第3試合/K-1 WORLD GP 初代バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

match result

試合結果

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黒田斗真 / Kuroda Toma

延長判定3-0
10:9/10:9/10:9

ヨーシラー・チョー.ハーパヤック / Yossila Chor.Hapayak

所属ジム: K-1ジム心斎橋チームレパード; Chor.Hapayak GYM

戦歴: 17戦 13勝(4KO) 3敗 1分; 68戦 52勝(13KO) 12敗 4分

生年月日: 2000.12.31; 2001.4.1

身長・体重: 165cm ・ 53.0kg; 169cm ・ 53.0kg

ファイトスタイル: サウスポー; サウスポー

出身地: 大阪府八尾市; タイ・ナコーンラーチャシーマー

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試合レビュー

　黒田はサウスポーからの左ストレート、ヒザを武器に昨年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」で2KOを含む3勝で優勝。12月にも壬生狼一輝との再戦を判定で退け強さを見せた。

　ヨーシラー“ムエタイ・コンプリート”と呼ばれるオムノーイスタジアム・バンタム級王者。層の厚いムエタイ軽量級において3年無敗・16連勝と圧倒的実力を持つ。

　試合が始まるとヨーシラーはオーソドックスに構え右ミドル、右ロー。ヨーシラーの右ミドルに黒田はすぐ左ストレート、右フックと打ち返す。右ミドルで黒田をけん制するヨーシラー。だが黒田も左ストレートを入れ、左ミドルをリターンする。ヨーシラーのミドルに左ストレートをカウンターしていく黒田。

　2R、ヨーシラーは前に出て右ミドル。黒田の左ストレートにヨーシラーは右ストレーを合わせていく。圧力を弱めないヨーシラーはフルスイングの右ミドルで黒田の左腕を殺していく。しかしこの右ミドルの直後に黒田は左ストレートを伸ばしてヒット。黒田はそこから逆に間合いを詰めてボディフック、アッパーと放つ。

　3Rもヨーシラーは変わらず右ミドルだが、黒田はこの蹴りにローを合わせ、飛びヒザと抗戦。ヨーシラーは圧力を弱めず黒田のスタミナを削る。左ストレートを振るっていく黒田だが、ヨーシラーにクリーンヒットできない。要所要所で右ミドルを当てるヨーシラー。

　判定は30-29（ヨーシラー）、30-29（黒田）、30-30でドロー。延長戦に突入となる。

　EXR、黒田は左ストレートを当ててラウンドに入り、ヨーシラーの右ミドルに空を切らせる。右ミドルを腕で受けても黒田は左ストレート、左アッパーと返す。左インローでもとらえる黒田。ヨーシラーの右ミドルを空転させ左ストレートを黒田はヒットする。

　判定は3者10-9で黒田。難敵を降し勝ち上がった。