Krush
2021.01.22

1R、ジャブとインローで距離を取る伊藤。このインローがローブローとなり、一時、試合が中断される。再開後、左右のフックで突進する亀岡。伊藤はブロックを固めてジャブ、前足にローを集める。
2R、伊藤がジャブを当てながらインローと左ミドル。亀岡も右のパンチで突進するが、伊藤は右ローを蹴って、左ミドルにつなげる。そして伊藤が右ローの連打から右ハイキック。この一発で鮮やかにダウンを奪う。再開後、一気にパンチで倒しに行く伊藤だったが、逆にパンチをもらってダウンを喫する。
3R、伊藤はしっかり距離を取りながら右ローと左ミドル。これで亀岡に距離を詰めさせない。完全にペースを掴んだ伊藤は飛びヒザ蹴り、顔面前蹴り、左右のハイキックで猛攻。伊藤が判定3-0で勝利を収めた。
エキジビジョンながら両者は序盤から緊張のある攻防を展開、バチバチと激しくミドルを蹴り合う。中盤以降はさらにヒートアップ。バックキックを突き刺す山崎がパンチとヒザ蹴りでボディを攻め、強烈な右ストレートと左ミドルをヒットさせる。終盤、後藤も左フックを返してパンチで打ち合い、実戦さながらのエキジビションで会場を盛り上げた。エキジビション終了後、両者がファンに挨拶。
「後藤選手の相手が逃げちゃって、後藤選手はこの日のために追いこんで減量もやってきたと思うので、こういう選手が出てこないように願うばかりです。後藤選手はこれで折れずに次に向けて追い込んでもらえたらと思います。今回のエキジビションが決まって、後藤選手の応援団から『(後藤は)一生懸命練習して追い込んできたんでよろしくお願いします』という暖かいメールをたくさんいただいて、後藤選手には愛情溢れる応援団が多いんだなと思いました。みなさんKrushと後藤選手の活躍を見守っていただけたらなと思います」(山崎)
「急遽エキジビションを組んでいただいてありがとうございます。今回怪我が続いて色んな人に助けてもらえて、何とかリングに上がれることになりました。試合で練習したことを出したかったのですが…すいません。もっと強くなってリングに戻ってきます」(後藤)
なお夜大会後、Krush宮田充プロデューサーが、昼大会で起きた計量オーバーと対戦カードの変更についてコメント。ファンに謝罪すると共に出場ジム・選手の管理を徹底していくと話した。
「まず第2試合に出場した亀岡悠太君が4.6kgと大幅に体重をオーバーしていました。亀岡君は最後に追い込んでいるところで体調を悪くして病院に行ってから計量に来ました。本当はあってはいけないことですが、伊藤選手サイドから試合をやりたいという要望があり、62.6kg契約の特別試合という形で試合を行いました。
また第4試合に出場予定だったRENという選手。私たちは選手個人の連絡先を知らず、間に入った人や所属ジムの会長を通じて連絡しているのですが、RENという選手には連絡がつかなくなり、みっともないことが起きてしまいました。今回の体重オーバー、対戦カードの変更はそういったジム・選手を起用したグッドルーザーが良くなかったと思っています。
今後、出場ジムの選定・選手と選定については考えていきたいと思っています。Krushに出たいという選手は多くなっているのですが、現在Krushではプロテストのようなものはやっていません。出たいからと言って誰も彼もKrushに出られるとしてはいけないし、反省しています。二度とこんなことが起きないようにしていきたいと思います」
今大会からスタートする新人王決定トーナメント。-58kg級には4選手が出場、準決勝第1試合でチームドラゴンの翔也とJTクラブジムの林が対戦した。
1R、距離を取りながらミドルとローを蹴る林。翔也はじりじりとプレッシャーをかけて強烈な左ボディ。そこから顔面への左フックにつなげ、林をなぎ倒すようにダウンを奪う。再開後、すぐにパンチで前に出ていく翔也。林も左フックを合わせて翔也をぐらつかせるが、翔也がすぐさま左ボディから反撃。パンチとヒザ蹴りでボディを攻め、左右のフックで林をマットに沈めた。
見事なKO勝利で準決勝を突破した翔也は「決勝でもKOして優勝するので応援・注目よろしくお願いします!」と決勝でのKO勝利を誓った。
1R、距離を取りながらジャブを当てて、右フックにつなげる塙。林もジャブも返して左フックのカウンターを狙いながら前に出る。塙は前蹴りとミドルで距離を作りつつ、パンチの打ち合いになると左フックでダウンを奪う。再開後、塙はパンチとヒザ蹴りで一気に襲いかかる。
2R、塙がジャブと右フック、前蹴りとミドルで距離を取る。林も右のカウンターを合わせて、距離が詰まると左ボディ。じりじりとプレッシャーをかけていく。前に出続ける林は右ストレートから連打をまとめ、終盤は左フックで塙の足を止める。
3R、すぐに前に出る林が右ストレートから連打。塙をロープまで下がらせて連打を打ち込む。耐えた塙も左フックとヒザ蹴りで反撃。林の蹴りに右ストレートを合わせ、そのまま林をロープに詰めてラッシュする。中盤以降、激しい打ち合いが続くが、残り30秒で前に出たのは塙。ワンツー、左フックをヒットさせると、手数を増やしていく。そのまま試合終了となり、塙が無敗対決を制して決勝進出を決めた。
試合後、塙は「楽しんでもらえてすごい良かったです。決勝はKOで倒したいんで決勝も見に来てください」とファンにメッセージを送った。
「Krush-EX 2014 vol.2」(昼大会)のメインイベントで鈴木雄三とTAROが激突。
約3年ぶりのKrush参戦となるTAROは「やっと来たチャンスなんで明日は勝って、僕の名前が有名になるようにインパクトを残したい」と宣言。一方、今年初ファイトとなる鈴木は「僕自身、来週で30歳になるんで、今年は結果を出す年。また(所属する)極真会館も今年50周年です。今年僕が30歳で極真会館も50周年、何かを起こさなきゃいけない年だと思います」とメモリアルイヤーとなる2014年の躍進を誓った。
また鈴木とTAROはメインイベントで戦うことも強く意識。鈴木が「KrushのメインイベントなんでKrushらしい試合をしようと思う」と言えば、TAROも「僕も同じ意見です。これがKrushだという面白い試合をしたい」と呼応して激闘を約束している。
1R、ジャブ・左フックから右ローにつなげるTARO。鈴木はしっかりとガードを上げて左フックの返しを狙う。細かくジャブを当てて左フックや右ストレートを狙うTAROに鈴木がカウンターの左フック。この一発でダウンを奪う。再開後、TAROも右ストレートを当てて反撃に転じるが、鈴木が離れ際の左フックで2度目のダウン。何とか立ち上がったTAROだったが、鈴木が顔面前蹴りをグサリ。鈴木が見事なKO勝利でメインイベントを締めくくった。
試合後、Krush宮田充プロデューサーから勝利者トロフィーを受け取った鈴木は「KOで勝てたんで宮田さん、タイトルマッチお願いします。押忍」と武尊が持つKrush-58kg級のベルトへの挑戦をアピールした。
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