第4試合/第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

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試合結果

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中島千博 / Nakajima Chihiro

判定3-0
30:28/30:28/30:28

アリ・ラーマリ / Ali Laamari

所属ジム: POWER OF DREAM; Team Jesus Cabello

戦歴: 16戦 11勝(5KO) 5敗 0分; 18戦 15勝(6KO) 3敗 0分

生年月日: 1994.11.24; 2005.12.2

身長・体重: 169cm ・ 60.0kg; 178cm ・ 60.0kg

ファイトスタイル: オーソドックス; サウスポー

出身地: 東京都練馬区; スペイン・セビリア

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試合レビュー

中島は22年1月、第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント準決勝で友尊、決勝で横山朋哉を下して同級王座に就いた。23年9月は髙橋直輝に判定負けを喫し王座を失うも、24年9月に村越優汰から判定勝ちを収めて再起した。12月のK-1ではチンギス・アラゾフからの刺客ダニール・エルモリンカに延長判定で競り勝った。

　ラーマリは、スペイン出身でISKAインターコンチネンタル王者。身長178cmのサウスポーから繰り出されるノーモーションのショートストレート、飛び込んでの右フック、強烈なミドルキックが武器。将来が期待される“スペインの新星”だ。

1Ｒ、サウスポーのラーマリがキレのある左ストレートを見せる。序盤は様子見の中島だが、1分すぎからパンチと蹴りで徐々に距離を詰め始める。だが長身のラーマリの懐は深く、なかなか突破口を見い出すことができない。

2Ｒ、中島がローキックとパンチで距離を詰めるが、ラーマリも強烈なテンカオなどで有効打を許さない。遠い間合いから両者のフックが交錯するが、急所を捉えるまでには至らず。甲乙つけがたい内容で2Ｒが終了。

3Ｒ、中島がハイキック、バックブローなどで前進。だが、このラウンドもラーマリの懐の深さが目立つ。流れをつかみたい中島はサウスポーにスイッチ。手数が少なくなったラーマリに対し、中島はカウンターの右フックでダウンを奪取。後半に巻き返した中島が判定3-0で勝利した。