大会情報

  • 日程 2016年01月17日(日)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1,950人(超満員札止め)

  • お問合せ 株式会社グッドルーザー

    大会概要

    対戦カード

    オープニングファイト第1試合/Krush女子-47kg Fight/2分3R


    平岡 琴 Hiraoka Koto

    オープニングファイト第1試合/Krush女子-47kg Fight/2分3R

    • ●
    • 判定
      • 1-0
        30:30/29:28/29:29
    • ×
    x

    斎藤 史奈 Saito Fumina

     1R、パンチとローで前に出ていく斎藤。平岡は距離を取って右ロー・左ミドルを蹴り、右ストレートのカウンターを狙う。前に出る斎藤、距離を取って攻撃を合わせる平岡という展開が続いた。

     2R、右ローと右ストレートのカウンターを狙う平岡。斎藤は顔面とボディに打ち分けてローにつなげる。このラウンドもお互い激しく打ち合った。

     3R、平岡がジャブ、右ストレート、バックスピンキックと手数を増やす。斎藤も必死にパンチで前に出て、平岡を下がらせる。判定はジャッジ1名が平岡を支持したものの、ドローに終わった。

    オープニングファイト第2試合
    Krush -53kg Fight/3分3R


    隆聖 Ryusei

    オープニングファイト第2試合
    Krush -53kg Fight/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 0分39秒
    • ×
    x

    笠見 玲慈 Kasami Reiji

     1R、開始直後からパンチとローで打ち合う展開となり、隆聖が体全身で飛び込むような右フック。これで笠見が後方にばったりと倒れ、隆聖が豪快なKO勝利を収めた。

    オープニングファイト第3試合/Krush -58kg Fight/3分3R


    鈴木 雅博 Suzuki Masahiro

    オープニングファイト第3試合/Krush -58kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        29:29/29:30/28:29
    • ×
    x

    山本 直樹 Yamamoto Naoki

     1R、サウスポーの鈴木が前蹴りで距離を取る。山本は右ミドルを蹴って、右ストレートで飛び込む。鈴木もインローと左ミドルを蹴り返して、山本の蹴りにパンチを狙う。終盤、山本の左フックが鈴木の顔面をとらえる。

     2R、鈴木はインローと左ミドル。山本も距離を詰めてパンチからローを連打する。距離を取りながら左ミドルを蹴る鈴木。山本は鈴木の前足にローを集める。

     3R、ミドルとローを蹴り合う両者。鈴木がバックキックを繰り出せば、山本は右ストレート・左フックで前に出る。パンチの距離に持ち込む山本がアッパーとストレート。鈴木も左ミドルを蹴るが、山本はパンチで前に出続ける。判定2-0で山本が勝利した。

    第1試合/Krush -65kg Fight/3分3R


    松下 大紀 Matsushita Daiki

    第1試合/Krush -65kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:25/30:25/30:25
    • ×
    x

    SEIYA Seiya

     1R、左ミドルと右ローを蹴る上田。松下は一気にパンチで前に出て、左フックで先制のダウンを奪う。再開後、パンチでプレッシャーをかけていく松下。ガードを固める上田にパンチとヒザ蹴りをまとめ、ラウンド終了まで攻め続けた。

     2Rも松下がプレッシャーをかけて前進。上田はガードしてローを蹴り返すが、松下は上田をコーナーに詰めてパンチとヒザ蹴りを連打する。終盤、クリンチを繰り返す上田に減点1が言い渡された。

     3R、一気にパンチで前に出ていく松下。上田も右アッパー・左フックを返す。松下は右ストレートとヒザ蹴り。顔面とボディに攻撃を打ち込んで上田を棒立ちにさせる。試合は判定決着になったものの、ダウンを奪った松下が大差の判定勝利を収めた。

    ■試合後の松下大紀選手のコメント
    「(Krush初参戦でしたが?)初めてなのでインパクト残したかったんですけど、1Rにダウン取ったのに攻めきれなかったので、内容としては悔しいですね。(K-1ではKO勝利でしたが?)やっぱり、倒しきれないのが課題ですね。勝ったのはうれしいんですけど、課題ばかり残りました。(まだ19歳ですが、ベテラン揃いの65kg級のはトップ戦線に食い込みたい?)そうですね。努力を重ねて強くなって、チャンピオンを目指していきたいです。もっと練習をがんばって、次はおもしろい試合をしたいですね」

    第2試合/Krush -58kg Fight/3分3R


    朝久 裕貴 Asahisa Hirotaka

    第2試合/Krush -58kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/30:28/30:27
    • ×
    x

    大岩 龍矢 Oiwa Tatsuya

     1R、一気に前に出ていく大岩。朝久はそこに左フックを叩き込む。サウスポーの朝久がインロー・左ミドルを蹴ると、大岩は右ストレートで飛び込む。朝久がワンツー・右フック、インロー・ハイキックと手数を増やす。大岩も右フックを強振するがクリーンヒットはない。

     2R、距離を取りながら左ミドル・インロー、左ストレートを打つ朝久。大岩はパンチで前に出るが、朝久は顔面前蹴りや左ストレートを突き刺す。大岩は距離を潰してボディ打ち。朝久もボディとローを返す。

     3R、距離を詰めてアッパーとボディブローを打つ大岩。朝久はインローと左ストレートで迎え撃つ。ひたすら前に出る大岩だが、攻撃を当てるのは朝久。終了間際には飛びヒザ蹴り・顔面前蹴りをヒットさせる。判定3-0で朝久が勝利した。

    ■試合後の朝久裕貴選手のコメント
    「(WILD RUSHを経ての試合の感想は?)自分は去年、4試合しかしてないんですけど、リーグ戦で成長した姿を見せたかったのが、ちょっとしょっぱい試合になってしまって。大岩選手も根性があって、なかなか倒せなかったです。来月、小澤(海斗)選手がタイトルを取って待っていてくれていると思うので、追いつけるようにがんばります。(王座挑戦を視野に?)まだ、それまでに何試合かしないといけないと思いますが、僕はタイトルマッチができればと思います。そのためにも1試合1試合大事にしていきたいと思います」

    第3試合
    Krush -55kg Fight/3分3R・延長1R


    石田 圭祐 Ishida Keisuke

    第3試合
    Krush -55kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 0分53秒
    • ×
    x

    貴章 Takaaki

     1R、貴章がリーチを生かしたジャブと前蹴り。石田はローを蹴りながら、右ハイキックを狙う。じりじりと前に出ていく石田が右ストレートと左フック、貴章はパンチをまとめてヒザ蹴りにつなげる。石田は貴章の前足にローを集め、終了間際に右ストレートでダウンを奪う。

     2R、右ローを連打する石田。右ハイキックやバックスピンキックを繰り出し、貴章がコーナーを背負ったところに強烈な左フック。この一発で貴章が崩れ落ち、石田が見事なKO勝利を収めた。

    ■試合後の石田圭祐選手のコメント
    「(試合を振り返って?)今年、21歳になる年の試合で。練習でケガもあったんですけど、結果的にKOで勝てたのでよかったと思います。(55kgは層が厚い階級ですが?)たしかに厚いですけど、今回貴章選手に勝って、Krushのトップファイターはけっこう倒したと思うので、次こそって感じですね。(3月に55kgの王座戦がありますが?)正直、寺尾選手は前回負けてるし、なんでタイトルマッチなのかなっていうのはありますね。(その結果次第では挑戦を?)はい、次は僕がやると思っているので。少なくとも今年中にはベルトを取らないといけないと思ってます。まあ、僕がどうこういっても、そんな簡単に挑戦できるベルトじゃないと思うし、組まれた相手を倒していくだけです。いい加減、ベルトを取らないと、周りからいろいろ言われるので(苦笑)。それは周りから見ても、ベルトが取れる位置だということだと思うので。でも、取れる選手と、取れない選手の力の差はあると思います。僕は取れる力を見せたいなと思います」

    第4試合/Krush女子 -46kg契約/2分3R・延長1R


    Little Tiger Little Tiger

    第4試合/Krush女子 -46kg契約/2分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/28:29/27:30
    • ×
    x

    キル・ビー KILL BEE

     女子キック・ムエタイ9冠王のLittle TigerがKrush初参戦。同じくKrush初参戦の台湾のボクシング王者ビーと対戦した。

     1R、サウスポーに構えるLittle Tigerが左ミドルと奥足ロー。ビーは回転の速いパンチで前に出ていく。ビーはLittle Tigerをロープに詰めて左フック・右ストレートからパンチをまとめる。

     2R開始のゴングが鳴ると勢いよくパンチで出ていくビー。Little Tigerのガードの間に左フック・右アッパーをねじ込む。Little Tigerは左の蹴りで距離を取ろうとするが、ビーが右ストレートから攻め込む。終盤、ビーの右がLittle Tigerの顔面をとらえる。

     3R、ビーが右ストレート・左フック、右ミドルで突進。Little Tigerは左ミドルとローを蹴るが、ビーの前進は止まらない。残り40秒、ビーはパンチとヒザ蹴りでLittle Tigerを攻め続ける。このまま試合終了となり、ビーが判定勝利でLittle Tigerを下した。

    ■試合後のキル・ビー選手のコメント
    「(日本語で)はじめまして、キル・ビーです、台湾から来ました。どうぞよろしくお願いします。(試合の感想は?)今回、初参戦で勝てて凄くうれしく思ってます。(ほかのイベントと比べてKrushの印象は?)すばらしいと感じました。Krushに出場できて光栄に思ってます。ぜひ、またこのリングで戦ってみたいと思いました。(Krush自体は知ってましたか?)自分のチームメイトが出たことありますし、自分もずっと出たいと思ってました。HIROYA選手や武尊選手も友だちなので、彼らのような凄い選手になりたいです。(知り合ったきっかけは?)一昨年、台湾の私の所属するジムに来て、レッスンしてくれたのがきっかけです。(日本語を話せる理由は?)マネージャーが教えてくれました(笑)。(今年の目標は?)もちろん、Krushのベルトを狙っていきたいと思います」

    第5試合/Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R


    戸邊 隆馬 Tobe Ryuma

    第5試合/Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        25:29/25:29/25:30
    • ×
    x

    佐野 天馬 Sano Tenma

     -55kgで活躍してきた戸邊が-58kgに階級を上げて参戦。対する佐野は昨年11月大会から-58kgに階級を上げ、自身初のKO勝利を収めている。

     1R、ローを蹴り合う両者。戸邊はじりじりと前に出て左ボディ、右ストレートを叩き込む。しかし佐野がカウンターの右ストレートを当ててダウンを奪う。再開後、パンチで前に出ていく戸邊。佐野はそこに右ハイキックを合わせてダウンを追加する。KO負けのピンチを迎えた戸邊だが、佐野と果敢に打ち合う。

     2R、ジャブを突いて前に出ていく戸邊。佐野はローを返して、再び右ハイキックでダウンを奪う。立ち上がった戸邊は左ボディから顔面への左フック。ボディにパンチをまとめて反撃に転じる。

     3R、パンチとローで手数を増やす戸邉。下がる佐野に強烈なボディを叩き込み、連打をまとめる。佐野も右ハイキックを蹴り返し、ここで戸邊が左目尻をカットしてドクターチェックが入る。

     再開後、戸邉は一気にパンチをまとめて右ハイキック。ここで再び出血するが、試合は再開される。戸邊は鬼の形相でボディブローから猛ラッシュ。佐野をロープにくぎ付けにするが、佐野も必死に耐えて試合終了のゴング。判定は佐野に軍配が上がり、激闘を演じた両者に大きな拍手が送られた。

    ■試合後の佐野天馬選手のコメント
    「(試合の感想は?)最初にダウンを取って、イメージどおりではあったんですけど、最後までに倒せればよかったと思います。(3R、ヒザでカットさせましたが?)たぶん、ハイだと思います。やっぱり、当たったら倒さないとダメですよね。(タイトル戦も経験している戸邊選手勝ちましたが?)僕の中ではデカいですね。でも、もっと強くならないと。(2月に-58kgのタイトル戦がありますが?)もっと、練習しないとダメです、それだけです。(今年の目標は?)今年中にベルトを取って、武尊くんみたいな特別な存在になりたいです。武尊くんより強いんじゃないかなと思わせたいです。(-55kgも視野に?)いまは考えてないですけど、体重が落ちついていったら考えたいと思います」

    第6試合
    第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R


    眞暢 Masanobu

    第6試合
    第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 1分57秒
    • ×
    x

    南野 卓幸 Minamino Takayuki

     1回戦屈指の好カードとして期待を集めている眞暢と南野のパンチャー対決。1R、眞暢がジャブを顔面とボディに打ち分け、右ストレートから前に出る。じりじりとプレッシャーをかけてローを蹴る眞暢。南野もローを返して前に出るが、眞暢はそこにパンチを合わせ、左フックから右ストレートを突き刺す。

     2R開始直後、ローを散らす眞暢が左フックでダウンを奪う。再開後、果敢にパンチで前に出る南野。眞暢のローに左フックを合わせると、一気に猛ラッシュ。このラッシュで眞暢からスタンディングダウンを奪う。残り1分、両者は足を止めて激しい打ち合いを展開。南野が右ストレートを当てたところで眞暢がバランスを崩し、ダウンが宣告される。

     3R、距離を取ってロー・ミドルを蹴る眞暢。しかしパンチでプレッシャーをかける南野が強烈な左ボディを叩き込み、眞暢からダウンを奪う。眞暢も何とか立ち上がり、試合再開となるが、すぐに南野が左ボディから猛ラッシュ。これで眞暢が崩れ落ち、南野がKO勝利で準決勝に駒を進めた。

    ■試合後の南野卓幸選手のコメント
    「(試合の感想は?)ちょっと1R、警戒しすぎて。2Rでしたっけ? ダウン取られてから、ヘンなプライドじゃないですけど、『これ、勝ち負けよりも倒さなきゃいけないな』って、スイッチが入って。ダウン取られたとき、自分が笑ってた気がするんですけど(笑)。(そのあと、ダウンを2回取りなおして……)2回も取り返しました? 全然覚えてないです、セコンドの声は聞こえてたんですけど。(実績のある選手に勝ちましたが?)今回のトーナメントで一番、パワーがある選手だと思ってました。それで警戒しすぎて、1Rは攻められなくて。でも、そんな相手をパンチで倒せたので自信もついたし、次の準決勝ももっと倒しにいくような試合ができると思うので。自分がもっと成長すると思うので、次も期待してほしいです」

    第7試合/第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R


    佐々木 大蔵 Sasaki Daizo

    第7試合/第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        30:30/30:29/30:29
    • ×
    x

    東本 央貴 Higashimoto Hisaki

     佐々木×東本はトーナメント1回戦で唯一の再戦。前回の対戦(Krush YOUTH GP2012開幕戦)では東本が判定で勝利している。

     1R、サウスポーの東本に対して佐々木は右ミドルを蹴る。東本も左ミドル・インローを蹴り返し、互いに間合いを測って蹴り合う展開が続く。残り10秒、東本がパンチを見せたところに佐々木が右ハイキックを蹴る。

     2R、東本が左の三日月蹴り。佐々木も右ハイキックを蹴り返す。じりじりと前に出る佐々木に対し、東本は左ストレートと左ハイキックを見せる。佐々木は右ミドルと右ストレート、東本も左ストレートからパンチをまとめる。

     3R、左ミドルを蹴ってパンチをまとめる東本。佐々木も右ミドルを蹴って前に出ていく。東本が左ストレートで飛び込むと、佐々木は飛びヒザ蹴り。東本は距離を取って左ミドル、佐々木は右ストレートからヒザ蹴りにつなげる。残り10秒、佐々木が左ミドルを蹴り、東本がパンチを返す展開で試合終了。判定は2-0で佐々木が僅差の勝利を収めた。

    ■試合後の佐々木大蔵選手のコメント
    「(3年以上ぶりのリマッチでしたが?)ファンの心をつかむと言ってたんですけど、まったくそういうものにはならず、自分の勝ちに徹したという感じですね。なので、試合としてはおもしろくなかったと思います。でも、次に進めたので。戦前、このトーナメントで進化していくと言ったので、次は今日より強い姿を見せたいですね。(試合中は冷静でしたか?)凄い冷静でした。いままではポカで負けてきたのが多くて、今回も東本選手の一発をもらったら負けるなというのが頭にあったので、消極的な試合になってしまいましたね。(トーナメントの3試合で進化を見せる?)はい。初戦がこれだけ底辺なので、次は格段に強くならないと。次の南野くんは総本部で龍児さんのもとで練習してるし、僕の対策は練ってくると思うので、それに勝つためにはもっとレベルアップしないと。

    (南野選手とは兄弟ジムですが、一緒に練習されたことは?)練習はないですけど、ジムで話すことはちょこちょこあって。でも、戦うとなると関係ないですね。みんな、ベルトがほしくて戦ってると思うので、バチバチ試合するだけですね。(今回、見せられなかったものが準決勝では見られる?)はい、まだまだ足りなかったってことなので。しかも、今日の勝ちはKrushの歴代王者の人たちの顔に泥を塗るような試合だったと思いますし。今日、セコンドについてもらったヒデ(山崎秀晃)さんは凄く大好きで尊敬する選手なんですが、匹敵するにはまだまだだと思います。次の試合は期待してください」

    第8試合
    第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R


    泰斗 Taito

    第8試合
    第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 3R 2分42秒
    • ×
    x

    早坂 太郎 Hayasaka Taro

     トーナメント1回戦で泰斗VS早坂による名古屋対決が実現した。

     1R、サウスポーの早坂が左ミドル・左ストレートで前に出ていく。泰斗もインローと右ミドルを蹴り返す。じりじりと前に出て左ミドルを蹴る早坂。泰斗は早坂をコーナーに詰めて右ストレート、早坂も左のヒザ蹴りを突き上げる。

     2R、早坂が前に出ながら左ミドルと奥足ロー。泰斗もすぐにローを蹴り返し、バックスピンキックを繰り出す。残り1分、早坂が左ストレートから左ハイキック。泰斗もローを蹴り返すが、お互いにクリーンヒットはない。

     3R、早坂の蹴りをかわしてローを蹴る泰斗。左フックから連打をまとめ、ロープを背負う早坂に右ストレート・左フックを叩き込んでダウンを奪う。再開後、足を止めて打ち合う両者。ここでも泰斗は右ストレート、飛びヒザ蹴り、ハイキックと攻め込み、パンチのラッシュでダウンを追加。最後は早坂のボディにヒザ蹴りを突き刺し、KO勝利で準決勝進出を決めた。

    ■試合後の泰斗選手のコメント
    「(試合を振り返って?)1Rは慎重になりすぎて……。あんまり覚えてないんですけど、パンチで来ると思ったらけっこう蹴ってきたので、キックを警戒して。最終的にKOできたのでよかったと思います。(65kgのタイトルマッチ後にモチベーションが落ちた時期もあったそうですが、払拭しましたか?)そうですね。前回、名古屋で取れなかったので、『もう……』ってなったんですけど、今回チャンスをもらえて、気持ちを切り替えられたのでよかったです。

    (1回戦は名古屋対決でしたが?)別のブロックになるかと思ったら、いきなりかと思って。でも、仲がいい選手とかではなかったので、やりづらさはなかったです。おもいきり潰しにいこう、と。(残りのトーナメントへの意気込みは?)目標はベルトを取ることなので。決勝でホントは東本選手とやりたかったんですけど、負けちゃったので。それはそれとして、ベルトを取りたいですね」

    第9試合
    第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R


    原田 ヨシキ Harada Yoshiki

    第9試合
    第4代Krush -63kg王座決定トーナメント 一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分11秒
    • ×
    x

    平本 蓮 Hiramoto Ren

     今回がKrush初参戦、師匠・梶原龍児が巻いたKrush-63kgのベルトを目指す平本と総合格闘家の原田が1回戦で激突した。

     1R、サウスポーの原田が細かくフェイントを入れてインローを蹴る。平本もインローを蹴り返し、距離を詰めて右ハイ。原田の蹴りに右ストレートを合わせて、一気にパンチをまとめる。じりじりとプレッシャーをかける平本は的確にパンチを当て、原田を後退させる。

     2R、左ストレートで飛び込む原田。平本も鋭い右ストレートを返してローまでつなげ、原田の左ミドルにカウンターの右ストレートをズバリ。これでダウンを奪うと、立ち上がった原田にパンチで襲いかかり、最後は左フックで原田をマットに沈めた。

     試合後、平本はうれし涙を浮かべながら「ここ2戦は強敵との試合が続いて2連敗していて、ここで負けたらどうなるんだろう?って寝れない日々が続きました。でも色んな人の支えがあって、今日この場で素晴らしい勝利を手に入れられました。でもまだ1回戦なんで。何が何でもチャンピオンになりたいので応援よろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。

    ■試合後の平本蓮選手のコメント
    「(2連敗からの今日のKO勝利を振り返って?)半年ぶりの勝利で、ここ2戦は苦戦が続いて。成長できたと言っても、プレッシャーと自信があったというか。今日の試合をしてみて、過去ダメだったことを試合中にずっと考えて、正しい攻撃をひとつひとつ選んで、ちゃんと結果に繋げられてうれしいと思います。(試合中に2連敗のおさらいを?)それもありましたし、相手のプレッシャー、そういうところも克服できて。今日の試合が決まってからも、相手とプレッシャーと、二つの戦いがありました。いま、無事にカメラの前でコメントを出せて幸せに思います。

    (リング上では涙も見られましたが?)やっと、心の鎖がとけたというか。抱え込んでたものすべてが排出されました。キックをやっててよかったなと思いました。まだ、1回戦なんですけど、今日の原田選手もすばらしい選手で。会見ではいろいろ発言ありましたけど、いい人だと思うので感謝してます。今年、木村選手とかと拳を交えたいと思ってるので、トーナメントの残りの試合も気をゆるめず、どんな理由があっても絶対に優勝したいと思ってます。(南野選手と佐々木選手が勝ち上がってますが?)同門の卓幸くんとは毎日練習してますし、大蔵さんとも凄く仲がよくて。決勝では僕たちの今日の試合の100倍は最高な試合をして、会場を盛り上げたいと思ってます。とりあえず、しっかり身体を休めて、日々精進したいと思います。

    (初参戦のKrushのリングについては?)いつも、Krushは観る側だったので。小学校からずっと観てきて、凄く大好きなイベントでした。雰囲気もほかの興行より華があって。その中に自分が入れば、もっと彩れるかな、と。これからも平本蓮、Krushファイター、Krushチャンピオンとして戦っていきたいなと思います」

    メインイベント(第10試合)/Krush -67kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R


    牧平 圭太 Makihira Keita

    メインイベント(第10試合)/Krush -67kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 0-3
        9:10/9:10/9:10
    • ×
    x

    渡部 太基 Watabe Daiki

     指定席が全席完売となり、当日券もすべて売り切れた2016年の開幕戦「Krush.62」。メインイベントはKrush-67kgのベルトをかけた再戦、王者・牧平と挑戦者・渡部による約10カ月ぶりの再戦=-67kgタイトルマッチだ。前回の対戦では延長判定の末、牧平が辛くもベルトをドロー防衛。前日会見ではお互いに完全決着を誓い合った。

     1R、サウスポーの両者。渡部がパンチ・ローでプレッシャーをかけ、牧平も右ミドルと左ローを蹴る。牧平は前蹴りで距離を取り、パンチをまとめて左ローにつなげる。渡部も左ローを蹴って前進。互いにローを蹴り合う展開が続く。

     2R、パンチで前に出ていく渡部。牧平も左ストレート・左ハイを返す。渡部が左ロー・左ハイで前に出れば、牧平も左ロー・左のヒザ蹴りを返す。右の前蹴りで距離を取り、左ロー・左ハイ蹴る牧平。ジャブからパンチをまとめて飛びヒザ蹴りをヒットさせると、渡部も左ストレートを返して譲らない。

     3R、牧平が左ストレート、左ハイ、飛びヒザ蹴りで猛攻。渡部も距離を詰めて左右のフックを打ち込む。応援団の大声援を背に激しく打ち合う両者。牧平が左ローを連打すれば、渡部も左ストレートを返して打ち合う。残り30秒、牧平が渾身の右ハイキック。これで渡部の動きが止まる。それでもパンチで前に出る渡部。牧平も必死に踏ん張ってローを返したところで試合終了となった。

     判定はジャッジ1名が30‐29で牧平を支持したものの、残り2名は29‐29で差をつけず。試合は延長戦へ突入する。

     延長R、すぐにパンチで突進していく渡部。牧平もハイキックを蹴り返す。ここで渡部が飛びヒザ蹴りを発射。これで牧平の右目尻が切れて、ドクターチェックが入る。再開後、距離を詰めてパンチを連打する渡部。牧平も必死にロー・ミドルを蹴り返す。渡部はそこに左ストレートを当てて、パンチをまとめる。

     残り1分、牧平は渡部のボディに前蹴りとヒザ蹴り。渡部も左ストレートからパンチを打ち込む。残り10秒、渡部がパンチで突進し、試合終了のゴングが鳴らされる。判定は3-0で渡部。牧平との死闘を制した渡部が67kg王者のベルトを腰に巻いた。

     試合後、マイクを持った渡部は「やっと一番になれました。まず最初に牧平選手、牧平選手の応援団のみなさんありがとうございました。そして渡部太基の応援団のみなさんありがとうございました。いつもKrushを応援してくれているファンのみなさんありがとうございました」と感謝の言葉。「チャンピオンになるという夢がいつしか目標に変わって、ようやくベルトを獲れました。失敗もいっぱいして、思い通りに行かない日々もありました。でもあきらめなくてよかったと思います」とKrush王者になった喜びを語る。

     そして渡部は両親と妻をリングに上げて記念撮影。「-67kgのチャンピオンとして誰にも負けないために、もっと練習して最強のチャンピオンになります。Krush、K-1、そして渡部太基をよろしくお願いします」とKrush王者としての更なる飛躍をファンに誓った。

    ■試合後の渡部太基選手のコメント
    「(8Rでようやく決着がつきましたが?)強かったです。今日はやりづらくて。僕も倒さなきゃと思って、前回はパンチパンチだったので、今回は蹴りを混ぜてうまく戦おうと思ったんですけど、相手もうまくて、なかなか攻めきれなかったです。(牧平選手はパンチが目立ちましたが?)そうですね、自分もパンチでいこうと思ったんですけど、ガンガン前に出る悪いクセが出るので、なるべく蹴るようにして。(この王座戦まで振り返って?)一度、K-1を挟んだりして、目標が変わったりもしたんですけど。67kgで塚越選手も挟んで、またチャンスが巡ってきて。何が何でも取りたいなと思って。

    (ベルトを巻いた感想は?)巻くのは2回目なんですけど、初めてのようにうれしいし、ほしかったベルトなので。(リング上で一番になれたという言葉もありましたが?)涙が勝手に出てきましたね。過去にも泣いたことはありましたけど、応援してくれてる人の声援が聞こえてジーンてきちゃいましたね。(ご両親と奥様もリングに?)そうですね。嫁を上げるのは僕のレベルでは早いと思ったんですけど、両親に感謝の気持ちだけ伝えたいなと思って。

    (会話は?)オヤジは勝っても負けても文句言ってくるうるさいオヤジなんで。まあ、親孝行じゃないですけど、一回でいいからリングに上げたかったので、それができてよかったです。(第4代王者ということですが今後は?)牧平選手が2回防衛してますからね。防衛数でも負けたくないし、歴代のチャンピオンよりもスーパースターになれるようにがんばっていこうと思います」