加藤はK-1王者レオナ・ペタスの弟で、21年1月にKrush王者となるも初防衛戦で敗れてベルトを失い、現在は連敗中。今回は再起を懸ける。伝統派空手をベースとする幸輝はK-1 JAPAN GROUP初参戦となった21年4月FUMIYA戦で衝撃のKO勝ち。今回もその強打を見せるか。
1R、加藤のカーフキックで試合がスタート。前蹴りを入れる幸輝だが、加藤は接近戦に持ち込みショートパンチとヒザ蹴りを連係する。幸輝もしかしリーチある左右ストレートを走らせる。加藤はしっかりこのパンチをブロックして打ち返す。だが、加藤は被弾して鼻血が見られる。しかし打ち合いの中で幸輝に左ショートフックを決めダウンを奪って初回を終える。
2R、加藤はヒザから入りパンチに繋げる。しかし幸輝も打ち合いに応じ、リーチあるストレートでのワンツーとヒザで応戦。しかし加藤はパンチからヒザ、ミドルとやはり出てくる。カーフを当てる加藤だが、幸輝もストレートをの振るい攻め込ませない。
3R、幸輝はハイキックから左右ストレートを連係して加藤を攻める。幸輝が右ストレート、左フックと立て続けに当てるが、加藤は前に出返して左フックで攻め返す。両者血染めで打ち合いを展開し試合を終える。
判定は30-28、29-28、29-27の3-0で加藤。再起を飾り連敗を止めた。