大久保琉唯、前日計量で覚悟表明「僕がこれからのK-1を背負っていく」=4.11 K-1GENKI代々木第二
――今回の試合は1階級上げた57.5kgになりますが、減量を含めて現在のコンディションはいかがでしょうか?
「ここまで順調に体重を落とすことができて仕上げられてきたので、調子はすごくいいです。あとは、明日の試合が本当に楽しみです」
――前回の減量失敗は、頭をよぎりましたか。
「昨日、頭によぎりました。いつも試合前は恒例でお墓参りに行くんですけど、いろいろと悔しい気持ちが出てきて。ベルトを取れたらよかったなとか。でも、だからこそ今回は集中しています」
――体重は、どのくらい落としたのでしょうか?
「昨日も、そんなに落としてないですね。1週間かけて、残り5kgを落とすのは大体いつも通りなので。今すごく調子がいいので、純粋に楽しみです。新美選手は強いので苦しい展開も予想しながら、どういう展開になっても心折れずに戦います」
――新美選手と計量で会って、どんな印象でしたか。
「いい顔をしていたと思います。なんか状態を上げてきて、若手に負けられないという気持ちが伝わりました。でも僕は、これからのK-1を背負っていくので、そこの意地の対決になるでしょうね」
――新美選手は気持ちの強い選手。明日はどんな試合になりそうですか?
「倒したいですね。今までKO負けをしていないと思うので、その選手に対していろんなパターンを用意しています。僕よりパワーのある選手とたくさん戦ってきたと思うんですけど、見えない攻撃だったり、スピードは誰にも負けていないなと思っています。そういう攻撃を出して、しっかりフィニッシュまで持っていきたいです」
――倒せそうですか。
「倒せると思います。ただ、効いても多分一回はどこかで耐えると思うので、そのあとは自分がやってきたことを信じて倒します」
――前回の金子戦の後、ここまでどんなことを中心に考えてきたのでしょうか?
「やっぱり悔しかったですね。いろんなことがあったし。試合をするなとか、でも見たいと応援してくれる人たちもいて。様々な意見がありました。でも僕は格闘家として一番は試合を見てもらうことですし、いい試合を見せないといけないからこそ、この2カ月間はより一層集中していました」
――階級を上げての試合ということで、向かい合った時に体が大きいと感じましたか?
「見た目はわかんないですけど、新美選手はフェザー級でめちゃくちゃムキムキと言われたら、そういうわけでもない。ただ、フィジカルという部分では、ものすごいある選手だと思うので、やってみないとわかんないですけど、そこに対しての練習はしっかり積んできました」
――大きい相手とスパーリングをしてきた?
――見えない攻撃とは、スピードですか?それともそういうテクニックですか?
「テクニックですね。スパーリングでもその攻撃で倒せたり。見えない攻撃が一番効くはずなので。そこを皆さんにも見せてもらいたいし、いろんな展開を考えながら、勝ちに行きたい」
――見えない攻撃というのは、今回のために磨いてきた?
「はい、新しく磨いてきました」
――今後もフェザー級で戦っていくのでしょうか?
「まだ決定とまでは言わないですけど、僕的には体の調子がいいなという感じはあります。まずはしっかり今回の試合に集中して、今後のことを決めていきたいです」
――大久保選手の中では、金子選手との戦いは前回で一旦区切りという感じですか?
「今は、何も言えないですね。璃明武選手もいますし、タイトル挑戦が来年にズレてしまうかもしれない。来年になると、正直55kgに仕上げることができるかという問題も出てきます。世界と戦っていく上で60、65kgまで上げていきたいという目標も見据えているため、そこは周囲とも相談してという形になると思います。まずは、しっかり今回の試合に集中したいです」
――分かりました。最後にファンに一言お願いします。
「明日は、しっかり集中して勝ちたいと思います」
<両選手の近況>
[K-1フェザー級/3分3R・延長1R]
新美貴士(日本/名古屋JKファクトリー)
vs
大久保琉唯(日本/K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
大久保は、24年に開催された-55kg世界最強決定トーナメント準決勝で玖村将史から判定勝ちを収めるも、決勝で金子晃大と戦い準優勝。同年12月に璃明武から判定勝ちを収めると、25年は竹見浩志郎、紫苑、ウー・ユートンから3連続KO勝利。2月は金子晃大とタイトル戦を行う予定だったが、1.3kgの体重超過でノンタイトル戦となり勝敗なしとなった。
新美は、20年9月に第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントに出場して優勝。23年3月RISE有明大会にK-1×RISE対抗戦のメンバーとして参戦し、門口佳佑と対戦。同6月に寺田匠から勝利も、25年2月にリマッチで敗北。26年2月に松本海翔を破り再起した。