第15試合/スーパーファイト/K-1バンタム級/3分3R・延長1R

match result

試合結果

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黒田斗真 / Kuroda Toma

判定3-0
30:29/30:29/30:29

ラマダン・オンダッシュ / Ramadan Ondash

所属ジム: K-1ジム心斎橋チームレパード; TEAM SHARKS

戦歴: 17戦 13勝(4KO) 3敗 1分; 6戦 4勝(3KO) 2敗 0分

生年月日: 2000.12.31; 2006.10.26

身長・体重: 165cm ・ 53.0kg; 169cm ・ 53.0kg

ファイトスタイル: サウスポー; オーソドックス

出身地: 大阪府八尾市; レバノン・ベイルート

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試合レビュー

　黒田は2021年5月のバンタム級日本最強決定トーナメント、そして昨年12月の初代バンタム級王座決定トーナメントを勝ち抜き、王座戴冠したこの階級の絶対的存在。今回はアマチュアで100戦以上の成績を残し、SNS上で“天才ムエタイ少年”や“怪物”と紹介されるラマダンに対し、その強さを証明する戦いに臨む。

　1R、オーソドックスのラマダンに黒田はサウスポーで向かう。黒田の踏み込みにラマダンは左フックを狙う。黒田の左ハイキックをスウェーしてかわすラマダン。黒田はワンツーでの左ストレートを当てるが、ラマダンはその後で組みついて黒田を倒す。黒田の蹴りがローブローとなるが、短いインターバルで再開する。

　2R、ラマダンは右ストレート、黒田は左ストレートで打ち合うもどちらも当たらない。黒田の蹴りが再びローブローとなってしまい、また短いインターバルが取られる。黒田がステップインしての左ストレートを当てるが、ラマダンもそこに左フックのカウンターを狙う。ラマダンの右ストレートをかわして黒田はすぐに左ストレートをリターン。黒田は左ミドルもラマダンをとらえ、浅くではあるが左ストレートを当て始める。

　3R、黒田は2R同様に左インロー、ボディストレート、ストレートと攻撃を当てていく。ラマダンも反撃していくが、黒田が精度で上回る。ラマダンの入り際に黒田は左ストレートのカウンターをヒット。さにボディストレート、左ミドルとラマダンへのヒットを重ねる。判定は30-29、30-29、30-29の3-0で黒田。若き天才を降してみせた。

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