストレートで突進し、顔面への左のヒザ蹴りでダウンを奪う。再開後、山内が前に出ると、城戸はサウスポーから左ハイキック、奥足ローを蹴る。山内もバックブローや顔面への横蹴りで反撃。サウスポーの城戸は下がりながら左ハイキック、山内は右のパンチで前に出る。
2R、インローから前に出ていく山内。城戸は左ストレートから右フック、左ハイを蹴る。山内の蹴りをスゥェーでかわした城戸は左ハイを蹴って、右フックから左のヒザ蹴り。ジャブから奥足ローにつなげ、山内が前に出ようとすると顔面前蹴り、左ストレートを合わせる。山内はインローから右ストレート、右ハイキック。城戸は右手で距離を測りながら奥足ロー。山内の攻撃をバックステップでかわしながら、タイミングよく奥足ローを蹴る。
3R、山内がバックキックから一気に距離を詰めて右フック。城戸は左のヒザ蹴り、奥足ローを狙う。それでも山内は距離を詰めて右から連打、城戸は得意のバックブローを狙う。山内も城戸の右フックに右ストレートを合わせて前に出続ける。残り1分、山内が横蹴りから右。距離を潰してパンチ、右ハイキック、バックキックと畳みかけるが、城戸は下がって左ミドルと左ハイキックを蹴る。この展開のまま試合終了。1Rにダウンを奪った城戸が判定勝利し、2度目の防衛に成功した。
試合後、両者は正座してお互いに礼。立ち上がると抱き合い、健闘を称え合う。そしてマイクを持った城戸は「申し訳ない。しょっぱい試合して。でも今日発表しちゃいます。1カ月後、K-1 WORLD MAXに日本代表として出ます」と9月にスペインで行われるK-1 WORLD MAX世界トーナメントへの参戦を発表。「世界チャンピオンになって帰ってきます!」と宣言。最後はキックボクシングについて熱く語る梶原龍児&石川直生のモノマネで締めくくった。
Krush王者として最多となる3度の防衛成功、そして2年10カ月もの長きに渡り無敗街道を突き進んでいる“絶対王者”弘嵩。かつてRISEの絶対王者と呼ばれた板橋との試合を「僕はKrushのチャンピオンとしてKrushが最強だと思っているんで、それを証明するいい機会」とし「この試合はVS世界への最後の課題。しっかり倒して世界へ行く」と宣言。前日会見でも「勝つのは当たり前。それ以上のことを見せるのがベスト」と差を見せて勝つと王者として堂々のコメントを残した。
対する挑戦者の板橋も「非常に気合いが入っているので、このチャンスをものにして、一花も二花も咲かせたい」と闘志を燃やす。弘嵩の「世界へ行く」発言に対しては「勝てば(世界に)行ったらいいんじゃいいですか? 勝てれば」と意に介さず。「ベルトを獲ったら新しい風が吹くと思う」と王座交代を誓うと、前日会見では「明日はベルトを持って帰る。それだけです」と静かに語った。
1R、サウスポーの板橋がジャブと前蹴りのフェイント、弘嵩は鋭い右ハイキックを飛ばす。板橋は右手で距離を測ってインローを蹴る。弘嵩は距離を取りつつ、前足にロー、右ハイキックを蹴る。じりじりとプレッシャーをかけてインローを蹴る板橋。弘嵩が右ハイキックを蹴ると、板橋も右フックを合わせる。残り30秒、板橋が弘嵩の前足に左右のロー、左ストレートを当てるが、弘嵩もすぐに右ストレートを打ち返す。
2R、板橋がインローを蹴ると、弘嵩も右ミドル。これで快音を轟かせて、右の飛びヒザ蹴りを見せる。板橋もローを蹴りながら左ストレート、右フックから左ボディ。弘嵩は右ミドル、飛びヒザ蹴りを見せるが、そこに板橋が左ストレート。弘嵩はクリンチで追撃を阻止する。板橋のインローと弘嵩の右ミドルが交錯。板橋が左ストレートを打つと、組みつく弘嵩にレフェリーは警告。距離が詰まるとクリンチする弘嵩に注意が与えられる。
3R、板橋が左ストレート、弘嵩はバックキックを見せる。板橋がヒザ蹴りを返すと、弘嵩が組みついてレフェリーに注意を受ける。パンチで前に出る板橋に対して、弘嵩は下がりながら飛びヒザ蹴り。クリンチが多い弘嵩にレフェリーは再び注意を促す。パンチでプレッシャーをかける板橋が左フック、弘嵩も右を返す。弘嵩の飛びヒザ蹴りに板橋が右のカウンター、思わず弘嵩が組みつくとレフェリーは警告を与える。ヒザ蹴りで前に出る板橋と右ストレートを狙う弘嵩。板橋が左ストレートを当てて右フックにつなげる。
本戦の判定はジャッジ1名が30-29で弘嵩を支持。残り2名が30-30のドローとし、延長戦に突入する。
延長R、左ストレートで前に出る板橋。弘嵩も右ミドルを蹴って右ストレートを狙う。板橋が左ストレートを当てると、卜部はヒザ蹴り。しかし板橋もヒザ蹴りと左ミドルでボディを攻めて左フック。これが弘嵩の顔面を打ち抜き、挑戦者・板橋がダウンを奪う。再開後、一気に襲い掛かる板橋、クリンチする弘嵩を突き放して左右のフック。弘嵩も必死に飛びヒザ蹴りを繰り出すが、逆に板橋が左フックとヒザ蹴りを連打、左ストレートと右フックを叩き込む。
判定はジャッジ3名とも10-8で板橋。“絶対王者”弘嵩の牙城を崩した板橋が、第2代Krush-60kg級王者となった。試合後、板橋は「みなさんの応援のおかげで、ここまで来ることが出来ました」と感謝の言葉。「Krushの60kgは僕が狙われる立場なんで、休んでいるわけにはいかないですね。ますます60kgを盛り上げるんでよろしくお願いします!」と王者としてKrushを盛り上げるとファンに誓った。
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