大会情報

  • 日程 2014年07月13日(日)
  • 会場 東京・後楽園ホール

    大会概要

    対戦カード

    第1試合【Krush -55kg Fight/3分3R】


    亀本 勇翔 Kamemoto Yusho

    第1試合【Krush -55kg Fight/3分3R】

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28:30/27:30/28:29
    • ×
    x

    岩尾 力 Iwao Chikara

    新空手東京大会K-2トーナメント軽量級で3度の優勝を誇る亀本が本戦第1試合でプロデビュー。対する岩尾はジュニアキック・ムエタイ8冠王という実績を持つファイターだ。

    1R、サウスポーの亀本が左ミドルとロー。岩尾も右ハイキックを返す。お互いにミドルとローを蹴り合う展開から、岩尾が右ストレートとボディブローをヒットさせる。亀本も左ミドルで前に出るが、岩尾が右の飛びヒザ蹴りでダウンを奪う。

    2R、ガードを上げて前に出る亀本が左ミドルとロー。岩尾は左右に動いてパンチをまとめる。左右のボディブロー、飛びヒザ蹴りをを出す岩尾。亀本も左ミドルと左ローで前進、岩尾は下がりながら右ミドルを蹴る。

    3R、亀本がワンツー、岩尾もボディブローを返す。距離を詰めて前に出る亀本に対し、岩尾はパンチと右ハイキック。前に出る亀本がヒザ蹴りと左ストレート。岩尾も右ミドルとヒザ蹴りを返す。残り30秒、パンチと蹴りで両者が打ち合い、試合終了のゴング。1Rにダウンを奪った岩井が判定勝利した。

    第2試合【Krush -55kg Fight/3分3R】


    指首 祐太 Sashikubi Yuta

    第2試合【Krush -55kg Fight/3分3R】

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28:30/28:30/28:30
    • ×
    x

    隆聖 Ryusei

    鈴木秀明率いるSTRUGGLEの指首がKrushに初参戦。Krushを主戦場に戦う隆聖が迎え撃った。

    1R、サウスポーの指首がプレッシャーをかけて強烈な右フック。隆聖も右ストレートを打ち返す。右フックから左ストレートにつなげる指首。隆聖は飛びヒザ蹴りから右ストレートを打ち込む。互いにローを蹴り、パンチで飛び込むチャンスをうかがう。

    2R、インローを蹴って前に出る指首。左ストレートとボディに打ち分ける。隆聖も距離を取りながら右ストレートを狙い、指首の右フックと隆聖の右ストレートが交錯する。指首が右フックから左ストレート、隆聖も右ストレートから前に出てダウンを奪う、再開後、隆聖が右ストレートを連打、右のヒザ蹴りを突き刺した。

    3R、右フックと左ストレートで前に出る指首。隆聖は距離を取りつつ右のカウンターを合わせる。指首のパンチを空振りさせて左フックをタイミングよく当てる隆聖。前に出る指首にバックブローと右ストレートを当てる。隆聖が指首を判定で撃破した。

    第3試合【Krush -55kg Fight/3分3R・延長1R】


    伊澤 波人 Izawa Namito

    第3試合【Krush -55kg Fight/3分3R・延長1R】

    • ●
    • 判定
      • 2-0
        30:29/29:29/29:28
    • ×
    x

    堀尾 竜司 Horio Ryuji

    中国・英雄伝説世界-57kg級王者になった伊澤と“元キックボクシング5冠王”闘魔に勝利した堀尾が激突。伊澤は空手衣&英雄伝説のベルトを肩にかけて入場した。

    1R、いきなり後ろ回し蹴りを見せた伊澤。ガードを上げてローを蹴る。堀尾はそこに左右のフックとヒザ蹴り、前蹴りで突き放してローを蹴る。伊澤はしっかりブロックを固めて右ローと足へのかかと落とし。堀尾は細かい連打とヒザ蹴りで攻め込む。

    2R、左右の連打とヒザ蹴りで攻める堀尾。伊澤は右ロー、足へのかかと落とし、ヒザ蹴り、顔面への右ストレートを突き刺す。距離を潰して左右のローを蹴る伊澤。堀尾はボディブロー、前蹴り、ヒザ蹴りを返す。伊澤はローだけでなく、距離が詰まると堀尾の右足にパンチを叩きつける。

    3R、堀尾がワンツーで前進。伊澤は右ローを蹴ると、今度は奥足に左ローを連打する。距離が詰まると伊澤はボディにヒザ蹴り、これで堀尾を下がらせる。必死に耐える堀尾に伊澤は徹底したボディ攻め。堀尾も右ハイキックや左フックを返し、伊澤も右フックを連打する。ジャッジ1名がドローとしたものの、判定2-0で伊澤が堀尾を振り切った。

    第4試合【Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦/3分3R】


    闘士 Toshi

    第4試合【Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦/3分3R】

    • ●
    • KO
      • 2R 2分31秒
    • ×
    x

    島野 浩太朗 Shimano Kotaro

    後半戦を迎えたWILDRUSHリーグで首位決戦が実現。勝ち点6で首位を走る闘士と勝ち点5で2位につける島野が対戦した。

    1R、島野が前蹴りと左ミドル、闘士は右ローを返す。島野は蹴りで距離を取りつつ左フック、闘士は鋭いワンツーを突き刺す。お互いに右ストレートと左フックをフルスイング。闘士は左フックと右ロー、島野も右ストレートで飛び込む。

    2R、島野が右ストレートと右フックで突進。闘士はジャブを当てて右ローにつなげる。右ストレートを打ち合う両者。ここで闘士が飛びヒザ蹴りをヒットさせてパンチをまとめる。同じようにパンチ&ヒザ蹴りで前に出る島野。そのままプレッシャーをかけて右ストレートを一閃。これで闘士からダウンを奪う。

    バッタリと前のめりに倒れた闘士は何とか立ち上がるが、レフェリーが試合をストップ。KO勝利で勝ち点3を手にした島野が勝ち点8で首位へ、闘士は勝ち点6のまま2位となった。

    セミファイナル(第5試合)【Krush -70kg Fight/3分3R・延長1R】


    山内 佑太郎 Yamauchi Yutaro

    セミファイナル(第5試合)【Krush -70kg Fight/3分3R・延長1R】

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        29:27/30:27/30:27
    • ×
    x

    K-Jee Keiji

    昨年8月にKrush-70kg級タイトルマッチで王者・城戸康裕に敗れて以来、約1年ぶりの再起戦となる山内。対戦相手のK-Jeeは今回がKrush初参戦ながら7戦6勝1敗という好成績を残し、勝った試合がすべてKO勝利というハードヒッターだ。

    1R、左右のフックで前に出るK-Jee、山内も前蹴りやヒザ蹴り迎え撃つ。K-Jeeの右ストレートでバランスを崩す山内だったが、下がりながらのパンチと右ローで応戦。終盤、ワンツーを叩き込み、強烈な右ローでK-Jeeの足を止める。

    2R、強烈なフックで突進するK-Jee。山内は右ローを蹴って右ストレートを突き刺す。何発も右ストレートと右ローを叩き込む山内。しかしタフなK-Jeeは下がらず前に出て、右ストレート、ヒザ蹴り、右ロー。終盤、山内をロープまで追い込んでいく。

    3R、右ストレートを顔面とボディに打ち分ける山内。K-Jeeも右ヒザ蹴りと右ストレートで前に出る。ここで山内の攻撃がローブローとなり、試合が一時中断される。再開後、K-Jeeが左右のストレートで突進。山内は右ローを蹴って、バックスピンキックをボディにグサリ。これでK-Jeeの動きを止めると、ミドルキックでダウンを奪う。立ち上がったK-Jeeに山内は右ストレートと右ロー。K-Jeeのパワーに苦戦した山内だったが、3Rの会心のダウンで勝利をもぎとった。

    試合後、山内はチームメイトに感謝の言葉を述べ「もうちょっと頑張りたいと思うので、応援してくれるとうれしいです。応援してくれるみんなが大好きです。ありがとうございます!」とファンにメッセージを送った。

    トリプルメインイベント第1試合(第6試合)【Krush女子タイトルマッチ/3分3R・延長1R】


    朱里 Syuri

    トリプルメインイベント第1試合(第6試合)【Krush女子タイトルマッチ/3分3R・延長1R】

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        29:28/30:29/30:29
    • ×
    x

    谷山 佳菜子 Taniyama Kanako

    朱里は3・16「Krush-EX 2014 vol.1」で初代女子王者に輝き、その後はプロレスのリングでも大活躍。約4カ月ぶりのKrush参戦で初防衛戦を迎えた。

    挑戦者に選ばれたのは正道会館の谷山。谷山は2009・2010年の極真会館世界女子空手道選手権大会・軽量級で二連覇を飾り、2010年12月にプロデビュー。3年間で2つの国内チャンピオンベルトを獲得した、国内女子きっての実力者だ。

    前日会見で両者は「Krushチャンピオンとしてしっかり倒したいと思います」(朱里)、「朱里選手はすごく強い選手だと思います。でもそういった選手に勝てるように頑張りたい」(谷山)とコメント。

    王者・朱里のリクエストにより、今回から女子のタイトルマッチも男子と同じ3分3R延長1R制に変更。さらにトリプルメインイベントの第1試合を任された。両者にとっては最高の舞台が用意されたことになるが「男子よりも激しい試合をしたい」(朱里)、「女子でも激しい試合をしたい」(谷山)と、王者・挑戦者ともに男子を超える試合をすると闘志を燃やした。

    1R、蹴り技が得意な谷山はリングの中をグルグルと回り、前蹴りと左右のミドル。朱里は距離を詰めてパンチの勝負に持ち込もうとするが、谷山の蹴りとパンチのカウンターにペースを掴めない。それでも前に出続ける朱里は終盤、右フックをヒットさせる。

    2R、ここも谷山がジャブ&前蹴りで距離を取り、朱里がそれを追いかける展開が続く。1Rよりも距離が詰まり、朱里が右フックをヒットさせて、谷山の動きを止める。しかし谷山も朱里の顔面とボディに前蹴りを散らして、左右のストレートで迎え撃つ。

    3R、谷山の前蹴りやミドルをもらっても下がらない朱里。ボディへのヒザ蹴り、右ストレート、離れ際の左フックで攻め込む。さらに朱里はバックブロー、右ストレート、飛び込みながらの左フックをヒットさせて、攻勢を印象付ける。このまま試合終了となり、3分3R前に出続けた朱里が谷山を撃破し、初防衛に成功した。

    試合後、朱里は「タイトルを防衛することが出来ましたが、倒すことは出来ませんでした。でも私はどんどん強くなっています。これからもKrushで男子よりも刺激的な試合をできるよう頑張ります」と挨拶。そして「K-1に出たい!よろしくお願いします!」と熱望するK-1参戦をアピールした。

    トリプルメインイベント第2試合(第7試合)【ISKA世界バンタム級タイトルマッチ/3分5R】


    寺戸 伸近 Terado Nobuchika

    トリプルメインイベント第2試合(第7試合)【ISKA世界バンタム級タイトルマッチ/3分5R】

    • ●
    • KO
      • 1R 1分3秒
    • ×
    x

    ヴェダット・ウルック Vedat Uruc

    2011年8月にキエラン・マカスキルを下して、ISKA世界バンタム級王者となった寺戸。ここまでアンディ・ハウソン、アレクサンダー・プリリップらをKrush史に残り大激闘の末に撃破して2度の防衛に成功、今大会で3度目の防衛戦を迎えることとなった。

    対戦相手のウルックは2012年に寺戸とも対戦したプリリップに判定勝利し、若干20歳でISKA世界フェザー級王座(オリエンタルルール)を獲得。昨年はブラジル・サンパウロで行われたWAKO-PROアマチュアの-57kgワンデートーナメントで優勝、飛び込みざまのパンチや変則のキックなど、トリッキーな攻撃を得意とするファイターだ。

    前日会見で寺戸は「明日は3分5Rだけどガンガン行って1Rから倒しにいく」と序盤からエンジン全開で行くと予告。「メインがKrushのタイトルマッチで、その下にISKAのタイトルマッチが組まれて正直不満はあります。自分にはそれ以上の試合をする自信はあるし、ISKAの世界タイトルをなめんじゃねえぞという気持ちです」とISKA世界王者としてのプライドを言葉にしている。

    一方、ウルックは「日本のファンは激しい試合が好きという印象があるので、みなさんが喜んでくれる試合をしたい。ISKAのベルトをトルコに持ち帰る」とタイトル戦にかける想いを語っている。

    1R、パンチとローのフェイントを見せながら前に出ていく寺戸。ウルックもバックキックやローを返すが、寺戸はプレッシャーをかけ続ける。そしてウルックにロープを背負わせると強烈な右フックを叩き込む。ウルックは大の字にマットに倒れてピクリとも動かず。寺戸がその強打を発揮し、ISKA世界王者として3度目の防衛に成功した。

    試合後、寺戸は「今日は完璧でしょ? しっかり倒すことが出来て良かったと思います」と笑顔。「このあとBooch Beatの寺崎直樹がベルトに挑戦するんで応援よろしくお願いします」とトリプルメインイベント第3試合に登場する同門の寺崎直樹にエールを送った。

    トリプルメインイベント第3試合(第8試合)【Krush -65kg級タイトルマッチ/3分3R・延長1R】


    HIROYA Hiroya

    トリプルメインイベント第3試合(第8試合)【Krush -65kg級タイトルマッチ/3分3R・延長1R】

    • ●
    • KO
      • 1R 1分29秒
    • ×
    x

    寺崎 直樹 Terasaki Naoki

    3・8「Krush.39」で初代-65kg級王者となったHIROYA。初防衛戦の相手は寺崎直樹だ。

    現在6連勝&4連続KO中と絶好調のHIROYAは「寺崎選手が挑戦者ですが、試合が決まった時から今まで、正直、相手にならないと思っています。寺崎選手は強くて、粘り強い選手だと思うけど、今の自分はこれで倒すというのではなく、戦っていてこれだという技で倒す自信がある。なので相手にならないと思う」と寺崎を実力不足と一刀両断。

    「みんなは打ち合いで倒し合いを望むと思いますが、圧倒して勝つのが目標。お客さんは楽しく思わないかもしれないけど圧倒して勝ちたい」と圧勝での王座防衛を宣言している。

    一方の寺崎はHIROYA戦を前にかつて壮絶な殴り合いを繰り広げた初代Krush-63kg級王者・梶原龍児との合同練習を志願し、梶原から“漢気”を注入された。

    また前日会見ではHIROYAのコメントに対して「男である以上、喧嘩を売られたら勝たなきゃいけない。明日は白黒はっきりつける」「僕は打ち合います。そこにしか勝機がないと思っているんで。あきらめないで前に前に出て倒す気でいきます」と真っ向勝負の構え。「息子とチャンピオンになるからと約束してきたので、その約束を果たすためにチャンピオンになります」と息子のためにもベルトを獲ると誓った。

    1R開始直後、寺崎が右フックを強振。これでHIROYAをぐらつかせると、HIROYAをコーナーに詰めて一気にパンチを連打する。何とかパンチとヒザ蹴りを返すHIROYAだったが、寺崎が右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。立ち上がったHIROYAに寺崎は猛攻。再び右ストレートからの連打でダウンを奪うと、レフェリーが試合をストップ。寺崎が下馬評を覆すKO勝利でKrushのベルトを腰に巻いた。

    試合後、「正直ビビっていて、今日チャンピオンになれなかったら、辞めようと思っていました。でもたくさんの人に応援されてチャンピオンにならないと辞められないと思いました」と語った寺崎。WILDRUSHリーグで戦った仲間たちに「あの時、倒してくれてありがとう。あれがなかったら自分はここまで来れなかった」とメッセージを送ると、Krush-65kg級で戦っているNOMAN、塚越仁志、TaCaに対して「みんなでベルトをかけて戦えたらいいなと思います。だから挑戦してきてもいいよ」と笑ってみせる。

    さらに寺崎は息子の陸君をリングに上げてベルトと一緒にツーショット写真に収まると「自分はここをゴールにしていません。(ゴールは)さらに上だと思っているので、また自分が試合をする時は見にきていただけたらなと思います」と王者として高みを目指すとファンに誓った。