match result

試合結果

メインイベント(第9試合)【Krush -58kg級タイトルマッチ/3分3R・延長1R】

    所属ジム
    team VASILEUS
    戦歴
    44戦 41勝(25KO) 3敗 0分
    17戦 10勝(4KO) 6敗 1分
    生年月日
    1991.7.29
    1984.4.10
    身長・体重
    168cm ・ 60.0kg
    168cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    鳥取県米子市
    埼玉県朝霞市
    SNS

review

試合レビュー

3・8「Krush.39」で神戸翔太の挑戦を退けて、初防衛に成功した初代王者・武尊。2度目の初防衛戦の相手は、初代王座決定トーナメント準決勝で対戦した極真会館の鈴木だ。

この時の対戦では鈴木が武尊に判定負け。挑戦者決定トーナメントでも初戦敗退(VS大滝裕太)に終わったが、12・14「Krush.35」では伊澤波人に勝利。続く4・6「Krush-EX 2014 vol.3」では西日本統一フェザー級王者TAROを3ノックダウンで下し、タイトル挑戦をアピールしていた。

キャリア初のタイトル挑戦を前に鈴木は「走り込み、ジムワーク、フィジカルトレーニング。すべてキツいのが当たり前です。そして僕は普段の練習以外の私生活の送り方、そういう意識もすべてタイトルマッチに向けて高めてきた。死力達成、死ぬ気でベルトを取る」と決意の挨拶。

迎え撃つ武尊も「毎日限界ギリギリのところまでやってきた。このベルトは僕が人生をかけて獲ったベルトなんで、今回も人生をかけてこのベルトを守りたい」と王座死守を固く誓った。

1R、じりじりと前に出ていく武尊が左ミドルを蹴る。鈴木も左ボディと右ストレートを返す。しっかりと距離を取って左ミドルを蹴る武尊。右ストレートを打つと、鈴木も同じように右ストレートを打ち返す。距離が離れると武尊が左ミドル。鈴木は右ストレートから左フック。一気にパンチで前に出えていく。しかし武尊はしっかりブロックを固めて右ストレートから左フック。これで鈴木の顔面を打ち抜いて先制のダウンを奪う。再開後、武尊は一気に左右の連打。鈴木も踏ん張ってパンチを打ち返す。

2R、笑みを浮かべながら前に出る武尊。鈴木は右ローと後ろ回し蹴りを見せる。武尊が「来い!来い!」と手招きすると、鈴木は前蹴りと左フック、右ローを蹴る。武尊も強烈な左ミドルを蹴って右ストレートから連打。鈴木の顔面前蹴りを受けても右フックを叩きつけて、左ミドルをボディに集める。そしてパンチとヒザ蹴りで猛攻を仕掛けた武尊が打ち下ろしの右ストレートから左フックを叩き込んでダウンを奪う。

3R、左ミドルを蹴り合う両者。逆転を狙う鈴木だったが、前に出るのは武尊。左ミドルからパンチをまとめる。鈴木も打ち合い、右ストレートで応戦。しかし武尊が右フックと左ハイを当て、ヒザ蹴りでボディを攻める。どんどん手数を増やす武尊は顔面前蹴りと左フック、右アッパーと左フック。鈴木も必死の形相で左右のフックを打って前に出るが、武尊が右フックとヒザ蹴り。最後は嵐のような連打で鈴木を攻め続けた。

判定は1・2Rに一度ずつダウンを奪った武尊が完勝。持ち前の闘争本能を存分に発揮した武尊が2度目の防衛に成功した。

試合後、武尊は「僕はチャンピオンなんですけど、ベルトを獲るつもりで練習して、ベルトを獲るつもりで戦いました」と挨拶。試合前に鈴木が「相手を睨んだり、対戦相手を挑発するようなことはしたくない」と言っていたことに触れ「僕は相手をリスペクトしていて、楽しくなって(睨み合いや挑発を)やってしまいます。決して悪い意味ではないんですけど、子供のみなさんはマネしないでください」とメッセージ。さらに「鈴木選手の応援団のみなさん、僕にも拍手していただいてありがとうございます」と鈴木の応援団にも感謝の言葉を述べた。

そして武尊は頭のサイドに刈り込んだ「K」の文字にはKrush、KO、K-1の意味があると明かし、最後は「僕はKrush・K-1で上がっていくんで応援よろしくお願いします!」と高らかに宣言した。

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2014年8月9日(土)Krush.44
日程
2014年08月09日(土)
会場
東京・後楽園ホール
選手
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