大会情報

  • 日程 2020年09月22日(火)
  • 会場 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
  • 開催日時概要

    13:00開場/13:30プレリミナリーファイト開始/15:00本戦開始

大会概要

  • 概要

    ◆主催・著作 K-1実行委員会
    ◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
    ◆運 営     株式会社グッドルーザー

  • 主催・後援

    ◆主催・著作 K-1実行委員会
    ◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
    ◆運 営   株式会社グッドルーザー
    ◆後援    公益財団法人大阪観光局

  • アクセス

    大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36 tel. 06-6631-0121
    ※地下鉄各線「なんば」駅より徒歩5分
    ※JR「なんば」駅より徒歩10分

対戦カード

プレリミナリーファイト第1試合/-53kg契約/3分3R


山脇 飛翼 Yamawaki Tsubasa

プレリミナリーファイト第1試合/-53kg契約/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      27:29/27:29/28:30
  • ×
x

豊田 優輝 Toyoda Yuki

 1R、オーソドックスの山脇はK-1甲子園王者、対する豊田はサウスポーでK-1カレッジの優勝者となる。右ミドル、右前蹴りと右の蹴りが冴える山脇。カウンターの右ストレートでも豊田をとらえる。豊田はやや後手となるも、終盤右フック、左ストレートと距離が合ってくる。
 2R、ミドル、ヒザ、ローと山脇は右の蹴りでリズムを作っていく。しかし前に出たところで豊田がカウンターの左ショートフックをヒット。これで山脇が腰を落としダウンを宣せられる。
 立ち上がった山脇に豊田は打ち合いでは左ストレートと右フックを当て優位に立つ。
 3R、豊田が左ストレートを当てるが、山脇もフックを当て返す。右の蹴りからペースを作らんとする山脇だが、パンチの交錯となるとやはり豊田が右フックと左ストレートをヒットする。山脇も右ハイキックを当てるが、その後を続けられない。
 判定は29−27、29−27、30−28の3−0。3戦目にしてプロ初勝利を飾った。

プレリミナリーファイト第2試合/K-1ライト級/3分3R


梨緒弥 Rioya

プレリミナリーファイト第2試合/K-1ライト級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 3R 1分33秒
  • ×
x

永井 卓海 Nagai Takumi

 1R、サウスポーの梨緒弥に対し、永井は頭一つ分上背でまさる。右ヒザ、右ストレートの永井。梨緒弥は左インローで出足を止め、近づくとパワフルなフックを振るう。永井は左フックと右ヒザ、でなおも襲い、打ち下ろしの右ストレートでダウンを奪う。
 しかしダウンを追加せんと向かってきた永井に梨緒弥は左フックを当ててダウンを奪い返す。
 2R、永井がロー、ミドルと右の蹴りで前に出る。梨緒弥を下がらせ、コーナーを背負ったところで永井は跳びヒザを放ってヒット。さらに永井は左フックからの右ストレートを梨緒弥に当て、ヒザ蹴りを顔に見舞う。その後でハイキックをフォローし、梨緒弥をダウンの上からであったがなぎ倒しダウンさせる。
 永井は勢いを増し、ロープを背負った梨緒弥に打ち下ろしの右ストレートでダウンを追加しラウンドを終える。
 3R、ダウンの挽回に向かう梨緒弥だが、永井は右ミドルでストップ。接近戦で左右フックを強振する梨緒弥だが永井は右ストレートを突き刺しダウンを追加。ここでレフェリーが試合をストップした。

3R1分33秒 KO

プレリミナリーファイト第3試合/K-1フェザー級/3分3R


山脇 魁斗 Yamawaki Kaito

プレリミナリーファイト第3試合/K-1フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      29:30/29:30/28:29
  • ×
x

立基 Riki

 1R、両者オーソドックスで、中央に立つ立基に対し山脇は距離を取ってリングを回る。山脇は左右前蹴りにミドルからパンチを連係し、しかし無理に攻め入ることはしない。ヒット&アウェイの姿勢。立基もジャブとミドルを返すが、深追いはしない。
 2R、山脇が1Rよりも前進を強める。立基もしかし逆にプレスして、左ボディを効果的に決める。立基は左ボディをさらに決め、これに手応えがあったか右ボディフックも打ち込む。山脇も手を返すが、ボディを効かせている立基の圧力が上回る。
 3R、ジャブから蹴りとパンチを連係し前に出ようとする山脇だが、立基は下がることなく逆にボディフックを打ち込む。手数の山脇に対し、馬力で上回るかの立基はガードでパンチを弾き山脇に左ボディを打ち込んでいく。
 判定は30−29、30−29、29−28で立基。地元・大阪で2戦目でプロ初勝利を得た。

プレリミナリーファイト第4試合/K-1フェザー級/3分3R


髙橋 直輝 Takahashi Naoki

プレリミナリーファイト第4試合/K-1フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:29/29:28

  • ×
x

石田 龍大 Ishida Ryota

 これがプロ20戦目となる髙橋に対し、サウスポーの石田は昨年のK-1甲子園王者でプロ2戦目となる。1R、上背でまさる石田はリーチある前蹴りとミドルで探り、左ストレートを伸ばす。しかし髙橋も石田の攻撃の合間に右ストレートを返してヒットする。
 2R、圧力を掛けんとする石田だが、髙橋が右インローを連続で当て、これで前に出られない。髙橋は石田の長距離砲に目が慣れてきたか、頭を振ってパンチをかわし、右ストレート・左フックで反撃していく。
 3R、左ストレートの石田に対し、髙橋は右フックで応戦する。効かせている右インローも忘れない髙橋。石田の左をガードでブロックし、髙橋はその後で右ストレートを返してヒットする。左ローも決め、髙橋は圧力を増していく。
 判定は30−28、30−29、29−28の3−0で髙橋。節目となるプロ20戦目で、K-1 JAPAN GROUP初勝利を得た。

プレリミナリーファイト第5試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R


黒田 勇斗 Kuroda Yuto

プレリミナリーファイト第5試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:27/30:28

  • ×
x

三井 大揮 Mitsui Hiroki

 1R、リーチと身長でまさる黒田は三井を懐に入れず、距離を保って展開する。ミドル・右ストレートと三井に当てる。右ロー、右ハイ、左ミドルと黒田は蹴りを使い分けて距離感を掌握する。三井もフックとミドルを返すが、やや黒田にペースを取られている。
 2R、黒田はミドルから左フック・右ストレートとリズムに乗って攻撃を仕掛けていく。前に来る黒田に三井は組みついてしまう。注黒田は左ミドル、左ボディ、ヒザ蹴りと自信を持って攻撃を繰り出し、顔面前蹴りでも三井を襲ってラウンドを終える。
 3R、劣勢の三井は左右のスイングフックを振るっていくが、黒田は的確に距離を取っており見切ってかわす。さらに出ようとする三井だが、黒田はジャブを伸ばしてストップし、跳びヒザ蹴り。黒田は続いてボディへのヒザ蹴りで三井の失速を呼ぶ。最後もジャブを伸ばして当て、三井を懐に入らせず終える。
 判定は30−28、30−27、30−28の3−0で黒田。初参戦の三井を阻み勝利した。

第1試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


近藤 拳成 Kondo Kensei

第1試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • TKO
    • 3R 0分1秒
  • ×
x

泰斗 Taito

 1R、近藤はリング中央に立ち距離を探りながら前に出る。泰斗はこれにジャブとストレート、右ローで前に出んとするが、近藤はドッシリと中央にポジショニングして下がらない。そしてロープを背にした泰斗に踏み込んで右ストレートを打ち込みグラつかせる。ここから近藤は右ストレートを軌道を変えて連続で当て、ダウンを奪う。
 立ち上がる泰斗だが左目じりが切れている。しかし残り時間はしのいで初回を終える。
 2R、近藤はプレッシャーを発して泰斗をロープ際に追い詰め、右ストレートと左フックでダウンを迫る。泰斗もパンチを返すがダメージで足元がしっかりしておらず、力が感じられない。近藤はプレッシャーを緩めず泰斗をロープ・コーナー際から出させない。そして左フックと右ストレートで襲い泰斗をダウンさせる。
 3R、泰斗の右顔側面に陥没が見られ、ドクターがチェック。続行は不可能と判断され、近藤のTKO(ドクターストップ)となった。

近藤のマイク
「去年と今年トップの選手に差をつけて負けてしまって、7月から練習を積んできたんですけど、まだまだ弱いので、今年と来年で修業を積んで65㎏の王座を取りにいきたいと思うので、弟の魁成の応援よろしくお願いします。来年絶対世界を獲りにいくんで僕のこと覚えておいてください」


試合後の近藤拳成のコメント
「(試合の感想は)7月負けてからの復帰戦で、緊張とかプレッシャーとかいろいろあったんですけど、とりあえず勝ててホッとしてます。
(相手の印象は)映像で見た通り、波に乗ったら強い選手だと思ってたんで、いい攻撃を何発も当、てさせないように、強い攻撃には強い攻撃を返すように練習してきたんで、それが出たかなと思います。
(1Rのダウンの影響は?)1Rにダウン取ったパンチから全部手応えあったんで、それで立ち上がってきたんで、タフな選手だなと思いました。
(パンチは狙ってた?)いえ、狙ってたわけではないんですけど、出したパンチがクリーンヒットになったんで、狙って出したってわけではないです。
(兄弟に何と報告?)心配いっぱいかけてたんで、とりあえず『勝てたよ』と。
(今後は)リング上でも言った通り、今のままの自分では絶対にトップには立てないので、今年と来年、死ぬ気で練習して、来年中に65kgの世界王者獲りたいと思ってるんで、これからも応援よろしくお願いします」

第2試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


TETSU Tetsu

第2試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:29/30:28
  • ×
x

西元 也史 Nishimoto Narufumi

 1R、TETSUはローから右のブラジリアンハイキック。しかし西元も臆することなく前に進んでプレッシャーを掛ける。パンチ主体で攻める西元はジャブから右ボディストレート、左フックでTETSUをとらえる。TETSUも西元のジャブに右ストレートをかぶせていくが、西元は下がらない。TETSUは左フックもヒット。
 2R、距離を詰めんとする西元に対しTETSUは左ミドル。西元はTETSUの左フック、顔へのヒザをグローブで弾いてプレッシャーを続行。ブロックこそされるも距離の合ってきたTETSUは右ストレートで打ち抜き、西元は腰が落ちる。足がフラつく西元にTETSUは左フック、ヒザと攻撃を続行。しかしここは西元が持ち応えて2Rを終える。
 3R、西元は再び前に出てTETSUにロープを背負わせる。左フックの上下打ちで迫る西元だが、TETSUが再び右ストレートでとらえる。西元はしかし体を預けるようにTETSUをロープに押し込む。ロープを背にするTETSUだが、ジャブから右ストレートとヒットでは上回る。西元も右ストレートを当てるがダウンには至らない。
 判定は30−28、30−29、30−28の3−0でTETSU。これで階級を上げたスーパー・フェザー級で2連勝となった。

試合後のTETSUのコメント
「(試合の感想は)試合終わって、勝ったことだけが今頭にボーッとあって、詰め切れなかったこととか反省点はいっぱいあるんですけど、とりあえず勝てて今はホンマによかったです。
(相手の印象は)3年前に先輩が負けて、そこからずっと目標にしてたというか、絶対コイツは倒さないといけないと思ってたので、倒せたのはホンマによかったです。試合中もパンチがメチャクチャ重たくて、強かったです。
(地元で勝利した気持ちは?)早く来てくれたみんなに『勝ったよ』って言いたいです。
(1Rの相手の攻撃は?)いつもは、パンチをもらった時に『うわっ!』って思うんですけど、今回、フィジカルとかもやってきて意外と見えたりしたんで、けっこう大丈夫かなっていうのはありました。
(応援に来られてたのは?)練習仲間とかお父さんとか、知り合いとか友だちとかです。
(2Rの右ストレートは狙ってた?)正直、試合内容は全然覚えてないんですけど、師範とか弟といっぱい練習してきたことが勝手に出たかなという感じでうれしいです。
(ファンにメッセージを)まだまだ試合内容には満足してないんで、これからもまだまだいっぱい練習してもっと強くなるんで、これからも応援よろしくお願いします」


試合後の西元也史 のコメント
「(試合の感想は)ちょっとモヤモヤ試合になりました。偉大な先輩たちを観てきたんですけど、そういう先輩たちみたいにどんなに打たれても前に出るみたいな、そういういいところをミックスして、自分の強みを出したくて試合したんですけど、結果は負けたんで。
(相手の印象は)スピード早かったです。効かせてたところもあったと思うんですけど、距離を支配されたかなと思います。
(今後は)次、勝ちにいこうと思いますし……(涙ぐみながら)。もっとレベルアップして帰ってきたいです」
 

第3試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


瓦田 脩二 Kawarada Shuji

第3試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:29/30:29
  • ×
x

SEIYA Seiya

 1R、ローを入れていくSEIYAだが、瓦田も長身を利して走るように前へ出て右スイングフック。しかしこれをSEIYAは間一髪でかわす。瓦田は跳びヒザを放つが、その着地直後にSEIYAが右ストレートをヒット。そして瓦田に左ミドルを連打する。しかし瓦田は頭を大きく振りながら左右フックにヒザ蹴りと攻め返す。
 2R、やはり瓦田は長身を活かしてSEIYAをロープ・コーナーに詰める。瓦田の打ち下ろしのパンチとヒザをブロックし、SEIYAは押し返して応戦する。瓦田は右目じりにカットが見られる。瓦田は右のパンチをストレート、スイングフック、ボディストレートと使い分けるが、SEIYAは的確にブロック。しかしこれを押し返すのに追われ、なかなか反撃に転じられない。
 3R、瓦田は運動量を落とさず、トリッキーな跳ねるようなステップからボディパンチ、顔へのフックと攻撃を打ち分ける。SEIYAは左ミドルを当てるが、瓦田が距離を詰めてきてそのまま攻勢には移れない。瓦田が上半身を振り、左フック、右アッパーと放ってSEIYAを押し試合を終える。
 判定は30−29、30−29、30−29の3−0で瓦田。11月の地元・福岡大会に繋げる勝利を手にした。



試合後の瓦田脩二のコメント
「(試合の感想は)試合前から会見でも言ってたんですけど、パンチのテクニックを磨いてきたんで、それを出せればいいなと思って試合に臨んで、1Rの最後だけちょっと自分のリズムでパンチできたかなっていうところはあったんですけど、ホントにまだまだだなというところが強いですね。まだいいリズムになったところで、仕留めるところで仕留められないというところが、課題の残る試合でした。
(相手の印象は)けっこうクリーンヒットが当たった後に、下がるかなと思ったら前に出てきて前に出てきてという感じだったので、やっぱり気持ちが強かったなと。ただ3R、前回の試合から今年に入ってずっと追い込み続けてるんで、体力には自信があったので、3R自分のリズムで、相手が体力堕ちてきたからやりやすかったなっていうのがありました。
(最後まで動きが落ちなかったが、そこはイメージ通り?)そうですね。延長になっても全然大丈夫なぐらい体力が残ってたんで、4Rでも5Rでもって感じでした。
(魔裟斗さんが解説で『強いパンチが打てるようになれば万全』と言っていたが)やりながら、パンチを打ちながら相手の動きも見えてたんで、『これで倒せないなら全然パンチ力ないな』と思いながらやってたんで、言われる通りですね。もっともっと強く打てるようになりたいです。
(福岡大会へは?)KOで勝って福岡大会にアピールしたい気持ちがあったんですけど、自分のレベルがまだまだだなっていうのを実感したんで、もっと強くなりたいなって思いますね。
(ファンへのメッセージを)今日は応援ありがとうございました。無事勝つことができました。もっと強くなって次の試合に出場するので、期待しててください」


試合後のSEIYAのコメント
「(試合の感想は)もうちょっとリラックスして戦ってたら、もっと展開変わってたのかなって思います。
(相手の印象は)イメージ通りっちゃイメージ通りだったんですけど、やりづらかったと思います。
(ケガは?)ヒザ蹴りで前歯を直撃して、歯が折れました。
(敗因は?)全体的に単調になったのがまず一つかなと思います。まだ映像を見返してないんで全部が全部覚えてないので、帰って見返して、よかった点も含めてチェックして、改善していきたいと思います。」
 

第4試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


朝久 泰央 Asahisa Taio

第4試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 0分56秒
  • ×
x

弘輝 Hiroki

「K'FESTA.3」3.22さいたま大会ではスーパーファイトでK-1王者・林健太に勝利した朝久。対する弘輝はALL-WINから参戦するファイターだ。1R、サウスポーの弘輝はじりじりと前に出て朝久の蹴りの距離を潰す。ここで朝久は顔面前蹴り、右インローと放ち、弘輝が振るうフックをくぐって脇の下に入る。ここで弘輝が跳びヒザを放って当て、朝久からダウンを奪う。再開後、弘輝は左ストレートに右フック、ヒザ蹴りで猛攻。蹴りの間合いを潰される朝久だが、左フックと右ストレートを連続で打ち込み、弘輝の足を止める。

 2R、朝久は左右の前蹴りから左右ストレート、そしてハイキック。左フックから右ストレートを連打で打ち込み、弘輝からスタンディングダウンを奪う。弘輝は鼻血も見られ、ダメージからパンチに力が感じられない。逆に朝久は打ち合いの中で鮮やかな左ハイキック。これで弘輝を目の開いたまま失神し、朝久が戦慄のKO勝利を収めた。

朝久のマイク
「少しヒヤッとさせる場面もあったんですけど、朝久空手、見てて面白かったですか? 11月3日K-1福岡、タローくんのコーナーに出たいです。弘輝選手のダウンで目が覚めたので、自分も頑張るし、弘輝さんも頑張ると思うので、2人の活躍に注目していてください。これから僕の好きなknucleチャンピオンも出るし、月心会のみんなもどんどん出てくると思うので、秋の決戦を楽しんでください」

■試合後の朝久泰央のコメント
「(試合の感想は)しょっぱな、目が覚めましたね。もっと殺気を出して、攻撃をもらわないようにしようと思います。(相手の印象は)公にはバチバチな感じだったと思うんですけど、僕が林チャンピオンと試合したときに、その試合前に『朝久くん、がんばってね』ってコメントをくれたのも弘輝選手だったし。その選手と戦うことで、お互い気持ち的に複雑な部分があったと思うし。試合は試合で気持ちを切り替えてバチバチやって。とてもすばらしい選手だと思うし、僕自身、とてもいい経験になりましたね。

(ダウンをもらって作戦を変更した?)そうですね。やられたらやり返す、倍返しだじゃないですけど、倍返しでやっつけてやろうと思って、気合入れましたね。(気持ちが熱くなった?)熱い部分と冷静な部分も持って戦ったつもりなんですけど、ちょっと不意をつかれた感じでダウンを取られてしまって。あとは熱さと冷静さを組み立てて戦ったつもりです。

(最後のハイキックは狙ってた?)そうですね。僕は毎日8時間以上、練習してるので、どんな状況でも倒せる一撃を出そうと思って。最終的には俺が勝つんだという気持ちを持って戦って。狙ったというよりは、朝久流が染み付いてたというか。記憶が曖昧な部分はあるんですけど。

(朝久流の特徴は?)かわいさと強さの関係ですかね(笑)。全然、かわいさも強さも出してなかったと思うんですけど。(両方出せたのでは?)どうですかね? ノーコメントで(笑)。(昨日は弘輝選手にかわいいと言われていたが?)やっぱり、僕はフェイストゥフェイスのときから、相手の心境とかいろいろ感じながらだったんですけど、冷やかしでかわいいと言ったわけじゃなくて。バチバチだけじゃなく、向こうも気持ちの優しさが出たんだと思うので、全然挑発だと思ってなかったですし。言われてときは『そういう見方もあるんだ』って、ちょっと照れましたけど。

(今後は)すみません、何言ってるかわからないようなしゃべりになったと思うんですけど。これからももっと、僕らしく朝久流を出していきたいと思ってます。世界最強を目指して、どの団体のどいつよりも強く、どの階級のチャンピオンよりも強くありたいと思うので、これからももっとがんばります。ありがとうございました」

試合後の弘輝のコメント
「(試合の感想は)何も覚えてないです。(相手の印象は)朝久選手でしょ? 普通に、メッチャ強い選手やと思います。(1Rに跳びヒザでダウンを奪ったことは?)それはチラッと思い出したというか……ホンマに何も覚えてないんで(笑)。ごめんなさい、オモロい回答したかったっすけど」

第5試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R


加藤 久輝 Kato Hisaki

第5試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 0-3
      8:10/8:10/8:10
  • ×
x

杉本 仁 Sugimoto Hitoshi

 1R、サウスポー・長身で体格で回る加藤が前に出て先手を取る。左ストレートで杉本を下向きにさせ、左フックを連係する。加藤の左ストレートに腰が落ちかける杉本だが、体がロープにぶつかり持ちこたえる。しかしその後も左フック、左ミドルと加藤の猛攻にさらされる杉本。しかしラウンド後半は加藤がペースダウンし、杉本も前蹴りで距離を保つ。

 2R、右ボディストレート、右ローと杉本は前に出んとする。加藤は余裕のある見切りで左ストレートを伸ばしてヒット。しかし加藤はラッシュによる攻め疲れか前に出てこなくなり、杉本が逆に左右ボディフックから右フックで加藤をとらえる。

 3R、圧力が減った加藤に対し、杉本は右ローを打ち込む。杉本の手数に押されながらも右フック、左ストレートを当てる加藤。杉本は下がらず応戦し、右ハイキックを打ち込む。判定は30−29、29−29、29−29で加藤に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
 延長R、加藤を前蹴りで杉本を下がらせようとするが、杉本がそこを右スイングフックで打ち抜きダウンを奪う。杉本は立ち上がった加藤に左フックから右ストレート、ハイキック、そしてボディフックとラッシュ。しかし攻め疲れを見せたところで加藤がバックブローから左ストレートで反撃。両者消耗が隠せないが、杉本が加藤をロープ・コーナーに詰め、左フック、右アッパーと再び攻める。加藤はしかし左ストレート、胴回し回転蹴りを放って終える。判定は3者10−8で杉本。1年4ヵ月ぶりの復帰戦で大きな勝利を手にした。

試合後の杉本仁のコメント
「(試合の感想は)延長で判定だったんですけど、最低限勝ててよかったと思ってます。(相手の印象は)思った通りパワーがすごくて、圧力があった感じですね。(ファンにメッセージを)今日は久しぶりの試合で勝ったので、クルーザー級には自分がいることを見せられたと思いますんで、これからも応援よろしくお願いします」

試合後の加藤久輝のコメント
「(試合の感想は)38歳、延長戦はキツいです(苦笑)。1R、けっこういいところまで攻めて、ちょっとまあダウンまでつながらなくて、その後もちょっとずつ失速ですね。(相手の印象は)1年のブランクがあって、もちろん29歳なんで上達してるなっていう感じですね。見てたビデオよりはタイミングもよくてパンチも重くて、成長してるなと思いました。(延長はスタミナ切れ?)ギリギリ本戦で勝ったかなと思ってて、かなりの消耗だったので、(判定勝ちに)期待してたんですけど延長になって、延長3分フルに戦えるスタミナが残ってなかったので、最後の1分に絞っていこうと思ったら、ダウンを取られてペースを握られたって感じですね。(杉本選手の攻めは予想してなかった?)いや、別にそれは来るかもしれないし来ないかもしれないし。でも、来ると思ってました」

第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


不可思 Fukashi

第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      24:30/24:30/24:30
  • ×
x

平山 迅 Hirayama Jin

「K'FESTA.3」3.22のタイトルマッチで敗れた不可思が再起戦。同じく2連敗からの再浮上を誓う平山と対戦した。1R、両者ジャブを伸ばし、どちらもヒットする。不可思はローを当て、そこから右ストレートで切り込む。徐々に不可思がプレッシャーを掛けていく。右ローで平山の脚を止めにいく不可思。だが、ここで平山が飛び込んでの右ストレートをヒット。不可思は右ローの本数を増し、平山の踏み込みを潰し次第にペースを握っていく。しかし平山は鋭いジャブで不可思を打ち抜きダウンを奪って初回を終える。

 2R、不可思は前に出て右ローを当てていく。だが平山は押し戻してジャブと右ストレート。不可思は右ローを増していく。平山は足が効いたか、腰が引け始める。不可思はガードを固めて、ロー主体の攻めとなる。不可思はさらに右ローを増してペースを取るが、ここで平山がモーションの少ない左フックでダウンを奪いラウンドを終える。

 3R、不可思はやはり右ローを多用。しかしそこへ平山は左アッパーで打ち抜き、不可思に3度目のダウンを与える。平山は不可思のローを警戒しながら攻めを続行。不可思の右ローに苦しむ平山だが、接近してショートフック、ショートアッパーで応戦し倒れない。判定は30−24、30−24、30−24の3−0で平山。見事に勝利を上げた。

■試合後の平山迅のコメント
「(試合の感想は)練習でやってきたことを、一つ一つ出したという感じですね。(相手の印象は)他団体からK-1に試合をしに来てるという部分で、不可思選手がそういう行動を取らなければ、自分とも試合をできなかったですし。僕はもちろんリスペクトしてますし、タイトルマッチもしてる選手なんで、すごく不可思選手に感謝してます。(勝ったことでスーパー・ライトでのランクが上がったと思うが?)そうですね。でも、自分はこの一戦の前に二連敗してるというのもありますし。まだまだクリアしなければならない相手は絶対にいてるんで。しっかりそこを一つ一つこなして、挑戦したいなっていうのはありますね。

(今回、あれだけダウンを取って勝つことは想定していた?)いや、想定はできてると言ったらおかしいので。試合は何があるかわからないので、その中でやってきたこと、やらなければならないことをした結果が、ああいうふうになったのかなと思ってます。(最後のダウンはアッパー?)自分でもまだ終わったばかりなんで覚えてないっていうか。左に当たった感触はあったんですけど、ちゃんともう一回観てみます。(二連敗からどのように自分をコントロールして、勝ちにつなげた?)シルバーウルフに入れさせてもらって、65kgでやるっていうのが去年の4月からスタートして二連敗だったんで、実際に落ち込むっていうか、やってきたことが間違いなのかなとか、自分で考えながらやってきたんですけど。それこそ、シルバーウルフの大宮司代表に相談して、すごい熱い話をしてくれて。『こんなもんじゃないだろ』というところで、この一戦に挑んで。いろんな話し合いもしてきたんで、本当に大宮司さんをはじめ、先輩方や後輩、シルバーウルフの仲間たちに感謝してます。

(大宮司代表からの心に残った言葉は?)記者会見でも言ったんですけど、『平山ならなんかやってくれるんちゃうか』と。『おまえやったらできるやろ。おまえやったら』っていう前向きな熱い言葉を、すごい言ってくれたんです。それが試合前に響いて、追い込み期間も含めポジティヴに捉えて、試合に挑むことができました。(今後、対戦したい相手は?)スーパー・ライトのベルトを狙っていきたいんで、そこにつながる相手としっかりやっていきたいっていうのはありますし。まあ、一つ一つクリアしたいですね。(一回目のダウンの手応えは?)あんまり自分で感じなかったですね。無心というか。やってきたことはジャブの打ちかたであったり、スピードを意識したりとか、いろいろそれらが揃ってパンチが出たと思うので、あんまり感触というのはなくて。集中して、無心に近かったですね。

(倒れたときは『これで倒れるんだ』という気持ちはなく?)もともと、自分はハードパンチャーと言われていて、パンチ力には自信があったんで。しっかりガツンと当たれば倒れるやろなっていうのは、べつに今日の試合だけじゃなく、ずっと思ってます。(大阪から出てきて、これで負けたらトレーナーの顔に泥を塗るという覚悟はあった?)もちろんです。それはありましたね。いままでシルバーウルフで大宮司さん、先輩に教わってきて、二連敗してる中でしっかり結果を残さないと。関西で言う人は言うんですよね、『あいつは終わりちゃうか』とか。しっかりここで、こういう勝ちかたができたことによって、『やっぱ、あいつ、やってくれたな』っていう声がちょっとでも増えれば。証明できたと思うんですよ。そういう部分で、そういう覚悟はすごくありましたね。

(ファンへのメッセージを)みなさん、こういうコロナの状況の中、会場に来てくれてありがとうございます。画面越しで変わらず応援してくれているファンのみなさん、本当にありがとうございます。しっかり結果を出せたんで、自分の道をしっかり作っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」

試合後の不可思のコメント
「(試合の感想は)いろいろ練習環境を変えて、すごく仕上がりはよくて、すごく自信はあったんですけど、試合ではそれが出せなくて、すごく悔しいんですけど……悔しいなっていうのが感想ですかね、一番は。(相手の印象は)体の強さを感じましたし、ガツガツ前に来るかなと思ったんですけど、ガツガツ前に来るというより、意外と距離を取りながらという感じでやられたのがうまくはまっちゃったなあという感じです。

(相手の攻めが想定と違ったのでペースを崩した?)ガツガツ来るより、意外とちょっと下がったりしたっていうのも、今回自分がやろうとしてた形がはまらなかったということに影響もしてるんですけど、あと自分はいい感覚だったんですけど、それが試合でズレちゃったなあと。距離ですね。距離をはめれなかったっていうのは、相手がちょっと距離を取ってっていうのも大きかったですね。チームと、何が悪かったかっていうのをずっと話してて、明確にはできたんで。今回はうまくいかなかったですけど、またこれをプラスにしていくしかないですね。

(早い段階でダウンを食らったのも影響が?)そうっすね。あのダウンももちろん影響はあったんですけど、ずっと悪いところが修正できてないままにやっちゃったから、要所要所でダウンをもらっちゃったなと。自分の打ち終わりにもらうっていう同じパターンだったんですけど、その悪いところを修正できないままやっちゃってたなという感じです。

(それは初めてつくセコンドだったからというのもある?)そこが原因とかじゃなくて、最初やろうとしてた戦いをうまくさせてもらえないような戦いを平山選手がしてきたんで、それでずらされちゃったっていうのもあるし、自分の原因としては中途半端になってたなと……まあ具体的な話になると長くなるんですけど、新しい感覚はすごくいい感覚だったんですけど、その新しい感覚が、試合では慣れてない部分が出ちゃったっていうか、本番でまだそれが使えるまでいけてなかったっていうことですかね。

(ファンにメッセージを)今回、いい結果を出せなくてすごく悔しいんですけど、まだまだ強くなってまたベルトを獲りにいくんで、これからも応援よろしくお願いします。

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R


和島 大海 Wajima Hiromi

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 0分59秒
  • ×
x

ラーシーシン・ウィラサクレック Raseasing Weerasakreck

 1R、サウスポーの和島は大きく構えて懐を深くし、右ジャブから左ミドル。ラーシーシンも右ミドル、右ローと返してくる。ラーシーシンはこの右ローから左フック、右ストレートと攻める。和島も左ローで対抗し、ラーシーシンのローに合わせた右アッパーでダウンを奪う。

 2R、ラーシーシンは右の蹴りをミドル・ローとフルスイング。だが、和島はカットして右アッパーから左ローキック。この右アッパーが効いており、ラーシーシンはダウンして立ち上がれず、和島のKO勝利となった。

和島のマイク
「地元の大阪でKOできてよかったと思います。いろんな人のおかげでリングに立てていますが、一番応援してくれてるお父さんが今日誕生日なので拍手してあげてください。ラーシーシン選手めっちゃ強かったですけど、もっと強い選手をいっぱい倒して、木村選手にリベンジしていきたいと思うのでよろしくお願いします。次、後輩の椿原くん、繋いだんでよろしくお願いします」

試合後の和島大海のコメント
「(試合の感想は)タイ人の選手と蹴り合いをするということで、実際にタイ人選手は蹴りが強くてヤバいなと思ったんですけど、なんとか勝ててよかったです。(相手の印象は)タイ人の選手はリズムがずっと一定で。すごくやりにくかったです。蹴りも強くて、1R目はすごいビックリしました。(試合前に『タイ人に蹴り勝つ』をテーマにしていたが?)蹴りでもそこそこいけるかなっていう手応えはあったんですけど、やっぱりタイ人選手の蹴りは重かったですね。(今後につながるいい勝ちかたでは?)そうですね、右手で倒すのがあんまりなかったので。タイ人選手にはアッパーが有効なのかなと思って練習をしてきて、それで倒せたっていうのはよかったと思います。

(試合後、木村選手に目線を送った?)木村選手にウィンクしたかったんで。もっと外国人選手とか強い選手と試合をして、勝っていけたらいつか挑戦できるかなと思うので、どんどん勝ち続けていきたいなと。木村選手を目指したいんですけど、Krushでピケオー選手に負けてるので、ピケオー選手ともやりたいですし。ベルトへの思いも強いんで、どのベルトでもいいので、とにかく獲りたいと思ってます。(今後は)応援していただきありがとうございました。今後また、強い選手と試合をして勝ち続けて、絶対にベルトを獲らないとって思っているので、応援よろしくお願いします」

試合後のラーシーシン・ウィラサクレックのコメント
「(試合の感想は)今はちょっと残念な気持ちだ。1Rにダウンを取られてしまって、自分ではダウンとは思ってなかったが、K-1のルール上、カウントが入ってしまったらそれを取り返さないといけないと思って、それで流れが変わってしまった。(相手の印象は)和島選手の技術というよりも、自分自身が今回初めてのK-1で、やはりうまく戦えなかったというのがあった。和島選手の方がK-1ルールの上では試合巧者だなと感じた。(初めてのK-1ルールで自分の動きができなかった?)自分としてはK-1ルールに合わせられるように練習してきたつもりだったが、思うような動きができなくて、特に和島選手のフットワークがよかったな。あとヒジが使えないことでムエタイと動きが違って、自分としてはうまくやれなかったなという印象があった。ただ、今回の試合運びも自分としては勉強になった。(ファンにメッセージを)日本のファンの皆様、今回は応援していただいたのに、思うような試合ができなくて残念です。K-1ルールで勝てるように自分の技術を改善して、練習でも経験を積んで次の試合に臨みたいと思います」

第8試合/スーパーファイト/-63.5kg契約/3分3R・延長1R


卜部 功也 Urabe Koya

第8試合/スーパーファイト/-63.5kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9

  • ×
x

篠原 悠人 Shinohara Yuto

 約1年2カ月ぶりの再起戦となる功也が篠原と対戦した。1R、功也はサウスポーから右ジャブ、左ミドル。篠原はロープを背にしながら右ストレート、右インローを返す。功也が掛けてくる圧力に対し、篠原は左サイドへ回る。そしてここで篠原が踏み込んで右ストレートをヒット。功也はこれに対し左ミドルから左ボディストレート。さらに功也は左ミドルをボディに放っていく。
 2R、篠原が足への前蹴りを放った直後に功也はワンツーを決め、これで篠原をダウンさせる。功也は続けて左ストレートを当てて篠原を倒すが、これはスリップと判断されノーダウン。功也は左ストレートを顔とボディに打ち分け、左フックで篠原をフラつかせる。しかし打ち気で攻めたところを逆に篠原が右フックを当て、流れを自身に引き戻す。

 3R、功也のローに篠原はワンツーを合わせダウンを奪取。功也はダウンではないとアピールするが受け入れられない。功也は左ストレート、左ミドルと攻めて出る。だが、篠原は迎え撃つ構えで下がらない。功也は鋭い左ミドルを決めて篠原を下がらせていく。そして左ストレートを打ち込み篠原を下向きにさせる。しかしここで篠原も右ストレートをヒット。功也は右横蹴りから左ミドルを当て、篠原はボディが効きガードが下がる。口が開き苦しい篠原。功也はさらにボディフック、ヒザとダウンを迫る。判定は28−26、28−28、27−27で功也に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 延長R、功也は左ミドル主体でジリジリと前に出る。そして左ストレートも伸ばし、右ジャブで篠原に進入を許さない。功也はジャブの刺し合いで優位に立ち左ミドル。篠原も右ストレートを狙って伸ばすが、功也は察知とガードがよく当てさせない。ジャブからの左ミドルを続行する功也。篠原はミドルを効かされ腕が落ちてくる。判定は3者10−9で功也。1年2ヵ月ぶりの復帰戦で、2年3ヵ月ぶりの勝利を上げた。

卜部のマイク
「1年2ヵ月ぶりに帰ってきました。今回で50勝目になります。ここまで支えて頂いたみなさんに本当に感謝しています。2月からジムをオープンしまして、会員さんも応援に来てくれていてありがとうございます。子どももできて、ジムもやっていろいろ背負うものも増えたんですけど、背負うというより力になっていて、みなさんに力をもらってます。あと何戦というより、65㎏でベルトを狙ってるので、3階級制覇を目指します」


試合後の卜部功也のコメント
「(試合の感想は)12カ月ぶりで、そのわりには戦えかなという。自分なりに練習してきたことは出せたと思います。(相手の印象は)うまくていい選手で。セコンドのチームワークもすごいよかったですし。相手の指示が聞こえちゃったんですけど、チーム一丸となって倒しにきてるんだなと。(ひさびさの試合に向けての気持ちは?)けっこう葛藤がありましたね。ファイターとしての気持ちはどうなのかとか。やっぱり前よりも精神的な部分、アドレナリンとか、そういう部分に頼れなくなったというのが正直あって。昔はハイになったんですけど。それに頼れなくなってきて。キャリアも長く積んで、そこからどういうふうにメンタルな部分と戦おうかなっていうことに向かい合ってましたね。いまは冷静に、逆に練習っぽくていいんじゃないかなという感じでやりました。(それで勝てた上での65kgへの宣言?)そうですね。モチベーション勝負というのがあったんで。65でおもいっきりチャレンジしたいな、燃えるなっていうのがあるので。やっぱりファイターは目標の設定が大事だなと思ったんで、次は65でやってやろうかなと。そういう意味でモチベーションは高いです。(戦いたい相手は?)誰でもいいですね。相手選んだことないんで、やれって言われたら誰でもやります。

(ひさびさの試合で成長を感じた部分は?)成長を感じた部分は見せれてないですね、今回は。どれだけ自分の欲を抑えて戦うっていうのが、今回のポイントでした。やっぱり、倒すことって中毒性があるというか、KO勝ちが続くと『倒したい、倒したい』ってなっちゃうんですよね。そういう欲の部分をコントロールできないと。自分なんかとくに、倒しにいくと負けるタイプなんで。そこの部分でコントロールしました。(以前はコントロールしてなかった?)まあ、前回の試合なんかも色気づいてっていうのがあったとか(苦笑)。やっぱり倒しにいくと、僕はよくないですね。自然の流れで、自然を大事にっていうのを意識してました。

(ジムを構えて、ためになったことは?)人に教える立場になって、自分自身が学べてることですね。自分のやらなきゃいけないことを会員さんに伝えたりとか、気づかされることが多いです。今回、追い込み中でもトレーナーをやってたんで、そういう部分が多くて。すごく会員さんとかに助けられました。(相手のセコンドの声が聞こえたということだが、いままでにもあった?)今回、冷静だったからかもしれないですね。あんまりなかったと思うんですけど。(聞こえたことで、作戦を変えた?)しました。飛び込んでくるんだ、みたいな(笑)。たまたま聞こえちゃったんで。『深追いしちゃダメだな』とか『ある程度距離取って、早くしなきゃな』とか。そこらへん、意識しましたね。

(勝負をわけた点は?)経験じゃないですか。相手のやりたいことを潰すとか、そういう部分は場数踏んで読める部分はあるんで。そういう経験は出たと思います。若いときはがむしゃらで熱くなったりしましたけど、ずる賢くなったというか。(今後もコンディションとモチベーションを保てば、まだまだいける?)まだまだいけますね。まあ、今回はひさびさなんで動きはよくなかったですけど(苦笑)。今回は勝つことが大事だったんで、そういう意味ではよかったです。

(ファンへのメッセージ)復帰して無事、勝利することができました。これで50勝目なんですけど、まだまだ勝ち星を増やしていきたいので。まだまだ成長できることを見せたいと思うので、がんばります


試合後の篠原悠人のコメント
「(試合の感想は)けっこうパンチもらっちゃったんで、内容的にはあまり覚えてないですけど、スピードが、今までやった選手より、やっぱありましたね。(相手の印象は)ベテランっていうのもあるんで、試合をコントロールされたというか、支配されちゃったかなという感じはします。

(相手が想定以上だったことは?)卜部選手はもともと強敵やとは思ってたんで、その通りやったんですけど、ジャブを1、2Rにもらっちゃって、けっこう見えづらかったです。(思うようにさせてもらえなかった?)思ったより、プレッシャーもかけてきたなっていう印象ですね

第9試合/スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R


MIO Mio

第9試合/スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      28:30/29:30/28:30

  • ×
x

高梨knuckle美穂 Takanashi knuckle Miho

 K-1初参戦のMIOが元Krush王者・高梨と対戦。K-1女子ミニマム級のスタートとなる一戦だ。1R、攻撃力に自信を持つ高梨は開始から前に出てパンチを伸ばす。MIOは前蹴りを入れて距離を保つ。高梨は右ストレート・左フックを打ち込み、MIOが右ストレートを放っても、高梨はそこへ右ストレートを合わせる。高梨のパンチが鋭く、MIOは容易に接近できない。

 2R、高梨は前蹴りから左フック、右ストレートと繋ぎ、その後も矢継ぎ早に前蹴りを連打してMIOを懐に入れさせない。高梨は距離感を掴み、MIOのパンチは空を切らせる。MIOもカウンターの右ストレートを当てるが、高梨の勢いが強くMIOを下がらせる。下がりながらカウンターを当てるMIOだが高梨はダメージを見せない。

 3R、打ち合いの中で両者パンチをヒットさせるが、高梨が前蹴り・ミドルと攻撃を続け、MIOを押していく。高梨は被弾しても下がらず逆に前進を強め、左右ストレートでMIOを襲う。右ストレートを当てるMIOだが、高梨は直後の打ち返しで手数で上回りMIOを下がらせる。判定は30−28、30−29、30−28の3−0で高梨。キャリアで大きく上回るMIOを降し、デビュー以来の連勝を6に更新した。

高梨のマイク
「こんばんは。今日の試合、絶対KOするって決めていたんですけど、気持ちがそこまで出し切れなくて、KOできそうだったのにできなくて悔しいです。こんな中、応援来てくださった方本当にありがとうございました。格上相手に手応えは感じたので、もっとレベルアップできると思います。会長、先生、本当にありがとうございました。家族と友達とか、こんな中応援に来てくれて本当にありがとうございます」

試合後の高梨knuckle美穂コメント
「(試合の感想は)勝ててホッとはしてるんですけど、詰めが甘くて『倒す』っていうのができなくて、反省してます。(相手の印象は)自分より身長が低い相手は今までやった中で初めてだったので、やりやすかったと言えばやりやすかったです。(相手の技術とか経験で感じた部分は?)自分が思ってたより、そんなに『強いな』っていうのは、あんまり感じられなかったです。でも三日月蹴りを狙われてたりして、女子で三日月蹴ってくる選手って今まであんまりいなかったので、そこ…ぐらいですかね。(勝ったことで、新設のミニマム級で一歩抜け出たわけですが)ぶっちゃけ、日本人の48kgって、他に強い選手いるのかなって思うので、コロナが落ち着いてトーナメントができるようになったら、外国人と戦ってトーナメントをやりたいです。(今後は)今日は本当に応援ありがとうございました。ちょっとしょっぱい試合しちゃったんですけど、次こそは絶対倒して、ミニマム級で倒せる女子は私っていう風に思わせる試合をするんで、これからも応援よろしくお願いします」

試合後のMIOのコメント
「(試合の感想は)K-1でのデビュー戦、すごくたくさんの方に注目していただいて、情けないことをしたなという感想ですね。(相手の印象は)本当に強い選手で、けっこう研究もされてたなと思いました。(敗因は自分?相手?)完全に自分です。調子が悪かったわけでもないですし、万全で挑んだ試合で自分の距離を掴めなかったり、1年半前に比べて……ホントにちょっといろいろ考えなきゃいけないなと、全然進化できてないなと思いました。(研究されてたというのは、距離?)ガンガン突進してくるタイプだと思ってたので、裏を読まれたなと思いました。(相手の試合数が少なく、研究が足りなかった?)うーん……でも本当に、気持ちが強い選手だなと、戦って思いましたし、本当は今日、勢いを止めたかったんですけど、ライバルとしてこれから、いっぱい絡んでいけたらと思います。(今後は)今日は応援ありがとうございました。すごく、すごく情けない試合をしてしまって、今は本当に……(涙声で言葉に詰まる)考えられないですけど、しっかり次は期待に応えられるように頑張ります。」

スペシャルエキシビションマッチ


武尊 Takeru

スペシャルエキシビションマッチ

  • ●
  • エキシビション
  • ×
x

才賀 紀左衛門 Saiga Kizaemon

 11.3K-1福岡大会でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えるスーパー・フェザー級王者・武尊とK-1参戦を表明した才賀がエキシビションで対戦。1R、武尊のミドルに才賀はローキックを返す。サウスポーにも構える才賀は、武尊の攻撃にすぐさまローを返す。才賀、武尊の順に互いに胴回し回転蹴りを放つ。攻防を愉しむかのように両者は時おり笑みを見せる。

 2R、才賀は構えを左右にスイッチして距離を測っていくが、武尊の右ストレートがヒット。才賀は手を下げたガードで武尊を誘っているかの様子を見せ、武尊の右ストレート、左フックをかわしていく。両者左フックの相打ちからまた胴回し回転蹴りを出し合って終了。両者は豪華エキシで大阪のファンを沸かせた。

才賀のマイク
「久しぶりにK-1に帰ってこれて、エキシビションですけど武尊とやらせてもらって自分の実力がどこら辺にあるか分かったので、武尊の顔に泥を塗らないように江川くんの57.5㎏のベルトを獲りに行きたいと思います」

武尊のマイク
「久々のK-1ということで、エキシビションですけど紀左衛門くんが帰ってきてくれて、いろんなリングで戦ってきて最後にK-1を選んでくれて、その気持ちに応えようかなと思って、試合と同じ体重まで絞って今日のリングを迎えました。これから紀左衛門くんが面白い試合をしてくれると思います。11月、初めて福岡でK-1をやります。僕もタイトルマッチをやるので応援よろしくお願いします」

第10試合/スーパーファイト/-58kg契約/3分3R・延長1R・延長1R


江川 優生 Egawa Yuuki

第10試合/スーパーファイト/-58kg契約/3分3R・延長1R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-2
      29:30/30:30/28:30

  • ×
x

椿原 龍矢 Tsubakihara Tatsuya

 フェザー級王者・江川のチャンピオン初陣はスーパーファイトでの椿原戦。1R、椿原はインロー、ミドル、前蹴りを入れ、江川は距離を詰めてパンチを振るっていく。前蹴りと横へのステップを忘れない椿原は江川が打ってきたところで左アッパーを合わせる。その後も椿原はジャブを突き、サイドステップして間合いを保つ。接近してのボディフックを放つ江川だが、椿原はプッシングで江川を押し戻し、跳びヒザ蹴り。椿原の右アッパーと江川の右フックが相打ちとなる。

 2R、椿原は前蹴り、右ミドルと当て、江川が望むインファイトを許さない。ジャブを当てると椿原はすぐに動き 江川に照準を絞らせない。左右前蹴り、ジャブ、そして不意をつく左ハイ、ヒザと椿原は多彩な攻めを見せる。江川は左フックから右ストレートを強振するが椿原は当てさせず空を切る。

 3R、パンチをまとめに来る江川に椿原は右ストレートを合わせる。攻撃がよく見えている椿原は江川の右スイングをダッキングしてかわす。椿原は右ストレート、前蹴りといった距離の長い攻撃を使い、依然として江川を懐に入らせない。そして右ミドル、右ストレート、右フックと椿原が攻撃のヒット数を上げる。精度で上回る椿原が右ストレート、左ハイと放ち、攻勢を印象づけて終える。判定は30−29、30−30、30−28の2−0で椿原。江川の攻撃量を空回りさせ、大番狂わせを果たした。

椿原のマイク
「今日は応援ありがとうございました。大番狂わせ起こすとか言っていたけど、辛くなる時もありました。勝ててよかったです。今日はベルトないけど、もしよかったらベルト挑戦させてください。リングからこの『タイトルマッチをやらせてください』って言うの夢だったんで言えてよかったです。この後タイトルマッチがあるんで、大阪大会最後まで楽しんいってください。月進会3連勝、やったー!」

試合後の椿原龍矢のコメント
「(試合の感想は)さっき終わったばっかなんですけど、本当に何も覚えてないくらい必死で、自分の中で一番いいパフォーマンスができたんだなって思います。(相手の印象は)もちろん、試合前から強いのもわかっとったし、いろんなところが怖い選手ってわかっとったんですけど、いざ前に立ってみて、さらにその怖さや凄みがわかって。『これが王者の風格ってやつやなあ』と思いました。

(一番の作戦は?)ビビってたら話にならないんで、『俺は最強や!』みたいな洗脳じゃないですけど、自分で自分を高めることはよくやってました。(最後までペースを握らせないのは集中力が必要だったのでは?)そうですね。たぶん、集中してたからほかのことをまったく覚えてないんですけど。練習したことしか出てないと思うので、練習がんばってよかったなって思います。

(リング上でタイトルに挑戦表明したが、すぐでもいいくらい?)そうですね。一回リングでああいうこと、調子乗って言ってみたかったから言った部分はあるんですけど(笑)。もちろんやらせてもらえるんやったら、すぐにやりたいと思います。

(ファンにメッセージを)押忍、月心会チーム侍、椿原龍矢です。今回、コロナとかたいへんなことがあったんですけど、大阪K-1で僕が大きい花火を打ち上げたと思うんで、これからもがんばります。応援よろしくお願いします、押忍」

第11試合/【出版オーディション株式会社Presents】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

第11試合/【出版オーディション株式会社Presents】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分19秒
  • ×
x

山崎 秀晃 Yamazaki Hideaki

 2018年のK-1大阪大会で対戦している両者。この時は壮絶な打ち合い・ダウンの奪い合いの末に安保が延長RでKO勝利を収めている。1R、安保はサウスポーを見せるもすぐオーソドックスに戻り、脚へのサイドキックを飛ばす。山崎は踏み込んでの右ストレートを当て、さらに向かって右フックを打ち込み安保から先制ダウンを奪う。再開後、山崎はすぐにパンチで突進。安保も飛びヒザ蹴りを見せるが、山崎が左フックで安保を豪快に後ろへなぎ倒し、そのまま試合終了。山崎が劇的なKO勝利で悲願のベルトを手に入れた。

試合後の山崎秀晃のコメント
「(試合の感想は)結果、こうしてKOで勝って、しっかり大会を締められて、すごくうれしい気持ちです。タイトルマッチでベルトを獲得できたのはうれしい気持ちで、仲間と喜びを分かち合えたて最高の気持ちです。

(相手の印象は)やっぱり、ゲーオを倒して防衛もして、強い選手というのはわかってたんで。僕も試合前、一人ネガティブになることもあったりとか、古傷が傷んだりとかして、孤独で悩んだこともありましたけど、仲間のみんなのおかげでその強いチャンピオンを倒せました。本当に安保選手自体は、選手としてリスペクトしてます。

(今回も早い仕掛けだったが、最初から?)いや、作戦というのはなくて。いままでやってきた経験を、臨機応変に出せれば必ずベストな形が出るだろうと、自分に言い聞かせて信じてやりました。(あの時点でいけると踏んで?)二つめのダウンはいけると踏んでいきました。一つめは組立の中で、いいかたちで当たったんでよかったです。

(今後のチャンピオン像と、戦いたい相手は?)理想のチャンピオンとしては最強のチャンピオンというか。どんな相手でも僕のゴールデンフィストでなぎ倒せるようなチャンピオンになりたいと思います。やりたい相手は僕が負けてきたゲーオ選手と正直やりたいなと思いますけど。ただまだあんまり実感ないです、すみません。

(今回は卜部功也選手も勝利したが、ベテランとしてがんばっていかないとっていう気持ちは?)そうですね。やっぱり功也も圧倒してたと思いますし。年齢とか関係なく、練習量とか気持ちとかでひっくり返せると思うので。そういう意味ではケガも多いですけど、観ているかたにそういう部分も伝えられたんじゃないかと思います。

(試合後、足を引きずっていたが、試合前から痛めてた?)そうですね、古傷が傷んで。でも、試合後に引きずってた意識はなかったんですけど、引きずってましたか? ちょっと試合前に痛めて、一人暗く落ち込んでました。(功也選手が65kgに上げると宣言したが?)あ、そうなんですか? 怖いですね(苦笑)。ずっと一緒にやってきましたけど、彼は天才だと思ってるんで。

(対戦は考えられる?)いやあ、いまんとこは考えられないですけど、やっぱり65でも通用するテクニックがあると思うんで。選手として勉強するところも多いですし。いま初めて聞いたんでちょっと整理つかないです、すみません(笑)。

(安保選手に二年前に負けてから、どのような気持ちですごしてきた?)半分以上はネガティブな気持ちというか、なるべくポジティブに考えようとしてましたけど、やっぱり『このまま終わってしまうんじゃないか』という気持ちが大半で。綺麗事並べると、みなさんが応援してくださって、本当にがんばれて、何て言うんですかね……。前を向けるっていうのはあったんですけど、どこかやっぱり芯の部分でネガテイブなところはあって。つらいというか、しんどい格闘技生活でしたね、その二年間は。

(今回の試合までそれは続いた?)僕はあんまり人にネガティブなことを話すほうじゃないんで、獲ったからこそ、みなさんにこういうことを言えますけど。試合の直前まで、リングに上がる前まで、不安というかネガティブな部分はありました。もしかしたらこれで負けて、最後になるんじゃないかっていう気持ちもありました。

(昨日の計量では『この試合を集大成と考えてる』と発言していたが、最後という気持ちだった?)すみません、もう負けたら最後、これで引退しようと思ってました。(その気持ちに変化はあった?)獲ったからこそ、まだまだ。自信もついちゃったんで、まだまだいくぞという感じです。

(安保選手に『戦ってきた相手が違うから』と言われたことについては?)ポーカーフェイスをして『べつに俺が選んだわけじゃないし』とか『おまえがそう思っていても、俺は俺やから』っていうのはありましたけど、正直イライラっていうのは相当ありましたし。いろんな動画サイトでもナメた口をきかれてたんで余裕かましてるなって思いましたけど。本当に『痛い目、合わせてやろうかな』って、イライラはしてました。

(いままでベルトを獲れず、いま獲れた意味をどう捉えている?)う~ん、そうですね……。まあ、あきらめずにがんばってきたというか。神様がしっかり見てくれてたんじゃないかと思いますし、『もう一歩がんばれよ』っていうことだと思います……。すみません(笑)。

(会見でベルトへの思いを問われたときに言葉に詰まっていたが、いまはホッとしてるように見えるが?)本当にホッとはしてますし、長年K-1でやってきた生きた証、山崎秀晃がK-1チャンピオンに名を連ねたなっていうのは一つあると思うので。まあ、最高な気持ちです。

(試合に向けて練習量を増やしたり、練習を変えたりした?)増やすっていうのとは逆になっちゃうんですけど、一回目にゲーオ選手に負けたときからフィジカルの先生にずっと付いてもらってたんですけど、年度末に急死されて、ずっとフィジカルを自己流でやっていて、その部分では不安があったんですけど。その中で自分に厳しく、時間があったら走ったり、筋トレ増やしたり。KRESTの仲間が『秀さん、走りにいきましょう!』って誘ってくれたりとか、トレーナーが『もういっちょ、行くぞ!』って煽ってくれたりとか。人間ってやっぱりタイトルマッチが決まると、僕が弱いだけかもしれないですけど、『ああ、今日しんどいな、もういいかな』って思ってしまうこともあるんです。でも仲間とかトレーナーの声でもう一歩踏み出すことできて。もう一発、二発パンチを打ち込むことができたんで、KRESTのチームメイトには感謝してます。まあ、練習を増やしたというか、周りが煽ってくれて、最高の仲間に巡り会えたと思ってます。

(ファンにメッセージを)今日はたくさんの応援、ありがとうございました。たくさんのファンや仲間のおかげで、K-1で生きてきた証をしっかり残せて、いままでやってきたことを証明できて、本当によかったです。今後もこのベルトの価値をしっかり上げていきますんで、また注目、ゴールデンフィストをよろしくお願いします。ありがとうございました!」

 

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