K-1WGP
2022.06.26

~-60kg初代王座決定トーナメント~
1R、いきなり島野がヒザ蹴りと左フックで前進。エルナンデスは左フックからパンチをまとめて右ロー、右ハイ、左フックと一気に手数を増やして前に出る。島野も左ハイキックから左フック。エルナンデスは左フックを効かせると左ボディからボディにヒザ蹴りを突き刺してダウンを奪う。
2R、エルナンデスが右ハイキックから前に出て右ロー、左ボディと右ローを織り交ぜたコンビネーションで島野を圧倒する。何とか島野も左フックを返すが、エルナンデスが右ストレートから左ボディを叩き込んでダウンを奪う。再開後、エルナンデスが右ハイキック・左フックで襲いかかる。
3R、ローを連打するエルナンデスが左右のフック。ハイキック、ヒザ蹴り、パンチで手数を増やし、一方的に島野を攻め続ける。ガードを固める島野にエルナンデスはボディブローとヒザ蹴り、右ストレートと左フック、右ロー。島野も左フックをヒットさせるが、逆にエルナンデスが左フックを打ち返す。このまま試合終了となり、2度のダウンを奪ったエルナンデスが準決勝進出を決めた。
1R、変則的な動きからパンチを打ち込むバラッジ。真弘は距離を取って前蹴りと左ミドルを蹴る。バラッジは離れた間合いからワンツー、真弘は右ハイキックと左右のフックを打ち込む。
2R、バラッジが射程の長い右ストレート。真弘はガードを上げてインロー、左右のフックを打ち込む。バラッジの攻撃を空振りさせて、真弘が左ストレートと飛びヒザ蹴り。バラッジは真弘の蹴りに右ストレートを狙うが、真弘が近距離の飛びヒザ蹴りを当て、ハイキックもヒットさせる。
3R、バラッジがワンツー、ハイキックで突進。落ち着いて距離を取る真弘が左ストレート・右ボディから飛びヒザ蹴り。ボディ打ちと顔面ヒザ蹴りでバラッジを攻め続ける。真弘が判定勝利でバラッジを下した。
1R、戸邊がジャブと右ロー。堀尾もパンチと右ローを返し、右フックで飛び込む。戸邊は左ボディからパンチをまとめるが、堀尾が右フックを効かせて前進。戸邊の左ミドルに右フックを合わせてダウンを奪う。
2Rも堀尾が右のパンチで前進。戸邊は左ミドルとヒザ蹴りを返し、ジャブとワンツーをヒットさせる。堀尾は戸邊のパンチをブロックして右フックを返し、戸邊は左ボディと左ハイ、右アッパーを連打する。
3R、堀尾がパンチと飛びヒザ蹴り、戸邊の前進を前蹴りで止める。逆転を狙う戸邊はパンチをまとめてハイキック。終盤、足を止めて打ち合う展開になり、戸邊が離れ際の左ハイキックを狙うが当たらない。1Rにダウンを奪った堀尾が戸邊が判定勝利した。
1R、サウスポーの瀧谷がグルグルと回ってインローと左ミドル。そこから左ストレートにつなげて、返しの右フックでダウンを奪う。再開後も瀧谷は左ミドル・左ストレートからパンチを連打して攻め込む。
2R、瀧谷が距離を取ってインローとミドル。手数を増やして攻め込んでいくが、ロンも右ストレートを返す。これを被弾する瀧谷だったが、左ミドルでボディを効かせてパンチを連打する。
3R、パンチとロー、左ハイ、顔面前蹴りで攻める瀧谷。ありとあらゆる攻撃でロンを攻め込むが、タフなロンは倒れない。最後まで攻め続けた瀧谷だったがロンを倒しきることが出来ず。判定で瀧谷が勝利した。
1R、ローを蹴り合う展開から、弘嵩がワンツーからパンチをまとめる。エルナンデスもパンチからロー、左フック・左ボディにつなげる。弘嵩はパンチとヒザ蹴りで前に出る。
2R、弘嵩はジャブとミドル、ワンツーで前に出る。エルナンデスはブロックを固めて左右のロー。弘嵩は飛びヒザ蹴り、顔面前蹴り、右ハイキックにつなげる。徹底してパンチ&左右のローで攻めるエルナンデス。弘嵩もパンチをまとめて右ローにつなげる。
3R、エルナンデスはパンチで前に出て右ハイキック、左フックからパンチをまとめてローを蹴る。弘嵩もヒザ蹴りとローを返して譲らない。エルナンデスは弘嵩を右足を狙って奥足ローを集中砲火。弘嵩は右ハイキックとパンチで反撃する。
本戦の判定はジャッジ1名が29-28でエルナンデスを支持したものの、残り2名は29-29のイーブンとし、試合は延長戦に突入する。
延長R、エルナンデスは奥足ローを連打して、左ボディ・右アッパーとパンチで攻め込む。弘嵩もガードを上げて右ローを蹴るが、エルナンデスが右ストレート・左フック、左アッパーと左ハイを飛ばす。エルナンデス優勢のまま試合が進むが、終了直前に弘嵩の渾身の左フックがエルナンデスを捉え、エルナンデスがダウン。この一発が決め手となり、弘嵩が大逆転勝利で決勝進出を決めた。
1R、サウスポーのダルベックが左ストレート、左ミドルで前に出る。佐藤も右ミドルと右ストレート、インローを返す。ダルベックは距離を取りながらタイミングよく左ストレート・左フックを当て、左ミドルと左ハイ。佐藤は右ロー、右ストレート、ヒザ蹴りで前に出る。
2R、佐藤は前足へのローと右ストレート。ダルベックは左ストレートと左ヒザで迎え撃ち、佐藤もヒザ蹴りで前に出る。ダルベックは距離が詰まると左フック。佐藤は前に出てヒザ蹴り、バックブローも繰り出すが、ダルベックの左ストレートがヒットする。
3R、右ストレートと右ローの佐藤。ダルベックは左ストレート、左アッパー、左フックを叩き込む。佐藤も右アッパーを当てて、ヒザ蹴りで応戦するが、ダルベックは左ストレートと左ハイ。佐藤が左フックを返したところで試合終了となった。
判定はジャッジ1名が29-28でダルベックを支持したものの、残り2名は29-29とイーブンで延長戦へ。
延長に入るとダルベックが右フックと左ボディストレートで攻め立て、左ハイキック。これが佐藤の顔面を捉えて、佐藤がダウンを喫する。何とか立ち上がる佐藤だったが、ダルベックが左ストレートで佐藤をなぎ倒し、佐藤をマットに沈めた。
前日会見でゲーオは「(木村は)11月のトーナメント1回戦でKO負けしていて、自分もKOしなければいけないと思う。4秒でKOする」と豪語し、木村も「早くゲーオを殴り倒したい。明日の試合には木村”フィリップ”ミノルの人生がかかっていることを忘れないで欲しい」と覚悟を語った。
1R、ゲーオがいきなり右の前蹴りと左ハイキック。距離を取った木村は左フックから右ストレート、ゲーオはインローと左ミドルを蹴って、左ハイキックを狙う。パンチの距離に持ち込みたい木村だったが、ゲーオが左ミドルで木村の前進を止めて、左フックとボディストレートを見せる。
2R、ゲーオの左ミドルと木村の右ストレートが交錯。ゲーオはインローと左ミドル、ここから左ストレートにつなげてヒザ蹴りを連打する。K-1ルールでは反則となる両手で掴んでのヒザ蹴りがあったとしてレフェリーから注意を受けるゲーオだったが、再開後も強烈な左ミドルで木村に距離を詰めさせない。
3R、ゲーオが強烈な左ミドルを連発。木村も必死に右ストレートを返すが、ゲーオのジャブ&左ハイキックに行く手を阻まれる。徐々に手数を増やして前に出ていくゲーオ。ロープを背負った木村に左ストレートで飛び込むが、そこに木村がカウンターの左フック。これでゲーオがバランスを崩し、木村がゲーオからダウンを奪う。再開後、ゲーオはパンチとヒザ蹴りで猛攻に出るが、木村も必死にクリンチ。3Rにダウンを奪った木村が判定2-0でゲーオを下す大金星を挙げた。
試合後、木村は「どんなもんじゃ!」と絶叫。「試合まで色々と言われたけど、人間は成長できることを証明したかった」と声を震わせ「スターがいない、カリスマがいない。そんなK-1はもう終わり。俺がいるから。みんな安心して俺についてこい!」とファンに向けて大絶叫した。
1R、弘嵩はサウスポーの功也に対して右ミドルと右ストレート。功也はジャブを当てて、準決勝でダメージを負っている弘嵩の奥足を狙ってローを蹴る。お互いに中間距離でパンチを打ち合う攻防の中、功也が奥足へのローで弘嵩の動きを止める。
2R、弘嵩は右ハイキック、左フックと右ストレート。功也も左ストレートと右フック、そこから奥足ローを蹴って弘嵩の動きが止まる。ロープにもたれかかるようにして何とか立ち続ける弘嵩。そこに功也は容赦なくローキックを蹴り、さらにはハイキックまで飛ばす。ラウンド終了後、弘嵩は地力で自陣コーナーまで戻ることが出来ない。
3R、右足にダメージが残る弘嵩だが、必死に前に出てパンチでラッシュ。功也も奥足ローで弘嵩の動きを止める。弘嵩も最後の力を振り絞って右のヒザ蹴りを見せるが、功也はジャブ、ワンツー、奥足ロー。さらに左ストレートを突き刺して弘嵩を攻め込み、試合終了のゴングが鳴った。
判定は3-0で功也が勝利。功也が弘嵩との兄弟対決を制して、K-1 WORLD GP-60kg王者の栄光を手にした。
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