match result

試合結果

第11試合/K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    湘南格闘クラブ
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    戦歴
    41戦 31勝(11KO) 10敗 0分
    60戦 37勝(18KO) 20敗 3分
    生年月日
    1994.9.10
    1989.5.13
    身長・体重
    170cm ・ 0.0kg
    169cm ・ 60.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    オーソドックス
    出身地
    神奈川県平塚市
    千葉県茂原市
    SNS

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試合レビュー

 1Rが始まると、弘嵩は右のパンチからサウスポーの村越に入っていく。村越は距離を取り、得意の左ミドルを飛ばして応戦。遠い間合いから速い踏み込みを見せる弘嵩だが、村越もそこへ右ジャブを合わせ、弘嵩が来ないと左ミドルを再び飛ばす。だが、弘嵩もそれを見て取り左フックをカウンターで当てる。

 2R、距離を取る村越に、弘嵩は依然速い踏み込みでパンチを狙っていく。だが村越もよく見えており弘嵩のパンチを当てさせない。逆に村越は距離があることで弘嵩のパンチを見切って空を切らせ左ミドルを当てる。弘嵩の踏み込みに合わせたヒザ蹴りもヒット。試合は次第に村越のペースとなってきたか、跳びヒザ、ハイキック、ボディへのヒザと次々攻撃を当てていく。

 3R、村越はやはり距離を作り、左ミドル・左ハイ、前蹴りと蹴りを使い分け、さらに左ストレートでも飛び込む。弘嵩は鋭い左フックを振るうが、村越にかわされ空を切る。村越は左・右とヒザ蹴りを連続でヒット。その後で今度は弘嵩の顔にストレートを当てる。完全に弘嵩の動きを見切っているかの村越。弘嵩が突っ込んでくるのをさばきボディにヒザを突き刺す。判定は30−28、30−28、30−28の3−0で村越。王座を守り弘嵩の2階級制覇を阻んだ。

村越のマイク
「卜部選手は昔から試合を観ていて尊敬している選手だったので、試合ができてすごい嬉しかったです。今までK-1に来て強さを見せられていなくて、まだ全部は見せられていないけど、少しは見せられたかなと思います。K-1フェザー級チャンピオン村越優汰を忘れないでください」

■試合後の村越優汰のコメント
「(試合の感想は?)今日の試合はどうしても勝ちがほしかった試合だったんで、何としても勝つというのが最終的な目標でした。(相手の印象は?)トップでずーっとやってる選手なので、すごく強い選手だと思って練習もやってきましたし、実際に試合してみても、レベルの高さは感じました。

(これからの目標は?)今までずっと、K-1に来て強さを見せられなかったって言ってきたんですけど、少しは、今回の試合で自分の強さを見せられたかなと思います。これからもっと自分の強さを見せていきたいので、期待してください。(足を引きずっていましたが、自分の蹴りで?)いつも自分は自分で蹴って痛めるパターンが多いです(笑)」

■試合後の卜部弘嵩のコメント
「(試合の感想は?)うまく作戦にはめられちゃった感はありましたけど、それでも……ちょっと気持ちが先に行き過ぎちゃったかなという感じですね。(相手の印象は?)やっぱりいいファイターだし、今日やってみて、またさらにいいファイターだなと思いました。だけど、今の率直な気持ち、別に僕は村越君より弱かったから負けたわけじゃなくて、今でも僕は村越君より強いと思ってて、今すぐにでももう一度やりたいです、気持ち的には。

(これからの目標は?)目指すところはフェザー級のタイトルマッチにもう一度挑戦することですね。どうやったら最短でまた挑戦できるか考えています。今日勝ったホルヘ・バレラとか、勢いのある強いファイターがいるんで、そこらへんとすぐにやらせてもらってもいいですし、そこで結果を出すことが一番最短ルートかなと思ってます。

(功也選手が負けたことは影響した?)いや、特になかったですよ、別に。まあ驚きはしましたけど、確かに。『まさか功也がこうなるとは』という気持ちはありましたね。だけど、僕と功也の間には数試合ありましたし、気持ちは整理できてましたし、『功也が負けた分、絶対自分は獲ってやろう』というプラスの気持ちになったんで、それは特にあんまり関係ないかな。結果的には、卜部兄弟にとって最悪の日になっちゃいましたけど、でもここからまた這い上がるから面白いんであって、意味があるんだと思います。ここでやめちゃったら、後輩とか下の選手に何も伝えられないですけど、ここでもう一回チャンピオンになれたらいろんな人にパワーを与えられるし、そういう選手でありたいので、ここで諦めちゃいけないなと思ってます。

(功也選手が弱気な発言をしていたんですが、先ほどの発言は自分に対してのものですか?)僕は自分の気持ちです、素直に。弟とは現時点の気持ちはかなり差がありますけど、僕は根っからのファイターなので、何度でも立ち上がってやるという気持ちですね」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2019年3月10日(日)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~
日程
2019年03月10日(日)
会場
さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
選手
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