大会情報

  • 日程 2019年02月16日(土)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1,850人(超満員札止め)

  • 開催日時概要

    17:00開場/17:15プレリミナリーファイト開始/18:00本戦開始

    大会概要

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合/Krushライト級/3分3R


    川上 浩平 Kawakami Kohei

    プレリミナリーファイト第1試合/Krushライト級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分5秒
    • ×
    x

    安田 学登 Yasuda Manato

     両者はアマチュア時代に2度対戦し、川上がいずれも勝利している。1R、安田が先に攻撃していくが、川上が右クロスを打ち込みダウンを奪う。安田は立ち上がるもダメージのある様子で、川上は再び右ストレート。これで安田から2度目のダウンを奪う。立ち上がるも足のおぼつかない安田を見てレフェリーが試合をストップした。

    プレリミナリーファイト第2試合/Krushバンタム級/3分3R


    橋本 裕也 Hashimoto Yuya

    プレリミナリーファイト第2試合/Krushバンタム級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/29:30/29:30
    • ×
    x

    藤田 和希 Fujita Kazuki

     デビュー戦で勝利し連勝を狙う両者、まずはサウスポーの橋本が左ハイキックを放つ。オーソドックスの藤田は小刻みなステップを踏み、そこからパンチを狙っていく。これに対し橋本は距離を取って蹴りで試合を組み立てようとする。前に出た橋本は右フックを放つが、一瞬早く藤田の左フックがヒット。橋本は前蹴りと左ミドルで藤田に対し距離を保つ。藤田はこれにパンチ&蹴りで対抗し、再びショートフックで橋本をとらえる。

     2R、藤田が右インローで先制するが、これがローブロー。橋本にインターバルが与えられる。再開後、橋本はやはり距離を作って左ミドルを藤田に打ち込む。飛び込まんとする藤田だが、橋本の作る遠い間合いに飛び込めない。右インローから間合いを詰めるきっかけを作ろうと右ストレートを当てる藤田。しかし橋本はすぐにバックステップして追撃を許さない。逆に橋本が左ストレートを伸ばして前に出ると、藤田は右ショートストレートをカウンターで当てる。

     3R、藤田は離れた距離から前蹴りを腹・脚へと小刻みに送る。橋本は左ミドルを返し、藤田のわき腹に滑り込ませる。藤田が出ていこうとすると橋本は左インローでストップ。そこから前蹴りを顔面に連発で送り優勢となる。しかしここで藤田が右ロングフックをヒット。橋本がグラつき、橋本に傾き掛けた流れを藤田が手元に手繰り寄せる。パンチで迫る藤田に橋本は跳びヒザ、前蹴りと打ち返すが、藤田もやはりフックで応戦して終える。判定は3者30-29で藤田。ハイレベルな戦いを制し、デビューから2連勝を飾った。

    プレリミナリーファイト第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R


    ソルデティグレ・ヨースケ Sol-de-tigre Yosuke

    プレリミナリーファイト第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        28:29/28:28/28:29
    • ×
    x

    聖也 Seiya

     1R、ヨースケはリングを回り右ローを蹴る。これに対し聖也はパンチで応戦するが、ヨースケはローと見せかけて右ストレートをヒットさせる。ヨースケはローにパンチを織り交ぜ、頭を振りながら左右のフックを連続でヒット。ヨースケが優勢となるが、ここで聖也がヨースケの前進に右ストレートを合わせ、足の揃っていたヨースケは倒れてしまいダウンが宣告される。立ち上がったヨースケはダウンの影響を感じさせず、右フックから右アッパーと乱れ打ち。これで聖也に鼻血を出させる。

     2R、接近戦でパンチ勝負を仕掛けるヨースケは右アッパーから左右のフック。聖也はこれにガードから右ローで反撃し、左フック、右ストレートも打ち返す。右ローで下がらせる聖也だが、ヨースケもこれにアッパー&フックで応戦。ヨースケはローが効いてきたか表情が険しくなってくる。アッパーやパンチに織り交ぜ自身もローを返すヨースケ。聖也も右アッパー、右ストレート、右ローとヨースケを攻めるが、残り15秒でヨースケもアッパーからストレート、ローと聖也を攻める。

     3R、聖也が前に出てヨースケをロープに押し込む。右アッパー、右ローの聖也に、ヨースケも右アッパー、左フックとパンチで応戦。聖也はこれにプッシングから右ロー。両者頭の位置が近くなってバッティングとなってしまいレフェリーから注意が出される。一進一退の両者。だが、前に出る圧力で勝っているのは聖也。口周辺を血で赤くしながらヨースケを下がらせていく。右フック、アッパーと放つヨースケだが聖也を押し返せない。

     判定は29-28、28-28、29-28の2-0で聖也。初回に奪ったダウンのリードを守り勝利した。

    第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R


    竹内 悠希 Takeuchi Yuki

    第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分58秒
    • ×
    x

    眞暢 Masanobu

     1R、両者オーソドックスで向き合い、眞暢が左フックをボディ・顔と振るっていく。離れた距離から踏み込んでの左フックが冴える眞暢。やや面食らった様子の竹内だが、眞暢の左ボディを肘でブロックして、逆に右フックから左フックを当ててダウンを奪う。

     再開後、左ボディフックを再び打ち込む眞暢。しかしダメージが残っているのか、打ち合いの中で竹内の右ストレートを当てられると前方に倒れてしまい、眞暢は2度目のダウンを喫する。これで2度のダウンを奪った竹内は残り時間が少ない中で一気にパンチを連打。防戦一方の眞暢を見て、レフェリーは試合をストップした。

    竹内のマイク
    「こんにちは。ほんと久しぶりに勝ててよかったです。眞暢選手ありがとうございました。みんな応援してくれていたので力になりました。チームキングス今日5人出るので、あと2人絶対勝つのでよろしくお願いします」

    ■試合後の竹内悠希選手のコメント
    「(試合を振り返って?)久しぶりに勝つことができて安心しているのとうれしいのと、1RKOという最高の結果を残すことができて。チームキングスと、解散になったんですけどフリーホークのみんなにも感謝してます。(対戦相手の印象は?)パンチが強いと思ってたんですが、蹴りもけっこう蹴ってきて、思った以上に焦った部分もありました。でも、二回目のダウンを取ったときに残り30秒だったんで、絶対に倒しきろうと思ってラッシュかけたら、KOすることができたんでよかったです。(今後の目標は?)僕の階級のチャンピオンが同じジムの鈴木勇人選手なんですけど、鈴木選手がK-1のチャンピオンになったときに、Krushのタイトルマッチができるくらいの選手を目指してがんばりたいと思います」

    第2試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


    亀本 勇翔 Kamemoto Yusho

    第2試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:27/30:27/29:27
    • ×
    x

    出貝 泰佑 Degai Taisuke

     1R、サウスポーの亀本とオーソドックスの出貝。ボディストレートを突き刺す出貝に、亀本は左ミドルで応戦。さらに出貝は右ストレートを顔へと伸ばすが、ここで勢いからバッティングとなってしまい額が割れ出血する。傷は大きく開いていたがドクターチェックの後で再開。出貝は血を滴らせながら変則的なフォームの右ストレートで襲い掛かる。だが、亀本も距離を取って左ミドルと左ストレート、入り際の右フックで出貝を迎え撃つ。

     2R、このラウンドも前に出る姿勢が目につく出貝。亀本は右ロー・左ミドルで出貝の突進をけん制する。これに対し出貝は右のパンチをストレート、ロングフックと使い分け、ヒット数を上げる。亀本も左ミドルから左ロングフックを見舞ってヒット。出貝は額の傷だけでなく鼻血も見られる。亀本は右に回って出貝の突進をさばき、自身の左フック、左ストレートを当てていく。

     3R、出貝は前に出て亀本にロープを背負わせる。そして亀本の左ミドルを警戒しながら右ストレートを浴びせていく。亀本は接近戦で出貝をプッシュし、左ミドルをボディに蹴ると左ストレートもヒットさせる。それでも出貝は前に出るが、そこへ亀本が左ハイキックをタイミングよくヒット。これでダウンを奪い試合を終える。判定は30-27、30-27、29-27の3-0で亀本。しかしKO勝利を上げたかったか悔しそうな表情を見せた。

    ■試合後の亀本勇翔選手のコメント
    「(試合を振り返って?)勝ったことにホッとしてるんですが、自分の中でKOできなかったら罰ゲームっていうのを勝手にやっていて。KO勝ちできなかったのでやっちゃったって感じですね。(対戦相手の印象は?)試合前、生意気なこと言ったりしたんですけど、昔から活躍していた選手でリスペクトはしていたので。出貝選手は思った以上に気持ちが強かったです。(今後の目標は?)今日、このあとスーパーバンタムのトーナメントの決勝がありますが、勝った方の最初の指名挑戦者になれるように一戦一戦勝っていきたいなと思います」

    第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


    林 勇汰 Hayashi Yuta

    第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/28:30/28:30
    • ×
    x

    佐々木 洵樹 Sasaki Junki

     1R、プロボクシングでキャリアを積んできた佐々木は、サウスポーからロー・ミドルと蹴りで先制。高い前蹴りを放って林のバランスを崩す。どんどん蹴りを放っていく佐々木。林のミドルを空振りさせつつ前に出て左ボディストレート。林は右ミドルを放つもかわされてしまいリズムに乗れない。

     2R、リーチと上背で勝る佐々木は右ジャブを連続で打ち、そこから前蹴り、左ストレートを飛ばし林を容易に近づけさせない。離れた距離でも佐々木は左ミドルを放ってヒット。さらに佐々木はバックブローも見せる。佐々木はジャブだけでなく前蹴りも巧みに使い、林の左フックの内側を右ショートフックで抜きフラつかせる。

     3R、佐々木は左ボディストレート・ジャブで前に出ながら、左ストレートとヒットを重ねる。林も左右フックを振るうものの、佐々木はさすがの動体視力でかわしていく。右ジャブを当て、そこから左ストレートにつなげる佐々木。さらに跳びヒザ蹴りも見せる。反撃に来た林の右ストレートをダッキングでかわして当てさせず、佐々木は試合を終える。判定は30-29、30-28、30-28の3-0で佐々木。ボクシングからの転向初戦、Krushデビュー戦で高い技術を見せ勝利した。

    ■試合後の佐々木洵樹選手のコメント
    「(試合を振り返って?)Krushのデビュー戦ということで、もちろん蹴りの対応をしてきて、そこに関しては少なからずできたのかな、と。でも、倒せなかったのは自分の弱さ、それだけですね。(対戦相手の印象は?)林選手は映像のとおりタフで、パンチが当たっても向かってきたので。まあ、勝てたんで次にはつながったと思いますが、ダメですね。会長にも怒られると思います。(今後の目標は?)プロボクサーでやってましたが、今後はキックボクサーとして成長できれば。これから盛り上げていければいいなと思います」

    第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R


    佐野 天馬 Sano Tenma

    第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        29:29/27:30/28:30
    • ×
    x

    TETSU Tetsu

     1R、まずはTETSUが左ミドル、右ローと先制。佐野は慌てることなくジワリジワリと歩を進め、ジャブ・ロー・ミドルと放っていく。TETSUは後ろ回し蹴りを放つが、佐野はよく見えておりクリーンヒットさせない。TETSUは左フックと右ストレートの連打で攻めるが、佐野は冷静にブロックする。しかしTETSUが接近戦から離れ際の左右フックをヒット。佐野もやや熱くなった様子で打ち返す。

     2R、TETSUは跳ねるように飛び込みながらのストレート、ミドル・ローと先手で攻める。だが、佐野はこれに下がらず押し返すが、ここでTETSUのヒザ蹴りが佐野の下腹部に当たり、佐野にインターバルが与えられた後で再開となる。佐野は戦法を変えずベタ足でグイグイ前進する。接近戦でボディフックを打ち込む佐野に、TETSUは離れ際の左フック、跳び込みながらのストレートと放って当てる。

     3R、TETSUは佐野の動きをよく研究している様子で、前蹴り・ジャブ・ワンツーと放って前進を食い止める。そして佐野に鼻血を出させると、ヒット&アウェーで佐野に反撃を許さない。TETSUは先にジャブ・ローを当て、その後ですぐ横にステップして佐野に追わせない。佐野はならばとヒザをボディに打ち込みながら前進。だがTETSUも右ストレートで反撃する。佐野もハイキックを当て試合終了となる。判定は29-29、30-27、30-28の2-0でTETSU。大好きだったと語る佐野から勝ち星を上げた。

    ■試合後のTETSU選手のコメント
    「(試合を振り返って?)佐野選手を初めて観たときのことが重なって、メチャ大きく感じました。それでも自分がやってきたことが間違ってなかったと思います。(対戦相手の印象は?)思ったよりローとか蹴り技が強かったです。その対策はしてたんですけど、けっこう封じ込められて。それでも勝ててよかったと思います。(今後の目標は?)ちょっとでも有名になって、自分の地元の枚方を盛り上げていければなと思います。押忍」

    第5試合/初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R


    OD・KEN オーディーケン

    第5試合/初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分41秒
    • ×
    x

    植村 真弥 Uemura Shinya

     最も体重が重かった時で140kgあったという植村。そこから89.3kgまで落として今回の初代クルーザー級王座決定トーナメントに臨む。対するOD・KENは「O(お客様)D(第一)」をリングネームに掲げ、昨年9月のK-1でも激闘を繰り広げてのトーナメント参戦だ。

     1R、植村が右ストレートと左フックを振るうが、OD・KENは下がらない。OD・KENは攻撃がよく見えており、植村のパンチをブロックし、右ストレートを打ち抜く。しかしOD・KENがパンチをまとめたところで植村の左→右フックがOD・KENの顔面をとらえ、OD・KENがダウンする。すぐに襲い掛かる植村だが、OD・KENはここで怯むことなく蹴りから右ストレートを打ち込む。さらにボディストレート、右ローで植村の動きを止める。

     2R、OD・KENはミドルから打ち合いに臨むが、植村はガードからピッチングのようなフルスイングの左右フックでOD・KENを脅かす。OD・KENはボディにヒザを打ち込み、植村をストップするが、植村はこれをしのぐとOD・KENをコーナーに押し込み、右から左、左から右とフックで猛攻し、OD・KENを打ち倒す。立ち上がったOD・KENだが、ダメージを見てレフェリーが試合をストップ。手数は圧倒的不利だった植村が重量級らしい攻撃力でKO勝利を収めた。

    植村のマイク
    「トーナメント優勝するために一生懸命練習してきました。みんな応援してくれるんで頑張ろうと思ってます。よろしくお願いします。

    ■試合後の植村真弥選手のコメント
    「(試合を振り返って?)とにかくKOで勝てたのがうれしいですね。応援してくれたみんなの前で勝ててうれしいです。(対戦相手の印象は?)強かったですね。野性的でパンチの出るタイミングがわからなくて。(今後の目標は?)ここまで来たら、ベルトを獲ってやろうと思ってます」

    第6試合/初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R


    愛鷹 亮 Aitaka Ryo

    第6試合/初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 2分31秒
    • ×
    x

    RUI Rui

     193cm長身のRUIとヘビー級から重量級での2階級制覇を狙う愛鷹によるトーナメント一回戦最後の一戦。

     1R、オーソドックスの愛鷹に対しRUIはサウスポー。重心を低くした愛鷹は上半身を振ってRUIに迫るが、RUIは前蹴り、そして顔面を狙ったヒザを突き上げる。RUIはヒザを巧みに使い、顔とボディに突き刺していく。RUIはこれで愛鷹の前進の勢いを落とし、距離を取ってミドルを当て、自身のペースで試合を進める。

     2R、愛鷹はこのラウンドも重心を低くしてRUIに迫る。RUIは頭の位置の下がった愛鷹にボディ・顔とヒザを突き上げる。のっしのっしとRUIを追っていく愛鷹。だがなかなかRUIの懐に入れず、剛腕フックを振るうも空を切る。愛鷹の前進を組んで抑えるRUIにレフェリーから注意が与えられる。

     3R、愛鷹はRUIに対し、距離を詰めれるようになってきたか、間合いを詰めてボディフックを打ち込む。RUIはクリンチする場面が増えるが、顔面へのヒザ、顔面前蹴りとヒット。なおも前に出る愛鷹だが、RUIはそこにタイミングを合わせ、顔面へのヒザをクリーンヒット。愛鷹はそのまま崩れ落ちてダウン。立ち上がった愛鷹だが足のフラつきを押さえられず、RUIのKO勝利が告げられた。

    RUIのマイク
    「愛鷹選手、戦ってくれてありがとうございます。みんなに言っていたように蹴り倒すことができてホッとしています。キングスのみんな、いつもありがとうございます。見てもらったようにまだまだ僕には伸びしろしかありません。5月の準決勝までにもっともっと鍛えてもらって最高の状態で迎えたいと思います。5月はもっと強くなったRUIを見に来てください。今日のメインイベント、玖村将史がベルトを巻くと思います。しっかりメインを締めてくれると思うので、みなさん熱い思いで応援お願いします」

    ■試合後のRUI選手のコメント
    「(試合を振り返って?)チームのみんな、応援してくれているみんなのお陰で勝てました。(対戦相手の印象は?)思ったとおり男気あふれる、前に前に出てくるブルファイターでしたね。ただ、キングスにいる木村“フィリップ”ミノルのフックにに比べたら全然遅いし、効きもしなくて。ローキックも松岡力のほう痛くて重いし。チーム・キングスは恵まれてるなって思います。いまこう言ってるだけで、本当にチームの存在が……(涙)。とりあえず勝って、準決勝にコマを進めることができてよかったです。(今後の目標は?)Krushで兄貴分の鈴木勇人がキングスにベルトを持ってきてくれて、今日は三本目のベルトを玖村将史が持ってきてくれると思います。早くて7月の決勝戦、キングスに四本目のベルトですかね。僕が持ってきて、もっと銀河系軍団として弾みをつけたいと思います。RUIとチームキングスをお願いします」

    第7試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    剣闘士“俊” Kentoshi Syun

    第7試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 0-3
        9:10/9:10/9:10
    • ×
    x

    里見 柚己 Satomi Yuzuki

     昨年11月のKHAOSで行われたWSRとのジム対抗戦で大将として出場した剣闘士はKO勝利でK-1ジム総本部を勝利に導いた。対する里見は同じ昨年11月のKrush10周年大会のメインイベントでレジェンド山本真弘を沈めた。改めてベルトを目指すと宣言した剣闘士と、今年は全試合KOを狙う里見。KOの予感が漂う一戦だ。

     1R、オーソドックスの剣闘士に対し、里見はサウスポーからの左ミドル、左ハイを飛ばして先制。剣闘士も右ミドルを返していくが、里見は変わらず左ミドル&ハイ、そして左ストレートを伸ばしていく。この左ミドルで剣闘士を下がらせる里見。剣闘士の右腕は赤くなり始め、里見は左のハイ、前蹴りもヒットする。剣闘士も右を蹴り返すが、やや攻撃の数が少ないか。

     2R、剣闘士は里見の左ミドルに右ローを蹴り返して嫌がらせる。だが、里見は左ストレートを織り交ぜて再び左ミドルを放っていき、剣闘士にペースを渡さない。里見は蹴りの距離を保ち、ミドル・ハイで剣闘士を懐に入れさせない。だが、剣闘士は接近に成功すると、ボディフックを打ち込み、これで里見を嫌がらせる。さらに顔面へのヒザも里見に決める。

     3R、一気に前へ出た剣闘士は里見をロープ・コーナーに追い詰める。このラウンド、ギアを上げてきた印象の剣闘士。里見は横にかわして左ミドル、左ストレートを振るうが、剣闘士はこれまでのラウンドのようには決めさせず、間合いを詰めて右ミドル、右ローを里見に決めていく。さらに剣闘士が左ボディフックを決めると里見は口が開いてきて苦しそうな様子を見せる。剣闘士の圧力と前進で下がる里見。判定は29-29、30-29、30-30で剣闘士に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

     延長R、剣闘士は3Rのように前へ出ていくが、里見も容易にはそれを許さず、いったん横へかわし、左ミドルと左ストレートで剣闘士を下がらせる。だが、この攻勢をしのぐと剣闘士は再び前に出ていく。右ボディストレートを決める剣闘士だが、里見はハイキックとストレート。剣闘士は目の周辺から里見の攻撃で出血が見られる。ダメージがあるか、剣闘士はやや動きが落ちる。なおも前に行く剣闘士だが、里見は下がらせられながらも右フックと左ストレートで応戦して試合を終える。判定は3者10-9で里見。3Rの劣勢を延長戦でひっくり返し勝利を上げた。

    ■試合後の里見柚己選手のコメント
    「(試合を振り返って?)相手が強くて、勝者は自分ですけど、俊選手の健闘も称えてほしいです。(対戦相手の印象は?)気持ちが半端なく強くて。ちょっと自分が油断してた部分、調子に乗って余裕をこいてたのが反省点ですね。(今後の目標は?)自分の一番の取り柄のKOができなかったのが反省点です。もっと練習して強くなりたいので、これからも変わらず応援お願いします」

    セミファイナル(第8試合)/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    レオナ・ペタス Leona Pettas

    セミファイナル(第8試合)/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/29:28/29:28
    • ×
    x

    朝久 泰央 Asahisa Taio

     昨年9月交通事故に遭い、そこからの復帰戦となるレオナ。対するは2年前に対戦し判定勝利を上げている朝久。昨年12月のK-1では元Krush王者である安保瑠紅に観賞した朝久がリベンジするか、「試合で分からせる」と語ったレオナが有言実行するのか。

     1R、朝久はサウスポーからのローを当てスタートするが、すぐオーソドックスに変わってレオナと向き合う。スッと自然に構えを変える朝久は飛び込んできたレオナにサウスポーからの左ショートストレートを当てる。朝久が優勢に見られたが、レオナは打ち合いの中でまず右ストレート、そして続いての左ストレートからパンチをまとめてダウンを奪う。再開後、朝久はサウスポーから左ハイキックをヒット。朝久はダウンの影響を感じさせず、1R後半は蹴りを主体に試合尾進める。

     2R、やや左目の横が赤く腫れ上がって見える朝久。左右に構えをスイッチし変則的なスタイルだが、当て勘に優れるレオナは打ち合いの中で右ストレートで朝久をとらえる。右ローを1発、2発とと当てていく朝久。これに左足を赤くするレオナだが、ラウンド終盤は左フックと右ストレートで朝久を襲ってを終える。

     3R、朝久は前蹴りからバックブローを繋ぐトリッキーな攻め。これをもらうレオナだが、動じることなく左フック、ストレートとパンチを朝久に打ち込む。右ロー、左インローと放ちレオナの左足を赤くさせる朝久だが、レオナはこのローの影響を見せない。朝久はバックブローを放つが、レオナは見えているか当てさせない。判定は30-28、29-28、29-28の3-0でレオナ。交通事故からの復帰戦を勝利で飾り、朝久を返り討ちにした。

    ■試合後のレオナ・ペタス選手のコメント
    「(試合を振り返って?)1Rで倒しきってやろうと思ったんですが、なかなか倒せなくて。打たれ強くて。でも、朝久選手は強かったですけど、オレのほうが強かったってことですかね。(今後の目標は?)今年、ベルトがいっぱいほしいので。朝久(裕貴)選手、弟を二回倒したから、兄貴がそろそろ中国のベルトを賭けて僕とやってもいいんじゃないかなって思ってます。そのあいだにKrushのベルトを賭けて、タイトルマッチができれば一番いいかなと思っていて。僕、今年はベルトコレクターになりたいと思っているので、そんな感じですかね」

    メインイベント(第9試合)/第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


    軍司 泰斗 Gunji Taito

    メインイベント(第9試合)/第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/28:30/28:30
    • ×
    x

    玖村 将史 Kumura Masashi

     K-1甲子園を制し、Krushでもバンタム級王座を獲得、今回の試合で2階級制覇を狙う軍司と、昨年1月のKrush初参戦から順調にステップアップし、無敗で王座戴冠を目指す玖村。軍司の2階級制覇か、あるいは玖村が無敗で戴冠を果たすか。20歳同士によるスーパー・バンタム級王座決定戦。

     1R、玖村は前蹴りで軍司を抑え、軍司が前に来ると左ショートフックをヒット。しかし軍司がボディフックを振るっていったところで軍司の頭が玖村の鼻筋にバッティングで当たってしまい、ドクターチェックが行われる。再開すると、ジャブ・左フック・右ストレートを振るう軍司に対し、玖村は前蹴りで抑え、そこから右ストレート、左フックに繋げる。ラウンド最後にも玖村が軍司の左ジャブに右クロスをかぶせてヒットし終える。

     2R、ステップインしてパンチを振るう軍司だが、再び玖村にバッティングとなってしまう。やや時間をおいて試合再開。玖村はバッティングを気にしながらも左ボディフックを打ち込み、軍司のミドルもスウェーでかわす。ジャブ・左フックと先手で放つ軍司だが、玖村はカウンター、あるいは打ち返しで左フック・右ストレートでヒットを上げる。玖村は多発するバッティングにも熱くなることなく、歩を進めてブロックから打ち返しのパンチを当てていく。

     3R、開始すぐに放った軍司のローが下腹部に直撃。玖村はダメージの回復に努める。再開後、両者がパンチを交錯させると頭を低くした軍司がまたもやバッティングになってしまい、玖村は顔をしかめる。玖村は右ストレートを当て、前蹴りを入れた後にも右ストレートでとらえるが、軍司は影響を見せない。ディフェンスよりもオフェンス重視で、顔・ボディと左フックを振って攻める軍司。しかし玖村は軍司の左フックを空振りさせて右ストレートをヒット。さらに軍司のミドルをかわして玖村は左フックも当てる。軍司は口の中に負傷が疑われドクターがチェックする。再開後も玖村は軍司の攻撃を見切って当てさせずに試合を終える。判定は30-29、30-28、30-28の3-0で玖村。無敗での戴冠を成し遂げた。

    玖村のマイク
    「軍司選手は元々バンタム級(53kg)のチャンピオンで強い選手なのは分かっていて、その選手とタイトルマッチだったのでずっと不安で、怖かったんです。でもみんながジムでずっと練習を見てくれて、だんだん自信に変わってきて、こういう結果に繋がってよかったと思います。チームキングスのみなさんありがとうございます。

     僕たち玖村兄弟は兄の修平と大阪でやっていて、Krushに出られると思っていなくて、チャンピオンになれたのは夢のようです。まだまだここがゴールとは思ってなくてスタートなので、これからもっと強い選手が集まってくるような強いチャンピオンになりたいと思います。これからもチームキングスはじめ、僕たち玖村兄弟の応援をお願いします」

    ■試合後の玖村将史選手のコメント
    「(試合を振り返って?)課題はいっぱいあったんですけど、チャンピオンになれたことにホッとしています。(対戦相手の印象は?)パンチが想像以上に強かったです。(今後の目標は?)全然まだまだチャンピオンとして、今日の試合内容ではダメだと思うので。もっと世界中から強い選手がKrushに集まってくるような選手になりたいと思います。(バッティングやローブローの影響は?)ないと言ったらウソになるんですけど、それで集中力が切れるのはダメだと思ったので、そこは意識して戦ってました。(相手のボディは?)来るのはわかっていたので想定内でした。(攻撃の手応えは?)打ち合っても負けないなと思ったので、パンチでいきました。(スーパー・バンタム級で戦いたい選手は?)K-1でダントツで強い武居由樹選手とやらないといけないなって思っています」