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「Krush.150」6.16(金)後楽園 ライト級王者・大沢文也と挑戦者・里見柚己が仕切り直しのタイトルマッチで再戦!「パパパッと終わらせる」(大沢)vs「口だけで終わるのは嫌、次こそ見せる」(里見)

 5月9日(火)都内にて、6月16日(金)後楽園ホール「AZABU PRESENTS Krush.150」のカード発表記者会見が行なわれた。今大会の第1弾として発表されたのは王者・大沢文也vs挑戦者・里見柚己のKrushライト級タイトルマッチだ。

 大沢と里見は今年1月「Krush.145」でタイトルマッチで激突。当日は大沢が1Rにダウンを奪ったことで判定勝ちし、王座防衛となった。しかし、そのダウンを奪ったパンチに大沢の反則(蹴り足をキャッチする行為)があったとのことで、試合後に審議となった結果、ノーコンテストに覆った試合だった。中村拓己K-1プロデューサーも今後の二人の展開を考えた時に「ここで再戦を組んで白黒つけて、二人のストーリーをスタートするのがいい」と判断。ダイレクトリマッチとして、今回の再戦を組んだ。

 これに不満があるのが王者の大沢だ。2019年6月に里見に勝っている大沢は「自分の中では2戦2勝だし、完全決着も何もない。早くパパパッと終わらせて、次のステージに行きたいって感じです」と会見中も苛立ちを隠せず。反則と裁定された攻撃に関しても、「自分としては蹴り足をキャッチして離しているんでって感じだったんで。まあバスケで言うところのゼロステップルールって感じです。反則ギリギリ。それも技術だと思っているんで、自分は」と持論を述べた。

 ただし、里見に対しては「里見選手の強さ、里見選手の上手さ、この間試合をやった時も凄い上手いなって、対策してんなって。まあ対策が一番デカかったっすけど、そういうのは認めてるんで」と悪い感情はなく「6月16日までに完全に仕上げて、返り討ちにします」と、最後は前向きに意気込みを述べていた。

 対する里見は再びのチャンス到来に、「Krushでこういう前例はないと思うんで、6月はよりいっそう盛り上げられるように頑張りたいと思います」と、改めて強い意気込みを示す。「1Rのダウンになった時に自分が完全に焦っちゃって空回りしまくって、そのまま終わったなっていう感じです」と1月のタイトルマッチを振り返ったが、「次、しっかり俺は見せます。もう口だけで終わるのは嫌なんで、みんなを裏切っちゃったんで次は見せます」と捲土重来を期して、6月16日のリングに立つことを誓っていた。
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