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どうなる二大タイトルマッチ!「思いを乗せて戦う」(金子)「秘策は20、30個」(池田)「壊しにいく」(松谷)「壊してみろ」(末松)=9.7 K-1 MAX前日計量&会見

 明日9月7日(日)に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦~」の前日記者会見が、6日に都内会場にて3部構成で行われた。2部は、2大タイトルマッチに出場する4選手が登壇した。

 4選手の詳細と会見のコメントは以下の通り。
◎K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
金子晃大(王者/日本/K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)
vs.
池田幸司(挑戦者/日本/ReBORN経堂)

 金子は昨年7月から9月にかけて行われたK-1-55kg世界最強決定トーナメントで、カン・メンホン、璃明武、大久保琉唯を破り同トーナメントで優勝。その後、海外勢いに連勝も25年5月の池田幸司戦でダウンを喫し、判定負けとなった。

 池田は昨年7月からスーパー・バンタム級に階級を上げ晃貴からKO勝ち。25年3月は璃明武に延長判定負けを喫したが、今年5月に金子晃大から右ストレートでダウンを奪い判定勝ちを収め、アップセットを起こし今回のダイレクトのタイトルマッチにつなげた。

■金子晃大

――意気込みと相手の印象。

「結局は、明日リングに上がってみないと分からないので、そんなに気にしていません。変わらず倒しに行こうと思います」

――ABEMAの企画で護摩行をしたと思うが、どんな効果があったか?

「結局、戦いは火だと思っています。それを自分自身に、さらに落とし込めたかなと思っています」

――前回のコメントの「電気椅子」の意味は?

「僕自身が、電気椅子に乗って変わるべきかなと。僕とカルロスと。電気椅子に乗って変わっていこうと意気込みです」

――相手ではないと。

「僕自身ですね。僕とカルロスが乗るべきだなと思いました」

――前回の試合からここまで集中して取り組んできたと思うが、何を見せたいか?

「明日の戦いは僕だけの戦いではなくて、いろんな人、一緒に戦ってきたみんなの思いを乗せて戦おうと思います」

――ベルトへの思いは。

「ベルトをとって防衛してきて、その重みですね」

■池田幸司

――意気込みと相手の印象。

「金子選手は、いつも通りに仕上げてきたなという印象です。明日は金子チャンピオンが何度も防衛して高めた世界最強のベルトをいただきにいこうと思います。ずっと金子チャンピオンが王者のままだとK-1も変わらないし、代謝していかないので金子選手を終わらせるのは池田幸司しかいない。明日は倒して俺がチャンピオンになります」

――前回の試合と今回の金子チャンピオンとの試合、何が違う?

「前回は勝ちましたけど、それは忘れて今回のために作ってきました。今回、必ず獲りに行くつもりでやってきました」

――計量で金子選手の肉体を見てどう思ったか?

「相変わらず仕上がっているなと思いました。肉体というよりも、金子選手のコメントを聞いて自分と向き合ってきたことが伝わるので、前回以上に強い金子で来ると思うので心してやります」

――前回はダウンを奪っての勝利、今回は。

「もちろん倒すつもりでいきますし、ダウンをとるつもりでいきますけど、100%とれるとは限らないで、それも含めて戦っていきます」

――大久保琉唯選手からの対戦アピールについては。

「あいつはお子ちゃまなんで眼中にないです。今は金子チャンピオンしか見ていないので、どうでもいい。ネットでワアワア言っておけと」

――10個の秘策の完成度は。

「10個以上あるので。20、30個は用意してきました。20%が40個くらいです」
◎【株式会社多摩電 PRESENTS】K-1 WORLD GP 女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
松谷綺(王者/日本/ALONZA ABLAZE)
vs.
末松晄(挑戦者/日本/K.I.K team BLADE)

 松谷は、23年7月に元K-1女子アトム級王者パヤーフォンを延長判定の末に撃破。11月に奥脇奈々を下して第4代Krush女子アトム級王者に。25年2月のK-1女子アトム級王座決定トーナメント準決勝でマフィア・ペットモンコンディー、決勝で末松晄を破り新女王となった。

 末松は、23年4月にKrush女子大会に初参戦し谷田美穂から判定勝利。23年8月はKihoと激突しドロー。25年2月のK-1女子アトム級王座決定トーナメントではルシールを破るも、決勝で松谷に敗北を喫した。7月は大西と再戦し、判定で返り討ちに成功した。

■松谷綺

――意気込みと相手の印象。

「向かい合った時に自信なさげな顔をしているなと思いました。明日は圧倒的に壊して勝とうと思うので応援をお願いします」

――タイトル防衛戦では、末松選手だけではなくアンチとも戦っている印象があるが、言いたいことは?

「見とけよってだけです」

――防衛戦への思いは。

「防衛戦にはなりますけど、トーナメントの時みたいに初めてのことで挑戦という感じ。守るとかはないですし、変なプレッシャーも感じていないです」

――70kg世界トーナメントがあるが、何を見せたいか?

「KOが多いと思いますが、自分もできればKOを狙っていきます。KOじゃなかったとしても、自分は壊しに行きます」

■末松晄

――意気込みと相手の印象。

「印象は、前にも言ったように強い選手だと思う。でも、決まったからにはベラベラうるせぇなと思うので、しっかり試合でお互いにバチバチにやり合いたい。明日のために毎日キツイ練習をやってきたので、明日は必ず勝ってベルトを巻きます」

――勇気をもらえたことは。

「ファンの方、ジムの仲間、家族、たくさんの方に支えられてここまで来れたので、明日は全力ですべてを出して勝って恩返ししたいです」

――前回の試合と今回の違いで何を見せたいか?

「前回は全然自分を出し切れなかったので、今回は自分のすべてを出したら確実に勝てる自信しかない。しっかり自分のすべてを出して勝ちます」

――70kg世界トーナメントがあるが、何を見せたいか?

「練習が間違っていなかったことを試合で見せたい。本気で叩きのめす気持ちでずっと練習してきたし、倒すと思っています。壊せるものならば壊してみろよと思います」
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