K-1WGP
2022.07.05

2R、回転の速いフックで前に出る三輪。ボン太も強気に打ち返し、ヒザ蹴りで応戦する。距離を取りながら左インローとミドルを蹴るボン太。三輪は右ストレートから前に出ていく。
3R、ここも距離を取って左ミドルと前蹴りを蹴るボン太。これで三輪の前進を止める。三輪も強引にパンチを振っていくが、そこにボン太は左のヒザ蹴りやハイキックを狙う。その後もボン太が蹴りで距離をコントロールし、終盤、左ストレートを突き刺す。1Rにダウンを奪ったボン太が判定勝利した。
1R、レオナが距離を取りながら右ロー、そこから右ストレートを狙う。北井の攻撃をステップでかわして、ジャブ・左フックから右ローにつなげるレオナ。北井の前蹴りをさばいて右アッパーから左フック、右ローからパンチをまとめると、最後は右ローにつなげる。
2R、圧力をかけて前に出る北井。レオナは細かくジャブを当て、右ストレートから連打をまとめる。北井は左フックから右、レオナはジャブで距離を取りながらボディにパンチとヒザ蹴りを散らす。互いに右ストレーを打ち合うと、北井がすぐに右ストレート。パンチで前に出る北井、ジャブと右ローで距離を取りながら右ストレートを狙うレオナという展開が続く。
3R、いきなりパンチで突進する北井。レオは下がりながら左フックを合わせる。距離が詰まるとレオナが左フックと右アッパー、互いにボディにヒザ蹴りを突き刺す。ここでクリンチが多い両者に注意が与えられる。再開後、右ストレートから前に出る北井。レオナはヒザ蹴りと右ストレートで迎え撃つ。残り30秒、北井が鼻血を出しながらもパンチで前進。レオナも下がりながらパンチを返す。判定は3-0でレオナが勝利。これでレオナが勝ち点4、北井が勝ち点2となった。
1R、前蹴りで距離を取る島野。渡辺は右ローを蹴って、細かいパンチで島野を下がらせる。ロープを背負った島野に左フックを打ち込む渡辺。島野も右ストレートを伸ばして左フックを返す。渡辺はこつこつとジャブ&ロー、島野は渡辺にコーナーを背負わせて左フックの相打ちでぐらつかせると一気にラッシュ、再び左フックを打ち込んでダウンを奪う。
2R、渡辺が距離を取りながら強烈な右ロー。島野はそこに右ストレートを合わせて左フックから連打。パンチとヒザ蹴りで猛攻を仕掛ける。これに耐えた渡辺はボディにパンチを散らして右ストレートと右ハイキックで反撃。島野も片手で渡辺の頭を掴んでヒザ蹴りを突き刺す。
3R、渡辺が右ローを当てて右ストレート、島野は距離を潰してヒザ蹴りを入れる。前蹴りで距離を取る島野。渡辺はローを蹴って、左ボディと右ストレート。島野は密着してヒザ蹴りで追撃を阻止、クリンチが増える両者に警告が与えられる。必死でパンチで前に出る渡辺。島野が片手掴みからのヒザ蹴りで動きを止める。このまま試合終了となり判定勝利した島野が勝ち点を5に伸ばし、渡辺は勝ち点1のままとなった。
1R、闘士がジャブから右ロー、大沢は肩を振ってパンチのフェイントを入れる。左ボディで飛び込む大沢。闘士も右ストレートを返す。大沢はジャブから右ボディ、闘士もプレッシャーをかけて右ストレートを狙うが当たらない。距離が詰まると大沢が細かい連打。闘士が右ローと右ストレートで前に出ると、大沢は前蹴りで突き放す。
2R、細かくパンチのフェイントを入れる大沢。闘士がボディに前蹴りを突き刺すと、大沢も強烈な左ボディを返す。大沢は距離を取りながらジャブと前蹴り、闘士もバックキックを繰り出して前に出る。パンチで前に出る闘士を前蹴りで突き放す大沢。闘士は強引に距離を潰してパンチを振るう。
3R、一気に距離を潰してパンチ&ローの闘士。大沢は左ボディ、ワンツーを狙う。距離を取って戦う大沢とパンチで突進する闘士。両者クリンチが増えて、どちらにも警告が与えらえる。ここで闘士の蹴りがローブローとなる。再開後、闘士が右ストレート、そこからパンチをまとめる。残り40秒、ここでも両者クリンチが多く、どちらも減点1となる。
しかし再開後、互いに右ストレートと左フックで激しく打ち合い、終了直前に闘士が右フックでダウンを奪う。これが決め手となり、闘士が判定勝利で勝ち点6で首位をキープ、大沢は勝ち点2に終わった。
闘魔は約2年ぶりの復帰戦に向けて「この2年間くらいの鬱憤をぶつける。サクッと勝って、サクッとベルトを巻いちゃおうかな」と豪語。キャリアでは闘魔に挑む形の堀尾も「いつも以上に気合いを入れて練習してきた。自信あります」と自信をのぞかせた。
1R、闘魔が前蹴りでプレッシャーをかけながら右ロー、右ストレートを突き刺すと右アッパーを叩き込んで堀尾の足を止める。堀尾も左フックやバックブローを狙うが、闘魔は右ローをテンポよく当てて、右アッパーと右ストレート、そこから左のヒザ蹴りを突き刺す。
2R、パンチの手数を増やして前に出ていく堀尾。闘魔は前蹴りで距離を取りながら右ロー、右ストレートを的確に当てる。それでも前に出続ける堀尾はバックブローやバックキックを繰り出し、距離を潰してパンチと左ハイキックを狙う。
3R、右ストレートで前に出る闘魔。しかし堀尾が返しの右ストレートを打ち込んでダウンを奪う。再開後、闘魔はジャブと右ストレート、右フックとヒザ蹴りで猛攻。しかし堀尾もそこに右フックをかぶせて引かない。足を止めて打ち合う両者、闘魔が右アッパーを突き上げると、堀尾も右フックを打ち返す。最後まで激しい打ち合いが続いて試合終了。3Rにダウンを奪った堀尾が“元キックボクシング5冠王”闘魔を下す金星を挙げた。
前日会見で大雅は「(欠場期間で)全部がよくなった。パワーとガッツ…気持ちじゃ負けない」と話し、対する鈴木も「テクニックと芸術的に相手を倒す綺麗さを見てもらいたい」と自分の持ち味について語っている。
1R、サウスポーの大雅が左ストレートで飛び込み、鈴木が右フックを合わせる。離れた間合いから果敢に左ストレートで飛び込む大雅。そこから左ミドル、左ハイキックとアグレッシブに攻める。対する鈴木もそこに左フック、右ストレート、インローを蹴り返す。
2R、鈴木の右ミドルに大雅が左ストレート。鈴木はじりじりとプレッシャーをかけながらインローと右ミドル、細かくフェイントを入れてインローにつなげる。大雅も左ストレートから右フック、鈴木も返しの左フックを狙う。終盤、大雅が左ストレートで一気に前に出る。
3R、大雅が左ハイを飛ばして左ストレート、鈴木も確実にインローを蹴り返して、細かいフェイントから右ミドル、右ストレート、左フックを打ち込む。大雅は左ストレートを起点にパンチを繰り出し、鈴木も下がらずに打ち合う。最後は大雅が左ストレートを当てて試合終了。ジャッジ1名が30-29で大雅を支持したものの、残り2名は29-29とし、試合は延長戦へ突入する。
延長R、大雅が左ストレートで先制。鈴木もインローと右ミドルを返し、距離が開くとインローを連打する。これで動きが止まる大雅だったが、パワフルな左ストレートで鈴木を下がらせると、回転の速い連打で攻め込む。鈴木も足を止めて打ち合い、一進一退の攻防が続いて試合終了。大雅が鈴木を振り切り、判定勝利をもぎ取った。
迎え撃つ板橋は復帰以降の大月の戦いぶりを「みなさんご存知の通り、一発のある代表的な選手だと思います。ただ全盛期の動きは感じられません。その分、技術などは向上はしていると思うので手の抜けない選手です」と冷静に分析し、「ベルトを守るという意識はなく、大月さんを倒すことだけを意識してやってきた」と打倒・大月に燃えている。
「明日は全試合の中で一番Krushな試合をするんで、一瞬も目を離さずに見ていてください」(大月)、「明日は後ろから二番目なのでメインを食う試合をしたいと思います」(板橋)とベストバウト宣言も飛び出した一戦。果たしてどんな結末を迎えるか?
1R、サウスポーの板橋が左ストレートで前に出る。大月はそこに右フックと右ボディ。果敢に前に出る板橋が左ストレートで大月をロープまで下がらせるが、そこに大月が左フックを当ててダウンを奪う。再開後、大月がパワフルなフックとボディで前進。板橋もそれに耐えて左ストレートを当てて応戦する。
2R、板橋が大月のミドルに左ミドルを合わせて距離を詰める。ロープを背負う大月にヒザ蹴りを突き上げる板橋。ここからパンチの打ち合いになると、大月が左フックを叩き込んでダウンを奪う。しかし立ち上がった板橋は左ストレート左フックで猛反撃。ダウンのダメージを感じさせない動きで大月を追い込み、パンチとヒザ蹴りで大月を下がらせる。
3Rが始まると、板橋が左フックと左ストレートで一気にラッシュ。何とか大月もパンチを返すが、徐々に板橋がパンチの回転で上回り、ロープを背負う大月に猛連打。左右のフックとヒザ蹴りで大月の動きを止める。一方的に攻め続ける板橋は下がる大月に何度もパンチを打ち込むが、大月も何とか耐え続け、強打を振るう。会場が大熱狂に包まれたまま、試合終了のゴング。死力を尽くした壮絶な打ち合いは2度のダウンを奪った大月に軍配。大月が第3代Krush-60kg級王座に就いた。
試合後、大月は「今日は本ッッッ当にきつかった! というかどうやって倒れるのを耐えるか。そんな試合になりましたけど、ダウンを取ってしっかり勝つことが出来ました!」と喜びを爆発させたマイク。「これで自分はKrushのチャンピオンとして胸を張れます。これからは勝ち抜いてきた若い選手と戦います。自分は若い選手にKO負けしてリングを去ることが夢なんで、若い選手、早く俺に挑戦してください!」とKrushの若きファイターたちにメッセージを送った。
瀧谷と戸邊は昨年9月の名古屋大会で対戦しており、この時は瀧谷が判定勝利を収めている。リマッチとなる瀧谷だが「あの試合は本当に苦しい一戦でした。明日も苦しい試合、地獄を見る覚悟で気持ちは出来ている」と前回の結果は関係ないと強調。
対する戸邊は「9月に戦った時は『負けたな』という感じでした。でもあれから色んな戦略も考えて、勝つために練習もすごく積んで来ました。前回とはまた違った戸邊隆馬を見せることができるんじゃないかと思う」と前回の敗戦を踏まえて瀧谷対策を練ってきたと語る。
「このベルトは55kg最強の証です。これから勝ち続けて55kg最強を証明したい」という王者・瀧谷と「今までやってきたことすべてを集大成として発揮したい。ベルトという形で証明して、明日からKrushの55kgを僕の世界にしていきたいと思います」という挑戦者・戸邊。王者・瀧谷が最強を証明する防衛ロードを突き進むか? それとも挑戦者・戸邊がKrush-55kg級に新しい風を吹かせるか?
1R、サウスポーの瀧谷は細かいステップでサークリング。戸邊は右ミドルを蹴る。左ストレートで飛び込んで顔面前蹴りにつなげる瀧谷。距離を取りながらインローを蹴って、細かいパンチからハイキックにつなげる。戸邊も右ストレート・左フックのカウンターを狙う。
2R、戸邊の蹴りにスピーディなパンチを合わせる瀧谷。飛びヒザ蹴りと左ストレートで戸邊を下がらせる。戸邊はガードを固めて右ストレート。これを顔面とボディに打ち分け、前に出てくる瀧谷にカウンターを狙う。しかし終盤、瀧谷が左フックを当てて飛びヒザ蹴り、ここから一気に連打をまとめる。この攻撃で戸邊は右目の上をざっくりとカットする。
3R、瀧谷が一気にパンチで前進。戸邊も打ち合い、バックブローを繰り出す。瀧谷は細かくパンチをまとめて左ミドルと飛びヒザ蹴り。戸邊も血で顔を真っ赤に染めながら、必死に右ストレートで前に出る。パンチと蹴りのコンビネーションで攻める瀧谷。戸邊は瀧谷を押し返してパンチを返す。ここで戸邊にドクターチェックが入るが試合は続行。瀧谷がパンチとハイキックで攻めれば、戸邊も左フックと右ストレートで打ち合う。
最後まで打ち合った両者だが決定打はなく試合終了。判定2-0で瀧谷が勝利し、第2代王者として初防衛に成功した。
試合後、「辛い戦いで瀧谷選手は本当に強かったです。ただ判定でも勝つことが出来たので、これからこのベルトの価値を高めたいと思います」と挨拶した瀧谷。「地元・愛知からたくさんの応援団が来てくれて、東京でもたくさんの人が応援してくれています。その人たちに僕が返せるのはどんどん強くなることです」とファンにメッセージすると、リング上のKrush宮田充プロデューサーに「外国人でも誰でもいいんで、もっともっと強い相手をお願いします! もっともっと強くなるんでよろしくお願いします!」と更なる強敵との対戦をアピールした。
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