K-1WGP
2020.01.06
#NEWS

2R、左ミドルで距離を取る近藤。Jが距離を詰めて顔面へのヒザ蹴りを狙う。近藤がパンチとヒザ蹴りで前に出ると、Jもすぐさまヒザ蹴り。Jが右フックからヒザ蹴りを連打する。
3R、細かいパンチで前に出ていくJ。近藤も左ミドルを返すが、Jが圧力をかけて前に出る。近藤はワンツーとヒザ蹴り、右ストレートで反撃。お互いに距離を詰めてヒザ蹴りを打ち合う展開が続く。残り1分、近藤が左のヒザ蹴りと左右のフック、Jは鼻血は出しながらもヒザ蹴りを返して譲らない。判定は1-1のドローに終わった。
2R、大滝がパンチと右ローで前に出て左フック。これで後藤の動きを止める。後藤も距離を取りながら左右のミドル、大滝に前進を許さない。パンチで前に出る大滝。ガードを固めて前足にローを集める後藤。大滝が左フックから右ストレート、後藤も右フックをかぶせる。
3R、両者共に左フック。大滝はボディと顔面にパンチを散らして前に出る。後藤は右ローと前蹴り、右アッパーを当てる。手数を増やして前に出る大滝。後藤はジャブとローで距離を取るが、大滝が左フックを叩き込む。後藤が左のヒザ蹴りと左ミドル、大滝は右のパンチを振って突進。後藤も右を返して打ち合う。本戦はジャッジ1名が30-29で後藤を支持したものの、残り2名は29-29のドローとし、試合は延長戦へ。
延長R、大滝がジャブ、左ボディから顔面への左フック。後藤もジャブから右ストレート、強烈な左ミドルを蹴る。ガードを上げて前に出る大滝が右フックとヒザ蹴り。左右のフックでぐらつかせるも、後藤は必死に左ミドルを蹴り返す。残り1分、大滝が右ストレートをヒットさせて前進するが、後藤はすぐさま左ミドルと右ストレートで反撃。終了間際に左フックを叩き込む。終盤に猛反撃を見せた後藤だったが、大滝が何とか逃げ切り判定勝利を収めた。
1R、インローと左ミドルで距離を取る中村。青津は右ローを蹴って前に出ていく。青津が左フックを打つと中村も左フック。中村が前蹴りで青津を下がらせ、距離が詰まると鋭いアッパーを突き上げる。しかし青津も接近戦で左フックを叩き込み、中村からダウンを奪う。再開後、青津が再び左フック。中村がヒザ蹴りで前に出ると、青津もそこにパンチを狙う。
2R、青津が右ストレートと右ローで前に出る。そこに左フックを狙う中村。青津はローを蹴って、ガードを固める中村に連打をまとめる。中村も飛びヒザ蹴りからパンチの打ち合いに持ち込み、一気に連打。青津も打ち合い、お互いのパンチが顔面をとらえる。ここで中村が右目尻をカットし、ドクターチェックが入る。再開後、パンチと前蹴りで前に出る中村。青津はタイミングよく左フックをヒットさせる。
3R、中村が飛び込みながら左フック。青津も右フックをかぶせ、左フックを返すとヒザ蹴り。中村はジャブを突いて右ストレート、青津は右フックから左のヒザ蹴りにつなげる。左フック、飛びヒザ蹴り、左ハイキックと手数を増やす青津。コーナーに中村を詰めて連打をまとめると、中村も左フックを当てて押し返す。激しい打ち合いは1Rにダウンを奪った青津に軍配が上がった。
1R、サウスポーの西川が左ミドルとインローで前に出る。寺崎もインローと右ストレート。寺崎が右ミドルを蹴ると、西川はそこに右フックを狙う。寺崎は右ボディと顔面への右フック、西川の前足にローを集める。西川は左ミドルを蹴って、右フックから左ストレート。寺崎も右アッパー、ヒザ蹴りを突き上げる。インターバル中、第6試合で試合を控える山本優弥も寺崎に檄を飛ばす。
2R、お互いにミドルとストレート。西川が左ミドルから左ハイキック、寺崎も右ミドルと右ストレートを返す。じりじりと前に出る西川。寺崎は距離を取って左ローを当てる。寺崎の右ミドルをブロックした西川が左ストレートから連打。寺崎はガードを固めてローを返す。残り30秒、寺崎が右ストレートから前進。西川も左ミドルと奥足ローを蹴って譲らない。
3R、西川がインローと左ミドル。寺崎は右ストレートと右フックで前に出る。左ストレートと右アッパーの西川。寺崎も右ストレートを返して、お互いにローを蹴り合う。西川はパンチから奥足ロー、これで寺崎の身体が流れる。ここから西川は左ローで一気に攻め込むが、寺崎が渾身の右フック。これで西川をコーナーまで下がらせると、連打をまとめてダウンを奪う。再開後、寺崎は飛びヒザ蹴りから右ストレート、これで西川をマットに沈めて見事なKO勝利を収めた。
試合後、寺崎は「僕はKrushに出て結構経つんですが、西山(誠人)選手に勝ってから、1回も勝っていません。リーグ戦でも惨敗して正直やめようかと思いました。でも優弥や寺戸(伸近)君、周りの人がいたおかげで、格闘技を続けることが出来ました。本当に勝ってうれしいです。今日も西川選手、強かったんでダメかなと思ったんですけど、優弥のためにもつなげきゃいけないと思って勝ちました」と喜びのマイク。自分の夢だったという息子との記念撮影に実現させ、笑顔でリングを降りた。
前日会見ではウーラルが「間違いなくKO決着で終わるので、明日の試合は楽しみにして欲しい」とKO宣言。松倉も憧れのアーツの目前で「俺はずっとK-1のファンだったのでアーツ選手に試合を見てもらえるのがうれしい。8分59秒まで戦って、最後は僕が倒す」とアーツの目の前でしっかり自分をアピールするKO勝利を収めたいと語っている。ウーラルはアーツと同じ入場曲でアーツのキックパンツを履いて登場。松倉のセコンドにはHIROYAがついた。
1R、一気にプレッシャーをかけていくウーラル。松倉も左ミドルを蹴り返す。ウーラルはパンチを振って強烈な右ロー、左右のフックからヒザ蹴りにつなげる。距離を取って左ミドルを蹴る松倉。ウーラルのパンチをブロックしてヒザ蹴りを突き上げる。松倉はガードを固めて右ロー、ウーラルは左ボディと左アッパーを突き上げて右ローにつなげる。右フックを振って前に出るウーラル。ここも松倉は距離を取って左ミドルを蹴る。
2R、松倉は構えをサウスポーにスイッチして左ミドル。ウーラルは右ローを蹴って前に出ていく。構えを戻した松倉はジャブと三日月蹴り、自分からプレッシャーをかけていく。ウーラルもジャブを返して右ロー、松倉は右ローを蹴って飛びヒザ蹴り。これでウーラルの顔面を跳ね上げさせる。さらに松倉はボディに前蹴りを突き刺して右ストレート、ウーラルをロープに追いつめて連打をまとめる。
3R、松倉がジャブと前蹴り、ウーラルのパンチをブロックしてヒザ蹴りを返す。前に出る松倉は左ミドルと右ロー、右ストレートからパンチをまとめる。ウーラルも右フックを強振。下がらない松倉はパンチから右ハイキック、コーナーに下がったウーラルに連打を打ち込む。KO勝利こそ逃したものの松倉が移籍初戦を見事に勝利で飾った。
真弘の相手に選ばれたのは178㎝の長身を誇り、フランスを中心に活躍しているアジャウィー。「ヤマモトはこの階級で世界のトップだと思うけど、自分はそういう選手を倒さなければいけない」と世界的なビッグネームでもある真弘超えに闘志を燃やした。
特別リングアナウンサーを務めた宮田充Krushプロデューサーが真弘を呼び込むと、真弘は藤原ジムの先輩・小林聡が現役時代に使っていた入場曲「キッズリターン」のテーマで登場。さらに小林、前田尚紀、中村高明と藤原ジムのOBたちが真弘のセコンドについた。
1R、サウがスポーの真弘が細かくフェイントを入れてインローと左ミドル。パンチをまとめてインローを蹴ると、これがローブローとなり試合が一時中断となる。再開後、アジャウィーはパンチからヒザ蹴り、ハイキックを蹴る。真弘はじりじりとプレッシャーをかけてインローと奥足ロー、アジャウィーも右ヒザ蹴りから右ストレートを打つ。
2R、真弘が強烈な左ミドル、細かくフェイントを入れて前に出る。アジャウィーは前蹴りとバックブロー、距離が詰まるとクリンチで追撃を阻止する。真弘はじりじりと前に出て左ミドルとインロー、アジャウィーはヒザ蹴りとパンチで迎え撃つ。真弘も左フックを打ち込むが、アジャウィーはひるまない。
3R、真弘が左ハイキックを二発。アジャウィーは飛び込むような右ストレートを打ち込む。距離を詰めて密着するアジャウィーにアッパーを突き上げる真弘。左ミドルで下がらせるが、お互いに攻撃を出してはすぐに組みつく展開が続き、アジャウィーに減点1、真弘に注意が与えられる。再開後、真弘は左右のフックで前に出るが、アジャウィーはすぐさまクリンチに捕まえる。
このまま試合終了となり、判定2-0で真弘が勝利。アジャウィーの組みつきに苦しんだ真弘が辛くもKrush復帰初戦を勝利した。
対戦カード発表記者会見や事前のインタビューでは、牧平が優弥への想い入れを語ったのに対し、優弥は徹底して「自分には関係ない」というスタンスを貫いていた。
前日会見でも引き締まった表情で緊張感を漂わせながら「(優弥は)自分の輝く道の邪魔でしかない相手なんで、心をへし折りに行く」と闘争心をむき出しにした牧平。
逆に優弥は終始穏やかな表情で「僕自身も、周りを見ても明日は山本優弥の日になる気がする。僕と試合が決まって牧平選手からは僕を『超える』という言葉はあったけど、僕に『勝つ』という言葉は聞けなかった。今までの僕を超える牧平選手を、僕は超えることが出来るので、明日は僕が勝ちます」と勝利を誓っている。
1R、いきなりパンチで突進していった優弥。牧平は距離を取って強烈なインロー、左ミドルと飛びヒザ蹴りを発射する。優弥もそこに左フックと右ストレートを狙う。牧平はミドルと前蹴りで距離を取り、左ストレート、ヒザ蹴り、ハイキック。優弥は構わず前に出て右フック、牧平にロープを背負わせて左ボディを打ち込む。牧平もヒザ蹴りとハイキックで応戦。優弥が左フックで前に出ると、そこにヒザ蹴りを突き刺す。
2R、前蹴りで距離を取る牧平。優弥が右フックを打ち込めば、牧平も左のヒザ蹴り。優弥が距離をつぶして左フック、牧平はガードを固めてローを蹴る。互いにボディに前蹴りを突き刺し、牧平がパンチから左ロー。距離を詰めた優弥は右ストレートを返す。前蹴りとパンチでボディを攻めて左ハイキックにつなげる牧平。優弥は密着してフックを打ち込み、右ストレートで牧平を下がらせる。しかし踏ん張る牧平も前蹴りと左ミドル、左ストレートと左ハイキックで譲らない。
3R、牧平が左ミドル、左ロー、左のヒザ蹴り。優弥も左フック、右すトレートを打って前に出るが、牧平は左ミドルと左のヒザ蹴りを返す。前進し続ける優弥はボディと顔面に細かいパンチを打ち込む。牧平の奥足ローと優弥の右ストレートが交錯。牧平は飛びヒザ蹴りと奥足ロー、優弥も右ストレートを打ち込んで前に出る。本戦判定は30-30、30-30、30-30と差がつかず、延長戦に突入する。
延長R、優弥が右ハイキックするも空振り。牧平がそこにパンチを打ち、これで優弥がバランスを崩し、マットにしりもち。するとレフェリーがダウンを宣告する。この裁定に優弥の表情が一変。牧平の攻撃を受けてもそれを無視し、右フックと右ストレートで突進。牧平のローとハイキックを受けても前進を続ける。牧平も下がりながら必死にヒザ蹴りとローで反撃、優弥は左右のフックで前進を続ける。ここで延長ラウンド終了のゴングが鳴らされる。
試合終了後、レフェリーのダウンの判断について審判団がラウンド映像で審議。その結果、牧平のパンチが当たっていることが分かり、ダウンが認められた。延長判定はジャッジ3名とも10-8で牧平の勝利。牧平が第3代Krush-67kg級王座に就いた。
試合後、牧平は「自分は優弥さんのおかげで格闘技を始めて東京に来ました。優弥さんのことはずっと好きで好きで、今日も本当に不安でしょうがなかったです。今日、優弥さんに勝ったということは、今までの優弥さんを背負ってチャンピオンとして生きていかんといけんと思いました。これからKrushの牧平圭太と言われるように毎日生きていこうと思います!」とファンにメッセージを送った。
今回のタイトルマッチへ向けて中島は「城戸選手の試合は面白くない。つまらない試合をする選手がチャンピオンにいるのはまずい。だから僕がチャンピオンになってKrushを盛り上げる」と宣言。自分が日本人最後の砦として城戸に挑む覚悟を語っている。
一方の王者・城戸も「今の俺は本当に強い。だから負けないっすよ」と王座防衛に自信満々。中島を過去最強の挑戦者と位置づけながらも「ここで負けたやばいでしょ。だから勝ちますね、とりあえず。みんな僕が負けちゃまずいみたいな顔しているし、そういう空気の時の僕は勝つ。明日は絶対に勝つんで応援よろしくお願いします」と防衛を誓った」と王座防衛に絶対の自信を持っている。
1R、オーソドックスに構える城戸が強烈な右ロー。中島もプレッシャーをかけて左ミドルと右ローを蹴り返す。城戸はサウスポーに構えをスイッチして左ミドル、左ストレートと左ヒザ蹴りを狙う。中島はプレッシャーをかけてパンチとヒザ蹴りで距離を詰めるが、そこに城戸が右フックを合わせてでダウンを奪う。再開後、城戸が左ストレートと右フック、左ハイキックで猛攻。凌いだ中島もパンチとヒザ蹴りで突進する。城戸は距離を取って左ミドルと奥足ロー、中島は右フックを振って前進。城戸はバックブローを狙うが当たらない。終盤、城戸はパンチから奥足ローにつなげる。
2R、城戸が距離を取りながらヒザ蹴りとバックブロー。中島はガードを上げて前に出て右ストレート、右ボディを打つ。城戸はコーナーを背にして前蹴り、回り込んでの右フック。プレッシャーをかけ続ける中島。城戸はジャブと奥足ロー、中島は飛びヒザ蹴りを発射。城戸が距離を取ってジャブ&左ストレートからロー、中島がパンチとヒザ蹴りで前に出る展開が続く。そして終盤、中島が距離を潰して左右のボディブローを叩き込む。
3R、中島が左右のストレートと飛びヒザ蹴りで突進。城戸もヒザ蹴りを返すが、中島は密着して右アッパーを突き上げる。城戸はハイキックと奥足ロー、中島はロープに詰めてボディフックとヒザ蹴りで徹底したボディ攻め。城戸も左右のストレートを打ち込むが、中島も左ボディを突き刺して連打。ボディブローとヒザ蹴りで城戸を攻め込む。城戸も必死に下がってハイキックと左ミドル。中島は右アッパーとボディで城戸の動きを止めて、一気に連打をまとめる。これを凌いだ城戸は左ミドルで距離を取る。このまま試合終了となり、1Rにダウンを奪った城戸が強敵・中島を退けて3度目の防衛に成功した。
試合後、城戸は次の防衛戦の相手として海外の強豪をアピール。「次は世界の選手と防衛したい」と宣言した。
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