第3試合-61kg契約ワンマッチは岡嶋形徒vsHAYATOの一戦。岡嶋は名門K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTで腕を磨くが、直近は5連敗と苦しいキャリアが続く。HAYATOはTATSUJINフェザー級王者、SHIDOKAN OPEN INTERNATIONAL CHAMPION SHIP 優勝のタイトルを引っさげKrush初参戦。岡嶋が長いトンネルを抜けるか、HAYATOが挨拶代わりの1勝を挙げるか。
1R、両者左ジャブと右ローで距離を測る静かな立ち上がり。HAYATOが左右フックで圧力をかけはじめると、岡嶋は左右ストレートで応戦する。HAYATOの右ローに合わせた左ストレートでHAYATOのアゴがあがると、岡嶋が左右ストレートを連打し、右フックでダウンを奪取。立ち上がったHAYATOへさらに左右連打で襲いかかるが、HAYATOはゴングまで耐えきる。
2R、息を吹き返したHAYATOは右ハイから右ストレート。前に出る岡嶋の入り際に左右ストレート、右ヒザを合わせていく。岡嶋の大きな右フックに合わせて放ったHAYATOの右ストレートがカウンターでヒット。一瞬棒立ちになる岡嶋にHAYATOがワンツーをヒットさせ岡嶋を下がらせる。
3R、距離を詰め岡嶋がワンツー。HAYATOは下がりながら左ストレートで岡嶋の顔面を襲う。岡嶋が飛びヒザ蹴りに右ストレートを合わせられ倒れるもノーダウン。岡嶋はスピードは落ちたが、タイミングのいい右フックを単発でHAYATOの顔面にヒットさせる。試合終了直前にも右フックでHAYATOの動きが止まるが、追加のダウンはないまま終了のゴング。
判定はダウンを1つ奪った岡嶋の3-0。岡嶋が2022年4月以来の白星を手にし、連敗を5でストップした。