セミファイナル(第8試合)はKrushフェザー級ワンマッチ。元Krush王者の新美貴士は前戦、K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチで寺田匠に挑戦。一進一退の攻防を繰り広げるも、3-0の判定負け。わずか2カ月で早くも再起戦に挑む。対する関口はデビュー以来6戦6勝4KOのALONZA ABLAZE期待の新鋭。前戦は小松貴哉にわずか15秒でKO勝利を収めている。新美が王座復活へ弾みを付けるか、関口が元王者を飲み込みタイトル戦線を駆け上がるか。
1R、開始早々、距離を詰める新美に関口が左右連打。新美の前進に合わせて距離を保つ関口が絶え間なくワンツー、前蹴りを繰り出す。新美はガードを固めて距離を詰め左のロー、ミドル。関口の打ち終わりにワンツーを合わせるが、関口もクリーンヒットを許さない。
2R、新美の前進に前蹴りを合わせる関口。新美は関口のパンチをガードでしのぎ、左インローを刻む。関口が右ヒザ、左ボディで突き放しにかかるも、新美はお構いなしとばかりに前進。左ローから左ストレート、右フックと攻撃の手を緩めない。
3R、前に出る新美に関口が前蹴りで突き放し右ハイ。新美は関口の右ローの打ち終わりに左ストレートを伸ばす。頭をつけて新美を押し込む関口へ、新美は右アッパー。両者疲れが見栄ながらも手数を出し続けるまま試合終了のゴングを迎えた。
判定はジャッジ2名の支持を集めた関口の勝利。元Krush王者に競り勝ち無敗レコードを7に伸ばした。