プレリミナリーファイト第2試合は川越亮彦vs来希のKrushライト級ワンマッチだ。川越はここ最近はK-1 GROUPのリングで3連敗中。連敗脱出を懸けた一戦となる。対する来希は昨年の12.14K-1代々木大会でデビューしたばかりの23歳。デビュー戦は瑠唯相手に引き分けに終わったが、今大会でプロ初勝利を目指す。
1R、まずは川越が右のローキックを繰り出して先制。来希もローキックを繰り出し、前に出て川越をロープ際に追い詰めていく。これを川越も押し返して、左のボディブロー、右のローキック。プレッシャーをかけながらパンチのワンツー。さらに右のヒザ蹴りも繰り出す。来希も右のボディブロー、右のミドルキック。来希は右のボディブローから攻め込もとするが、川越も距離を潰して接近した状態からパンチを打ち込んでいく。
2R、プレッシャーをかけて前に出ていく川越。来希をコーナーに追い込んでいく。これに対してなんとか距離を取ろうとする来希。そうはさせじと川越は前に出てコーナーに追い込みパンチを連打していく。これに対して来希もパンチで応戦。接近した状態でのパンチの打ち合いだ。川越の左の目尻から出血が見られる。それでも川越は前に出て距離を潰す。川越は近い距離から左のフックだ。
3R、やはり前に出ていく川越。これに対して来希はアグレッシブにパンチを連打。逆に川越を押し返していく。パンチ、右のヒザ蹴りを繰り出しながら前に出た来希は、川越をコーナーに押し込みパンチの連打。川越も距離を潰して防御。それに対して来希は左のヒザ蹴り、右のボディブローだ。川越も来希も疲れが見えている中、両者攻め手を緩めない。最後は来希が川越をロープに押し込んだところで試合終了となった。判定は30-29、30-29、30-29の3-0で来希がプロ初勝利を飾った。