大会情報

  • 日程 2016年03月20日(日)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1,950人(超満員札止め)

  • 開催日時概要

    (17:00開場/17:15オープニングファイト開始)

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    大会概要

    対戦カード

    オープニングファイト第1試合/Krush -53kg Fight/3分3R


    秦 文也 Hata Fumiya

    オープニングファイト第1試合/Krush -53kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 1-0
        29:28/28:28/28:28
    • ×
    x

    俵家 翔太 Tawaraya Shota

     1Rから激しい打ち合いを繰り広げる両者。秦が右フックを当てると、俵屋はガードを上げて左フックと右ローを返す。秦のパンチと俵屋のローが交錯するラウンドとなった。

     2R、前に出る俵屋に対して、秦がタイミングよく右のパンチを当ててダウンを奪う。俵屋もローを返して反撃。秦は距離を取りながらパンチを返し、俵屋はロー、ミドル、ボディへのヒザ蹴りで前に出る。

     3R、前に出る俵屋が左フックを叩き込み、一気に手数を増やす。残り30秒、俵屋は方をコーナーに詰めてボディ、ロー、ミドルを叩き込むが、秦もパンチを返して譲らない。判定はジャッジ1名が秦を支持したものの、残り2名は差をつけず、ドローに終わった。

    オープニングファイト第2試合/Krush -63kg Fight/3分3R


    林 健太 Hayashi Kenta

    オープニングファイト第2試合/Krush -63kg Fight/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 1分49秒
    • ×
    x

    川中 清史 Kawanaka Kiyoshi

     1R、サウスポーの川中に対して、林が右ストレートと右のヒザ蹴り。下がる川中にプレッシャーをかけ、右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。再開後、林はパンチの打ち合いに持ち込み、最後は左フックで川中を沈めた。

    オープニングファイト第3試合/Krush -53kg Fight/3分3R


    石塚 宏人 Ishitsuka Hiroto

    オープニングファイト第3試合/Krush -53kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-0
        28:28/28:28/28:28
    • ×
    x

    谷嶋 颯斗 Tanishima Hayato

     アマチュア3冠王の石塚が注目のプロデビュー。対する谷嶋も今回がデビュー戦となる。1R、左ハイキックを当てた石塚が一気にパンチで前に出ていくが、谷嶋がカウンターの右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。再開後、石塚は右ローを蹴ってパンチで前進。谷嶋も右ストレート・左フックを返す。

     2R、右ローを蹴って前に出る石塚。谷嶋もロー・右ストレートを返すが、石塚は下がることなく前に出続ける。終盤、石塚が顔面前蹴りや右フックを叩き込んだ。

     3R、石塚が右ストレートを当てれば、谷嶋も右ストレートを返して応戦。パンチ&ローで前に出る石塚。右ローを効かせて、一気に手数を増やすが、谷嶋も右アッパー・右フックを返して打ち合う。1Rに谷嶋がダウンを奪い、石塚が2・3Rに盛り返す形でドローに終わった。

    第1試合/Krush -58kg Fight/3分3R


    伊藤 健人 Ito Kento

    第1試合/Krush -58kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        28:28/28:29/28:29
    • ×
    x

    渡辺 武 Watanabe Takeshi

     1R、距離を詰める渡辺が右フックを叩き込んでダウンを奪う。再開後、渡辺は右ストレートをボディと顔面に打ち分け、ステップを使って細かくパンチを当てる。伊藤はガードを上げて前に出て、ジャブ・左フックからパンチを返す。

     2R、伊藤はジャブを突いて左右のミドル。渡辺のパンチをブロックして左フックを返す。じりじりとプレッシャーをかける伊藤がボディにヒザ蹴りを突き刺し、手数を増やしていく。

     3R、前に出る伊藤がガードを上げて、パンチとヒザ蹴りで猛攻。渡辺も伊藤のヒザ蹴りにパンチを合わせるが、伊藤は下がらず前に出続ける。最後は激しい打ち合いのまま試合終了となり、1Rにダウンを奪った渡辺が接戦を制した。

    ■試合後の渡辺武選手のコメント
    「(試合の感想は?)2年半ぶりの勝利です。続けててよかったです。(最初にダウンを取りましたが?)でも、そのあとは力みが出て、相手にペースを握られたので2Rは取られたと思います。ちょっとツメが甘かったと思います。(勝てない時期もありましたが?)今回も紙一重だったので、まだまだがんばらないといけないです。(今年の目標は?)一個ギリギリで勝っただけなんで、これからも練習していきます。今回、チャンピオンと互角にやってる選手に勝ったので、僕もチャンピオン目指しながらやっていきたいと思います」

    第2試合/Krush -65kg Fight/3分3R


    中澤 純 Nakazawa Jun

    第2試合/Krush -65kg Fight/3分3R

    • ●
    • KO
      • 2R 2分21秒
    • ×
    x

    ユウキ・旬 Yuki Shun

     1R、中澤がサウスポーのユウキに対して右ミドルを蹴っていく。ユウキの左ミドル・ローに対して、右ストレートを返す中澤。ユウキをロープやコーナーまで下がらせ、左フック・右ストレートを叩き込む。

     2R、蹴りで距離を取るユウキ。下がらない中澤はインローを蹴り返し、右ストレートや左ボディを打ち込む。ユウキも下がりながら左ストレート・ミドルを返すが、距離を潰した中澤が嵐のようなラッシュから左ボディを突き刺してダウンを奪う。

     再開後、中澤がすぐにパンチで襲いかかり、ヒザ蹴りを突き刺すが、相手を掴んでのヒザ蹴りだったため、中澤に警告が与えられる。しかし中澤は再開後すぐにパンチでラッシュし、最後は再び強烈な左ボディ。この一撃でユウキからKO勝利を収めた。

    ■試合後の中澤純選手のコメント
    「(試合の感想は?)先日、しょっぱい試合でオンエアをカットされたので、今回は『俺の試合はカットさせないぞ!』って思ってました(笑)。今日は練習をした人のケンカを見せようと思ってました。僕はキレイなファイターじゃないので、気合いと根性とか気持ちの面を出して。ケンカなんて最初の5秒で決まるんですよ。その気持ちを持ってリングに上がったので。いま、戦績が9敗とかなんですよね。記録は消せないですけど、いい試合をすると記憶に残るんですよ。そして、僕みたいな選手のほうが感情移入してもらえるんですよ。人間味があるというか、そこを試合では見せていきたいと思います。

    (-65kg級が盛り上がってますが?)もちろん、がんばってK-1ファイターになりたいです。なんの商売やってもうまくいくと思うので(笑)。僕は人生でも負けたくないので。やっぱり、K-1が一番カッコいいんですよ。僕が目指してるステージは、怪物しかいないヤツらと戦うところなので。今日の試合をして、現役を続けられるなと思いました。これから怪物狩りをするためにがんばらないと。(-65kg王者の山崎選手については?)山ちゃん、強いですからねえ。10回やって、1回勝てばいいんですよ。その10回のうち、1回を引き当てる練習をしたいです。山ちゃん、試合もカッコいいし、オシャレだし、KOするし。でも、僕は戦いたいし、もっと強くなりたいです」

    第3試合/Krush -55kg Fight/3分3R


    鈴木 優也 Suzuki Yuya

    第3試合/Krush -55kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        25:29/25:29/25:28
    • ×
    x

    倉崎 昌史 Kurasaki Masafumi

     1R、ジャブを突いて距離を測る鈴木。倉崎もローを返して、右フックから飛び込んでいく。鈴木もジャブ・ローを返し、左フックのカウンターを狙う。

     2R、ローキックの蹴り合いから、倉崎が右ストレートを突き刺して先制のダウンを奪う。再開後、一気にパンチで前に出ていく倉崎。しかし鈴木も左ボディから反撃に転じ、左ハイキック・右ストレートで倉崎の動きを止める。

     3R、一気に距離を詰めてパンチをまとめる倉崎。踏ん張る鈴木を強引にパンチでなぎ倒してダウンを奪う。再開後、倉崎はすぐさまパンチで襲いかかってダウンを追加。ハイキックや飛びヒザ蹴りで逆転を狙う鈴木だったが一歩及ばず。2度のダウンを奪った倉崎が判定勝利を収めた。

    ■試合後の倉崎昌史選手のコメント
    「(試合の感想は?)とりあえず倒しきれなかったのが悔しいですけど、この一勝はでかいと思います。(実績ある選手から二度ダウンを取りましたが?)自信になりますし、ホッとしてます。(メインは-55kgの王座戦がありますが?)自分も絡んでいければと思います、そうじゃないと何も始まらないので。一戦一戦をしっかり勝っていきたいですね。次こそはKO勝利したいと思います」

    第4試合/-75kg契約/3分3R


    K-Jee Keiji

    第4試合/-75kg契約/3分3R

    • ●
    • TKO
      • 2R 0分4秒
    • ×
    x

    阿佐美ザウルス Asami Zaurus

     Krushで活躍してきた阿佐美が今大会でラストファイトを迎えた。

     1R、ジャブを突いて突進する阿佐美。K-Jeeは左フックとヒザ蹴りで迎え撃つ。互いに近い距離で打ち合う展開から、阿佐美が右ストレート・ヒザ蹴りを当てて前に出る。このヒザ蹴りでK-Jeeは鼻から出血。2R開始直後にドクターストップがかかり、阿佐美が最後の試合でキャリア初のKO勝利を収めた。

     有終の美を飾った阿佐美は「自分は今日引退します。1年前からずっと決めていたんで、みなさん本当にお世話になりました。名前を挙げたらきりがないくらい感謝の言葉を伝えたい人はたくさんいるんですけど、TANG TANG FIGHT CLUBで最後まで立てたことが幸せです」と挨拶。

    「これからうちの(大沢)文也がジムを引っ張って行ってくれると思うんで、後輩たちもそれに付いていって、みなさんもずっと見ていてください。僕の長い青春にお付き合いいただきありがとうございました!」と語り、リングを降りた。

    ■試合後の阿佐美ザウルス選手のコメント
    「(引退試合を終えた感想は?)これまで30戦近くやってきて、一言じゃ言い表せないほどいろいろあったんですけど、みんなのサポートがあって13年続けることができたので、いまは幸せな気持ちです。(試合前の気持ちは?)これまでKO勝利がなかったんで、最後は勝っても負けても、KOのチャンスを狙っていこうと思ってました。(初めてのKOの感触は?)まあ、いつもの勝利とは変わらないですけど、最後にこういう形で終われてホッとしてます。(引退後のビジョンは?)自分の仕事であるマッサージ屋を一生懸命やっていくのと、ウチには若くていい選手がたくさんいるので、できることがあればサポートしていきたいと思います。(ザウルス襲名は?)恐竜は僕で始まり、僕で終わります。今日で絶滅します(笑)。ありがとうございました!」

    第5試合/Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R


    鈴木 雄三 Suzuki Yuzo

    第5試合/Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分46秒
    • ×
    x

    桝本“ゴリ”翔也 Masumoto“Gori”Shoya

     1R、サウスポーの翔也が左ミドル・左ストレートで前に出ていく。鈴木はガードを上げてヒザ蹴り、カウンターの左フックを狙う。残り30秒、鈴木がヒザ蹴りからパンチをまとめて攻め込む。

     2R、パンチとヒザ蹴りで前に出る鈴木。翔也は距離を潰して左ボディと左フックを猛連打。これで鈴木をなぎ倒し、豪快なKO勝利を収めた。 

    ■試合後の翔也選手のコメント
    「(試合の感想は?)じつは自分、去年の3月からKOできず、2連敗中だったのでメッチャうれしいです!(相手は空手の世界王者でしたが?)でも、それから何年も経っててピークも過ぎてるので、勝たないと示しがつかないというか。ただ、倒すことだけを考えていました。(-58kgのベルトについては?)自分、唯一KO負けしてるのが小澤選手なので。いつやるかわからないですけど、必ずブッ倒して自分がベルトを巻きます。それまでKOで勝ち続けていきたいと思います」

    第6試合/Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R


    佐野 天馬 Sano Tenma

    第6試合/Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/28:30/28:30
    • ×
    x

    朝久 裕貴 Asahisa Hirotaka

     小澤海斗が王者として君臨する-58kg注目の一戦。朝久はWILDRUSHリーグで小澤に判定しており、佐野は-58kgに階級を上げて2連勝と勢いに乗っている。

     1R、サウスポーの朝久がインローと左ミドル。佐野がインローを蹴り返すと、朝久はそこにパンチを返す。朝久が距離を取りながら前蹴りとミドル、佐野もローを蹴り返して右ストレートを伸ばす。互いにパンチとローで激しく打ち合う展開の中、朝久が左ストレート・右フックを当てる。

     2R、朝久がインローの連打から左ストレート。佐野はインローと右の膝蹴り、朝久は距離が詰まると左右のフックを打ち込む。ガードを上げてヒザ蹴りで前に出る佐野。朝久も回り込んで右フックを打ち込むが、佐野はボディへのパンチ・ヒザ蹴りで攻める。

     3R、距離を取りながらワンツー・ミドルを蹴る朝久。佐野は右の前蹴り・ローを蹴って前に出ていく。朝久は細かくパンチを繰り出し、佐野はガードしてヒザ蹴り・前蹴りを返す。終盤、佐野がバックスピンキックを突き刺すが、朝久は自分の距離をキープしてパンチを返す。朝久が判定で佐野との一戦を制した。

    ■試合後の朝久裕貴選手のコメント
    「(-58kg王座の次期挑戦者決定戦の意味合いの強い試合だったと思いますが?)そうですね。実質、無敗の選手に勝てたので、次あたりにタイトルマッチをやりたいです。(王者の小澤選手には一度勝ってますが?)そのときは判定勝ちだったので、次は小澤選手にKO勝ちして、Krushらしい試合をして第3代王者になります。(試合では冷静に見えましたが?)一瞬の油断もできない相手だったので、集中して戦いました。王座戦は僕が決めることじゃないですけど、そろそろやってもいいんじゃないかと思います」

    第7試合/第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R


    佐々木 大蔵 Sasaki Daizo

    第7試合/第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:29/30:29/30:28
    • ×
    x

    南野 卓幸 Minamino Takayuki

     トーナメント1回戦で眞暢に逆転KO勝利した南野と東本央貴にリベンジを果たした佐々木が準決勝で激突。南野のセコンドには初代-63kg王者・梶原龍児、佐々木のセコンドには第3代-63kg王者・山崎秀晃がついた。

     1R、距離を取りながらジャブ・ローを見せる佐々木。南野もローを蹴り返し、佐々木のジャブに右をかぶせる。じりじりと前に出る佐々木に対して、南野は顔面とボディにパンチを打ち分ける。佐々木はしっかりとブロックを固めてミドル・ローを返す。

     2R、佐々木がインローと左ミドル、ワンツー・左フックから右ローを蹴る。南野もパンチを返してローにつなげるが、佐々木の的確なローが南野の両足をとらえる。南野も佐々木の蹴りをブロックして右ストレートから連打。佐々木もパンチで打ち合って譲らない。

     3R、パンチで前に出る南野にジャブ・ローを当てる佐々木。南野はローに右ストレートで飛び込むが、佐々木も左フックを打ち返す。ガードを上げて左ミドル、奥足ローを蹴る佐々木。南野は左ボディから前に出て連打。佐々木も右ストレートを返して打ち合う。南野の強打を封じた佐々木が判定勝利で決勝進出を決めた。

    ■試合後の佐々木大蔵選手のコメント
    「(試合の感想は?)準決勝は手堅くいったというか。次は死ぬ気で取りにいきたいと思います。(そのファイトスタイルは崩さない?)まず、ベルトを取るのが第一前提なので。おもしろい試合をするという欲は、その次で。(つまらないと言われても?)関係ないです。取ると取らないでは変わってくると思いますし。とにかく、僕がベルトを巻きます。(相手が平本選手に決まりましたが?)蓮とは一昨年バーベキューした中だし、ジムでもよく話しをしたり。でも、階級が同じだし、いつかやるとは思っていたので、今回は最高の舞台だと思います」

    第8試合/第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R


    泰斗 Taito

    第8試合/第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        26:30/26:30/25:30
    • ×
    x

    平本 蓮 Hiramoto Ren

     もう一つのトーナメント準決勝は-63kgでの王座獲りに燃える泰斗とK-1甲子園2014王者・平本蓮による一戦。泰斗は一回戦で早坂太郎を、平本は原田ヨシキをKOで下している。

     1R、ローを蹴り合う両者。平本はそこから右ストレート・左ボディで前に出る。泰斗もフェイントを入れて手を出そうとするが、平本が鋭いジャブを当てて、右ストレートで前進。下がる泰斗はカウンターのヒザ蹴りを狙い、激しくパンチで打ち合う。

     2R、平本がジャブからワンツー、泰斗も右ストレートを打ち返す。ジャブ・左フックから右ローにつなげる平本。泰斗は右ボディストレートを返して前に出る。平本は鋭い踏み込みからワンツー、泰斗のヒザ蹴りに右ストレートを合わせてダウンを奪う。再開後、平本はすぐにパンチをまとめてダウンを追加する。

     3R、平本が右ローを連打し、そこから右ストレート。泰斗も右ボディを返して、飛びヒザ蹴りを狙う。下がる平本を追いかける泰斗。飛びヒザ蹴り・バックブローを繰り出し、距離を詰めて打ち合いに持ち込むが、平本も退かずに打ち合う。このまま試合終了となり、2Rに2度のダウンを奪った平本が佐々木の待つ決勝に駒を進めた。

     試合後、6・12後楽園大会で対戦する佐々木と平本がリングに立ち、決勝戦へ向けての意気込みを語った。

    「次、第4代Krush-63kg王者になる佐々木大蔵です。ようやく来たなと思います。次が本番です。倒します」(佐々木)

    「初代王者の龍児さんの後輩(佐々木)が上がってきて、龍児さんの愛弟子(平本)が戦うのも運命だと思います。最高の試合をするので応援よろしくお願いします」(平本)

    ■試合後の平本蓮選手のコメント

    「(試合の感想は?)試合が始まる前に大蔵くんが僅差でしたけど勝利して、その瞬間スイッチが入ったというか。まずは倒しにいこうと考えました。いつもはアセッてテンパる展開が多かったので、下から削っていこうと。KOもいけると思ったんですけど、いろんな人の顔を見た瞬間に、まずは王者になることが大切だと思って、3Rは固い試合運びになったと思います。(相手が佐々木選手ということについては?)大蔵くんはほんとに優しくて。何回もご飯食べたり、ジムの忘年会に行ったり。大好きな先輩なんですけど、だからこそここでしっかり倒すのがホントの礼儀なんじゃないかなと思います。
    (佐々木選手はおもしろい試合よりもまず、ベルトを取りにいくと言ってましたが?)いや、それはダメですね。見せ場を作って、おもしろい試合をして勝つのがチャンピオンだと思うので。後輩なりの考え方、僕の意見をおもいっきり試合でぶつけたいと思います。倒して、会場を盛り上げて勝ちます。(6月にベルトを取ると最年少戴冠記録になりますが?)そこは最年少よりも、最高のチャンピオンでいたいので。あんまり歳は気にしないですけど、記録を塗り替えられるのはうれしいと思います」

    メインイベント(第9試合)/Krush -55kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R


    堀尾 竜司 Horio Ryuji

    メインイベント(第9試合)/Krush -55kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28:29/28:29/27:30
    • ×
    x

    寺戸 伸近 Terado Nobuchika

     今大会のメインイベントは-55kgタイトルマッチ、王者・堀尾が2度目の防衛戦で挑戦者・寺戸を迎え撃つ一戦だ。

     Krushが誇る激闘派同士の対戦。前日会見では堀尾が「最高の防衛戦にする」、寺戸が「試合展開はどうでもいい。ただ俺が勝つだけ」と対照的な言葉を残している。

     1R、ジャブ・前蹴りで距離を取る堀尾。寺戸は細かくフェイントを入れて右ローを蹴る。じりじりと前に出て、パンチで飛び込むチャンスを伺う寺戸。堀尾は前蹴りで距離を取りつつ、右ストレートを当てる。

     2R、ジャブから距離を詰める寺戸が右ロー。堀尾も前蹴りで距離を取りながら右ストレートを狙う。堀尾がパンチをまとめてハイキック。お互いに右ストレートを打ち合うと、寺戸が飛びヒザ蹴りを狙う。終盤、寺戸がバックスピンキック。堀尾が左フックを当てると、寺戸も右ストレートで前に出る。

     3R、堀尾が右ストレートから左右のハイキック。寺戸が右ローを蹴って、右ストレートを伸ばす。堀尾がジャブから前に出ていくと、そこに寺戸がどんぴしゃりのタイミングで飛びヒザ蹴り。これで堀尾がばったりと倒れ、寺戸がダウンを奪う。

     立ち上がった堀尾はパンチで突進。寺戸も退かずに打ち合う。残り1分、堀尾の右ストレート・左フックがヒット、さらに飛びヒザ蹴りやバックキックを繰り出すが、寺戸も踏みとどまる。このまま試合終了となり、鮮やかな飛びヒザ蹴りでダウンを奪った寺戸が第5代Krush-55kg王座に就いた。

     試合後、寺戸は「僕を応援してくれる皆さん、5年間お待たせしました。遂にこのベルトを巻きました。本当に毎回崖っぷちの試合ばっかりでハラハラさせてばかりで申し訳ないと思うんですけど、こうやって勝ったのも応援してくれたみなさんの後押しがあったからです。みなさんの笑顔が見たくて頑張りました」とメッセージを送った。

    ■試合後の寺戸伸近選手のコメント
    「(試合の感想は?)ここで俺が負けると進退考えないといけないと思っていたので、結果を残せてうれしいです。(復帰戦でしたがプレッシャーや不安は?)不安はいつもあるんですけど、今回はこの試合に賭けていたというか。(初代王者決定トーナメントで負け、瀧谷選手に王座戦で負けるなど、なかなか取れないベルトでしたが?)重たいですね。巻きたかったベルト、こんなに重たかったんだって思いましたね。いろんな人の応援、チームメイトとジムのみんなの支えがなかったらいまの自分はないと思うので。(5本目のベルトになりますが?)いままで手に入れることができなかったので、うれしい気持ちがでかいです。(3Rのヒザについては?)目には目をじゃないですけど、俺も先に当ててやろうと思ってました。練習もしていたので、その成果が出たと思います。
    (最初から落ち着いているように見えましたが?)そうですね。向こうがアセっているなと思いました。2Rからはペースも上げてくると思ったんですけど、1Rでああいう戦いかたができたのは大きかったですね。(効いた攻撃は?)ボディはもらい続けたらイヤだなと思ったので、警戒しました。最初は打ち合って倒してやろうと思ったんですけど、飛びヒザが来る可能性もあったし、セコンドの声で冷静になりました。(今後、どんな王者を目指していきますか?)現時点で考えてはないですけど、もうひとつほしいベルトがあるので。それは一個しかないでしょ。(リングでベルトを巻くリクエストを断った理由は?)トランクスのメインスポンサーが見えなくなってしまうので、冷静に頭が働きました(笑)」

    ■試合後の堀尾選手のコメント
    「(試合の感想は?)距離や相手の攻撃を見る部分では、いままでで一番落ち着いてたんですけど、3Rでミスがあり、それが敗因だと思います。もの凄く悔しいです。(ベテランの圧力は?)相手もよく見てるという感じで。こっちのほうがうまく試合運びもできてたんですけど。同じように狙っている者同士の中で、一発当てるのが寺戸選手はさすがだったと思います。(プレッシャーは?)1R目からまったくなかったです。
    (自分のエンジンがかかるところでダウンを?)そうですね。どう倒れたのかわからないんですけど、自分が入ったところにあわせられた、と。出鼻をくじかれた感じですね。(今後については?)ベルトを失った寂しさよりも、試合に負けた悔しさが大きいので、リベンジのつもりでいちからやり直して、また-55kgのベルトにトライしたいと思います。(ほかの選手と寺戸選手の違いは?)前に出ても、寺戸選手が冷静に合わせてきたのは経験の差だと思います」