第7試合はKrushスーパー・バンタム級ワンマッチ。鬼山桃太朗と齊藤龍之介が拳を交える。
鬼山は第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝まで勝ち上がり、決勝で璃明武に敗北。次戦で玖村将史に敗れ連敗を喫した後は3連勝と復調するも、前戦の昨年12月に池田幸司に判定負けを喫した。対する齊藤は直近は2連勝中。スーパー・バンタム級への転向初戦となった前戦は内田晶に勝利した。
なお、鬼山が規程体重を1.5kgオーバーで計量をクリアできなかったため、第1ラウンドに減点2、鬼山が10オンスのグローブを着用するペナルティが課されている。
1R、直線的に距離を詰める鬼山に、齊藤は左ボディ、右ロー。鬼山の入り際に右テンカオを合わせ、左前蹴りで突き放し距離を保つ。前進する鬼山に齊藤は下がりながら右ミドル、右ストレート。鬼山は被弾しながら前進し圧力を強める。
2R、前進する鬼山に齊藤は右ストレート、右ヒザ。至近距離では右ショートアッパーで鬼山のアゴを捉える。齊藤は右前蹴り、右テンカオで鬼山を押し返すが、鬼山は下がらない。鬼山が離れ際の左フックで齊藤からダウンを奪取。再開後、下がりながら左右ストレートを放つ齊藤に鬼山が右フックをカウンターでヒットし、齊藤が2度目のダウン。ダメージ大と見たレフェリーが試合を止め、鬼山がKO勝利を収めた。