Krush
2019.08.12
#NEWS

1R、サウスポーの藤橋がジャブを突いて前に出る。翔也も右ミドル・右ローを蹴り返す。藤橋が左ストレートからパンチをまとめてヒザ蹴り。翔也がミドルを蹴って前に出ていくと、藤橋はヒザ蹴りで迎え撃つ。藤橋がジャブとヒザ蹴り、翔也が左フックを打つ。
2R、ガードを上げてプレッシャーをかける翔也。藤橋はジャブを突いて左ストレート、左ミドル、ヒザ蹴りを当てる。前に出続ける翔也、藤橋が距離を取りながら攻撃を当てる展開が続く。
3R、翔也が一気に前に出て右ボディから左フック。藤橋は前蹴りと左ミドル、そこから顔面へのヒザ蹴りを狙う。このラウンドも藤橋が距離を取りながら戦い、翔也が前に出る展開で試合終了。判定はジャッジ3名とも藤橋を支持し、藤橋が最終戦を勝利で終えた。(藤橋=勝ち点5、翔也=勝ち点5)
■試合後の藤橋光選手のコメント
「(WILDRUSHを振り返って?)前半はうまくいかなくて。最初の2敗でけっこうやる気がなくなったんですが、最後は2連勝できてよかったです。(手応えを掴んだ?)今日は微妙なんですけど、前回はKOできたので。(今年最後の試合でしたが?)ステップアップができたのか、自分ではわからないですけど、着実に試合は慣れてきた感じはあるので。ここからがんばりたいですね。(来年の目標は?)タイトルマッチをやって、チャンピオンになりたいですね。(今回、WILD RUSHの優勝者が決まりますか?)悔しいですけど、個人的には小澤選手にいってほしいなと思いますね。自分も追いかけていきたいです」
第1試合で翔也が藤橋に敗れたため、この試合の結果を待たずに小澤の優勝が決定。小澤が勝利で有終の美を飾るか? それとも伊藤が最終戦で爪痕を残すか?
1R、サウスポーの小澤に対して、伊藤が蹴りを見せながら前進。小澤も左ミドルを蹴り返し、左フックからパンチをまとめて前に出る。伊藤は右ミドルを蹴って、右の飛びヒザ蹴り。小澤も左ストレートから手数を増やす。
2R開始のゴングと同時に飛びかかっていく小澤。伊藤が右ミドル、小澤が左ローを蹴る。お互いに激しく蹴り合う展開の中、小澤は左ミドルと左ロー。伊藤が右のヒザ蹴りで前に出ると、小澤は右フックを返して前に出る。小澤が左ローを連打すれば、伊藤は右ハイキックを蹴って譲らない。
3R、お互いにミドルとローを蹴り合い、伊藤のヒザ蹴りと小澤の右フックが交錯。伊藤はしっかりガードを上げてヒザ蹴り。小澤もそれをブロックして右フック・左ミドルを返す。残り30秒、両者ともパンチとヒザ蹴りで激しく打ち合い、試合終了のゴング。判定は1-1のドローに終わり、勝ち点1ずつを分け合う形に終わった。なお今年のWILDRUSHリーグは以下の順位で幕を閉じた。
1位 小澤海斗(勝ち点9)
2位 朝久裕貴(勝ち点8)
3位 伊藤健人(勝ち点6)
4位 藤橋光(勝ち点5)
5位 翔也(勝ち点5)
6位 林京平(勝ち点1)
■試合後の小澤海斗選手のコメント
「(試合前にWILDRUSHの優勝が決まりましたが?)全然、試合前は優勝とかは意識しなかったです。ただ、目の前の相手を倒すことだけ考えてました。でも、今回慎重になりすぎて、相手を見すぎたかなと思います。(今年を振り返って?)戦う相手全選手、それぞれ強い部分があって。いろいろ気づかされた部分が多かったです。(WILDRUSHが始まる前に「優勝は別に目的じゃない。その先を見てる」というコメントもありましたが?)優勝は自分の中で通過点であり、もっともっと先を見ているので。まだまだ、小澤海斗はこんなもんじゃないというのを見せます。(このあとのセミファイナルで勝った方と、王座戦で対峙しますが?)どっちが来ても準備万端です。どっちが来ても関係ないです。僕なりのペースで、スピードで圧倒したいと思います。ベルトは僕のモノです。Krushを盛り上げて、全部の格闘技を盛り上げて。小澤海斗から盛り上げようと思います」
1R、ジャブを突いて前に出ていく渡辺。鈴木も距離を取りながらジャブを返すが、渡辺が右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。再開後、鈴木もすぐに左フックと右ローで前進。この左フックでダウンを奪い返すと、ラウンド終盤には後ろ廻し蹴りもヒットさせる。
2R、ジャブ、ワンツーで前に出る渡辺。鈴木は左フックからパンチをまとめてヒザ蹴りにつなげる。プレッシャーをかける鈴木が左ボディとヒザ蹴り。渡辺もハイキックを返すが、プレッシャーをかけ続ける鈴木がパンチ・ヒザ蹴りをボディに叩き込む。残り10秒、渡辺の右ストレートがヒット。鈴木も左フックを返す。
3R、渡辺がワンツー、アッパー、ヒザ蹴りで猛ラッシュ。鈴木も右ストレートとヒザ蹴りで前に出る。足を止めてパンチで打ち合う両者。鈴木がボディの連打で前に出て、左フックから右ストレート。渡辺も右ストレートと左ハイを蹴るが、鈴木は下がらない。このまま試合終了となり、判定3-0で鈴木が逆転勝利を収めた。
■試合後の鈴木雄三選手のコメント
「(半年ぶりの復帰戦ですが?)ダメダメでしたね(苦笑)。練習でやったことが出せなかったです。とりあえず、身体の力の差だけで勝てたかな、と。何も技術的には勝ってないです。(ダウンの応酬がありましたが?) 最初にダウンを食らって、ダメでしたね。(反省しっぱなしの内容ですか?)いやもう……。 練習時では過去最強の仕上がりではあったんですけど、リング上でその動きが出せなかったので申し訳ないですね。(-58kgが動き始めてますが、来年の目標は?)もちろん、王座を狙いにはいきたいですけど、今日の試合内容では語る資格がないですね。とりあえず、練習の動きをリングで出せれば、また展開は変わると思うので。いまの自分の力が弱いわけではないと思うので。ホント、今日は悔しいです。口で言ってもしょうがないので、リングの上で力を見せます」
1R、サウスポーの両者。亀本が前蹴りと左ストレート、瀧谷もグルグルとリングを周って左ハイを蹴る。ジャブ・前蹴りで距離を取る亀本。これでしっかり距離をキープし、左ストレートを当てる。瀧谷も亀本のヒザ蹴りをブロックして左フック、ステップを使って飛び込むチャンスをうかがう。
2R、右を突いて前に出る瀧谷が左ストレート。亀本も距離を潰してヒザ蹴りを返すが、そこに瀧谷が左フックを当てる。瀧谷が飛び込むような左ストレートを打てば、亀本も左ストレートを返す。残り20秒、瀧谷が左ストレートを当てて、下がる亀本に連打をまとめる。
3R、ステップを使う瀧谷が右フックから左ストレート。亀本はヒザ蹴りで迎え撃つ。前蹴りとミドルで前に出る亀本。瀧谷もパンチをまとめて前に出ていくが、亀本も下がらずパンチとヒザ蹴りで応戦する。本戦はジャッジ1名が29-28で亀本を支持するも、残り2名は29-29と差をつけず、延長戦へ。
延長R、瀧谷がワンツー、亀本も左ストレートを返す。お互いに足を止めて打ち合う中、瀧谷が左ストレート・右フックから左ハイキック、亀本も左ストレート・ヒザ蹴りを打ち返して譲らない。瀧谷がパンチをまとめて左ミドル、亀本も左ストレートで前に出る。ここで両者にクリンチの減点1が言い渡される。最後は瀧谷がパンチ、亀本がヒザ蹴りを見せたところで試合終了となった。延長判定はジャッジ3名とも1ポイント差で亀本を支持。代打出場の亀本が瀧谷を下す金星を挙げた。
■試合後の亀本勇翔選手のコメント
「(見事な勝利でしたが、試合が決まってからの心境は?)やる前から自信はあったんですけど。正直、いまの自分の実績が物足りなくて……不安もあったんですけど、自分らしい動きが前よりはできたと思うので、ホッとしてます。(今回の試合、オファーも急だったのでは?)そうですね、試合の9日前くらいに。オファーをいただいたときはうれしかったですね。こういうチャンスをいただいて。僕は絶対に獲れると思っていたので。(ビッグネームの瀧谷選手に勝ったことについては?)一つの大きな山を越えられたなと思っています。でも、まだまだこれからなんで、より気を引き締めます。(今日は-53kgではなかったですが、新設される-53kgのベルトを巡る戦いの中心選手に勝ちましたが?)素直に注目してもらえると思うので。最近、-53kgも熱い選手が集まってきているので、その中で主役になろうと思ってます。そして、ベルトを巻きたいと思います(瀧谷選手に勝ったことで大きなものを背負うことになりますが?)そうですね。広島から上京したときから覚悟は決めてるので、このまま突き進むだけです。絶対に僕が初代チャンピオンになります!」
1R、松倉が距離を取りながら左ミドルと右ロー。内山もジャブを返してパンチで前に出る。ジャブと右ローでプレッシャーをかける内山に対し、松倉は左ミドルを蹴って右ストレートのカウンターを狙う。
2R、内山の前足にローを集めて前に出る松倉。左ボディを当てると、続く顔面への左フックでダウンを奪う。再開後、松倉が再び飛び込むような左フック。これで内山が崩れ落ち、松倉が鮮やかなKO勝利を収めた。
試合後、松倉が「最近の俺は試合がつまらなかったし、自分でも試合を見て早送りしてたけど、久しぶりにKO出来てよかったです。自分はエリートじゃないし、色々と挫折もしているけど応援してくれる人がいて頑張って来れました。みなさん、お待たせしました。これからの俺は全員ブッ飛ばすんで強いやつをぶつけてください!」と力強く語った。
■試合後の松倉信太郎選手のコメント
「(試合後、喜びを爆発させてましたが?)ホントにひさしぶりのKOだったので。TRY HARDに移籍する前くらいから、KOできなくなくなって。移籍してから、試合だけじゃなくて、いろんなことを教えてもらって。それでもやっぱり、すぐは効果が出なくて、周りで応援してもらってる人に、はがゆい思いをさせてしまってたんですけど。なんか、一つかみ合えば直ると思ってたので。これで本調子に戻ると思うので、周りの人にはお待たせしましたって言いたいです。
(自由に戦うスタイルが復活ですか?)はい。インターバルもセコンドに絶対倒せるって言ってもらえて。ホント、倒した感覚が凄い昔だったので不安はあったんですけど。精神的な部分が大きいと思うんですけど、今回は楽しい感じで戦えて、それが結果につながったと思います。まあ、70kgはほかの選手を見ても、あんまりパッとしないと思うので。中島さんは強くて尊敬してますけど、ほかの選手には自分は負けてないし。KrushでもK-1でも、強い相手を当ててもらって、強さを証明していきたいと思います。今まで、今日みたいな相手を倒せなかったんですけど、サクっと倒せたのは大きいですね。これから負ける気は全然しないです。
(この勝ちを踏まえ、来年の目標は?)すぐにでもKrushのタイトルがほしいし、K-1の強いヤツとやってもいいし。まあ、何があったかアレですけど、グレゴリアンはあんなに強いのに繊細なヤツなんだなって。意外とビビリなのかなっていうところがあるので。怖さも全然ないので、やってみたい気持ちがあります。ガンガンやらせてほしいですね。(グレゴリアンが繊細だと思った理由は?)なんか、今回試合がなくなったりして。試合はアグレッシブだけど、思ったより緻密なタイプなのかなって。まあ、日本人として大和魂というか、それで対抗できるのは俺しかいないと思うので。ガンガン、上でやらせてほしいです。ホントにグレゴリアン、マジでやりたいので。俺、相当繊細ですけど、俺より繊細だと思うので。それを知ってて挑むのと、知らないで挑むのは全然違うと思います。やっちゃいたいですね」
1R、お互いに右ローを蹴り合う展開から、山崎が距離を詰めて右アッパーと右フック。小鉄がジャブとローで前に出ていくが、山崎も右ミドルと左ボディを返す。残り30秒、山崎がボディブローで前に出ると、小鉄はそこに右フックを狙う。
2R、山崎が左ボディと左アッパー、小鉄も右フックを返す。山崎はじりじりとプレッシャーをかけて右ロー、小鉄もジャブと前蹴りで距離を取ってローにつなげる。山崎が右フックと右ボディ、小鉄も右フックと右ローで応戦する。最後はお互いに右ストレートとローで打ち合う展開でラウンド終了となった。
3R、ローを蹴る山崎に小鉄が左右のフックで突進。山崎も右ストレートを顔面とボディに打ち分けて前に出る。山崎が左ボディと右アッパー、小鉄は右ローを蹴り返す。ここで小鉄が意表をついた飛びヒザ蹴り。これで山崎の動きが止まり、追撃の右ストレートでダウンを奪う。
再開後、すぐにパンチで襲いかかる小鉄だったが、山崎も退かずに打ち合い、左フックでダウンを奪い返す。残り30秒、激しく打ち合う両者だったが試合終了のゴング。判定は28‐27(小鉄)、28‐27(山崎)、28‐28と割れ、延長戦へもつれこむ。
延長R、互いに強烈なローを蹴り合い、山崎が左ボディ。小鉄も右フックを叩きつける。じりじりとプレッシャーをかける山崎がジャブ、ワンツー、左ボディ。小鉄もジャブと右ローで応戦する。残り30秒、山崎がパンチ、小鉄がヒザ蹴りで前に出る中、山崎の右ストレートが当たる。ダウンを奪い合う激しい打ち合いは山崎に軍配が挙がった。
■試合後の山崎陽一選手のコメント
「(死闘でしたが?)ダメですねえ(苦笑)。先にダウンを取られちゃったので。結果、勝ったのでよかったですけど、それだけですね。(7月以来、久しぶりの試合でしたが?)試合がこれだけ空いたのが初めてだったんです。アップの段階ではよかったんですけど、試合が始まったら固いかったのか、少し相手を見すぎちゃいましたね。(小鉄選手の印象は?)小鉄選手も一度負け越して、一回休んでから復帰して勝っているので、そういう経験はデカいのかな、と。ふつうにパンチをもらいましたし、強かったです。研究されてるのかなと思いました。(現在、-70kgの王者は、山崎選手が敗れている中島選手ですが?)中島選手にはタイトルマッチで負けてますし、1勝1敗なので、もう一度戦いたいです。今日の試合じゃなんとも言えないですけど。(来年の目標は?)全部レベルアップして、中島選手の前に立ちたいなと思ってます」
1R、サウスポーの真弘が左ストレートを伸ばして前に出ていく。闘士は右の前蹴りで距離を取って左フックを狙う。闘士が右ストレートで飛び込むと、真弘はすぐに左フックを返す。右ミドルを蹴って、右ストレートからパンチをまとめる闘士。真弘が左ミドルを蹴ったところに、闘士がカウンターの左フックをズバリ。この一発で真弘がばったりと倒れ、闘士が鮮やかなKO勝利を収めた。
試合後、闘士は「さあ一発! 今から忘年会に行く人がいると思うんで、美味いビール飲んでください。乾杯!」とファンにメッセージ。さらに「宮田(充Krushプロデューサー)さん、前田(憲作K-1プロデューサー)さん、来年期待してます!」と2016年の飛躍を誓った。
■試合後の闘士選手のコメント
「(会心の勝利でしたが?)もう、自信しかなかったですね! 一緒に千葉で住んでる良太郎っていう選手と、対策を練って。もう、負ける気もしなかったし、何も怖いものもなかったです。(山本真弘選手は一時代を築いた選手ですか?)だから正直、下がってる32歳と、いま上がってる32歳の違いですよ。全然、熱くもないし、スピードもないし、俺のほうが強いし。パンチも蹴りも見えたし。俺のほうが強いです。
(今年はK-1にも出場し、今日は大きな勝利を得ましたが?)1月に韓国のチャンピオン、7月に現チャンピオンの卜部選手とデカい舞台で戦って、ここでヘンな試合するわけにはいかないし。いや、俺、強かったな~、強かった(笑)。(来年の目標は?)もう、見てのとおりだと思います。あとは上の人たちが判断してくれればいい話ですし。今日は俺の実力で出たKOだと思いますし、もう何も、僕から言うことはありません。これが実力です」
過去の対戦成績では2戦2敗と分が悪い大滝だが「過去2回とは違った展開になると確信しているので楽しみです」とキッパリ。対する神戸は「舐めずに普通にいつも通り戦います。過去に自分が勝っているという意識はないです」と語っている。
1R、いきなりパンチをまとめて前に出ていく大滝。神戸もカウンターの右ストレートを当てるが、大滝は右ストレートで飛び込んでいく。距離を取りながら右アッパー・左フックで前に出ていく大滝。神戸も左フックを返し、パンチの手数を増やす。
2R、神戸が右ミドル、大滝はそこに左フックで飛び込んでいく。ジャブを顔とボディに打ち分け、左フックまでつなげる神戸。ボディ打ちで大滝の動きを止めて、右ミドル・右ストレートを当てる。大滝は果敢に右ストレートから前に出ていくが、神戸は左フックと右アッパー。左ボディからパンチをまとめて、右ハイキックを狙う。
3R、前蹴りとミドルで距離を取る神戸。大滝が左右のボディから前に出ると、神戸も同じようにボディからパンチを返す。圧力をかけて前に出る大滝は右ストレートと飛びヒザ蹴り、神戸も右ストレートを返す。神戸をロープに詰めてパンチをまとめる大滝。神戸も左右のフックを打ち返す。
ノンストップの激しい打ち合いは判定2‐0で神戸が勝利。これで2月5日の後楽園大会に行われる第2代-58kg王座決定戦は神戸×WILDRUSHリーグ優勝者・小澤に決まった。試合後、小澤がリングに上がり、タイトルを争う神戸と小澤が王座決定戦へ向けての意気込みを語った。
小澤海斗
「2月は何が何でも勝ってチャンピオンになって、小澤海斗の第1章をスタートさせたいと思います」
神戸翔太
「久々の試合で動けなかったけど、2月は死にもの狂いでベルトを獲りに行くんでよろしくお願いします」
■試合後の神戸翔太選手のコメント
「(大滝選手とは3度目の対戦でしたが?)3度目だし、試合のブランクがあったので、思うようにいかなかったですね。練習もまったくやってない期間があったので、試合前はひさびさにビビってました。(今回の勝利でWILDRUSHの優勝者である小澤選手と、来年2月に-58kgの王座決定戦で対峙することが決まりましたが?)やっぱり、Krushにふさわしい試合、気合い入れた倒す試合をしたいですね。べつにKOで勝つ試合が好きなわけではないんですけど、KrushやK-1に出る以上は、それを目指していきたいです。(小澤選手の印象は?)1年間、戦い抜いてきた選手なので、強いと思います。(2月に向けた意気込みは?)ベルトに挑戦するのは3度目で、次はないと思っているので、2月に全部ぶつけられるようにやっていきたいと思います」
K-1で武尊を苦しめた強豪ハメッシュとの対戦に向けて「強い選手と戦えることにワクワクしています」という堀尾は「僕はいつもの前に前に出るスタイルで自分のペースに持っていきたい。武尊選手がKOできなかったハメッシュ選手を倒せばみんな驚くと思うし、みなさんがびっくりするようなKOシーンを見せたい」と正面突破を宣言。
一方のハメッシュも「ずっと日本、Krushで試合をしてタイトルをかけて戦うことは夢だったから、格別の気持ちがある」とKrush王座への思い入れを語り「どちらがKOで相手をぶっ倒すか、期待してほしい」とKO決着を予告している。
1R、ガードを上げてじりじりと前に出ていくハメッシュ。堀尾も前蹴りで距離を取るが、ハメッシュが強烈な右ストレートからヒザ蹴りを突き刺す。一気にパンチで前に出ていくハメッシュ。堀尾もそこにカウンターの飛びヒザ蹴りを当てる。一旦、距離が離れるとハメッシュはすぐにパンチを振って突進。ワンツー、ヒザ蹴りで堀尾を攻め立てる。
2Rもパンチで前に出ていくハメッシュ。堀尾も前蹴りで距離を取ろうとするが、ハメッシュは下がらない。堀尾がハメッシュのボディにパンチをまとめると、ハメッシュは右ストレートと左のヒザ蹴りを突き刺す。パンチ&ヒザ蹴りで前に出続けるハメッシュ。終盤、堀尾も右フックを返す。
3R、ハメッシュがワンツーと右フック。堀尾はボディブローとヒザ蹴りのカウンターを狙い、左ハイキックを当てる。堀尾は左右のボディ、左ミドル、飛びヒザ蹴り。顔面前蹴りを当てると、ハメッシュをコーナーに詰めて右ストレート・飛びヒザ蹴りを発射する。ここで蹴り足キャッチを多用するハメッシュに減点1が与えられる。再開後、ハメッシュは左右のフックで突進、堀尾も足を止めて打ち合う。
判定はジャッジ1名がドロー、残り2名が1ポイント差という僅差で堀尾の勝利。辛くも王座防衛に成功した堀尾は「KOすると言っていたのにギリギリの勝ちで申し訳ありません。でもずっとKrushを見てきたみなさんのおかげで勝つことが出来ました。この歓声を受けた分、恩返しできるようにKOで勝ちます」とファンに告げた。
■試合後の堀尾竜司選手のコメント
「(Krush、今年最後の試合でしたが、振り返っていかがですか?)本当に武尊選手も言ってましたが、ハメッシュ選手は今までにないやりにくさを感じました。全然、イメージしてた動きができなくて、みなさんに喜んでもらえるような試合にならなくて。ちょっと、反省点がいっぱいなので、あとで勉強したいと思います。(倒せなかったことが不本意?)はい。倒せなかったのもそうなんですけど、自分が練習してきたことをやるのが楽しみだったんですけど、ほとんど何もできずに終わっちゃったので、もの凄く悔いが残りました。(武尊選手が倒せなかった理由がわかりましたか?)はい。凄く体感しましたね、やりづらかったです。Krushのチャンピオンとしては、倒せなきゃいけないのはわかってることなので。
(今年はどんな年でしたか?)デビューして4年経つんですけど、1年間負けなしなのは、この2015年だけなので。その年にチャンピオンになって、防衛戦もできて、もの凄く充実した1年になりました。結果はしょっぱい試合でしたけど、自分にとっては成長できる1年でした。(来年の目標は?)もう、誰でもいいので、今回生まれた反省点を消化して、しっかり練習して、悔いの残らないような試合をやっていきたいです。どんどん、Krushで防衛戦をやっていきたいと思います。(ハメッシュ選手の一番やりづらさを感じたのは?)前にドンドン出てきて、いままでに感じたことのないくらい、パンチの伸びを感じました。ここなら打ち返せるだろうという距離にいても、自分が何もできない状態になったり、リーチの差を感じましたね。(ボディを攻めていく作戦でしたか?)そう決めてはいなかったんですけど、もの凄くガードが固くて、顔面を狙っても逆に打ち返されるという展開になっちゃったので、セコンドの指示もあり、下から崩していこうと切り替えました」
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