大会情報

  • 日程 2015年07月04日(土)
  • 会場 東京・国立代々木競技場第二体育館
  • 観衆

    4,500人(超満員)札止め

    大会概要

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合◎K-1 -65kg Fight/3分3R


    和氣 光春 Waki Mitsuharu

    プレリミナリーファイト第1試合◎K-1 -65kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-27,30-27,30-27
    • ×
    x

    KAZUHIRO Kazuhiro

    1R、和氣が2戦2勝(1KO)で18歳、KAZUHIROが1戦1勝の21歳とフレッシュな対戦。どちらもオーソドックスで、まずはローとミドルを放って様子を見合う。しかし1分が経つ頃には互いに手数が増して攻防が激化。和氣はKAZUHIROのジャブに右クロスをかぶせ、右ボディストレート、左フックの上下打ちと前に出る。このパンチが当たってきて次第に和氣が攻勢に。KAZUHIROは被弾してややバランスを崩す場面も見られる。

    2R、被弾によるか、左目の上がやや赤いKAZUHIRO。和氣はローを入れ、好調なパンチを左ボディフック、右ボディストレート、右ストレートと当てて前に出る。ジャブとローで遠ざけんとするKAZUHIROだが、和氣を止められない。和氣はKAZUHIROのローをよく見てカットし、前に出るタイミングをうかがう。ボディへの右ヒザ、右ストレートがKAZUHIROをとらえる。さらに和氣は右ハイ、右ストレート、左フックと攻めて2Rを終える。

    3R、ロー、ミドルと蹴りを増やして前に出んとした和氣だが、ここでKAZUHIROの蹴りがローブローとなって誤爆。体力回復のインターバルが与えられるが苦しげな様子を見せる。

    再開。ローブローの影響があるか、和氣はやや圧力が落ちる。再び攻防の中でKAZUHIROの左ローが和氣にローブローとなってしまい、和氣は崩れ落ちる。インターバル後に再開となるが、和氣は険しい表情。やや攻撃のフォームが小さくなったかの和氣に、KAZUHIROは右ハイをヒットする。ダメージこそ見せない和氣だが、ローブロー以前よりやはり圧力が落ちている。それでもラウンド後半になると体力が戻ってきたか、右ストレート、左フックと前に出る。KAZUHIROも左ストレート、右フックと打ち返して試合終了。

    判定は3者30-27で和氣。ローブローでやや勢いを失ったが、フルマークの判定勝ちを収めた。

    プレリミナリーファイト第2試合◎K-1 HEAVYWEIGHT Fight/3分3R


    高萩 ツトム Takahagi Tsutomu

    プレリミナリーファイト第2試合◎K-1 HEAVYWEIGHT Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 判定
        1-0 30-28,29-29,29-29
    • ×
    x

    杉本 仁 Sugimoto Hitoshi

    1R、高萩181cm、杉本182cmと上背は変わらない両者だが、経験と圧力で上回る高萩が左右のフックと右ローを巧みにつないで前に出る。杉本がパンチを振り返してきても、そこへ隊員ぐよく左フックをカウンターでヒット。杉本もジャブ、前蹴りと繰り出すが、高萩を攻め込む隙が見いだせない。

    2R、左フックから右ロー、右ストレートから左ローと前に出んとする杉本だが、やはり高萩の圧力に押されてしまう。それでも近距離の打ち合いで右ストレート、左フックをヒットさせるが、高萩は体圧を発して密着し杉本を押していく。それでも中盤から杉本は離れ際のハイキック、ボディへのヒザと高萩に決め、逆に下がらせていく。

    3R、高萩はやや攻め方を変え、圧力を掛けていくのではなくヒット・アンド・アウェー式に切り替える。杉本は逆に右ストレート、左フックと圧力を発していく。杉本のパンチを持て余して高萩がクリンチする場面も。左右のストレートから左右のハイと杉本は攻撃をまとめる。髙萩は疲れたか、杉本の攻撃にさらされる。ストレート、プッシングで押し返しても杉本は左右のフック連打と攻撃を止めない。

    判定は30-28(高萩)、29-29、29-29でドロー。杉本がベテラン髙萩相手に奮闘を見せた。

    プレリミナリーファイト第3試合◎K-1 -60kg Fight/3分3R


    大沢 文也 Osawa Fumiya

    プレリミナリーファイト第3試合◎K-1 -60kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 1-0
        30-29,29-29,29-29
    • ×
    x

    遠藤 信玄 Endo Shingen

    1R、両者スピーディーにローと前蹴りを飛ばし合う。どちらも目がよく相手の蹴りを当てさせないため、なかなか攻防が激化していかない。しかし大沢が当て勘を発揮して左フックをヒット。だが、依然両者の距離は遠い。互いの蹴りをかわして自分ローを返す展開が続いたが、大沢が終了直前前に出て、グッと右ストレートを伸ばして当て終了する。

    2R、遠藤の蹴りを見切ってかわしつつ、1Rより前に出る大沢。遠藤がフルスイングした右のスイングフックは見切ってかわす。遠藤の蹴りはよく見えており当てさない大沢だが、自ら踏み込んでの右ストレート、左フックは逆に遠藤にかわされクリンチされる。遠藤のクリンチにレフェリーが注意を与える。

    3R、これまでは蹴りをかわし距離を保ってていた大沢だが、このラウンドはガードを固めて前に出ると間合いを詰めていく。遠藤はボディへのヒザ、ボディフックと大沢に対抗。大沢は前にこそ出るが、遠藤に比べやや手数が少ないか。右スイングフック、左フックと力を込めて振るう大沢だが、振りが大きく遠藤にブロックされる。

    判定は30-29(大沢)、29-29、29-29でドロー。決着つかずに終わった。

    プレリミナリーファイト第4試合◎K-1 -65kg Fight/3分3R


    平本 蓮 Hiramoto Ren

    プレリミナリーファイト第4試合◎K-1 -65kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-25,30-25,30-25
    • ×
    x

    野口 陽平 Noguchi Yohei

    1R、左ハイキックを放って入った平本は、続いてすぐに右くクロスを当ててダウンを奪取。続けて再び左ハイから連打に入り、左のパンチをストレート、左フックと角度を変えて放ち野口に襲い掛かる。しかし仕留めきれないと見ると下がって距離を取る。平本はオーソドックスに構え、右のパンチをクロス、スイングフック、アッパーと使い分け、この連打で野口をスタンディングダウンさせる。

    残り1分25秒。平本は右ストレートから左フックを繋ぎ、左右ストレートで猛然と野口を襲うが、野口はリングを回り、3度目のダウンを許さない。

    2R、のっしのっしと出て野口を追い詰める平本。ここはムエタイ式に後ろ重心で立ち、野口の攻撃をよく見る。そしてコツコツとジャブから右ローを当てていく。野口がカットできないタイミングで右ローを出し、平本はダメージを貯めていく。野口が左右のフックを振るって打ち合いに来ると平本も右ストレートと左フックで応戦。だが、野口の左フックを浴びる場面も見られる。

    3R、距離を取って野口を前に来させ、右ロー、右ハイと平本は蹴りを当てていく。距離を詰めたい野口だが、平本の左ハイも飛んできて、また前に出ても平本が小さくバックステップして間合いを調整するため距離を詰められない。このラウンド、平本は距離を保って蹴り主体の組み立てを見せ、パンチで猛然と攻めることはしない。

    判定は3者30-25で平本。これで3戦3勝2KOとした。

    第1試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


    秋元 和也 Akimoto Kazuya

    第1試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 1-2
        29-28,29-30,29-30
    • ×
    x

    セルゲイ・アダムチャック Serhiy Adamchuk

    1R、オーソドックスの秋元に対し、アダムチャックはサウスポー。日本と台湾のハーフである秋元は圧力を発してアダムチャックを追う。秋元の大きな左右フックをかわし、アダムチャックは左右のローキックを打ち込む。ピンポイントでとらえるような奥足への左ローキックにダメージがあったか、秋元は嫌がる。右ストレート、左フックを振るって飛び込むが、スイングが大きくアダムチャックにブロックされる。

    2R、1R同様前に出ようとする秋元だが、アダムチャックのジャブとミドル、ハイに止められる。ローで足が効かされているのも出られないことにあるか。バックステップ・サイドステップで、うまく秋元をさばきながら試合を展開するアダムチャック。秋元は跳びヒザなど展開を変えんとするが、アダムチャックのガードに阻まれる。フットワークで秋元をさばき、時にクリンチと、巧みな試合運びで秋元に攻めさせないアダムチャック。

    3R、秋元は左右のパンチに力を込めてアダムチャックに迫るが、やはり振りが大きくガードを破れない。後退・サークリングベースのアダムチャックだが、うまく秋元から距離を取り、強い攻撃が飛んでくる間合いから外れている。合間にハイや左ストレート、右フック、ローと着実に当てる。しかし秋元の攻撃を止めるのにたびたびクリンチすることから、レフェリーから口頭注意が与えられる。

    判定は29-28(秋元)、30-29(アダムチャック)、30-29(アダムチャック)と割れたが2-1でアダムチャック。トーナメントリザーバーとなった。

    第2試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


    山崎 陽一 Yamazaki Yoichi

    第2試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 0分51秒
    • ×
    x

    マラット・グレゴリアン Marat Grigorian

    1R、グレゴリアンは軽快なステップを踏んで前に出るとジャブ、左ボディから右ローを飛ばす。左ミドルで遠ざけんとする山崎だが、グレゴリアンは下がらず、ガードを固くした構えからジャブと右ローを飛ばしてくる。グレゴリアンはワンツーから右アッパー、右ロー。山崎の左ミドルを受けても下がらない。そして右ヒザから右ストレート→左フックを側頭部にひっかけるようにして山崎からダウンを奪う。

    攻め手を緩めないグレゴリアンは左フックの上下打ちから右アッパー。さらに山崎をロープに詰めて逃がさない。圧力のあるグレゴリアンに後退ベースの戦いを余儀なくされる山崎。グレゴリアンはそこへ左右フックから右アッパー、コーナーに詰めて左右ストレート、右アッパーと連打を浴びせる。山崎は何とかジャブでグレゴリアンを遠ざけ1R終了。

    2R、さっそく前に来て山崎をロープ・コーナー際に詰めるグレゴリアン。1R同様に打点の高いヒザ蹴りで迫るが、これは山崎がかわす。アッパーを突き上げ、山崎がロープ際まで下がったところでグレゴリアンは左ハイ。山崎はこれを受けてダウンし、立ち上がるが目じりから出血が見られ、レフェリーは試合をストップした。

    第3試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


    牧平 圭太 Makihira Keita

    第3試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-29,30-29,29-28
    • ×
    x

    ディラン・サルバドール Dylan Salvador

    1R、ともにサウスポー。牧平は今回磨いてきたという左ローを繰り出していく。だが、サルバドールはこのローをもらっても下がらない。牧平に左ストレートを返していく。蹴り足を掴むなど、やや牧平のローが嫌そうなそぶりも見せるサルバドールだが、すぐさまスピードある左ストレートと右フックを返す。牧平はローに加え跳びヒザも繰り出すが、サルバドールはやはり下がらない。しかし蹴り足を掴む行為がたびたび見られ、レフェリーから注意を受ける。

    2R、牧平が連続で左ローを打ち込むと、サルバドールは脚が効き動きが止まる。そして怒気をはらんだかのように左ストレートを連発し、首相撲からヒザを突き上げるが、レフェリーはこれを注意する。牧平は距離を取ってローキック。サルバドールはローを蹴らせないよう距離を詰める。牧平はしかしさらに左ローで攻め、続いて跳びヒザ。サルバドールは足が効いて追い足が遅い。パンチを振り回すサルバドールだが、距離があるため牧平はよく見えており当てさせない。

    3R、やはりフットワークの落ちたサルバドールに対し、牧平は軽やかにその周囲を回り左ロー。サルバドールが警戒してカットしてくるとワンツー、前蹴り、跳びヒザと攻撃を変える。足が効いているサルバドールは苦しさもあり牧平の前蹴りをキャッチしてしまい、レフェリーから注意を受ける。ラウンド後半はやや疲れたかの牧平だが、サルバドールも同様に疲れが見られ牧平を攻め立てられない。

    判定は30-29、30-29、29-28の3-0で牧平。天才と呼ばれるサルバドールを下した。

    第4試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


    中島 弘貴 Nakajima Hiroki

    第4試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 2分55秒
    • ×
    x

    サニー・ダルベック Sanny Dahlbeck

    1R、中島はオーソドックス、ダルベックはサウスポー。ダルベックに対し体が大きく見える中島はダルベックの左ミドルに負けじと右ミドル、右ローと蹴り返す。ダルベックは左ストレート、左前蹴りと飛ばすが、中島はこれをかわし、その後に繋いでくる左ストレート、右フックといったパンチもブロックする。そして左右ストレートで反撃するが、これはダルベックもバックステップしてかわす。ダルベックは左ミドル、左ボディフック、左ボディストレートと中島を削りに掛かる。

    2R、ミドル、ヒザと左の蹴りにキレがあるダルベック。さらに跳びヒザを放つが、しかしこれがローブローとなってしまい、中島にインターバルが与えられる。再開してもダルベックの左の蹴りの威力は落ちない。中島はこれに右ストレート、右ミドル、そして跳びヒザと対抗。だが、左ミドルの威力でじりじりとダルベックが押していく。中島は反撃のため前に出るが、そこへダルベックは左フックを打ち込みダウンを奪取。立ち上がった中島にダルベックは左ハイ、左ストレートと左を連続で放って猛攻を加え、2度目のダウンを与えてノックアウトした。

    第5試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


    渡部 太基 Watabe Daiki

    第5試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 2分55秒
    • ×
    x

    ジョーダン・ピケオー Jordann Pikeur

    1R、左ストレート、ローキックと開始から攻めて出る渡部。だがピケオーもこれに応じ、右ストレート、跳びヒザ、右アッパー、右ミドル、右ヒザと猛然と渡部を襲う。さらにピケオーは右ストレート、左フックを強振。左フックを返す渡部だが、ピケオーを下がらせられない。さらにピケオーが放ったヒザをボディに浴びる。両者組み合いとなりブレーク。

    仕切り直しとなり、渡部は左ストレートを当てそこから前に行くが、ピケオーはヒザ蹴りを合わせ、さらにヒザを見舞って渡部を下がらせる。だが、渡部もやられたままになっておらず、ピケオーが来たところに右ストレート、左フックを合わせる。しかしピケオーも跳びヒザからパンチでさらに攻める。両者、後半は前半の力の入ったラッシュで疲れたかのようだったが、渡部が右フックを打ち込むとピケオーはやや動きが止まる。

    2R、渡部はこのラウンドも火が出るように仕掛けていき、左ストレート、左インローとピケオーに打ち込む。やや面食らったかのピケオーだが、落ち着いたところで跳びヒザ。そこから顔面前蹴り、右ストレートと渡部に迫る。コーナーに詰められ、ガードを固め丸くなる渡部だが、そこから左ストレートを起点に反撃して客席を沸かせる。

    左ストレートを顔とボディに打ち分け、右フックに繋いで攻める渡部だが、ピケオーはパンチだけでなくヒザも交え、渡部を下がらせる。左ハイを決める渡部だが、ピケオーはダメージを見せない。そしてロープに詰めたピケオーが打ち下ろしの右ストレートを決め、遂に渡部をダウンさせる。かろうじて立ち上がった渡部だが目はうつろ。ピケオーはヒザと右ストレートで襲い掛かり、最後は左ボディから右フックで2度目のダウンを与えてフィニッシュした。

    第6試合◎スーパーファイト/K-1 -60kg Fight/3分3R・延長1R


    卜部 弘嵩 Urabe Hirotaka

    第6試合◎スーパーファイト/K-1 -60kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 3-0

        10-9,10-8,10-8
    • ×
    x

    闘士 Toshi

    1R、両者オーソドックスで、ロープを背負って立つ闘士に対し卜部はステップを踏みながらローとミドルを放ち、切り込むタイミングを探る。闘士のパンチをかわしながら前に出た卜部は、闘士の脇の下に入り込む形になるとそこからリフトして投げてしまい、レフェリーから注意を受ける。ジャブとミドルを入れつつ、再び攻めて出るタイミングを探る卜部。しかし闘士も卜部のミドルに右ストレートを合わせる。

    2R、今度は闘士が前に出て、両者リング中央でジャブを出し合う。1分を過ぎると、そこから両者はローを蹴り合い、闘士が前に出て右クロスを打ち込むと、卜部は一瞬腰が落ちてクリンチする。闘士はさらに攻めるが、卜部は跳びヒザ。そしてジャブを連打で突き、闘士を攻め入らせない。しかし闘士の進入は止めている卜部だが、自ら攻めて出ることができない。

    3R、ジャブを丁寧に突いていく卜部に対し、闘士は左ミドル、右ローと蹴りを中心にした組み立て。卜部が跳びヒザを放てば、闘士は卜部が前に来たところで右ストレートを合わせる。しかし、ここで接近戦で放った卜部のヒザが闘士にローブローとなってしまい、闘士にインターバルが取られる。再開。卜部は前蹴りからボディへのヒザで攻めるが、闘士の体を抱え込んで連打で放ってしまい、レフェリーはこの行為に警告を与える。

    卜部はさらに接近戦でのヒザを狙うが、闘士は振り払ってフックを強振。続いて左フック、右アッパーを卜部にヒットさせる。最後は闘士が右ストレート、卜部がボディにヒザを打ち込み終了。

    判定は3者29-29ドロー、延長戦に突入となる。

    延長R、闘士は1Rのようにロープを背にするかと思われたが、リング中央に出ると、右クロスを卜部の肩越しに放ってヒット。卜部はボディにダメージを見て取り接近してのヒザ、ボディアッパーと攻め、闘士が下がったところでボディに跳びヒザを見舞ってダウンを奪う。

    その後も卜部は闘士のボディをヒザ、力を込めたボディアッパーで襲って終了。ゴングが鳴ると勝利を確信して両手を広げる。

    判定は10-9、10-8、10-8で卜部。延長でヒザでダウンを奪い勝利した。

    第7試合◎スーパーファイト/K-1 -65kg Fight/3分3R・延長1R


    木村“フィリップ”ミノル Kimura "Philip" Minoru

    第7試合◎スーパーファイト/K-1 -65kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 3-0
        10-8,10-8,10-8
    • ×
    x

    マサロ・グランダー Massaro Glunder

    木村の入場はミュージシャンのUZIとZeebraが先導し、マイクでラップを繰り広げながら花道を行く。

    1R、マサロの顔面蹴り上げをかわし、木村は右ストレートを先制ヒット。重心を低くしてじりじりと詰め寄り、ステップインしての右ストレート、マサロが前に来るそぶりを見せると左フックを振るう。マサロは木村の強打を警戒してガードを高くしている。木村が一打必倒というべき左フックを振るうが、マサロはダッキングして当てさせない。木村が右フックに行かんとしたところをマサロの右ストレートが一瞬早く打ち抜きダウンを奪取。さらに右ストレートで攻めんとしたマサロだが、ここは残り時間が少なくゴングとなる。<br
    2R、木村はやはり重心を低くしてパンチでのダウンを狙っているか。マサロのジャブに右クロスを狙うが、これはマサロが当てさせない。マサロはリーチあるジャブを当て、木村をロープに詰めていく。左ミドルも当てるマサロ。木村はステップインしての左ボディから右フックをヒット。徐々に攻勢となりマサロに詰め寄る。マサロの蹴りが見えて来たか木村はたびたび空振りさせる。

    3R、踏み込み距離を詰めてのパンチを狙う木村に依然ガードの高いマサロ。木村は間合いを詰めて左右のフックを上下にまとめるが、マサロもショートフックを返し、その後でステップバックして距離を取る。木村はしかしステップインして右・左とボディフックを入れ、その後に繋いだ左フックでマサロをとらえてダウンを奪い返す。このダウンからマサロは警戒してクリンチしてくるようになり、木村は思ったようにパンチを見舞えない。木村は連打を放たんとしても抱え込まれて封じられる。

    判定は28-28、28-27(木村)、28-28でドロー。延長戦に突入となる。

    延長R、左ミドルを打ち込むマサロに、木村はグッと腰を落として接近しパンチを狙う。3R同様、組み付きの多いマサロ。木村はこれにややイラついたかの様子を見せる。左右フックを連打で繋ぐも、マサロにすぐ組みつかれてしまう。右ストレート、左ボディフックと見舞う木村だが、マサロに組まれて止められる。組み付き行為が露骨なマサロにレフェリーはイエローカードを提示、減点1を命じる。それでもマサロの組み付きはやまず、木村は有効打を追撃できずに延長を終える。

    判定は10-8、10-8、10-9で木村。1Rのダウンを挽回して勝利した。

    第8試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


    牧平 圭太 Makihira Keita

    第8試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 2分0秒
    • ×
    x

    マラット・グレゴリアン Marat Grigorian

    1R、開始から左の蹴りを放って積極的に攻める牧平だが、グレゴリアンは落ち着いた様子でさばき、右ロー、右ストレート、左フックと攻撃を返して牧平をロープに詰める。リングの使い方がうまく、試合巧者ぶりを見せるグレゴリアン。牧平は右前蹴り、左ミドルと入れるがグレゴリアンは止まらず、右ストレート、左フックと放ちながらやはり気が付くと牧平をロープ・コーナーに詰めている。しかし牧平も足を使ってリングを回り、グレゴリアンに決定打を許さない。だが、残り10秒を切ったところでグレゴリアンの左フックがとらえ牧平がダウン。立ち上がったところで1Rが終わる。

    2R、1Rのダウンで自信と圧力を強めたグレゴリアンは1Rより牧平との距離を詰め、フック、アッパーとパンチを使い分けて牧平に迫る。足がフラフラし出す牧平だが、何とか持ちこたえる。しかしグレゴリアンは依然プレッシャーを弱めず、ロープに詰めて左フック、アッパーと攻める。牧平はローを返すも力がない。グレゴリアンは左ボディフックを効かせ、最後は右フックでなぎ倒しノックアウトした。

    第9試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


    ジョーダン・ピケオー Jordann Pikeur

    第9試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分3秒
    • ×
    x

    サニー・ダルベック Sanny Dahlbeck

    1R、オーソドックスのピケオーとサウスポーのダルベック。両者、ピケオーは右、ダルベックは左のミドルを放って様子見するが、ラウンド中盤、前に来たピケオーにダルベックが左ストレートで迎撃したあたりから試合に激しさが増していく。カウンターでの左ストレートを合わされるピケオーだが、それでひるまず前に出て、ダルベックをロープに詰めると、左フックから右ストレート、左ボディを打ち込みダウンを奪取。ラウンド最後は両者が左右のフックを力を込めて振り合い、どちらもしかしダッキングでかわし合って終了となる。

    2R、このラウンドもやはりピケオーが圧力でダルベックを下がらせていく。そして虚をつき垂直にジャンプする跳びヒザを放ってダルベックのアゴ先に決め、そこから連打をまとめて2度目のダウンを奪う。そして最後はダルベックにアッパーを打ち込み、足をフラつかせたダルベックは前蹴りで反撃したがバランスを崩して転倒し、レフェリーはここで試合をストップした。

    第10試合◎スーパーファイト/K-1 -55kg Fight/3分3R・延長1R


    武尊 Takeru

    第10試合◎スーパーファイト/K-1 -55kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-27,30-27,30-27
    • ×
    x

    ハキム・ハメッシュ Hakim Hamech

    1R、武尊は前蹴りを飛ばしてハキムを遠ざける。しかしハキムもこれをかわしながら前に来て、ジャブと右ストレートを飛ばす。武尊は距離が近いとハキムのボディにヒザ蹴りを送る。そして再び距離を取ると今度はハキムのボディに前蹴りを送る。さらに武尊は後ろ回し蹴りも見せる。離れては前蹴り、近づいてはボディへのヒザと距離に合わせた攻撃を使い分ける武尊。ラウンド終盤はハキムのワンツー、右フックがとらえるが、武尊も左右フックをリターンしてやり返す。

    2R、武尊はガードを上げてハキムの右ストレート、フックをグローブで弾きながらローキックで応戦。そして接近戦でボディに入れ、さらに左ボディフック、左ミドルも打ち込んでいく。前に来るハキムに、バックステップしながら武尊は応戦していく。このラウンドは左・右とボディフックを多用する。ハキムがこれが効いてきたか、次第に圧力が減じてくる。すると逆に武尊が前に出始める。だが、ハキムも腕を立ててガードしながら前に来る。だが、武尊は右フックでハキムの頭部をかするようにとらえ、ダウンを奪ってこのラウンドを終える。

    3R、ダウンを奪われたハキムは挽回のため前進を強める。しかし武尊も負けておらず押し返す。ここでも前蹴りとヒザでのボディ攻めを忘れない。2Rに効かせた左右ボディフックもハキムに打ち込む。次第に武尊が押し勝って来て、ハキムをロープまで押し、パンチとヒザで攻める。ボディを効かせてハキムの圧力を削り取った武尊は最後まで前に出て終了。左右フックを振り回して終了する。

    判定は3者30-27で武尊。ダウンを奪い王者の強さを示して勝利した。

    第11試合◎スーパーファイト/K-1 -60kg Fight/3分3R・延長1R


    卜部 功也 Urabe Koya

    第11試合◎スーパーファイト/K-1 -60kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-29,30-27,30-28
    • ×
    x

    コンスタンティン・トリシン Konstantin Trishin

    1R、オーソドックスに構えてスタートしたトリシンだが、卜部に合わせてかサウスポーに変わる。しかしすぐにオーソドックスに戻す。右ミドルを飛ばすトリシンだが卜部はあまり構わず前に来てローを効かせる。足を蹴られるのが嫌かトリシンはラウンド終盤には再度サウスポーとなり、卜部はしかし“アンタッチャブル”の異名通り、高く堅固なガードで危なげなく試合を進める。

    2R、トリシンはサウスポーから蹴りを放ち、威力を感じさせる右・左のフックを飛ばす。だが、卜部はアームブロックとバックステップで空を切らせて当てさせない。しかし、前に出るとトリシンがクリンチしてきてなかなか有効な攻撃を見舞えない。それでもラウンド中盤からトリシンをロープに詰め始め、右ジャブ、左ストレート、組まれてくるとヒザとトリシンを攻める。左ハイキック、バックブローと放つ卜部だが、これはトリシンにかわされてラウンド終了となる。

    3R、卜部が前に出てプレッシャーを掛けると、それに呼応したかのようにトリシンも前に出てくる。しかし卜部は右ジャブを入れ、トリシンをプッシングで押し返して再びロープに詰める。トリシンをロープ際から逃がさない卜部。トリシンはクリンチが多くなってくる。卜部はトリシンのパンチに合わせて右ミドルを放ち、これで脇腹をとらえる。卜部は高いディフェンス力を発揮したまま左右ハイキックも見舞ってトリシンを攻めるが、最後までダウンを奪うことはできず、終了のゴングが鳴ると首を傾げる。

    判定は30-29、30-28、30-29の3-0で卜部。今回も技術の高さを見せ勝利した。

    第12試合◎スーパーファイト/K-1 -65kg Fight/3分3R・延長1R


    ゲーオ・ウィラサクレック Kaew Weerasakreck

    第12試合◎スーパーファイト/K-1 -65kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30-26,30-26,20-26
    • ×
    x

    左右田 泰臣 Soda Yasuomi

    1R、まずはゲーオが顔面前蹴りを決めて試合をスタート。その後もゲーオは右ロー、触角のように伸ばした前手(右手)でのジャブを放ち、左ハイキック、左ミドルと左右田を自身の懐に入らせない。左右田が踏み込めずにいると、ゲーオは左ストレート、左クロスと襲い、そして得意の左ハイキックも飛ばしてくる。

    2R、左右田は圧力を増してゲーオをロープに詰めんとするが、するとゲーオは左フックを強振して左右田を下がらせ前に出てくる。しかし左右田も応戦し、前蹴りとストレートでゲーオを再びロープ際まで追い詰める。だが、するとゲーオはジャブを突きながら出てきて、リング中央に戻ると左ハイキック、左ミドル、左右田の前進に合わせたボディへのヒザ、左ストレートと決める。そしてなお左右田が出てきたところにジャブからの左フックを打ち込みダウンを奪ってこのラウンドを終える。

    3R、左右田は遮二無二前へ行くが、ゲーオはプッシング、足払いのような左インロー、右へ回るステップでこの圧力を巧みにさばく。そして距離ができると左ストレート、左クロスと左右田に見舞う。左右田が前に来ると横蹴りで左右田を下がらせ、なおも来ると左ハイ。このラウンドは完全に動きを見切ったかのように左右田を寄せ付けない。ノーガードで左右田のパンチをかわし、横蹴りで転倒させるなど、余裕を見せて試合を終了。

    判定は3-0でゲーオが勝利し、木村戦の敗北、負傷での欠場と精彩を欠いたゲーオだが、再び輝きを取り戻した。

    第13試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


    ジョーダン・ピケオー Jordann Pikeur

    第13試合◎K-1 WORLD GP -70kg初代王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分24秒
    • ×
    x

    マラット・グレゴリアン Marat Grigorian

    1R、この試合もグレゴリアンは前に出てプレッシャーを掛けんとするが、ピケオーはこれに得意とするヒザで応戦する。いったん下がるグレゴリアンだが、再びすぐにプレッシャーを掛け、コーナー際で右ハイキックを放つとこれがかするようにヒットし、ピケオーは一瞬腰を落とす。グレゴリアンはガードを固めて再度前に出て、右アッパーからコンビネーションに入り、すかさず左右フックを連打で打ち込みピケオーをノックアウト。3試合KOの完全優勝を決めた。