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試合結果

第6試合/K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

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試合レビュー

MIOは他団体で王者に就くなど活躍した後、2020年からK-1に参戦を開始。山田真子、菅原美優に勝利したが、菅原のKrush王座に挑んだ再戦で敗れ、今大会での決着戦実現、リベンジを目指す。パヤーフォンは19歳ながら79戦のキャリアを誇り、ムエタイ世界王座(WPMF世界女子ピン級王座)も獲得。K-1ルールでも当時高梨knuckle美穂が保持したKrush女子アトム級王座に挑んで接戦を繰り広げるなどK-1ルールへの適性を持つ。

1R、パヤーフォンはサウスポーから右ミドル、左ミドルと先制。MIOは蹴りをカットし、パンチを連打して攻める。パヤーフォンの蹴りの後にパンチを飛ばすMIOだが、パヤーフォンはギリギリのところで見切って当てさせない。

2Rもパヤーフォンは左ミドル主体で攻める。パヤーフォンは遠い距離から左ミドルを蹴りつけ、直後に右ストレートを繋げる。ボディへのヒザも放つパヤーフォン。パヤーフォンの懐に入れなくなってくるMIO。打点の高い前蹴り、伸びのあるストレートで襲うパヤーフォン。

3R、MIOは前に出て右ストレート、左フックと攻めるが、パヤーフォンはミドルを当て、前蹴りでMIOを転倒させる。前蹴りとミドルを決め、パヤーフォンはMIOをストップ。MIOのパンチにパヤーフォンはミドルをカウンターして存分に威力を発揮させない。MIOが右ストレートを当てるが、パヤーフォンも右ストレートを返す。判定は30-29、30-29、30-29の3-0でパヤーフォン。鋭い蹴りで決勝進出を決めた。

【試合後のMIOのコメント】
「(試合の感想は?)そうですね、すごくあっけなく終わってしまったなっていう気持ちがいま、一番感じています。(対戦相手の印象は?)想像どおりというか、すごくムエタイの強さを実感しましたね。(相手のミドルは強かった?)そうですね。2R目にちょっと、けっこう食らっちゃって。動きが止まっちゃったなのが、判定に響いちゃったのかなっていうのは思ってます。(蹴りの重さが想像以上?)う~ん、そうですね。ムエタイならではの前から刺さってくる感じというか。女子のファイターでなかなか、そんな重い蹴りを蹴る人はいないんじゃないかなっていうくらいの重みを感じましたね。

(作戦などが向こうの蹴りで狭まった?)う~ん、そうですねえ。まあでも、なんだろうな、悔しいですね……。もちろん、相手のほうが上だったんですけど、なんかちょっと、まだできたんじゃないかっていうのはあります。もっともっと自分に期待してた部分もあったので、ちょっと悔しいですね。この試合で感じたものを、これからにつなげたいと思っていたので、ちょっとゆっくり考えて。(前に出れなかったのは?)2R目にもらったミドルが、すごく効いちゃって。初めてですね。(事前にいままでやったタイ人選手との違いとしてパワーを上げていたが?)パワーも違ったし、勢いがすごかったですね。

(階級変更は考えている?)いや、まあ、考えてないです。(ファンの方にメッセージを)今日はたくさんの応援、本当にありがとうございました。格闘技人生で自分にとって大事な大一番だったので、あっけなく終わったことが悔いですけど、すごく楽しい時間でした。ありがとうございました」

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動画

試合情報

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大会名
2022年6月25日(土)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~
日程
2022年06月25日(土)
会場
国立代々木競技場 第二体育館
選手
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