Krush
2021.03.08

2R、一気にパンチで距離を詰める勝大。リョウタはそこにヒザ蹴りを合わせる。勝大のパンチをリョウタがヒザ蹴りで迎え撃つという展開が続き、リョウタが右から左ハイキック、左ストレートを当てる。終盤、勝大も左右のボディで後退させる。
3R、足を止めて打ち合う両者。勝大がパンチの回転を上げると、リョウタはヒザ蹴りとインローを織り交ぜて応戦。勝大もリョウタをロープまで後退させるが、リョウタは前蹴りやヒザ蹴りを返す。リョウタが勝大から判定勝利をもぎ取った。
2R、ここも鈴木がサイドキックで距離を取りながら、前に出てくる竹内に左ストレートを狙う。竹内は鈴木をコーナーまで詰めてパンチとヒザ蹴り。鈴木はボディにバックキックを当て、左ストレートを狙う。
3R、竹内が左フックから右ハイキック。これが鈴木の顔面を捉える。バランスを崩した鈴木だったが、何とか踏ん張ってダウンは免れる。左ミドルで距離を取る鈴木。竹内は左フックと右のヒザ蹴りで前に出る。鈴木が左ミドルとバックキックを狙い、パンチで前に出る竹内。最後まで一進一退の攻防が続き、判定はドローに終わった。
2R、ローを蹴り合う展開から、南野が細かいパンチのコンビネーションから右ロー。佐野は左ミドルとヒザ蹴りで前に出る。南野は左ボディと右ストレート。南野は右ローを蹴っていくが、南野は左フック・右ストレートを当てる。
3R、ここもローの蹴り合いから幕開け。佐野が右ストレートと右のヒザ蹴り。南野はヒザをブロックして左右のフック。佐野は右ローを蹴って、左フックと右ストレート、ヒザ蹴りで前に出る。南野もパンチを返すが、佐野も下がらない。佐野が僅差の判定で勝利を収めた。
2R、塙が強烈な右ローと左フック。林が前に出てくると、鋭い右ストレートを突き刺し、ガードの合間に右アッパーや左フックをねじ込む。林も必死にパンチを返すが、塙が左フックを効かせて、左ボディから右ハイキックを当てる。
3R、先にパンチで前に出る林。塙が右ストレートを当てるが、林も右ストレートを当てて左フック。2人のパンチが激しく交錯する。林はガードを固めてヒザ蹴りと右ストレートで反撃。塙もパンチを返し、最後まで打ち合う展開が続く。スリリングな熱戦は塙が勝利した。
2R、菊崎はガードを固めて左ロー。緒方も顔面とボディにパンチを打ち分けるが、菊崎のガードは固い。徹底してパンチをブロックしてローにつなげる菊崎。緒方はパンチを打ち続け、終盤は菊崎もパンチで前に出る。
3R、ローを蹴って前に出る菊崎。緒方もジャブを当てて左ストレートと左フックを返す。下がりながらパンチを打つ緒方を菊崎がパンチで追いかけるという展開で試合終了。判定はドローに終わった。
2R、東本が三日月蹴り、ボディストレートから顔面への右フック。三日月蹴りと左ストレートで下がらせてパンチを連打。ガードを固めて凌いだ岩崎は右ハイキックを狙う。距離が開くと東本は三日月蹴りと左フックでボディ攻め。さらにボディをフェイントにした顔面への左ストレートを当てるが、岩崎もローで東本のバランスを崩す。
3R、岩崎の蹴りに右フックを狙う東本。顔面に左ストレートを当ててボディフック。岩崎はパンチをブロックして奥足ローを返す。東本はミドルをスウェーして右フック、岩崎はブロックを固めて奥足ロー。しかし岩崎の蹴りがローブローとなり、1・2Rにもローブローがあった岩崎には警告が与えられる。再開後、右ミドルを蹴る岩崎に対して、東本は左ストレートから突進。本戦の判定は三者三様(30-29、29-30、30-30)のドローで延長戦へ。
延長R、インローで前に出る岩崎。東本も左ストレートと右フックを返すが、岩崎が圧力をかけて前に出る。さらに岩崎は右ミドルと前蹴りでボディを狙い、前に出続ける。手数で押し切った岩崎が東本を振り切った。
両者は1Rから鋭い蹴り技と多彩なコンビネーションで魅了。2Rも功也が持ち前のテクニックを披露すれば、富平もパンチとローで反撃し、エキシビションが終わると両者に拍手が送られた。エキシビション後、両者は以下のように挨拶。ファンにメッセージを送った。
「急なオファーを受けていただいた功也選手に感謝しています。ありがとうございます。(功也は)強かったです。もっと練習して、功也選手の相手になるような選手になりたいと思っています。9月1日のKrushの名古屋大会、TOKYO×NAGOYAの対抗戦があるんですけど、ぜひ僕をそこに出してください。よろしくお願いします」(富平)
「(急なオファーでしたが)いつでも練習はしていて、こういう時の準備はしています。(タイトルを獲って変わった?)そんなに変わらないですけど、ベルトを獲っても強い選手と戦って攻めて行きたいと思います。前回の試合からキックパンツに日本の国旗を入れたのは、日本のKrushが世界に羽ばたくという意味を込めました。夏に広島と名古屋でKrushがありますが、近くに親戚や友人がいる方は、ぜひ薦めてください。そしてまた東京の大会にも遊びに来てください」(功也)
1R、細かくステップしてジャブからパンチのコンビネーションと右ローにつなげる大滝。中嶋も右ローを返して、左フックのカウンターを狙う。ガードを高く上げる中嶋に対して、大滝は左ボディとヒザ蹴り、さらに顔面前蹴りを突き刺す。そして大滝がジャブから右ボディ、そして顔面への右フック。これで中嶋をぐらつかせる。
2R、右ローで前に出る中嶋。大滝はワンツーから左フック、ボディにもパンチを打ち分ける。中嶋は距離を取りながら右ロー、右フックを当てる。大滝もジャブを当てて右アッパーから左フック、中嶋のローに右ストレートを伸ばす。そして大滝のパンチがクリーンヒット。この一発でダウンを奪う。何とか立ち上がる中嶋だったが、再び大滝が右フックを叩き込み、ダウンを追加。中嶋が立ち上がったところでラウンド終了となった。
3R、ジャブと前蹴りで攻める中嶋。大滝は中嶋のジャブに右アッパーを狙い、中嶋も右フックを返す。しかし大滝が右フックで中嶋をなぎ倒して、レフェリーが試合をストップ。これで3連続KO勝利となった大滝は「どんどんKrushで活躍していきたいんで、強い選手と戦っていきたいです」と更なる飛躍を誓った。
対する将大も元王者・瀧谷との一戦を前に「自分を変えるチャンスだなと思った」と語り「イケるんじゃないかと練習で仕上げてきて(試合で)思っていることもある。明日はそれを試合で見せられたらいいなと思う。試合に勝つのは決めているけど、プラスアルファで盛り上がる熱い試合をしたい。しっかり仕上げてきたので見てください」と瀧谷攻略に自信をのぞかせた。
1R、サウスポーの瀧谷が細かくステップして左ミドル。将大は前蹴りで距離を取る。瀧谷が左ストレートを伸ばすと、将大も右ストレートを返す。左ストレートから飛び込んでハイキックにつなげる瀧谷。将大も鋭い右ストレートを叩き込む。しかし瀧谷が一気に距離を潰して右フックから連打。ここでクリンチする将大にレフェリーが注意を与える。
2R、ジャブと右フックで前に出る瀧谷。将大をロープまで詰めてパンチを打ち込む。クリンチする展開が多くなるが、瀧谷が左ストレートから右フック。将大がパンチを受けてマットに膝をつくがダウンはない。その後もクリンチが多い展開が続き、レフェリーは両者に警告。瀧谷は顔面前蹴りとヒザ蹴りで攻める。
3R、将大の右ストレートから左フック。瀧谷が尻餅をつくと、これをレフェリーがダウンと判断する。再開後、必死に前に出る瀧谷。将大もパンチを返して、すぐに密着して追撃を許さない。瀧谷が将大のバックブローにパンチを合わせ、将大がマットに倒れるが、これもダウンとならず。再開後、将大はパンチを当てて密着。瀧谷は飛びヒザ蹴りと顔面前蹴り、必死にパンチで前に出ていくが、そのまま試合終了。判定は割れたものの、将大の勝利となった。
なお試合後、Krush宮田充プロデューサーは9・1名古屋での瀧谷VS戸邊隆馬を予定通りに行うことを発表。将大については「瀧谷に勝ったという結果を踏まえてチャンスを与えたい」と話している。
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