シナ・カリミアンがMMAマッチでアメリカ選手と激突!「かつての重量級を彷彿とさせる試合を見せる」=9.7K-1代々木第二
以下、決定対戦カードと各選手のコメント。
[MMAルール ※ルールの詳細は後日発表]
シナ・カリミアン(王者/イラン/SINA ARMY) Sina Karimian
vs.
ブレイク・トループ(アメリカ/EYR Division Blackhouse MMA) Blake Troop
カリミアンは、“イランの英雄”として18年9月に初代K-1クルーザー級王座決定トーナメントに参戦し初代王者となった。20年11月にK-JeeにKO負けを喫し王座陥落も21年3月にダイレクトリマッチで王座を奪還した。24年3月にはリュウ・ツァーにKO負けを喫し王座陥落。その後、クラウディオ・イストラテとの試合で反則問題が発生して“反則王”の名も広まることに。24年12月のRIZIN大晦日大会では安保瑠輝也とボクシングマッチを行い、25年6月のRIZIN北海道大会では初のMMA挑戦で荒東“怪物キラー”英貴を破った。
アメリカのトループは、LIGHTS OUT XTREME FIGHTINGヘビー級王者でMMAの戦績は15戦9勝(8KO/1SUB)6敗。アメリカのMMA団体「Gladiator Challenge」や「Legacy Fighting Alliance」で活躍し、パワフルな打撃を得意としている。SNSでカリミアンを挑発し、話題になっている。
――意気込み。
「みなさん、こんにちは。またK-1に戻って来れて嬉しい。ファンのみんなが待ってくれていることを知っている」
――MMAルールをやることについては。
「べつにMMAルールに対して特別な感情はない。以前も言ったけど、どんなルールでも戦う準備はできている」
――対戦相手の印象。SNSで煽っているようだが。
「誰か、まったく知らない。SNSで何を言っても気にしない」
――アメリカのファイターと戦うことについては。
「何も関係ない。ただ叩きのめすのみだ」
――MMAの練習は。
「心配いらない」
――どのくらいやっている?
「俺のファイトを見るだけなので、トレーニングしているかは関係ないよ」
――しっかりやっていると?
「俺は、ただ試合をするだけ。何度も言うけど、トレーニングは関係ない。もしかしたらやっていないかもしれないし、もしかしたらハードな練習をしているかもしれない」
――K-1のトップを目指すのかMMAで一番を目指すのか?
「将来的なことは何も考えていない。俺には二つの手があり、二つの脚がある。どんなルールでも試合を組んでくれれば戦う。私は戦士だ」
――RIZINのヘビー級トーナメントが盛り上がっていないという声もあるが。
「何もない。つまらないトーナメントだ。ポテトやおにぎりたちが、ただつまらないファイトをしているだけだと思っている」
――参加したら?
「何も起こらない。ただポテトやおにぎりたちが戦っているだけだ。一人、RIZINの中で相撲をやっている選手がいる。戦績が良くないのに、しゃべりすぎだ。ヘビー級トーナメントは面白くない。俺は初めてのMMAで11勝している選手に勝った。おにぎりたちの言うことは何も気にしない」
――おにぎりたちとは?
「名前は知らない。関係ない。ふたつのおにぎりが、ただリングで戦っているだけ。もちろん、俺がおにぎりたちと戦うのは問題ない。いつでも戦うことができる。でも彼らは逃げるだろう」
宮田P「よそ様のイベントなので、僕は全然そんなことは思っていません。日本人選手が残らなかったので残念なことはありますけど、シナ選手は自分も出たいと出番を待っているから言っているだけなので、本心ではないと思います。意義のあるトーナメントだと思います。ちょっとスダリオ剛選手とかとSNSでやりあっているだけです」
「私は真面目に言っている。ファイターたちはしゃべりすぎだ。いつでも、どこでも戦ってやる。この前、歌舞伎町でおにぎりを見つけた。彼とならば、どこでもすぐに戦ってやるよ」
――K-1の立ち技を見に来るファンがほとんどだが、MMAの魅力を見せる自信は?
宮田P「ここは僕から。シナ選手にMMAルールを提案したのはK-1なので。これが始まりかもしれないし、点で終わることなく続いていくかもしれない。新生K-1のリングでMMAは初めてなので、この後の流れがちょっとあるので思い切り戦ったほしい」
「K-1ファン、RIZINファン、みんな私のファイトが好きだ。関係ない。バダ・ハリ、マイク・タイソンのような大きい選手がいない。小さい選手が戦っているだけだ。かつての重量級を彷彿とさせる試合を見せたい」
――バックブローを楽しみにしているファンもいるが。
「バックブローは一度も練習したことがない。その時が来れば発動する」