第2試合は菊地海斗vs柿崎瑠のKrushバンタム級ワンマッチだ。菊地はプロ4戦のキャリアを持つ18歳。デビュー以来3連勝を飾っていたが、本戦初登場となった前回の1.26「Krush.170」で吉川仁清にKO負けし、プロ初黒星を喫した。今回が再起戦となる。対する柿崎はKNOCK OUTからKrush初参戦。19歳ながら11戦10勝(5KO)1敗という戦績を残している。18歳の菊地と19歳の柿崎、新鋭同士のフレッシュな一戦だ。
1R、まずは柿崎がカーフキックを打ちながら前に出ていく。さらに柿崎は前蹴り。プレッシャーをかけていく。菊地もミドルキックで応戦。さらに左、右とパンチを放っていく。柿崎は前蹴りを放ちながら前に出ようとするが、菊地はパンチで応戦。菊地は右のローキックから左のパンチ。さらに右のカーフキックから左のフックだ。
2R、菊地は左のボディブロー。柿崎も前に出て左右のパンチを放っていく。それに対して菊地は右のカーフキックだ。そして柿崎の周囲を回りながらコーナーを背にしてパンチで反撃。さらに左のジャブ、右のジャブを当て、カウンター気味に左右のフックを放っていく。続けて左、右のフックを放っていく菊地。さらに左のフックが柿崎の顔面を捉える。
3R、ジリジリと前に出る柿崎。それに対して菊地は左右のワンツー。だが、柿崎もコーナーに追い込みながらパンチを連打だ。しかし、菊地も回り込みながらパンチ。接近した状態で両者パンチの打ち合いだ。ここでバッティングがあり、一時試合中断。柿崎の左まぶたから出血が見られる。止血が終わると試合再開。柿崎はパンチを連打していく。これをガードした菊地に対して、柿崎は構わずパンチを振るいながら前に出る。菊地も下がりながらパンチで応戦。逆に右のフックを柿崎の顔面に炸裂させる。ならばと柿崎は前に出てロープに追い込んでいくが、菊地はカウンターでパンチを当てる。ここでゴングが鳴って試合終了。判定は30-29、29-29、29-29の1-0で延長Rへ突入となった。
延長R、やはり前に出る柿崎。これを菊地は下がって距離を取る。菊地は右のカーフキック。菊地のパンチが柿崎の顔面を捉える。さらに左のフックが炸裂。柿崎も倒れずにそれでも前に出る。これをカウンターで迎え撃つ菊地。柿崎は回し蹴り。菊地もパンチで応戦するが、柿崎もパンチを振るいながら前に出る。試合は判定に持ち込まれ、10-9、9-10、10-9の2-0で菊地が勝利を飾った。